JP4238517B2 - 液滴噴射装置 - Google Patents

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェットプリンタのインクジェットヘッド等の液滴噴射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プリントヘッドに圧電式の液滴噴射装置を利用したものが従来から提案されている。これは、圧電アクチュエータの寸法変位によって液室の容積を変化させることにより、その容積減少時に液室内の液体(インク)をノズルから噴射し、容積増大時に液室内にインクを導入するようにしたものである。そして、このような液滴噴射装置を多数互いに近接して配設し、所定の位置の液滴噴射装置からインクを噴射させることにより、所望の文字や画像を形成するのである。
【0003】
従来の圧電式の液滴噴射装置を利用したインクジェットプリントヘッドとして、例えば図18に示すようなものがある。図18は、従来の圧電式インクジェットヘッドの拡大断面図である。この圧電式インクジェットヘッドは、外部に開口するノズル15と、インクをノズル15に供給するための圧力室16と、図示しないインク供給源からインクをインク供給孔18,16b、絞り部16dを介して複数の圧力室16に分配する共通インク室12aと、インクを噴射させるための圧力を圧力室16に与える圧力発生部28dを備える圧電アクチュエータ20とを備えた構成となっていた。
【0004】
圧力発生部28dは、圧電アクチュエータ20において、駆動電極24とコモン電極25とが圧電アクチュエータ20の圧電シート22を挟んでいる部分である。駆動電極24とコモン電極25との間に、あらかじめ分極処理を施した方向と一致する電界を印加すると、圧力発生部28dは圧電アクチュエータ20の厚み方向に伸長変位する。この変位により、圧力室16の容積が減少し、圧力室16内のインクが押し出されて、圧力室16に連通するノズル15からインク液滴が噴射される。
【0005】
そして、より効率よく、即ち低い電圧で、必要な噴射速度、体積を有するインク液滴を噴射させるために、圧力発生部28dは、圧力室16のほぼ全体にわたって配置されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の圧電式インクジェットプリントヘッドでは、圧力発生部が圧力室のほぼ全体にわたって配置されたために、圧力発生部の面積に比例する静電容量が増加し、駆動するための電源系のコストが増加する問題があった。
【0007】
また、上記のような圧電式インクジェットプリントヘッドでは、駆動電圧を印加したときに圧力室の容積を小さくし、インク液滴を噴射するという、いわゆる押し打ちには適しているが、この方法によると、インクの供給が間に合わず、あまり駆動周波数があげられないという問題がある。また、この方法では、インク液滴の体積もあまり大きくはできないという問題がある。
【0008】
そのため、駆動周波数を上げたり、液滴の体積を増大するための方法として、先ず圧力室の容積を大きくして、その後圧力室内の圧力が負から正になるタイミングで圧力室の容積を元に戻すという、いわゆる引き打ちをしようとする場合には、常時電圧を印加して圧力室の容積を常に小さくしておき、印字時にのみ電圧印加を遮断するという方法を用いる必要があり、エネルギー効率が非常に悪かった。
【0009】
このときインク室の容積を増大するために、逆の電界をかけることも考えられるが、その場合、分極反転が起こらないような低電界しか印加できず、十分なインク液滴を噴射することはできない。
【0010】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、圧力発生部の配置面積を小さくして静電容量を抑えるとともに、駆動時にのみ電圧を印加して引き打ちができる液滴噴射装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の液滴噴射装置は、外部に開口するノズルと、前記ノズルに対して液体を供給するための圧力室と、前記ノズルから液体を噴射させるための圧力を前記圧力室に与える圧力発生部と、前記圧力発生部を有するアクチュエータユニットとを備えた液滴噴射装置において、前記圧力室は、前記アクチュエータユニットと、当該アクチュエータユニットと対向する位置に配置された壁面とで挟まれた空間であり、当該アクチュエータユニット及び当該壁面と平行方向を長手方向とする空間にて形成されており、前記圧力室の長手方向一端が前記ノズルに連通し、前記圧力室の長手方向他端が、液体が流れる方向と直交する方向の断面が当該圧力室よりも小さい絞り部を介して、インク供給源に連通するインク供給孔と連通しており、前記壁面は、前記圧力室の容積を可変する方向に変位可能であって、前記圧力発生部の変位が、前記絞り部の壁部分により構成された接続部を介して前記壁面に伝達可能となるように当該接続部と接続し前記圧力発生部は、前記接続部に対応する位置にのみ設けられ、前記圧力発生部の変位による圧力発生部の変位容積量よりも、前記壁面の変位容積量が大きいことを特徴とする。
【0012】
この構成の液滴噴射装置では、圧力発生部の変位を接続部を介してそれと対向する圧力室の壁面に伝達するため、圧力発生部の変位容積量が小さくても圧力室の大きな容積変化を得ることが可能になる。従って、圧力発生部が駆動時に圧力室の容積を減少するように動くものであっても、圧力室全体としては容積を拡大することができ、その後、圧力発生部が復帰することで容積を元に戻し、引き打ちをすることが可能になる。さらに、接続部を流路抵抗を増すために必要な絞り部を構成する壁部分で構成したため、必要な構成を部品点数を増やさず、また製造工程を複雑化せずに実現することができる。
【0013】
請求項2に記載の液滴噴射装置は、請求項1に記載の液滴噴射装置の構成に加え、前記圧力発生部は、前記圧力室の前記壁面と対向する面を覆って設けたアクチュエータユニットの、前記圧力室の前記面よりも小さい面積を変位させることを特徴とする。
【0014】
この構成の液滴噴射装置では、請求項1に記載の液滴噴射装置の作用に加え、圧力発生部の小面積の変位がそれよりも広い圧力室の壁面に伝達されるため、所望の圧力室容積変化を従来よりも小さいエネルギーにより得ることが可能になる。
【0015】
請求項3に記載の液滴噴射装置は、請求項2に記載の液滴噴射装置の構成に加え、前記圧力室の前記壁面は、その圧力室の長手方向一端を支点として他端側がその圧力室の容積を可変する方向に変位可能であることを特徴とする。
【0016】
この構成の液滴噴射装置では、請求項2に記載の液滴噴射装置の作用に加え、圧力室の長手方向一端を支点として圧力室の他端側を押し下げるため、圧力室の容積が大きく変位する。
【0017】
請求項4に記載の液滴噴射装置は、請求項3に記載の液滴噴射装置の構成に加え、前記圧力発生部によって変位する前記アクチュエータユニットの面積は、前記圧力室の前記面の面積に対して、約5%以上40%以下であることを特徴とする。
この構成の液滴噴射装置では、請求項3に記載の液滴噴射装置の作用に加え、圧力発生部の上記面積の変位により圧力室の容積を拡大することができる。
【0018】
【0019】
【0020】
請求項5に記載の液滴噴射装置は、請求項2に記載の液滴噴射装置の構成に加え、前記圧力室は列をなして複数個あり、その各圧力室に液体を分配する共通液室が、前記壁面を構成するスペーサ部を挟んで前記圧力室とは反対側でその圧力室の列方向に延び、前記スペーサ部は、前記圧力発生部の変位によって前記共通液室側へ変位することを特徴とする。
【0021】
この構成の液滴噴射装置では、請求項2に記載の液滴噴射装置の作用に加え、共通液室が圧力室に隣接しているため、圧力室が壁面の変位により共通液室側に拡大する。従って、圧力室の壁面の変位を特別な空間を用意することなく実現することができる。
【0022】
請求項6に記載の液滴噴射装置は、請求項5に記載の液滴噴射装置の構成に加え、前記圧力室に対応する第1の開口部が板厚方向に貫通形成された第1の板状部材と、前記共通液室に対応する第2の開口部が板厚方向に貫通形成された第2の板状部材と、前記スペーサ部を有する第3の板状部材とを、前記第1と第2の板状部材の間に前記第3の板状部材が位置するように、かつ、前記圧力室と前記共通液室との間に前記スペーサ部が位置するように積層して構成したことことを特徴とする。
【0023】
この構成の液滴噴射装置では、請求項5に記載の液滴噴射装置の作用に加え、共通液室と圧力室を積層構造にすることにより、本発明の構成を容易に実現することができる。
【0024】
請求項7に記載の液滴噴射装置は、請求項1乃至6のいずれかに記載の液滴噴射装置の構成に加え、前記圧力発生部は、圧電材料とその分極方向に対向して位置する電極とを備え、電極への電圧の印加により圧電材料を伸長させるものであることを特徴とする。
【0025】
この構成の液滴噴射装置では、請求項1乃至6のいずれかに記載の液滴噴射装置の作用に加え、電圧の印加により圧電材料が圧力室の容積を減少するように伸長するが、上記のように所望の圧力室容積変化を従来よりも小さい面積の圧力発生部により得ることが可能になり、印加する電圧を従来よりも抑えたり、静電容量を小さくすることが可能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の液滴噴射装置をインクジェットヘッドに適用した実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明のインクジェットヘッドを搭載したカラーインクジェットプリンタの概略を示す斜視図である。図1に示すように、このインクジェットプリンタ100は、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のカラーインクがそれぞれ充填されるインクカートリッジ61と、図中矢印B方向に搬送される用紙62に印刷するための圧電式インクジェットヘッド6を備えたヘッドユニット63と、インクカートリッジ61及びヘッドユニット63が搭載されるキャリッジ64と、このキャリッジ64を用紙62の搬送方向と直交する方向に往復移動させる駆動ユニット65と、キャリッジ64の往復移動方向に延び、圧電式インクジェットヘッド6と対向配置されるプラテンローラ66と、パージ装置67とを備えている。
【0027】
駆動ユニット65は、キャリッジ64の下端部に配置されたプラテンローラ66と平行に延びるキャリッジ軸71と、キャリッジ64の上端部に配置されキャリッジ軸71と平行に延びるガイド板72と、そのキャリッジ軸71とガイド板72との間であって、キャリッジ軸71の両端部に配置される2つのプーリ73,74と、これらプーリ73,74の間に掛け渡されるエンドレスベルト75とから構成されている。一方のプーリ73が、モータ76の駆動により正逆回転されると、そのプーリ73の正逆回転に伴って、エンドレスベルト75に接合されているキャリッジ64が、キャリッジ軸71及びガイド板72に沿って、直線方向に往復移動されるようになっている。
【0028】
用紙62は、カラーインクジェットプリンタ100の側方に設けられた図示しない給紙カセットから給紙され、圧電式インクジェットヘッド6と、プラテンローラ66との間に導入されて、圧電式インクジェットヘッド6から吐出されるインクにより所定の印刷がなされ、その後、排紙される。尚、図1においては、用紙62の給紙機構及び排紙機構の図示を省略している。
【0029】
パージ装置67は、プラテンローラ66の側方に設けられ、ヘッドユニット63がリセット位置にある時に、圧電式インクジェットヘッド6と対向するように配置されている。このパージ装置67は、圧電式インクジェットヘッド6の後述する複数のノズル15を覆うようにその開口面に対し当接するキャップ81と、ポンプ82と、カム83と、インク貯留部84とを備えている。そして、ヘッドユニット63がリセット位置にある時に、圧電式インクジェットヘッド6のノズル15をキャップ81で覆い、圧電式インクジェットヘッド6の内部に溜まる気泡等を含んだ不良インクを、カム83の駆動に伴ってポンプ82が吸引することにより、圧電式インクジェットヘッド6の回復を図るようになっている。これにより、インクの初期導入時におけるインクの滞留や気泡の成長等に起因する吐出不良等を防止することができる。尚、吸引された不良インクは、インク貯留部84に貯められる。
【0030】
次に、図2乃至図5を参照して、ヘッドユニット63の構造について説明する。図2は、ヘッドユニット63を倒立させた状態の斜視図である。図3は、図2のヘッドユニット63の分解斜視図である。図4は、上方から見たヘッドユニット63の分解斜視図である。図5は、ヘッドユニット63の底面図である。
【0031】
図2乃至図5に示すように、用紙62に沿って走行するキャリッジ64に搭載されるヘッドユニット63は、上面開放の略箱状に形成されており、その上方から4つのインクカートリッジ61を着脱自在に装着できるカートリッジ搭載部3を有し、このカートリッジ搭載部3の一側部位3aには、各インクカートリッジ61のインク放出部(図示せず)に接続可能なインク供給路4a,4b,4c,4dがヘッドユニット63の底板5の下面まで連通している。尚、このカートリッジ搭載部3の一側部位3aの上面には、各インクカートリッジ61のインク放出部(図示せず)と密接できるようにしたゴム製等のパッキン(図示せず)が配置されている。
【0032】
底板5は、カートリッジ搭載部3から一段下に突出するようにして水平状に形成され、図3及び図5に示すように、底板5の下面側には、圧電式インクジェットヘッド6を2つ並列させて配置するための2つの支持部8が段付き状に形成されている。各支持部8には、UV接着剤にて固定するための複数の空所9a,9bが上下に貫通するように形成されている。
【0033】
各支持部8の一端には、インク供給路4a〜4dを介してインクカートリッジ61と連通する連通部46a,46b,46c,46dが設けられており、この連通部46a〜46dの外周には、平面視で8の字状等の嵌合溝48が凹設されている。この嵌合溝48には、リング状のゴム製等のパッキン47が挿入されており、圧電式インクジェットヘッド6が支持部8に接着固定されたとき、このパッキン47の先端が後述する圧電式インクジェットヘッド6のインク供給口19a(図8参照)の外周へ押圧され、このインク供給口19aとの当接箇所が密閉されるのである。
【0034】
そして、接着固定された圧電式インクジェットヘッド6を保護するための保護カバー44が、圧電式インクジェットヘッド6の固定された底板5を覆うように取り付けられる。この保護カバー44には、圧電式インクジェットヘッド6のノズル15が露出されるように、保護カバー44の長手方向に沿って2つの楕円形状の開口が設けられている。さらに、長手方向の両端部は略コの字状に折り曲げられており、保護カバー44が固定される場合には、この折り目に沿うように、圧電式インクジェットヘッド6のフレキシブルフラットケーブル40がヘッドユニット63の上方に折り曲げられて固定されるようになっている。
【0035】
次に、図6乃至図10を参照して、圧電式インクジェットヘッド6の構造について説明する。図6は、圧電式インクジェットヘッド6の分解斜視図である。図7は、圧電式インクジェットヘッド6の側方断面図である。図8は、キャビティプレート10の分解斜視図である。図9は、キャビティプレート10の要部を拡大した分解斜視図である。図10は、圧電アクチュエータ20の要部を拡大した分解斜視図である。
【0036】
図6及び図7に示すように、圧電式インクジェットヘッド6は、複数枚の積層型のキャビティプレート10と、キャビティプレート10に対して接着剤または接着シートを介して接着・積層されるプレート型の圧電アクチュエータ20と、その上面に外部機器との電気的接続のためのフレキシブルフラットケーブル40とが接着剤にて重ね接合されて構成されており、最下層のキャビティプレート10の下面側に開口されたノズル15から下向きにインクが噴射されるようになっている。
【0037】
次に、図8に示すように、キャビティプレート10は、ノズルプレート11と、二枚のマニホールドプレート12と、スペーサプレート13と、ベースプレート14との五枚の薄い金属板をそれぞれ接着剤にて重ね積層した構造である。本実施形態では、これらの各プレート11〜14は、42%ニッケル合金鋼板(42合金)製で、50μm〜150μm程度の厚さを有している。尚、これらの各プレート11〜14は、金属に限らず、例えば、樹脂により形成してもよい。
【0038】
また、図9に示すように、ベースプレート14には、長手方向の中心線14a,14bに対して直交する方向に延びる細幅の複数の圧力室16が2列の千鳥足状配列で穿設されている。また、各圧力室16に対応して、それぞれの圧力室16よりもベースプレート14の短手方向の両端側の位置にインク供給孔16bがそれぞれ穿設されており、その間に形成された絞り部16dによって、各圧力室16と各インク供給孔16bとがそれぞれ接続されている。各インク供給孔16bは、スペーサプレート13の短手方向における左右両側部位に穿設された各インク供給孔18を介して、マニホールドプレート12における共通インク室12a,12bに連通している。ここで、絞り部16dは、図12に示すように、該絞り部を構成するベースプレート14の左右の壁(後述する接続部16eを構成
する壁)の間隔が圧力室16やインク供給孔16bを構成する左右の壁の間隔よりも小さく形成されている。これは、絞り部16dのインクが流れる方向と直交する方向の断面積を小さくすることにより、後述するインク噴射時にインク供給孔16b側の逆流に対し流路抵抗を増すためである。また、各圧力室16の一端部16aは、ノズルプレート11における千鳥足状配列のノズル15に、スペーサプレート13及び二枚のマニホールドプレート12に同じく千鳥足状配列で穿設されている微小径の貫通孔17を介して連通している。
【0039】
そして、図8に示すように、ベースプレート14及びスペーサプレート13には、インクカートリッジ61からインクをマニホールドプレート12における共通インク室12aに供給するためのインク供給孔19a,19bが、それぞれ、穿設されている。また、二枚のマニホールドプレート12には、ノズルプレート11における複数のノズル15のなす列を挟み、共通インク室12a,12bが長手方向に沿って2つ設けられている。共通インク室12a,12bは各マニホールドプレート12に貫通した開口として形成されており、上下重なった開口により1つの共通インク室が構成されている。一方の共通インク室12aは一方の列の圧力室16に連通し、他方の共通インク室12bは、他方の列の圧力室16に連通している。この共通インク室12a,12bは、ベースプレート14における複数の圧力室16がなす面と平行な面内に位置し、かつ、この複数の圧力室16よりも、ノズルプレート11側に、複数の圧力室16がなす列方向に長く延びるようにそれぞれ設けられている。
【0040】
また、共通インク室12a,12bは、二枚のマニホールドプレート12に対するノズルプレート11及びスペーサプレート13の積層により密閉される構造になっている。各圧力室16の底部をなすスペーサプレート13の部分13aは、共通インク室12a,12bの上面をなしており、共通インク室12a,12bに向け弾性によりたわむことができる。
【0041】
ノズルプレート11には、微小径(本実施形態では、25μm程度)の複数のインク噴射用のノズル15が、ノズルプレート11における長手方向の中心線11a,11bに沿って、微小ピッチPの間隔で千鳥足状配列で穿設されている。そして、それぞれのノズル15は、マニホールドプレート12の貫通孔17のそれぞれに対応している。
【0042】
以上のキャビティプレート10の構成により、ベースプレート14及びスペーサプレート13の一端部に穿設されたインク供給孔19a,19bを介し、インクカートリッジ61から共通インク室12a,12b内に流入したインクは、共通インク室12a,12bから各インク供給孔18、各インク供給孔16b、絞り部16dを通って各圧力室16に分配される。そして、各圧力室16の一端部16aの方向にインクが流れ、各貫通孔17を通って、各圧力室16に対応するノズル15に至ることとなる。
【0043】
次に、図10に示すように、圧電アクチュエータ20は、二枚の圧電シート21,22と、一枚の絶縁シート23とを積層した構造である。最下段の圧電シート21の上面には、キャビティプレート10における各圧力室16毎に対応した細幅の複数の駆動電極24が、千鳥足状配列で設けられている。また、各駆動電極24の一端部24aは、圧電アクチュエータ20の表裏面20a,20bと直交する左右側面20cに露出するように形成されている。
【0044】
次段の圧電シート22の上面には、複数の圧力室16に対して共通のコモン電極25が設けられている。コモン電極25の一端部25aも、各駆動電極24の一端部24aと同様、左右側面20cに露出するように形成されている。各駆動電極24とコモン電極25とに挟まれる圧電シート22におけるそれぞれの領域すなわち圧力発生部28aは、駆動電極24からコモン電極25に向かう方向に分極処理されており、各絞り部16cの両側の壁すなわち接続部16eを介して圧力室16底部のスペーサプレート13の部分13aに接続されている。つまり圧力発生部28aは接続部16eに対応する位置にのみ設けられ、本実施形態では、圧力発生部28aの占める面積は、圧力室16の面積の約20%となるように構成されている。
【0045】
最上段の絶縁シート23の上面には、各駆動電極24の各々に対する表面電極26と、コモン電極25に対する表面電極27とが、左右側面20cに沿って並ぶように設けられている。また、左右側面20cには、各駆動電極24の一端部24aに第1の凹み溝30が、コモン電極25の一端部25aに第2の凹み溝31が、それぞれ積層方向に延びるように設けられている。各第1の凹み溝30内には、図7に示すように、各駆動電極24と各表面電極26とを電気的に接続する側面電極32が、第2の凹み溝31内には、コモン電極25と表面電極27とを電気的に接続する側面電極33が、それぞれ形成されている。尚、符号28及び29の電極は、捨てパターンの電極である。
【0046】
次に、圧電式インクジェットヘッド6の動作を説明する。図11は、図7の圧電式インクジェットヘッド6の要部拡大断面図である。図11に示すように、共通インク室12a及び圧力室16はインクで満たされている。
【0047】
そして、図13に示すように、圧電式インクジェットヘッド6における圧電アクチュエータ20の各駆動電極24のうち任意の駆動電極24に正電圧を印加し、コモン電極25をグランドに接続すると、電極間に分極方向Pと一致する方向の電界Eが発生し、圧力発生部28aが圧電縦効果により積層方向に伸長する。
【0048】
そして、この伸長が、接続部16eを介して、圧力室16の底部をなすスペーサプレート13の部分13aを共通インク室12aに向け押す。その部分13aは、貫通孔17付近のスペーサプレート13とマニホールドプレート12との固定部分13bを支点として変位する。このとき圧力発生部28aの変位容積量よりも部分13aの変位容積量の方が大きいため、圧力室16の容積が拡大される。図14に圧力発生部/圧力室の面積比と圧力室の容積変化の関係を示すように、圧力室16に対する圧力発生部28aの面積が約60%を超えると、圧力室16の容積は、減少する方向に変化する。この場合には、いわゆる押し打ちという噴射方法となる。逆に圧力室16に対する圧力発生部28aの面積が約60%より小さい場合には、圧力室16の容積は、増加する方向に変化する。そのため、先ず圧力室16の容積を大きくして、その後容積を元に戻すという、いわゆる引き打ちが可能となる。図14から明らかなように、圧力室16に対する圧力発生部28aを5%〜40%と設定することで、引き打ちによって必要な体積のインク液滴を噴射するための容積変化を得ることができ、さらに圧力発生部28aの面積の面積の約10〜20%とすることで圧力室16の容積変化は0.9%以上大きくし、十分な性能を得ることができる。
【0049】
圧力室16の容積が拡大した状態を、このとき生じた圧力波の圧力室16内での片道伝播時間Tだけ維持する。すると、その間共通インク室12aからインク供給孔18、インク供給孔16、絞り部16dを介して圧力室16の増加した容積分のインクが供給される。
【0050】
尚、上記片道伝播時間Tは、圧力室16内の圧力波が、圧力室16の長手方向(図中、紙面左右方向)に伝播するのに必要な時間であり、圧力室16の長さLとこの圧力室16内部のインク中での音速aによりT=L/aと決まる。圧力波の伝播理論によると、上記の電圧の印加からほぼT時間がたつと圧力室16内の圧力が逆転し、正の圧力に転じる。このタイミングに合わせて上記電圧の印加を解除すると、図15に示すように、圧力発生部28aが元の状態に収縮し、押し広げられていた圧力室16の容積が元に戻るため、圧力室16内のインクに圧力が加えられる。そのとき、正に転じた圧力と、圧力発生部28aの歪がなくなることにより発生した圧力とが加え合わされ、比較的高い圧力が圧力室16に連通するノズル15付近の部分に生じて、単なる押し打ちに比べて効率よくインク液滴90がノズル15から噴射される。
【0051】
以上説明したように、本実施形態にかかる圧電式インクジェットヘッド6では、圧力発生部28aの面積を圧力室16の面積に比べて5%以上40%以下の範囲に設定したため、圧力発生部28aの変位による容積変化により圧力室16が拡大される。また、圧力発生部28aの変位を圧力室16の底面部に伝動するための接続部16eを圧力発生部28aと圧力室16の底面の間に備えたので、電圧の印加時に圧力発生部28aの伸長変位が接続部16eを介して圧力室16の底面を押し下げ、高駆動周波数や、大体積のインク液滴の噴射に有利な引き打ちが容易となる。また、圧力発生部28aの小面積の変位により圧力室16の広い面積を変位させるため、圧力発生部28aの面積を小さくすることが可能となり、圧力発生部28aが有する静電容量が低減できる。また、接続部16eに絞り部16dを設けることで、部品点数を増やす必要がない。
【0052】
また、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能である。例えば、圧力発生部は1つの圧力室について1つに限定されるものではない。図16は、別の実施形態の圧電式インクジェットヘッドの動作を説明する拡大断面図である。図16に示すように、1つの圧力室16に対して、小さな面積の圧力発生部28b,28cの2つを配置し、接続部16eを圧力発生部28b,28cのそれぞれに対応する部分に2箇所設けてもよい。また、図17に示すように、圧力室16をインク供給孔16bまでほぼ均一な幅とし、接続部16eを、薄肉部16fを介してベースプレート14と接続した形状としてもよい。この場合、薄肉部16fによって絞り部16dを形成する。
【0053】
【発明の効果】
上記説明から明らかなように、請求項1に記載の液滴噴射装置によれば、圧力発生部の変位を接続部を介してそれと対向する圧力室の壁面に伝達するため、圧力発生部の変位容積量が小さくても圧力室の大きな容積変化を得ることが可能になる。従って、圧力発生部が駆動時に圧力室の容積を減少するように動くものであっても、圧力室全体としては容積を拡大することができ、その後、圧力発生部が復帰することで容積を元に戻し、引き打ちをすることが可能になる。さらに、接続部を流路抵抗を増すために必要な絞り部を構成する壁部分で構成したため、必要な構成を部品点数を増やさず、また製造工程を複雑化せずに実現することができる。
【0054】
請求項2に記載の液滴噴射装置によれば、請求項1に記載の液滴噴射装置の効果に加え、圧力発生部の小面積の変位がそれよりも広い圧力室の壁面に伝達されるため、所望の圧力室容積変化を従来よりも小さいエネルギーにより得ることが可能になる。
【0055】
請求項3に記載の液滴噴射装置によれば、請求項2に記載の液滴噴射装置の効果に加え、圧力室の長手方向一端を支点として圧力室の他端側を押し下げるため、テコの原理により圧力室の容積を大きく変位させることができる。
【0056】
請求項4に記載の液滴噴射装置によれば、請求項3に記載の液滴噴射装置の効果に加え、圧力室の前記面の面積に対して、約5%以上40%以下の面積の圧力発生部の変位により圧力室の容積を拡大することができる。
【0057】
【0058】
請求項5に記載の液滴噴射装置によれば、請求項2に記載の液滴噴射装置の効果に加え、共通液室が圧力室に隣接しているため、圧力室が壁面の変位により共通液室側に拡大する。従って、圧力室の壁面の変位を特別な空間を用意することなく実現することができる。
【0059】
請求項6に記載の液滴噴射装置によれば、請求項5に記載の液滴噴射装置の効果に加え、共通液室と圧力室を積層構造にすることにより、本発明の構成を容易に実現することができる。
【0060】
請求項7に記載の液滴噴射装置によれば、請求項1乃至6のいずれかに記載の液滴噴射装置の効果に加え、電圧の印加により圧電材料が圧力室の容積を減少するように伸長するものであっても、上記のように所望の圧力室容積変化を従来よりも小さい面積の圧力発生部により得ることが可能になり、印加する電圧を従来よりも抑えたり、静電容量を小さくすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の圧電式インクジェットヘッド6を搭載するインクジェットプリンタ100の概略を示す斜視図である。
【図2】 ヘッドユニット63を倒立させた状態の斜視図である。
【図3】 図2のヘッドユニット63の分解斜視図である。
【図4】 上方から見たヘッドユニット63の分解斜視図である。
【図5】 ヘッドユニット63の底面図である。
【図6】 圧電式インクジェットヘッド6の分解斜視図である。
【図7】 圧電式インクジェットヘッド6の側方断面図である。
【図8】 キャビティプレート10の分解斜視図である。
【図9】 キャビティプレート10の要部を拡大した分解斜視図である。
【図10】 圧電アクチュエータ20の要部を拡大した分解斜視図である。
【図11】 図7の圧電式インクジェットヘッド6の要部拡大断面図である。
【図12】 図11のA−A'における水平断面図である。
【図13】 圧電式インクジェットヘッド6の動作を説明する拡大断面図である。
【図14】 圧力発生部/圧力室の面積比と圧力室の容積変化の関係を示す図である。
【図15】 圧電式インクジェットヘッド6によりインク滴が噴射されているところを説明する拡大断面図である。
【図16】 別の実施形態の圧電式インクジェットヘッドの動作を説明する拡大断面図である。
【図17】 (a)別の実施形態の圧力室の平面図、(b)B−B'における断面図である。
【図18】 従来の圧電式インクジェットヘッドの拡大断面図である。
【符号の説明】
6 圧電式インクジェットヘッド
10 キャビティプレート
12 マニホールドプレート
13 スペーサプレート
14 ベースプレート
15 ノズル
16 圧力室
16d 絞り部
16e 接続部
20 圧電アクチュエータ
24 駆動電極
25 コモン電極
28a 圧力発生部
28b 圧力発生部
28c 圧力発生部

Claims (7)

  1. 外部に開口するノズルと、
    前記ノズルに対して液体を供給するための圧力室と、
    前記ノズルから液体を噴射させるための圧力を前記圧力室に与える圧力発生部と
    前記圧力発生部を有するアクチュエータユニットと
    を備えた液滴噴射装置において、
    前記圧力室は、
    前記アクチュエータユニットと、当該アクチュエータユニットと対向する位置に配置された壁面とで挟まれた空間であり、当該アクチュエータユニット及び当該壁面と平行方向を長手方向とする空間にて形成されており、
    前記圧力室の長手方向一端が前記ノズルに連通し、
    前記圧力室の長手方向他端が、液体が流れる方向と直交する方向の断面が当該圧力室よりも小さい絞り部を介して、インク供給源に連通するインク供給孔と連通しており、
    前記壁面は、
    前記圧力室の容積を可変する方向に変位可能であって、前記圧力発生部の変位が、前記絞り部の壁部分により構成された接続部を介して前記壁面に伝達可能となるように当該接続部と接続し
    前記圧力発生部は、前記接続部に対応する位置にのみ設けられ、
    前記圧力発生部の変位による圧力発生部の変位容積量よりも、前記壁面の変位容積量が大きいことを特徴とする液滴噴射装置。
  2. 前記圧力発生部は、前記圧力室の前記壁面と対向する面を覆って設けたアクチュエータユニットの、前記圧力室の前記面よりも小さい面積を変位させることを特徴とする請求項1に記載の液滴噴射装置。
  3. 前記圧力室の前記壁面は、その圧力室の長手方向一端を支点として他端側がその圧力室の容積を可変する方向に変位可能であることを特徴とする請求項2に記載の液滴噴射装置。
  4. 前記圧力発生部によって変位する前記アクチュエータユニットの面積は、前記圧力室の前記面の面積に対して、約5%以上40%以下であることを特徴とする請求項3に記載の液滴噴射装置。
  5. 前記圧力室は列をなして複数個あり、その各圧力室に液体を分配する共通液室が、前記壁面を構成するスペーサ部を挟んで前記圧力室とは反対側でその圧力室の列方向に延び、前記スペーサ部は、前記圧力発生部の変位によって前記共通液室側へ変位することを特徴とする請求項2に記載の液滴噴射装置。
  6. 前記圧力室に対応する第1の開口部が板厚方向に貫通形成された第1の板状部材と、前記共通液室に対応する第2の開口部が板厚方向に貫通形成された第2の板状部材と、前記スペーサ部を有する第3の板状部材とを、前記第1と第2の板状部材の間に前記第3の板状部材が位置するように、かつ、前記圧力室と前記共通液室との間に前記スペーサ部が位置するように積層して構成したことを特徴とする請求項5に記載の液滴噴射装置。
  7. 前記圧力発生部は、圧電材料とその分極方向に対向して位置する電極とを備え、電極への電圧の印加により圧電材料を伸長させるものであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の液滴噴射装置。
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