JP4238227B2 - 電子部品板収容箱 - Google Patents
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Description
また、電子部品板とは、回路パターンが形成された基板と、これに固着された電子部品とからなるいわゆる制御基板だけでなく、その他、制御基板に装着されて用いられることの多い板状の電子部品、例えば、後記する実施形態で説明する放熱板・ヒートシンクなどを含む。
また、支持部材本体と複数の係合部は、箱本体と一体であるため、部品点数が少なくなり、その取り扱いが容易となる。
なお、各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
第1実施形態に係る電子部品板収容箱について、図1から図6を参照して説明する。ここでは、電子部品板収容箱が、車両用ブレーキ液圧制御装置の制御ユニットケースである場合を例示する。
参照する図面において、図1は、第1実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置の分解斜視図である。図2は、図1に示す制御ユニットの分解斜視図である。図3は、制御ユニット本体および放熱板の収容後における制御ユニットケースのX−X断面図である。図4は、制御ユニット本体および放熱板の組み付け前における突設体のX−X拡大断面図である。図5は、図4に示す突設体の構成を説明するための模式図である。図6は、制御ユニット本体および放熱板の組み付け後における突設体のX−X拡大断面図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置1は、背面側から正面側に向かって、電動モータ11と、基体12と、基体12に装着される複数の電磁弁13(図1では1つのみを描いている)、圧力センサ14などの各種機器と、制御ユニット20とを主に備えている。
制御ユニット20は、基体12の正面側の第1取付面12Aに固着されるユニットである。図1に加えて図2に示すように、制御ユニット20は、電子部品板の一種である制御ユニット本体21と、同じく電子部品板の一種である放熱板23と、制御ユニットケース30(電子部品板収容箱)とを主に備えている。
制御ユニット本体21は、電動モータ11、電磁弁13、圧力センサ14などと電気的に接続され、圧力センサ14を介してブレーキ液圧を監視すると共に、電動モータ11および電磁弁13を制御する。このような制御ユニット本体21は、所定の回路パターンが形成された基板21Aと、基板21Aに固定されたCPU、ROM、トランジスタ等の電子部品21Bとを主に備えている。また、制御ユニット本体21には、後記する4つの突設体42がそれぞれ挿通される4つの取付孔21Aaが形成されている。
ここで、説明の都合上、図2に示すように、ケース本体40Aから正面側に向かって、左側(図2の奥側)、右側(図2の手前側)を設定する。また、第1実施形態に係る「背面側」は、特許請求の範囲における「他面側」に相当する。一方、第1実施形態に係る「正面側」は、特許請求の範囲における「一面側」に相当する。さらに、突設体42の突設方向を軸方向とする。
放熱板23は、車両用ブレーキ液圧制御装置1の作動中に発熱する制御ユニット本体21の熱を、効率的に放熱させるための放熱器であり、例えば、アルミニウム合金などから形成される。また、放熱板23には、後記する4つの突設体42がそれぞれ挿通される4つの取付孔23aが形成されている。
なお、第1実施形態では、放熱板23を単純な板材とした場合について説明しているが、放熱板23の形状はこれに限定されず、例えば、表面積を適宜に増加させるため、フィンや凹凸を有する形状であってもよいことはもちろんである。また、放熱板23がアルミニウム合金から形成された場合について説明しているが、熱伝導性を有し放熱の用に足るならば、その他の材料を使用して放熱板23が形成されてもよいことは言うまでもない。
制御ユニットケース30は、主として、制御ユニット本体21と、放熱板23とを所定間隔を隔てつつ積層した状態で収容し、制御ユニット本体21および放熱板23を保護するケースである。制御ユニットケース30は、ケース本体40A(箱本体)と、ケース蓋51と、シール部材52を主に備えている。
ケース本体40Aは、その外形が薄型の略直方体を呈する箱体である。ケース本体40Aは、周壁48と、その深さ方向の中間位置に設けられ、正面側空間40aと背面側空間40bとに仕切る中間壁41(箱壁、図3参照)と、中間壁41と一体であると共に中間壁41の正面側(収容される制御ユニット本体21および放熱板23(電子部品板)側)の中間壁面41a(内周面)から正面側に突出して形成された4つの突設体42とを有している。中間壁41および各突設体42を含むケース本体40Aは、適宜な樹脂(例えばPBT:poly butylene terephthalate)から一体成型されたものであり、同じ材質である。また、各突設体42の正面側先端の外形は略円錐を呈しており、その配置が異なるのみである。
以下、図2に示す右上の突設体42について説明し、その他の突設体42の説明は省略する。
突設体42は、図4および図5に示すように、中間壁面41aから正面側に突出して形成された略直方体状の台座部43と、台座部43の略中央位置から正面側に突設された一対の腕部44、44と、腕部44、44の左右外側で台座部43の正面側にそれぞれ突設された支持部45、45(他面側支持部)とを有している。さらに説明すると、一対の腕部44、44は所定幅のスリット42aを隔てて対峙しており、この腕部44、44の外側に所定間隔を隔てて、支持部45、45がそれぞれ配置されている。すなわち、スリット42aを対称軸として、突設体42の左側と、突設体42の右側とは対称となっている。
そして、一対の腕部44、44は、前記したように樹脂製であるため、適宜な弾性(可撓性)を有している。したがって、腕部44、44の腕本体44A、44Aは、自己の弾性(可撓性)に抗して、スリット42a側に撓めるようになっている。また、支持部45、45は、腕部44、44から所定間隔を隔てており、支持部45と腕部44との間には空間が存在するため、各腕部44は、スリット42a側に大きく撓めるようになっている。
このような左右対称である突設体42について、以下、その左側を詳細に説明し、右側の説明は省略する。
台座部側半円柱体44A1は、その正面側に円弧状の支持面44A1aを有しており、放熱板23が突設体42に取り付けられた際に、支持面44A1aが、放熱板23の背面(他面)に当接し、放熱板23を背面側から支持するようになっている(図6参照)。すなわち、支持面44A1aを有する台座部側半円柱体44A1は、放熱板23が台座部43側に挿入され過ぎないようにするストッパ(他面側支持部)としての機能を有している。
また、第1係合爪44Bは、その軸方向の略中間位置で、径方向外側に大きく突設している。すなわち、第1係合爪44Bの外周面は、その軸方向の略中間位置が最大径となるテーパ面となっており、放熱板23を着脱する際に、腕部44がスリット42a側に容易に曲がるようになっている。
また、第2係合爪44Cは、その軸方向の略中間位置で、径方向外側に大きく突設している。すなわち、第2係合爪44Cの外周面は、その軸方向の略中間位置が最大径となるテーパ面となっており、制御ユニット本体21を着脱する際に、腕部44がスリット42a側に容易に曲がるようになっている。
さらに説明すると、放熱板23の取付孔23aは、前記第1仮想円(詳細には左右の腕部44、44がスリット42a側に撓んだ際の前記第1仮想円)よりも小さく設定されおり、かつ、前記第2仮想円(詳細には左右の腕部44、44がスリット42a側に撓んだ際の前記第2仮想円)よりも大きく設定されている。これにより、取付孔23aは、取付孔23aは第1係合爪44B、44Bを通り抜けるが、第2係合爪44C、44Cを通り抜けることができず、放熱板23が第1係合爪44B、44Bと、第2係合爪44C、44Cとの間に組み付けられるようになっている。
すなわち、中間壁41から離れるに伴って係合爪の突出寸法を段階的に小さく設定すると共に、これに対応して電子部品板側の取付孔を段階的に小さく設定することにより、電子部品板が誤った位置で組み付けられることを防止可能となっている。
図1および図3に示すように、ケース蓋51は、ケース本体40Aの正面側の開口を塞ぐように、適宜な手段(例えば、振動溶着)で着脱自在に固定される。これにより、ケース本体40A内の正面側空間40aは密閉され、この正面側空間40aに収容された制御ユニット本体21および放熱板23を、水や埃などから好適に保護可能となっている。
図1に示すように、シール部材52は、環状(無端状)の弾性部材(パッキン)であり、ケース本体40Aと基体12との当接部分に沿って、ケース本体40Aに設けられている。これにより、基体12とケース本体40Aとは、組み付けられた状態で良好に密着し、ケース本体40A内の背面側空間40bは良好に密閉される(図3参照)。したがって、背面側空間40bに位置する電磁弁13、圧力センサ14、その他、電磁弁13に環装するコイル13aなどを、水や埃などから好適に保護可能となっている。
次に、このようなケース本体40Aに、制御ユニット本体21と、放熱板23とを組み付ける方法について、図2、図4、図6を主に参照して説明する。
ケース本体40Aの4つの突設体42と、制御ユニット本体21の4つの取付孔21Aaとを位置合わせしたうえで、各突設体42の正面側先端を対応する取付孔21Aaに通す(図2参照)。さらに説明すると、取付孔21Aaに、第1係合爪44B、44Bを通した後、基板21Aの取付孔21Aaを、第2係合爪44C、44Cの正面側のテーパ面に当接させる。
そして、制御ユニット本体21を中間壁41側に押し込む(図4、矢印A1参照)。そうすると、各突設体42において、弾性(可撓性)を有する腕部44、44がスリット42a側にそれぞれ撓む。
なお、制御ユニット本体21を突設体42に押し込んだとき、中間壁41から正面側に突出する圧力センサ14などの端子やバスバーBが、基板21Aに設けられた接続端子21C(圧着端子)などを介して、制御ユニット本体21と電気的に接続するようになっている。
次に、放熱板23の組み付けについて説明する。
まず、図4に示すように、制御ユニット本体21の電子部品21Bの正面に、熱伝導性の高いシリコーンSを塗布する。そして、ケース本体40Aの4つの突設体42と、放熱板23の4つの取付孔23aを位置合せしたうえで(図2参照)、突設体42の正面側先端を対応する取付孔23aに通し、放熱板23を中間壁41側に押し込む(図4、矢印A2参照)。そうすると、各突設体42において、弾性を有する腕部44、44がスリット42a側に撓む。
なお、放熱板23を押し込んだとき、前記シリコーンSが押し広げられ、放熱板23と電子部品21Bとが熱的に接続する。
なお、腕部44、44の直立状態において、腕部44、44と放熱板23の取付孔23aとの間に僅かな隙間が形成されることが好ましく、このように隙間が形成されると、放熱板23の収容状態において、腕部44、44が撓んだままとならず、腕部44、44の耐久性は向上するからである。
次に、第1実施形態を変形した第1参考例に係る制御ユニットについて、図7から図9を参照して説明する。参照する図面において、図7は、第1参考例に係る制御ユニットの分解斜視図である。図8は、制御ユニット本体および放熱板の組み付け前における突設体のY−Y断面図である。図9は、制御ユニット本体および放熱板の組み付け後における突設体のY−Y断面図である。
第1参考例に係る制御ユニットは、主として、図7に示すように、第1実施形態に係るケース本体40Aとは異なるケース本体40Bを備える点を特徴とする。ケース本体40Bは、第1実施形態に係る4つの突設体42(図2参照)に代えて、4つの突設体60を備えている。4つの突設体60は、第1実施形態に係る4つの突設体42と、略同じ位置に配置されているものの、4つの突設体60が、制御ユニット本体22および放熱板24を図7における上下方向(制御ユニット本体22および放熱板24の面方向)から挟持することによって、ケース本体40B内に収容するようになっている。したがって、第1参考例に係る制御ユニット本体22および放熱板24は、取付孔を有していない。
また、制御ユニット本体22は、4つの切欠22Aaを有しており、制御ユニット本体22がケース本体40Bに収容された際に、4つの切欠22Aaが4つの突設体60にそれぞれ係合し、制御ユニット本体22の図7における左右方向に移動が規制されるようになっている。これと同様に、放熱板24は、4つの突設体60に係合する4つの切欠24aを有している。
なお、各突設体60は、第1実施形態と同様、ケース本体40Bと一体成型されたものである。したがって、後記する第1腕部71、連結部72、および、第2腕部73はいずれも、その弾性(可撓性)に抗して、制御ユニット本体22および放熱板24側(以下、内側とする)と逆の外側(上側または下側)に開くことが可能となっている。
4つの突設体60は、図7の上下位置において、その向きが逆であるものの、同じ形状である。ここではケース本体40Bから正面側に向かって右上に配置する突設体60について、図8、図9を参照して説明する。
第1突設体70は、中間壁41(箱壁)の正面側(電子部品板側)の中間壁面41aから突出して形成された台座部90と、台座部90から正面側に突設された板状の第1腕部71(支持部材本体)と、第1腕部71の正面側先端から内側に延設された断面視半円弧状の連結部72(折り返し部)と、連結部72の先端から中間壁面41a側に向かって斜めに延設された第2腕部73とを有している。さらに説明すると、第2腕部73は、連結部72の先端から、電子部品板を挟持する方向側(内側)に傾斜しつつ、中間壁41側に向かって斜めに延びている。したがって、第2腕部73は、連結部72を介して、第1腕部71から中間壁41に向かって斜めに延びており、特許請求の範囲における「腕部」に相当する。
第2腕部73は、連結部72側から中間壁41側に向かって、第1係合部73aと、溝部73bと、第2係合部73cとを有している。
第1係合部73aは、細長の板状片を呈し、放熱板24が組み付けられた状態において、放熱板24の正面側に係合する部分である(図9参照)。溝部73bは、断面視が逆「コ」の字形を呈し、放熱板24の上側縁が差し込まれる部分である。溝部73bの溝幅L3は、放熱板24の厚さT4よりやや小さく設定されている(L3<T4)。これにより、第1係合部73aと第2係合部73cとで、放熱板24をその厚さ方向において挟持するようになっている。
第2係合部73cは、細長の板状片を呈し、制御ユニット本体22が組み付けられた状態において、基板22Aの正面側に係合する部分である。また、第2係合部73cは、放熱板23の背面側を支持するストッパ(他面側支持部)としての機能も有している。
第2突設体80は、ストッパ81(他面側支持部)と、第3係合部82とを有している。
ストッパ81は、制御ユニット本体22に係る基板22Aの背面側を支持する他面側支持部であり、細長の板状片を呈し、中間壁41の正面側の中間壁面41aから突出した台座部90の正面側に形成されている。ストッパ81は、第2係合部73cの中間壁41側の先端と、中間壁41との間に配置されており、ストッパ81の正面側の先端と、第2係合部73cの中間壁41側先端との間隔L4は、基板22Aの厚さT3よりもやや小さく設定されている(L4<T3)。これにより、基板22Aが、第2係合部73cとストッパ81とで挟持されるようになっている。
そして、基板22Aの外周縁が係合するストッパ81の内面位置は、溝部73bの底面よりも、内側に設定されており、上下に対応して配置された一対のストッパ81、81によって、制御ユニット本体22が上下方向から挟持されるようになっている。
次に、このようなケース本体40Bに、制御ユニット本体22、放熱板24を組み付ける方法について説明する。
ケース本体40Bの4つの突設体60と、制御ユニット本体22とを位置合せしたうえで(図7参照)、制御ユニット本体22を中間壁41側に押し込む(図8、矢印A3参照)。そうすると、各突設体60において、弾性(可撓性)を有する「第1腕部71、連結部72、および、第2腕部73」の少なくとも1つがその弾性に抗して曲がり、第2腕部73が外側(図8では左側)に開く。
その後、基板22Aの背面に、ストッパ81の正面側先端が当接する。これと共に、第2係合部73cが基板22Aの正面側に、第3係合部82が基板22Aの外周縁にそれぞれ係合し、制御ユニット本体22が、ケース本体40Bに組み付けられる(図9参照)。
次に、制御ユニット本体22を構成する電子部品22Bの正面にシリコーンSを塗布する。そして、4つの突設体60と放熱板24とを位置合せしたうえで(図7参照)、放熱板24を中間壁41側に押し込む(図8、矢印A4参照)。
そうすると、各突設体60において、弾性(可撓性)を有する「第1腕部71、連結部72、および、第2腕部73」の少なくとも1つがその弾性に抗して曲がり、第2腕部73が外側(図8では左側)に開く。その後、放熱板24の縁が溝部73bに差し込まれる。これと共に、第1係合部73aは放熱板24の正面側に係合し、第2係合部73cは放熱板24を背面側から支持し、放熱板24がケース本体40Bに組み付けられる(図9参照)。
11 電動モータ
12 基体
20 制御ユニット
21、22 制御ユニット本体(電子部品板)
23、24 放熱板(電子部品板)
30 制御ユニットケース(電子部品板収容箱)
40A、40B ケース本体(箱本体)
41 中間壁(箱壁)
41a 中間壁面(内壁面)
42、60 突設体
44 腕部
44A 腕本体(支持部材本体)
44B 第1係合爪(係合部)
44C 第2係合爪(係合部)
70 第1突設体
71 第1腕部(支持部材本体)
72 連結部(接続部)
73 第2腕部
73a 第1係合部
73b 溝部
73c 第2係合部(他面側支持部)
80 第2突設体
81 ストッパ(他面側支持部)
Claims (1)
- 基板及び前記基板に固定された電子部品を有する制御ユニット本体と、前記電子部品に高熱伝導膜を介して熱的に接続される放熱板とを、内部に収容する電子部品板収容箱であって、
箱本体と、
前記箱本体の内壁面から突出して形成されると共に、所定幅のスリットを隔てて対峙する一対の支持部材本体と、
前記支持部材本体の側方に突設された、前記放熱板と係合する第1係合爪、及び、前記制御ユニット本体と係合する第2係合爪と、
前記内壁面から突出して形成されると共に、前記一対の支持部材本体の外側に所定間隔を隔てて配置され、前記放熱板よりも前記内壁面側の前記制御ユニット本体をその他面側から支持する他面側支持部と、
を備え、
前記支持部材本体の少なくとも一部は弾性を有し、
前記第1係合爪が前記放熱板の一面側に係合し、前記第2係合爪が前記制御ユニット本体の一面側に係合し、前記電子部品と前記放熱板とが前記高熱伝導膜を介して熱的に接続されるように前記放熱板及び前記制御ユニット本体が前記支持部材本体にスナップ結合するように構成した
ことを特徴とする電子部品板収容箱。
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