JP4237456B2 - 赤目軽減機能付カメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、赤目軽減機能付カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、スチルカメラには、ストロボ発光で人物を正面からカラー撮影した際にその人物の目が赤く写る、いわゆる赤目現象を軽減させる赤目軽減機能が通常装備され、人物のストロボ撮影に広く活用されている。
この赤目軽減の方法として、ストロボ撮影を行う直前に1回ないし数回のプリ発光を称するストロボ発光を行う方法が一般的に採用されている。
【0003】
ストロボ発光は、ストロボ装置の発光手段の回路である図2において、発光制御信号“SY”がIGBTに入力されIGBTがONとされることで、電荷蓄積手段41からキセノンランプ421へ電荷が供給されている状態でトリガ422を動作させ、キセノンランプ421を発光させるものである。赤目軽減のためのプリ発光は、この発光制御信号“SY”の入力タイミング及び入力時間を制御することによってストロボ撮影の直前に短時間で1回ないし数回のストロボ発光を行っている。
【0004】
ストロボ発光の電源としてコンデンサなどの電荷蓄積手段41が設けられているが、スチルカメラの小型化が望まれている関係上、1つの電荷蓄積手段をプリ発光と撮影の際のストロボ発光(以下、本発光と称する)との共有電源としており、かつその容量にも制限があった。そのため、図3のプリ発光から本発光までのタイミングチャートに示すように、前記赤目軽減機能のプリ発光によって電荷蓄積手段41の充電電圧が低下し、その後すぐにストロボ撮影するため、本発光時において充電電圧の不足に起因する発光量不足が生じ、適正な撮影のための露光が不足する問題が発生していた。
【0005】
特許第2969543号公報では、その対策としてプリ発光により低下した充電電圧に相当する分に応じて、カメラの絞り値またはストロボ装置の発光時間を補正し、適正露光で撮影ができる手段が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この手段でも被写体までの距離が遠く絶対的に光量が不足してしまう場合には露光不足となり対処できない不都合があった。
【0007】
本発明は、以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであり、電子スチルカメラについて距離が遠く絶対的に光量が不足してしまう場合においては補正が出来ないような不具合を無くし、かつ、露光不足を解消する赤目軽減機能付きカメラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
発明者は、電子スチルカメラの光電変換装置において映像信号を信号処理する過程のうち、映像信号を増幅している点に着目し、その増幅度を補正する手法について鋭意検討を行った結果、本発明をなすに至った。
すなわち、前記課題を解決するために提供する請求項1の発明に係る赤目軽減機能付きカメラは、充電電圧に応じた光量で発光するストロボ装置と、撮像を行い、その映像信号を所定の増幅度に基づき増幅する光電変換装置とを備え、撮影直前に前記ストロボ装置によりプリ発光する赤目軽減機能付カメラにおいて、前記ストロボ装置は、充電電圧検出手段を有し、前記光電変換装置は、前記充電電圧検出手段で取得したプリ発光後の充電電圧(V):V2と、基準の充電電圧(V):V1とを比較演算する演算手段を有し、前記演算手段は、前記基準の充電電圧で発光したときに光電変換装置が露光する露光量と、前記プリ発光後の充電電圧で発光したときに光電変換装置が露光する露光量とが同じになるように前記光電変換装置の増幅度(dB):AMP1を、下記式(1)及び(2)のいずれも満たすように演算し、当該増幅度で前記映像信号を増幅して撮像することを特徴とする。
amp1=(V1/V2) ・・・式(1)
AMP1=20*Log 10 (amp1) ・・・式(2)
【0009】
これにより、赤目軽減のためのプリ発光を行っても、そのプリ発光により低下された充電電圧に相当する発光不足分が撮影後の映像信号の増幅によって補われるため、最終的に適正露光で撮影された良好な映像を得ることができる。
ここで、プリ発光による充電電圧低下分を補う増幅は映像信号の処理過程のうち、アナログ信号の段階で行うとよい。量子化後のデジタル信号を増幅すると誤差が増大するため好ましくない。
また、プリ発光による低下分を補う増幅度は、適正な電荷蓄積手段の充電電圧を基準としてプリ発光後の充電電圧との比率関係から求めるとよい。
【0010】
前記課題を解決するために提供する請求項2の発明に係る赤目軽減機能付きカメラは、請求項1の発明において、前記演算手段は、被写体までが所定の距離で前記基準の充電電圧で発光したときに光電変換装置が露光する露光量と、被写体までの距離に応じて前記プリ発光後の充電電圧で発光したときに光電変換装置が露光する露光量とが同じになるように前記光電変換装置の増幅度(dB):AMP2を、被写体までの距離に対応するガイドナンバー:G1、基準のガイドナンバー:G2とした時に、下記式(3)及び(4)のいずれも満たすように演算し、当該増幅度で前記映像信号を増幅して撮像することを特徴とする。
amp2=(G2/G1) ・・・式(3)
AMP2=AMP1+20*Log 10 (amp2) ・・・式(4)
【0011】
これにより、プリ発光による低下分を補う増幅度に被写体までの距離の影響を加味することができ、露光不足だけではなく被写体までの距離の影響によりそのままでは露光オーバーとなる場合でも適正で精度のよい映像信号の増幅が可能となり、最終的に適正露光で撮影された良好な映像を得ることができる。
被写体までの距離は電子スチルカメラに通常装備されている測距手段で計測された距離情報を利用すればよい。
【0012】
前記課題を解決するために提供する請求項3の発明に係る赤目軽減機能付きカメラは、請求項1の発明において、前記演算手段は、所定の外光の明るさで前記基準の充電電圧で発光したときに光電変換装置が露光する露光量と、外光の明るさに応じて前記プリ発光後の充電電圧で発光したときに光電変換装置が露光する露光量とが同じになるように前記光電変換装置の増幅度(dB):AMP3を、基準の明るさ(Lv):Lv1、外光の明るさ(Lv):Lv2とした時に、下記式(5)及び(6)のいずれも満たすように演算し、当該増幅度で前記映像信号を増幅して撮像することを特徴とする。
amp3=2 (Lv1−Lv2) ・・・式(5)
AMP3=AMP1+20*Log 10 (amp3) ・・・式(6)
【0013】
これにより、プリ発光による低下分を補う増幅度に外光の影響を加味することができ、露光不足だけではなく外光の影響によりそのままでは露光オーバーとなる場合でも適正で精度のよい映像信号の増幅が可能となり、最終的に適正露光で撮影された良好な映像を得ることができる。
外光の明るさは電子スチルカメラに通常装備されている測光手段で計測された外光情報を利用すればよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る赤目軽減機能付きカメラの一実施の形態における構成について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る赤目軽減機能付きカメラの一実施の形態における構成を示すブロック図である。
赤目軽減機能付きカメラ1は、撮像手段21と測光手段22と測距手段23とを有する光電変換装置2と、電荷蓄積手段41とその電荷蓄積手段41からの電荷を受けてストロボ発光する発光手段42と電荷蓄積手段41の充電電圧を計測する電圧検出手段43とを有するストロボ装置4と、光電変換装置2、発光手段42、電圧検出手段43それぞれと通信可能に接続された制御手段3とを備えている。
【0015】
前記光電変換装置2において、撮像手段21は光学レンズ系と絞りと撮像素子(CCD)とを有しており、赤目軽減機能付カメラ1のレリーズボタンが2段階押されることによりシャッターが動作し、所定の撮影条件に設定された光学系レンズと絞りとを介して被写体像が撮像素子上に結像される構成である。
測光手段22はレリーズボタンの第1段階の押し下げにより外光の明るさを測定するものである。
測距手段23はレリーズボタンの第1段階の押し下げにより被写体までの距離を測定するものである。
【0016】
また、光電変換装置2は図示していない相関二重サンプル部、オートゲインコントロール部、A/D変換部、デジタル信号処理部を有する公知の信号処理手段を備えており、撮像手段21で得られた映像信号を処理する機能を有している。さらに、光電変換装置2は制御手段3からの光電変換装置制御信号(電荷蓄積手段41の充電電圧情報)と測光手段22からの外光情報と測距手段からの距離情報とを受けて、撮像手段21により撮影された映像信号を増幅するオートゲインコントロール部の増幅度を調整する機能を有している。
【0017】
ストロボ装置4の構成と動作内容について図2を参照しながら説明する。
電荷蓄積手段41は、キセノンランプ421に与える電荷が電源(図示せず)から供給され充電されるコンデンサである。
発光手段42はキセノンランプ421とトリガ422とIGBTとを有し、制御手段3からの発光制御信号“SY”によりIGBTがONされることで、電荷蓄積手段41からキセノンランプ421へ電荷が供給されている状態でトリガ422を動作させ、キセノンランプ421の発光(プリ発光、本発光)が行われる。
電圧検出手段43は制御手段3からの電圧検出制御信号“ROKCNT”によりTr1がONされ、それに伴いTr2がONされることで、電圧信号端子“ROK”から電荷蓄積手段41の充電電圧を検出し、その充電電圧情報(電圧信号)を制御手段3へ送信する。
【0018】
本発明に係る赤目軽減機能付カメラ1において、赤目軽減のプリ発光を含めたストロボ発光があることを前提とする電子スチルカメラによる撮影の処理手順について、図1、2を参照しながら説明する。
【0019】
(S1) 使用開始のために電子スチルカメラの電源がONされると、コンデンサである電荷蓄積手段41への充電が行われ、キセノンランプ421のストロボ発光に必要な電荷が蓄積される。
【0020】
(S2) 使用者が電子スチルカメラを被写体に向けてレリーズボタンの第1段階の押し下げ(半押し)を行うと、測距手段による被写体までの距離の測定と測光手段による外光測定が行われ、被写体までの距離に応じて撮像レンズが合焦位置に位置決めされ、絞り、シャッター制御、ストロボ発光などの撮影条件が設定される。
【0021】
(S3) ついで、使用者がレリーズボタンの第2段階の押し下げを行うと、被写体の撮影の直前に制御手段3から発光制御信号が出力されストロボ装置4によるプリ発光が行われ、その後に被写体の撮影のためにストロボ装置4による本発光が行われる。
【0022】
(S4) 本発光が行われると撮像手段21の撮像素子(図示せず)においてシャッター制御が行われ被写体が撮影される。
【0023】
(S5) 被写体の撮影が終了すると、撮像手段21の撮像素子から出力される映像信号(アナログ信号)が信号処理手段のうち、オートゲインコントロール部においてプリ発光による充電電圧低下分を補うように増幅され、ついで所定の信号処理が施された後にデジタルデータとして記録媒体への保存など必要な処理が行われる。
以下に、本発明の根幹をなすプリ発光による充電電圧低下分を補う増幅に関して、さらに詳しく説明する。
【0024】
(1)プリ発光による充電電圧低下分を補う増幅度の求め方
電荷蓄積手段41における充電電圧のうち、予め設定されている基準の充電電圧V1と電圧検出手段43により検出されたプリ発光後の充電電圧V2とから式(1)を用いてプリ発光による充電電圧低下分を補う増幅度amp1(倍率)を求め、さらに式(2)により信号処理手段のオートゲインコントロール部において適用される増幅度AMP1(dB)を求める。
amp1=(V1/V2) … (1)
ただし、V1;基準の充電電圧(V)
V2;プリ発光後の充電電圧(V)
AMP1=20*LOG10(amp1) … (2)
プリ発光で低下した充電電圧に相当する分は、光電変換制御信号(充電電圧情報)により信号処理手段のオートゲインコントロール部において映像信号を増幅する増幅度を調整することによって補われる。その例を表1に示す。
【0025】
【表1】
Figure 0004237456
【0026】
表1において、プリ発光後の充電電圧V2が290Vの場合がプリ発光により充電電圧が低下し、本発光による撮影において露光不足となる場合であり、式(2)に基づいた増幅度AMP1にしたがって映像信号が増幅される。
充電電圧V2が300Vの場合は、充電電圧の低下がない場合であり、プリ発光による低下分を補う増幅は行われない。
充電電圧V2が310Vの場合は、プリ発光が行われず、あるいはプリ発光が行われても基準の充電電圧V1よりも充電電圧が高い場合であり、式(2)に基づいた増幅度AMP1にしたがって映像信号が低減される。
【0027】
(2)距離による増幅度の調整
光電変換装置2の測距手段23から取得した距離情報に応じてプリ発光による充電電圧低下分を補う増幅度が調整される。
具体的には、被写体までの距離に対応するガイドナンバーG1と基準のガイドナンバーG2とから式(3)を用いて距離の影響による増幅度amp2(倍率)を求め、式(4)のようにプリ発光による低下分を補う増幅度AMP1を調整する。
amp2=(G2/G1) … (3)
ただし、G1;基準のガイドナンバー(GNo.)
G2;被写体までの距離に対応するガイドナンバー(GNo.)
Figure 0004237456
その調整する例を表2に示す。なお、表2の増幅度AMP1はプリ発光により充電電圧V2が290Vの場合を示している。
【0028】
【表2】
Figure 0004237456
【0029】
表2において、被写体までの距離が2mの場合のように被写体までの距離が近い場合はプリ発光によって電圧が低下したとしても、露光不足にならないようであれば式(4)に基づいた増幅度AMP2にしたがって映像信号が低減される。被写体までの距離が3mの場合は、距離の影響による増幅がない場合であり、プリ発光による低下分を補う増幅度AMP1にしたがって映像信号が増幅される。
被写体までの距離が4mの場合は、距離の影響によりプリ発光による低下分を補う増幅度AMP1のままでは露光不足となる場合であり、式(4)に基づいた増幅度AMP2にしたがって映像信号が増幅される。
【0030】
(3)外光による増幅度の調整
光電変換装置2の測光手段22から取得した外光情報に応じてプリ発光による充電電圧低下分を補う増幅度が調整される。
具体的には、基準の明るさLv1と外光の明るさLv2とから式(5)を用いて外光の影響による増幅度amp3(倍率)を求め、式(6)のようにプリ発光による低下分を補う増幅度AMP1を調整する。
amp3=2(Lv1−Lv2) … (5)
ただし、Lv1;基準の明るさ
Lv2;外光の明るさ
Figure 0004237456
その調整する例を表3に示す。なお、表3の増幅度AMP1はプリ発光により充電電圧V2が290Vの場合を示している。
【0031】
【表3】
Figure 0004237456
【0032】
表3において、外光の明るさLv2が10の場合のように外光が明るい時は、プリ発光によって電圧が低下したとしても、露光不足にならないようであれば式(6)に基づいた増幅度AMP3にしたがって映像信号が低減される。
外光の明るさLv2が9の場合は、外光の影響による増幅がない場合であり、プリ発光による低下分を補う増幅度AMP1にしたがって映像信号が増幅される。
外光の明るさLv2が8の場合は、外光の影響によりプリ発光による低下分を補う増幅度AMP1のままでは露光不足となる場合であり、式(6)に基づいた増幅度AMP3にしたがって映像信号が増幅される。
【0033】
上記信号処理手段のうち、オートゲインコントロール部における映像信号の増幅はプリ発光による充電電圧低下分を補う増幅(距離、外光補正も含む)だけではなく、従来から行われているそのほかの要因による増幅も行われうる。
また上記では、プリ発光による低下分を増幅度AMP1で補う態様、さらに距離情報または外光情報によってその増幅度AMP1の調整を行う態様を示したが、距離情報および外光情報によって増幅度AMP1の調整を行うようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明によれば、赤目軽減のためのプリ発光を行っても、そのプリ発光により低下された充電電圧に相当する発光不足分が撮影後の映像信号の増幅によって補われるため、最終的に適正露光で撮影された良好な映像を得ることができる。
また、請求項2の発明によれば、プリ発光による低下分を補う増幅度に被写体までの距離の影響を加味することができ、露光不足だけではなく被写体までの距離の影響によりそのままでは露光オーバーとなる場合でも適正で精度のよい映像信号の増幅が可能となり、最終的に適正露光で撮影された良好な映像を得ることができる。
さらに、請求項3の発明によれば、プリ発光による低下分を補う増幅度に外光の影響を加味することができ、露光不足だけではなく外光の影響によりそのままでは露光オーバーとなる場合でも適正で精度のよい映像信号の増幅が可能となり、最終的に適正露光で撮影された良好な映像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る赤目軽減機能付きカメラの一実施の形態における構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る赤目軽減機能付きカメラのストロボ装置のうち、発光手段、電荷蓄積手段の回路図である。
【図3】本発明に係る赤目軽減機能付きカメラのストロボ装置における発光制御と充電電圧との関係を示すタイミングチャート図である。
【符号の説明】
1 赤目軽減機能付きカメラ
2 光電変換装置
3 制御手段
4 ストロボ装置
21 撮像手段
22 測光手段
23 測距手段
41 電荷蓄積手段
42 発光手段
43 電圧検出手段
421 キセノンランプ
422 トリガ

Claims (3)

  1. 充電電圧に応じた光量で発光するストロボ装置と、撮像を行い、その映像信号を所定の増幅度に基づき増幅する光電変換装置とを備え、撮影直前に前記ストロボ装置によりプリ発光する赤目軽減機能付カメラにおいて、
    前記ストロボ装置は、充電電圧検出手段を有し、
    前記光電変換装置は、前記充電電圧検出手段で取得したプリ発光後の充電電圧(V):V2と、基準の充電電圧(V):V1とを比較演算する演算手段を有し、
    前記演算手段は、前記基準の充電電圧で発光したときに光電変換装置が露光する露光量と、前記プリ発光後の充電電圧で発光したときに光電変換装置が露光する露光量とが同じになるように前記光電変換装置の増幅度(dB):AMP1を、下記式(1)及び(2)のいずれも満たすように演算し、
    当該増幅度で前記映像信号を増幅して撮像することを特徴とする赤目軽減機能付カメラ。
    amp1=(V1/V2) ・・・式(1)
    AMP1=20*Log 10 (amp1) ・・・式(2)
  2. 前記演算手段は、被写体までが所定の距離で前記基準の充電電圧で発光したときに光電変換装置が露光する露光量と、被写体までの距離に応じて前記プリ発光後の充電電圧で発光したときに光電変換装置が露光する露光量とが同じになるように前記光電変換装置の増幅度(dB):AMP2を、
    被写体までの距離に対応するガイドナンバー:G1、基準のガイドナンバー:G2とした時に、下記式(3)及び(4)のいずれも満たすように演算し、
    当該増幅度で前記映像信号を増幅して撮像することを特徴とする請求項1に記載の赤目軽減機能付カメラ。
    amp2=(G2/G1) ・・・式(3)
    AMP2=AMP1+20*Log 10 (amp2) ・・・式(4)
  3. 前記演算手段は、所定の外光の明るさで前記基準の充電電圧で発光したときに光電変換装置が露光する露光量と、外光の明るさに応じて前記プリ発光後の充電電圧で発光したときに光電変換装置が露光する露光量とが同じになるように前記光電変換装置の増幅度(dB):AMP3を、
    基準の明るさ(Lv):Lv1、外光の明るさ(Lv):Lv2とした時に、下記式(5)及び(6)のいずれも満たすように演算し、
    当該増幅度で前記映像信号を増幅して撮像することを特徴とする請求項1に記載の赤目軽減機能付カメラ。
    amp3=2 (Lv1−Lv2) ・・・式(5)
    AMP3=AMP1+20*Log 10 (amp3) ・・・式(6)
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