JP4235757B2 - ハンドル付きスノーボード - Google Patents

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Description

この発明は雪上を滑走するスノーボードに関する。更に詳しくは、下面が前後方向に延びるエッジを両側縁に備えている滑走面に形成されている滑走板と、当該滑走板の上面に配備されているハンドル部とからなるハンドル付きスノーボードに関する。このハンドル部は、上端側に握り部を有し、下端側が前記滑走板の前方側の上面側に備えられている回転軸に回動自在に取り付けられて、前記握り部が設けられている上端側が当該回転軸を中心として上下方向に回動自在とされているものである。
スノーボードは、雪面上を滑走するための板であり、前方側と後方側の両端部に上向い方向に凸湾する反りが与えられ、立ち乗りするなどの点で、スキーの板と似た雪上用具又は雪上遊戯具である。
スノーボードは、スキー板よりも長さが短いが幅が著しく広いため、一枚の板に両足を乗せることができ、かつ足の向きをボードの長手方向に対して直角に置くことができる。
スノーボードを用いても、スキーと同じくスラローム(回転滑降)をすることができるが、スキー板に比べて長さが短く幅が広いので、操作は簡単で安定性がよく、初心者にはスキーよりも馴染みやすいと言われている。手慣れてくると、足腰の動きによってスノーボードを微妙に操ることもでき、熟達すれば、スキーで不可能な動きも可能となる。
上述のように、スノーボードは、スキーよりも馴染みやすいといえるが、例えば、スノーボードに乗った場合には、横向きの姿勢でバランスを取りながら、横方向に滑走するので、人間工学的に難点があり、操作も容易ではない。また、スノーボードに乗ると、下半身が用具に固定されるにもかかわらず、上半身が自由な状態となるため、体のバランスがとりにくいことなどから、初心者にとってボードを思い通りにコントロールすることは依然として容易でない。
このようなことから、下面が前後方向に延びるエッジを両側縁に備えている滑走面に形成されている滑走板と、当該滑走板の上面に配備されているハンドル部であって、上端側に握り部を有し、下端側が前記滑走板の前方側の上面側に備えられている回転軸に回動自在に取り付けられて、前記握り部が設けられている上端側が当該回転軸を中心として上下方向に回動自在とされているハンドル部とを備えたハンドル付きスノーボードが提案されている。このようなハンドル付きスノーボードは、前述した従来のスノーボードに比べ、前方を向いて前方に滑走するため、人間工学的に適したものとなり、また、ハンドルを上下に自在に動かして体のバランスをとることができるため、操作性が格段に向上する利点がある。
特開2001−310008
従来のハンドル付きスノーボードは、滑走者が上端を握っているハンドルの下端が滑走板の前方側上面に支持されているため、滑走者が下側に向けて押す力や、滑走者の体重などが、ハンドル、滑走板を介して雪面に伝えられることになる。
このため、スラロームなどの回転滑走を行う場合に、前記ハンドルを支持している位置より前方側の滑走面の側縁に備えられているエッジが効きすぎて、大きな曲線を描くような曲がり方ができないという問題があった。ひどい場合には、エッジが雪中に食い込んだ状態になり、うまく曲がれなかったり、ときには逆走状態になるなどの問題点があった。
従来のハンドル付きスノーボードでは、滑走者がハンドルを握って自身の体に近づけるように引き付け、滑走板の前方先端部分を雪面から浮かしつつ滑走することが可能である。しかし、このような滑走方法は習得するのが容易ではない。また、直線走行の場合にこのようにすることが可能でも、スラロームなどの回転滑走の際にこのようにすることは困難であった。
この発明は、下面が前後方向に延びるエッジを両側縁に備えている滑走面に形成されている滑走板と、当該滑走板の上面に配備されているハンドル部であって、上端側に握り部を有し、下端側が前記滑走板の前方側の上面側に備えられている回転軸に回動自在に取り付けられて、前記握り部が設けられている上端側が当該回転軸を中心として上下方向に回動自在とされているハンドル部とを備えたハンドル付きスノーボードにおいて、回転滑走における走行安定性や回転性能を飛躍的に向上することを目的としている。
前記の課題を解決するため、この発明が提案するハンドル付きスノーボードは、下面が前後方向に延びるエッジを両側縁に備えている滑走面に形成されている滑走板と、当該滑走板の上面に配備されているハンドル部であって、上端側に握り部を有し、下端側が前記滑走板の前方側の上面側に備えられている回転軸に回動自在に取り付けられて、前記握り部が設けられている上端側が当該回転軸を中心として上下方向に回動自在とされているハンドル部とを備えているものであって、以下のいずれかの形態を具備しているものである。
第一の形態は、前記回転軸が前記滑走板を横切る位置より前方側における前記滑走板の横幅の大きさが、前記回転軸が前記滑走板を横切る位置における前記滑走板の横幅の大きさ以下であり、滑走面の両側縁に備えられているエッジが、前記回転軸が前記滑走板を横切る位置を越えて更に前方に延びていることを特徴とするものである。
第二の形態は、前記ハンドル部は、前記回転軸に回動自在に取り付けられている位置よりも前方側において、前記滑走板の上面側に当接する前方側下端を有しており、当該前方側下端が前記滑走板の上面側に当接する位置より前方側における前記滑走板の横幅の大きさが、当該ハンドル部の前方側下端が前記滑走板の上面側に当接する位置における前記滑走板の横幅の大きさ以下であり、滑走面の両側縁に備えられているエッジが、前記ハンドル部の前方側下端が前記滑走板の上面側に当接する位置を越えて更に前方に延びていることを特徴とするものである。
第三の形態は、前記ハンドル部は、前記回転軸に回動自在に取り付けられている位置よりも前方側において、前記滑走板の上面側に当接する前方側下端を有しており、当該前方側下端が前記滑走板の上面側に当接する位置と、前記回転軸が前記滑走板を横切る位置との間の所定の位置より前方側における前記滑走板の横幅の大きさが、当該所定の位置における前記滑走板の横幅の大きさ以下であり、滑走面の両側縁に備えられているエッジが、前記ハンドル部の前方側下端が前記滑走板の上面側に当接する位置と、前記回転軸が前記滑走板を横切る位置との間の前記所定の位置を越えて更に前方に延びていることを特徴とするものである。
本発明のハンドル付きスノーボードは、滑走板の中央側上面に立った滑走者が、ハンドル部の上端側に形成されている握り部を握って体を支え、滑走板の前方側上面に配備される回転軸を中心として上端側が上下方向に回動自在な当該ハンドル部を、上下動させてバランスをとりながら雪面を滑走するものである。
このようなハンドル付きスノーボードでは、滑走者が上端を握っているハンドル部の下端が滑走板の前方側上面に支持されているため、滑走者が下側に向けて押す力や、滑走者の体重などが、ハンドル部、滑走板を介して雪面に伝えられ、滑走板前方側のエッジが効きすぎて、スラロームなどの回転滑走を行う場合に、エッジが雪中に食い込み、大きな曲線を描くような曲がり方が難しいという問題がある。
本発明では、前述した形態を採用することにより、このような状態が生じる可能性を未然に防止するようにしたのである。
すなわち、滑走者が下側に向けて押す力や、滑走者の体重などが、ハンドル部、滑走板を介して雪面に伝えられる位置より前方側における滑走板の横幅の大きさが、当該位置における滑走板の横幅の大きさ以下になるように設定することによって、前述した状態が生じる可能性を未然に防止したのである。
そこで、前記の第一の形態のように、ハンドル部の下端側が回動自在に取り付けられている滑走板の前方側の上面側に備えられている回転軸が滑走板を横切る位置より前方側における滑走板の横幅の大きさが、回転軸が滑走板を横切る位置における滑走板の横幅の大きさ以下であるようにしたものである。
このようにすることによって、スラロームなどの回転滑走を行う場合であっても、滑走板の下面に形成されている滑走面の両側縁に備えられていて前後方向に延びるエッジの、前記回転軸が前記滑走板を横切る位置を越えて更に前方に延びている部分が、必要以上に雪面に食い込んで、うまく曲がれなくなるといった事態が生じることが防止される。
なお、現実には、回転動作を行う際、ハンドル部は、前記の回転軸に回動自在に取り付けられている位置よりも前方側におけるその前方側下端で滑走板の上面側に当接することがある。この場合には、滑走者が下側に向けて押す力や、滑走者の体重などは、ハンドル部、ハンドル部の前方側下端、滑走板を介して雪面に伝えられことになる。
そこで、前記の第二の形態のように、前記ハンドル部は、前記回転軸に回動自在に取り付けられている位置よりも前方側において、前記滑走板の上面側に当接する前方側下端を有しており、当該前方側下端が前記滑走板の上面側に当接する位置より前方側における前記滑走板の横幅の大きさが、当該ハンドル部の前方側下端が前記滑走板の上面側に当接する位置における前記滑走板の横幅の大きさ以下である形態にすることができる。
これによれば、スラロームなどの回転滑走を行う場合であっても、前後方向に延びるエッジを両側縁に備えている滑走面に下面が形成されている
滑走板の下面に形成されている滑走面の両側縁に備えられていて前後方向に延びるエッジの、ハンドル部の前方側下端が前記滑走板の上面側に当接する位置を越えて更に前方に延びている部分が、必要以上に雪面に食い込んで、うまく曲がれなくなるといった事態が生じることが防止される。
スノーボード等における滑走板の滑走面は、一般的に、中央側が上方に向けて凸湾し、前方側と後方側の滑走面が雪面に接触するように形成されている。すなわち、滑走面の後方側における雪面に接触する部分(例えば、図1、図2中、線分27が通過する部分)から滑走板の後方側及び前方側(滑走板の中央側)に向かうに従って滑走面は上方に向けて凸湾されている。また、滑走面の前方側における雪面に接触する部分(例えば、図1、図2中、線分26が通過する部分)から滑走板の後方側(滑走板の中央側)及び前方側に向かうに従って滑走面は上方に向けて凸湾されている。なお、一般的には、滑走面の前方側における雪面に接触する部分から滑走板の前方側に向かうに従って上方に向けて凸湾されている滑走面は、通常の滑走動作の際には雪面に接触しない面になっている。
本願の発明者が前述した本発明の第一、第二の形態について更に研究を重ねたところ、本発明のような形態のハンドル付きスノーボードにおいては、滑走面の前方側における雪面に接触する部分が存在する位置を、前記ハンドル部が前記回転軸に回動自在に取り付けられている位置よりも前方側において、前記ハンドル部の前方側下端が前記滑走板の上面側に当接する位置と、前記回転軸が前記滑走板を横切る位置との間にすることが走行安定性などの面で好ましいことがわかった。
そこで、滑走面の前方側における雪面に接触する部分が存在する位置を、前記ハンドル部が前記回転軸に回動自在に取り付けられている位置よりも前方側において、前記ハンドル部の前方側下端が前記滑走板の上面側に当接する位置と、前記回転軸が前記滑走板を横切る位置との間にする場合には、前述した第三の形態を採用することが走行安定性、スラロームなどの回転滑走を行う場合の安定性などの点から望ましい。
すなわち、前記ハンドル部は、前記回転軸に回動自在に取り付けられている位置よりも前方側において、前記滑走板の上面側に当接する前方側下端を有しており、滑走面の前方側における雪面に接触する部分が存在する位置が、前記ハンドル部が前記回転軸に回動自在に取り付けられている位置よりも前方側において、前記ハンドル部の前方側下端が前記滑走板の上面側に当接する位置と、前記回転軸が前記滑走板を横切る位置との間であって、 当該前方側下端が前記滑走板の上面側に当接する位置と、前記回転軸が前記滑走板を横切る位置との間の所定の位置より前方側における前記滑走板の横幅の大きさが、当該所定の位置における前記滑走板の横幅の大きさ以下であり、滑走面の両側縁に備えられているエッジが、前記ハンドル部の前方側下端が前記滑走板の上面側に当接する位置と、前記回転軸が前記滑走板を横切る位置との間の前記所定の位置を越えて更に前方に延びていることを特徴とする形態である。
前記のハンドル部の前方側下端が滑走板の上面側に当接する位置と、回転軸が前記滑走板を横切る位置との間の前述した所定の位置が、滑走面の前方側における雪面に接触する部分が存在する位置に対応することになる。
これによれば、スラロームなどの回転滑走を行う場合であっても、滑走板の下面に形成されている滑走面の両側縁に備えられていて前後方向に延びるエッジの、前記所定の位置、すなわち、滑走面の前方側における雪面に接触する部分が存在する位置を越えて更に前方に延びている部分が、必要以上に雪面に食い込んで、うまく曲がれなくなるといった事態が生じることが防止される。
以上説明したこの発明のハンドル付きスノーボードによれば、回転滑走における走行安定性が向上し、初心者でも、スラロームなどの回転滑走で、安定して、大きく曲がれるようになる。
この発明のハンドル付きスノーボードによれば、下面が前後方向に延びるエッジを両側縁に備えている滑走面に形成されている滑走板と、当該滑走板の上面に配備されているハンドル部であって、上端側に握り部を有し、下端側が前記滑走板の前方側の上面側に備えられている回転軸に回動自在に取り付けられて、前記握り部が設けられている上端側が当該回転軸を中心として上下方向に回動自在とされているハンドル部とを備えたハンドル付きスノーボードにおいて、回転滑走における走行安定性や回転性能を飛躍的に向上することができる。そこで、初心者でも、スラロームなどの回転滑走で、安定して、大きく曲がれるようになる。
この発明の実施形態を図面について説明する。
図1〜図5は、この発明のハンドル付きスノーボードの実施における一形態を示したものである。
この発明のハンドル付きスノーボード1は、滑走板2と、ハンドル部3とを備えている。滑走板2の下面は、前後方向(図2中、上下方向)に延びるエッジ21a、21bを両側縁に備えている滑走面21に形成されている。ハンドル部3は、上端側に握り部32、32を有し、下端側が滑走板2の前方側の上面側に備えられている回転軸24に回動自在に取り付けられて、滑走板2の上面に配備されている。ハンドル部3は、握り部32、32が、回転軸24を中心として、両方向矢印36(図3、図4)で示すように、上下方向に回動自在とされている。
滑走板2の前方側の上面の両側縁には、ヒンジ22、22が設けられている。
ハンドル部3は、支柱部分31と、支柱部分31の上端部で支柱部分31と略直角に左右に伸びる握り部32、32と、支柱部分31の下端側に備えられている側板33、33とを有している。
ハンドル部3は、側板33、33が滑走板2のヒンジ22、22の内側に位置するように配置される。
滑走板2の前方側の上面側に備えられている回転軸24が、側板33、33に設けられている透孔と、ヒンジ22、22に設けられている透孔とを挿通し、これによって、握り部32、32が設けられているハンドル部3の上端側が、回転軸24を中心として、両方向矢印36(図3、図4)で示すように、上下方向に回動自在とされている。
更に、ハンドル部3は、回転軸24に回動自在に取り付けられている位置よりも前方側において、滑走板2の上面側に当接する前方側下端35(図4)を有している。
このハンドル付きスノーボード1を使用する者(滑走者)は、滑走板2の中央側上面に立ち、必要ならば、止め具付きベルト6で靴を固定する。そして、ハンドル部3の上端側に形成されている握り部32、32を握って体を支え、ハンドル部3を、滑走板2の回転軸24を中心として両方向矢印36(図3、図4)で示すように上下動させてバランスをとりながら雪面を滑走する。
この発明のハンドル付きスノーボード1においては、図2図示のように、ハンドル部3の前方側下端35が滑走板2の上面側に当接する位置(図1、図2に符号23で示す線分が通過する位置)より前方側(図1、図2における図面中下側)における滑走板2の横幅の大きさが、ハンドル部3の前方側下端35が滑走板2の上面側に当接する位置における滑走板2の横幅の大きさ以下にされている。
このハンドル付きスノーボード1を使用する者(滑走者)が、回転動作を行う際、ハンドル部3はその前方側下端35で滑走板2の上面側に当接することがある。この場合、滑走者が下側に向けて押す力や、滑走者の体重などは、矢印37(図3、図4)のように、ハンドル部3、ハンドル部3の前方側下端35、滑走板2を介して雪面に伝えられる。
このような力の伝達が行われる場合であっても、本発明のハンドル付きスノーボード1によれば、滑走板2の下面に形成されている滑走面21の両側縁に備えられていて前後方向に延びているエッジ21a、21bの、ハンドル部3の前方側下端35が滑走板2の上面側に当接する位置(図1、図2に符号23で示す線分が通過する位置)を越えて更に前方に延びている部分が、必要以上に雪面に食い込むことがなくなる。ハンドル部3の前方側下端35が滑走板2の上面側に当接する位置(図1、図2に符号23で示す線分が通過する位置)より前方側(図1、図2における図面中下側)における滑走板2の横幅の大きさが、ハンドル部3の前方側下端35が滑走板2の上面側に当接する位置における滑走板2の横幅の大きさ以下にされているからである。
そこで、回転滑走における走行安定性や回転性能を飛躍的に向上することができ、初心者でも、スラロームなどの回転滑走で、安定して、大きく曲がれるようになる。
なお、滑走動作の際に、滑走者が上端側を握っているハンドル部3から滑走板2を介しての雪面への力の伝達は、ハンドル部3の前方側下端35のみを介して行われるものではない。そこで、スラロームなどの回転滑走で、より安定して、大きく曲がれるようにするためには、図示していないが、回転軸24が滑走板2を横切る位置(図2中、符号25で示す線分が通過する位置)より前方側における滑走板2の横幅の大きさが、回転軸24が滑走板2を横切る位置における滑走板2の横幅の大きさ以下であるようにすることが望ましい。
このようにすれば、滑走者が上端側を握っているハンドル部3から滑走板2を介しての雪面への力の伝達が矢印37(図3、図4)方向に行われる場合であっても、スラロームなどの回転滑走を行うときに、滑走板2の下面に形成されている滑走面21の両側縁に備えられていて前後方向に延びているエッジ21a、21bの、回転軸24が滑走板2を横切る位置を越えて更に前方に延びている部分が、必要以上に雪面に食い込んで、うまく曲がれなくなるといった事態が生じることが防止される。回転軸24が滑走板2を横切る位置(図2中、符号25で示す線分が通過する位置)より前方側における滑走板2の横幅の大きさが、回転軸24が滑走板2を横切る位置における滑走板2の横幅の大きさ以下にされているからである(図示していない)。
なお、スノーボード等における滑走板2の滑走面は、一般的に、中央側が上方に向けて凸湾し、前方側と後方側の滑走面が雪面に接触するように形成されている。
そこで、滑走面21の前方側における雪面に接触する部分が存在する位置(図2中、符号26で示す線分が通過する位置)を、ハンドル部3の前方側下端35が滑走板2の上面側に当接する位置と、回転軸24が滑走板2を横切る位置との間にする場合、ハンドル部3の前方側下端35が滑走板2の上面側に当接する位置と、回転軸24が滑走板2を横切る位置との間の所定の位置(図2中、符号26で示す線分が通過する位置であり、ここが、滑走面21の前方側における雪面に接触する部分が存在する位置に該当する)より前方側における滑走板2の横幅の大きさが、当該所定の位置における滑走板2の横幅の大きさ以下であるようにすることが望ましい。
このようにすれば、滑走者が上端側を握っているハンドル部3から滑走板2を介しての雪面への力の伝達が矢印37(図3、図4)方向に行われる場合であっても、スラロームなどの回転滑走を行うときに、滑走板2の下面に形成されている滑走面21の両側縁に備えられていて前後方向に延びているエッジ21a、21bの、前記所定の位置(図2中、符号26で示す線分が通過する位置=滑走面21の前方側における雪面に接触する部分が存在する位置)を越えて更に前方に延びている部分が、必要以上に雪面に食い込んで、うまく曲がれなくなるといった事態が生じることが防止される。ハンドル部3の前方側下端35が滑走板2の上面側に当接する位置と、回転軸24が滑走板2を横切る位置との間の所定の位置(図2中、符号26で示す線分が通過する位置=滑走面21の前方側における雪面に接触する部分が存在する位置)より前方側における滑走板2の横幅の大きさが、当該所定の位置における滑走板2の横幅の大きさ以下にされているからである。
図中、符号4は支管4であり、支管4は、ハンドル部3の下側に、上端を回動自在に突設されている。支杆5は、滑走板2の上面に、下端部が回動自在に当接され、かつ支管4の開口している下端から、上端が支管4中に摺動自在に装入されている。ここで、支管4がハンドル部3に回動自在に突設され、支杆5が滑走板2に回動自在に当接され、かつ支管4中に摺動自在に装入されているため、スノーボードに乗った者が態勢を崩すことなく楽にハンドル3を上下動することができる。なお、スノーボードに乗った者がハンドル3を上下に動かすと、体のバランスをとることができる。ハンドル3を滑走板2と略平行になるまで下げた状態にすると、このハンドル付きスノーボード1を持ち運ぶことができる。
靴を固定する止め具付きベルト6は、滑走板2の長手方向の中央よりもやや後方の位置に配置され、ベルト6の両端は滑走板の幅方向の両端に固定されている。ここで、スノーボードに乗った者が、靴を滑走板2の上面に載せ、一側に基端が固定されているベルト6の先端側掛止部を靴の上から他側へ延ばし、他側に下端が回動自在に取り付けられている止め具の先端側にベルト6の先端側掛止部を掛止すると、靴を固定することができる。
以上、添付図面を参照して、この発明の実施形態を説明したが、この発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々の形態に変更可能である。
この発明のハンドル付きスノーボードの一実施例を示す平面図である。 図1図示のハンドル付きスノーボードの滑走板の下面、即ち滑走面を説明する平面図である。 この発明のハンドル付きスノーボードの一実施例を示す左側面図である。 この発明のハンドル付きスノーボードの一実施例を示す図1中、A−A断面図である。 この発明のハンドル付きスノーボードの一実施例を示す背面図である。
符号の説明
1 ハンドル付きスノーボード
2 滑走板
3 ハンドル部
4 支管
5 支杆
6 ベルト
21 滑走面
22 ヒンジ
24 回動軸
31 支柱部分
32 握り部
33 側板

Claims (2)

  1. 下面が前後方向に延びるエッジを両側縁に備えている滑走面に形成されている滑走板と、当該滑走板の上面に配備されているハンドル部であって、上端側に握り部を有し、下端側が前記滑走板の前方側の上面側に備えられている回転軸に回動自在に取り付けられて、前記握り部が設けられている上端側が当該回転軸を中心として上下方向に回動自在とされているハンドル部とを備えたハンドル付きスノーボードであって、
    前記ハンドル部は、前記回転軸に回動自在に取り付けられている位置よりも前方側において、前記滑走板の上面側に当接する前方側下端を有しており、
    当該前方側下端が前記滑走板の上面側に当接する位置より前方側における前記滑走板の横幅の大きさが、当該ハンドル部の前方側下端が前記滑走板の上面側に当接する位置における前記滑走板の横幅の大きさ以下であり、
    滑走面の両側縁に備えられているエッジが、前記ハンドル部の前方側下端が前記滑走板の上面側に当接する位置を越えて更に前方に延びている
    ことを特徴とするハンドル付きスノーボード。
  2. 下面が前後方向に延びるエッジを両側縁に備えている滑走面に形成されている滑走板と、当該滑走板の上面に配備されているハンドル部であって、上端側に握り部を有し、下端側が前記滑走板の前方側の上面側に備えられている回転軸に回動自在に取り付けられて、前記握り部が設けられている上端側が当該回転軸を中心として上下方向に回動自在とされているハンドル部とを備えたハンドル付きスノーボードであって、
    前記ハンドル部は、前記回転軸に回動自在に取り付けられている位置よりも前方側において、前記滑走板の上面側に当接する前方側下端を有しており、
    滑走面の前方側における雪面に接触する部分が存在する位置が、前記ハンドル部が前記回転軸に回動自在に取り付けられている位置よりも前方側において、前記ハンドル部の前方側下端が前記滑走板の上面側に当接する位置と、前記回転軸が前記滑走板を横切る位置との間であって、
    当該前方側下端が前記滑走板の上面側に当接する位置と、前記回転軸が前記滑走板を横切る位置との間の所定の位置より前方側における前記滑走板の横幅の大きさが、当該所定の位置における前記滑走板の横幅の大きさ以下であり、
    滑走面の両側縁に備えられているエッジが、前記ハンドル部の前方側下端が前記滑走板の上面側に当接する位置と、前記回転軸が前記滑走板を横切る位置との間の前記所定の位置を越えて更に前方に延びている
    ことを特徴とするハンドル付きスノーボード。
JP2003366621A 2003-10-27 2003-10-27 ハンドル付きスノーボード Expired - Lifetime JP4235757B2 (ja)

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