JP4234073B2 - 額縁 - Google Patents
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Description
ところで、この種の額縁は、主には壁に吊るして使用され、場合によっては壁に立て掛けて使用される。額縁を壁に吊るして使用する際には、人の水平の目線位置よりも上方の位置において、本体枠が壁の鉛直面に対し若干前倒しとなるように額縁を設置するのが一般的である。一方、額縁を壁に立て掛けて使用する際には、本体枠が壁の鉛直面に対し若干後倒しとなるように額縁を設置するのが一般的である。このような設置形態が想定される額縁において、額縁の本体枠に上記のような飾り台を固定状に設けると、額縁の設置形態が変わることにより飾り台の載置面の水平度合いが変化することとなり、飾り台本来の目的を全うできないという問題が生じる。具体的には、額縁を壁に吊るして使用する場合と、額縁を壁に立て掛けて使用する場合では、本体枠の延在方向が変わるため、本体枠に固定状に設けられた飾り台の載置面の水平を、両設置形態において維持することはできない。また、例えば額縁を壁に吊るして使用する際、額物の吊るし方や吊るし場所によっては本体枠の延在方向が多少変化することがあるため、場合によっては飾り台の載置面が傾斜するおそれがある。そこで、特に展示物装飾用の装飾物を載置可能な飾り台を備える額縁においては、その設置形態を考慮した構成が要請される。
前記課題を解決する本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの額縁である。請求項1に記載の額縁は、本体枠、飾り台、延出角度可変手段を少なくとも備える。
本発明の本体枠は、その本体枠内に展示物が納めされるように構成される。ここでいう「展示物」には、本体枠の奥行き方向の幅内に納めることが可能な大きさのものが広く包含され、典型的には、本体枠の奥行き方向に対応した厚みが小さい二次元的な構成の絵画、書画、写真、遺影、色紙、賞状、カレンダーなどを本発明の展示物として用いる。
本発明の飾り台は、本体枠の前面側から当該本体枠の延在面と交差する方向に延出するとともに、装飾物が載置される載置面を有する板状の飾り台として構成される。ここでいう「装飾物」として、典型的には本体枠内に納められた展示物に関連した装飾物を用いる。これにより、載置面に置かれたこの装飾物によって、本体枠内に納めされた展示物の装飾効果を高めることが可能となる。
本発明の延出角度可変手段は、本体枠の延在面に対する飾り台の延出角度を可変とする機能を有する手段として構成される。これにより、本体枠の延在面に対する飾り台の延出角度が延出角度可変手段によって変更される。本体枠の延在方向は、額縁を壁に吊るしたり、壁に立て掛けたりするような設置形態の違いによって変化するため、本体枠の延在面に対する飾り台の延出角度を変更することができないと、額縁の設置形態が限られたものになる。そこで、本発明では、額縁に延出角度可変手段を設け、本体枠の延在面に対する飾り台の延出角度を、この延出角度可変手段によって変更することができるようにしたのである。
前記課題を解決する本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの額縁である。請求項2に記載の額縁では、請求項1に記載の飾り台が、本体枠側に形成された回動支点を中心に下方または上方に回転動作可能に構成されるとともに、延出角度可変手段としてのネジ部材を介して本体枠側に止着される構成になっている。また、飾り台は、ネジ部材のネジ込み動作またはネジ戻し動作によって回動支点を中心に下方または上方に回転動作し、これにより本体枠の延在面に対する延出角度が可変とされるようになっている。本発明における「ネジ部材」として、典型的には本体枠側のナット部分に螺合可能なボルトや、本体枠側に直接的にネジ込まれるネジ釘を用いることができる。
請求項2に記載の額縁の上記構成によれば、飾り台を本体枠側に止着するネジ部材を用いて延出角度可変手段を構成するため、延出角度可変手段の構造が簡素化されることとなり合理的である。
前記課題を解決する本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの額縁である。請求項3に記載の額縁は、請求項1または請求項2に記載の構成において、更に開閉扉を備える。この開閉扉は、本体枠の本体枠内に納められた展示物の前面側を閉鎖した閉鎖状態、または当該展示物の前面側を開放した開放状態を形成可能な機能を有する開閉扉として構成される。開閉扉が閉鎖状態を形成すると、当該開閉扉によって展示物の前面側が被覆される一方、開閉扉が開放状態を形成すると、当該開閉扉による展示物の被覆が解除されることとなる。これにより、展示物の展示の必要性に応じて開閉扉の開閉状態を変えることが可能となる。
請求項3に記載の額縁の上記構成によれば、本体枠内に展示を必要とする場合と必要としない場合が想定されるような展示物を、本体枠内に納めるような場合に特に効果的である。
また、本実施の形態の額縁100は、展示物の前面側を閉鎖した状態と開放した状態に設定可能な開閉扉145,145を備えるため、展示を必要とする場合と必要としない場合が想定されるような展示物を納めるような場合に特に効果的である。
110 本体枠
112 本体枠開口
114 回動支点
116 螺合孔
118 止め具
119 吊り具
120 飾り台
120a 載置面
122 挿入片
122a 貫通孔
124 凹み部
128 ネジ部材
130 内枠
132 内枠開口
134 切り欠き部
140 扉枠
142 枠状部材
142a 第1係合溝
142b 第2係合溝
143 内側扉部材
143a 第1突出片
144 外側扉部材
144a 第2突出片
145 開閉扉
146 取っ手
147 ヒンジ部材
150 展示物保持板
151 展示物
160 裏板
170 壁
172 上部取付け具
173 下部取付け具
174 紐状部材
180 装飾物
200 額縁
240 扉枠
242 枠状部材
242a 係合溝
242b 収容空間
243 扉構成片
245 開閉扉
247 連結紐
Claims (3)
- 本体枠内に展示物が納めされる本体枠と、
前記本体枠の前面側から当該本体枠の延在面と交差する方向に延出するとともに、装飾物が載置される載置面を有する板状の飾り台と、
前記本体枠の延在面に対する前記飾り台の延出角度を可変とする延出角度可変手段と、を備えることを特徴とする額縁。 - 請求項1に記載の額縁であって、
前記飾り台は、本体枠側に形成された回動支点を中心に下方または上方に回転動作可能に構成されるとともに、前記延出角度可変手段としてのネジ部材を介して本体枠側に止着される構成であり、前記ネジ部材のネジ込み動作またはネジ戻し動作によって前記回動支点を中心に下方または上方に回転動作し、これにより前記本体枠の延在面に対する延出角度が可変とされることを特徴とする額縁。 - 請求項1または2に記載の額縁であって、
前記本体枠の本体枠内に納められた展示物の前面側を閉鎖した閉鎖状態、または当該展示物の前面側を開放した開放状態を形成可能な開閉扉を備えることを特徴とする額縁。
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