JP4233552B2 - リセット装置 - Google Patents
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Description
このため、アナログ、ディジタル混載回路では、アナログ回路の線形性やラインドライバ回路の消費電力に合わせて、電源電圧レベルと製造プロセスの決定を行っている。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、内部生成された電圧信号に対する電源立ち上げ時に生じるレベル逆転をマスクして、リセットの信頼性を高めたリセット装置を提供することを目的とする。
レギュレータ10は、+5Vを+3Vに変換する。パワーオンリセット部20は、リセット信号生成部20に該当し、各内部ブロックのリセットを行うためのリセット信号RSTを生成する。
ラインドライバ/レシーバ111は、ディジタル信号処理部121で処理された論理信号の情報を線路(図に示さず)上に伝送するための送信処理、または伝送された信号の受信処理を行う。
次に外部信号Exで制御信号CNTをパワーオンリセット部20へ送信するか否かの選択をするための選択制御について説明する。
ORゲートIC1の入力端子に、モード設定部30からの制御信号CNT1INとVDDaとが接続する。インバータIC2の入力端子にはVDDaが接続する。ANDゲートIC3の入力端子には、モード設定部30からの制御信号CNT2INとインバータIC2の出力とが接続する。
ANDゲートIC3の出力であるCNT2OUTは、VDDaがLの場合CNT2INと等しい論理を、VDDaがHの場合はL固定となる。
従来の場合、モード設定部30が完全に立ち上がるまでの間の論理不確定の制御信号CNTがパワーオンリセット部20に送信され、パワーオンリセット部20は不安定な動作を行っていた。
電源レベル検出部23は、電源分圧Vdと参照電圧Vfとを比較して、リセット解除を開始すべき電源レベルLの検出を行う。定電流生成部24は、電源電圧Vが電源レベルLに到達した際に、参照電圧信号VfをもとにコンデンサCを充電させるための一定電流Iを生成する。
〔S1〕電源電圧Vが検出レベルLに達するまで、外部容量であるコンデンサCへの充電は開始されない。また、ここではリセット中である。
〔S2〕電源電圧Vが検出レベルLに達すると、定電流生成部24から一定電流Iが流れ、コンデンサCへの充電が始まる。
〔S3〕コンデンサCへの充電が進行し、容量端子レベルは上昇する。
〔S4〕コンデンサCの容量端子レベルが参照電圧信号Vfのレベルに達したところでリセット解除が行われる。
リセット装置20aは電源レベル検出部23によって、電源分圧Vdと参照電圧Vfとを比較して、電源分圧Vd>参照電圧Vfとなった検出レベルをリセット解除を開始すべき電源レベルLとする。
電源分圧生成部21は、抵抗R1、R2で電源Vを分圧した電源分圧VdをコンパレータComp1(電源レベル検出部23に該当)の+端子へ入力する。
コンパレータComp1の出力は、SRフリップフロップIC4のS(セット)端子と接続し、コンパレータComp2の出力は、SRフリップフロップIC4のXR(リセット)端子と接続する。
ここで、参照電圧生成部22は、電源、温度変動の影響が小さく、安定レベルのBGR(バンドギャップ参照電圧)を生成し出力する。
SRフリップフロップIC4は、セット入力と反転リセット入力を備える。セットがリセットに対し優先され、禁止状態はない。セット状態でコンデンサCは放電状態となる。
コンパレータComp3は、コンデンサCの端子電圧Vcが参照電圧Vfを上回るとNANDゲートIC5の出力をHからLにさせ、リセット状態から通常状態になる。
コンパレータComp3の入力ではVf>Vcなので出力はLとなる。マスク処理部26のXMSKはLを出力するので、NANDゲートIC5からはHイネーブルのリセット信号RSTが出力する。
SRフリップフロップIC4は、S端子がH、XR端子がLとなり、Q端子からはHが出力する。
コンパレータComp3の入力ではVf>Vcなので出力はLとなる。したがって、NANDゲートIC5からはHイネーブルのリセット信号RSTが出力する。
SRフリップフロップIC4は、S端子がL、XR端子がHとなり、Q端子からはLが出力する。
定電流生成部24からの一定電流IはSW2が開くとコンデンサCに流れ込み、コンデンサCへの充電が開始される。
nチャネルのFET2のゲートG2は、FET2のソースS1と接続する。ドレインD2は抵抗R4の一方と接続し、抵抗R4の他方は+5Vに接続する。ソースS2はGNDに接続する。
以上説明したように、第1の実施の形態のマスク処理部26aは、複数のトランジスタで構成され、トランジスタが1つでもオフの場合(+5V>2・Vth)には逆転状態と認識してマスクを行い、トランジスタがすべてオンした場合(+5V<2・Vth)には逆転状態が解消したと認識してマスク解除を行う。
電源レベルが上昇していくと、電圧IMA=電圧IPAで安定し、参照電圧Vfも一定レベルで安定する。これはトランジスタMP1Aからの電流のうち、電圧IMA=電圧IPAを保つため余剰分がトランジスタMP2Aに流れるためである。
逆転状態が生じているA状態では必ず、電圧IMAと電圧IMB、電圧IPAと電圧IPBは、電圧IPA>電圧IMA及び電圧IPB>電圧IMBである。
以上説明したように、第2の実施の形態のマスク処理部26bは、確実に逆転状態が終了しVfが安定していることを検出できる2つの電圧信号(IMB、IPB)を用いて、電圧信号のレベル比較を行って、逆転状態のマスク及びマスク解除を行う構成とした。
次に過剰電流供給防止装置について説明する。図11、図12は過剰電流供給防止装置の原理図である。
低レベル電圧論理信号生成部121−1は、低レベル電圧論理信号を生成する。固定信号出力部113は、低レベル電圧論理信号の電圧監視を行い、電圧監視から低レベル電圧論理信号の不確定を検出した場合は、一定レベルの固定信号を出力して、過剰電流の供給を固定信号により防止する。
リセット信号生成制御部20bは、リセット信号RSTを生成する。過剰電流供給防止部114は、低レベル電圧論理信号の不確定時に発生する過剰電流の供給をリセット信号RSTにより防止する。
次に過剰電流供給防止装置130−1、130aを集積回路上に構築した場合の構成及び動作について説明する。図13は過剰電流供給防止装置130−1を集積回路上に構築した場合の構成を示す図である。なお、過剰電流供給防止装置130−1は図2で説明した集積回路100a上に構築される。
レベルコンバータ113は、固定信号出力部113であり、+3Vの制御信号CNTLを+5Vの制御信号CNTHに変換する。また、低レベル電圧論理信号の電圧監視を行い、電圧監視から低レベル電圧論理信号の不確定を検出した場合は、一定レベルの固定信号を出力する。
次に過剰電流対策について説明する。図13の集積回路100aでは、電源立ち上がり時にディジタル回路ブロック120からの信号が論理不確定となるために、ラインドライバ111aに過剰電流が流れるおそれがある。
電圧監視部113aは、ディジタル信号処理部121が生成する低レベル電圧論理信号の電圧監視を行う。
そして、この端子a〜dとラインドライバ111aとの間にレベルコンバータ113a−1〜113d−1が配置される。このような構成をとることにより、端子a〜dの論理不確定に信号により生じる過剰電流の供給を防止することができる。
ディジタル信号処理部121からの信号が過剰電流供給防止部114の端子a〜端子dと接続される。
これにより、電源立ち上げまたは電源が低位レベルになった場合に用いるリセット信号RSTを使って、同時期に発生する過剰電流を防止するので過剰電流供給を効率的に防止することが可能になる。
10 レギュレータ
20 リセット信号生成部
30 制御信号生成部
40 制御信号送信選択部
CNT 制御信号
Ex 外部信号
RST リセット信号
VH 高レベル電圧
VL 低レベル電圧
Claims (4)
- 電源立ち上げまたは電源が一時的な低位レベルから回復する場合にリセットを行うリセット装置において、
電源電圧から分圧された電源分圧を生成する電源分圧生成部と、
前記電源電圧から参照電圧を生成する参照電圧生成部と、
前記電源分圧と前記参照電圧とを比較して、リセット解除を開始すべき電源レベルの検出を行う電源レベル検出部と、
前記電源電圧が前記電源レベルに到達した際に、コンデンサを充電させるための一定電流を生成する定電流生成部と、
前記一定電流によって充電される前記コンデンサの端子電圧が前記参照電圧を下回る場合はリセットを行い、前記コンデンサの端子電圧が前記参照電圧を上回る場合はリセット解除を行うリセット部と、
電源立ち上げまたは電源が一時的な低位レベルから回復する際に、前記電源電圧が前記電源レベルに到達していないのにもかかわらず、前記参照電圧が前記電源分圧を下回る逆転状態が生じた場合は前記逆転状態をマスクし、前記逆転状態が解消した場合はマスク解除を行うためのマスク信号を生成するマスク処理部と、
前記マスク信号によって前記コンデンサを強制放電する放電制御部と、
を有することを特徴とするリセット装置。 - 前記リセット装置は、電源に高レベル電圧及び低レベル電圧を用いる集積回路上に構築されることを特徴とする請求項1記載のリセット装置。
- 前記マスク処理部は、前記電源レベルの上昇に伴い段階的にオンするように配置された複数のトランジスタで構成され、前記トランジスタが1つでもオフの場合には前記逆転状態と認識して前記マスクを行い、前記トランジスタがすべてオンした場合には前記逆転状態が解消したと認識して前記マスク解除を行うことを特徴とする請求項1記載のリセット装置。
- 前記マスク処理部は、前記参照電圧生成部の出力である前記参照電圧の安定度を示す2つの電圧信号を用いて前記電圧信号のレベル比較を行って、前記逆転状態の前記マスク及び前記マスク解除を行うことを特徴とする請求項1記載のリセット装置。
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