JP4233320B2 - 眼用レンズ用着色剤、及び該着色剤を用いた着色眼用レンズ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンタクトレンズや眼内レンズ等の眼用レンズ用の着色剤、及び該着色剤を用いた着色眼用レンズに関する。
【0002】
【従来技術】
従来、網膜光障害の低減や、眼内レンズ挿入後の青視症対策として400nm〜500nm付近の青色領域の光線透過を抑制した着色眼内レンズが知られている。このような着色眼内レンズは、PMMA等の硬い眼内レンズ用材料に黄色や橙色等の着色剤を練りこむことにより、眼内レンズ用材料に黄色や橙色等の着色を施している。また、折り曲げ可能な軟性の眼内レンズ用材料に少量の着色剤を添加することにより着色された軟性眼内レンズを得て、これにより青視症補正用の軟性眼内レンズを提供する発明も提案されている(特許文献1 参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−24052号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、PMMA等の硬い眼内レンズ材料では、その分子構造が密であるために練りこんだ着色剤の溶出(ブリード)が起こり難かったが、折り曲げ可能な眼内レンズ用に用いる軟性の眼内レンズ材料に着色剤を添加しても、その分子構造が粗いために溶出が起こってしまうという問題があった。
【0005】
上記従来技術の問題点に鑑み、溶出することなく用いることのできる眼用レンズ用着色剤、及び該着色剤を用いた着色眼用レンズを提供することを技術課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、式1
【化2】
(式1中、A及びBはハロゲン、シアノ基、ニトロ基、アルキル基、アルキルスルホニル基、アルコキシ基よりなる群から選択され、Rは炭素数1〜5の直鎖又は分岐鎖アルキレン、Zは(メタ)アクリル基、ビニル基及びアリル基、並びにこれらの重合性基を有する化学構造よりなる群から選択される。)
で示される化合物が、コンタクトレンズや眼内レンズ等の眼用レンズの着色剤として好適に用いることができることを見出した。
また、式1中のA及びBにアルキル基を用いる場合は、炭素数1〜5のアルキル基、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル等が挙げられる。アルキルスルホニル基、アルコキシ基においても同様の炭素数である。また、特にA及びBがいずれもClで、Zが(メタ)アクリル基のものが好適に用いることができる。
なお、このように本発明における着色剤では、式1中、Zに炭素−炭素の2重結合を有する官能基を有しているため、眼内レンズやコンタクトレンズ等の眼用レンズ材料と共重合し、その結果、着色剤の溶出を抑制することができる。このため、特に軟性の眼用レンズにおける着色に好適に用いることができる。また、本発明においては式1中の窒素−窒素(ジアゾ)の2重結合の近傍に比較的かさ高いA及びBを有しているため、外部エネルギーによって窒素の2重結合が切断されることを抑制することができ、より安定化している。その結果、耐光性の向上が期待できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を以下に説明する。
<眼用レンズ用着色剤の製造>
初めに、本発明の式1で表される眼用レンズ用着色剤となる化合物の合成手順の実施形態を以下に説明する
【0008】
初めに、式2
【0009】
【化3】
で示される化合物(カルバゾール)と、メチルエチルケトンやジオキサン等の有機溶媒とを塩基共存下にて混合しておき、所定温度にて攪拌しながら還流させておく。
【0010】
その後、上記混合液を還流させた状態で式3
【0011】
【化4】
【0012】
(式中、Rは炭素数1〜5の直鎖又は分岐鎖アルキレンであり、ClはBrに置換されていてもよい)で示される化合物を上記混合液に滴下させながら反応させ、式4
【0013】
【化5】
【0014】
で示される化合物を得る。
【0015】
一方、氷酢酸に濃硫酸を加えた混合液中に亜硝酸ナトリウム(NaNO2)を加え、この混合溶液に式5
【0016】
【化6】
【0017】
(式中、A及びBはハロゲン、シアノ基、ニトロ基、アルキル基、アルキルスルホニル基、アルコキシ基よりなる群から選択され、A及びBは同一でも相異なっていてもよい。)
で示される化合物を低温下にて徐々に加えていき、ジアゾ化溶液を得る。次に、メタノールと水との混合溶液中に式4の化合物を溶かした溶液中に、得られたジアゾ化溶液を加えて反応させることにより、式6
【0018】
【化7】
【0019】
で示される化合物を得る。
【0020】
得られた式6で示される化合物と、式7
【0021】
【化8】
【0022】
(式中、Zは(メタ)アクリル基、ビニル基及びアリル基、並びにこれらの重合性基を有する化学構造よりなる群より選択され、Xはハロゲンである。)
で示される化合物とを脱ハロゲン化水素剤とともに乾燥ベンゼン等の溶媒中に溶解し、反応させることにより、式1に示す重合性を有する着色剤を得ることができる。なお脱ハロゲン化水素剤としては、例えばピリジン、N,N-ジメチルアニリン、トリエチルアミン、トリエチレンジアミン等が、好適に用いられる。
【0023】
<着色眼内レンズの製造>
次に、上記で得られた式1に示す着色剤を用いて着色眼内レンズを製造する方法を以下に説明する。
【0024】
本実施形態にて用いる眼内レンズ材料は、従来用いられているものが使用可能であるが、特に室温で柔らかく、折り曲げ可能な眼内レンズ材料が好適に用いることができる。折り曲げ可能な眼内レンズ材料としては、
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ) アクリレート、 イソブチル(メタ)アクリレート、n−ペンチル(メタ)アクリレート、tert−ペンチル(メタ)アクリレ−ト、ヘキシル(メタ)アクリレート、2−メチルブチル(メタ)アクリレート、ヘプチル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、シクロペンチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、エチレングリコールフェニルエーテルアクリレート等の直鎖状、分岐鎖状、環状のアルキル(メタ)アクリレート類、等を挙げることができ、これらを1種類以上使用して得られる共重合物を軟性アクリル基材として使用することができる。なお、表記上「・・・(メタ)アクリレート」とあるのは「・・・アクリレート」または「メタクリレート」を表す。
【0025】
また、親水性表面を有する軟性材料を得ようとする場合には、例えば、以下に挙げるものを使用することができる。
【0026】
N−ビニルピロリドン、α−メチレン−N−メチルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム等のN−ビニルラクタム類;ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ジヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ジヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート等の水酸基含有(メタ)アクリレート類;(メタ)アクリル酸;(メタ)アクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、N−エチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド類等を挙げることができる。
【0027】
また、これらの共重合物を利用する事も可能であり、例えば、エチルメタクリレートとメチルメタクリレートの共重合物、2−エチルヘキシルメタクリレートとブチルメタクリレートの共重合物、2−エチルヘキシルメタクリレートとドデシルメタクリレートの共重合の組み合わせ等が挙げられる。
【0028】
このような眼内レンズ材料を用いて着色済の軟性基材を製造するには、所望する眼内レンズの硬さ、反発力、開放速度が得られるように、前述した(メタ)アクリレート類を主材料に種々のビニル系共重合性モノマーを組み合わせてもよく、さらに架橋剤、重合開始剤、紫外線吸収剤及び前述の合成で得られた着色剤を添加して型枠または反応容器内に入れた後、重合反応を行う。この重合反応により、(メタ)アクリレート類等の眼内レンズ材料に着色剤が共重合せしめられ、軟性基材から着色剤が溶出し難くなる。
【0029】
なお、添加する着色剤は、得られる眼内レンズ用の軟性基材の全量に対して、好ましくは0.001重量%〜0.1重量%程度、さらに好ましくは0.005重量%〜0.05重量%程度である。着色剤がこの割合より少ないと、得られる着色済軟性基材の色が薄くなってしまい、着色剤を添加する意味がなくなってしまう。また、着色剤がこの割合より多いと、色が濃すぎてしまい実用的でなくなる。
【0030】
また、軟性基材は室温にて柔らかく折り曲げる必要があるため、好ましくはガラス転移温度が10℃以下、さらに好ましくは5℃以下の軟性基材が得られるように種々の(メタ)アクリル系共重合性モノマーの配合比等を決定させる。
【0031】
重合反応に用いられる架橋剤としては、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート等に代表される架橋剤を用いることができる。また、重合開始剤としては2,2−アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスジメチルバレロニトリル、ベンゾイン、メチルオルソベンゾイルベンゾエート等を使用することが好ましい。
【0032】
紫外線吸収剤としては、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メタクリロキシエチルフェニル−2H−ベンゾトリアゾールに代表されるベンゾトリアゾール系の結合性紫外線吸収剤や、2−ヒドロキシ−5−グリシジルベンゾフェノンに代表されるベンゾフェノン系の結合性紫外線吸収剤等を挙げることができる。
【0033】
重合は添加する重合開始剤によって異なるが、加熱による重合や紫外線による重合等によって行われる。得られた着色済軟性基材を凍結等により切削等ができる程度に硬化させた後、切削加工により所望する形状に加工し、着色眼内レンズを得ることができる。また、眼内レンズ形状に成型された型枠内に、主材料、架橋剤、重合開始剤、紫外線吸収剤、着色剤を添加して重合、硬化させることにより、着色済眼内レンズを得ることもできる。
【0034】
なお、本実施形態においては、着色を行う材料として室温にて折り曲げ可能な軟性基材を用いているが、これに限るものではない。室温にて折り曲げることができない硬い基材からなる眼内レンズに対して、本発明の着色剤を用いることもできる。また、本発明の着色剤は眼内レンズに限らず、コンタクトレンズ等の他の眼用レンズに用いることもできる。
【0035】
(実施例1)
16gのカルバゾール、14gの水酸化ナトリウム、及び7mlの純水と、80mlのメチルエチルケトンとを混合し、攪拌しながら加熱して30分間還流させた。還流させたままで、この中に13mlの2−クロロエタノールを1時間かけて滴下した。その後3時間還流した後、8gの水酸化ナトリウムを追加し、還流させながら13mlの2−クロロエタノールを1時間かけて滴下した。その後24時間還流させ、反応混合物を室温まで放冷し、3Lの純水中に加え、エーテル抽出した。エーテルをエバポレーターで除去し、未反応のカルバゾールを濾過して除き、得られた粘調な反応混合物からN−(2−ヒドロキシエチル)カルバゾールをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル/ベンゼン)により単離した。収率は20%であった。
【0036】
次に、5.0gの氷酢酸に4.5gの濃硫酸を徐々に加え、湯浴上で50℃に保ち、この中へ0.4gの亜硝酸ナトリウムを攪拌しながら徐々に加え、70℃まで加熱した後に氷水浴上で10℃まで冷却した。この中へ0.98gの2,6−ジクロロ−4−ニトロアニリンを攪拌しながら徐々に加え、その後5.0gの氷酢酸と7mlの氷水とを加えて攪拌してジアゾ化を行った。
【0037】
メタノール20mlと純水5mlからなる混合溶液中に、1.0gのN−ヒドロキシエチルカルバゾールを溶かしておき、このジアゾ化溶液をN−ヒドロキシエチルカルバゾールが溶解した混合液中に攪拌しながら加え、室温で1時間攪拌した。反応混合物に50mlの水を加え、濾過して得られた固体から、橙色の色素母体、3−(2’,6’−ジクロロ−4’−ニトロフェニル−アゾ)−9−(2’−ヒドロキシエチル)カルバゾールをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル/ベンゼン)により単離した。収率は65%であった。
【0038】
得られた色素母体、3−(2’,6’−ジクロロ−4’−ニトロフェニル−アゾ)−9−(2’−ヒドロキシエチル)カルバゾール0.010molと、塩化メタクリロイル 0.013molと、トリエチレンジアミン 0.013molとを乾燥ベンゼン 1Lに溶解させ、室温(約25℃)で24時間、攪拌した。反応混合物を濾過して濃縮してカラムクロマトグラフィー(シリカゲル/ベンゼン)によって式8、
【0039】
【化9】
【0040】
で示される用着色剤、3−(2’,6’−ジクロロ−4’−ニトロフェニルアゾ)−9−(2’−メタクリロキシエチル)カルバゾールを単離した。収率は95%であった。
【0041】
得られた着色剤を0.01重量%、エチレングリコールフェニルエーテルアクリレートを54重量%、n−ブチルメタクリレートを39.7重量%、n−ブチルアクリレートを4.0重量%、架橋剤として1,4−ブタンジオールジメタクリレート2.0重量%、紫外線吸収剤として2−(2’−ヒドロキシ−5’−メタクリリロキシプロピル−3’−tert−ブチルフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾールを0.3重量%、重合開始剤として2,2−アゾビスイソブチロニトリルを若干量、混合し、試験管に入れた。これを60℃の恒温槽で24時間、95℃のエアオーブン中で24時間、95℃の真空オーブン中で重合させ、橙色に着色された軟性の眼内レンズ基材を得た。
【0042】
得られた眼内レンズ基材をφ6mm、厚さ1mmのプレートに加工した後、透過率を測定した。(日立製作所製分光光度計 U−4000)その結果を図1に示す。図1に示すように、紫外域の波長350nm〜400nmの光線をほとんど吸収するとともに、波長400nm〜500nmにおける光線の吸収が認められ、人眼水晶体本来の光線吸収特性に近いものであった。
【0043】
また、得られたプレートをアセトン中に浸漬した状態で、60℃のエアオーブンで72時間保管した。72時間の加熱保管後、プレートを取り出し外観を検査したが、色の抜けは認められなかった。また、透過率を測定したが、透過率の変化はほとんどみられなかった。
【0044】
(比較例1)
着色剤を実施例1で得られた色素母体、3−(2’,6’−ジクロロ−4’−ニトロフェニル−アゾ)−9−(2’−ヒドロキシエチル)カルバゾールとした以外は、実施例1と同一条件として橙色に着色された軟性の眼内レンズ基材を得た。得られた眼内レンズ基材をφ6mm、厚さ1mmのプレートに加工した後、実施例1と同様にアセトン処理を行った。アセトン処理後のプレートは色が完全に抜け落ちていた。
【0045】
(比較例2)
着色剤をYellow AG(日本化薬(株)製 黄色)とした以外は、実施例1と同一条件として黄色に着色された軟性の眼内レンズ基材を得た。得られた眼内レンズ基材をφ6mm、厚さ1mmのプレートに加工した後、実施例1と同様にアセトン処理を行った。アセトン処理後のプレートは色が完全に抜け落ちていた。
【0046】
(比較例3)
着色剤をSudan III(キシダ化学(株)製 赤色)とした以外は、実施例1と同一条件として赤色に着色された軟性の眼内レンズ基材を得た。得られた眼内レンズ基材をφ6mm、厚さ1mmのプレートに加工した後、実施例1と同様にアセトン処理を行った。アセトン処理後のプレートは色が完全に抜け落ちていた。
【0047】
【発明の効果】
以上のように、本発明の着色剤によれば、折り曲げ可能なコンタクトレンズや眼内レンズ等の眼用レンズに用いても、着色後の眼用レンズから溶出することなく好適に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のプレートにおける透過率曲線を示した図である。
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