JP4230827B2 - プレディクティブ発信オペレータ選定方法 - Google Patents

プレディクティブ発信オペレータ選定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4230827B2
JP4230827B2 JP2003165919A JP2003165919A JP4230827B2 JP 4230827 B2 JP4230827 B2 JP 4230827B2 JP 2003165919 A JP2003165919 A JP 2003165919A JP 2003165919 A JP2003165919 A JP 2003165919A JP 4230827 B2 JP4230827 B2 JP 4230827B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operator
customer
information
transmission
call
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003165919A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005005928A (ja
Inventor
功 吉澤
紀行 西田
Original Assignee
Jfeシステムズ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Jfeシステムズ株式会社 filed Critical Jfeシステムズ株式会社
Priority to JP2003165919A priority Critical patent/JP4230827B2/ja
Publication of JP2005005928A publication Critical patent/JP2005005928A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4230827B2 publication Critical patent/JP4230827B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プレディクティブ発信を採用しているアウトバウンド業務のコール・センタ業務に係り、特に、一旦オペレータが何らかの情報伝達媒体によって対応している顧客に対して、後刻に改めてコール・センタ側から発信し、同じオペレータが対応する業務の、オペレータの作業能率向上を図りながら、その業務品質を向上させることができるプレディクティブ発信オペレータ選定方法、及びCTI(Computer Telephony Integration)制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コール・センタ・システムは、アウトバウンド業務とインバウンド業務に大別される。
【0003】
アウトバウンド業務とは、コール・センタ側から発信して顧客応対する業務であり、プレディクティブ発信が行われることが多い。これに対して、インバウンド業務とは、顧客からの電話その他を受け付ける業務である。これらの業務では顧客との情報伝達媒体として、電話以外にも、通常の葉書や手紙などの郵便や、ファクシミリや、電子メールなども利用される場合がある。
【0004】
プレディクティブ発信は、発信すべき顧客のリストを含む情報に基づいて自動的にダイヤルし、発信した呼が接続する将来のオペレータの空きを確率統計的に予測しながら順次発信していくというものである。従って、オペレータの空き時間が短縮され、オペレータが顧客に対応する効率が向上する。
【0005】
特許文献1においては、インバウンド業務において、リクエスト情報や、オペレータのスキルなどの条件に応じて、的確なオペレータの人選をするという技術が開示されている。又、選出されたオペレータに対して、該リクエスト情報を配信するようにしている。該リクエスト情報とは、該特許文献1では明確に言及されていないものの、様々な情報伝達媒体による顧客からの情報を、テキスト情報に自動変換したものと、解する可能性もある。
【0006】
ここで、あるオペレータが、様々な情報伝達媒体のいずれかによるアウトバウンド業務で顧客対応する。その後、再びアウトバウンド業務において同じ顧客に対応する場合は、上述の先行した顧客対応の状況に応じて、今回顧客対応するオペレータを選定することが望ましい。
【0007】
【特許文献1】
特開2003−108650公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1は、アウトバウンド業務に関しては何ら開示していない。特許文献1は、インバウンド業務に関するもので、アウトバウンド業務とは顧客対応するオペレータを選定する条件が異なることになる。又、選定後にオペレータに伝達する情報も、アウトバウンド業務であれば、これに特有のものが存在するものである。
【0009】
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、一旦オペレータが何らかの情報伝達媒体によって対応している顧客に対して、後刻に改めてコール・センタ側から発信し、同じオペレータが対応する業務の、オペレータの作業能率向上を図りながら、その業務品質を向上させることができることができるプレディクティブ発信オペレータ選定方法、及びCTI制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
まず、本願の第1発明のプレディクティブ発信オペレータ選定方法は、顧客対応の際に、後刻に再発信して該顧客に対応するために、該顧客を識別する情報及び先行の該顧客対応を取り扱ったオペレータを識別する情報を少なくとも含めた、再発信要求情報を保存しておき、プレディクティブ発信業務に組み込んで、先行発信の該再発信要求情報に基づいてコール・センタ側から再発信する際には、顧客情報の表示、及び、該再発信要求情報の再発信情報の予約を削除する予約解除指示操作、再発信を延期する待機指示操作、発信先の顧客の電話番号と共に、発信命令を送信する実行指示操作をオペレータが行うための、ソフトウェア的押しボタンの表示を含む、受付画面を表示してから、前記予約解除指示操作の有無を判定し、該判定がない場合は、前記待機指示操作の有無を判定し、該判定がない場合は、前記実行指示操作の有無を判定し、該判定がある場合は、該再発信要求情報に基づいて識別される、前記先行顧客対応を取り扱ったオペレータに該再発信を接続するようにしたことにより、前記課題を解決したものである。
【0011】
又、前記リモート・エージェント運用方法において、前記再発信要求情報を保存する際に、前記プレディクティブ発信業務における他の発信に対する優先度を示す、再発信優先度情報も共に保存しておき、前記再発信する際には、該再発信要求情報に基づいて識別される、前記先行顧客対応を取り扱ったオペレータの空き状態、及び前記再発信優先度情報に基づいて、該再発信の可否を判断するようにしたことにより、アウトバウンド業務において発信量などの業務量に応じるができる。
【0012】
更に、前記リモート・エージェント運用方法において、前記再発信要求情報を保存する際に、前記先行発信と同一のオペレータを選定する優先度を示す、オペレータ再選優先度情報も共に保存しておき、前記再発信する際には、該再発信要求情報に基づいて識別される、前記先行顧客対応を取り扱ったオペレータの空き状態、及び前記同一オペレータ選定優先度情報に基づいて、該再発信の可否を判断すると共に、該再発信を接続するオペレータの選定を、該同一オペレータ選定優先度情報に基づいて行うようにしたことにより、アウトバウンド業務において発信量などの業務量に応じるができる。
【0013】
又、前記リモート・エージェント運用方法において、前記再発信する際には、該再発信要求情報に基づいて識別される、前記先行顧客対応を取り扱ったオペレータからの、該再発信の可否を指示する入力を受付け、該入力に基づいて、該再発信を開始するようにしたことにより、顧客対応に先立ってオペレータが関連情報を閲覧したり、関連情報を収集したりする時間を、オペレータが自己判断で確保したりし易くすることができる。
【0014】
更に、前記リモート・エージェント運用方法において、先行発信の前記顧客対応が、通話以外の情報伝達媒体を利用した、オペレータによる顧客対応であることにより、例えば、顧客に便利だったり、通信費がより安価だったりする、より適した情報伝達媒体を適宜利用することができる。
【0015】
次に、前記リモート・エージェント運用方法において、先行発信の前記顧客対応の後で、かつ前記再発信の前に、通話以外の情報伝達媒体を利用して、該顧客に対して情報提供を行うようにしたことにより、顧客対応に必要な情報を顧客に通話などとは別に伝達する際に、顧客に便利だったり、通信費がより安価だったりする、より適した情報伝達媒体を適宜利用することができる。
【0016】
又、前記リモート・エージェント運用方法において、前記情報伝達媒体が、ファクシミリ、又は電子メールであることにより、顧客は提供された情報を何度でも手元にある情報で閲覧することができる。
【0017】
更に、前記リモート・エージェント運用方法において、顧客が用いる電話機に携帯電話機が含まれるものであって、前記再発信要求情報を保存する際に、前記先行発信の中断の理由を示す情報をも共に保存しておき、前記再発信をオペレータに接続する際には、該中断理由情報を該オペレータに提供するようにしたことにより、オペレータは先行発信時の顧客の状況に応じて対応し易くなり、従って、オペレータの顧客対応品質を向上することができる。
【0018】
次に、本願の第2発明のCTI制御装置は、顧客対応の際に、後刻に再発信して該顧客に対応するために、該顧客を識別する情報及び先行の該顧客対応を取り扱ったオペレータを識別する情報を、少なくとも保存する再発信要求情報格納部と、プレディクティブ発信業務に組み込んで、先行発信の該再発信要求情報に基づいてコール・センタ側から再発信する際には、顧客情報の表示、及び、該再発信要求情報の再発信情報の予約を削除する予約解除指示操作、再発信を延期する待機指示操作、発信先の顧客の電話番号と共に、発信命令を送信する実行指示操作をオペレータが行うための、ソフトウェア的押しボタンの表示を含む、受付画面を表示してから、前記予約解除指示操作の有無を判定し、該判定がない場合は、前記待機指示操作の有無を判定し、該判定がない場合は、前記実行指示操作の有無を判定し、該判定がある場合は、該再発信要求情報に基づいて識別される、前記先行顧客対応を取り扱ったオペレータに該再発信を接続する再発信制御部と、を備えるようにしたことにより、前記課題を解決したものである。
【0020】
以下、本発明の作用について、簡単に説明する。
【0021】
本発明は、顧客対応の際に、後刻に再発信して該顧客に対応するために、該顧客を識別する情報、及び先行の該顧客対応を取り扱ったオペレータを識別する情報を少なくとも含めた、再発信要求情報を保存しておく。
【0022】
そうして、プレディクティブ発信業務に組み込んで、先行発信の該再発信要求情報に基づいてコール・センタ側から再発信する。つまり、該再発信は、適宜、プレディクティブ発信に混在させたものになる。そして、該再発信の際には、該再発信要求情報に基づいて識別される、前記先行顧客対応を取り扱ったオペレータに該再発信を接続する。なお、先行発信及び再発信は、異なる情報伝達媒体によってもよい。
【0023】
従って、本発明によれば、アウトバウンド業務に適合させて、再発信のオペレータを選定することができる。従って、一旦オペレータが何らかの情報伝達媒体によって対応している顧客に対して、後刻に改めてコール・センタ側から発信し、同じオペレータが対応する業務の、オペレータの作業能率向上を図りながら、その業務品質を向上させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0025】
以下に説明する第1及び第2実施形態は、アウトバウンド業務において顧客に発信し応答のあった呼を、いずれかのコール・センタ10側あるいは在宅エージェント装置100側に接続することを、PBX16において行っている。又、以下に説明する第3及び第4実施形態は、このような応答のあった呼を在宅エージェント装置100側に接続することを、局側交換機72において行っている。
【0026】
例えばCBR(Carrier Based Routing)では、予め決められたコール・センタ間の固定比率に従って、発生する着信呼を、一定の配信規則に従い前記コール・センタに、公衆回線内の交換機で配信する。更には、このような配信を制御するための機能を、公衆網を運営する者がその仕様を提供して、外部者、例えばコール・センタを運営したり利用する一般企業などに提供することも行われている。本発明はこれに限定されるものではないが、例えば、SS7、UDP/IP、X.25などに代表される標準プロトコルがある。
【0027】
又、このような公衆網に関するプロトコルによる処理は、ある種のネットワーク・サービスである。配信を制御しようとする者は、該ネットワーク・サービスに問い合わせを行い、その結果に従い規定されている通知を該ネットワーク・サービスに対して行う。これにより、最終的な着信先を決定することができる。以下に説明する第5〜第7実施形態は、このようなネットワーク・サービスを利用している。なお、上記のネットワーク・サービスを利用しようとする者が、該ネットワーク・サービスにアクセスするためのノードは、SCP(Service Control Point)とも呼ばれている。
【0028】
なお、以下に説明する第1実施形態及び第3実施形態については、在宅エージェント装置100は存在しない。従って以下の説明において、これら第1実施形態及び第3実施形態については、在宅エージェント装置100を、遠隔地にあるコール・センタ10のオペレータ(リモート・オペレータ)が利用する、電話機12やオペレータ端末14によって構成されるものと置き換えて考えるものとする。
【0029】
図1は、本発明が適用された第1実施形態の構成を示すブロック図である。
【0030】
この図において2つのコール・センタ10は、いずれも、プレディクティブ・ダイヤラ装置30を用いたアウトバウンド業務が可能になっている。コール・センタ10は2つに限定されるものではなく、これ以上設けてもよい。
【0031】
又、これらコール・センタ10は、いずれも、プレディクティブ・ダイヤラ装置30とは異なる拠点に設けられている。従って、いずれもリモート・エージェントになっている。
【0032】
あるいは、プレディクティブ・ダイヤラ装置30は、いずれかのコール・センタ10と同一の拠点に併せて設けるようにしてもよい。この場合、該コール・センタ10以外がリモート・エージェントになる。
【0033】
この図において、コール・センタ10においては、電話機12及びオペレータ端末14は、オペレータ毎に配置されている。電話機12は、PBX16を経由して公衆網1に接続されている。電話機12は公衆網1により顧客の電話機に接続される。又、オペレータ端末14は、例えばパーソナル・コンピュータによって実現することも可能である。顧客の電話機は、通常の有線回線の電話機に限定されるものではなく、携帯電話や、PHS(簡易携帯電話:Personal Handy Phone)であってもよい。
【0034】
又、この図において□印は、ネットワーク間を接続する接続装置である。すべてのオペレータ端末14又PBX16は、それぞれのコール・センタ10に敷設されているLAN(Local Area Network)18に接続されている。又、いずれのLAN18も上述の接続装置により、WAN50に接続されている。
【0035】
従って、プレディクティブ・ダイヤラ装置30は、WAN50及び個々のコール・センタ10のLAN18を経由して、PBX16と情報の授受が可能になっている。具体的にはプレディクティブ・ダイヤラ装置30は、必要な情報をPBX16から得ることができる。又プレディクティブ・ダイヤラ装置30は、予め定められている命令情報をPBX16に送ることができ、これによりPBX16の動作を制御することができる。
【0036】
図2は、本実施形態で用いるプレディクティブ・ダイヤラ装置30の構成を示すブロック図である。
【0037】
図示されるようにプレディクティブ・ダイヤラ装置30は、プレディクティブ・ダイヤラ制御部31と、データベース管理装置40とを有している。又プレディクティブ・ダイヤラ制御部31は、CTI制御装置33と、ペーシング制御装置35と、管理制御装置37とを含んでいる。
【0038】
CTI制御装置33は、インバウンド業務で顧客からの着信があると、該着信をオペレータに分配するため、PBX16を制御する。この際、着信に係る必要な情報を、データベース管理装置40から該当するオペレータのオペレータ端末14に送る制御をする。
【0039】
更にCTI制御装置33は、アウトバウンド業務に関する機能を有している。即ちCTI制御装置33は、ペーシング制御装置35がプレディクティブ発信(予測発信)する際に、PBX16の発信におけるダイヤルなどの制御をする。又、このようなプレディクティブ発信に際して、発信すべき顧客のリストを含む情報は、データベース管理装置40からダイヤル時に逐次得る。
【0040】
図3は、本発明が適用された第2実施形態の構成を示すブロック図である。
【0041】
本実施形態では、前述した第1実施形態に対して在宅エージェント装置100及びウェブ・サーバ装置42が追加されている。他については第1実施形態と同様である。
【0042】
この図において2つのコール・センタ10は、いずれも、プレディクティブ・ダイヤラ装置30を用いたアウトバウンド業務が可能になっている。コール・センタ10は2つに限定されるものではなく、これ以上設けてもよい。
【0043】
又、これらコール・センタ10は、いずれも、プレディクティブ・ダイヤラ装置30とは異なる拠点に設けられている。従って、いずれもリモート・エージェントになっている。
【0044】
あるいは、プレディクティブ・ダイヤラ装置30は、いずれかのコール・センタ10と同一の拠点に併せて設けるようにしてもよい。この場合、該コール・センタ10以外がリモート・エージェントになる。
【0045】
更には本実施形態では、在宅エージェント装置100は、リモート・エージェントの一種であり、在宅勤務者など基本的に1人のオペレータをリモート・オペレータとしている。しかしながら、数人を対象にするようにしてもよい。
【0046】
又、本実施形態の在宅エージェント装置100が有するオペレータ端末14は、いわゆるブラウザ・プログラムを利用している。例えば米国マイクロソフト社製の「インターネット・エクスプローラー」などのブラウザ・プログラムを利用している。又、該オペレータ端末14では、ログイン操作、及び前記顧客情報の表示に用いるプログラムを内蔵していない。これらプログラムは、その実行時にその都度、管理制御装置側のウェブ・サーバ装置42からダウンロードするようにしている。従って、在宅エージェント装置100側は、これらプログラムを保管する例えばハードディスク装置の容量が不要となるだけでなく、これらプログラムの更新などの管理をする必要がない。
【0047】
図4は、在宅エージェント装置100の第1例の構成を示すブロック図である。
【0048】
第1例の在宅エージェント装置100は、オペレータが利用する電話機12及びオペレータ端末14に加え、TA(Terminal Adapter)装置102を有している。該TA装置102は、国内の通信事業者であるNTTが提供しているINS64によって公衆網1に接続するための接続装置である。この第1例の在宅エージェント装置100においては、電話機12の公衆網1による通話は、TA装置102を利用している。又、オペレータ端末14は、TA装置102により公衆網1を経由して所定のアクセスポイントに接続するなどして、WAN50に接続する。このようなTA装置102を用いるオペレータ端末14のWAN50に対する接続は、インターネットを経由して行ってもよい。
【0049】
図5は、在宅エージェント装置100の第2例の構成を示すブロック図である。
【0050】
第2例の在宅エージェント装置100は、オペレータが利用する電話機12及びオペレータ端末14に加え、TA装置102を有している。この第2例の在宅エージェント装置100においてオペレータ端末14は、第2例の在宅エージェント装置100と同様に、TA装置102により公衆網1を経由して所定のアクセスポイントに接続するなどして、WAN50に接続する。しかしながら、第2例の在宅エージェント装置100では、電話機12の公衆網1による通話は、TA装置102を利用せず公衆網1に直接接続して行う。
【0051】
図6は、在宅エージェント装置100の第3例の構成を示すブロック図である。
【0052】
第3例の在宅エージェント装置100では、オペレータ端末14内にTA装置102が設けられている。該オペレータ端末14は、例えばパーソナル・コンピュータによって実現することも可能である。又、該TA装置102を利用したオペレータ端末14のデータ通信に利用するデータ通信インタフェイス装置120に加えて、電話機12を実現するための音声通話インタフェイス装置110を有している。オペレータは、ヘッドフォンのようにオペレータ(利用者)の頭部に装着するヘッドセット112として構成されているマイク装置114及びスピーカ装置116を利用し、マイク装置114により送話し、スピーカ装置116により受話するようにして、顧客に対して通話する。又、このような第3例の在宅エージェント装置100においては、前述の第1例の在宅エージェント装置100と同様に、オペレータが利用する電話機の公衆網1による通話、及びオペレータ端末14のWAN50に対する接続は、TA装置102を利用している。
【0053】
在宅エージェント装置100は、リモート・エージェントの一種であり、在宅勤務者など基本的に1人のオペレータをリモート・オペレータとしている。しかしながら、数人を対象にするようにしてもよい。
【0054】
又、本実施形態の在宅エージェント装置100が有するオペレータ端末14は、いわゆるブラウザ・プログラムを利用している。例えば米国マイクロソフト社製の「インターネット・エクスプローラー」などのブラウザ・プログラムを利用している。又、該オペレータ端末14では、ログイン操作、及び前記顧客情報の表示に用いるプログラムを内蔵していない。これらプログラムは、その実行時にその都度、管理制御装置側のウェブ・サーバ装置42からダウンロードするようにしている。従って、在宅エージェント装置100側は、これらプログラムを保管する例えばハードディスク装置の容量が不要となるだけでなく、これらプログラムの更新などの管理をする必要がない。
【0055】
以下、これら第1及び第2実施形態における作用について説明する。
【0056】
以上に説明した第1及び第2実施形態において、又後述する第3及び第4実施形態においては、後述するデータベース管理装置40において、本発明に係る再発信要求情報を保存しておく。該保存は、先行の顧客対応が電話によるものであれば、CTI制御装置33による処理によって行う。
【0057】
該再発信要求情報には、先行の顧客対応に係る、該顧客を識別する情報、又、該顧客対応を取り扱ったオペレータを識別する情報が含まれる。更に、該再発信要求情報には、プレディクティブ発信業務に組み込んで行う再発信の際の、プレディクティブ発信される他の発信に対する優先度を示す、再発信優先度情報が含まれる。更には、該再発信の際に、先行発信と同一のオペレータを選定する優先度を示す、オペレータ再選優先度情報も含まれる。
【0058】
又、該再発信要求情報には、先行発信の中断の理由を示す中断理由情報や、先行発信に利用した情報伝達媒体の種類を示す情報も含まれる。該中断理由情報においては、中断の理由が、顧客都合によるものか、オペレータの都合によるものか、通信回線など情報伝達媒体によるものかなどを、区別する情報などを含めるようにしてもよい。
【0059】
又、プレディクティブ発信業務に組み込んで、該再発信要求情報に基づいてコール・センタ側から行う再発信は、CTI制御装置33の処理を中心して行う。
【0060】
そうして、該再発信の際に、該再発信を接続するオペレータの選択は、CTI制御装置33によって行う。該選択は、該再発信要求情報に基づいて行われる。又、該選択は、先行顧客対応を取り扱ったオペレータの空き状態や、上述の再発信優先度情報やオペレータ再選優先度情報も参照して行うものである。従って、先行発信と同一のオペレータを選定する場合や、そうではない場合がある。例えば、オペレータ再選優先度情報において同一のオペレータを選定する優先度が高くなく、又該同一オペレータが空きではない場合は、異なるオペレータを選定する場合がある。
【0061】
図7は、前述した第1及び第2実施形態の作用を説明するための信号の流れを示すブロック図である。
【0062】
この図において、一点差線は、顧客3と対応するための音声による通話の接続を示す。又、二点差線は、このような通話を確立したり維持したり、又このような通話中に顧客3に関する情報をオペレータに提供するための、制御に関する信号の流れを示す。又、オペレータ端末受付画面14aは、オペレータ端末14に表示される画面であり、後述する図14や図15のような画面である。
【0063】
次に、図8は、前述した第1及び第2実施形態における、又後述する第3及び第4実施形態における、CTI着信可能要求受付処理を示すフローチャートである。図9は、これら実施形態における、プレディクティブ発信処理を示すフローチャートである。図10は、CTIプレディクティブ発信処理を示すフローチャートである。図11は、CTIログオフ処理を示すフローチャートである。図12は、CTI発信処理を示すフローチャートである。
【0064】
又、図13は、これら実施形態におけるログイン画面を示す線図である。図14は、これら実施形態における第1の受付画面を示す線図である。図15は、これら実施形態における第2の受付画面を示す線図である。図16は、これら実施形態におけるコンタクト履歴画面を示す線図である。図17は、これら実施形態におけるコンタクト結果画面を示す線図である。
【0065】
これら図13〜図17において、一点鎖線の矩形は、ポインティング入力装置であるマウスによる位置指示及びクリック操作によりプッシュ操作できる、画面上の押しボタンの表示である。又、破線の矩形は、入力する文字を表示する領域である。あるいは、破線の矩形は、顧客に関する情報など、既に入力されている情報を表示する領域である。なお、オペレータ端末14には、オペレータが利用する入力手段として、マウス及びキーボードが接続されている。
【0066】
以下において、これら図7〜図17を用い、第1及び第2実施形態の作用を説明する。なお、後述する第3及び第4実施形態の作用についても、第1及び第2実施形態とほぼ同様である。
【0067】
まず、これらの実施形態において、在宅エージェント装置100のオペレータ端末14によるログインでは、以下に列挙する事項を、列挙する順に行う。
【0068】
A.在宅エージェントのログイン処理。
【0069】
A1.在宅エージェント装置100のオペレータ(リモート・オペレータ)は、該在宅エージェント装置100のオペレータ端末14において、ブラウザ・プログラムを起動する。そうして、ウェブ・サーバ装置42にアクセスする。又、図13に図示するログイン画面をブラウザ・プログラムにおいて表示すべく操作することで、ウェブ・サーバ装置42にあるウェブ・アプリケーション・プログラム44の1つである、該ログイン画面を表示するためのプログラムをダウンロードし、その後起動する。なお、このようなオペレータ端末14のウェブ・サーバ装置42に対するアクセスは、インターネットを経由して行ってもよく、あるいは他のWAN50の経路によって行ってもよい。
【0070】
A2.そうして、在宅エージェント装置100のオペレータは、オペレータ端末14に表示された図13に図示する画面により、インターネット経由で、あるいは他のWAN50の経路によって、プレディクティブ・ダイヤラ制御部31にログイン要求を行う。
【0071】
A3.プレディクティブ・ダイヤラ制御部31は、ログイン要求を行った在宅エージェント装置100を登録する。
【0072】
A4.ログイン要求を行った在宅エージェント装置100のオペレータ端末14には、インターネット経由で、あるいは他のWAN50の経路によって、図14や図15に図示するような受付画面を表示するため、ウェブ・サーバ装置42にあるウェブ・アプリケーション・プログラム44の1つである、該受付画面を表示するためのプログラムを起動する。そうして該受付画面が該当するオペレータ端末14に表示される。
【0073】
以上のようにログインが完了したり、前の顧客の対応業務が完了したりして、アウトバウンド業務でCTI制御装置33から分配される顧客との接続を、オペレータが着信可能になると、図8に示すCTI着信可能要求受付処理が、CTI制御装置33において行われることになる。
【0074】
この図において、まずステップ120では、当該CTI制御装置33において、再発信が蓄積されているか否か、再発信フラグのセットの有無によって判断する。この再発信の蓄積は、本発明に係る再発信を行う必要があって、かつ該再発信に係る顧客やオペレータに関する再発信要求情報が、データベース管理装置40から読み出されてCTI制御装置33内の再発信メモリに保存されている状態である。又、この再発信の蓄積があれば、再発信フラグは“1(セット)”され、該蓄積がなければ、再発信フラグは“0(リセット)”されている。ステップ120では、蓄積されていると判定された場合はステップ122に進み、蓄積されていないと判定された場合はステップ126に進む。
【0075】
ステップ122では、該蓄積の再発信に係り先行顧客対応したオペレータが、今回着信可能になったオペレータであるか判定する。着信可能になったオペレータであると判定された場合はステップ124に進み、別のオペレータであると判定された場合はステップ126に進む。
【0076】
ステップ124では、図12に示すCTI発信処理を行う。続いてステップ126では、該CTI発信処理が済んだ、再発信要求情報を再発信メモリから消去する。
【0077】
ステップ128では、今回着信可能になったことによって行うべき、他の処理を行う。
【0078】
ここで、図12に示すCTI発信処理について説明する。
【0079】
該CTI発信処理は、CTI制御装置33において実行される。該CTI発信処理は、図8に示すCTI着信可能要求受付処理(ステップ124)や、図10に示すCTIプレディクティブ発信処理(ステップ166)において呼び出される処理になっている。
【0080】
この図において、まずステップ220では、今回再発信しようとする顧客について、該再発信を取り扱うオペレータのオペレータ端末14へと、図15に示すような顧客情報を受付画面に表示させる。又、図示が省略されているものの、該画面においては適宜、中断理由情報など、オペレータが顧客対応に有用な、本発明に係る再発信要求情報も表示される。
【0081】
該受付画面の右下部分では、図示されるように、「再発信メニュー」とされている領域において、「他オペレータ対応可の予約」、「他オペレータ対応不可の予約」、「オプション」、「実行」、「待機」、「予約解除」のそれぞれの、マウスなどのポインティング手段を用いて押下操作するソフトウェア的押しボタンが設けられている。更に、この「再発信メニュー」の領域の図中上方には、「顧客提供情報」なる、ソフトウェア的押しボタンが設けられている。
【0082】
該ステップ220では、「他オペレータ対応可の予約」、「他オペレータ対応不可の予約」、「オプション」の押しボタンの押下操作があった場合は、該当の処理を行う。「他オペレータ対応可の予約」の押下操作であれば、今回の再発信要求情報に係る、オペレータ再選優先度情報の優先度を下げる。「他オペレータ対応不可の予約」の押下操作であれば、今回の再発信要求情報に係る、オペレータ再選優先度情報の優先度を100パーセントにする。又、「オプション」の押下操作であれば、オペレータ再選優先度情報や再発信優先度情報の変更など、今回の再発信要求情報に係る処理を行う。
【0083】
続くステップ224では、「予約解除」の押しボタンの押下操作の有無を判定する。操作ありの場合はステップ226に進み、操作がない場合はステップ230に進む。ステップ226では、このような予約解除指示操作のありに対応し、CTI制御装置33やデータベース管理装置40に格納されている、該当の再発信要求情報を削除するなどして、該当の再発信の予約を削除する。
【0084】
ステップ230では、「待機」の押しボタンの押下操作の有無を判定する。操作ありの場合はステップ232に進み、操作がない場合はステップ236に進む。ステップ232では、このような待機指示操作のありに対応し、今回の発信がオペレータによって「待機」、即ち延期されたゆえ、CTI制御装置33はデータベース管理装置40に対して、今回の再発信が失敗した旨を非接続通知によって通知する。
【0085】
ステップ236では、「実行」の押しボタンの押下操作の有無を判定する。操作ありの場合はステップ240に進む。操作がない場合は、「実行」の押しボタンが押下されるまで、該ステップ236にとどまる。
【0086】
ステップ240では、上記の実行指示操作のありに対応し、CTI制御装置33はPBX16に対して、発信先の顧客の電話番号と共に、発信命令を送信する。すると該PBX16は、公衆網1を経由して顧客の電話機に対して発信する。
【0087】
ステップ244では、該発信が成功したか否か判定する。該発信が顧客の電話機に接続した場合は、該発信の成功と判定する。成功と判定された場合はステップ250に進み、不成立と判定された場合はステップ232に進む。
【0088】
ステップ250では、CTI制御装置33はデータベース管理装置40に対して、今回の発信が成功した再発信要求情報について、再発信が完了した旨を接続通知によって通知する。又、ステップ252では、該発信を取り扱うオペレータのオペレータ端末14に対して、今回の発信が成功し、再発信が完了した旨を表示する。
【0089】
ステップ232では、今回の発信が失敗したゆえ、CTI制御装置33はデータベース管理装置40に対して、再発信が失敗した旨を非接続通知によって通知する。
【0090】
次に、これらの実施形態において、在宅エージェント装置100に関するプレディクティブ発信処理では、以下に列挙する事項を、列挙する順に行う。
【0091】
B.プレディクティブ発信処理。
【0092】
B1.図9のステップ142において、プレディクティブ・ダイヤラ制御部31のペーシング制御装置35は、データベース管理装置40に対して発信データを要求する。
【0093】
B2.又、該ステップ142において、データベース管理装置40は該要求に対応する発信データを抽出し、抽出したものをCTI制御装置33へ送信する。
【0094】
B3.ステップ144において、CTI制御装置33は、該発信データが再発信以外のプレディクティブ発信をすべきものであれば、該発信データに基づき、PBX16に対して発信命令を発行する。又、該発信データが本発明に係る再発信をすべきものであれば、該発信データに基づき、図10に示すCTIプレディクティブ発信処理を行う。
【0095】
本発明に係る再発信の際には、該ステップ144に続いて、図10のまずステップ160では、該再発信の再発信要求情報についての処理を行う。具体的には、該再発信要求情報に基づいて、先行顧客対応を取り扱ったオペレータの空き状態や、再発信優先度情報や、オペレータ再選優先度情報も参照し、今回の再発信を取り扱うオペレータを選定することも含まれる。
【0096】
ステップ162では、今回の再発信が可能であるか判定する。例えば、今回の再発信を、その先行顧客対応を取り扱ったオペレータが取り扱わねばならないにもかかわらず、該オペレータがの空き状態ではない場合、該再発信は不可能になる。可能であると判定された場合はステップ164に進み、不可能と判定された場合はステップ170に進む。
【0097】
ステップ164では、該当オペレータを着信拒否に設定することで、該オペレータを今回の再発信に占有する。ステップ166では、前述した図12に示されるCTI発信処理を実行する。
【0098】
一方、ステップ170では、CTI制御装置33内の再発信メモリに、今回の再発信に関する再発信要求情報が蓄積されているか否か、再発信フラグのセットの有無によって判断する。蓄積されていると判定された場合はステップ176に進み、蓄積されていないと判定された場合はステップ172に進む。
【0099】
ステップ172では、再発信フラグをセットする。そしてステップ174では、CTI制御装置33内の再発信メモリに、今回の再発信に関する再発信要求情報を蓄積する。
【0100】
ステップ176では、今回の発信が失敗したゆえ、CTI制御装置33はデータベース管理装置40に対して、再発信が失敗した旨を非接続通知によって通知する。
【0101】
更に、これらの実施形態において、在宅エージェント装置100及び顧客3の接続処理では、以下に列挙する事項を、列挙する順に行う。
【0102】
C.在宅エージェントとの接続処理。
【0103】
C1.PBX16は顧客3が応答した呼を、在宅エージェント装置100の電話機12に転送する。このとき、顧客3と在宅エージェント装置100の電話機12はリンギング状態になる。
【0104】
C2.PBX16がCTI制御装置33に応答情報を送信する。
【0105】
C3.CTI制御装置33はデータベース管理装置40に応答情報を送信する。
【0106】
C4.データベース管理装置40は該応答情報を元にして、該データベース管理装置40により管理されるデータベースを検索して、顧客情報を得る。そうして、インターネット経由で、あるいは他のWAN50の経路によって、ウェブ・サーバ装置42にあるウェブ・アプリケーション・プログラム44の1つである、該受付画面を表示するためのプログラムにより、顧客3の応答状態、及び顧客情報を通知する。
【0107】
C5.在宅エージェント装置100側においてオペレータは、電話機12をオフフック状態にして顧客3と接続する。又オペレータは、図14において一点鎖線で図示される、受付画面の『応答』のボタンを押下する。すると、インターネット経由で、あるいは他のWAN50の経路によって、図15に図示するように、顧客情報を受付画面に表示させることができる。更には所定の操作をオペレータがすることで、図16や図17に図示されるような画面を、そのオペレータのオペレータ端末14に表示することができる。図14や図15において一点鎖線で図示される、『コンタクト履歴』のボタンを押下することで図16の画面を表示することができ、『コンタクト結果』のボタンを押下することで図17の画面を表示することができる。
【0108】
なお、ログオフに際しては、図11に示すような処理を行う。
【0109】
まずステップ200では、オペレータのオペレータ端末14によるログオフ操作を入力する。
【0110】
ステップ202では、当該CTI制御装置33において、再発信が蓄積されているか否か、再発信フラグのセットの有無によって判断する。つまり、再発信要求情報が、データベース管理装置40から読み出されてCTI制御装置33内の再発信メモリに保存されているか判定する。蓄積されていると判定された場合はステップ204に進み、蓄積されていないと判定された場合は、この図11の処理を終了する。
【0111】
ステップ204では、該蓄積の再発信を取り扱うオペレータが、今回ログオフ操作をしたオペレータであるか判定する。ログオフ操作のオペレータであると判定された場合はステップ206に進み、別のオペレータであると判定された場合は、この図11の処理を終了する。
【0112】
ステップ206では、ログオフによって、蓄積の再発信を行うことができなくなったゆえ、CTI制御装置33はデータベース管理装置40に対して、再発信が失敗した旨を非接続通知によって通知する。
【0113】
以上のようにこれら第1及び第2実施形態によれば、本発明を効果的に適用することができる。従って、アウトバウンド業務を対象とする場合にも、顧客に応対するコール・センタのオペレータを遠隔地にも配置できるようにし、コール・センタの運営効率の向上や運営費の削減を図ることができる。
【0114】
図18は、本発明が適用された第3実施形態の構成を示すブロック図である。
【0115】
本実施形態において、又後述する第6及び第7実施形態において、キャリア側設備70は、公衆網に含まれる。又、キャリア側設備70の局側交換機72は、公衆網における回線の接続の交換をするものである。
【0116】
本実施形態では、公衆網内に含まれるキャリア側設備70において、前述したプレディクティブ・ダイヤラ装置30に関する機能の部分を構成するようにしている。即ち、キャリア側設備70において、プレディクティブ・ダイヤラ制御部31及びデータベース管理装置40を構成すると共に、ウェブ・サーバ装置42を構成するようにしている。
【0117】
なお、キャリア側設備70において、局側交換機72その他を接続しているネットワーク54は、LANなどの所定のネットワークである。
【0118】
図19は、本発明が適用された第4実施形態の構成を示すブロック図である。
【0119】
本実施形態では、公衆網内に含まれるキャリア側設備70において、前述したプレディクティブ・ダイヤラ装置30に関する機能の部分を構成するようにしている。即ち、キャリア側設備70において、プレディクティブ・ダイヤラ制御部31を構成すると共に、ウェブ・サーバ装置42を構成するようにしている。又、データベース管理装置40については、利用企業側設備80に設けるようにしている。
【0120】
ここで、上述の利用企業とは、アウトバウンド業務利用企業であり、アウトバウンド業務により顧客に対して種々のサービスを提供する企業である。
【0121】
本実施形態では、データベース管理装置40を利用企業側設備80に設けることで、利用企業は、データベース管理装置40を容易に更新することができる。例えば、プレディクティブ発信に際して、発信すべき顧客3のリストを含むデータベース管理装置40に格納された情報なども、容易に更新することができる。
【0122】
なお、利用企業側設備80において、データベース管理装置40その他を接続しているネットワーク56は、LANなどの所定のネットワークである。
【0123】
図20は、前述した第5〜第7実施形態の作用を説明するための信号の流れを示すブロック図である。
【0124】
この図に示すように局側交換機72は、発信制御部74と、スイッチング制御部76とを有している。これら発信制御部74及びスイッチング制御部76は、前述したような公衆網1に関するネットワーク・サービスにより、プレディクティブ・ダイヤラ装置30側から制御される。
【0125】
このようにネットワーク・サービスにより制御され、発信制御部74は、在宅エージェント装置100の電話機12の回線への発信をし、図中一点鎖線J1で示すように、該回線を待機状態にする。又、このようにネットワーク・サービスにより制御され、発信制御部74は、顧客3の電話機の回線への発信をし、図中一点鎖線J2で示すように、該回線を待機状態にする。そうして、スイッチング制御部76は、このようなネットワーク・サービスにより、図中一点鎖線J3で示すように、これら待機状態の回線同士を接続する。
【0126】
以下において、この図20、又前述した図13〜図17を用い、第5〜第7実施形態の作用を説明する。
【0127】
まず、これらの実施形態において、在宅エージェント装置100のオペレータ端末14によるログインでは、以下に列挙する事項を、列挙する順に行う。
【0128】
D.在宅エージェントのログイン処理。
【0129】
D1.在宅エージェント装置100のオペレータ(リモート・オペレータ)は、該在宅エージェント装置100のオペレータ端末14において、ブラウザ・プログラムを起動する。そうして、ウェブ・サーバ装置42にアクセスする。又、図13に図示するログイン画面をブラウザ・プログラムにおいて表示すべく操作することで、ウェブ・サーバ装置42にあるウェブ・アプリケーション・プログラム44の1つである、該ログイン画面を表示するためのプログラムをダウンロードし、その後起動する。なお、このようなオペレータ端末14のウェブ・サーバ装置42に対するアクセスは、インターネットを経由して行ってもよく、あるいは他のWAN50の経路によって行ってもよい。
【0130】
D2.そうして、在宅エージェント装置100のオペレータは、オペレータ端末14に表示された図13に図示する画面により、インターネット経由で、あるいは他のWAN50の経路によって、プレディクティブ・ダイヤラ制御部31にログイン要求を行う。
【0131】
D3.プレディクティブ・ダイヤラ制御部31は、ログイン要求を行った在宅エージェント装置100の電話機12に繋がる通信回線と、局側交換機72を接続状態にする。
【0132】
D4.ログイン要求を行った在宅エージェント装置100のオペレータ端末14には、インターネット経由で、あるいは他のWAN50の経路によって、図14や図15に図示するような受付画面を表示するため、ウェブ・サーバ装置42にあるウェブ・アプリケーション・プログラム44の1つである、該受付画面を表示するためのプログラムを起動する。そうして該受付画面が該当するオペレータ端末14に表示される。
【0133】
以上のようにログインが完了したり、前の顧客の対応業務が完了したりして、アウトバウンド業務でCTI制御装置33から分配される顧客との接続を、オペレータが着信可能になると、図8に示すCTI着信可能要求受付処理が、CTI制御装置33において、前述の第1実施形態や第2実施形態と同様に行われることになる。
【0134】
次に、これらの実施形態において、在宅エージェント装置100に関するプレディクティブ発信処理では、以下に列挙する事項を、列挙する順に行う。
【0135】
E.プレディクティブ発信処理。
【0136】
E1.図9のステップ142において、プレディクティブ・ダイヤラ制御部31のペーシング制御装置35は、データベース管理装置40に対して発信データを要求する。
【0137】
E2.又、該ステップ142において、データベース管理装置40は該要求に対応する発信データを抽出し、抽出したものをCTI制御装置33へ送信する。
【0138】
E3.ステップ144において、CTI制御装置33は、該発信データが再発信以外のプレディクティブ発信をすべきものであれば、該発信データに基づき、PBX16に対して発信命令を発行する。又、該発信データが本発明に係る再発信をすべきものであれば、該発信データに基づき、図10に示すCTIプレディクティブ発信処理を前述の第1実施形態や第2実施形態と同様に行う。
【0139】
更に、これらの実施形態において、在宅エージェント装置100及び顧客3の接続処理では、以下に列挙する事項を、列挙する順に行う。
【0140】
F.在宅エージェントとの接続処理。
【0141】
F1.局側交換機72は顧客3が応答した呼を、在宅エージェント装置100の電話機12に繋がる通信回線に分配する。このとき、顧客3と在宅エージェント装置100の電話機12は通話状態になる。
【0142】
F2.局側交換機72がプレディクティブ・ダイヤラ制御部31内部のCTI制御装置33に応答情報を送信する。
【0143】
F3.CTI制御装置33はデータベース管理装置40に応答情報を送信する。
【0144】
F4.データベース管理装置40は該応答情報を元にして、該データベース管理装置40により管理されるデータベースを検索して、顧客情報を得る。そうして、インターネット経由で、あるいは他のWAN50の経路によって、ウェブ・サーバ装置42にあるウェブ・アプリケーション・プログラム44の1つである、該受付画面を表示するためのプログラムにより、顧客3の応答状態、及び顧客情報を通知する。
【0145】
F5.在宅エージェント装置100側においてオペレータは、顧客3との接続を局側交換機72からの接続音で確認した後、図14において一点鎖線で図示される、受付画面の『応答』のボタンを押下する。すると、インターネット経由で、あるいは他のWAN50の経路によって、図15に図示するように、顧客情報を受付画面に表示させることができる。更には所定の操作をオペレータがすることで、図16や図17に図示されるような画面を、そのオペレータのオペレータ端末14に表示することができる。
【0146】
なお、これら第3及び第4実施形態では、ログオフに際しては、図11に示すような処理を前述の第1実施形態や第2実施形態と同様に行う。
【0147】
以上のようにこれら第3及び第4実施形態によれば、本発明を効果的に適用することができる。従って、アウトバウンド業務を対象とする場合にも、顧客3に応対するコール・センタのオペレータを遠隔地にも配置できるようにし、コール・センタの運営効率の向上や運営費の削減を図ることができる。
【0148】
なお、以上に述べた第1〜第4実施形態において、WANは、一般的なものに限定されるものではない。即ち、異なる構内にある装置間を接続するネットワークであればよい。例えば、異なる構内交換機が配置されているような異なる構内にある装置間を接続するネットワークなどである。従って、本発明のこのような広域ネットワークには、専用回線を用いたものや、公衆データ回線を用いたものや、インターネットを利用するものや、更には、これらなどが混在するものが含まれる。
【0149】
なお、以上に述べた第1〜第4実施形態によれば、後刻に改めてコール・センタ側から発信して、同じ顧客に引き続いて同じオペレータが対応することが可能になる。従って、顧客による都合やオペレータによる都合を問わず、必要なら一旦通話を解除することも、適宜行いやすくなる利点がある。
【0150】
ここで、図21は、該利点に係り、顧客対応が一旦中断する業務を示すフローチャートである。
【0151】
ステップ310では、何らかの情報伝達媒体によって、オペレータ側からの発信で、第1回の顧客対応を行うとする。そして、ステップ312において、何らかの理由によって、第1回の顧客対応が中断するとする。
【0152】
例えば、第1回の顧客対応によって必要が生じる、顧客対応の能率向上などのために提供した方がよい情報を、この第1回の顧客対応とは異なる情報伝達媒体によって提供する場合が考えられる。例えば、携帯電話機の顧客に対して、第1回の顧客対応でオペレータが通話中、図22に示すような一覧表を顧客に電子メールによって送付する方が、理解しやすいと判断する場合などである。
【0153】
このような場合は、該情報提供にあたって、ステップ312において、図14や図15に図示される「顧客提供情報」と称するソフトウェア的押しボタンを、オペレータは押下操作する。すると、今回の顧客対応に際して、顧客に提供するのに適した情報のリストが画面表示されるので、その中の情報名の1つをクリックする。又、該情報提供の情報伝達媒体をオペレータが選択する。すると、これに相当する図22のような情報が、自動的に顧客に伝達される。そして、ステップ312においてこの後、一旦、顧客対応を中断することで、顧客に時間を与えて、顧客に該提供の情報をゆっくり閲覧してもらえる。
【0154】
上述の情報提供に際して、情報伝達媒体は様々な形態をとることができる。顧客が会員などであれば、データベース管理装置40に格納されている顧客情報に含まれる宛先情報に基づいて、ファクシミリや、電子メール(携帯電話の電子メールを含む)によって、上述の情報提供をするようにしてもよい。又、顧客の電話が携帯電話やPHSであれば、インターネットなどを介さない、いわゆる直通の電子メールによって、該情報提供をするようにしてもよい。あるいは、電子メールで顧客にインターネットのURL(uniform resource locator)を一旦通知し、その後、顧客が該URLに携帯電話やパーソナル・コンピュータでアクセスすることで、該情報提供を実現するようにしてもよい。
【0155】
そして、ステップ314では、該中断を解消すべく、顧客都合やオペレータ都合の面で適した時期に、該中断の後に改めてコール・センタ側から発信して、同じ顧客に引き続いて同じオペレータが対応する。該対応は、例えば図22を閲覧した顧客が抱く質問に応対することなどが考えられる。
【0156】
このように再度顧客に同じオペレータが対応すると、顧客サービスはかなり向上する。
【0157】
又、顧客が携帯電話機である場合などは通信費が大になるという問題がある。これに対して、本実施形態では、通話を適宜中断したり、通話より有利な情報伝達媒体で必要な情報を提供したりできるので、このような通信費を効果的に抑制することができるという利点がある。
【0158】
なお、本発明において、先行顧客対応に用いる情報伝達媒体と、再発信の顧客対応に用いる情報伝達媒体は、同一である必要はない。例えば図21では、第1回の顧客対応及び第2回の顧客対応は、同一の情報伝達媒体である必要がない。例えば、先行顧客対応には電子メールの送付でオペレータが顧客対応し、再発信では電話の通話で顧客対応することも考えられる。
【0159】
【発明の効果】
本発明によれば、一旦オペレータが何らかの情報伝達媒体によって対応している顧客に対して、後刻に改めてコール・センタ側から発信し、同じオペレータが対応する業務の、オペレータの作業能率向上を図りながら、その業務品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された第1実施形態の構成を示すブロック図
【図2】上記実施形態で用いるプレディクティブ・ダイヤラ装置の構成を示すブロック図
【図3】本発明が適用された第2実施形態の構成を示すブロック図
【図4】上記第2実施形態で用いる在宅エージェント装置の第1例の構成を示すブロック図
【図5】前記第2実施形態で用いる在宅エージェント装置の第2例の構成を示すブロック図
【図6】前記第2実施形態で用いる在宅エージェント装置の第3例の構成を示すブロック図
【図7】前記第1及び第2実施形態の作用を説明するための信号の流れを示すブロック図
【図8】前記第1及び第2実施形態、又本発明が適用された第3及び第4実施形態におけるCTI着信可能要求受付処理を示すフローチャート
【図9】前記第1〜第4実施形態におけるプレディクティブ発信処理を示すフローチャート
【図10】前記第1〜第4実施形態におけるCTIプレディクティブ発信処理を示すフローチャート
【図11】前記第1〜第4実施形態におけるCTIログオフ処理を示すフローチャート
【図12】前記第1〜第4実施形態におけるCTI発信処理を示すフローチャート
【図13】前記第1〜第4実施形態におけるログイン画面を示す線図
【図14】前記第1〜第4実施形態における第1の受付画面を示す線図
【図15】前記第1〜第4実施形態における第2の受付画面を示す線図
【図16】前記第1〜第4実施形態におけるコンタクト履歴画面を示す線図
【図17】前記第1〜第4実施形態におけるコンタクト結果画面を示す線図
【図18】本発明が適用された第3実施形態の構成を示すブロック図
【図19】本発明が適用された第4実施形態の構成を示すブロック図
【図20】前記第3及び第4実施形態の作用を説明するための信号の流れを示すブロック図
【図21】前記第1〜第4実施形態における顧客対応が一旦中断する業務を示すフローチャート
【図22】前記第1〜第4実施形態において先行発信の顧客対応の後で、かつ再発信の前に顧客に提供する情報画面を示す線図
【符号の説明】
1…公衆網
3…顧客
10…コール・センタ
12…電話機
14…オペレータ端末
16…PBX
18、52…LAN
30…プレディクティブ・ダイヤラ装置
31…プレディクティブ・ダイヤラ制御部
33…CTI制御装置
35…ペーシング制御装置
37…管理制御装置
40…データベース管理装置
42…ウェブ・サーバ装置
44…ウェブ・アプリケーション・プログラム
46…プレディクティブ・ダイヤラ・エンジン
50…WAN
54、56、58…ネットワーク
70…キャリア側設備
72…局側交換機
74…発信制御部
76…スイッチング制御部
80…利用企業側設備
82…コール・センタ運営専門会社側設備
100…在宅エージェント装置
102…TA装置
110…音声通話インタフェイス装置
112…ヘッドセット
114…マイク装置
116…スピーカ装置
120…データ通信インタフェイス装置

Claims (9)

  1. 顧客対応の際に、後刻に再発信して該顧客に対応するために、該顧客を識別する情報及び先行の該顧客対応を取り扱ったオペレータを識別する情報を少なくとも含めた、再発信要求情報を保存しておき、
    プレディクティブ発信業務に組み込んで、先行発信の該再発信要求情報に基づいてコール・センタ側から再発信する際には、顧客情報の表示、及び、該再発信要求情報の再発信情報の予約を削除する予約解除指示操作、再発信を延期する待機指示操作、発信先の顧客の電話番号と共に、発信命令を送信する実行指示操作をオペレータが行うための、ソフトウェア的押しボタンの表示を含む、受付画面を表示してから、前記予約解除指示操作の有無を判定し、該判定がない場合は、前記待機指示操作の有無を判定し、該判定がない場合は、前記実行指示操作の有無を判定し、該判定がある場合は、該再発信要求情報に基づいて識別される、前記先行顧客対応を取り扱ったオペレータに該再発信を接続するようにしたことを特徴とするプレディクティブ発信オペレータ選定方法。
  2. 請求項1に記載のプレディクティブ発信オペレータ選定方法において、
    前記再発信要求情報を保存する際に、前記プレディクティブ発信業務における他の発信に対する優先度を示す、再発信優先度情報も共に保存しておき、
    前記再発信する際には、該再発信要求情報に基づいて識別される、前記先行顧客対応を取り扱ったオペレータの空き状態、及び前記再発信優先度情報に基づいて、該再発信の可否を判断するようにしたことを特徴とするプレディクティブ発信オペレータ選定方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のプレディクティブ発信オペレータ選定方法において、
    前記再発信要求情報を保存する際に、前記先行発信と同一のオペレータを選定する優先度を示す、オペレータ再選優先度情報も共に保存しておき、
    前記再発信する際には、該再発信要求情報に基づいて識別される、前記先行顧客対応を取り扱ったオペレータの空き状態、及び前記同一オペレータ選定優先度情報に基づいて、該再発信の可否を判断すると共に、
    該再発信を接続するオペレータの選定を、該同一オペレータ選定優先度情報に基づいて行うようにしたことを特徴とするプレディクティブ発信オペレータ選定方法。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のプレディクティブ発信オペレータ選定方法において、
    前記再発信する際には、該再発信要求情報に基づいて識別される、前記先行顧客対応を取り扱ったオペレータからの、該再発信の可否を指示する入力を受付け、
    該入力に基づいて、該再発信を開始するようにしたことを特徴とするプレディクティブ発信オペレータ選定方法。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のプレディクティブ発信オペレータ選定方法において、
    先行発信の前記顧客対応が、通話以外の情報伝達媒体を利用した、オペレータによる顧客対応であることを特徴とするプレディクティブ発信オペレータ選定方法。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のプレディクティブ発信オペレータ選定方法において、
    先行発信の前記顧客対応の後で、かつ前記再発信の前に、通話以外の情報伝達媒体を利用して、該顧客に対して情報提供を行うようにしたことを特徴とするプレディクティブ発信オペレータ選定方法。
  7. 請求項5又は請求項6に記載のプレディクティブ発信オペレータ選定方法において、
    前記情報伝達媒体が、ファクシミリ、又は電子メールであることを特徴とするプレディクティブ発信オペレータ選定方法。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載のプレディクティブ発信オペレータ選定方法において、顧客が用いる電話機に携帯電話機が含まれるものであって、
    前記再発信要求情報を保存する際に、前記先行発信の中断の理由を示す情報をも共に保存しておき、
    前記再発信をオペレータに接続する際には、該中断理由情報を該オペレータに提供するようにしたことを特徴とするプレディクティブ発信オペレータ選定方法。
  9. 顧客対応の際に、後刻に再発信して該顧客に対応するために、該顧客を識別する情報及び先行の該顧客対応を取り扱ったオペレータを識別する情報を、少なくとも保存する再発信要求情報格納部と、
    プレディクティブ発信業務に組み込んで、先行発信の該再発信要求情報に基づいてコール・センタ側から再発信する際には、顧客情報の表示、及び、該再発信要求情報の再発信情報の予約を削除する予約解除指示操作、再発信を延期する待機指示操作、発信先の顧客の電話番号と共に、発信命令を送信する実行指示操作をオペレータが行うための、ソフトウェア的押しボタンの表示を含む、受付画面を表示してから、前記予約解除指示操作の有無を判定し、該判定がない場合は、前記待機指示操作の有無を判定し、該判定がない場合は、前記実行指示操作の有無を判定し、該判定がある場合は、該再発信要求情報に基づいて識別される、前記先行顧客対応を取り扱ったオペレータに該再発信を接続する再発信制御部と、を備えるようにしたことを特徴とするCTI制御装置。
JP2003165919A 2003-06-11 2003-06-11 プレディクティブ発信オペレータ選定方法 Expired - Fee Related JP4230827B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003165919A JP4230827B2 (ja) 2003-06-11 2003-06-11 プレディクティブ発信オペレータ選定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003165919A JP4230827B2 (ja) 2003-06-11 2003-06-11 プレディクティブ発信オペレータ選定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005005928A JP2005005928A (ja) 2005-01-06
JP4230827B2 true JP4230827B2 (ja) 2009-02-25

Family

ID=34092220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003165919A Expired - Fee Related JP4230827B2 (ja) 2003-06-11 2003-06-11 プレディクティブ発信オペレータ選定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4230827B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6824893B2 (ja) * 2015-03-16 2021-02-03 ライブパーソン, インコーポレイテッド リソースの優先順位付けおよび通信チャネルの確立
JP6122190B1 (ja) * 2016-04-26 2017-04-26 エイアイエス株式会社 電話営業用ctiシステムおよびアプリケーションプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005005928A (ja) 2005-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4142185B2 (ja) 通信ネットワーク上での通信方法
JP4718767B2 (ja) コミュニケーション交換機
US6798872B1 (en) Caller information display system and recording medium
JP3940078B2 (ja) 電話呼出のip接続からの遠隔自動転送のための方法およびシステム
JP4236032B2 (ja) インターネット通信システム及びインターネット通信方法及びセッション管理サーバ及び通信アダプタ
US8774394B2 (en) System and method for eliminating hold time in a telecommunications network
US20020031207A1 (en) User editable database to forward communications sent to an unified assess number to caller-specific destinations
EP2099205A1 (en) Telephone connection control method and telephone connection control system
JP2005160094A (ja) 企業私有通信ネットワークおよびセルラ通信ネットワークにおけるコール・ピックアップ・サービスの相互運用性を提供するシステム
JP2003087835A (ja) Webダイヤルイン接続方法及びダイヤルイン接続のための内線電話帳サービス機能を有するWebサーバコンピュータ
US7929686B2 (en) System and method for managing request priority in a telecommunications network
JP3558897B2 (ja) 電話サーバシステムおよび電話サーバ
WO2009107800A1 (ja) 通話中継サーバおよび音声通話システムならびに音声通話中継方法
JP4488973B2 (ja) 音声通信端末、着信制御方法、および発信制御方法
JP3684222B2 (ja) コンタクト・センタ・システム
JP3801447B2 (ja) コールセンタ運営統計収集システム
JP4594032B2 (ja) 発信者情報表示方法および電話機
JP4230827B2 (ja) プレディクティブ発信オペレータ選定方法
JP5084652B2 (ja) 電話サービスシステムおよび電話サービス方法
JP5801991B2 (ja) 着信制御サーバ、及び、着信制御方法
KR101629009B1 (ko) 통신망을 이용한 자동 통화연결 방법, 시스템, 단말 및 전화기와 이를 위한 기록매체
JP4313783B2 (ja) コールセンタ設備装置
JP2003152872A (ja) 電話受付代行システム、電話受付代行方法、電話受付代行プログラムおよび記録媒体
JP4313782B2 (ja) コールセンタ運用方法及び装置
JP3666650B2 (ja) 発呼者番号通知を利用した迷惑電話対処システム及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080729

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081021

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131212

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees