JP4230137B2 - ネットワーク対応型ファクシミリ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続したパーソナルコンピュータから各種指示を受信してファクシミリ送信可能なネットワーク対応型ファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネットワーク及び、セントロ、シリアルインターフェイスでパソコンとファクシミリを接続し、パソコンのプリンタドライバから送信されるプリンタ記述言語をファクシミリ側で受信して解析し、ページメモリにイメージを展開し、印刷するプリントシステムが普及していた。また、印刷時、ファクシミリ番号を入力することにより、イメージに展開後、MH,MR,MMR等のファクシミリ送信データフォーマットに変換後、指定のファクシミリ番号へファクシミリ送信するシステムも利用されていた。
また、ファクシミリ側にプリンタ記述言語解析処理を持たせなくても機能が実現できるように、パソコンに印刷データをファクシミリが容易に取り扱えるデータフォーマットであるMH,MR,MMR等に変換するドライバを組み込みファクシミリへデータを送信し、印刷するプリントシステム、また、印刷時、ファクシミリ番号を入力することにより、ファクシミリでは、受信したデータを指定のファクシミリ番号へファクシミリ送信するというシステムも提案されていた。
【0003】
さらに、インターネットに接続するためのインターフェイスを持ち、外部のファクシミリからSUBフレームありで公衆回線によりファクシミリデータを受信し、SUBフレームで指定された最大20桁のコードとメールアドレス等との変換テーブルを所持し、この変換テーブル内に指定のコードが存在した場合は、対応するメールアドレスへメール送信するという配信機能を持つネットワーク対応型ファクシミリは存在した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のネットワーク及び、セントロ、シリアルインターフェイスに接続されているパソコンから画情報、及び、ファクシミリ送信するファクシミリ番号を受信し、指定のファクシミリ番号へファクシミリ送信するシステムでは、印刷/ファクシミリ送信を同時に指定し、ファクシミリ送信するデータを印刷して確認することはできたが、印刷後、そのデータに誤りがあった場合、ファクシミリ送信はすでに行われており、それをキャンセルすることはできなかった。
また、上記のように、印刷により紙で確認することはできたが、ペーパレスで確認することはできなかった。
そこで、本発明の目的は、パソコンから印刷/ファクシミリ送信を依頼した場合、ファクシミリ送信イメージを確認後、実際のファクシミリ送信を行うことができるネットワークファクシミリシステムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、パーソナルコンピュータとのネットワーク接続が可能な、一般公衆回線を使用してファクシミリ通信を行うネットワーク対応型ファクシミリ装置であって、ネットワークに接続されているパーソナルコンピュータのプリンタドライバで作成されたファクシミリイメージデータを受信する受信手段と、前記受信手段により受信したファクシミリイメージデータを保持する保持手段と、前記受信手段により受信したファクシミリイメージデータの送信元を特定する特定手段と、前記受信手段により受信したファクシミリイメージデータをTIFF画像に変換する変換手段と、前記変換手段により変換されたTIFF画像を、前記特定手段により特定された送信元へ送信するTIFF画像送信手段と、前記受信手段により受信したファクシミリイメージデータの送信要求を受け付ける送信要求受付手段と、前記送信要求受付手段により、前記送信要求を受け付けた場合、前記保持手段に保持されたファクシミリイメージデータのファクシミリ送信を行うファクシミリ送信手段と、を備えることで、前記目的を達成する。
【0006】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記特定手段は、前記送信元のメールアドレスを特定し、前記TIFF画像送信手段は、前記特定手段により特定されたメールアドレスへ送信することを特徴とする。
請求項3記載の発明では、請求項1または請求項2記載の発明において、前記受信手段により受信したファクシミリイメージデータを印刷する印刷手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項4記載の発明では、請求項1、請求項2または請求項3記載の発明において、前記印刷手段が当該画情報を印刷出力してから、前記ファクシミリ送信手段によりファクシミリ送信するまでの時間を指定できる時間指定手段をさらに備えたことを特徴とする。
請求項5記載の発明では、請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の発明において、前記ファクシミリ送信手段によりファクシミリ送信する時刻を、ネットワークに接続されているパーソナルコンピュータからの指示を前記受信手段が受信して設定できることを特徴とする。
【0008】
請求項6記載の発明では、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、または請求項5記載の発明において、所定に時間経過または所定の時刻に前記ファクシミリ送信手段によりファクシミリ送信した後、ファクシミリデータを電子メールにてネットワークに接続されているパーソナルコンピュータへ送信し、ファクシミリ送信依頼者に通知することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図1ないし図11を参照して詳細に説明する。
図1に本実施の形態におけるネットワークの構成図を、図2にネットワークファクシミリ装置のブロック図を示してある。
ネットワークファクシミリでは、外部のファクシミリから公衆回線を経由してT.30のSUBフレームにコードを付加して受信したファクシミリデータを、SUBフレームに付加されるコードと、転送先のメールアドレスとを対応付けした図3で示すようなアドレス変換テーブルから、対応したメールアドレスに対しメール送信する機能を持っているものとする。
以下、このコードをユーザコードと呼び、あらかじめ、管理者等により、ネットワークファクシミリ内にネットワークファクシミリを使用するユーザ用に設定されているものとする。
【0010】
また、この例では、パソコンとネットワークファクシミリ間はLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)で接続されている、さらに、ファクシミリイメージデータ(MH,MR,MMR等)の変換は、パソコン側のプリンタドライバで行うものとする。
一方、パソコン内にはネットワークに接続するためのポートモニターがあり、プリントスプーラから渡されるプリントデータをネットワークファクシミリ宛に送信する機能を持っているものとする。図4には、パソコン内のモジュール構成を示してある。
【0011】
まず、第1の実施の形態を図7のフローチャートを参照しながら説明する。ネットワークファクシミリAにおいて、ユーザA1(メールアドレス:wsa1@abc.co.jp)は、ワークステーション装置WSA1にてアプリケーションから印刷指示を行い(ステップ10)、この際、印刷データをファクシミリ送信したい相手先、ファクシミリCのファクシミリ番号を入力してG3メモリ送信指示とネットワークファクシミリAへの印刷指示(送信and印刷)を行う。
その後、WS1は、ネットワークファクシミリAと接続し、図5に示すような送信データフォーマットでネットワークファクシミリAに対しデータを送信する(ステップ11)。この図5の「送信/印刷情報フラグ」は、パソコンからの要求がファクシミリ送信か、印刷か、ファクシミリ送信と印刷かを識別するために使用される。
【0012】
ネットワークファクシミリAは、WS1からのデータを受信し(ステップ12)、図5の「送信/印刷情報フラグ」情報を調査し、印刷が指示されている場合は、データをイメージ展開し、自機出力する(ステップ13)。さらに、送信が指示されている場合は、そのデータを保持する。
WSA1のユーザは、ネットワークファクシミリAの場所に移動し、自分がPCFAX送信依頼し、印字された原稿をチェックし(ステップ14)、修正がなければ、ネットワークファクシミリAのオペレーションパネル(図6参照)から自分がPCFAX送信依頼し、保持されているデータを探し、送信ボタンを押下し(ステップ15;Y)、ファクシミリC宛に発呼、データ送信を行う(ステップ16)。
内容に修正があれば(ステップ15;N)、ネットワークファクシミリAのオペレーションパネル(図6参照)から自分がPCFAX送信依頼し、保持されているデータを探し、キャンセルボタンを押下する(ステップ17;Y)。
【0013】
次に、第2の実施の形態を図8のフローチャートを参照して説明する。あらかじめネットワークファクシミリAには、送信、印刷要求が同時にあった場合に、自機印刷してからファクシミリ送信するまでのウェイト時間を設定しておくものとする。この例では、5分に設定されているものとする。
ネットワークファクシミリAにおいて、ユーザA1(メールアドレス:wsa1@abc.co.jp)は、ワークステーション装置WSA1にてアプリケーションから印刷指示を行い(ステップ20)、この際、印刷データをファクシミリ送信したい相手先、ファクシミリCのファクシミリ番号を入力してG3メモリ送信指示とネットワークファクシミリAへの印刷指示(送信and印刷)を行う。その後、WS1は、ネットワークファクシミリAと接続し、図5に示すようなフォーマットでネットワークファクシミリAに対しデータを送信する(ステップ21)。
【0014】
図5の「送信/印刷情報フラグ」は、パソコンからの要求がファクシミリ送信か、印刷か、ファクシミリ送信と印刷かを識別するために使用される。ネットワークファクシミリAは、WS1からのデータを受信し(ステップ22)、図5の「送信/印刷情報フラグ」情報を調査し、印刷が指示されている場合は、データをイメージ展開し、自機出力する(ステップ23)。
さらに、送信が指示されている場合は(ステップ25;Y)、そのデータを保持し、タイマーをスタートさせる。
WSA1のユーザは、ネットワークファクシミリAの場所に移動し、自分がPCFAX送信依頼し、印字された原稿をチェックし(ステップ24)、修正がなければ、ネットワークファクシミリAのオペレーションパネルから自分がPCFAX送信依頼し、保持されているデータを探し、送信ボタンを押下する(ステップ25;Y)
内容に修正があれば(ステップ25;N)、ネットワークファクシミリAのオペレーションパネル(図6参照)から自分がPCFAX送信依頼し、保持されているデータを探し、キャンセルボタンを押下する(ステップ26;Y)。ネットワークファクシミリAは、PCFAX送信要求ごとにタイマー監視を行い、5分間、PCFAX送信要求に対するWSA1ユーザからの送信ボタン/キャンセルボタンの押下がなければ(ステップ26;N、ステップ27;Y)、自動的にファクシミリ送信を行う(ステップ28)。
【0015】
続いて、第3の実施の形態を図8のフローチャートを参照して説明する。
ネットワークファクシミリAにおいて、ユーザA1(メールアドレス:wsa1@abc.co.jp)は、ワークステーション装置WSA1にてアプリケーションから印刷指示を行い(ステップ20)、この際、印刷データをファクシミリ送信したい相手先、ファクシミリCのファクシミリ番号を入力してG3メモリ送信指示とネットワークファクシミリAへの印刷指示(送信and印刷)を行う。その後、WS1は、ネットワークファクシミリAと接続し、図5のようなフォーマットでネットワークファクシミリAに対しデータを送信する(ステップ21)。図5の「送信タイムアウト時間」は、印刷、送信が指示された場合、印刷してから、送信までのタイムアウト時間を格納するために使用される。
【0016】
ネットワークファクシミリAは、WS1からのデータを受信し(ステップ22)、図5の「送信/印刷情報フラグ」情報を調査し、印刷が指示されている場合は、データをイメージ展開し、自機出力する(ステップ23)。
さらに、送信が指示されている場合は、そのデータを保持し、タイマーをスタートさせる。
WSA1のユーザは、ネットワークファクシミリAの場所に移動し、自分がPCFAX送信依頼し、印字された原稿をチェックし(ステップ24)、修正がなければ、ネットワークファクシミリAのオペレーションパネルから自分がPCFAX送信依頼し、保持されているデータを探し、送信ボタンを押下する(ステップ25;Y)。
内容に修正があれば(ステップ25;N)、ネットワークファクシミリAのオペレーションパネルから自分がPCFAX送信依頼し、保持されているデータを探し、キャンセルボタンを押下する(ステップ26;Y)。
【0017】
ネットワークファクシミリAは、PCFAX送信要求ごとにタイマー監視を行い(ステップ27)、送信タイムアウト時間で指定された時間、PCFAX送信要求に対するWSA1ユーザからの送信ボタン/キャンセルボタンの押下がなければ(ステップ27;Y)、自動的にファクシミリ送信を行う(ステップ28)。
【0018】
次に、第4の実施の形態を図8のフローチャートを参照して説明する。
ネットワークファクシミリAにおいて、ユーザA1(メールアドレス:wsa1@abc.co.jp)は、ワークステーション装置WSA1にてアプリケーションから印刷指示を行い(ステップ20)、この際、印刷データをファクシミリ送信したい相手先、ファクシミリCのファクシミリ番号を入力してG3メモリ送信指示とネットワークファクシミリAへの印刷指示(送信and印刷)を行う。その後、WS1は、ネットワークファクシミリAと接続し、図5のようなフォーマットでネットワークファクシミリAに対しデータを送信する(ステップ21)。図5の「送信時刻」は、印刷、送信が指示された場合、送信する時刻を格納するために使用される。
ネットワークファクシミリAは、WS1からのデータを受信し(ステップ22)、図5の「送信/印刷情報フラグ」情報を調査し、印刷が指示されている場合は、データをイメージ展開し、自機出力する(ステップ23)。さらに、送信が指示されている場合は、そのデータを保持し、時刻監視を行う。
【0019】
WSA1のユーザは、ネットワークファクシミリAの場所に移動し、自分がPCFAX送信依頼し、印字された原稿をチェックし(ステップ24)、修正がなければ、ネットワークファクシミリAのオペレーションパネルから自分がPCFAX送信依頼し、保持されているデータを探し、送信ボタンを押下する(ステップ25;Y)。
内容に修正があれば(ステップ25;N)、ネットワークファクシミリAのオペレーションパネル(図6参照)から自分がPCFAX送信依頼し、保持されているデータを探し、キャンセルボタンを押下する(ステップ26;Y)。
ネットワークファクシミリAは、PCFAX送信要求ごとに時刻監視を行い(ステップ27)、「送信時刻」になっても、PCFAX送信要求に対するWSA1ユーザからの送信ボタン/キャンセルボタンの押下がなければ(ステップ26;N、ステップ27;Y)、自動的にファクシミリ送信を行う(ステップ28)。
【0020】
次に、第5の実施の形態を図9のフローチャートを参照して説明する。
ネットワークファクシミリAにおいて、ユーザA1(メールアドレス:wsa1@abc.co.jp)は、ワークステーション装置WSA1にてアプリケーションから印刷指示を行い(ステップ30)、この際、印刷データをファクシミリ送信したい相手先、ファクシミリCのファクシミリ番号を入力してG3メモリ送信指示とネットワークファクシミリAへの印刷指示(送信and印刷)を行う。その後、WS1は、ネットワークファクシミリAと接続し(ステップ31)、図5に示すようなフォーマットでネットワークファクシミリAに対しデータを送信する。
図5の「ユーザコード」は、図3に示したアドレス変換テーブルのユーザコードを指定するために使用される。以下の例では、「1234」が指定されているものとする。
【0021】
ネットワークファクシミリAは、WS1からのデータを受信し(ステップ32)、図5の「送信/印刷情報フラグ」情報を調査し、印刷が指示されている場合は、データをイメージ展開し、自機出力する(ステップ33)。さらに、送信が指示されている場合は、そのデータを保持する。
この際、図3に示すアドレス変換テーブルを調査し、「1234」に対するメールアドレスが登録されている場合は(ステップ34;Y、ステップ35;Y)、このデータをTIFF−F(MH圧縮)変換し、「wsa1@abc.co.jp」宛にメール送信する(ステップ36)。
WSA1のユーザは、このメールを受信し、PC画面上で送信ファクシミリイメージを確認する(ステップ37)。
表示された原稿をチェックし、修正がなければ、ネットワークファクシミリAのオペレーションパネルから自分がPCFAX送信依頼し、保持されているデータを探し、送信ボタンを押下する(ステップ38;Y)。
【0022】
一方、内容に修正があれば(ステップ38;N)、ネットワークファクシミリAのオペレーションパネル(図6参照)から自分がPCFAX送信依頼し、保持されているデータを探し、キャンセルボタンを押下する(ステップ40;Y)。
ここでは、第1の実施の形態との組み合わせで、例をあげて説明したが、第2から第4の実施の形態のように、自機印刷から、送信までのタイムアウト時間、送信タイムアウト、送信時刻を組み合わせてもよい。
また、この例ではネットワークファクシミリAに印字する例をあげたが、PC画面上で確認可能であるため、印字する/しないのスイッチを設けてもよい。
【0023】
次に、第6の実施の形態を図10のフローチャートを参照して説明する。
ネットワークファクシミリAにおいて、ユーザA1(メールアドレス:wsa1@abc.co.jp)は、ワークステーション装置WSA1にてアプリケーションから印刷指示を行い(ステップ50)、この際、印刷データをファクシミリ送信したい相手先、ファクシミリCのファクシミリ番号を入力してG3メモリ送信指示とネットワークファクシミリAへの印刷指示(送信and印刷)を行う。その後、WS1は、ネットワークファクシミリAと接続し、図5のようなフォーマットでネットワークファクシミリAに対しデータを送信する(ステップ51)。図5の「ユーザコード」は、図3に示したアドレス変換テーブルのユーザコードを指定するために使用される。以下の例では、「1234」が指定されているものとする。
【0024】
ネットワークファクシミリAは、WS1からのデータを受信し(ステップ52)、図5の「送信/印刷情報フラグ」情報を調査し、印刷が指示されている場合は、データをイメージ展開し、自機出力する(ステップ53)。さらに、送信が指示されている場合は、そのデータを保持し、タイマーをスタートさせる。
WSA1のユーザは、ネットワークファクシミリAの場所に移動し、自分がPCFAX送信依頼し、印字された原稿をチェックし(ステップ54)、修正がなければ、ネットワークファクシミリAのオペレーションパネル(図6参照)から自分がPCFAX送信依頼し、保持されているデータを探し、送信ボタンを押下する(ステップ55;Y)。
内容に修正があれば(ステップ55;N)、ネットワークファクシミリAのオペレーションパネルから自分がPCFAX送信依頼し、保持されているデータを探し、キャンセルボタンを押下する(ステップ56;Y)。
【0025】
ネットワークファクシミリAは、PCFAX送信要求ごとにタイマー監視を行い(ステップ57)、5分間、PCFAX送信要求に対するWSA1ユーザからの送信ボタン/キャンセルボタンの押下がなければ、自動的にファクシミリ送信を行う(ステップ58)。
この後、図3のアドレス変換テーブルを調査し、「1234」に対するメールアドレスが登録されている場合は、タイムアウトしたためにファクシミリ送信した旨を示す図11に示す内容のメールを「wsa1@abc.co.jp」宛にメール送信する(ステップ59;Y、ステップ60)。
また、この例では第2の実施の形態との組み合わせの例をあげたが、第3、第4の実施の形態と組み合わせ、送信タイムアウト、送信時刻を組み合わせてもよい。
以上の例では、ネットワークファクシミリAのオペレーションパネルから送信ボタン/キャンセルボタンにより送信/キャンセル指示を行う例をあげたが、PCからユーティリティ等で送信/キャンセル指示を行うことも可能である。
【0026】
【発明の効果】
請求項1記載の発明では、ユーザのPCにて原稿を確認することが可能となるので、ネットワークファクシミリまで移動する手間がはぶけるとともに、用紙を節約することもできる。
請求項2記載の発明では、特定手段により送信元のメールアドレスを特定することにより、TIFF画像を特定されたメールアドレスへ送信することができる。
【0027】
請求項3記載の発明では、ユーザは、ネットワークファクシミリに印字された原稿をチェックしてから、ファクシミリ送信を行うことが可能となるので、誤送信を防ぐことできる。
請求項4記載の発明では、ネットワークファクシミリに印刷されてから、ファクシミリ送信するまでの時間をあらかじめ設定できるので、印刷後、送信する/しないを入力する必要がなくなるとともに、もしも印刷された原稿をチェックするためにネットワークファクシミリへ移動することを忘れても、相手先には、ファクシミリ送信することが可能となる。
【0028】
請求項5記載の発明では、ネットワークファクシミリに印刷されてから、ファクシミリ送信するまでの時間をパソコンから設定できるので、送信要求ごと、ユーザごとのタイムアウト設定を行うことが可能となる。
請求項6記載の発明では、タイムアウト等が発生し、ファクシミリ送信した場合、その結果をPCにて確認することが可能となるので、印刷された原稿の取り忘れに気付くことができるとともに、送信結果をPCにて知ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるネットワークの構成図を示した図である。
【図2】ネットワークファクシミリのブロック図を示した図である。
【図3】アドレス変換テーブルを示した図である。
【図4】パソコン内のモジュール構成を示した図である。
【図5】送信データフォーマット例を示した図である。
【図6】オペレーションパネルの状態を示した図である。
【図7】第1の実施の形態の処理手順を示したフローチャートである。
【図8】第2、3、4の実施の形態の処理手順を示したフローチャートである。
【図9】第5の実施の形態の処理手順を示したフローチャートである。
【図10】第6の実施の形態の処理手順を示したフローチャートである。
【図11】第6の実施の形態における送信結果通知メールの内容を示した図である。
【符号の説明】

Claims (6)

  1. パーソナルコンピュータとのネットワーク接続が可能な、一般公衆回線を使用してファクシミリ通信を行うネットワーク対応型ファクシミリ装置であって、
    ネットワークに接続されているパーソナルコンピュータのプリンタドライバで作成されたファクシミリイメージデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信したファクシミリイメージデータを保持する保持手段と、
    前記受信手段により受信したファクシミリイメージデータの送信元を特定する特定手段と、
    前記受信手段により受信したファクシミリイメージデータをTIFF画像に変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換されたTIFF画像を、前記特定手段により特定された送信元へ送信するTIFF画像送信手段と、
    前記受信手段により受信したファクシミリイメージデータの送信要求を受け付ける送信要求受付手段と、
    前記送信要求受付手段により、前記送信要求を受け付けた場合、前記保持手段に保持されたファクシミリイメージデータのファクシミリ送信を行うファクシミリ送信手段と、
    を備えたことを特徴とするネットワーク対応型ファクシミリ装置。
  2. 前記特定手段は、前記送信元のメールアドレスを特定し、
    前記TIFF画像送信手段は、前記特定手段により特定されたメールアドレスへ送信することを特徴とする請求項1記載のネットワーク対応型ファクシミリ装置。
  3. 前記受信手段により受信したファクシミリイメージデータを印刷する印刷手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のネットワーク対応型ファクシミリ装置。
  4. 前記印刷手段が当該画情報を印刷出力してから、前記ファクシミリ送信手段によりファクシミリ送信するまでの時間を指定できる時間指定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載のネットワーク対応型ファクシミリ装置。
  5. 前記ファクシミリ送信手段によりファクシミリ送信する時刻を、ネットワークに接続されているパーソナルコンピュータからの指示を前記受信手段が受信して設定できることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載のネットワーク対応型ファクシミリ装置。
  6. 所定の時間経過後または所定の時刻に前記ファクシミリ送信手段によりファクシミリ送信した後、ファクシミリデータを電子メールにてネットワークに接続されているパーソナルコンピュータへ送信し、ファクシミリ送信依頼者に通知することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5記載のネットワーク対応型ファクシミリ装置。
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