JP4228923B2 - 資料提示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、文書や立体物等の資料を撮像し、その画像をモニター装置やプロジェクタ装置を用いてスクリーン等に提示する資料提示装置に関する。
会議や展示会等のプレゼンテーションにおいては、多くの人が同時に資料を見ることができるように、平板状のステージ上に文書や立体物の資料を載置し、照明装置で投光しながらこの資料を上方からビデオカメラで撮像し、その画像(映像)をモニター装置やプロジェクタ装置を介してスクリーン等に投影する資料提示装置が多用されている。
その一例として、特許文献1に記載された画像入力装置がある。
この画像入力装置は、照明装置は備えていないが、資料の画像を取り込むカメラ部を支持する支持部と、この支持部を回動自在に支持する基台と、支持部及び基台部の間に複数の支柱とヒンジ部とを連接して備え、各ヒンジ部の回動により、任意の位置にカメラ部を保持可能としたものである。
また、照明装置を備えた例として、特許文献2に記載された資料提示装置がある。
この資料提示装置は、資料を載置する資料台を備えた本体と、そこから立ち上げたカメラアーム及びその先端に支持したカメラ部とを備える一方、先端に投光器を取り付けた一対のアームを資料台から立ち上げ、そのアームを回動させて投光器の位置を可変可能にした資料提示装置である。
特開平9−65057号公報 特開2002−94836号公報
ところで、特許文献1に記載された画像入力装置は、カメラ部を所定の位置に配置するために、ヒンジ部に摩擦発生機構を備えている。
具体的には、ヒンジ部に回動板,摺動ワッシャ,固定ワッシャ等の摩擦発生部材を備え、それらを密着させつつ回動軸方向に押圧して回動に抗する摩擦力を発生させ、この摩擦力により所定の角度で支柱を制止保持する構造になっている。
そして、支柱を回動させる力を外部から手等で所定値以上かけた場合に、摩擦力に抗して回動を許容するように負荷が調整されて成るものである。
しかしながら、この構造においては、下記の問題点がある。
支柱の回動を制止して保持するために必要なトルクが、支柱の位置(角度)によって変化する。従って、支柱を動かす際の感触が良くない。
これを具体的に説明する。
支柱及びこの支柱が支持するカメラ等の部材を含んだ総重量をW、その重心をG、重心Gから回動中心までの距離をLとし、支柱が垂直方向から傾いた角度をθとし、回動中心に加わる回動トルクをTとすると、
T=L・W・sinθ…(1)である(図6参照)。
これは、支柱が直立しているθ=0°の場合に、この支柱が倒れようとするトルクTは0(ゼロ)であり、このθが大きくなるに従って、トルクTが大きくなり、θが90°の時に最大Tmax=L・Wとなることを意味する。
支柱がいかなる角度に傾いていてもその角度で保持できるようにするためには、Tmax以上の回動制止トルクTsを発生させる必要がある。
従って、支柱の角度を変えるために外部から手で加えるトルクThは角度θに依存し、Th>Ts−T …(3) となる。
この式から、支柱が垂直位置にあるとき、TがゼロでThが最大値となり、支柱が水平位置にあるとき、Tが最大でThが最小値となることがわかる。
このように、支柱の角度によってそれを回動させるために加えなければならない力が異なるので、感触は良くなく、プレゼンテーションでの操作性が損なわれるものであった。
もちろん、これは、特許文献2に記載されたような投光器を支持するアームについても同様である。
そこで、本願発明は、支持アームの傾きを変える際の感触を良好にし、操作性を向上させる資料提示装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本願発明は手段として次の構成を有する。
即ち、請求項1に係る発明は、資料を載置するステージ(21)を有する本体(50)と、前記ステージ(21)に載置した前記資料を撮像する撮像装置(20)と、前記ステージ(21)に載置した前記資料に投光する投光器(2)または前記撮像装置(20)を支持し前記本体(50)に取り付けられた支持部(1)と、前記撮像装置(20)により撮像した前記資料の画像の画像信号を出力する出力手段(24A)を備えた資料提示装置において、
前記支持部(1)を回動機構(60)により前記本体(50)に対して回動可能に取り付けて成り、前記回動機構(60)は、回動軸(R)回りの回動を規制されると共に前記回動軸(R)方向に移動可能に前記本体(50)に支持された第1の摩擦手段(71)と、前記第1の摩擦手段(71)と対向して配置され前記支持部(1)と一体的に回動する第2の摩擦手段(1C)と、前記第1の摩擦手段(71)を前記第2の摩擦手段(1C)に押圧する押圧手段(6)とを備え、前記第1の摩擦手段(71)及び前記第2の摩擦手段(1C)のいずれか一方に、所定の幅(d1)を有し前記回動軸(R)を中心として放射状に形成された放射状摩擦発生部(5A)を設けると共に、前記第1の摩擦手段(71)及び前記第2の摩擦手段(1C)の他方に、所定の幅(d2)を有し前記回動軸(R)側から外周側に向かって略螺線状に形成され前記放射状摩擦発生部(5A)と当接する螺線状摩擦発生部(5B)を設け、前記当接部位を摩擦部(X)として該摩擦部(X)から前記回動軸(R)までの距離をDとし、前記支持部(1)と該支持部(1)が支持する前記投光器(2)または前記撮像装置(20)とを合わせた部分の重心(G)と、前記回動軸(R)とを結ぶ線が、前記ステージ(21)に直交する線と成す角度をθとしたときに、D=a・sinθ+b (ただし、a,bは定数)として前記螺線状摩擦発生部(5B)を形成して成ることを特徴とする資料提示装置(100)である。
本発明によれば、アームの角度によらずこれを一定の力で回動させることができ、感触が極めて良く、操作性が向上するという効果を奏する。
本発明の実施の形態を、好ましい実施例により図1〜図6を用いて説明する。
図1は、本発明の資料提示装置の実施例を示す斜視図であり、
図2は、本発明の資料提示装置の実施例における要部形状を説明するためのグラフであり、
図3は、本発明の資料提示装置の実施例における要部を示す組立図であり、
図4は、本発明の資料提示装置の実施例における要部を示す斜視図であり、
図5は、本発明の資料提示装置の実施例の要部を説明する模式図である。
図6は、アームが回動する際のトルクについて説明する図である。
図1は、実施例の資料提示装置の外観を示す。
図1(A)は、それを斜め前上方から見た斜視図であり、図1(B)は、その資料提示装置を斜め後上方から見た斜視図である。
この資料提示装置は、資料を載置する平板状のステージ21と電源スイッチやズームスイッチ等を配置した操作部22とを備え、内部に画像処理部23を格納して成る装置本体50と、この装置本体50に取り付けられ、先端に投光器2を支持して装置本体50に対する立ち上がり角度を可変とされた一対のアーム1と、先端にCCDカメラ20を支持して装置本体50に対する立ち上がり角度を可変とされたカメラ支柱20Aとを備えている。
また、装置本体50は、ベースとなるシャーシ3(図1には図示せず)とそれを覆う外観部品であるカバー3Aとを備えている。
ステージ21に載置された資料の像を、その上方に位置させたCCDカメラ20で撮り込み、その撮り込んだ画像(映像)に画像処理部23で任意の処理を加えた後、出力手段24Aによりビデオ信号にしてビデオ出力24から出力する。
一方、投光器2は、CCDカメラ20に必要な光量の資料像が入射されるように、その資料に対して投光する。
その際、最適な撮り込みができるように、資料に対する投光角度やCCDカメラ20の撮像位置を可変できるように、上述のように、アーム1及びカメラ支柱20Aは回動可能とされており、これらは、所望の角度となるように手で回動させると、回動中心に設けられた摩擦機構60によりその角度で保持される。
この摩擦機構60に本発明の特徴があり、以下に詳述する。
尚、アーム1及びカメラ支柱20Aの立ち上がり角度は、ステージ21に直交する線Yに対して成す角度θで表すことにする。
従って、アーム及びカメラ支柱20Aが直立している場合はθ=0°であり、水平に寝ている場合はθ=90°である。
また、以下の摩擦機構60の説明は、図1(B)における右側のアーム1の回動部について説明するが、これは左側のアーム1やカメラ支柱20にも同様に用いることができるものである。
図4は、摩擦機構を示す斜視図であり、図1(B)の矢印S方向から見た図である。
図3(A)は摩擦機構の組立図であり、当図中の矢印S2方向から見た斜視図を図3(B)として示す。
この摩擦機構60は、円板状であってその一面に第1の摩擦帯5Aを有する摩擦板71と、アーム1の端部側であるシャフト部1Bと、このシャフト部1Bに一体的に設けられシャフト部1Bの端部側の面に第2の摩擦帯5Bを有するフランジ1Cと、シャーシ3に立設し、シャフト部1Bを軸支すると共に摩擦板71をその回動を規制しつつ保持するベース壁4と、このベース壁4と摩擦板71との間に挟み込まれて両者を離す方向に押圧するばね6とよりなる。
各部材について詳述する。
図3において、投光器2を支持するアーム1の本体側端部は、ステージ1に平行な回動軸Rを有するように折り曲げられたシャフト部1Bとされている。
シャフト部1Bにはフランジ1Cが形成されており、このフランジ1Cのシャフト1Bの端部側面には略螺線状の第2の摩擦帯5Bが複数設けられている。この第2の摩擦帯5Bの詳細は後述する。
また、シャフト部1Bの先端側は、雄ねじ(ねじ部)1Dが形成されている。
摩擦板71は、シャフト部1Bのねじ部を遊嵌する貫通孔71Aとキー溝71Bが形成されている。また、その一方の面(図3の手前側の面)には、放射状の第1の摩擦帯5Aが複数設けられている。この第1の摩擦帯5Aの詳細は後述する。
ベース壁4はシャーシ3に立設され、シャフト部1Bを軸支するシャフト孔4Cと、摩擦板71の貫通孔71Aと嵌合する嵌合凸部4D及びキー溝71Bに嵌合して摩擦板71の回動を規制する規制凸部4Eとが形成されている。
また、嵌合凸部4Dを取り囲むように、軸対称に4箇所突出するピン4Fが設けられている。コイルばね6は、このピン4Fに係合してその配置が決められる。
次に、上述した構成の摩擦機構60の組み立てについて図3を用いて説明する。
シャフト部1Bを摩擦板71の貫通孔71Aを経てベース壁4のシャフト孔4Cに挿通する。
ばね6をピン4Fに嵌め込みながら、摩擦板71の貫通孔71Aを、ベース壁4の嵌合凸部4Dに嵌合させる。その際、キー溝71Bと規制凸部4Eとを係合させる。
ベース壁4の反対側に突出したシャフト1Bのねじ部1Dにナット9を螺合させ、シャフト1Bに所定以上のトルクを付与した場合に回動自在となるように締めつけ、シャフト1Bとシャーシ3とを一体化する。
以上のように摩擦機構60を組み立てる。
次に、第1,第2の摩擦帯5A,5Bについて図2,図3及び図5を用いて詳述する。
第1の摩擦帯5Aは、摩擦板71に中心を通る一直線上に幅d1で形成されている。
一方、第2の摩擦帯5Bは、フランジ1Cの摩擦帯5Aに対向する面に形成される。この第2の摩擦帯5Bは、図3(B)に示すように、フランジ1Cの中心近傍から外周部に向かって略螺線状に幅d2で軸対称に一対形成されている。
そして、摩擦機構60を組み立てた状態で、第2の摩擦帯は、一対それぞれが一箇所ずつ第1の摩擦帯に当接して摺動するように位置設定が成されている。
これについて、図5を用いて説明する。
図5(a)は、アーム1の角度θが0°の場合、図5(b)は、アームの角度が0〜90°の範囲内の任意の角度αの場合、図5(c)は角度θが90°の場合を示している。
理解を容易にするために、幅d1,d2は省略し、第1の摩擦帯5Aを実線で、また、第2の摩擦帯5Bを一点鎖線でそれぞれ模式的に示している。
当図において、第2の摩擦帯5B(一点鎖線)はアーム1と一体的に回動する。
第2の摩擦帯5Bの螺線は、アーム1の角度θにおいてsinθの一次関数で表される曲線である。
第1の摩擦帯5Aと第2の摩擦帯5Bとが当接する位置を摩擦部Xとし、回動軸(中心)Rから摩擦部Xまでの距離をrθとすると、θ=90°の時にrθが最大値R90となり、θ=0°の時にrθが最小値R0となる。
この距離rθについて詳述する。
アーム1及びこのアーム1が支持する投光器2を含んだ総重量をW、その重心をG、重心Gから回動軸(中心)Rまでの距離をLとし、アーム1が垂直方向から傾いた角度をθとし、回動軸Rに加わる回転トルクをTとすると、上述のように、T=L・W・sinθ…(1)である。(図6参照)。
従って、アーム1が直立しているθ=0°の場合には、このアーム1が倒れようとするトルクTは0(ゼロ)であり、このθが大きくなるに従ってトルクTも大きくなってθが90°の時に最大Tmax=L・Wとなる。
アーム1がいかなる角度に傾いていてもその角度で保持されるようにするため、この実施例では、Tmax以上の回動制止トルクTsを発生させるように押圧負荷(ばね6のばね定数)や摩擦係数等を設定してある。
実施例では、この回動制止トルクTsを発生させる為に、ばね6のばね定数k及び自由長L0,第1,第2の摩擦帯5A,5Bの幅d1,d2,摺動面材質Mや表面状態SFを設定している。
アーム1がいかなる角度にあっても、アーム1に力をかける際の感触として若干の抵抗力が感じられる方が操作性は良好なので、この抵抗トルクをTpとして設定する。
従って、摩擦機構60で発生させる最小トルクTminは、Tmin=Tpであり、アーム1が任意の角度θの時に摩擦機構60が発生させるべきトルクTθは、Tθ=T+Tpとなる。
ここで、第1の摩擦帯5Aと第2の摩擦帯5Bとの間の静止摩擦係数をμとし、ばね6により付勢され第1の摩擦帯5Aが第2の摩擦帯5Bを押圧する押圧力をFとすると、この押圧力Fはアーム1の角度θによらず一定であり摩擦力FrはFr=μ・Fとなる。
そこで、アーム1の任意の角度θにおいて、回動軸Rから第1の摩擦帯5Aと第2の摩擦帯5Bとが当接する摩擦部Xまでの距離rθを、
rθ=Tθ/Fr=Tθ/(μ・F)=(T+Tp)/(μ・F)
=(L・Wsinθ+Tp)/(μ・F) …(2)
として(2)式で表されるrθを第2の摩擦帯の螺線としてこの摩擦帯を形成すれば、アーム1を回動させるために付加する力がアーム1の角度θによらず一定とすることができる。
従って、常に極めて良い感触で支持アーム1、即ち、投光器2の位置を変えることができる。
上述したrθとθの関係を図2にグラフとして示す。
この(2)式は、θ以外の値を定数として設定できる。これは第2の摩擦帯5Bの回動軸Rからの距離rθをsinθの一次関数として形成することを意味する。即ち、rθ=a・sinθ+b (ただし、a,bは定数)…(3)である。
上述したように、この摩擦機構60は、カメラ20を支持するカメラ支柱20Aにも適用可能であることは言うまでもない。
その場合も、カメラ支柱20Aとカメラ20との総重量W,その重心位置Gから回動軸までの距離L、あるいは、カメラの位置替え時の最適感触となる抵抗トルクTpに応じて、(2)式を満たすように各値を設定して第1,第2の摩擦帯5A,5Bを形成すれば、カメラ支柱20Aの角度位置によらず、一定の付加力でカメラ支柱20Aの回動が可能となり、極めて良好な感触でこの資料提示装置の操作をすることができる。
本発明の実施例は、上述した構成及び手順に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形例としてもよいのは言うまでもない。
例えば、第1の摩擦帯5Aを(2)式のrθで形成し、第2の摩擦帯5Bを放射状に形成してもよい。
第1及び第2の摩擦帯5A,5Bが当接する摩擦部Xを形成する角度範囲は、上述した角度範囲(約0°〜約90°)に限るものではない。アーム1の回動可能角度に応じて任意に設定してよいものである。
本発明の資料提示装置の実施例を示す斜視図である。 本発明の資料提示装置の実施例における要部形状を説明するためのグラフである。 本発明の資料提示装置の実施例における要部を示す組立図である。 本発明の資料提示装置の実施例における要部を示す斜視図である。 本発明の資料提示装置の実施例の要部を説明する模式図である。 アームが回動する際のトルクについて説明する図である。
符号の説明
1 アーム
1B シャフト
1C フランジ
1D ねじ部
2 投光器
3 シャーシ
4 ベース壁
4C シャフト孔
4D 嵌合凸部
4E 規制凸部
4F ピン
5A 第1の摩擦帯
5B 第2の摩擦帯
6 ばね
9 ナット
20 CCDカメラ
21 ステージ
22 操作部
23 画像処理部
24 ビデオ出力
24A 出力手段
30 摩擦発生部
30L 摩擦発生部の自由長
50 装置本体
60 摩擦機構(回動機構)
71 摩擦板
71A 貫通孔
71B キー溝
100 資料提示装置
d1,d2 (摩擦帯の)幅
rθ 距離
R 回動軸

Claims (1)

  1. 資料を載置するステージを有する本体と、
    前記ステージに載置した前記資料を撮像する撮像装置と、
    前記ステージに載置した前記資料に投光する投光器または前記撮像装置を支持し前記本体に取り付けられた支持部と、
    前記撮像装置により撮像した前記資料の画像の画像信号を出力する出力手段を備えた資料提示装置において、
    前記支持部を回動機構により前記本体に対して回動可能に取り付けて成り、
    前記回動機構は、
    回動軸回りの回動を規制されると共に前記回動軸方向に移動可能に前記本体に支持された第1の摩擦手段と、
    前記第1の摩擦手段と対向して配置され前記支持部と一体的に回動する第2の摩擦手段と、
    前記第1の摩擦手段を前記第2の摩擦手段に押圧する押圧手段とを備え、
    前記第1の摩擦手段及び前記第2の摩擦手段のいずれか一方に、所定の幅を有し前記回動軸を中心として放射状に形成された放射状摩擦発生部を設けると共に、前記第1の摩擦手段及び前記第2の摩擦手段の他方に、所定の幅を有し前記回動軸側から外周側に向かって略螺線状に形成され前記放射状摩擦発生部と当接する螺線状摩擦発生部を設け、
    前記当接部位を摩擦部として該摩擦部から前記回動軸までの距離をDとし、
    前記支持部と該支持部が支持する前記投光器または前記撮像装置とを合わせた部分の重心と、前記回動軸とを結ぶ線が、前記ステージに直交する線と成す角度をθとしたときに、
    D=a・sinθ+b (ただし、a,bは定数)
    として前記螺線状摩擦発生部を形成して成ることを特徴とする資料提示装置。
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