JP4226712B2 - エレベーターの昇降路装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ピットが設けられた昇降路をかごが昇降するエレベーターの昇降路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11及び図12は、従来のエレベーターの昇降路装置を示す図で、図11は要部縦断面図、図12は図11の乗場の正面図である。図において、1は昇降路、2は昇降路1の下端に設けられたピット、3は昇降路1に構成された乗場で、出入口を形成する三方枠4、出入口を開閉する引き戸5及び乗場の壁6に設けられた乗場釦、乗場位置表示器等の乗場器具7が設けられている。
【0003】
8はピット2の底面9に設置された巻上機で、図示が省略してあるが主索を介してかご等の昇降体を昇降させる。10はピット2の底面9に設置されてかご等に対向して配置された緩衝器、11は水害時等に乗場3から引き戸5との隙間を経てピット2に浸入した浸水である。
【0004】
上記のように構成されたエレベーターの昇降路装置に対して、エレベーターの据付工事中において建物(図示しない)の雨仕舞いが完成していない場合が多く、このときに乗場3等から昇降路1のピット2に浸水11が生じることがある。そして、浸水11によりピット2に設置された巻上機8、緩衝器10等の機器に水損が発生することが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなエレベーターの昇降路装置における昇降路1のピット2に浸水11が生じたときに、水損機器の修復のために多大の費用と時間が掛かる。また、ピット2の浸水11を排水するときに、排水ホースをピット2から乗場3へ引き出す場所がなく、排水作業に手間取るという問題点があった。
【0006】
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、昇降路ピットに浸水したときに容易に排水できるエレベーターの昇降路装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベーターの昇降路装置においては、乗場及びその乗場の壁に乗場器具が設けられた昇降路と、この昇降路のピット底部に設けられた排水ポンプ装置と、一端が排水ポンプ装置に接続されて乗場器具装着部の乗場の壁の貫通開口部に挿通され、他端が昇降路外に配置された排水管路とが設けられる。
【0008】
また、この発明に係るエレベーターの昇降路装置においては、乗場壁の貫通開口部に装着された乗場器具の箱体に挿通された排水管路が設けられる。
【0009】
また、この発明に係るエレベーターの昇降路装置においては、乗場壁の貫通開口部に装着された乗場器具の箱体と貫通開口部の縁部との間に挿通された排水管路が設けられる。
【0010】
また、この発明に係るエレベーターの昇降路装置においては、排水管路が挿通される貫通開口部の縁部の昇降路内側に丸みが設けられる。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベーターの昇降路装置においては、エレベーターの乗場壁の貫通開口部に設けられた乗場器具の箱体と、箱体に取り付けられた際に、箱体及び貫通開口部を覆って乗場壁に配置される乗場器具の表板と、箱体及び表板間に設けられ、表板を乗場壁から浮き上がった状態に配置する仮設具と、エレベーターの昇降路のピット底部に設けられた排水ポンプ装置と、一端が排水ポンプ装置に接続され貫通開口部に挿通され、他端が昇降路外に配置された排水管路とが設けられる。
【0012】
また、この発明に係るエレベーターの昇降路装置においては、エレベーターの乗場壁に設けられた乗場器具と、エレベーターの昇降路のピット底部に設けられた排水ポンプ装置と、一端が排水ポンプ装置に接続され、乗場器具装着部の乗場壁の貫通開口部に挿通された排水管路と、排水管路の他端に設けられ、貫通開口部に配置された接続具と、要時に排水配管に接続具を介して接続される外部排水ホースとが設けられる。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜図4は、この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は要部縦断面図、図2は図1のA部拡大図、図3は図1の昇降路内の側面図、図4は図1の昇降路装置機器の電気回路図である。図において、1は昇降路、2は昇降路1の下端に設けられたピット、3は昇降路1に構成された乗場で、出入口を形成する三方枠4、出入口を開閉する引き戸5、乗場の壁6に設けられた貫通開口部12及び貫通開口部12に設けられた乗場釦、乗場位置表示器等の乗場器具7が装備されている。
【0014】
8はピット2の底面9に設置された巻上機で、図示が省略してあるが主索を介してかご等の昇降体を昇降させる。10はピット2の底面9に設置されてかご等に対向して配置された緩衝器、13はピット2の底面9に設置された台板、14は台板13に設けられた排水ポンプ装置で、電動機15及び電動機15によって駆動されるポンプ16によって構成されている。
【0015】
17は台板13に設けられたフロートスイッチ、18は乗場器具7の箱体、19は箱体18及び貫通開口部12を覆って配置される乗場器具7の表板、20は表板19に設けられた押し釦、21は押し釦20のリード線である。22は排水ホースからなる排水管路で、一端が排水ポンプ装置14に接続されて乗場器具7装着部の乗場3の壁6の貫通開口部12に挿通されると共に箱体18に挿通されて他端は昇降路1外に配置されている。
【0016】
23は排水管路22の排水ホース取付金具、24は排水管路22の排水ホースダクトである。また、図4において、25はフロートスイッチ17、排水ポンプ装置14の電動機15により構成された回路のコンセント、26はコンセント25を介して接続された電源、27は台板13に排水ポンプ装置14、フロートスイッチ17及びコンセント25が設けられて構成された排水ユニットである。
【0017】
上記のようなエレベーターの昇降路装置において、エレベーターの据付工事中は乗場器具7の表板19が図2に示すように仮設された金具18aによって壁6面から浮き上がった状態に配置される。また、エレベーターの据付工事中に台風等の水害発生が予想される場合に、排水ユニット27がピット2の底面9に設置されてコンセント25に電源26が接続される。そして、排水管路22の一端をポンプ16に接続して中間部を乗場器具7の箱体18内に挿通し、他端が昇降路1外、すなわち乗場3のホールの適所に延長される。
【0018】
この状態で、水害発生によって乗場3から引き戸5との隙間を経てピット2に水が浸入すると、フロートスイッチ17が動作して排水ポンプ装置14が付勢される。これによって、ピット2の浸水が昇降路1外へ排水されるので、巻上機8等のピット2に設けられた機器の水損発生を未然に防止することができる。
【0019】
したがって、水損機器の修復のための費用と手数を解消することができる。また、排水管路22、すなわち排水ホースを容易に所要場所に配置することができるので、難なくピット2の浸水を昇降路1外へ排水することができる。なお、ピット2の浸水の昇降路1外排水が終了すると、フロートスイッチ17が不動作となり排水ポンプ装置14が消勢される。
【0020】
実施の形態2.
図5は、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、前述の図2相当図である。なお、図5の他は前述の図1〜図4の実施の形態と同様にエレベーターの昇降路装置が構成されている。図において、図1〜図4と同符号は相当部分を示し、28は接続具で、乗場器具7の箱体18内に開口した排水管路22の端部に設けられている。29は接続具28を介して排水管路22の端部に要時に接続される外部排水ホースである。
【0021】
上記のようなエレベーターの昇降路装置において、据付工事中は少なくとも排水管路22及び接続具28が常設される。そして、水害発生が予想される場合に前述の図1〜図4の実施の形態と同様な処置がとられると共に、乗場器具7の箱体18内の接続具28に外部排水ホース29が接続される。これにより、ピット2の浸水が昇降路1外へ排水される。したがって、詳細な説明を省略するが図5の実施の形態においても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得られる。
このため、水害対策時の手間を省くことができる。また、排水ユニット27、排水路22及び接続具28をエレベーターの完成後の通常運転開始後においても常備して水害に備えるようにすることも可能である。
【0022】
実施の形態3.
図6も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、前述の図2相当図である。なお、図6の他は前述の図1〜図4の実施の形態と同様にエレベーターの昇降路装置が構成されている。図において、図1〜図4と同符号は相当部分を示し、30はリンク式の支持機構で、一側が乗場器具7の箱体18の内部上面に装着され、他側は乗場器具7の表板19裏面上部に装着され、常時は箱体18の開口部を覆う位置に表板19を保持し、要時には図6に示すように表板19を上方に回動した状態に保持する。
【0023】
上記のようなエレベーターの昇降路装置において、そして、水害発生が予想される場合に表板19を図6に示すように上方に回動した位置に配置し、前述の図1〜図4の実施の形態と同様な処置がとられる。これにより、ピット2の浸水が昇降路1外へ排水される。したがって、詳細な説明を省略するが図6の実施の形態においても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0024】
実施の形態4.
図7も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、前述の図2相当図である。なお、図7の他は前述の図1〜図4の実施の形態と同様にエレベーターの昇降路装置が構成されている。図において、図1〜図4と同符号は相当部分を示し、12は貫通開口部で、下縁部が箱体18の下端よりも下方に拡張され、また下縁部の昇降路1内側には丸み31が設けられている。22は排水ホースからなる排水管路で、箱体18下端と貫通開口部12下縁の間に挿通されている。
【0025】
上記のようなエレベーターの昇降路装置においても、水害発生が予想される場合に前述の図1〜図4の実施の形態と同様な処置がとられる。これにより、ピット2の浸水が昇降路1外へ排水される。したがって、詳細な説明を省略するが図7の実施の形態においても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得られる。また、貫通開口部12下縁部の昇降路1内側に丸み31が設けられているので、排水管路22が滑らかに湾曲して良好な排水作用が得られる。
【0026】
実施の形態5.
図8も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、前述の図1相当図である。なお、図8の他は前述の図1〜図4の実施の形態と同様にエレベーターの昇降路装置が構成されている。図において、図1〜図4と同符号は相当部分を示し、12は貫通開口部で、下縁部が箱体18の下端よりも下方に拡張されている。22は排水管路で、一端が箱体18下端と貫通開口部12下縁の間に開口し、この開口部に接続具28が設けられている。29は接続具28を介して排水管路22の端部に要時に接続される外部排水ホースである。
【0027】
上記のようなエレベーターの昇降路装置において、据付工事中は排水ユニット27、排水管路22及び接続具28が常設される。そして、水害発生が予想される場合に前述の図1〜図4の実施の形態と同様な処置がとられると共に、排水管路22の接続具28に外部排水ホース29が接続される。これにより、ピット2の浸水が昇降路1外へ排水される。
【0028】
したがって、詳細な説明を省略するが図8の実施の形態においても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得られる。なお、図8の実施の形態において、排水ユニット27、排水管路22及び接続具28が常設されるので、水害発生が予想されるときに外部排水ホース29を接続することのみによって対策が終了する。このため、水害対策時の手数を省くことができる。また、排水ユニット27、排水管路22及び接続具28をエレベーターの完成後の通常運転開始後においても常備して水害に備えるようにすることも可能である。
【0029】
実施の形態6.
図9及び図10も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図9はエレベーター乗場の正面図、図10は図9のB−B線断面拡大図である。なお、図9及び図10の他は前述の図1〜図4の実施の形態と同様にエレベーターの昇降路装置が構成されている。図において、図1〜図4と同符号は相当部分を示し、32は貫通開口部で、三方枠4の側枠の下端寄りに設けられている。33は貫通開口部32を閉塞する蓋で、図10において取り外された状況を示し、裏面に弾性脚34が設けられて貫通開口部32縁部に着脱自在に構成されている。
【0030】
上記のようなエレベーターの昇降路装置においても、水害発生が予想される場合に前述の図1〜図4の実施の形態と同様な処置がとられる。すなわち、蓋33が取り外されて、排水管路22が貫通開口部32を経て昇降路1外、すなわち乗場3のホールの適所に延長され、ピット2の浸水が昇降路1外へ排水される。したがって、詳細な説明を省略するが図9及び図10の実施の形態においても図1
【0031】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、エレベーターの乗場壁の貫通開口部に設けられた乗場器具の箱体と、箱体に取り付けられた際に、箱体及び貫通開口部を覆って乗場壁に配置される乗場器具の表板と、箱体及び表板間に設けられ、表板を乗場壁から浮き上がった状態に配置する仮設具と、エレベーターの昇降路のピット底部に設けられた排水ポンプ装置と、一端が排水ポンプ装置に接続され貫通開口部に挿通され、他端が昇降路外に配置された排水管路とを設けたものである。
【0032】
これによって、水害等によって昇降路のピットに水が浸入すると、排水ポンプ装置の動作によりピットの浸水が排水管路から昇降路外へ排水される。これにより、ピットに設けられたエレベーター機器の水損発生を未然に防止することができる。このため、水損機器の修復のための費用と手数を解消することができ、また排水管路を貫通開口部によって容易に所要場所に配置することができ、ピットの浸水排除を容易化する効果がある。
【0033】
また、この発明は以上説明したように、乗場壁の貫通開口部に設けられた乗場器具の箱体に挿通された排水管路を設けたものである。
【0034】
これによって、水害等によって昇降路のピットに水が浸入すると、排水ポンプ装置の動作によりピットの浸水が、乗場器具の箱体に挿通された排水管路から昇降路外へ排水される。これにより、ピットに設けられたエレベーター機器の水損発生を未然に防止することができる。このため、水損機器の修復のための費用と手数を解消することができ、また排水管路を貫通開口部によって容易に所要場所に配置することができ、ピットの浸水排除を容易化する効果がある。
【0035】
また、この発明は以上説明したように、乗場壁の貫通開口部に設けられた乗場器具箱体の外面と貫通開口部の縁部との間に挿通された排水管路を設けたものである。
【0036】
これによって、水害等によって昇降路のピットに水が浸入すると、排水ポンプ装置の動作によりピットの浸水が、乗場器具箱体の外面と貫通開口部の縁部の間に挿通された排水管路から昇降路外へ排水される。これにより、ピットに設けられたエレベーター機器の水損発生を未然に防止することができる。このため、水損機器の修復のための費用と手数を解消することができ、また排水管路を貫通開口部によって容易に所要場所に配置することができ、ピットの浸水排除を容易化する効果がある。
【0037】
また、この発明は以上説明したように、排水管路が挿通される貫通開口部の縁部の昇降路内側に丸みを設けたものである。
【0038】
これによって、水害等によって昇降路のピットに水が浸入すると、排水ポンプ装置の動作によりピットの浸水が、乗場器具箱体の外面と貫通開口部の縁部の間に挿通された排水管路から昇降路外へ排水される。これにより、ピットに設けられたエレベーター機器の水損発生を未然に防止することができる。このため、水損機器の修復のための費用と手数を解消することができ、また排水管路を貫通開口部によって容易に所要場所に配置することができ、ピットの浸水排除を容易化する効果がある。また、貫通開口部の排水管路に対応した縁部に丸みが設けられているので、排水管路が滑らかに湾曲して良好な排水作用を得る効果がある。
【0039】
また、この発明は以上説明したように、排水管路の乗場側端部に設けられて貫通開口部に配置された接続具と、要時に排水管路に接続具を介して接続される外部排水ホースとを設けたものである。
【0040】
これによって、水害等によって昇降路のピットに水が浸入すると、排水ポンプ装置の動作によりピットの浸水が排水管路及び排水管路に接続具を介して接続された外部排水ホースから昇降路外へ排水される。これにより、ピットに設けられたエレベーター機器の水損発生を未然に防止することができる。このため、水損機器の修復のための費用と手数を解消でき、また排水管路を貫通開口部によって容易に所要場所に配置することができ、ピットの浸水排除を容易化する効果がある。
【0041】
また、この発明は以上説明したように、エレベーターの乗場壁に設けられた乗場器具と、エレベーターの昇降路のピット底部に設けられた排水ポンプ装置と、一端が排水ポンプ装置に接続され、乗場器具装着部の乗場壁の貫通開口部に挿通された排水管路と、排水管路の他端に設けられ、貫通開口部に配置された接続具と、要時に排水配管に接続具を介して接続される外部排水ホースとを設けたものである。
【0042】
これによって、水害等によって昇降路のピットに水が浸入すると、排水ポンプ装置の動作によりピットの浸水が排水管路及び排水管路に接続具を介して接続された外部排水ホースから昇降路外へ排水される。これにより、ピットに設けられたエレベーター機器の水損発生を未然に防止することができる。このため、水損機器の修復のための費用と手数を解消でき、また排水管路を貫通開口部によって容易に所要場所に配置することができ、ピットの浸水排除を容易化する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、要部縦断面図。
【図2】 図1のA部拡大図。
【図3】 図1の昇降路内の側面図。
【図4】 図1の昇降路装置機器の電気回路図。
【図5】 この発明の実施の形態2を示す図で、前述の図2相当図。
【図6】 この発明の実施の形態3を示す図で、前述の図2相当図。
【図7】 この発明の実施の形態4を示す図で、前述の図2相当図。
【図8】 この発明の実施の形態5を示す図で、前述の図1相当図。
【図9】 この発明の実施の形態6を示す図で、乗場の正面図。
【図10】 図9のB−B線断面拡大図。
【図11】 従来のエレベーターの昇降路装置を示す要部縦断面図。
【図12】 図11の乗場の正面図。
【符号の説明】
1 昇降路、2 ピット、3 乗場、4 三方枠、6 壁、7 乗場器具、12 貫通開口部、14 排水ポンプ装置、18 箱体、22 排水管路、28 接続具、29 外部排水ホース、31 丸み、32 貫通開口部。

Claims (6)

  1. エレベーターの乗場壁の貫通開口部に設けられた乗場器具の箱体と、
    上記箱体に取り付けられた際に、上記箱体及び上記貫通開口部を覆って上記乗場壁に配置される上記乗場器具の表板と、
    上記箱体及び上記表板間に設けられ、上記表板を上記乗場壁から浮き上がった状態に配置する仮設具と、
    エレベーターの昇降路のピット底部に設けられた排水ポンプ装置と、
    一端が上記排水ポンプ装置に接続されて上記貫通開口部に挿通され、他端が上記昇降路外に配置された排水管路と
    を備えたエレベーターの昇降路装置。
  2. 排水管路を、乗場壁の貫通開口部に設けられた乗場器具の箱体を挿通して配置したことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの昇降路装置。
  3. 排水管路を、乗場壁の貫通開口部に設けられた乗場器具の箱体と上記貫通開口部の縁部との間を挿通して配置したことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの昇降路装置。
  4. 排水管路が挿通される貫通開口部の縁部の昇降路内側に丸みを設けたことを特徴とする請求項3記載のエレベーターの昇降路装置。
  5. 排水管路の乗場側端部に設けられて貫通開口部に配置された接続具と、要時に上記排水管路に上記接続具を介して接続される外部排水ホースとを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載のエレベーターの昇降路装置。
  6. エレベーターの乗場壁に設けられた乗場器具と、
    エレベーターの昇降路のピット底部に設けられた排水ポンプ装置と、
    一端が上記排水ポンプ装置に接続され、上記乗場器具装着部の上記乗場壁の貫通開口部に挿通された排水管路と、
    上記排水管路の他端に設けられ、上記貫通開口部に配置された接続具と、
    要時に上記排水配管に上記接続具を介して接続される外部排水ホースと
    を備えたエレベーターの昇降路装置。
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