JP4225705B2 - 分級器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粉体を分級処理する装置本体を備えると共に、複数の羽根を有していて回転自在であり、その回転軸芯に沿った方向の一方の側に開口を有する分級ローターを前記装置本体の内部に備え、前記分級ローターで分級した粉体を前記装置本体の外部に取り出す排出流路と、前記排出流路を介して前記分級ローター内部の空気を吸引する吸引手段とを備える分級器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の分級器には、例えば、特公平3−38917号公報に示すものがある。当該分級器は、分級ローターの間を通過する気流の速度分布を均一にして粒度分布が均一な粒子を捕集するためのものである。当該分級器は、当該分級器の内部に進退自在なスリーブと、当該排出流路とスリーブとを伸縮手段を介して接続してある。当該スリーブは、さらに分級ローターの側板開口に嵌入させてあり、スリーブの内端開口を分級ローター内部の任意の位置に固定可能に構成してある。
このように構成することで、分級ローターの各部分を通過した空気がスリーブの開口端部に到達する際の流速差を少なくすることができる。その結果、分級精度を向上させることができる。
当該装置では、前記スリーブの嵌入量を試行錯誤的に設定することができるため、分級処理する材料の比重などに応じて最適な気流状態を現出することができるというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような分級器を用いて処理する粉体は、多数種に亘るものとなる。上記従来の技術では、多種の粉体の分級に対応すべく、分級ローターに対する排出流路の嵌入深さを変更しようとするものである。しかし、処理する粉体の種類が異なれば、通常、その質量や形状が異なる。そのような場合に、排出流路の嵌入深さを変更するだけの前記従来の分級器では良好な分級操作を行えない場合がある。
即ち、上記従来の分級器は、主に、分級ローターの各部分から排出口までの流通距離を均一にする装置である。しかし、分級精度を高めるためには、その他にも例えば、分級ローターの各部分の圧力と排出口の圧力とが所定の差を有している必要があることがわかった。
【0004】
この他にも、分級器が所定の分級性能を長期間維持するためには、装置の耐摩耗性能が優れていなければならい。
また、効率的に分級処理を行うには、装置のメンテナンスが容易であることも必要である。
【0005】
本発明は、上記従来の分級器の欠点を改善するものであり、粉体の分級精度を高め、当該分級精度を良好に維持し得る分級器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
〔構成1〕
本発明に係る分級器は、請求項1に記載したごとく、粉体を分級処理する装置本体を備えると共に、複数の羽根を有していて回転自在であり、その回転軸芯に沿った方向の一方の側に開口を有する分級ローターを前記装置本体の内部に備え、前記分級ローターで分級した粉体を前記装置本体の外部に取り出す排出流路と、前記排出流路を介して前記分級ローター内部の空気を吸引する吸引手段とを備えており、
前記排出流路が、前記分級ローターの側に位置する絞り部材と、当該絞り部材に連結した筒状部材とで構成してあり、前記絞り部材の一端部が、前記分級ローターの内部に進入していると共に、前記絞り部材の内径を、前記筒状部材の内径よりも小さく構成してある点に特徴を有する。
【0007】
〔作用効果〕
本構成のごとく、絞り部材の一端部を分級ローターの内部に進入させることで、分級ローターの各部分から排出流路の入口までの距離の差を縮小することができる。つまり、排出流路の入口を、羽根の略中央(羽根の回転軸芯の延出方向に沿った略中央位置)に位置させることで、羽根の中央を挟んで左右両側の領域について、夫々の領域から排出流路の入口までの距離を略均等に設定することができる。ただし、厳密には、羽根の中央位置から排出流路入口までの距離が最小となり、羽根の左右両端部から排出流路入口までの距離が最大となる。しかし、排出流路の入口を羽根の略中央に位置させることで、これら最小値と最大値との差を縮めることができるから、分級ローターの内部での空気の流速或いは圧力分布等の空気の流動状態をより均等化することができる。この結果、分級精度を向上させることができるのである。
【0008】
また、排出流路のうち、分級ローターの内部に進入している部分の内径を最小とすることは、即ち、搬出流路の内径は、その入口が最も狭く、入口の奥はより広く構成してあることを意味する。このように、排出流路の外径を、排出流路入口より下手側の領域で拡大しておけば、排出流路入口を通過した後の粉粒体の流速を低下させることができる。この結果、流通する粉体と排出流路を形成する筒状部材との摩擦が低下するから、排出流路の摩耗を抑制することができ、分級器の耐久性を向上させることができるのである。
尚、本発明の分級器は、トナーあるいは粉体塗料、電池材料、磁性材料等に適用できる他、20μm以下の微粉末であって、粗粉混入を阻止し、粒径が揃った粒度分布範囲の狭い製品が必要な場合等にも有効である。
【0009】
また、本構成であれば、絞り部材のサイズを適宜変更することができる。つまり、分級処理する粉体の種類毎に外径あるいは進入深さの異なる絞り部材を適宜選択して装着することが可能になる。この結果、処理対象である粉体に最も適した分級条件を設定することができる。
【0010】
また、前記絞り部材の開口面積は、排出流路の中で最も狭い。よって、当該部分を流通する粉体の速度は最も大きい。このため、排出流路入口を構成する部分は、最も摩耗し易い条件下にある。しかし、本構成であれば、仮に、絞り部材が摩耗しても当該部材のみを交換すればよい。つまり、排出流路入口が摩耗して、粉体の流通条件が変化した場合でも、前記絞り部材のみを交換すればよい。このように本構成の分級器は、メンテナンスを合理的に行えるものであって、常に最適な条件下で分級操作を行うことが可能となる。
【0011】
〔構成2〕
本発明に係る分級器は、請求項2に記載したごとく、粉体を分級処理する装置本体を備えると共に、複数の羽根を有していて回転自在であり、その回転軸芯に沿った方向の一方の側に開口を有する分級ローターを前記装置本体の内部に備え、前記分級ローターで分級した粉体を前記装置本体の外部に取り出す排出流路と、前記排出流路を介して前記分級ローター内部の空気を吸引する吸引手段とを備えており、
前記排出流路が、前記分級ローターに取り付けた絞り部材と、当該絞り部材とは別体に設けた筒状部材とで構成してあり、前記絞り部材の一端部が、前記分級ローターの内部に進入していると共に、前記絞り部材の内径を、前記筒状部材の内径よりも小さく構成してある点に特徴を有する。
【0012】
〔作用効果〕
本構成のごとく、絞り部材の一端部を分級ローターの内部に進入させることで、分級ローターの各部分から排出流路の入口までの距離の差を縮小することができる。つまり、排出流路の入口を、羽根の略中央(羽根の回転軸芯の延出方向に沿った略中央位置)に位置させることで、羽根の中央を挟んで左右両側の領域について、夫々の領域から排出流路の入口までの距離を略均等に設定することができる。ただし、厳密には、羽根の中央位置から排出流路入口までの距離が最小となり、羽根の左右両端部から排出流路入口までの距離が最大となる。しかし、排出流路の入口を羽根の略中央に位置させることで、これら最小値と最大値との差を縮めることができるから、分級ローターの内部での空気の流速或いは圧力分布等の空気の流動状態をより均等化することができる。この結果、分級精度を向上させることができるのである。
【0013】
また、排出流路のうち、分級ローターの内部に進入している部分の内径を最小とするこ とは、即ち、搬出流路の内径は、その入口が最も狭く、入口の奥はより広く構成してあることを意味する。このように、排出流路の外径を、排出流路入口より下手側の領域で拡大しておけば、排出流路入口を通過した後の粉粒体の流速を低下させることができる。この結果、流通する粉体と排出流路を形成する筒状部材との摩擦が低下するから、排出流路の摩耗を抑制することができ、分級器の耐久性を向上させることができるのである。
尚、本発明の分級器は、トナーあるいは粉体塗料、電池材料、磁性材料等に適用できる他、20μm以下の微粉末であって、粗粉混入を阻止し、粒径が揃った粒度分布範囲の狭い製品が必要な場合等にも有効である。
【0014】
また、本構成の場合、絞り部材は分級ローターと共に回転する。つまり、この場合には、羽根どうしの間を通過して、分級ローターの内部で螺旋流を形成する吸引空気及び粉体と、前記絞り部材とが略同一の角速度で回転する。その結果、粉体と絞り部材との摩擦が低下し、絞り部材が摩耗するのを抑制して、分級器の耐久性を向上させることができる。
【0015】
〔構成3〕
本発明に係る分級器は、請求項3に記載したごとく、前記分級ローターと前記排出流路との隙間に、前記分級ローターの径方向内側及び外側に分岐して流れるエアーを供給するエアー供給手段を備えて構成することができる。
【0016】
〔作用効果〕
本構成であれば、過大な粉体が、羽根どうしの間を通過することなく排出流路の内部に流入するのを防止することができる。
【0017】
〔構成
本発明に係る分級器は、請求項に記載したごとく、前記絞り部材が前記分級ローターの内部に進入する深さを、前記分級ローターの回転軸芯と同方向に沿った前記分級ローターの高さの1〜50%に構成することができる。
【0018】
〔作用効果〕
上述のごとく、絞り部材を分級ローターの内部に進入させて設けることで、分級精度を向上させることができる。
そして、本構成のごとく進入深さを設定することで、より良好な分級精度を得られることがわかった。
【0019】
〔構成
本発明に係る分級器は、請求項に記載したごとく、前記分級ローターの内部に進入している前記絞り部材の外径寸法を、前記分級ローターの外径寸法の40%〜55%に構成することができる。
【0020】
〔作用効果〕
本構成であれば、分級ローターの内部に進入している絞り部材の外面が、分級ローターに近接し過ぎることはなく、また、分級ローターの内部に開口する排出流路の開口面積が過小になることもない。
即ち、絞り部材の外径寸法が過大であれば、絞り部材の外面が分級ローターの羽根に近付き、羽根の各位置と排出流路入口との間隔が極端に狭くなる。そうすると、羽根の各位置と排出流路の入口との距離が不均一となって分級ローターの内部に圧力の不均衡が生じる。
一方、絞り部材の外径寸法が過小となれば、排出流路の入口面積が小さくなり、分級ローターで吸引する空気の流量が減少して、分級処理能力が低下する。
そこで、分級ローターを本構成とすることで、分級処理能力を低下させることなく分級精度を高めることができる。
【0021】
〔構成
本発明に係る分級器は、請求項に記載したごとく、前記絞り部材に係る前記一端部の端縁部に面取り部を設けて構成することができる。
【0022】
〔作用効果〕
本構成であれば、分級ローターの羽根間を通過した粉体を、円滑に排出流路に流入させることができる。
例えば、絞り部材の端部外面部をテーパー形状に形成しておけば、特に、羽根のうち前記排出流路の側を通過して分級ローターの内部に入り込んだ粉体が、絞り部材の外面に沿ってその入口に達し、その先端部を回り込んで排出流路の内部に流入する際に、前記テーパー形状の部分で粒体の流れ方向が円滑に変更される。
一方、絞り部材の端部内面部をテーパー形状に形成してあれば、羽根のうち排出流路とは反対側を通過した粉体が、絞り部材の先端部近傍を通過して排出流路に流入する際に、流れ方向の変更が容易となる。
このように、本構成の分級器であれば分級ローターの内部から排出流路に至る空気の流れが円滑になるため、分級精度を高めることができる。
【0023】
〔構成
本発明に係る分級器は、請求項に記載したごとく、前記排出流路の内面を電解研磨したのち、当該内面を表面改質して構成することができる。
【0024】
〔作用効果〕
本構成のごとく、排出流路の表面改質を行うことで、粉体が排出流路の内面に付着するのを防止したり、表面の硬度を高めて排出流路の耐摩耗性を向上させることができる。この結果、分級器の耐久性を高めることができる。
表面改質の方法としては、例えば、テフロン(登録商標)コートあるいはメッキ処理等を施すことができる。
また、このような表面処理は、排出流路の摩擦係数を下げることにもなる。その結果、吸引空気の圧力低下を抑制することができ、吸引手段の必要能力を縮小化するなどの利点を得ることもできる。
【0025】
〔構成
本発明に係る分級器は、請求項に記載したごとく、前記排出流路をセラミックスで構成することができる。
【0026】
〔作用効果〕
本構成の場合にも、排出流路の硬度を高め、耐摩耗性を向上させることができるため、分級器の耐久性を高めることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
(概要)
本発明に係る分級器を図1乃至図4を参照しつつ説明する。
当該分級器は、粉体を分級処理する装置本体1の内部に分級ローター2を備えて構成してある。当該分級ローター2は、複数の羽根3を有しており、高速回転可能である。当該分級ローター2の一部分であって、その回転軸芯Xに沿った方向の一方の側には開口4を形成してある。当該開口4には、排出流路5が連接され、さらに、当該排出流路5の先には吸引手段を備えている。即ち、これら排出流路5および吸引手段を用いて分級ローター2の内部の空気を吸引することで、所定の粒径を有する粒体を選別して装置本体1の外部に取り出すものである。
【0028】
前述のごとく、本発明の目的は、粒体の分級精度を高め、しかも、当該分級精度を良好に維持し得る分級器を提供することにある。そのために、本発明の分級器は、排出流路5を構成する部材の形状等に特徴を有する。また、排出流路5を構成する部材の形状と分級ローター2の形状とに一定の関係を持たせてある。これらの特徴構成について、以下、順を追って説明する。
【0029】
(装置本体)
図1に示すごとく、当該分級器は、その最外方を装置本体1で構成し、当該装置本体1の内部が、内部に投入した粉体を分級処理する処理室6となっている。粉体は、蓋体7を取り外して投入することができる。また、図示しないが、別途設けた粉体投入口から投入するものであってもよい。
【0030】
図1では、主に分級ローター2を設けた部位のみを示してあり、その他の部分は省略してある。即ち、本発明の分級器は、分級器のみの機能を持つ装置として構成することもできるし、その他の機能を兼ね備えた装置として構成することもできる。例えば、当該分級器を粉砕器の一部に備え、粉体の粉砕処理と分級処理とを連続して行えるものとすることができる。
【0031】
(分級ローター)
図1に示すごとく、前記処理室6には、粉体を分級処理する分級ローター2を設けてある。これにより、所定の粒径以下の微粉が取り出される。
本実施形態では、水平方向の回転軸芯Xの周りに回転するいわゆる水平型の分級ローター2を用いた例を示す。分級ローター2は、処理室6の外部に設けた駆動モーター8によって高速回転する。回転速度は適宜変更自在である。
図1のII−II位置における分級ローター2の断面図を図2に示す。本実施形態では、平板状の羽根3を複数備えた例を示した。これら羽根3は、分級ローター2の外周部に設けてあり、その平面の延出平面内に回転軸芯Xを含むように取り付けてある。
尚、図示は省略するが、前記羽根3は前記回転軸芯Xを含まない状態となるように、径方向に対して斜めに取り付けてあるものであってもよい。また、羽根3の形状は単なる平板状ではなく、湾曲形状に構成することもできる。
【0032】
当該装置本体1の処理室6内の空気は図示しない吸引手段によって吸引する。当該吸引手段としては、例えば、一般的なブロワー等を用いることができる。吸引の強弱は変更自在に構成する。例えば、吸引ファンの回転速度を変更することなどにより、吸引時の空気の流速を適宜変更する。
【0033】
前記吸引手段には、排出流路5が接続してあり、当該排出流路5は、前記分級ローター2に連接してある。つまり、吸引手段を駆動させることで、分級ローター2の内部の空気を吸引する。これにより、処理室6の内部の空気が、高速回転する分級ローター2の各羽根3の間を通って分級ローター2の内部に引き込まれる。この時、所定の粒径以下の粒体は分級ローター2の内部に取り込まれ、粒径が過大な粒体は回転する羽根3によって分級ローター2の内部に流入することを阻止される。このような分級器を用いることで、数μmから数十μm程度の粒径の微粉を分級することができる。分級ローター2で分級された粉体は、このあと排出流路5を介して、例えばバグフィルター等の捕集手段に導かれ、製品として取り出される。
【0034】
(排出流路)
図1に示すごとく、本発明に係る排出流路5は、その一端部が前記分級ローター2の内部に進入した状態に設けてある。さらに、当該一端部近傍の内径は、分級ローター2の内部に進入している部分で最小となるように構成してある。
【0035】
前記排出流路5の入口側の先端部を絞ったのは、主に以下の理由による。
図1には、排出流路5の一端部である排出流路5入口の外径をD1とし、その他の部分のうちの一つの外径をD2とした例を示してある。両者の関係は、D1<D2である。本実施形態では、夫々の外径を有する部分を略円筒状の筒状部材で構成すると共に、これら双方を略円錐形状の部分で連結した状態に構成してある。
このように排出流路5の外径を、排出流路5入口より下手側の領域で拡大するのは、排出流路5入口を通過した後の粉体Fの流速を低下させ、当該排出流路5を形成する筒状部材の摩耗を抑制するためである。
【0036】
図1では、前記排出流路5入口の外径をD1とし、その他の部分に係る一つの外径をD2とした。このように、上記の説明では両部位の径の違いを外径によって比較した。本来、吸引空気の減速などを考慮するためには、両部分の径の違いは内径によって考慮すべきである。しかし、後述するように、排出流路入口9の径方向のサイズを分級ローター2のサイズと比較する場合には、説明すべき気流の現象からみて外径によって評価するのが妥当である。ただし、現実には、一様な厚みを有する筒状部材5aによって排出流路5を構成することが多い。よって、ここでは、便宜上、筒状部材5aの外径を用いて排出流路5の形状を説明している。
【0037】
また、本実施形態の筒状部材5aは、その内面を表面改質してある。例えば、前記筒状部材5aの内面にテフロンコートを施したり、各種のメッキ処理を施しておくことができる。尚、これら処理に先だって、電解研磨法などを用いて筒状部材5aの内面を清浄化し、かつ、円滑化することによって、凹凸がなく強靱な表面処理層が得られて好都合である。
このような表面層を形成しておけば、筒状部材5a内面の摩擦係数を小さくすることができ、あるいは、硬度を高めることができる。また、排出流路5の摩擦係数を下げることで、吸引空気の圧力低下を抑制することができるため、吸引手段の必要能力を縮小できるなどの利点を得ることもできる。
【0038】
尚、図示は省略してあるが、前記排出流路入口9から下手側に続く部位の直径を連続的に且つ滑らかに拡大するものであればより好ましい。本構成であれば、吸引空気の流れ方向および流速を円滑に変更することができる。よって、例えば、筒状部材5aの特定の部位に粉体Fが集中的に衝突するのを防止して、筒状部材5aが損傷するのを抑制することができる。
【0039】
この他にも、前記筒状部材5aをセラミックス等の耐摩耗性に優れた材料で構成するものであってもよい。本構成であれば、筒状部材5aの内面形状が良好に保持され、理想的な空気流動状態を長期間維持することができる。
【0040】
分級精度を高めるためには、分級ローター2の羽根3を通過した空気が前記排出流路入口9にできるだけ滑らかに流入することが必要である。例えば、排出流路入口9の近傍で空気流が乱れると、そこには圧力の変動が生じる。このような圧力の変動は、分級ローター2の羽根3の近傍位置にも影響するおそれがある。
この結果、羽根3の近傍での吸引空気流に乱れが生じ、分級精度が低下するのである。
【0041】
このような空気流の乱れを少しでも緩和するために、例えば、図3に示すごとく、排出流路入口9の端縁部を先細に構成しておくと良い。即ち、排出流路5の中心線を通る平面で排出流路5を切断した断面を想定した場合に、排出流路入口9の外周面および内周面共に面取り部を構成しておく。
特に、外面部10をテーパー形状に形成しておけば、粉体Fが排出流路入口9の基端側から当該外面に沿って前記排出流路入口9に達し、その先端部を回り込んで排出流路5の内部に流入する際に、粒体の流れ方向が円滑に変更される。
一方、内面部11をテーパー形状に形成してあれば、粉体Fが、排出流路入口9とは反対側の位置、即ち、例えば図1においては駆動モーター8に近い側の位置から吸引されたのち、排出流路入口9の先端部近傍を通過して排出流路5に流入する際に、流れ方向の変更が容易となる。
【0042】
(分級ローターと排出流路との関係)
本発明の分級器は、分級ローター2から排出流路入口9に至る吸引空気の流れを均等化し得る点が大きな特徴である。そのために、本発明の分級器にあっては、分級ローター2と排出流路5とが以下のような関係となるように構成してある。
【0043】
まず、排出流路5の一端部を分級ローター2の内部に所定深さに進入させる。
例えば、図1に示すごとく、回転軸芯Xと平行な方向の分級ローター2のサイズを当該分級ローター2の高さhとし、排出流路5の進入深さをHとしたとき、H/hの割合が1〜50%となるように排出流路5を分級ローター2の内部に進入させる。
【0044】
本構成であれば、分級ローター2の各部分から排出流路入口9までの距離の差を縮小することができる。つまり、図1に示すごとく、前記排出流路入口9は羽根3の略中央、即ち、羽根3の回転軸芯Xの延出方向に沿った略中央に位置するから、羽根3の中央を挟んで左右両側の領域について、排出流路入口9までの距離の条件が互いに同じとなる。この場合、羽根3の中央位置から排出流路入口9までの直線距離が最小となり、羽根3の左右両端部から排出流路入口9までの直線距離が最大となる。この場合の最小値と最大値との差は、前記排出流路入口9が羽根3の中央位置ではなく羽根3の一方に偏って設けてある場合の前記最小値と最大値との差よりも小さくなる。
【0045】
実際には、分級ローター2の内部に吸引された空気は、直ちに排出流路入口9に到達するのではなく、分級ローター2の内部で、その回転方向に沿って螺旋をえがきながら排出流路入口9に達する。このように、羽根3から排出流路入口9に至るまでに粉体Fは、両部位の離間距離に比べて長い距離を流通する。よって、前記羽根3の各位置から排出流路入口9までの直線距離に多少の差が存在しても、当該差は、羽根3から排出流路入口9に至る距離に比べて僅かであるから、羽根3を通過した粉体Fは何れも略同じ流通距離を経て排出流路入口9に至ると考えて良い。
【0046】
分級ローター2に対する排出流路5の進入深さの差によって、分級性能がどの程度変化するかを検証した。その結果を図4に示す。
ここでは、横軸には、排出流路5の進入深さをとり、縦軸には、分級した粉体Fの中に混入する10.3μm以上の粗粉の割合をとって整理した。分級ローターの外径は200mmであり、高さは140mmである。分級した微粉の平均粒径は6.5μmであった。図4に示したごとく、微粉中に混入した10.3μm以上の粗粉の割合は、進入深さが0mmの場合には1%であり、進入深さが5mmの場合には0.5%であり、進入深さが15mmの場合には0.1%であった。
【0047】
以上のことから明らかなごとく、排出流路5が分級ローター2の内部に進入する深さは、分級ローター2の高さの1〜50%であれば良いが、進入する深さが長くなると排出流路5への流入時の圧力損失が増えるため、好ましくは3〜25%、さらに10〜20%であれば特に好ましい結果が得られることがわかる。
【0048】
本発明の分級器では、前記排出流路5の端部、即ち、排出流路入口9を絞り込んだ形状にしてある。図1に示すごとく、前記排出流路5の先端部であって、前記分級ローター2の内部に進入している部分の外径を小さく形成してある。
図5には、前記分級ローター2の外形寸法dに対して、前記排出流路入口9の外径寸法D1を適宜変更して分級処理を行った結果を示す。横軸には分級処理して得た粉体Fの平均粒子径をとり、縦軸には分級ローター2の回転数をとって整理した。
分級ローター2の外径は200mm、排出流路5の先端部の外径は、夫々110mm、100mm、80mmとした。D1/d は55%〜40%である。実験に際しては、前記排出流路入口9の進入深さHと前記分級ローター2の高さhとの割合H/hを15%に設定して分級処理した。図5中、()に記した数字は、排出流路5の出口における静圧(mmAq)である。
【0049】
この結果、連通口のサイズを小さくするほど少ない回転数で小さな平均粒子径の分級処理が行えることがわかる。特に、D1/d の割合を50〜40%に設定した場合に分級精度が高くなった。
尚、排出流路5の開口4の外径が40%よりも小さくなると、前記開口4に空気が流入する際の圧力損失が増大して分級能力が低下する傾向があった。
【0050】
このような結果が得られるのは以下の理由によるものと考えられる。
即ち、D1/d を大きくするほど、排出流路入口9の周縁部が分級ローター2の羽根3に近づくことになる。すると、羽根3の各位置と排出流路入口9との離間距離をみた場合に、極端に当該距離の短い部分が生じる。そうなれば、排出流路入口9を分級ローター2の内部に進入させて前記両者間の距離の均一化を図るという前述の構成の効果が薄れてしまう。
一方、D1/d が小さくなれば、排出流路入口9の面積が小さくなる。この場合には、前記排出流路入口9の位置は、より限定されるともいえる。すると、前記分級ローター2の各部と排出流路入口9との距離の差は縮小化され、分級ローター2内の空気の流速は何れの場所においてもさらに平均化されるとも考えられる。しかし、排出流路入口9そのものの面積が縮小されることで圧力損失が増大し、空気流量が減少する。つまり、本構成の場合には、分級精度は向上するものの、分級処理能力が低下することになる。
以上の点に鑑みて、前記分級ローター2の外形寸法dに対する前記排出流路入口9の外径寸法D1は40%〜55%に構成しておくとよい。
【0051】
(シール手段)
図1および図3に示すごとく、前記分級ローター2と前記排出流路5との間には、両者間の隙間をシールするためにシールエアーAを供給する。
このシールエアーAを供給するエアー供給手段12の一部を図3に示す。ここでは、前記排出流路5を形成する筒状部材5aの外方を包囲するジャケット12aを設けてある。当該ジャケット12aの端部と、前記分級ローター2の端部とには、夫々環状の対向面13a,13bを形成してある。夫々の対向面13a,13bは、所定の隙間を維持した状態に近接配置してある。
【0052】
前記ジャケット12aの対向面13aには、シールエアーAを吹き出すエアー吹出口14を少なくとも一つ設けてある。図示しないエアー供給源から前記ジャケット12aを介して供給されたシールエアーAは、当該エアー吹出口14から、前記分級ローター2の対向面13bに向かって吹き出される。このシールエアーAは、分級ローター2の径方向内側及び外側に分岐して流れる。このような分岐流を形成することで、処理室6の内部で循環している過大な粉体Fが、羽根3どうしの間を通過することなく排出流路5の内部に流入するのを防止する。
【0053】
〔別実施形態〕
〈1〉 上記実施形態では、排出流路5と排出流路入口9とを一体的に形成した例を示したが、図6に示すごとく、排出流路入口9の部分を前記排出流路5とは別の部材で構成することもできる。
即ち、前記排出流路5を、前記分級ローター2の側に位置する絞り部材5bと、当該絞り部材5bに連結した筒状部材5aとで構成することができる。この場合にも、前記絞り部材5bの外径は、前記筒状部材5aの外径よりも小さく構成する。
【0054】
本構成であれば、排出流路入口9の外径を適宜変更することができる。つまり、分級処理する粉体Fの種類毎に、外径あるいは進入深さの異なる絞り部材5bを適宜選択して装着することが可能になる。この結果、処理対象である粉体Fに最も適した分級条件を設定することができる。
【0055】
また、前記絞り部材5bの開口面積は、排出流路5の中で最も狭い。よって、当該部分を流通する粉体Fの速度は最も大きい。このため、排出流路入口9を構成する部分は、最も摩耗し易い条件下にある。しかし、本構成であれば、仮に、絞り部材5bが摩耗しても当該部材のみを交換すればよい。つまり、排出流路入口9が摩耗して、粉体Fの流通条件が変化した場合でも、前記絞り部材5bのみを交換すればよい。このように本構成の分級器は、メンテナンスを合理的に行うことができ、かつ、常に最適な条件下で分級操作を行うことを可能にする。
【0056】
〈2〉 上記実施形態では、排出流路入口9としての機能を有する絞り部材5bを装置本体1の側に設ける例を示した。しかし、図7に示すごとく、排出流路入口9として機能する部材を分級ローター2に設けることもできる。
即ち、前記排出流路5を、前記分級ローター2に取り付けた絞り部材5cと、当該絞り部材5cとは別体に設けた筒状部材5aとで構成しておいてもよい。
【0057】
本構成の場合、絞り部材5cは分級ローター2と共に回転する。つまり、この場合には、羽根3どうしの間を通過して、分級ローター2の内部で螺旋流を形成する吸引空気及び粉体Fと前記絞り部材5cとが略同一の角速度で回転する。その結果、絞り部材5bが固定されていた前述の分級器に比べて、粉体Fと絞り部材5cとの摩擦の程度が小さくなり、絞り部材5cが摩耗するのを抑制して、分級器の耐久性を向上させることができる。
【0058】
また、排出流路5の中心側に吹き出すシールエアーAに注目すると、図7から明らかなごとく、当該内向きのシールエアーAは、排出流路5の中に吹き出される。これは、図3あるいは図6に示したごとく、シールエアーAが分級ローター2の内部に吹き出されるものとは異なる。このように、分級ローター2の内部にシールエアーAが吹き出されない構成であれば、分級ローター2の内部の空気流が乱されて分級処理の妨げになることがなく、所期の分級性能を十分に発揮し得る分級器を得ることができる。
【0059】
〈3〉 上記実施形態では、分級ローター2の回転が、水平方向に延出した回転軸芯Xの回りに行われる例を示したが、この他にも垂直方向に延出する回転軸芯Xの回りに回転するものであってもよい。
【0060】
垂直方向の回転軸芯Xを中心に回転する分級ローター2を用いる場合、粉体Fの流通方向は、上下方向において変動する。例えば、分級ローター2の羽根3を通過した粉体Fのうち、羽根3の上部を通過した粉体Fは排出流路入口9に向かって下向きに流入することになり、一方、羽根3の下部を通過した粉体Fは排出流路入口9に向かって上向きに流入することになる。そして、これらの粉体Fは、排出流路入口9の内部に流入した後、排出流路5の延出方向である上方あるいは下方に螺旋状に流通する。よって、粉体Fのいくらかは、排出流路入口9の端縁部において上下方向に流入方向を変更させられる。粉体Fの質量が大きいほど重力の影響が生じるため、上記流入方向の変更が分級精度に及ぼす影響は質量の大きな粉体Fほど大きくなる。このような理由から、いわゆる垂直回転を行う分級器にあっては、比較的質量の小さな粉体Fを処理する際に適用可能であると考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る分級器の構成を示す説明図
【図2】 本発明に係る分級器の要部を示す断面図
【図3】 本発明に係る分級器の要部を示す断面図
【図4】 分級処理結果を示す説明図
【図5】 分級処理結果を示す説明図
【図6】 別実施形態に係る分級器の要部を示す断面図
【図7】 別実施形態に係る分級器の要部を示す断面図
【符号の説明】
1 装置本体
2 分級ローター
3 羽根
4 分級ローターの開口
5 排出流路
5a 筒状部材
5b 絞り部材
5c 絞り部材
F 粉体
X 分級ローターの回転軸芯

Claims (8)

  1. 粉体を分級処理する装置本体を備えると共に、
    複数の羽根を有していて回転自在であり、その回転軸芯に沿った方向の一方の側に開口を有する分級ローターを前記装置本体の内部に備え、
    前記分級ローターで分級した粉体を前記装置本体の外部に取り出す排出流路と、前記排出流路を介して前記分級ローター内部の空気を吸引する吸引手段とを備える分級器であって、
    前記排出流路が、前記分級ローターの側に位置する絞り部材と、当該絞り部材に連結した筒状部材とで構成してあり、
    前記絞り部材の一端部が、前記分級ローターの内部に進入していると共に、前記絞り部材の内径を、前記筒状部材の内径よりも小さく構成してある分級器。
  2. 粉体を分級処理する装置本体を備えると共に、
    複数の羽根を有していて回転自在であり、その回転軸芯に沿った方向の一方の側に開口を有する分級ローターを前記装置本体の内部に備え、
    前記分級ローターで分級した粉体を前記装置本体の外部に取り出す排出流路と、前記排出流路を介して前記分級ローター内部の空気を吸引する吸引手段とを備える分級器であって、
    前記排出流路が、前記分級ローターに取り付けた絞り部材と、当該絞り部材とは別体に設けた筒状部材とで構成してあり、
    前記絞り部材の一端部が、前記分級ローターの内部に進入していると共に、前記絞り部材の内径を、前記筒状部材の内径よりも小さく構成してある分級器。
  3. 前記分級ローターと前記排出流路との隙間に、前記分級ローターの径方向内側及び外側に分岐して流れるエアーを供給するエアー供給手段を備えた請求項1又は2に記載の分級器。
  4. 前記絞り部材が前記分級ローターの内部に進入する深さを、前記分級ローターの回転軸芯と同方向に沿った前記分級ローターの高さの1〜50%に構成してある請求項1からの何れか一項に記載の分級器。
  5. 前記分級ローターの内部に進入している前記絞り部材の外径寸法を、前記分級ローターの外径寸法の40%〜55%に構成してある請求項1からの何れか一項に記載の分級器。
  6. 前記絞り部材に係る前記一端部の端縁部に面取り部を設けてある請求項1から5のいずれか一項に記載の分級器。
  7. 前記排出流路の内面を電解研磨したのち、表面改質してある請求項1から6のいずれか一項に記載の分級器。
  8. 前記排出流路がセラミックスにより構成してある請求項1からの何れか一項に記載の分級器。
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