JP4225533B2 - 一斉放送システムおよびip放送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はインターネット、IP−VPNまたは広域LAN等のIP(Internet Protocol)網を用いた一斉放送システムに係り、特にユニキャスト・アドレスまたはマルチキャスト・アドレスのIPパケットをスタティックまたはダイナミックな音声パスで送受信できる一斉放送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図10にIP網を用いた従来の一斉放送システムの接続構成図を示す。図10において、一斉放送システム50は、送信用IP放送装置52a〜52cと受信用IP放送装置53a〜53cとをルータを介してIP網NWに接続し、それぞれ送信用IP放送装置52a〜52cを受信用IP放送装置53a〜53cと1対1の対向接続することにより、送信用IP放送装置52aから送信されたIPパケットを受信用IP放送装置53aで受信し、送信用IP放送装置52bから送信されたIPパケットを受信用IP放送装置53bで受信し、送信用IP放送装置52cから送信されたIPパケットを受信用IP放送装置53cで受信するように構成される。
【0003】
放送装置51と送信用IP放送装置52a〜52c間、受信用IP放送装置53a〜53cと放送装置54a〜54c間は、それぞれ4W(4ワイヤ)のI/F(インタフェース)で接続されており、T線:2本、R線:2本(計4本)が使用されている。なお、放送装置51の1回線についてそれぞれIP放送装置52a〜52cが1台接続される構成となる。
【0004】
IP放送装置52a〜52cは、放送装置51から供給される一斉放送用の音声(マイク入力)を受信してIPパケット化し、IPパケットがそれぞれルータを介してIP網NWへ送信される。
【0005】
受信用IP放送装置53a〜53cは、IP網NWからそれぞれルータを介して送信されてくる一斉放送のIPパケットを受信して音声化し、音声信号がそれぞれ放送装置54a〜54cに提供され、スピーカSPa〜SPcから一斉放送の音声が出力される。
【0006】
送信用IP放送装置52aと受信用IP放送装置53a、送信用IP放送装置52bと受信用IP放送装置53b、送信用IP放送装置52cと受信用IP放送装置53cがそれぞれIP網NWを介して1対1の対向に接続されている。送信用IP放送装置と受信用IP放送装置との間のフレームは、ユニキャストフレームが使用され、対抗する音声パス毎に帯域が必要とされる。
【0007】
なお、音声通信で使用する音声パケットは、VoIP(Voice over Internet Protocol)で標準的に使用されているITU−T H.225.0で勧告されたRTP(Real-time Transfer Protocol)パケットが使用される。
【0008】
このように、従来の一斉放送システム50は、送信用IP放送装置52a〜52cと受信用IP放送装置53a〜53cとがユニキャストフレーム(ユニキャスト・アドレスのIPパケット)のみで、それぞれ1対1の対向で通信される。
【0009】
なお、従来の一斉放送システム50は、本願出願人が独自に実用化しているものであり、特許公開公報または特許公報を検索したが該当する従来技術が見当たらない状況にある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来の一斉放送システムは、送信用IP放送装置と受信用IP放送装置とを1対1の対向接続にするため、双方向の音声通信が可能となるメリットはあるが、片方向の音声通信のみが必要とされる一斉放送では、双方向の音声通信が必要とされず、一斉放送システムを構築する際にシステムの導入費用がアップしてしまう課題がある。
【0011】
また、従来の一斉放送システムは、送信用IP放送装置と受信用IP放送装置との間をユニキャストフレーム(ユニキャスト・アドレスのIPパケット)のみで通信するため、互いに対向するIP放送装置分の回線の帯域が必要とされ、IP網の回線帯域も多く必要となって、IP網の回線契約の費用アップも避けられない課題がある。
【0012】
この発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的はユニキャスト・アドレス/マルチキャスト・アドレス、ならびに音声パスのスタティック・パス/ダイナミック・パスの切替え選択が可能で、回線帯域を抑制し、音声パスの帯域を有効利用できるとともに、経済的で拡張性の高い一斉放送システムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためこの発明に係る一斉放送システムは、一斉放送用の音声信号をIPパケットに変換して、IPパケットを伝送するIP網に送信する送信用IP放送装置と、マイクを備え前記マイクから入力された音声を前記送信用IP放送装置へ供給する送信用放送装置と、前記IP網からのIPパケットを受信し、音声信号に変換する複数の受信用IP放送装置と、前記送信用IP放送装置と前記受信用IP放送装置との間の音声パスを制御する一斉放送管理装置と、スピーカーを備え前記受信用IP放送装置から供給される音声信号を前記スピーカーより出力させる受信用放送装置と、からなる一斉放送システムであって、前記一斉放送管理装置が放送開始指示を行うと、前記受信用IP放送装置及び前記送信用IP放送装置に対して、前記送信用IP放送装置と前記受信用IP放送装置間の音声パスが「常時接続」又は「任意接続/切断」を示す情報を含む音声パスを設定するための音声パスオープン要求メッセージを送信し、前記受信用IP放送装置は、「任意接続/切断」を示す情報を含む音声パスオープン要求メッセージを受信した場合に、前記一斉放送管理装置に対して受信パスオープン完了メッセージを送信し、前記送信用IP放送装置は、「任意接続/切断」を示す情報を含む音声パスオープン要求メッセージを受信した場合に、前記一斉放送管理装置に対して送信パスオープン完了メッセージを送信し、前記一斉放送管理装置が前記受信パスオープン完了メッセージ及び前記送信パスオープン完了メッセージを受信後、前記送信用放送装置は、前記マイクから入力された音声を送信用IP放送装置に供給し、前記送信用IP放送装置は、同一音源の音声パケットにユニキャスト・アドレスを設定した複数のIPパケットを前記IP網に送信し、前記複数の受信用IP放送装置は、前記IP網からの自装置宛てIPパケットを受信し、前記一斉放送管理装置が放送終了指示を行うと、前記受信用IP放送装置及び前記送信用IP放送装置に対して、音声パスクローズ要求メッセージを送信し、前記送信用IP放送装置と前記受信用IP放送装置相互間の音声パスの接続/切断をダイナミックに制御することを特徴とする。
【0016】
この発明に係る一斉放送システムの送信用IP放送装置は、同一音源の音声パケットにユニキャスト・アドレスを設定した複数のIPパケットをIP網に送信し、複数の受信用IP放送装置は、IP網からの自装置宛てIPパケットを受信し、一斉放送管理装置は、一斉放送用の音声パスを設定する構成情報を出力し、送信用IP放送装置と受信用IP放送装置相互間の音声パスの接続/切断をダイナミックに制御するので、IPパケットの占める回線帯域は広いが、必要に応じて音声パスの帯域を有効利用することができ、システムを低コストで構築するとともに、システムの拡張性を高めることができる。
【0019】
また、前記課題を解決するためにこの発明に係る一斉放送システムは、一斉放送用の音声信号をIPパケットに変換して、IPパケットを伝送するIP網に送信する送信用IP放送装置と、マイクを備え前記マイクから入力された音声を前記送信用IP放送装置へ供給する送信用放送装置と、前記IP網からのIPパケットを受信し、音声信号に変換する複数の受信用IP放送装置と、前記送信用IP放送装置と前記受信用IP放送装置との間の音声パスを制御する一斉放送管理装置と、スピーカーを備え前記受信用IP放送装置から供給される音声信号を前記スピーカーより出力させる受信用放送装置と、からなる一斉放送システムであって、前記一斉放送管理装置が放送開始指示を行うと、前記受信用IP放送装置及び前記送信用IP放送装置に対して、前記送信用IP放送装置と前記受信用IP放送装置間の音声パスが「常時接続」又は「任意接続/切断」を示す情報を含む音声パスを設定するための音声パスオープン要求メッセージを送信し、前記受信用IP放送装置は、「任意/切断」を示す情報を含む音声パスオープン要求メッセージを受信した場合に、前記一斉放送管理装置に対して受信パスオープン完了メッセージを送信し、前記送信用IP放送装置は、「任意/切断」を示す情報を含む音声パスオープン要求メッセージを受信した場合に、前記一斉放送管理装置に対して送信パスオープン完了メッセージを送信し、前記一斉放送管理装置が前記受信パスオープン完了メッセージ及び前記送信パスオープン完了メッセージを受信後、前記送信用放送装置は前記マイクから入力された音声を送信用IP放送装置に供給し、前記送信用IP放送装置は、同一音源の音声パケットにマルチキャスト・アドレスを設定した単一のIPパケットを前記IP網に送信し、前記複数の受信用IP放送装置は、前記IP網からの単一のIPパケットを受信し、前記一斉放送管理装置が放送終了指示を行うと、前記受信用IP放送装置及び前記送信用IP放送装置に対して、音声パスクローズ要求メッセージを送信し、前記送信用IP放送装置と前記受信用IP放送装置相互間の音声パスの接続/切断をダイナミックに制御することを特徴とする。
【0020】
この発明に係る一斉放送システムの送信用IP放送装置は、同一音源の音声パケットにマルチキャスト・アドレスを設定した単一のIPパケットをIP網に送信し、複数の受信用IP放送装置は、IP網からの単一のIPパケットを受信し、一斉放送管理装置は、一斉放送用の音声パスを設定する構成情報を出力し、送信用IP放送装置と受信用IP放送装置相互間の音声パスの接続/切断をダイナミックに制御するので、IPパケットの占める回線帯域を狭くするとともに、必要に応じて音声パスの帯域を有効利用することができ、システムを低コストで構築するとともに、システムの拡張性を高めることができる。
【0021】
さらに、前記課題を解決するためにこの発明に係るIP放送装置は、一斉放送用の音声信号をIPパケットに変換すると共に構成情報の設定に基づき、同一音源の音声パケットにユニキャスト・アドレスを設定し、当該ユニキャスト・アドレスを設定した複数のIPパケットをIP網に送信し、或いは同一音源の音声パケットにマルチキャスト・アドレスを設定し当該マルチキャスト・アドレスを設定した単一のIPパケットを前記IP網に送信するように構成したIP放送装置であって、複数のIP放送装置間の音声パスを制御する一斉放送管理装置から受信した前記IP放送装置間の音声パスが「常時接続」又は「任意接続/切断」を示す情報に基づいて、前記情報が「常時接続」の場合には、前記音声パスをスタティックに接続し、前記情報が「任意接続/切断」の場合には、前記音声パスをダイナミックに接続することを特徴とする。
【0023】
この発明に係るIP放送装置は、同一音源の音声パケットにユニキャスト・アドレスを設定し、複数のIPパケット、またはマルチキャスト・アドレスを設定し、単一のIPパケットをIP網に送信するので、IP網や受信側の状態に応じてユニキャスト・アドレスまたはマルチキャスト・アドレスを設定することができ、使い勝手の自由度を広くすることができる。
【0026】
また、この発明に係るIP放送装置は、一斉放送管理装置から供給される一斉放送用の音声パスを設定する構成情報に基づいてIP装置相互間に音声パスをスタティックまたはダイナミックに接続するので、必要に応じて音声パスを常時(スタティック)接続状態に設定し、あるいは接続/切断(ダイナミック)状態に設定して、音声パスを固定し、或いは音声パスの帯域を有効利用することができ、利便性の向上を図ることができる。
【0028】
また、この発明に係るIP放送装置は、LANとのインタフェースを取るLANインタフェース手段、TCPプロトコルの生成/解析処理をするプロトコル処理手段、音声パスのオープン/クローズの制御をするとともに、データのゆらぎを制御するRTP/ジッタ制御手段、一斉放送管理装置とのインタフェースを取る一斉放送制御手段、音声データを圧縮/伸長する音声圧縮・伸長手段、音声パスをスタティックに設定するMMI手段を備えたので、一斉放送用の音声パケットにユニキャスト・アドレスまたはマルチキャスト・アドレスを設定したIPパケットを送信するとともに、音声パスを固定(スタティック)または接続/切断を任意(ダイナミック)に設定することができ、利便性の向上を図ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る一斉放送システムの一実施の形態基本構成図である。図1において、一斉放送システム1aは、送信系を構成する放送装置2aおよびIP放送装置3aと、受信系を構成するIP放送装置7a〜7cおよび放送装置8a〜8cと、IP(Internet Protocol)網NWとから構築し、IP放送装置3aおよびIP放送装置7a〜7cは、それぞれルータを介してIP(Internet Protocol)網NWに接続する。
【0030】
放送装置2aは、マイクから入力された一斉放送の音声に増幅処理を施し、一斉放送の音声信号をIP放送装置3aに供給する。
【0031】
送信用IP放送装置3aは、放送装置2aから供給される一斉放送の音声信号に圧縮処理を施してIPパケット化し、一斉放送のIPパケットをルータを介してIP網NWに送信する。
【0032】
また、送信用IP放送装置3aは、音声信号をIPパケット化する際、設定された構成情報に基づいて送信先(受信側)のIP放送装置7a〜7cに固有に設定されたユニキャスト・アドレス(例えば、アドレスU1,U2,U3)、またはIP放送装置7a〜7cを特定グループとして共通に設定された1つのマルチキャスト・アドレス(例えば、アドレスM)を付与したIPパケットをIP網NWに送信する。
【0033】
受信用IP放送装置7a〜7cは、それぞれIP網NWからルータを介して送信されてくる自装置宛てのユニキャスト・アドレス(例えば、U1,U2,U3)を有するIPパケット、または特定グループとして共通に設定された1つのマルチキャスト・アドレス(例えば、アドレスM)を付与したIPパケットを受信し、音声化を施して伸長処理し、音声信号を放送装置8a〜8cに供給する。
【0034】
放送装置8a〜8cは、それぞれ受信用IP放送装置7a〜7cから供給される音声信号をスピーカSP1〜SP3に提供し、一斉放送の音声を出力させる。
【0035】
このように、この発明に係る一斉放送システム1aの送信用IP放送装置3aは、設定された構成情報に基づいてユニキャスト・アドレス(例えば、アドレスU1,U2,U3)またはマルチキャスト・アドレス(例えば、アドレスM)を設定したIPパケットをIP網に送信し、複数の受信用IP放送装置7a〜7cは、それぞれIP網NWから自装置宛てユニキャスト・アドレス(例えば、アドレスU1,U2,U3)が設定されたIPパケットまたはマルチキャスト・アドレス(例えば、アドレスM)が設定されたIPパケットを受信するので、送信用IP放送装置3a、IP網NWおよび複数の受信用IP放送装置7a〜7cの状態に応じてユニキャスト・アドレスとマルチキャスト・アドレスの切替え選択を可能にすることができ、必要に応じて回線帯域を抑制し、経済的で拡張性の高いシステムを構築することができる。
【0036】
図2はこの発明に係る一斉放送システムの別実施の形態基本ブロック構成図である。図2において、一斉放送システム1は、送信系を構成する放送装置2、IP放送装置3および管理端末4と、網監視装置5と、一斉放送管理装置6と、受信系を構成するIP放送装置7a〜7cおよび放送装置8a〜8cと、IP(Internet Protocol)網NWとから構築し、IP放送装置3,網監視装置5,一斉放送管理装置6,IP放送装置7a〜7cは、それぞれルータを介してIP(Internet Protocol)網NWに接続する。
【0037】
放送装置2は、マイクから入力された一斉放送の音声に増幅処理を施し、一斉放送の音声信号をIP放送装置3に供給する。
【0038】
送信用IP放送装置3は、放送装置2から供給される一斉放送の音声信号に圧縮処理を施してIPパケット化し、一斉放送のIPパケットをルータを介してIP網NWに送信する。
【0039】
また、送信用IP放送装置3は、音声信号をIPパケット化する際、送信先(受信側)のIP放送装置7a〜7cに固有に設定されたユニキャスト・アドレス(例えば、アドレスU1,U2,U3)、またはIP放送装置7a〜7cを特定グループとして共通に設定された1つのマルチキャスト・アドレス(例えば、アドレスM)を付与したIPパケットをIP網NWに送信する。
【0040】
さらに、送信用IP放送装置3は、管理端末4から提供されるスタティック構成情報JSに基づいてユニキャスト・アドレス(例えば、アドレスU1,U2,U3)を有する受信用IP放送装置7a〜7cとの間、マルチキャスト・アドレス(例えば、アドレスM)を受信する受信用IP放送装置7a〜7cとの間にIP網NWを介して音声パスを常時接続する。
【0041】
また、送信用IP放送装置3は、一斉放送管理装置6から提供されるダイナミック構成情報に基づいてユニキャスト・アドレス(例えば、U1,U2,U3)を有する受信用IP放送装置7a〜7cとの間、マルチキャスト・アドレス(例えば、アドレスM)を受信する受信用IP放送装置7a〜7cとの間の音声パスを任意に接続したり、切断したりする。
【0042】
網監視装置5は、SNMP(Simple Network Management Protocol)マネージャを構成し、IP放送装置3、IP放送装置7a〜7cのSNMPエージェントから通知される情報に基づいてネットワークを一元的に管理し、運用する。
【0043】
一斉放送管理装置6は、一斉放送用の音声パスを設定し、送信用IP放送装置3と受信用IP放送装置7a〜7cとの間の音声パスを設定する構成情報を出力する構成情報発生手段16備える。
【0044】
構成情報発生手段16は、送信用IP放送装置3と受信用IP放送装置7a〜7cとの間の音声パスを常時接続するスタティック構成情報JSを発生し、ルータを介してIP網NWに送信する。
【0045】
また、構成情報発生手段16は、送信用IP放送装置3と受信用IP放送装置7a〜7cとの間の音声パスを任意に接続/切断するダイナミック構成情報JDを発生し、ルータを介してIP網NWに送信する。
【0046】
受信用IP放送装置7a〜7cは、それぞれIP網NWからルータを介して送信されてくる自装置宛てのユニキャスト・アドレス(例えば、U1,U2,U3)を有するIPパケット、または特定グループとして共通に設定された1つのマルチキャスト・アドレス(例えば、アドレスM)を付与したIPパケットを受信し、音声化を施して伸長処理し、音声信号を放送装置8a〜8cに供給する。
【0047】
放送装置8a〜8cは、それぞれ受信用IP放送装置7a〜7cから供給される音声信号をスピーカSP1〜SP3に提供し、一斉放送の音声を出力させる。
【0048】
図3はこの発明に係る一斉放送システムの接続構成図である。図3において、放送装置2と送信用IP放送装置3との間のI/F(インタフェース)および受信用IP放送装置7a〜7cと放送装置8a〜8cとの間のI/F(インタフェース)は、それぞれT線:2本、R線:2本(計4本)で接続する。
【0049】
マイクから入力された一斉放送の音声は、放送装置2を経由して送信用IP放送装置3で同一音源の音声パケットにマルチキャスト・アドレスMを設定した単一のIPパケットをルータを介してIP網NWに送信する。
【0050】
受信用IP放送装置7a〜7cは、それぞれIP網NWを送信されてくるマルチキャスト・アドレスMが設定された単一のIPパケットをルータを介して受信して音声化し、音声信号を放送装置8a〜8cを介してスピーカSP1〜SP3から一斉放送の音声を出力する。
【0051】
送信用IP放送装置3と受信用IP放送装置7a〜7cとは、1対N(1対3)で接続され、送信用IP放送装置3と受信用IP放送装置7a〜7cの相互間は、マルチキャストフレームを使用するために、対向する音声パス毎に帯域(例えば、3つの帯域)が必要とされず、単一のIPパケットを1つの音声パスで伝送することができる。
【0052】
なお、音声通信は、送信用IP放送装置3から受信用IP放送装置7a〜7cへの片方向のみが可能である。また、音声通信で使用するIPパケットは、VoIP(Voice over Internet Protocol)で標準的に使用されているITU−T H.225.0で勧告されたRTP(Real-time Transfer Protocol)パケットを使用する。
【0053】
このように、この発明に係る送信用IP放送装置3と受信用IP放送装置7a〜7cを1対N(1対3)で接続し、送信用IP放送装置3と受信用IP放送装置7a〜7cの相互間は、マルチキャストフレームを使用するため、送信用IP放送装置3に必要とされる帯域は、1対向分でよく、IP放送装置3の負荷を軽減することができ、システムを低コストで構築することができる。
【0054】
図4はこの発明に係る一斉放送システムのユニキャストフレームを用いた一斉放送のイメージ図である。図4において、送信用IP放送装置3は、ユニキャスト・アドレスU1、ユニキャスト・アドレスU2およびユニキャスト・アドレスU3の3個のアドレスを生成し、ユニキャスト・アドレスU1を付加した音声Aのユニキャストフレーム(IPパケット)を受信用IP放送装置7aに、ユニキャスト・アドレスU2を付加した音声Aのユニキャストフレーム(IPパケット)を受信用IP放送装置7bに、ユニキャスト・アドレスU3を付加した音声Aのユニキャストフレーム(IPパケット)を受信用IP放送装置7cに送信する。
【0055】
受信用IP放送装置7aは、送信用IP放送装置3から送信されてくる自装置宛てのユニキャスト・アドレスU1を付加した音声Aのユニキャストフレーム(IPパケット)を受信し、受信用IP放送装置7bは、送信用IP放送装置3から送信されてくる自装置宛てのユニキャスト・アドレスU2を付加した音声Aのユニキャストフレーム(IPパケット)を受信し、受信用IP放送装置7cは、送信用IP放送装置3から送信されてくる自装置宛てのユニキャスト・アドレスU3を付加した音声Aのユニキャストフレーム(IPパケット)を受信する。
【0056】
なお、3つのユニキャストフレームを送信するために、IP網NWの音声パスの帯域は、3対向分の帯域が必要となる。
【0057】
図4の構成は、図20に示す従来の構成とユニキャストフレームを用いる点で同じであるが、図20の構成はスタティック(常時接続)の音声パスであるのに対し、接続/切断が任意のダイナミックの音声パスである点が異なる。
【0058】
本発明のシステム構成においてユニキャストフレームを用いる理由について説明する。まず、マルチキャストフレーム利用のサービスがIP網全てで受けられないのが現状であり、これについては、将来サービスが受けられるようになった時点で解消される。
【0059】
次に、図8に示すように、IP放送装置とパーソナルコンピュータをハブ装置に収容して利用する形態がある。このような場合、たとえマルチキャストフレームを用いたとしても、IP放送装置の稼動中に複数のパーソナルコンピュータPC1,PC2を利用すると、回線の帯域が圧迫されてパーソナルコンピュータPC1,PC2を正常に使用できないケースがある。
【0060】
一斉放送管理装置6により、IP放送装置を音声パスの任意な接続/切断が可能なダイナミックに設定し、一斉放送をしていない状態で、一斉放送の音声パスを切断することにより、IP網の帯域を広くした契約することなく、パーソナルコンピュータPC1,PC2を使用することができる。
【0061】
また、音声パスを切断することにより、音声パスがスタティック(固定接続)の場合にも同様にパーソナルコンピュータPC1,PC2を利用することができるので、マルチキャストフレーム利用のサービスが提供されていないIP網にも適用することができる。
【0062】
このように、この発明に係る一斉放送システム1は、送信用IP放送装置3は、同一音源の音声パケットにユニキャスト・アドレス(U1,U2,U3)を設定した複数のIPパケットをIP網NWに送信し、複数の受信用IP放送装置(7a,7b,7c)は、IP網NWから供給される自装置宛てのIPパケットを受信し、一斉放送管理装置6は、一斉放送用の音声パスを設定する構成情報を出力し、送信用IP放送装置3と受信用IP放送装置(7a,7b,7c)相互間の音声パスの接続/切断をダイナミックに制御するので、IPパケットの占める回線帯域は広いが、必要に応じて音声パスの帯域を有効利用することができ、システムを低コストで構築するとともに、システムの拡張性を高めることができる。
【0063】
図5はこの発明に係る一斉放送システムのマルチキャストフレームを用いた一斉放送のイメージ図である。図5において、送信用IP放送装置3は、1個のマルチキャスト・アドレスMを生成し、1個のマルチキャスト・アドレスMを付加した音声Aのマルチキャストフレーム(IPパケット)を受信用IP放送装置7a、受信用IP放送装置7bおよび受信用IP放送装置7cに送信する。
【0064】
送信用IP放送装置3は、受信用IP放送装置7a、受信用IP放送装置7bおよび受信用IP放送装置7cと1対3で接続し、各IP放送装置相互間は、音声パスを形成する。
【0065】
受信用IP放送装置7a〜7cは、それぞれ送信用IP放送装置3からのマルチキャストフレーム(IPパケット)を受信して音声化し、音声信号を放送装置8a〜8cに提供することにより、スピーカSP1〜SP3から一斉放送の音声を出力する。
【0066】
送信用IP放送装置3は、同一音源の音声パケットにマルチキャスト・アドレスMを設定した単一のマルチキャストフレーム(IPパケット)を送信するので、IP網NWの音声パスの帯域は、1対向分の帯域のみが必要とされる。
【0067】
また、一斉放送管理装置6からスタティック構成情報JSを供給し、送信用IP放送装置3とIP放送装置7a〜7cとの間の音声パスを常時接続(スタティック)する。
【0068】
音声パスを常時接続(スタティック)の状態に設定しても、送信用IP放送装置3とIP放送装置7a〜7cとの間のIPパケットは、同一音源の音声パケットにマルチキャスト・アドレスMを設定した単一のマルチキャストフレーム(IPパケット)を用いるので、IPパケットの占める回線帯域を1対向分の帯域と狭くすることができ、システムを低コストで構築するとともに、システムの拡張性を高めることができる。
【0069】
さらに、一斉放送管理装置6からダイナミック構成情報JDを供給し、送信用IP放送装置3と受信用IP放送装置7a〜7cとの間の音声パスを任意に接続/切断が可能なダイナミックに設定する。
【0070】
音声パスを任意に接続/切断が可能なダイナミックに設定するので、図8に示すIP放送装置とパーソナルコンピュータをハブ装置に収容する場合には、送信用IP放送装置3が一斉放送をしていない状態で、一斉放送の音声パスを切断することにより、パーソナルコンピュータPC1,PC2を利用することができ、音声パスの帯域を有効利用し、システムを低コストで構築するとともに、システムの拡張性を高めることができる。
【0071】
このように、この発明に係る一斉放送システム1は、送信用IP放送装置3は、同一音源の音声パケットにマルチキャスト・アドレスMを設定した単一のIPパケットをIP網NWに送信し、複数の受信用IP放送装置7a〜7cは、IP網NWから供給される単一のIPパケットを受信し、一斉放送管理装置6は、一斉放送用の音声パスを設定する構成情報(スタティック構成情報JS)を出力し、送信用IP放送装置3と受信用IP放送装置相互間7a〜7cの音声パスの接続をスタティックに制御するので、IPパケットの占める回線帯域を狭くすることができ、システムを低コストで構築するとともに、システムの拡張性を高めることができる。
【0072】
また、この発明に係る一斉放送システム1は、送信用IP放送装置3は、同一音源の音声パケットにマルチキャスト・アドレスMを設定した単一のIPパケットをIP網NWに送信し、複数の受信用IP放送装置7a〜7cは、IP網NWから供給される単一のIPパケットを受信し、一斉放送管理装置6は、一斉放送用の音声パスを設定する構成情報(ダイナミック構成情報JD)を出力し、送信用IP放送装置3と受信用IP放送装置7a〜7c相互間の音声パスの接続/切断をダイナミックに制御するので、IPパケットの占める回線帯域を狭くするとともに、必要に応じて音声パスの帯域を有効利用することができ、システムを低コストで構築するとともに、システムの拡張性を高めることができる。
【0073】
図6はこの発明に係る一斉放送の一実施の形態通信シーケンス図である。なお、シーケンス図は、一斉放送管理装置と、送信系の放送装置、IP放送装置、ルータと、IP網と、受信系のルータ、IP放送装置、放送装置の関係を表わす。また、音声パスの形成には、常時接続のスタティックと任意に接続/切断が可能なダイナミックとがあるが、ここでは、音声パスの接続→一斉放送→音声パスの切断のダイナミックについて説明する。
【0074】
初めに、一斉放送管理装置のキーまたは画面表示の項目をクリック等により動作開始(「放送開始」)を指示する。「放送開始」が指示されると、一斉放送管理装置と受信系のIP放送装置との間で、TCP(Transmission Control Protocol)/UDP(User Datagram Protocol)等のセッションを形成し、一斉放送管理装置から受信系のIP放送装置に「受信パスオープン要求」メッセージを送信する。「受信パスオープン要求」メッセージには、受信系のIP放送装置で必要な構成情報(例えば、ダイナミック構成情報JD)も含まれる。
【0075】
「受信パスオープン要求」メッセージを受信し、受信の準備が整うと、受信系のIP放送装置から一斉放送管理装置に「受信パスオープン完了」メッセージを送信する。「受信パスオープン完了」メッセージには、受信系のIP放送装置で「受信パスオープン」が正常/異常終了かの情報も含まれる。
【0076】
「受信パスオープン完了」メッセージを受信して「受信パスオープン」が正常終了を確認した後に、一斉放送管理装置から送信系のIP放送装置に「送信パスオープン要求」メッセージを送信する。「送信パスオープン要求」メッセージには、送信系のIP放送装置で必要な構成情報(例えば、ダイナミック構成情報JD)も含まれる。
【0077】
「送信パスオープン要求」メッセージを受信し、送信の準備が整うと、送信系のIP放送装置から一斉放送管理装置に「送信パスオープン完了」メッセージを送信する。「送信パスオープン完了」メッセージには、送信系のIP放送装置で「送信パスオープン」が正常/異常終了かの情報も含まれる。
【0078】
「送信パスオープン完了」メッセージを受信して「送信パスオープン」が正常終了を確認した後に、一斉放送管理装置のキーまたは画面等に表示されている項目に「接続完了」を示すメッセージやキー表示をし、接続が完了したことを利用者に通知する。
【0079】
マイクから入力される一斉放送の音声を放送装置を介して送信系のIP放送装置が受信し、一斉放送管理装置からの構成情報等により、音声を圧縮(または、非圧縮)した後、RTP(Real-time Transfer Protocol)パケットを生成し、受信系のIP放送装置向けのマルチキャストフレーム(または、ユニキャストフレーム)をIP網に送信する。受信系のIP放送装置は、IP網を介して送信されてくるRTP(Real-time Transfer Protocol)パケットを受信し、一斉放送管理装置からの構成情報等により、音声パケットを伸長(または、非伸長)して放送装置を介してスピーカから一斉放送の音声を出力させる。
【0080】
続いて、一斉放送終了後に、一斉放送管理装置のキーまたは画面表示の項目をクリック等により「放送終了」を指示する。「放送終了」が指示されると、一斉放送管理装置と送信系のIP放送装置との間で、TCP(Transmission Control Protocol)/UDP(User Datagram Protocol)等のセッションを形成し、一斉放送管理装置から送信系のIP放送装置に「送信パスクローズ要求」メッセージを送信する。
【0081】
「送信パスクローズ要求」メッセージを受信した後、「送信パスクローズ」が完了すると、送信系のIP放送装置は、一斉放送管理装置に「送信パスクローズ完了」メッセージを送信する。「送信パスクローズ完了」メッセージには、送信系のIP放送装置で「送信パスクローズ」が正常/異常終了かの情報も含まれる。
【0082】
「送信パスクローズ完了」メッセージを受信し、「送信パスクローズ」が正常に完了したことを認識すると、一斉放送管理装置は、受信系のIP放送装置に「受信パスクローズ要求」メッセージを送信する。
【0083】
「受信パスクローズ要求」メッセージを受信した後、「受信パスクローズ」が完了すると、受信系のIP放送装置は、一斉放送管理装置に「受信パスクローズ完了」メッセージを送信する。「受信パスクローズ完了」メッセージには、受信系のIP放送装置で「受信パスクローズ」が正常/異常終了かの情報も含まれる。
【0084】
「受信パスクローズ完了」メッセージを受信して「受信パスクローズ」が正常終了を確認した後に、一斉放送管理装置のキーまたは画面等に表示されている項目に「接続解放」を示すメッセージやキー表示をし、「接続解放」が完了したことを利用者に通知する。
【0085】
このように、この発明に係る一斉放送管理装置6は、送信用IP放送装置3と受信用IP放送装置7a〜7cとの間の音声パスを設定する構成情報を出力する構成情報発生手段16を備えたので、送信用IP放送装置3と受信用IP放送装置7a〜7cとの間の音声パスを固定(スタティック)または接続/切断を任意(ダイナミック)に設定することができ、IP放送装置の利便性を向上させることができる。
【0086】
また、この発明に係る構成情報発生手段16は、送信用IP放送装置3と受信用IP放送装置7a〜7cとの間の音声パスを常時接続するスタティック構成情報JSまたは任意に接続/切断するダイナミック構成情報JDを発生するので、送信用IP放送装置3と受信用IP放送装置7a〜7cの接続性に自由度を持たせることができ、IP放送装置の拡張性を高めることができる。
【0087】
図7はこの発明に係るIP放送装置の一実施の形態要部ブロック構成図である。図7において、IP放送装置3は、LANインタフェース手段9、プロトコル処理手段10、RTP/ジッタ制御手段11、一斉放送制御手段12、音声圧縮・伸長手段13、SNMPエージェント14、MMI手段15を備える。
【0088】
IP放送装置3は、LANインタフェース手段9でLANとのインタフェースを取り、プロトコル処理手段10でTCP(Transmission Control Protocol)プロトコルの生成/解析処理をし、RTP/ジッタ制御手段11で音声パスのオープン/クローズの制御をするとともに、データのゆらぎを制御する。
【0089】
また、IP放送装置3は、一斉放送制御手段12で一斉放送管理装置6とのインタフェースを取り、音声圧縮・伸長手段13で音声データを圧縮/伸長する。
【0090】
さらに、IP放送装置3は、SNMPエージェント14でIP網を監視し、制御手段(SNMPマネージャ)5に通知し、MMI(Man Machine Interface)手段15で音声パスをスタティックに設定する。
【0091】
このように構成されたIP放送装置3は、同一音源の音声パケットにユニキャスト・アドレスU1,U2,U3を設定し、複数のIPパケットをIP網に送信する。
【0092】
また、IP放送装置3は、同一音源の音声パケットにマルチキャスト・アドレスMを設定し、単一のIPパケットをIP網に送信する。
【0093】
さらに、IP放送装置3は、管理端末4または一斉放送管理装置6から供給される一斉放送用の音声パスを設定する構成情報(スタティック構成情報JS)またはMMI手段15から設定された構成情報(スタティック構成情報JS)に基づいてIP装置相互間に音声パスをスタティックに接続する。
【0094】
また、IP放送装置3は、一斉放送管理装置6から供給される一斉放送用の音声パスを設定する構成情報(ダイナミック構成情報JD)に基づいてIP装置相互間に音声パスをダイナミックに接続する。
【0095】
このように、この発明に係るIP放送装置3は、LANとのインタフェースを取るLANインタフェース手段9、TCPプロトコルの生成/解析処理をするプロトコル処理手段10、音声パスのオープン/クローズの制御をするとともに、データのゆらぎを制御するRTP/ジッタ制御手段11、一斉放送管理装置6とのインタフェースを取る一斉放送制御手段12、音声データを圧縮/伸長する音声圧縮・伸長手段13、音声パスをスタティックに設定するMMI手段15を備えたので、一斉放送用の音声パケットにユニキャスト・アドレスU1,U2,U3またはマルチキャスト・アドレスMを設定したIPパケットを送信するとともに、音声パスを固定(スタティック)または接続/切断を任意(ダイナミック)に設定することができ、利便性の向上を図ることができる。
【0096】
また、この発明に係るIP放送装置3は、同一音源の音声パケットにユニキャスト・アドレスU1〜U3を設定し、複数のIPパケット、またはマルチキャスト・アドレスMを設定し、単一のIPパケットをIP網に送信するので、IP網や受信側の状態に応じてユニキャスト・アドレスまたはマルチキャスト・アドレスを設定することができ、使い勝手の自由度を広くすることができる。
【0097】
さらに、この発明に係るIP放送装置3は、一斉放送管理装置6から供給される一斉放送用の音声パスを設定する構成情報(スタティック構成情報JS、ダイナミック構成情報JD)に基づいてIP装置相互間に音声パスをスタティックまたはダイナミックに接続するので、必要に応じて音声パスを常時(スタティック)接続状態に設定し、あるいは接続/切断(ダイナミック)状態に設定して、音声パスを固定したり、音声パスの帯域を有効利用することができ、利便性の向上を図ることができる。
【0098】
次に、この発明に係る一斉放送の音声パス生成方法について説明する。図9はこの発明に係る一斉放送の音声パス生成方法の一実施の形態動作フロー図である。なお、動作フローは、図2を参照にする。
【0099】
図9において、ステップS1では、受信用IP放送装置に音声パスオープン要求を供給し、音声パスオープン完了を受信する。なお、ステップS1の動作は、一斉放送管理装置6および受信用IP放送装置7a(または、7b、7c)が実行する。
【0100】
ステップS2では、送信用IP放送装置に音声パスオープン要求を供給し、音声パスオープン完了を受信する。なお、ステップS2の動作は、一斉放送管理装置6および送信用IP放送装置3が実行する。
【0101】
ステップS3では、送信用IP放送装置と受信用IP放送装置の音声パスを接続する。なお、ステップS3の動作は、一斉放送管理装置6、送信用IP放送装置3および受信用IP放送装置7a(または、7b、7c)が実行する。
【0102】
ステップS4では、音声パケットにアドレスを設定したIPパケットを音声パスを介して送信する。なお、ステップS4の動作は、送信用IP放送装置3が実行する。
【0103】
ステップS5では、音声パスからのIPパケットを受信する。なお、ステップS5の動作は、受信用IP放送装置7a(または、7b、7c)が実行する。
【0104】
ステップS6では、送信用IP放送装置に音声パスクローズ要求を供給し、音声パスクローズ完了を受信する。なお、ステップS6の動作は、一斉放送管理装置6および送信用IP放送装置3が実行する。
【0105】
ステップS7では、受信用IP放送装置に音声パスクローズ要求を供給し、音声パスクローズ完了を受信する。なお、ステップS7の動作は、一斉放送管理装置6および受信用IP放送装置7a(または、7b、7c)が実行する。
【0106】
ステップS8では、送信用IP放送装置と受信用IP放送装置の音声パスを切断する。なお、ステップS8の動作は、一斉放送管理装置6、送信用IP放送装置3および受信用IP放送装置7a(または、7b、7c)が実行する。
【0107】
また、ステップS4において、IPパケットに設定したアドレスは、ユニキャスト・アドレスとする。
【0108】
さらに、ステップS4において、IPパケットに設定したアドレスは、マルチキャスト・アドレスとする。
【0109】
このように、この発明に係る一斉放送の音声パス生成方法は、受信用IP放送装置に音声パスオープン要求を供給し、音声パスオープン完了を受信するステップS1と、送信用IP放送装置に音声パスオープン要求を供給し、音声パスオープン完了を受信するステップS2と、送信用IP放送装置と受信用IP放送装置の音声パスを接続するステップS3と、音声パケットにアドレスを設定したIPパケットを音声パスを介して送信するステップS4と、音声パスからのIPパケットを受信するステップS5と、送信用IP放送装置に音声パスクローズ要求を供給し、音声パスクローズ完了を受信するステップS6と、受信用IP放送装置に音声パスクローズ要求を供給し、音声パスクローズ完了を受信するステップS7と、送信用IP放送装置と受信用IP放送装置の音声パスを切断するステップ8とを備えたので、送信用放送装置と受信用放送装置との間の音声パスを接続させ、一斉放送用の音声データを送受信させ、音声パスを切断させることができ、必要に応じて音声パスの帯域を有効利用することができ、利便性を高めるとともに、システムの拡張性を高めることができる。
【0110】
また、この発明に係る一斉放送の音声パス生成方法は、ステップS4において、IPパケットに設定したアドレスは、ユニキャスト・アドレスまたはマルチキャスト・アドレスであるので、IP網や受信側の状態に応じてユニキャスト・アドレスまたはマルチキャスト・アドレスを設定することができ、使い勝手の自由度を広くすることができる。
【0111】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係る一斉放送システムの送信用IP放送装置は、設定された構成情報に基づいてユニキャスト・アドレスまたはマルチキャスト・アドレスを設定したIPパケットをIP網に送信し、複数の受信用IP放送装置は、それぞれIP網から自装置宛てユニキャスト・アドレスが設定されたIPパケットまたはマルチキャスト・アドレスが設定されたIPパケットを受信するので、送信用IP放送装置、IP網および複数の受信用IP放送装置の状態に応じてユニキャスト・アドレスとマルチキャスト・アドレスの切替え選択を可能にすることができ、必要に応じて回線帯域を抑制し、経済的で拡張性の高いシステムを構築することができる。
【0112】
また、この発明に係る一斉放送システムは、送信用IP放送装置は、同一音源の音声パケットにユニキャスト・アドレスを設定した複数のIPパケットをIP網に送信し、複数の受信用IP放送装置は、IP網から供給される自装置宛てのIPパケットを受信し、一斉放送管理装置は、一斉放送用の音声パスを設定する構成情報を出力し、送信用IP放送装置と受信用IP放送装置相互間の音声パスの接続/切断をダイナミックに制御するので、IPパケットの占める回線帯域は広いが、必要に応じて音声パスの帯域を有効利用することができ、システムを低コストで構築するとともに、システムの拡張性を高めることができる。
【0113】
さらに、この発明に係る一斉放送システムは、送信用IP放送装置は、同一音源の音声パケットにマルチキャスト・アドレスを設定した単一のIPパケットをIP網に送信し、複数の受信用IP放送装置は、IP網から供給される単一のIPパケットを受信し、一斉放送管理装置は、一斉放送用の音声パスを設定する構成情報を出力し、送信用IP放送装置と受信用IP放送装置相互間の音声パスの接続をスタティックに制御するので、IPパケットの占める回線帯域を狭くすることができ、システムを低コストで構築するとともに、システムの拡張性を高めることができる。
【0114】
また、この発明に係る一斉放送システムは、送信用IP放送装置は、同一音源の音声パケットにマルチキャスト・アドレスを設定した単一のIPパケットをIP網に送信し、複数の受信用IP放送装置は、IP網から供給される単一のIPパケットを受信し、一斉放送管理装置は、一斉放送用の音声パスを設定する構成情報を出力し、送信用IP放送装置と受信用IP放送装置相互間の音声パスの接続/切断をダイナミックに制御するので、IPパケットの占める回線帯域を狭くするとともに、必要に応じて音声パスの帯域を有効利用することができ、システムを低コストで構築するとともに、システムの拡張性を高めることができる。
【0115】
さらに、この発明に係るIP放送装置は、同一音源の音声パケットにユニキャスト・アドレスを設定し、複数のIPパケット、またはマルチキャスト・アドレスを設定し、単一のIPパケットをIP網に送信するので、IP網や受信側の状態に応じてユニキャスト・アドレスまたはマルチキャスト・アドレスを設定することができ、使い勝手の自由度を広くすることができる。
【0116】
また、この発明に係るIP放送装置は、一斉放送管理装置から供給される一斉放送用の音声パスを設定する構成情報に基づいてIP装置相互間に音声パスをスタティックまたはダイナミックに接続するので、必要に応じて音声パスを常時(スタティック)接続状態に設定し、あるいは接続/切断(ダイナミック)状態に設定して、音声パスを固定したり、音声パスの帯域を有効利用することができ、利便性の向上を図ることができる。
【0117】
さらに、この発明に係るIP放送装置は、LANとのインタフェースを取るLANインタフェース手段、TCPプロトコルの生成/解析処理をするプロトコル処理手段、音声パスのオープン/クローズの制御をするとともに、データのゆらぎを制御するRTP/ジッタ制御手段、一斉放送管理装置とのインタフェースを取る一斉放送制御手段、音声データを圧縮/伸長する音声圧縮・伸長手段、音声パスをスタティックに設定するMMI手段を備えたので、一斉放送用の音声パケットにユニキャスト・アドレスまたはマルチキャスト・アドレスを設定したIPパケットを送信するとともに、音声パスを固定(スタティック)または接続/切断を任意(ダイナミック)に設定することができ、利便性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る一斉放送システムの一実施の形態基本ブロック構成図
【図2】この発明に係る一斉放送システムの別実施の形態基本ブロック構成図
【図3】この発明に係る一斉放送システムの接続構成図
【図4】この発明に係る一斉放送システムのユニキャストフレームを用いた一斉放送のイメージ図
【図5】この発明に係る一斉放送システムのマルチキャストフレームを用いた一斉放送のイメージ図
【図6】この発明に係る一斉放送の一実施の形態通信シーケンス図
【図7】この発明に係るIP放送装置の一実施の形態要部ブロック構成図
【図8】この発明に係るIP放送装置とパーソナルコンピュータをハブ装置に収容した実施の形態構成図
【図9】この発明に係る一斉放送の音声パス生成方法の一実施の形態動作フロー図
【図10】IP網を用いた従来の一斉放送システムの接続構成図
【符号の説明】
1,1a 一斉放送システム
2,2a,8a,8b,8c 放送装置
3,3a,7a,7b,7c IP放送装置
4 管理端末
5 網監視装置
6 一斉放送管理装置
9 LANインタフェース手段
10 プロトコル処理手段
11 RTP/ジッタ制御手段
12 一斉放送制御手段
13 音声圧縮・伸長手段
14 SNMPエージェント
15 MMI手段
16 構成情報発生手段
U1,U2,U3 ユニキャスト・アドレス
M マルチキャスト・アドレス
JS スタティック構成情報
JD ダイナミック構成情報

Claims (3)

  1. 一斉放送用の音声信号をIPパケットに変換して、IPパケットを伝送するIP網に送信する送信用IP放送装置と、
    マイクを備え前記マイクから入力された音声を前記送信用IP放送装置へ供給する送信用放送装置と、
    前記IP網からのIPパケットを受信し、音声信号に変換する複数の受信用IP放送装置と、
    前記送信用IP放送装置と前記受信用IP放送装置との間の音声パスを制御する一斉放送管理装置と、
    スピーカーを備え前記受信用IP放送装置から供給される音声信号を前記スピーカーより出力させる受信用放送装置と、
    からなる一斉放送システムであって、
    前記一斉放送管理装置が放送開始指示を行うと、前記受信用IP放送装置及び前記送信用IP放送装置に対して、前記送信用IP放送装置と前記受信用IP放送装置間の音声パスが「常時接続」又は「任意接続/切断」を示す情報を含む音声パスを設定するための音声パスオープン要求メッセージを送信し、
    前記受信用IP放送装置は、「任意接続/切断」を示す情報を含む音声パスオープン要求メッセージを受信した場合に、前記一斉放送管理装置に対して受信パスオープン完了メッセージを送信し、
    前記送信用IP放送装置は、「任意接続/切断」を示す情報を含む音声パスオープン要求メッセージを受信した場合に、前記一斉放送管理装置に対して送信パスオープン完了メッセージを送信し、
    前記一斉放送管理装置が前記受信パスオープン完了メッセージ及び前記送信パスオープン完了メッセージを受信後、前記送信用放送装置は、前記マイクから入力された音声を送信用IP放送装置に供給し、
    前記送信用IP放送装置は、同一音源の音声パケットにユニキャスト・アドレスを設定した複数のIPパケットを前記IP網に送信し、
    前記複数の受信用IP放送装置は、前記IP網からの自装置宛てIPパケットを受信し、
    前記一斉放送管理装置が放送終了指示を行うと、前記受信用IP放送装置及び前記送信用IP放送装置に対して、音声パスクローズ要求メッセージを送信し、前記送信用IP放送装置と前記受信用IP放送装置相互間の音声パスの接続/切断をダイナミックに制御する、
    ことを特徴とする一斉放送システム。
  2. 一斉放送用の音声信号をIPパケットに変換して、IPパケットを伝送するIP網に送信する送信用IP放送装置と、
    マイクを備え前記マイクから入力された音声を前記送信用IP放送装置へ供給する送信用放送装置と、
    前記IP網からのIPパケットを受信し、音声信号に変換する複数の受信用IP放送装置と、
    前記送信用IP放送装置と前記受信用IP放送装置との間の音声パスを制御する一斉放送管理装置と、
    スピーカーを備え前記受信用IP放送装置から供給される音声信号を前記スピーカーより出力させる受信用放送装置と、
    からなる一斉放送システムであって、
    前記一斉放送管理装置が放送開始指示を行うと、前記受信用IP放送装置及び前記送信用IP放送装置に対して、前記送信用IP放送装置と前記受信用IP放送装置間の音声パスが「常時接続」又は「任意接続/切断」を示す情報を含む音声パスを設定するための音声パスオープン要求メッセージを送信し、
    前記受信用IP放送装置は、「任意/切断」を示す情報を含む音声パスオープン要求メッセージを受信した場合に、前記一斉放送管理装置に対して受信パスオープン完了メッセージを送信し、
    前記送信用IP放送装置は、「任意/切断」を示す情報を含む音声パスオープン要求メッセージを受信した場合に、前記一斉放送管理装置に対して送信パスオープン完了メッセージを送信し、
    前記一斉放送管理装置が前記受信パスオープン完了メッセージ及び前記送信パスオープン完了メッセージを受信後、前記送信用放送装置は前記マイクから入力された音声を送信用IP放送装置に供給し、
    前記送信用IP放送装置は、同一音源の音声パケットにマルチキャスト・アドレスを設定した単一のIPパケットを前記IP網に送信し、
    前記複数の受信用IP放送装置は、前記IP網からの単一のIPパケットを受信し、
    前記一斉放送管理装置が放送終了指示を行うと、前記受信用IP放送装置及び前記送信用IP放送装置に対して、音声パスクローズ要求メッセージを送信し、前記送信用IP放送装置と前記受信用IP放送装置相互間の音声パスの接続/切断をダイナミックに制御する、
    ことを特徴とする一斉放送システム。
  3. 一斉放送用の音声信号をIPパケットに変換すると共に構成情報の設定に基づき、同一音源の音声パケットにユニキャスト・アドレスを設定し、当該ユニキャスト・アドレスを設定した複数のIPパケットをIP網に送信し、或いは同一音源の音声パケットにマルチキャスト・アドレスを設定し当該マルチキャスト・アドレスを設定した単一のIPパケットを前記IP網に送信するように構成したIP放送装置であって、
    複数のIP放送装置間の音声パスを制御する一斉放送管理装置から受信した前記IP放送装置間の音声パスが「常時接続」又は「任意接続/切断」を示す情報に基づいて、前記情報が「常時接続」の場合には、前記音声パスをスタティックに接続し、前記情報が「任意接続/切断」の場合には、前記音声パスをダイナミックに接続することを特徴とするIP放送装置。
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