JP4225161B2 - 食器洗い機 - Google Patents
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- A47L15/00—Washing or rinsing machines for crockery or tableware
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Description
(例えば、特許文献1参照)。
図1及び図2は、本発明にかかる食器洗い機の構造を示す断面図である。図1は洗浄時における洗浄槽2の外箱1への収納(押し込み)状態を、また、図2は洗浄前後の食器類出し入れ時における洗浄槽2が外箱1から引き出された状態を示している。外箱1の側面には前方方向(図左側)に開口部が設けられている。また、洗浄槽2には上方に開口部が設けられている。洗浄槽2の前面(図左)から見て左右両側の外部面にガイドレール3が固定されている。また、外箱1の開口部(図左)から見て左右両側の内側にガイドレール4が固定されている。このガイドレール3と4により洗浄槽2が外箱1に対し摺動することになる。さらに、洗浄槽2内に溜められた洗浄水を洗浄槽2内へ循環させたり、外箱1外へ排出したりするポンプヘッド5が洗浄槽2側に固定されている。また、ポンプヘッド5を動作させる駆動モータ部6が外箱1側に固定されている。この駆動モータ部6には駆動モータ(図示せず)が内蔵されている。駆動モータ部6とポンプヘッド5は収納状態(図1)にて両者の回転軸が接続され、引き出し時(図2)にて両者の回転軸が切断されるように構成されている。
また、上述した実施の形態では、駆動モータ6a側を回転軸の軸方向に動作させたが、ポンプヘッド5側を軸方向に動作させても良いし、両者を動作させても良い。ただし、ポンプヘッド5側を動作させる場合には機構の追加により、洗浄槽2の重量を増加させてしまうことから、駆動モータ6a側を軸方向に沿って動作させる方がより好ましい。
A = (1+K2/K1)×B −−(1)
F = (K1×K2)/(K1+K2)×A = K2×B −−(2)
(K1:圧縮コイルバネ25のバネ乗数、K2:圧縮コイルバネ26のバネ乗数)
式(1)、(2)より、位置決め部材24の移動量Bが先に決定されることを考慮すると、K2/K1及びK2が小さいほど、すなわち、K1が大きく、K2が小さい場合に移動量A及び必要な力Fの値を低減できることが分かる。
ここで、上述した実施の形態にては圧縮コイルバネ25、26を利用し位置合せ機構を構成しているが、復元力を有する材料であれば何でも良いことは言うまでもない。
図5(a)〜(c)及び図6(a)、(b)は、本発明にかかる食器洗い機の構造の、他の例を示す断面図である。実施の形態1においては、洗浄槽の摺動方向に対し垂直な方向にて、駆動モータとポンプヘッドの連結・分離を行ったが、本実施の形態においては、洗浄槽の摺動方向と水平な方向にて、駆動モータとポンプヘッドの連結・分離を行うものである。図5(a)〜(c)は、洗浄槽2の引き出し動作と駆動モータ部6の回転軸を固定する動作との関係で、左側から右側へと洗浄槽2が押し込まれている様子を段階的に示す図である。また、図6(a)、(b)は駆動モータ部6を正面から見た場合の詳細を示す図である。実施の形態1においては、押し付け部材21が押し込み部材23を押し付けたが、本実施の形態にては、押し付け部材41の斜面41aは、摺動自在に構成された回転ロック部材42の斜面42aを押し付けることになる(図5(c)参照)。以下に、詳細を説明する。
図7は、駆動モータ6とポンプヘッド5の連結接続部端部の構成を軸方向と垂直な方向から見た図である。28、29は、各々、駆動モータ6とポンプヘッド5の連結接続部端部であり、回転伝達部品を意味している。回転伝達部品28は、棒状回転軸の先端部が楕円(卵型)形状を有している。回転伝達部品29は棒状回転軸の先端部が円板形状を有したもので、円板の外周に沿って、4本の円柱が設けられたものである。例えば、29がポンプヘッド5側の回転伝達部品、28が駆動モータ部6側の回転伝達部品となる。
一方、食器洗い機に使用される駆動モータ6aは正・反回転が可能であればよいことから、駆動回路や回転角度位置検出装置が不要で安価なモータが通常利用され、所定の回転位置に停止・保持可能ではなく、ポンプヘッド5と同様に容易に回転軸が回転してしまい、回転伝達部品28を理想配置で停止・固定できない。よって、回転伝達部材28が理想的な位置からずれる場合があり、以下のような問題が生じる。
なお、ここでは、駆動モータ6aの出力軸に固定されている回転伝達部品28の回転を停止・保持する機構を示したが、ポンプヘッド5の入力軸に固定されている回転伝達部品29側に同様な停止・保持機構を設置しても良い。また、より確実な回転軸の接続・切断を実現するために、回転伝達部品29側にもブレーキなどの停止・保持機構を設置することも可能である。ただし、洗浄槽2の自重軽減のためには、駆動モータ6a側にのみ設置する方が好ましい。また、この実施の形態においても、実施の形態1で述べたドアロックノブ8を操作する方法が利用できることは言うまでもない。
また、上記実施の形態では、洗浄水の循環ならびに外箱1外への洗浄水排出を縦置きされた1つの駆動モータ6aで行う場合について記載したが、横置きや2つのモータで行う場合も同様である。
5 ポンプヘッド、6 駆動モータ部、6a 駆動モータ、
7a、7b 食器かご、8 ドアロックノブ、9 上水給水配管、
10 給水バルブ、11 ヒータ、12 洗浄槽排水口、
13 洗浄水吸込み配管、14 洗浄水吐き出し配管、
15a、15b 洗浄回転ノズル、16 噴射口、17 排水配管、
18 乾燥ファン、21 押し付け部材、21a 斜面、22 ガイド、
23 押し込み部材、23a 斜面、23b 押し込み部材端部、
24 位置決め部材、25、26 圧縮コイルバネ、27 上蓋、
28、29 回転伝達部品、31、31a、31b 円柱棒、
41 押し付け部材、41a 斜面、42 回転ロック部材、42a 斜面、
42b 位置決めピン、43 圧縮コイルバネ、44 上蓋、45 ガイド。
Claims (6)
- 側面のいずれかが開放された外箱と、
上面側に設けられた開口部を介して食器類を収納保持し、前記食器類の洗浄時には前記外箱に収納され、かつ、前記食器類の収納及び取り出し時には前記外箱から引き出される洗浄槽と、
前記洗浄槽を前記外箱に対し摺動自在に保持するスライド機構と、
前記洗浄槽に設置され、前記洗浄槽へ洗浄水を供給し、および/または、前記洗浄槽から洗浄後の水を排出するポンプヘッドと、
前記外箱に設置され、前記ポンプヘッドを動作させる駆動モータと、
前記洗浄槽に設けられ、第一の傾斜端面を備えた押し付け部材と、
前記外箱に設けられ、第二の傾斜端面を有し、前記駆動モータを内包保持するとともに、前記洗浄槽の摺動方向に対し垂直な方向に摺動自在に構成された押し込み部材とを備え、
前記洗浄槽が前記外箱に収納される際に前記第一の傾斜端面が前記第二の傾斜端面に押し付けられ、前記押し込み部材が前記洗浄槽の摺動方向に対し垂直な方向に摺動することにより前記駆動モータの回転軸が前記ポンプヘッドの回転軸と連結し、前記洗浄槽が前記外箱から引き出される際に前記第一の傾斜端面が前記第二の傾斜端面から分離することにより前記駆動モータの回転軸が前記ポンプヘッドの回転軸と分離し、
前記ポンプヘッドと前記駆動モータとが連結・分離自在に構成されてなる食器洗い機。 - 側面のいずれかが開放された外箱と、
上面側に設けられた開口部を介して食器類を収納保持し、前記食器類の洗浄時には前記外箱に収納され、かつ、前記食器類の収納及び取り出し時には前記外箱から引き出される洗浄槽と、
前記洗浄槽を前記外箱に対し摺動自在に保持するスライド機構と、
前記洗浄槽に設置され、前記洗浄槽へ洗浄水を供給し、および/または、前記洗浄槽から洗浄後の水を排出するポンプヘッドと、
前記外箱に設置され、前記ポンプヘッドを動作させる駆動モータと、
前記外箱に設けられ、前記洗浄槽の前面に設けられたレバーと連結された押し込み機構とを備え、
前記洗浄槽が前記外箱に収納された後に前記レバーの操作により前記押し込み機構の端部が前記駆動モータの回転軸端部に対し軸方向に押し付けられることにより、前記駆動モータの回転軸が前記ポンプヘッドの回転軸と連結し、前記レバーの前記操作と逆方向の操作により前記押し込み機構の端部が前記駆動モータの回転軸端部より分離することにより、前記駆動モータの回転軸が前記ポンプヘッドの回転軸と分離し、
前記ポンプヘッドと前記駆動モータとが連結・分離自在に構成されてなる
食器洗い機。 - 側面のいずれかが開放された外箱と、
上面側に設けられた開口部を介して食器類を収納保持し、前記食器類の洗浄時には前記外箱に収納され、かつ、前記食器類の収納及び取り出し時には前記外箱から引き出される洗浄槽と、
前記洗浄槽を前記外箱に対し摺動自在に保持するスライド機構と、
前記洗浄槽に設置され、前記洗浄槽へ洗浄水を供給し、および/または、前記洗浄槽から洗浄後の水を排出するポンプヘッドと、
前記外箱に設置され、前記ポンプヘッドを動作させる駆動モータとを備え、
前記駆動モータと前記ポンプヘッドとの連結部において、前記駆動モータと前記ポンプヘッドのいずれか一方の端部が凸部を有するとともに、他方の端部が凹部を有し、
前記駆動モータと前記ポンプヘッドが連結される時、この凸部と凹部が嵌合することにより、前記駆動モータに対し前記ポンプヘッドが位置決めされ、
前記ポンプヘッドと前記駆動モータとが連結・分離自在に構成されてなる
食器洗い機。 - 側面のいずれかが開放された外箱と、
上面側に設けられた開口部を介して食器類を収納保持し、前記食器類の洗浄時には前記外箱に収納され、かつ、前記食器類の収納及び取り出し時には前記外箱から引き出される洗浄槽と、
前記洗浄槽を前記外箱に対し摺動自在に保持するスライド機構と、
前記洗浄槽に設置され、前記洗浄槽へ洗浄水を供給し、および/または、前記洗浄槽から洗浄後の水を排出するポンプヘッドと、
前記外箱に設置され、前記ポンプヘッドを動作させる駆動モータと、
前記洗浄槽に設けられ、第一の傾斜端面を備えた押し付け部材と、
前記外箱に設けられ、前記駆動モータの回転軸を内包保持し、前記洗浄槽の摺動方向に対し垂直な方向に摺動自在に設けられた、前記駆動モータの回転軸の回転位置決め機構とを備え、
前記回転位置決め機構の摺動部が、第三の傾斜端面を有し、
前記洗浄槽が前記外箱に収納される際に前記ポンプヘッドの回転軸が前記洗浄槽の摺動方向に移動することにより前記駆動モータの回転軸と前記ポンプヘッドの回転軸とが連結し、前記駆動モータの回転軸と前記ポンプヘッドの回転軸とが連結した後、前記第一の傾斜端面が前記第三の傾斜端面に押し付けられることにより、前記押し込み部材が前記洗浄槽の摺動方向に対し垂直な方向に摺動し、前記回転位置決め機構が前記駆動モータの回転軸端部から分離し、前記洗浄槽が前記外箱から引き出される際に前記第一の傾斜端面が前記第三の傾斜端面から分離することにより前記回転位置決め機構が前記駆動モータの回転軸端部に固定され、
前記ポンプヘッドと前記駆動モータとが連結・分離自在に構成されてなる
食器洗い機。 - 側面のいずれかが開放された外箱と、
上面側に設けられた開口部を介して食器類を収納保持し、前記食器類の洗浄時には前記外箱に収納され、かつ、前記食器類の収納及び取り出し時には前記外箱から引き出される洗浄槽と、
前記洗浄槽を前記外箱に対し摺動自在に保持するスライド機構と、
前記洗浄槽に設置され、前記洗浄槽へ洗浄水を供給し、および/または、前記洗浄槽から洗浄後の水を排出するポンプヘッドと、
前記外箱に設置され、前記ポンプヘッドを動作させる駆動モータと、
前記外箱に設けられ、前記洗浄槽の前面に設けられたレバーと連結された押し込み機構と、
前記駆動モータの回転軸を内包保持し、前記駆動モータの回転軸の方向に摺動自在に設けられた、前記駆動モータの回転軸の回転位置決め機構とを備え、
前記洗浄槽が前記外箱に収納される際に前記ポンプヘッドの回転軸が前記洗浄槽の摺動方向に移動することにより前記駆動モータの回転軸と前記ポンプヘッドの回転軸とが連結し、前記駆動モータの回転軸と前記ポンプヘッドの回転軸とが連結した後、前記レバーの操作により、前記押し込み機構が前記駆動モータの回転軸の方向に摺動し、前記回転位置決め機構が前記駆動モータの回転軸端部から分離し、前記レバーの前記操作とは逆方向の操作により、前記押し込み機構が前記駆動モータの回転軸の方向に摺動し、前記回転位置決め機構が前記駆動モータの回転軸端部に固定され、
前記ポンプヘッドと前記駆動モータとが連結・分離自在に構成されてなる
食器洗い機。 - 前記ポンプヘッドの回転軸端部と前記駆動モータの回転軸のいずれか一方の端部が楕円柱状の形状を有し、他方の端部が円板形状を有し、この円板の中心から偏心した位置に少なくとも1本以上の円柱を有するように構成され、前記ポンプヘッドの回転軸端部と前記駆動モータの回転軸端部が連結接続した後、前記楕円柱と前記少なくとも1本以上の円柱が噛み合うことにより前記駆動モータの回転が前記ポンプヘッドに伝達されてなる請求項4または5に記載の食器洗い機。
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2003
- 2003-08-18 JP JP2003294156A patent/JP4225161B2/ja not_active Expired - Fee Related
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