JP4223436B2 - 既設埋設管更新装置 - Google Patents

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本発明は、地中に埋設されて老朽化した既設埋設管を新しい埋設管に更新する際に用いる装置に関し、より詳しくは、新しい埋設管を計画線どおりに正確に埋設できるように改良する技術に関する。
上下水道等を含む各種用途に供される地中埋設管は、経年変化によって老朽化が進むため、適切な時期に新しい埋設管(更新管)に交換する必要がある。
このとき、許容流量を増加させるために小径な既設埋設管を撤去し、より大径な更新管に交換する場合がある。
この場合には、既設埋設管が埋設されている個所の地盤を地表面から開削して既設埋設管を掘り出した後に更新管を吊り込んで埋設し直す方法、あるいは図9に示した工法が用いられる。
図9に示した工法においては、発進坑1内に設置した推進装置2の駆動部3にスクリュオーガ4を接続するとともに、このスクリュオーガ4の先端ヘッド5のカッタにより既設埋設管6を順次破砕する。
破砕した破砕片7は、スクリューオーガ4のスクリュ翼8によりケーシング9を通して発進坑1側に搬送し、発進坑1内から地上に搬出する。
そして、既設埋設管を破砕して除去した跡に更新管10を順次推進して埋設する。
しかしながら、上述したように地表面を開削して既設埋設管を掘り出した後に更新管を埋設し直す工法においては、既設埋設管の全長にわたる開削工事が必要となるため、開削する路面に交通障害を起こすと共に騒音や振動が激しく、周辺環境に悪影響を及ぼす。
また、既設埋設管の埋設位置が深いと開削時に土留めが必要となり、余分な工費が掛かるうえ、狭い場所では近隣の建築物に地盤沈下が発生し易い等の問題がある。
また、図9に示した工法においては、スクリュオーガ4とケーシング9との間の狭い隙間に破砕片7が詰まるおそれがあるため、既設埋設管6を細かく破砕する必要があるという問題がある。
そこで、本願の発明者らは、既設埋設管より大径の仮設管を既設埋設管を覆うように推進するとともに、既設埋設管を破砕することなく仮設管の内部を通して発進坑側に取り出して既設埋設管を仮設管に入れ替えた後、仮設管に後続させて更新管を推進して仮設管を更新管に入れ替える、いわゆる2工程方式の既設埋設管更新工法を開発した(下記特許文献1を参照)。
この工法について図10および図11を参照しつつ概説すると、図10に示したように、既設埋設管11の外周接続部11aを破砕可能なカッタ12aを有したシールド管12を用いて既設埋設管11を覆うように地盤Gを掘削するとともに、シールド管12の後端に既設埋設管11より大径な仮設管13を接続し、かつ発進坑14内に設置した推進装置15により仮設管13を介してシールド管12に回転駆動力を与えつつ推進する。
そして、発進坑14内に設けたウィンチ16と到達坑17内に設けたウィンチ18との間で延びるワイヤ19によって前後方向に移動可能な保持装置20を、掘削済みの最後端の既設埋設管11の内部に位置決めし、この既設埋設管11を保持する。
次いで、ウィンチ16を作動させることにより、保持した既設埋設管11を仮設管13の内部を通して後方に移動させ、発進坑14から地上に取り出す。
このようにして既設埋設管11を仮設管13に入れ替える作業が完了すると、図11に示したように、発進坑14側から更新管21を順次推進しつつ到達坑17からシールド管12および仮設管13を順次取り出すことにより、仮設管13を更新管21に入れ替える作業を行う。
特開2003−56283号公報
ところが、上述した2工程方式の既設埋設管更新工法においては、既設埋設管11を覆うようにシールド管12および仮設管13を推進するため、経年変化に伴う管路の曲がりが既設埋設管11に生じていると新たに埋設した更新管21の管路にも曲がりが生じ、計画線通りに更新管21を埋入できなくなるおそれがあった。
また、シールド管12および仮設管13の外径が更新管21の外径よりも大きいため、埋入した更新管21の外周面と地盤Gとの間に隙間が生じ、更新管21の埋設位置が下がることがあった。
そこで本発明の目的は、上述した従来技術が有する問題点を解消し、更新管を計画線どおりに正確に位置決めするとともに、その位置が下がらないように保持しつつ推進して埋設可能な既設埋設管更新装置を提供することにある。
上記の課題を解決するための請求項1に記載した手段は、
既設埋設管を覆うように地盤を掘削しつつ前記既設埋設管より大径の仮設管を推進して埋設し前記既設埋設管と入れ替える工程と、前記仮設管に後続させて更新管を推進することにより前記仮設管を前記更新管に入れ替える工程とを有する既設埋設管更新工法に用いる既設埋設管の更新装置であって、
前記仮設管の後端に接続されて前記仮設管を押進する押進管と、
その前端が前記押進管の内部に挿入されて前記押進管と推進方向に係合するとともに、その後端が前記更新管の前端に接続されて前記更新管と一体に推進される方向修正管と、
前記押進管に対する前記方向修正管の半径方向位置を修正する、前記押進管に設けられた半径方向位置修正手段と、
前記仮設管および前記更新管を推進する推進機を設けた発進坑側から照準可能な、前記方向修正管に配設された方向ターゲットと、
前記方向修正管の壁面に設けた注入孔を介して前記方向修正管の外壁面と地山との間の隙間に充填材を注入する、前記方向修正管に配設された充填材注入手段と、
を備えることを特徴としている。
すなわち、本発明の既設埋設管更新装置は、半径方向位置修正手段を用いて押進管に対する方向修正管の半径方向位置を修正することにより、仮設管に対する更新管の半径方向位置を修正するものである。
したがって、既設埋設管の管路に経年変化に伴う曲がりが生じているなどして仮設管の位置精度が悪いときでも、方向ターゲットを用いて計画線との誤差を正確に測定しつつ、押進管に対する方向修正管の半径方向位置を修正することにより、計画線と同軸となるように更新管を正確に位置決めすることができる。
そして、方向修正管を半径方向に正確に位置決めした後に、方向修正管の外壁面と地山との間の隙間に充填材を注入することにより、更新管の半径方向位置を確実に保持することができるから、更新管を高い精度で位置決めしつつ推進することができる。
また、請求項2に記載した手段は、請求項1に記載した更新装置において、
前記半径方向位置修正手段が、前記押進管に固設された支持部材によって支持されるとともにそのピストンの先端が前記方向修正管と半径方向に係合する、上下方向および水平方向にそれぞれ延びる一対の油圧シリンダであることを特徴としている。
これにより、上下方向に延びるピストンの変位と水平方向に延びるピストンの変位とを組み合わせて、押進管に対する方向修正管の半径方向の位置決めを360度の全周にわたる任意の方向に実施することができる。
また、請求項3に記載した手段は、請求項2に記載した更新装置において、前記支持部材が、上流側の管路から流下して来る雨水を通過させるための開口を有することを特徴としている。
これにより、降雨時に上流側から雨水が流下してきても、本発明の装置がその流れを妨げることがない。
また、請求項4に記載した手段は、請求項1乃至3のいずれかに記載した更新装置において、前記充填材が、前記隙間内に充填された後に硬化する自硬性の滑材であることを特徴としている。
これにより、更新管の外壁面と地山との間の摩擦抵抗を低減させつつ更新管を推進し、硬化した滑材によって更新管を所定の半径方向位置に正確に保持することができる。
本発明によれば、更新管を計画線どおりに正確に位置決めするとともに、その位置が下がらないように保持しつつ推進して埋設可能な既設埋設管更新装置を提供することができる。
以下、図1乃至図8を参照し、本発明に係る既設埋設管更新装置の一実施形態について詳細に説明する。
なお、以下の説明においては、同一の部分には同一の符号を用いて重複した説明を省略するとともに、推進方向を前後方向と言い、かつ鉛直方向を上下方向と言う。
図1に示したように、本実施形態の既設埋設管更新装置100は、図10および図11を参照しつつ前述した2工程方式の既設埋設管更新工法において、仮設管13を更新管21に入れ替える際に、最後尾の仮設管13と最前部の更新管21との間に介装するものである。
2工程方式の既設埋設管更新工法は、図10に示したように、シールド管12によって既設埋設管11を覆うように地盤Gを掘削しつつ、既設埋設管11より大径の仮設管13を推進して埋設して既設埋設管11と入れ替える工程と、図11に示したように、仮設管13に後続させて更新管21を推進することにより仮設管13を更新管21に入れ替える工程とを有している。
このとき、更新管21の外径は仮設管13の外径より小さいので、地盤G中に更新管21を推進したときには更新管21の外壁面と地盤Gとの間に隙間が生じる。
一方、本実施形態の既設埋設管更新装置100は、最後尾の仮設管13の後端に接続されてこの仮設管13を押進する押進管30を備えている。
この押進管30は、図2に示したように、仮設管13の外径と等しい外径を有するとともに、その前端に固設された接続部31が仮設管13の後端の接続部13aに接続されており、仮設管13と一体かつ同軸に推進される。
また、この押進管30の内部には、図3に示したように、押進管30の内径に等しい外径を有した円板から4カ所の開口32aを取り除くことにより十字形の支持部32bが残っている支持部材32が、押進管30の軸線に対して直交するように固設されている。
また、本実施形態の既設埋設管更新装置100は、更新管21の外径に等しい外径を有した方向修正管40を備えている。
この方向修正管40は、図2に示したように、その前部が押進管30の内部に入り込んでその前端41が支持部材32の表面に当接するとともに、その後端42が最前部の更新管21の前端外周に係合して更新管21と同軸に位置決めされる。
また、この方向修正管40の後部内壁面には、更新管21の前面が当接する環状のリブ43が突設されている。
これにより、発進坑14内に設けた推進装置15(図10参照)が更新管21を推進する推進力は、更新管21、リブ43、方向修正管40、支持部材32、押進管30、接続部31の順に伝達されて仮設管13を推進する。
他方、押進管30の支持部材32には、押進管30に対する方向修正管40の半径方向位置を修正するための油圧シリンダ(半径方向位置修正手段)50が固定されている。
この油圧シリンダ50は、上下方向に延びるシリンダ51から上下方向に出没するピストンロッド52と、水平方向に延びるシリンダ53から水平方向に出没するピストンロッド54とを有している。
そして、上下方向に延びるピストンロッド52の両端にそれぞれ固設された係合部材55,56、および水平方向に延びるピストンロッド54の両端にそれぞれ固設された係合部材57,58は、それぞれ方向修正管40の内周面に摩擦係合している。
また、方向修正管40の内部には、発進坑14の内部に設置したセオドライト等の測定装置61によって照準可能な方向ターゲット62が、方向修正管40の上部内壁面から垂下しているステー63によって支持されている。
また、方向修正管40の壁面には、方向修正管40の外周面と地盤Gとの間の隙間に充填材を注入する充填材注入手段の吐出ノズル71が、円周方向に等間隔に貫設されている(図5参照)。
そして、これらの吐出ノズル71には、地表面に設置されている図示されない充填材供給装置から延びる配管72がそれぞれ接続されている。
さらに、押進管30の後端には、吐出ノズル71から吐出された充填材が押進管30と方向修正管40との間に入り込まないように密封するための弾性シール73が固設されている。
これにより、配管72を介して圧送された充填材74は、吐出ノズル71から吐出されふて方向修正管40の外周面と地盤Gとの間の隙間内に充満するが、弾性シール73によって密封されて押進管30と方向修正管40との間の隙間内に入り込むことはない。
なお、充填材74としては、例えばベントナイトに、高吸水性ポリマー、セメント、水、水硬性物質、増粘剤、凝結遅延剤等を混合したものを用いることができる。
次に、本実施形態の既設埋設管更新装置100を用いて既設埋設管を更新する手順について説明する。
既設埋設管を更新する際には、まず最初に、図10に示したように従来工法を用いて既設埋設管11を仮設管13に入れ替える工事を実施する。
次いで、仮設管13を更新管21に入れ替える作業を行う際には、最後尾の仮設管13の後端に押進管30の前端を接続した後、発進坑14内に設置した推進装置15により方向修正管40の後端を押して仮設管13を推進しつつ、既設埋設管更新装置100を地盤G内に挿入する。
次いで、図1に示したように発進坑14の内部に設置したセオドライト等の測定装置61によって方向ターゲット62を照準し、更新管21を埋設する基準となる計画線Lに対する方向修正管40の軸線のずれ量を測定する。
ずれが生じている場合には、地上に設けた図示されない圧油供給装置から圧油を供給し、油圧シリンダ50のピストン52,54を上下方向および水平方向にそれぞれ進退させることにより、押進管30に対する方向修正管40の半径方向位置を修正する。
次いで、方向修正管40の後端に更新管21の前端を接続した後、地表面に設置されている図示されない充填材供給装置から配管72を介して充填材74を供給すると、方向修正管40および更新管21の外周面と地盤Gとの間の隙間内に充填材74が充満して充填層75が形成される。
この充填層75は、方向修正管40および更新管21が計画線Lと同軸に延びるように方向修正管40および更新管21を半径方向に保持する。
次いで、推進装置15を用いて更新管21の後端を押すことにより、更新管21、方向修正管40,押進管30および仮設管13を一体に推進する。
このとき、更新管21は充填層75によって半径方向に位置決めされつつ保持されているので、計画線Lどおりに更新管21を推進することができる。
次いで、推進装置15を後退させ、図1に示したように発進坑14の内部に設置したセオドライト等の測定装置61によって方向ターゲット62を照準し、更新管21を埋設する基準となる計画線Lに対する方向修正管40の軸線のずれ量を再び測定する。
このとき、仮設管13の位置精度が悪く、図6に示したように押進管30が計画線Lに対して下方に位置ずれしていると、方向修正管40の前端もまた計画線Lに対して下方に位置ずれしている。
そこで、図7に示したように、油圧シリンダ50を作動させることにより、方向修正管40の前端部分の軸線が計画線Lと同軸となるように方向修正管40の半径方向位置を修正する。
次いで、図8に示したように、地表面に設置されている充填材供給装置から配管72を介して充填材74を供給することにより、方向修正管40および更新管21の外周面と地盤Gとの間の隙間内に充填材74を充満させて充填層75を形成する。
これにより、方向修正管40および更新管21を計画線Lと同軸となるように半径方向に保持しつつ推進することが可能となる。
そして、上述した作業を繰り返して仮設管13を更新管21に入れ替える作業が完了したときには、方向修正管40の後端を更新管21の前端から分離した後、既設埋設管更新装置100を図11に示したように到達坑17から取り出す。
すなわち、本実施形態の既設埋設管更新装置100を用いると、油圧シリンダ50によって押進管30に対する方向修正管40の半径方向位置を修正することにより、仮設管13に対する更新管21の半径方向位置を修正することができる。
したがって、既設埋設管11の管路に経年変化に伴う曲がりが生じているなどして仮設管13の埋入位置精度が低いときでも、方向ターゲット62を用いて計画線Lとの誤差を正確に測定しつつ、押進管30に対する方向修正管40の半径方向位置を修正することにより、計画線Lと同軸となるように更新管21を正確に位置決めすることができる。
そして、方向修正管40を半径方向に正確に位置決めした後に、方向修正管40および更新管21の外壁面と地山との間の隙間に充填材を注入することにより、更新管21の半径方向位置を確実に保持することができるから、更新管21を高い精度で位置決めしつつ推進装置15によって推進することができる。
また、油圧シリンダ50が上下方向に延びるピストン52と水平方向に延びるピストン54とを組み合わたものであるから、押進管30に対して方向修正管40を半径方向に位置決めする作業を、簡単な操作によって、かつ360度にわたる任意の方向に実施することができる。
また、油圧シリンダ50を支持している支持部材32に4つの開口32aが貫設されており、かつ支持部材32の十字型の支持部分32bが十字型の油圧シリンダ50と前後方向に重なり合っているから、降雨に伴って上流側の管路から雨水が流下してきても、本実施形態の既設埋設管更新装置100がその流れを妨げることはない。
さらに、方向修正管40および更新管21の外壁面と地山との間の隙間に注入する充填材74を自硬性の滑材としているので、方向修正管40および更新管21の外壁面と地山との間の摩擦抵抗を低減させつつ更新管21を容易に推進するとともに、硬化した滑材によって更新管21を所定の半径方向位置に正確に保持することができる。
以上、本発明に係る既設埋設管更新装置の一実施形態について詳しく説明したが、本発明は上述した実施形態によって限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態においては、充填材74を吐出する吐出ノズル71が方向修正管40の外壁面に一列に並ぶように配置されているが、吐出ノズル71を複数の列として配置できることは言うまでもない。
本発明の装置を用いて既設埋設管の更新作業を行う状態を模式的に示す縦断面図。 図1中に示した本発明の装置を拡大して示す縦断面図。 図2中のA〜破断線に沿った横断面図。 図2中のB〜破断線に沿った横断面図。 図2中のC〜破断線に沿った横断面図。 計画線に対して方向修正管が位置ずれした状態を示す縦断面図。 計画線に合わせて方向修正管を位置決めした状態を示す縦断面図。 充填材を充填した状態を示す縦断面図。 既設埋設管を破砕しつつ更新する従来工法を示す縦断面図。 既設埋設管を取り出しつつ仮設管に入れ替える従来工法を示す縦断面。 仮設管を更新管に入れ替える従来工法を示す縦断面図。
符号の説明
11 既設埋設管
12 シールド管
13 仮設管
14 発進坑
15 推進装置
16,18 ウィンチ
17 到達坑
19 ワイヤ
20 保持装置
21 更新管
30 押進管
31 接続部
32 支持部材
32a 開口
32b 支持部分
40 方向修正管
41 前端
42 後端
43 リブ
50 油圧シリンダ(半径方向位置修正手段)
51,53 シリンダ
52,54 ピストンロッド
55,56,57,58 係合部材
61 測定装置
62 方向ターゲット
63 ステー
71 吐出ノズル
72 配管
73 弾性シール
74 充填材
75 充填層
100 既設埋設管更新装置

Claims (4)

  1. 既設埋設管を覆うように地盤を掘削しつつ前記既設埋設管より大径の仮設管を推進して埋設し前記既設埋設管と入れ替える工程と、前記仮設管に後続させて更新管を推進することにより前記仮設管を前記更新管に入れ替える工程と、を有する既設埋設管更新工法に用いる既設埋設管の更新装置であって、
    前記仮設管の後端に接続されて前記仮設管を押進する押進管と、
    その前端が前記押進管の内部に挿入されて前記押進管と推進方向に係合するとともに、その後端が前記更新管の前端に接続されて前記更新管と一体に推進される方向修正管と、
    前記押進管に対する前記方向修正管の半径方向位置を修正する、前記押進管に設けられた半径方向位置修正手段と、
    前記仮設管および前記更新管を推進する推進機を設けた発進坑側から照準可能な、前記方向修正管に配設された方向ターゲットと、
    前記方向修正管の壁面に設けた注入孔を介して前記方向修正管の外壁面と地山との間の隙間に充填材を注入する、前記方向修正管に配設された充填材注入手段と、
    を備えることを特徴とする既設埋設管更新装置。
  2. 前記半径方向位置修正手段は、前記押進管に固設された支持部材によって支持されるとともにそのピストンの先端が前記方向修正管と半径方向に係合する、上下方向および水平方向にそれぞれ延びる一対の油圧シリンダであることを特徴とする請求項1に記載した既設埋設管更新装置。
  3. 前記支持部材は、上流側の管路から流下して来る雨水を通過させるための開口を有することを特徴とする請求項2に記載した既設埋設管更新装置。
  4. 前記充填材は、前記隙間内に充填された後に硬化する自硬性滑材であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載した既設埋設管更新装置。
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