JP4222996B2 - 汚染を抑制したリソグラフィ装置、デバイス製造方法、及びこれらによって製造されたデバイス - Google Patents

汚染を抑制したリソグラフィ装置、デバイス製造方法、及びこれらによって製造されたデバイス Download PDF

Info

Publication number
JP4222996B2
JP4222996B2 JP2004325789A JP2004325789A JP4222996B2 JP 4222996 B2 JP4222996 B2 JP 4222996B2 JP 2004325789 A JP2004325789 A JP 2004325789A JP 2004325789 A JP2004325789 A JP 2004325789A JP 4222996 B2 JP4222996 B2 JP 4222996B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiation
particles
projection beam
contamination
contamination trap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004325789A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005150721A (ja
Inventor
ピーター バッケル レヴィヌス
イェフゲェンイェフィヒ バニネ ファディム
ヴィタレヴィッチ イヴァノフ ヴラディミール
ニコラエヴィッチ コシェレブ コンスタンチン
ミハイロヴィッチ クリブツン ヴラディミール
Original Assignee
エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. filed Critical エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ.
Publication of JP2005150721A publication Critical patent/JP2005150721A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4222996B2 publication Critical patent/JP4222996B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70058Mask illumination systems
    • G03F7/7015Details of optical elements
    • G03F7/70166Capillary or channel elements, e.g. nested extreme ultraviolet [EUV] mirrors or shells, optical fibers or light guides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y10/00Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/708Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
    • G03F7/70908Hygiene, e.g. preventing apparatus pollution, mitigating effect of pollution or removing pollutants from apparatus
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/708Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
    • G03F7/70908Hygiene, e.g. preventing apparatus pollution, mitigating effect of pollution or removing pollutants from apparatus
    • G03F7/70916Pollution mitigation, i.e. mitigating effect of contamination or debris, e.g. foil traps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Atmospheric Sciences (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

本発明は、
− 放射投影ビームを供給する放射システムと、
− 所望のパターンに従ってその投影ビームをパターン化する役割を果たすパターン化手段を支持する支持構造と、
− 基板を保持する基板テーブルと、
− この基板のターゲット部分上にそのパターン化されたビームを投影するための投影システムと
を備えるリソグラフィ投影装置に関する。
ここで使用される用語「パターン化手段」は、この基板のターゲット部分に作成すべきパターンに対応するパターン化された断面を有する入射放射ビームを与えるために使用することが可能な手段を意味するものと広義に解釈するべきである。したがって、用語「ライトバルブ」もまた、この文脈において使用することが可能である。一般に前記パターンは、集積回路や他のデバイス(以下を参照)などのそのターゲット部分に作成されつつあるデバイスにおける特定の機能層に対応することになる。かかるパターン化手段の実施例には、以下が含まれる。
− マスク。マスクの概念は、リソグラフィではよく知られており、これには、バイナリ・タイプ、交互位相シフト・タイプ、減衰位相シフト・タイプなどのマスク・タイプ、並びに様々なハイブリッド・マスク・タイプが含まれる。その放射ビーム中にかかるマスクを配置することにより、このマスク上のこのパターンに従ってこのマスクに当たるその放射の選択的な(透過型マスクの場合における)透過又は(反射型マスクの場合における)反射が引き起こされる。マスクの場合には、その支持構造は一般的にマスク・テーブルとなり、このマスク・テーブルによって、入射放射ビーム中の所望の位置にマスクを保持できるようになり、またそのように望む場合にはそのビームに対してマスクを移動できるようになる。
− プログラマブル・ミラー・アレイ。かかるデバイスの一実施例は、粘弾性制御層及び反射性表面を有する行列アドレス指定可能表面である。かかる装置の背後にある基本原理は、(例えば)反射性表面のアドレス指定された区域が、入射光を回折光として反射するのに対して、アドレス指定されていない区域は、入射光を非回折光として反射するというものである。適切なフィルタを使用して前記非回折光をこの反射ビームからフィルタで除去し、回折光だけが後に残るようにすることが可能である。このようにして、このビームは、行列アドレス指定可能表面のアドレス指定パターンに従ってパターン化されたものになる。プログラマブル・ミラー・アレイの代替実施例では、極めて小さいミラーの行列構成が使用され、この各ミラーは、適切な局所電界を印加することによって、或いは圧電性作動手段を使用することによって軸の周りに個々に傾けることが可能である。この場合にもまた、これらミラーは、アドレス指定されたミラーがアドレス指定されていないミラーと異なる方向へ入射放射ビームを反射することになるように行列アドレス指定可能である。したがって、このようにしてこの反射ビームは、この行列アドレス指定可能ミラーのアドレス指定パターンに従ってパターン化される。この必要な行列アドレス指定は、適切な電子手段を使用して実施することができる。以上で説明した両方の状況において、このパターン化手段は1つ又は複数のプログラマブル・ミラー・アレイを備えることが可能である。ここで言及したミラー・アレイに関するさらに多くの情報については、例えば参照によって本明細書中に組み込まれている米国特許第5,296,891号及び第5,523,193号、並びにPCT特許出願WO98/38597号及びWO98/33096号から収集することが可能である。プログラマブル・ミラー・アレイの場合には、前記支持構造は、必要に応じて固定し、又は移動可能にすることができるフレーム又はテーブルとして実施することができる。
− プログラマブルLCDアレイ。かかる構造の実施例は、参照によって本明細書中に組み込まれている米国特許第5,229,872号中に提供されている。以上と同様に、この場合における支持構造は、例えば、必要に応じて固定し、又は移動可能にすることができるフレーム又はテーブルとして実施することができる。
簡潔に説明するために、このテキストの残りではそれ自体、ある場所において、マスク及びマスク・テーブルを含む実施例を特に対象にすることもある。しかし、かかる場合において論じられる一般原理は、上述のようなパターン化手段のより広い文脈で理解すべきである。
リソグラフィ投影装置は、例えば、集積回路(IC)の製造において使用することができる。かかる場合には、このパターン化手段は、このICの特定の層に対応する回路パターンを生成することができ、このパターンは、放射感受性材料(レジスト)層がコーティングされた基板(シリコン・ウェハ)上の(例えば、1つ又は複数のダイを含む)ターゲット部分上に投影することができる。一般に1枚のウェハは、この投影システムを介して1つずつ逐次照射される隣接するターゲット部分の全体回路網を含むことになる。マスク・テーブル上のマスクによるパターン化を使用した現行の装置においては、2つの異なるタイプのマシンの区別を行うことができる。1タイプのリソグラフィ投影装置では、各ターゲット部分は、そのターゲット部分上に全体のマスク・パターンを一括して露光することによって照射される。すなわち、かかる装置は、一般にウェハ・ステッパ装置又はステップ・アンド・リピート式装置と呼ばれる。(一般にステップ・アンド・スキャン式装置と呼ばれる)代替装置においては、各ターゲット部分は、その基板テーブルをこの方向に対して平行又は反平行に同期してスキャンしながら、所与の基準方向(この「スキャン」方向)にこの投影ビーム下のこのマスク・パターンを徐々にスキャンすることによって照射される。一般にこの投影システムが倍率M(一般に<1)を有することから、この基板テーブルがスキャンされる速度Vは、このマスク・テーブルがスキャンされる速度の倍率M倍になるはずである。ここで説明したようなリソグラフィ装置に関するさらに多くの情報は、例えば参照により本明細書中に組み込まれている米国特許第6,046,792号から収集することが可能である。
リソグラフィ投影装置を使用した製造プロセスにおいて、(例えば、マスク中の)パターンは、放射感受性材料(レジスト)層によって少なくとも部分的にカバーされた基板上に投影される。この投影ステップに先立って、この基板には、プライミング、レジスト・コーティング、ソフト・ベークなどの様々な工程を施すことができる。露光後に、この基板には、露光後のベーク(PEB)、現像、ハード・ベーク、投影されたフィーチャの測定/検査など他の工程を施すことができる。この多くの工程は、デバイス、例えばICの個別の層をパターン化する基礎として使用される。次いで、かかるパターン化された層には、エッチング、イオン注入(ドーピング)、メタライゼーション、酸化、化学的機械研磨など、すべて個別の層を完成させることを意図した様々なプロセスを施すことができる。いくつかの層が必要とされる場合には、その一連の全体の工程を、又はその変形を、各新しい層ごとに反復する必要があることになる。最終的には、デバイスのアレイがこの基板(ウェハ)上に現れることになる。次いで、これらのデバイスは、ダイシングやソーイング(sawing)などの技法によって互いに切り離され、そこから個々のデバイスをピンに接続されたキャリア上にマウントすることなどができる。かかるプロセスに関するさらなる情報については、例えば、参照により本明細書中に組み込まれている書籍、「Microchip Fabrication:A Practical Guide to Semiconductor Processing」、Third Edition、Peter van Zant著、McGraw Hill Publishing Co.、1997年、ISBN 0−07−067250−4から取得することが可能である。
簡潔に説明するために、この投影システムを以後「レンズ」と呼ぶこともある。しかし、この用語は、例えば屈折光学系、反射光学系、及び反射屈折光学系を含めて、様々なタイプの投影システムを包含するものと広義に解釈すべきである。この放射システムはまた、放射投影ビームを誘導し形成し又は制御するためのこれらどのような設計タイプに従って動作する構成要素を含むこともあり、かかる構成要素を以下では総称して又は単独で「レンズ」と呼ぶこともできる。さらに、このリソグラフィ装置は、複数の基板テーブル(及び/又は複数のマスク・テーブル)を有するタイプでもよい。かかる「複数ステージ」の装置においては、追加のテーブルを並行して使用することもでき、また1つ又は複数の他のテーブルが露光に使用されている間に準備ステップを1つ又は複数のテーブル上で実行することもできる。デュアル・ステージ・リソグラフィ装置については、例えば、参照によって本明細書中に共に組み込まれている米国特許第5,969,441号及びWO98/40791号に記載されている。
さらに小さなフィーチャを投影できるようにするために、5nmから20nmの範囲の、特に13.5nmの波長を有するEUV(extreme ultraviolet radiation極紫外線)、又は荷電粒子ビーム、例えばイオン・ビーム及び電子ビームをリソグラフィ装置における露光ビームとして使用することが提案されてきている。これらのタイプの放射では、この装置中のビーム経路を排気してビームの散乱及び吸収を回避する必要がある。EUV用の屈折光学要素を作成するために適切な材料は知られていないので、EUVリソグラフィ装置では、この放射(照明)システム及び投影システムにおいてミラーを使用する必要がある。EUV放射用の多層ミラーでも、比較的反射率が低く汚染の影響を非常に受けやすく、さらにその反射率と、したがってその装置のスループットが低下してしまうことになる。これによって、保持する必要がある真空レベルに対する必要性がさらに高くなり、特に炭化水素の分圧を非常に低く保つことが必要になる。
それと同時に、プラズマ放射源及びレジストは、この照明システム及び投影システムから締め出す必要がある実質的な汚染源である。例えば、放電プラズマ線源では、放電を使用して部分的にイオン化されたプラズマが生成され、このプラズマは、次いで崩壊してEUVを放射する非常にホットなプラズマを生じる。Xeであることが多いこのプラズマガス、及びこの線源からの飛散物(debris)をこの照明システムに入らないように保つ必要がある。この装置の他端では、レジストを露光するためにレジストに入射する放射は、気体放出による飛散物及び副産物の放出を引き起こす。線源からの飛散物もレジストの飛散物もこの照明システム及び投影システムに到達しないように防止する必要がある。
EP−A−0957402は、レジストの飛散物がこの投影システムに入らないように防止するシステムを開示している。このシステムは、好ましくは円錐形の、簡単なチューブを備え、このチューブが、この投影システムの筐体とその基板の間の投影ビームを取り囲む。このチューブ内のガスの流れによってレジストの飛散物を閉じ込めて、レジストの飛散物がこの投影システムの筐体に入らないように防止する。
国際出願WO−A−03/034153は、プラズマ線源によって、又はEUV放射で露光されるレジストなどから放出され得る飛散物をトラップするためのさらに改善された装置について記載している。この文献は、その投影ビームの伝播方向に平行に配置された第1の組のプレート部材と、この伝播方向に平行に配置された第2の組のプレート部材を含む汚染トラップについて説明している。この第1の組及び第2の組は、この投影ビームの光学軸に沿って他方から離して置かれる。この第1の組のプレート部材と第2の組のプレート部材との間には空間がある。フラッシング・ガスがこの空間に供給されて高いガス圧力を提供してこの汚染粒子をトラップする。この2つの組のプレート部材は、ガスの漏えいが最小化され、このトラップ外部のガス圧力が低く保たれるように設計される。しかし、それでもなお、ある量のEUVはやはり、比較的高圧のこのガスよって吸収される。
本発明の一目的は、飛散物、特にEUV放射を生成するプラズマ線源によって放出される飛散物のトラッピングを改善することである。
この目的及び他の目的は、導入部で明記したように、リソグラフィ投影装置が、この放射投影ビームに少なくとも1nm以上の、しかも好ましくは1000nmよりも小さい直径を有するゲッタ粒子を供給して投影ビーム中で汚染粒子に対するゲッタとしての役割を果たすようにする粒子供給ユニットを備えることを特徴とするリソグラフィ装置における本発明に従って達成される。
このEUV放射投影ビーム及びこの飛散物をかかる「ナノ粒子」を有する体積を通過させることにより、この放射投影ビームからのEUVフォトンの大部分は、この粒子中を透過させられ、すなわちナノ粒子と全く衝突することなく伝わって通過するのに対して、これらのナノ粒子は、飛散物に対するゲッタとしての役割を果たすことになる。
用語「ナノ粒子」がこの説明中で使用される場合、1〜1000nm程度の直径をもつ粒子に対して言及していることが分かる。しかし、これらのナノ粒子が供給されるリソグラフィ投影装置の体積は、この範囲以外の直径を有する他の粒子を含んでいてもよいことが当業者には理解されよう。この範囲内の粒子だけを生成することが難しいこともある。
ゲッタ粒子は、Si、Si、SiO、Al、C、Mo、Sn、Ru、Zr、Fe、Au、液体N、液体CO、液体HO、SiC、Xe、及びArからなる群から選択することができる。これらの材料は、ナノ粒子の形態で生成されるときには、例えば13.5nmの波長を有するEUVについて妥当な透過率を有することができる。
一実施例においては、この粒子供給ユニットは、超音波ノズルを備えている。
さらなる実施例においては、このリソグラフィ投影装置には、汚染トラップが設けられ、この粒子供給ユニットは、この放射投影ビームの伝播方向に対してこの汚染トラップから上流にある空間内にゲッタ粒子を供給するように構成されている。
さらなる実施例においては、本発明は、
− 放射投影ビームを提供するための放射システムと、
− 所望のパターンに従ってその投影ビームをパターン化する役割を果たすパターン化手段を支持するための支持構造と、
− 基板を保持するための基板テーブルと、
− この基板のターゲット部分上にそのパターン化されたビームを投影するための投影システムと、
− この放射投影ビーム中に存在しこの汚染トラップに向かっている汚染粒子を捕捉するための少なくとも1つのプレート部材が設けられた汚染トラップと、
− その放射投影ビーム中に粒子を提供する粒子供給ユニットとを備え、
これらの粒子がこの汚染トラップに向かう汚染粒子と衝突してこの汚染粒子に少なくとも1つのプレート部材に直角な方向への速度成分を提供するように、この粒子供給ユニットがこの放射投影ビームの伝播方向に対してこの汚染トラップから上流にある空間内の放射投影ビームに粒子を供給するように配置されていることを特徴とするリソグラフィ投影装置を提供する。
この汚染トラップのプレート部材は、できる限りほとんど放射を遮ることがないようにするためにこの放射投影ビームの伝播方向に平行に配置される。これらの汚染粒子とこの汚染トラップ内に存在する他の任意粒子とのこの汚染トラップ内で生ずる衝突によって、多くの汚染粒子がこの汚染トラップ内で多かれ少なかれランダムな方向を取得し、その結果これらが一方のプレート部材によって捕捉されることになる。この汚染粒子と衝突するこの汚染トラップから上流にある空間内の放射投影ビームに追加の粒子を提供することにより、この汚染トラップ内の少なくとも一方のプレート部材に直角な方向への追加の速度成分をこれらの汚染粒子に提供することが可能になる。汚染粒子が一方のプレート部材によって捕捉される機会は、したがって高めることができる。さらに、かかる粒子にWO−A−03/034153に記載されているよりも低い気圧を提供しながらこれを行うことができる。したがって、この汚染トラップを用いて汚染粒子を効果的に捕捉しながら、この望ましくないEUVの吸収が低下する。
本発明のさらなる態様によれば、
− 放射感受性材料層によって少なくとも部分的にカバーされた基板を提供する工程と、
− 放射システムを使用して放射投影ビームを提供する工程と、
− パターン化手段を使用してその投影ビームにその断面内のパターンを与える工程と、
− その放射感受性材料層のターゲット部分上に放射パターン化ビームを投影する工程とを含み、
この放射投影ビーム中に少なくとも1nmの直径を有するゲッタ粒子を供給して投影ビーム中の汚染粒子についてのゲッタとしての役割を果たすようにすることを特徴とするデバイス製造方法が提供される。
本発明のさらなる態様においては、
− 放射感受性材料層によって少なくとも部分的にカバーされた基板を提供する工程と、
− 放射システムを使用して放射投影ビームを提供する工程と、
− 放射投影ビーム中に存在し少なくとも1つのプレート部材が設けられた汚染トラップに向かっている汚染粒子を捕捉する工程と、
− 粒子供給ユニットを用いてこの放射投影ビーム中に粒子を提供する工程と、
− パターン化手段を使用してその投影ビームにその断面のパターンを与える工程と、
− 放射感受性材料層のターゲット部分上に放射のパターン化ビームを投影する工程とを含み、
これらの粒子がこの汚染トラップに向かう汚染粒子と衝突して少なくとも1つのプレート部材に直角な方向への速度成分をこの汚染粒子に提供するように、この放射投影ビームの伝播方向に対してこの汚染トラップから上流にある空間内のこの放射投影ビームに粒子を供給することを特徴とするデバイス製造方法が提供される。
最後に、本発明は、以上で定義されるリソグラフィ投影装置によって製造されるデバイスに関する。
このテキストにおいては、本発明による装置をICの製造に使用することについて特別に言及がなされているが、かかる装置には他にも多くの可能性のある用途があることをきちんと理解されたい。例えば、本発明は、統合化された光学系、磁気ドメイン・メモリ用の誘導パターン及び検出パターン、液晶ディスプレイ・パネル、薄膜磁気ヘッドなどの製造にも使用することができる。かかる代替用途の文脈においては、このテキストにおける用語「レチクル」、「ウェハ」、又は「ダイ」のどのような使用も、それぞれさらに一般的な用語「マスク」、「基板」、及び「ターゲット部分」によって置換されるものと考えるべきことが当業者には理解されよう。
本ドキュメントにおいては、用語「放射」及び「ビーム」を使用することにより、(例えば、365nm、248nm、193nm、157nm又は126nmの波長の)UV(ultraviolet紫外)放射、及び(例えば、5〜20nmの範囲の波長を有する)極紫外(EUV)放射、並びにイオン・ビームや電子ビームなどの粒子ビームを含めてすべてのタイプの電磁放射が包含されている。
次に本発明の実施例を、添付の概略図を参照して一例としてのみ説明することにする。図面中で、参照記号は、対応する部品を示している。
図1は、本発明の特定の実施例によるリソグラフィ装置を概略的に示すものである。この装置は、
− 放射(例えば、UV放射又はEUV放射)の投影ビームPBを提供するための照明システム(照明装置)ILと、
− アイテムPLに関してパターン化手段を正確に位置決めする第1の位置決め手段PMに接続され、パターン化手段(例えば、マスク)MAを支持するための第1の支持構造(例えば、マスク・テーブル)と、
− アイテムPLに関して基板を正確に位置決めする第2の位置決め手段PWに接続され、基板(例えば、レジスト・コーティングされたウェハ)Wを保持するための基板テーブル(例えば、ウェハ・テーブル)WTと、
− この基板Wの(例えば、1つ又は複数のダイを含む)ターゲット部分C上にパターン化手段MAによってこの投影ビームPBに与えられたパターンを投影するための投影システム(例えば、反射型投影レンズ)PLと
を備えている。
この図に示すように、この装置は、(例えば、以上で述べたようなタイプの反射型マスク又はプログラマブル・ミラー・アレイを使用した)反射型タイプのものである。代わりにこの装置は、(例えば、透過型マスクを使用した)透過型タイプとすることもできる。
この照明装置ILは、放射源SOから放射ビームを受け取る。例えばこの線源がプラズマ放電線源であるときには、この線源とこのリソグラフィ装置は、別々の物であってもよい。かかる場合には、この線源は、このリソグラフィ装置の一部分を形成しているとは考えられず、この放射ビームは、一般に例えば適切な集束ミラー及び/又はスペクトル純度フィルタを含む放射コレクタ(radiation collector)の助けを借りて線源SOからこの照明装置ILへと渡される。他の場合、例えばこの線源が水銀ランプであるときには、この線源は、この装置の一体化部分であってもよい。この線源SO及び照明装置ILは、放射システムと呼ぶこともできる。
この照明装置ILは、このビームの角度強度分布を調整するための調整手段を含むことができる。一般的に、少なくとも、この照明装置のひとみ面の強度分布の(一般にそれぞれ外部σ(σ−outer)及び内部σ(σ−inner)と呼ばれる)外径範囲及び/又は内径範囲を調整することができる。この照明装置は、その断面に所望の一様性と強度分布を有する、投影ビームPBと呼ばれる調整済みの放射ビームを提供する。
投影ビームPBは、マスク・テーブルMT上に保持されるマスクMA上に入射する。このマスクMAによって反射されて、この投影ビームPBは、レンズPLを通過し、このレンズがこのビームを基板Wのターゲット部分C上に集束させる。第2の位置決め手段PW及び位置センサIF2(例えば、干渉デバイス)の助けを借りて、基板テーブルWTを正確に移動して、例えばこのビームPBの経路中の異なるターゲット部分Cを位置決めすることができる。同様に、第1の位置決め手段PM及び位置センサIF1を使用して、例えばマスク・ライブラリから機械的に取り出した後に、又はスキャン中にこのマスクMAをビームPBの経路に対して正確に位置決めすることができる。一般に、これらのオブジェクト・テーブルMT及びWTの移動は、これらの位置決め手段PM及びPWの一部分を形成するロング・ストローク・モジュール(粗い位置決め)及びショート・ストローク・モジュール(精細な位置決め)の助けを借りて実現されることになる。しかし、(スキャナとは逆に)ステッパの場合には、このマスク・テーブルMTは、ショート・ストローク・アクチュエータだけに接続することもでき、また固定することもできる。マスクMAと基板Wとは、マスク合わせマークM1、M2と基板合わせマークP1、P2とを使用して位置合わせすることができる。
図に示す装置は、以下の好ましいモードで使用することができる。
1.ステップ・モードにおいては、このマスク・テーブルMT及び基板テーブルWTは、基本的に静止状態に保たれ、その間にこの投影ビームに与えられた全体パターンは、一括して(すなわち、1度の静的露光により)ターゲット部分C上に投影される。次いでこの基板テーブルWTがX方向及び/又はY方向にシフトされ、その結果、異なるターゲット部分Cを露光することができる。ステップ・モードにおいては、露光フィールドの最大サイズにより、1度の静的露光において投影されるターゲット部分Cのサイズが制限される。
2.スキャン・モードにおいては、このマスク・テーブルMT及び基板テーブルWTは、同期してスキャンされ、その間にこの投影ビームに与えられたパターンは、ターゲット部分C上に投影される(すなわち、1度の動的露光)。このマスク・テーブルMTに対するこの基板テーブルWTの速度及び方向は、この投影システムPLの(縮小)倍率及び画像反転特性によって決定される。スキャン・モードでは、露光フィールドの最大サイズにより、1度の動的露光におけるそのターゲット部分の(非スキャン方向における)幅が制限されるのに対して、スキャン移動の距離によって、そのターゲット部分の(スキャン方向における)高さが決定される。
3.別のモードにおいては、このマスク・テーブルMTはプログラマブル・パターン化手段を保持しながら基本的に静止状態に保たれ、この基板テーブルWTは移動又はスキャンされ、その間に、この投影ビームに与えられたパターンがターゲット部分C上に投影される。このモードでは、一般的にパルス化放射源が使用され、このプログラマブル・パターン化手段は、基板テーブルWTの移動後ごと又はスキャン中の連続した放射パルス間で必要に応じて更新される。この動作モードは、以上で述べたようなプログラマブル・ミラー・アレイなどのプログラマブル・パターン化手段を利用したマスクレスのリソグラフィに簡単に適用することができる。
以上で説明した使用モード又は全く違う使用モードの組合せ及び/又は変形を使用することもできる。
図2は、この投影装置1をより詳細に示したものであり、この投影装置は、放射システム2、照明光学ユニット4、及び投影光学系PLを備えている。この放射システム2は、線源コレクタ・モジュール、すなわち放射ユニット3を備える。放射ユニット3には、放電プラズマによって発生することができる放射源SOが設けられる。EUV放射は、Xeガス又はLi蒸気など、ガス又は蒸気によって生成することができ、これらのガス又は蒸気中では、非常にホットなプラズマが生成されて電磁スペクトルのEUVの範囲の放射が放出される。この非常にホットなプラズマは、電気放電の部分的にイオン化したプラズマを光学軸O上で崩壊させることによって生成される。Xeガス、Li蒸気又は他の任意の適切なガス又は蒸気の10パスカルの分圧が、この放射を効率的に生成するために必要とされることもある。放射源SOが放出するこの放射は、ガス・バリア構造、すなわち汚染トラップ9を介して線源チャンバ7からコレクタ・チャンバ8へと渡される。このガス・バリア構造9は、例えば、参照によって本明細書中に組み込まれているヨーロッパ特許出願EP−A−1 233 468及びEP−A−1 057 079に詳細に記載される構造などのチャネル構造を含んでいる。
このコレクタ・チャンバ8は、グレージング入射コレクタによって形成することができる放射コレクタ10を備える。コレクタ10を通過する放射は回折格子スペクトル・フィルタ11で反射されてこのコレクタ・チャンバ8の開口部にある仮想線源ポイント12に集束される。コレクタ・チャンバ8から、投影ビーム16は、照明光学ユニット4中で通常の入射反射器13、14を介してレチクル・テーブル又はマスク・テーブルMT上に位置づけられたレチクル又はマスク上へと反射される。パターン化されたビーム17は、投影光学系PL中で反射エレメント18、19を介してウェハ・ステージ又は基板テーブルWT上へと投影される。この図に示されているよりも多数のエレメントが、一般に照明光学ユニット4及び投影システムPL中に存在していてもよい。
第1の実施例において、本発明は、図3及び図4に示す構成に関する。
EUV線源は、EUVフォトンとは別に、スパッタされた電極材料、ガス、蒸気、イオン、及び電子を放出する。最近では、EUV生成媒体としての金属蒸気プラズマ(例えば、スズ)の使用が、多くの注目を集めてきている。しかし、この原理に基づくこのタイプのEUV線源の深刻な問題は、この線源によって大量のスズが生成されることであり、このスズを、このEUVリソグラフィ投影装置の影響を受けやすい光学系に入る前に阻止する必要がある。可能性のあるあらゆる材料がEUV放射を強く吸収するので、十分に透明なウィンドウ材料で、使用可能なものは存在しない。薄膜フォイル・フィルタでも、やはり入射パワーの約半分を吸収してしまい、蒸着及びホールバーニング(hole−burning)のような厳しい熱の問題がもたらされる。理想的な場合、このフィルタが破壊されないときには、このフィルタでこの線源からのすべての飛散物を阻止することになる。
飛散物を抑制するための第2の選択肢は、トラップ9のような汚染トラップである。かかる汚染トラップには、可能な限りEUV放射をほとんど遮らないようにするためにこのEUV放射の経路に沿って並べられた、このEUVビーム中に位置づけられたプレート部材が設けられる。かかる汚染トラップは、EUV放射及びEUV線源によって生成された飛散物に対してかなり耐性がある。しかし、飛散物の捕捉をさらに高めてこの汚染トラップから下流にあるこのEUVリソグラフィ投影装置中の第1のミラーの寿命をさらに延ばそうという要求が存在する。これは、図3及び4を参照してさらに説明する予定のナノ粒子を用いたゲッタリングによって行うことができる。
図3では、図1及び2と同じ参照番号は同様な構成要素を意味している。図3は、汚染トラップ9に向かうEUV放射を通過させるための開口部を有する壁20を示している。供給ユニット22は、この汚染トラップ9から上流にあるその投影ビームにゲッタ粒子のフロー24を提供する。これらのゲッタ粒子は、参照番号30で示されている。ここで、これらのゲッタ粒子は、1〜1000nm程度の直径を有する「ナノ粒子」として定義される。これは、かかる直径を有する多数の粒子があることを意味する。しかし、この範囲外の直径を有する粒子も存在してもよい。さらに、これらのナノ粒子30は、ランダムな形状を有していてもよい。用語「直径」を言及することが、これらの粒子が必ずしも球形をしている必要があることを意味してはいない。
ドレイン・ユニット26は、矢印28で示すようにこのリソグラフィ投影装置からゲッタ粒子30を排出させる。
図3では、この構成が汚染トラップ9を含むように示しているが、本発明は、汚染トラップ9なしで使用することもできる。
ナノ粒子30を使用して線源により引き起こされた飛散物が阻止される。例えば、非常に大きな熱負荷によって破壊されるはずのEUV放射中の薄膜フォイルを使用する代わりに、一種のナノ粒子30の「メタ結晶」が使用される。サイズがさらに小さく、材料の変更が容認され、粒子の高速な回復(refreshment)が可能であるなどの理由から、これにより、あまり透明でない材料を使用して固体材料及び/又は液体材料を使用する、いくつかの新しい機会がもたらされる。汚染トラップ9に関しては、これらのゲッタ粒子が比較的透明であるので、より多くの材料表面をゲッタとして使用することができる。
スパッタされた電極材料、(ナノ粒子材料に応じて)水及び炭化水素、並びに他の分子/原子/粒子が、このナノ粒子30にくっつくことになる。すなわち、これらのナノ粒子30は、ゲッタとしての役割を果たす。さらに、これらのナノ粒子30がこれらの汚染粒子の原子イオンに比べてかなり重いので、これらナノ粒子を使用してこの線源SOによって生成された高速イオンを減速させることができる。さらに、これらのナノ粒子が帯電しているときには、これらは、この線源SOが生成する高速イオンを偏向させることができる。
この汚染トラップ9の上流の体積中のこれらのナノ粒子30の密度は、あらゆる汚染粒子が、それがくっつく1個のナノ粒子30に出合えるように、また可能な限りEUVフォトンがナノ粒子にほとんど出合わないように選択されることが好ましい。ナノ粒子と衝突するEUVフォトンは、このナノ粒子30によって部分的に吸収されることになる。したがって、このナノ粒子30については比較的EUVに対して透明な材料を使用することが有利になる。以下の表は、ナノ粒子30として使用することが可能な非排他的な材料の範囲を示すものである。この表は、これらの材料の透過率を2つの異なる厚み、すなわち10nm及び100nmについて示している。この表にリストアップされたすべての材料のEUVの領域における屈折率が1に非常に近いことに留意されたい。したがって、これらのナノ粒子30によるこのEUV放射の散乱は無視することが可能である。この表にリストアップした材料の透過率は、それぞれ10nm及び100nmの理論的なシートについて与えられている。したがって、この与えられた数値は、それぞれ10nmの直径の粒子及び100nmの直径の粒子の透過率についての良好な一次見積もりと見なすことができる。
Figure 0004222996
このテーブルは、10nmのゲッタ粒子の透過率が100nmのゲッタ粒子の透過率よりもかなり高いことを示している。したがって、小さな粒子を有することが有利である。
この飛散物を阻止するために必要とされる密度を計算するために、直径D、長さL、粒子密度n、及び直径dの粒子を有する円筒形の体積を想定することにする。かかるシリンダの軸に平行に見るときに、あらゆる位置に1個の粒子(別の粒子の背後には粒子が存在せず)が見られるものと想定する。すなわち、次式となる。
Figure 0004222996

この式は、次式のように書き換えることができる。
Figure 0004222996
10cmの阻止長Lと10nmの粒子直径では、この粒子密度nは、1017−3の程度になることが分かる。粒子がないときの体積中の飛散物の主要な自由行程λが知られているときには、必要な粒子密度の別の見積もりを見出すことができる。これらの粒子は、通り抜ける必要がある距離、すなわち長さLのある種のファクタθ倍を移動する。この長さθLの経路に沿っての行程中に、これらの粒子は、1個のナノ粒子に出合う必要がある。すなわち、次式となる。
Figure 0004222996

これは、θが一般に大きいので式(2)に比べてずっと小さくすることができる。バッファ・ガスの存在がθを大きくすることに留意されたい。このナノ粒子の体積中に(好ましくは、EUVに対して透明な)バッファ・ガスを加えることが有利であり、これによって平均自由行程λが減少し、θを大きくし、したがってこの必要なナノ粒子密度が低下することに留意されたい。
このナノ粒子は、原位置外(ex−situ)すなわちこの真空容器外で、或いは原位置(in−situ)すなわちこの容器内で生成することができる。原位置外で生成された粒子を液体粒子又は固体粒子[McI89]の形で、システム中に噴霧することが可能である。この容器中における生成は、プラズマによって例えばアルゴン及びシラン中の高周波放電[STO94、BOU93]として、又はガス蒸着法[PET00]を使用することにより、或いは他の方法によって実施することができる。粒子のリフレッシング(refreshing)のために重力を使用することができ、プラズマを使用してこれらの粒子を閉じ込めることもできる。さらに、ナノ粒子に磁気材料を使用して磁界を用いてナノ粒子の方向と速度を制御可能にすることが有利なこともある。
プラズマ生成された粒子及びプラズマに浸された粒子は、一般に負に帯電している。さらに、例えばEUVとしてのUV放射を用いて照射された粒子は、一般に正に帯電している。帯電粒子を用いることにより、電界を印加するというこれらの粒子の移動を操作する別の解法が提供される。
エーロゾルは、水を小さな水滴へと凝縮を改善する雨の生成(rain generation)のために使用されることに留意されたい。この原理は、金属蒸気の削除のためにも使用することができる。さらに、この材料は、炭化水素及び他の材料を収集するゲッタとしての役割を果たす。
図4a、4bは、ナノ粒子を生成する一実施例を詳細に示しており、すなわちそれ自体知られている超音波ノズルによる実施例を示している。この超音波ノズル22は、入り口17及び出口21を備えている。この入り口17と出口21の間には、中間部分19が設けられている。この出口21は、対称軸23と角度αで交差する外壁をもつ円錐形状を有することができる。この角度αは、10°までとすることが可能である。
図4bは、中間部分19を通しての、線IVb−IVbに沿っての断面を示している。したがって、図4bは、中間部分19が非常に小さなスルーホール25が設けられた開口部30を備えることを示している。このスルーホール25は、例えば10μmの直径を有する。
その入り口17で、この超音波ノズル22は、入力ガス・フロー27iを受け取る。この非常に小さなスルーホール25から下流では、この入力ガス・フロー27iが拡大される。このガス・フローは、超音波となる出力ガス・フロー27oを生成し、すなわちこのガス粒子は音速を超える速度を有する。この膨張により、出力ガス・フローの温度が劇的に低下する。例えば1パスカルから10パスカルに関連する圧力では、温度は10K又はそれより低く下がることもある。この極端な低温に起因して、霧が生成されることもある。この霧の中で、このガスのいくつかの原子が互いにくっついて、1nmと10nmの間の直径のナノ粒子を形成することが可能になる。
ガスとしては、例えばXe、N、Arを使用することができる。これらのガスは、一緒にくっついた数千個の原子の霧粒子を形成することができる。他のガスを代わりに使用することもできる。
一般に、このノズル22の出口の温度が、関係しているガスの凝固温度よりも低いときに、かかる超音波ノズル22によってナノ粒子を生成することができる。
以上で説明したような実施例は、線源誘起された飛散物に関係している。リソグラフィ・ツールの他の部分、例えば投影システムPLにおいてこのナノ粒子を使用することも可能である。これらの粒子の高速な回復が、これらの粒子にくっついた材料が速やかに除去されるようにする。これらの粒子は、再利用することができる。しかし、再利用するためには、これらの粒子の追加の「クリーニング」が必要なこともある。
図5a及び5bは、図6〜図8bによるさらなる実施例を導入することを意図したものである。
一般に、汚染トラップのプレート部材は、ある焦点又は集束線方向に並べられている。低圧力では、この焦点を起源とする光学軸Oに沿ってこの放射源SOから直線上を移動する粒子は、阻止されることなく汚染トラップ9を通って移動することになる。
図5aは、2つのプレート部材29、31の側面図を概略形式で示すものである。一実施例として、この図はまた、位置34における汚染粒子も示している。矢印33、35は、この汚染粒子の可能性のある2つの伝播方向を示している。これらの方向33、35は、この汚染粒子と他の粒子の間の衝突に起因してこの放射源SOからの直線CAからそれることもある。図5aは、2つの斜線区域37、41を示している。この汚染粒子の方向がこれらの斜線区域37、41のうちの一方にあるとき、この汚染粒子は、最終的にこのプレート部材29、31のうちの一方にぶつかることになる。
図5bは、この汚染粒子が矢印37で示される別の伝播方向を有することを示している。矢印37の方向は、汚染粒子ごとに変化する。この伝播方向37が図5bに示されるこの斜線区域43の内部にある限り、関係しているこの汚染粒子は、これらのプレート部材29、31のどちらにもぶつかることなく、この汚染トラップを通過してしまうことになり、これは防止する必要がある。
図6〜図8bに示すこの実施例の一般的なアイデアは、これらの汚染粒子がこの汚染トラップのプレート部材29、31への方向に向けられるようにこの汚染粒子の伝播方向を少し変更することである。これを行う一方法は、方向づけられたガス・フローを有することであり、これにより、汚染粒子が放射源SOから移動するときにこの汚染粒子の速度にこの汚染トラップのプレート部材29、31に対して直角な速度成分が追加される。この汚染粒子は、この汚染トラップのプレート部材29、31に向かって移動することになり、したがってこのEUVビームから効果的に除去されることになる。この汚染粒子の伝播方向が、この汚染粒子が決してこの汚染トラップの端に到達することがないように変更されることが好ましい。この汚染粒子の伝播方向の変更は、この汚染トラップの上流で実施される。
いくつかの実施例を図6〜図8bを参照しながら示すことにする。
図6に第1の実施例を示す。図6において、他の図と同様な参照番号は、同じ構成要素について言及したものである。
図6は、このリソグラフィ投影装置にはガス供給機構62が設けられていることを示している。このガス供給機構62は、複数の穴が開けられた管路45に接続されている。このガス供給機構62はまた、他の2つの管路54、58にも接続されている。これらの管路54、58にも穴が開けられている。この図は、複数のプレート部材52が設けられた汚染トラップ50も示している。これらのプレート部材52は、放射状に向けられており、すなわちこれらのプレート部材は、光学軸Oで一致する共通の交差線を共有している。したがって、その線源SOで生成されるEUV放射は、隣接するプレート部材52の間の空間を通って自由に伝播することができるのに対して、汚染粒子がこの汚染トラップ50の内部での衝突によってさらにランダムな方向を得ることができるので、これら汚染粒子は、これらのプレート部材52によって捕捉することができる。
この管路45中の穴は、反対方向の2つのガス・フロー47、49が生成されるように方向づけられている。これらのガス・フロー47、49中のガス粒子は、その放射ビーム内に存在するこれら汚染粒子と衝突し、これらの汚染粒子が、この汚染トラップ50に入ると矢印33、35で示されるような速度方向をもつ機会が高くなるような方向の速度成分をこれらの汚染粒子に提供することになる。したがって、これらのプレート部材52のうちの1つによって捕捉される機会がさらに高くなる。これらのガス・フロー47、49は、ドレイン・ユニット64によって排出されることになる。
図6に示すような構成では、この追加の速度成分がこの垂直なプレート部材にほぼ平行なので、このガス・フロー47及び49は、この汚染トラップ50の上部又は下部に入るこれらの汚染粒子がこれらのプレート部材52のうちの1つに衝突しないか又はほとんど衝突しないようにこれらの汚染粒子に速度成分を提供することになる。
したがって、一実施例において、図6による構成には、以上で言及した管路54、58、及びこの汚染トラップ50の外部の追加の垂直プレート部材53が設けられている。この追加プレート部材53の両側では、管路54及び58が、この追加のプレート部材53に直角方向にガス・フロー56、60をそれぞれ生成している。これらのガス・フロー56、60は、管路54、58と、この追加プレート部材53の間の区域に存在する汚染粒子に、これらの汚染粒子がこの追加プレート部材53にぶつかる機会が高まるように追加の速度成分を提供する。次いで、この追加プレート部材53は、まるでプレート部材が一種の「コサイン放熱器」であるかのようにその表面上に衝突するガス粒子を散乱する。この散乱されたガス粒子は、ガス・フローの向きを変える役割を果たすことができる。
ガス・フロー47、49と同様に、このガス・フロー56、60もドレイン・ユニット64によって排出される。もちろん、1つのドレイン・ユニット64の代わりに、いくつかのドレイン・ユニットを使用することができる。同様にして、1つのガス供給機構62の代わりにいくつかのガス供給機構を使用することもできる。
この追加のプレート部材53をこの管路54及び58なしに使用することができることも分かる。たとえその場合でも、ガス粒子の中には、この追加プレート部材53にぶつかり、まるでこの追加プレート部材が「コサイン放熱器」であるかのように散乱されるものがある。
同様に、これらの管路54及び58が使用されるときに、必ずしもこの垂直プレート部材53を使用する必要があるわけではない。これらの管路54及び58は、この汚染トラップ50の下部ダクト及び上部ダクトに最終的に入ることになる汚染粒子に、これら汚染粒子がこれらのプレート部材52のうちの1つにぶつかるように追加の速度成分を与えることができる。
同様に、垂直プレート部材53もこのガス・フロー56、60もなしにこれらのガス・フロー47、49を使用することもできる。
他の汚染トラップでは、汚染粒子の方向変更機構の実装をさらに簡単にすることができる。図7a〜7cは、代替汚染トラップ55の異なる図を示すものである。
この汚染トラップ55には、複数の組のプレート部材59が設けられる。これらの組は、多角形に配置される。1組の内部のこれらのプレート部材59は、放射源SOと交差する交差線を有し光学軸Oに直角になるように配置される。隣接した組のこれらプレート部材59は、中間壁57によって支持される。
図7aは、汚染トラップ55の背面図、すなわちこの光学軸Oに沿って放射源SOの方向を見た図を示している。その中心において、この汚染トラップにはシールド61が設けられている。
図7bは、図7aに示す装置の線VIIc−VIIcに沿った断面を示しており、汚染トラップ55の後側が上側に示されている。その前側にはその中心に位置して汚染トラップ55にシールド63が設けられている。これらのシールド61、63は、捕捉された汚染粒子によって生成された熱を簡単に排出できるように非常に良好な熱伝導率を有する材料を用いて接続されている。
図7cは、この汚染トラップ55の3−Dビューを示している。この図に示すように、この汚染トラップ55の上流にこの光学軸Oから放射方向にガスを供給する適切な穴が開けられた管路65が提供されている。したがって、この管路65が供給するガス・フローは、放射源SOから発生したこれら汚染粒子の方向を変えて、トラップ55に入ると、これらのプレート部材59のうちの1つに衝突する機会が非常に高くなるように速度成分を与える。図7cから明らかなように、放射状のガス・フローは生成するのが簡単である。
図8a及び8bは、本発明において使用することができる汚染トラップ67のさらなる実施例を示している。図8aのこの汚染トラップ67は、放射源SOと交差する共通の交差線を有する1組のプレート部材69を備えている。この点で、このプレート部材69は、この1組が、その場合にこの汚染トラップ67の体積全体を満たすとすれば、図7a〜7cによる構成の組のうちの1組として見ることもできる。
この放射源SOから発生する汚染粒子は、この汚染トラップ67に入るときにプレート部材69のうちの1つにぶつかる機会が大きくなるように簡単に方向を変えることができる。一構成を図8aに示しており、この構成は、適切な穴が開けられて単方向のガス・フローを提供する複数の管路71、73、75を備えている。この単方向ガス・フローは、これらの管路71、73、75が生成するガス・フローと衝突した後の汚染粒子が、これらのプレート部材69のうちの1つに向かうように追加の速度成分が与えられるように方向づけられる。
図8bは、図8aによる構成の平面図をこの汚染トラップ67の断面と共に示している。
本発明の特定の実施例について以上で説明してきたが、本発明は、説明した以外の方法などでも実施することができることを理解されたい。この説明は、本発明を限定するものではない。
例えば、当業者には明らかなように、他の汚染トラップ設計もまた可能である。ここで本実施例に示したプレート部材は、平坦な表面を有している。しかし、本発明は平坦なプレート部材をもつ汚染トラップに限定されるものではない。これらのプレート部材は、曲がっていてもよい。
さらに、図7a〜7cは、8つのセグメントを有する多角形を示している。もちろん、他のセグメント数を使用することができる。
本発明は、適切な穴が開けられた管路を用いて方向づけられたガス・フローを生成するように示しているが、方向づけられたガス・フローは、当業者に知られているどのような方法で生成することもできる。
さらに、当業者には明らかなように、図面は、すべての細部を示してはいないという意味で概略的である。例えば図6におけるガス供給機構62及びガス・ドレイン・ユニット64は、コンピュータのような適切な制御ユニットに接続することができる。さらに、図7c、図8a及び図8bに示した管路65、71、73、75は、ガス供給機構62にも接続され、このガス供給機構は、コンピュータのような適切な制御ユニットによって制御することができる。また、図7a〜7c、8a〜8bによる実施例においては、この汚染トラップから上流にある空間からガスを排出する適切なガス・ドレイン・ユニット64が設けられることになる。
上述の本発明の主要な利点の1つは、汚染粒子方向変更機構を有するこの汚染トラップは、古典的な汚染トラップに対する場合よりもフォトリソグラフィ装置に対してロードされるガスを少なくすることができ、一方で汚染粒子の抑制がさらに良好になることである。さらに、比較的低いガス圧力で十分なので、フローの方向変更と汚染トラップを組み合せた場合には、フローの方向変更だけの場合に比べて有利となる。この汚染粒子では、この汚染トラップ内のこれらのプレート部材のうちの1つによって捕捉される機会が非常に高くなるために、わずかな程度で方向変更する必要があるにすぎなくなる。このガス圧力及びガス・フロー速度の実施例では、0.1〜1パスカル(10−3〜10−2ミリバール)の間の低圧では、ガス・フロー速度が1〜100sccmであるのに対して、10パスカル(10−1ミリバール)の程度の高圧では、ガス・フロー速度が100〜1000sccmになることもある。
図3、図4a及び図4bに示す実施例は、汚染粒子がこの汚染トラップ9のこれらのプレート部材のうちの1つと衝突する機会が高まるように、ナノ粒子30が適切な速度成分をこれらの汚染粒子に与えることもできるので、汚染粒子の方向変更機構としても使用することができることが分かる。
以上で提供した説明は主として、低圧型の場合、すなわち汚染粒子が大きな平均自由行程を有する場合に有効である。しかし、高圧、例えば10パスカル(0.1ミリバール)においても、指向性フローを使用することが可能である。この場合には、この指向性フローにより、飛散物のクラスタ(より大きな汚染粒子)の方向を変えることができる。1回の衝突ではほとんど方向が変わらないさらに大きな重い粒子でも、多数回のこれらの方向を変える衝突が起こり、これら多数回の衝突の効果が累積されることにより、依然としてより高圧の指向性ガス・フローによって方向を変更することができる。
参考文献
[BOU93]A.Bouchoule、及びL.Boufendi、Plasma Sources Sci、Technol.、Vol.2、p.204〜213、(1993)
[McI89]T.J.McIntyre、及びG.G.Via、J.Vac.Sci.Technol.B 7(6)、p.1927〜1932、(1989)
[PET00]Yu.I.Petrov、及びA.E.Shafranovsky、Bull.Rus Acad.Sci、Vol.64、No.8、p.1236〜1244、(2000)
[STO94]E.Stoffels、及びW.W.Stoffels、thesis Eindhoven University of Technology、(1994)
本発明の一実施例によるリソグラフィ投影装置を示す図である。 図1のリソグラフィ投影装置のある一部分をより詳細に示す図である。 ナノ粒子を用いて飛散物を捕捉するように設計された、本発明の一実施例を示す図である。 図3の構成においてナノ粒子を供給する供給ユニットを示す図である。 図3の構成においてナノ粒子を供給する供給ユニットを示す図である。 本発明によって解決される問題を示す、汚染粒子の伝播方向を概略的に示す図である。 本発明によって解決される問題を示す、汚染粒子の伝播方向を概略的に示す図である。 粒子フローを用いて汚染粒子の方向が変えられる、本発明による構成の第1の実施例を示す図である。 図6の構成においてそこに示された汚染トラップの代わりに使用することができる汚染トラップを示す図である。 図6の構成においてそこに示された汚染トラップの代わりに使用することができる汚染トラップを示す図である。 図6の構成においてそこに示された汚染トラップの代わりに使用することができる汚染トラップを示す図である。 他の粒子フローを用いて汚染粒子の方向が変えられる構成中で使用することができるさらなる代替汚染トラップの異なる表示を示す図である。 他の粒子フローを用いて汚染粒子の方向が変えられる構成中で使用することができるさらなる代替汚染トラップの異なる表示を示す図である。
符号の説明
C ターゲット部分
IF1 位置センサ
IF2 位置センサ
IL 照明システム
M1 マスク合わせマーク
M2 マスク合わせマーク
MA パターン化手段
MT 第1の支持構造
O 光学軸
P1 基板合わせマーク
P2 基板合わせマーク
PB 投影ビーム
PL 投影システム
PM 第1の位置決め手段
PW 第2の位置決め手段
SO 放射源
W 基板
WT 基板テーブル
1 リソグラフィ投影装置
2 放射システム
3 放射ユニット
4 照明光学ユニット
7 線源チャンバ
8 コレクタ・チャンバ
9 ガス・バリア構造、汚染トラップ
10 放射コレクタ
11 回折格子スペクトル・フィルタ
12 仮想線源ポイント
13 入射反射器
14 入射反射器
16 投影ビーム
17 パターン化ビーム
17 入り口
18 反射エレメント
19 反射エレメント
19 中間部分
20 壁
21 出口
22 供給ユニット、超音波ノズル
23 対称軸
24 ゲッタ粒子フロー
25 スルーホール
26 ドレイン・ユニット
27i 入力ガス・フロー
27o 出力ガス・フロー
28 矢印
29 プレート部材
30 ゲッタ粒子
31 プレート部材
33 可能性のある伝播方向
34 汚染粒子
35 可能性のある伝播方向
37 斜線区域
37 別の伝播方向
41 斜線区域
43 斜線区域
45 管路
47 ガス・フロー
49 ガス・フロー
50 汚染トラップ
52 プレート部材
53 追加垂直プレート部材
54 管路
55 汚染トラップ
56 ガス・フロー
57 中間壁
58 管路
59 プレート部材
60 ガス・フロー
61 シールド
62 ガス供給機構
63 シールド
64 ドレイン・ユニット
65 管路
67 汚染トラップ
69 プレート部材
71 管路
73 管路
75 管路

Claims (17)

  1. 放射投影ビームを提供するための放射システムと、
    所望のパターンに従って前記投影ビームをパターン化する役割を果たすパターン化手段を支持するための支持構造と、
    基板を保持するための基板テーブルと、
    前記基板のターゲット部分上に前記パターン化されたビームを投影するための投影システムと
    を備え、
    前記投影ビーム中の汚染粒子を吸着させるゲッタとしての役割を果たすようにするために、前記放射投影ビーム中に少なくとも1nmの直径を有する固体又は液体のゲッタ粒子を供給するための粒子供給ユニット(22)を備えることを特徴とするリソグラフィ投影装置。
  2. 前記粒子供給ユニット(22)が、自由に移動するゲッタ粒子として前記ゲッタ粒子を供給するように構成される、請求項1に記載のリソグラフィ投影装置。
  3. 前記ゲッタ粒子が、1000nmの上限の直径を有する、請求項1又は2に記載のリソグラフィ投影装置。
  4. 前記放射システムが、例えば約13.5nmの波長を有するEUV放射を生成する放射源を有する、請求項1から3までのいずれかに記載のリソグラフィ投影装置。
  5. 前記ゲッタ粒子は、Si、Si、SiO、Al、C、Mo、Sn、Ru、Zr、Fe、Au、液体N、液体CO、液体HO、SiC、Xe、Ar及びKrを有する群から選択される、請求項1から4までのいずれかに記載のリソグラフィ投影装置。
  6. 前記粒子供給ユニット(22)が、超音波ノズルを備える、請求項1から5までのいずれかに記載のリソグラフィ投影装置。
  7. 前記超音波ノズルが、前記リソグラフィ装置中に1パスカルと10パスカルの間の圧力で前記ゲッタ粒子を供給するための出口を有する、請求項6に記載のリソグラフィ投影装置。
  8. 前記リソグラフィ投影装置には、汚染トラップ(9)も設けられ、前記粒子供給ユニット(22)が、前記放射投影ビームの伝播方向に対して前記汚染トラップ(9)から上流の空間内に前記ゲッタ粒子を供給するように配置されている、請求項1から7までのいずれかに記載のリソグラフィ投影装置。
  9. 放射投影ビームを提供するための放射システムと、
    所望のパターンに従って前記投影ビームをパターン化する役割を果たすパターン化手段を支持するための支持構造と、
    基板を保持するための基板テーブルと、
    前記基板のターゲット部分上に前記パターン化されたビームを投影するための投影システムと、
    前記放射投影ビーム中に存在し汚染トラップ(9;50;55;67)に向かっている汚染粒子を捕捉するための少なくとも1つのプレート部材(52;57、59;69)が設けられた汚染トラップ(9;50;55;67)と、
    前記放射投影ビーム中に固体又は液体の粒子を提供する粒子供給ユニット(22;45、54、58;65;71)と
    を備え、
    前記固体又は液体の粒子が前記汚染トラップ(9;50;55;67)に向かう汚染粒子と衝突して前記汚染粒子に前記少なくとも1つのプレート部材(52;57、59;69)に直角な方向への速度成分を提供するように、前記粒子供給ユニットが、前記放射投影ビームの伝播方向に対して前記汚染トラップから上流にある空間内の前記放射投影ビーム中に固体又は液体の粒子を供給するように配置されていることを特徴とするリソグラフィ投影装置。
  10. ガス供給ユニット(62)に接続され穴が開けられた少なくとも1つの供給管路(45、54、58;65;71、73、75)を備える、請求項9に記載のリソグラフィ投影装置。
  11. 前記粒子供給ユニット(22)が、1〜1000nmの間の直径を有する粒子を前記放射投影ビーム中に供給するように構成される、請求項9に記載のリソグラフィ投影装置。
  12. 前記放射システムが、例えば約13.5nmの波長を有するEUV放射を生成する放射源を有する、請求項9から11までのいずれかに記載のリソグラフィ投影装置。
  13. 前記汚染トラップ(50)が、各プレート部材が別個の平面内に配置され、すべての別個の平面が1本の共通の交差軸を有する1組のプレート部材(52)を備え、前記交差軸が、前記放射投影ビームを生成する放射源(SO)と交差する光学軸(O)と一致する、請求項9から12までのいずれかに記載のリソグラフィ投影装置。
  14. 前記汚染トラップ(55;67)が、各プレート部材が別個の平面内に配置され、1組のうちのすべての別個の平面が1本の共通の交差軸を有する少なくとも1組のプレート部材(59;69)を備え、前記交差軸が、前記放射投影ビームを生成する放射源(SO)と交差し、前記放射源(SO)と交差する光学軸(O)に直角である、請求項9から12までのいずれかに記載のリソグラフィ投影装置。
  15. 前記汚染トラップ(55)が、多角形の配列で配置される複数組のプレート部材(59)を備える、請求項14に記載のリソグラフィ投影装置。
  16. 放射感受性材料層によって少なくとも部分的にカバーされた基板を提供する工程と、
    放射システムを使用して放射投影ビームを提供する工程と、
    パターン化手段を使用して前記投影ビームにその断面内のパターンを与える工程と、
    前記放射感受性材料層のターゲット部分上に前記放射パターン化ビームを投影する工程と
    を含み、
    前記放射投影ビーム中に少なくとも1nmの直径を有する固体又は液体のゲッタ粒子を供給して前記投影ビーム中の汚染粒子を吸着させるゲッタとしての役割を果たすようにすることを特徴とするデバイス製造方法。
  17. 放射感受性材料層によって少なくとも部分的にカバーされた基板を提供する工程と、
    放射システムを使用して放射投影ビームを提供する工程と、
    前記放射投影ビーム中に存在し少なくとも1つのプレート部材(52;57、59:69)が設けられた汚染トラップ(9;50;55;67)に向かっている汚染粒子を捕捉する工程と、
    粒子供給ユニット(22;45、54、58;65;71)を用いて、前記放射投影ビーム中に固体又は液体の粒子を提供する工程と、
    パターン化手段を使用して前記投影ビームにその断面内のパターンを与える工程と、
    前記放射感受性材料層のターゲット部分上に前記放射パターン化ビームを投影する工程と
    を含み、
    前記固体又は液体の粒子が前記汚染トラップに向かう汚染粒子と衝突して前記少なくとも1つのプレート部材(52;57、59;69)に直角な方向への速度成分を前記汚染粒子に提供するように、前記放射投影ビームの伝播方向に対して前記汚染トラップから上流にある空間内の前記放射投影ビームに固体又は液体の粒子を供給することを特徴とするデバイス製造方法。
JP2004325789A 2003-11-11 2004-11-10 汚染を抑制したリソグラフィ装置、デバイス製造方法、及びこれらによって製造されたデバイス Expired - Fee Related JP4222996B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP03078552 2003-11-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005150721A JP2005150721A (ja) 2005-06-09
JP4222996B2 true JP4222996B2 (ja) 2009-02-12

Family

ID=34626395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004325789A Expired - Fee Related JP4222996B2 (ja) 2003-11-11 2004-11-10 汚染を抑制したリソグラフィ装置、デバイス製造方法、及びこれらによって製造されたデバイス

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7061574B2 (ja)
JP (1) JP4222996B2 (ja)
KR (1) KR100694572B1 (ja)
CN (1) CN100555082C (ja)
SG (1) SG112047A1 (ja)
TW (1) TWI282488B (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6963071B2 (en) * 2002-11-25 2005-11-08 Intel Corporation Debris mitigation device
SG118268A1 (en) * 2003-06-27 2006-01-27 Asml Netherlands Bv Laser produced plasma radiation system with foil trap
JP2005190904A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Ushio Inc 極端紫外光源
WO2005096099A2 (en) * 2004-03-31 2005-10-13 Philips Intellectual Property & Standards Gmbh Removal of particles generated by a radiation source
US7145631B2 (en) * 2004-12-27 2006-12-05 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus, illumination system and method for mitigating debris particles
US7145132B2 (en) * 2004-12-27 2006-12-05 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus, illumination system and debris trapping system
US7279690B2 (en) * 2005-03-31 2007-10-09 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
CN101218543A (zh) * 2005-06-14 2008-07-09 皇家飞利浦电子股份有限公司 具有改进气体分布的碎片抑制系统
US7397056B2 (en) * 2005-07-06 2008-07-08 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus, contaminant trap, and device manufacturing method
DE102005048670B3 (de) * 2005-10-07 2007-05-24 Xtreme Technologies Gmbh Anordnung zur Unterdrückung von unerwünschten Spektralanteilen bei einer plasmabasierten EUV-Strahlungsquelle
US7465943B2 (en) * 2005-12-08 2008-12-16 Asml Netherlands B.V. Controlling the flow through the collector during cleaning
US7442948B2 (en) * 2006-05-15 2008-10-28 Asml Netherlands B.V. Contamination barrier and lithographic apparatus
US7696493B2 (en) * 2006-12-13 2010-04-13 Asml Netherlands B.V. Radiation system and lithographic apparatus
US7696492B2 (en) * 2006-12-13 2010-04-13 Asml Netherlands B.V. Radiation system and lithographic apparatus
US7671348B2 (en) * 2007-06-26 2010-03-02 Advanced Micro Devices, Inc. Hydrocarbon getter for lithographic exposure tools
US7629593B2 (en) * 2007-06-28 2009-12-08 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus, radiation system, device manufacturing method, and radiation generating method
ITMI20080282A1 (it) 2008-02-22 2009-08-23 Getters Spa Apparato per litografia con radiazione nell'uv estremo con un elemento assorbitore di idrocarburi comprendente un materiale getter
DE102008031650B4 (de) 2008-07-04 2010-04-29 Xtreme Technologies Gmbh Anordnung zur Debrisunterdrückung in einer plasmabasierten Strahlungsquelle zur Erzeugung kurzwelliger Strahlung
US8891058B2 (en) * 2008-07-18 2014-11-18 Koninklijke Philips N.V. Extreme UV radiation generating device comprising a contamination captor
KR101697610B1 (ko) * 2008-09-11 2017-01-18 에이에스엠엘 네델란즈 비.브이. 방사선 소스 및 리소그래피 장치
DE102009045008A1 (de) * 2008-10-15 2010-04-29 Carl Zeiss Smt Ag EUV-Lithographievorrichtung und Verfahren zum Bearbeiten einer Maske
JP5559562B2 (ja) 2009-02-12 2014-07-23 ギガフォトン株式会社 極端紫外光光源装置
CN102248606A (zh) * 2011-06-21 2011-11-23 哈尔滨工业大学 利用紫外激光划切蓝宝石晶圆表面的加工方法
CN103237401A (zh) * 2013-04-01 2013-08-07 哈尔滨工业大学 一种去除毛细管放电极紫外光刻光源中碎屑的除屑系统
NL2013493A (en) 2013-10-16 2015-04-20 Asml Netherlands Bv Radiation source, lithographic apparatus device manufacturing method, sensor system and sensing method.
DE102015207140A1 (de) * 2015-04-20 2016-10-20 Carl Zeiss Smt Gmbh Spiegel, insbesondere für eine mikrolithographische Projektionsbelichtungsanlage
JP7248649B2 (ja) * 2017-07-28 2023-03-29 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. 粒子トラップおよび粒子抑制用バリア
JP7496759B2 (ja) 2020-10-30 2024-06-07 ギガフォトン株式会社 スズトラップ装置、極端紫外光生成装置、及び電子デバイスの製造方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10221499A (ja) 1997-02-07 1998-08-21 Hitachi Ltd レーザプラズマx線源およびそれを用いた半導体露光装置並びに半導体露光方法
NL1008352C2 (nl) 1998-02-19 1999-08-20 Stichting Tech Wetenschapp Inrichting, geschikt voor extreem ultraviolet lithografie, omvattende een stralingsbron en een verwerkingsorgaan voor het verwerken van de van de stralingsbron afkomstige straling, alsmede een filter voor het onderdrukken van ongewenste atomaire en microscopische deeltjes welke door een stralingsbron zijn uitgezonden.
US6614505B2 (en) * 2001-01-10 2003-09-02 Asml Netherlands B.V. Lithographic projection apparatus, device manufacturing method, and device manufactured thereby
US6714624B2 (en) * 2001-09-18 2004-03-30 Euv Llc Discharge source with gas curtain for protecting optics from particles
US6963071B2 (en) * 2002-11-25 2005-11-08 Intel Corporation Debris mitigation device
US6888297B2 (en) * 2002-12-19 2005-05-03 Euv Llc Method and apparatus for debris mitigation for an electrical discharge source
US7230258B2 (en) * 2003-07-24 2007-06-12 Intel Corporation Plasma-based debris mitigation for extreme ultraviolet (EUV) light source
US7167232B2 (en) * 2003-12-30 2007-01-23 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and radiation source comprising a debris-mitigation system and method for mitigating debris particles in a lithographic apparatus
US7251012B2 (en) * 2003-12-31 2007-07-31 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus having a debris-mitigation system, a source for producing EUV radiation having a debris mitigation system and a method for mitigating debris

Also Published As

Publication number Publication date
US7061574B2 (en) 2006-06-13
CN1637619A (zh) 2005-07-13
JP2005150721A (ja) 2005-06-09
SG112047A1 (en) 2005-06-29
TWI282488B (en) 2007-06-11
KR20050045876A (ko) 2005-05-17
TW200527156A (en) 2005-08-16
KR100694572B1 (ko) 2007-03-13
US20050122491A1 (en) 2005-06-09
CN100555082C (zh) 2009-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4222996B2 (ja) 汚染を抑制したリソグラフィ装置、デバイス製造方法、及びこれらによって製造されたデバイス
KR100666746B1 (ko) 리소그래피 투영장치, 디바이스 제조방법 및 그 디바이스
JP4105616B2 (ja) リソグラフ投影装置およびこの装置用の反射鏡アセンブリ
JP4950085B2 (ja) 放射システム、リソグラフィ投影装置、デバイス製造方法、及び汚染バリア
EP1391785B1 (en) Lithographic projection apparatus with a particle barrier
JP5055310B2 (ja) リソグラフィ機器、放射システム、汚染物質トラップ、デバイスの製造方法、及び汚染物質トラップ内で汚染物質を捕らえる方法
JP3828889B2 (ja) 伸張可能な薄膜を備える汚染バリヤ
EP1223468B1 (en) Lithographic projection apparatus and device manufacturing method
KR20020077521A (ko) 조명 시스템, 리소그래피 투영 장치 및 디바이스 제조 방법
EP1381919A1 (en) Euv-transparent interface structure
KR20100085045A (ko) 리소그래피 장치 및 디바이스 제조 방법
JP3662574B2 (ja) リソグラフィ投影装置および上記装置に使うためのレフレクタ組立体
US8547525B2 (en) EUV radiation generation apparatus
JP3813959B2 (ja) 複数の抑制メッシュを備えたリトグラフ投影装置
JP4073904B2 (ja) 動的保護層をミラーに供給する方法及び装置
EP1531365A1 (en) Lithographic apparatus with contamination suppression

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060904

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20070531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080729

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081031

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131128

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees