JP4222901B2 - データ処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、データ処理装置に関し、特にたとえば記録媒体の第1ファイルに格納されたデータを内部メモリを介して記録媒体の第2ファイルに転送する、データ処理装置に関する。
従来のこの種のデータ処理装置の一例が、特許文献1に開示されている。この従来技術によれば、記録媒体に記録されたAVIファイルを編集するとき、記録媒体内に別のAVIファイルが新規に作成され、編集元のAVIファイルに格納されたデータが内部メモリを利用して所定量ずつ編集先のAVIファイルに転送される。編集元のAVIファイルに格納されたデータは、1回の転送が完了する毎に所定量ずつ削除される。これによって、記録媒体の空き容量が不十分なときでも、AVIファイルを適切に編集することができる。
特開2000−207875号公報[G11B 27/02,G06T 1/60,H04N 5/907,H04N5/907]
しかし、従来技術では、編集元のAVIファイルおよび編集先のAVIファイルの両方をオープンしているため、ファイルの管理が煩雑になるという問題がある。ここで、各々のAVIファイルを選択的にオープンするようにすれば、ファイルの管理が容易になるが、転送を実行する毎に一方のAVIファイルのオープン処理および他方のAVIファイルのクローズ処理が必要となり、編集に時間がかかる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、ファイルを容易に管理でき、かつデータ処理に要する時間を短縮できる、データ処理装置を提供することである。
請求項1の発明に従うデータ処理装置は、記録媒体の第1ファイルに格納されたデータの一部のみを内部メモリを介して記録媒体の第2ファイルに転送する機能を有するデータ処理装置において、記録媒体から内部メモリへのデータ転送である第1データ転送を行うとき第1ファイルをオープンしかつ第2ファイルをクローズする第1ファイル制御手段、内部メモリから記録媒体へのデータ転送である第2データ転送を行うとき第1ファイルをクローズしかつ第2ファイルをオープンする第2ファイル制御手段、および第1ファイルに格納されたデータの一部のみを内部メモリを介して第2ファイルに転送する際に、データ転送態様を第1データ転送と第2データ転送との間で切り換えるタイミングを内部メモリの空き容量に基づいて制御するタイミング制御手段を備えることを特徴とする。
請求項1の発明では、記録媒体から内部メモリへのデータ転送である第1データ転送を行うときは、第1ファイル制御手段によって第1ファイルがオープンされかつ第2ファイルがクローズされる。内部メモリから記録媒体へのデータ転送である第2データ転送を行うときは、第2ファイル制御手段によって第1ファイルをクローズされかつ第2ファイルがオープンされる。タイミング制御手段は、第1ファイルに格納されたデータの一部のみを内部メモリを介して第2ファイルに転送する際に、データ転送態様を第1データ転送と第2データ転送との間で切り換えるタイミングを内部メモリの空き容量に基づいて制御する。
第1ファイルおよび第2ファイルは選択的にオープンされるため、ファイル管理が容易になる。また、第1データ転送および第2データ転送の切り換えタイミングが内部メモリの空き容量に基づいて制御されるため、オープン/クローズに起因する処理時間の長期化を抑えることができる。
請求項2の発明に従うデータ処理装置は請求項1に従属し、タイミング制御手段は、内部メモリの空き容量が閾値を下回ったときデータ転送態様を第2データ転送に切り換える。
請求項3に記載の発明に従うデータ処理装置は請求項1または2に従属し、不揮発性メモリは内部メモリの最大容量を記憶する。算出手段は、不揮発性メモリに記憶された最大容量に基づいて内部メモリの空き容量を算出する。請求項3の発明では、内部メモリの最大容量の変更に容易に対応できる。
請求項4の発明に従うデータ処理装置は請求項1ないし3のいずれかに従属し、第1ファイルに格納されたデータは、複数画面の画像データを含む画像ユニットと複数画面に相当する音声データを含む音声ユニットとが交互に配置された複合データである。請求項4の発明では、上述のようなデータ転送によって画像データおよび音声データを含むファイルの編集が実現される。
請求項5の発明に従うデータ処理装置は請求項4に従属し、複数画面を単位として第1データ転送を実行する転送実行手段をさらに備える。請求項5の発明では、次回のデータ転送によって内部メモリの空き容量がどの程度減少するかを容易に予測することができる。
請求項6の発明に従うデータ処理装置は請求項4または5に従属し、任意の画面の選択を受け付ける受け付け手段、および任意の画面を含む画像ユニットの先頭画面を第1データ転送を開始する画面として決定する決定手段をさらに備える。請求項6の発明では、ユニット毎のデータ転送が可能となり、処理速度が向上する。
請求項7の発明に従う転送制御プログラムは、記録媒体の第1ファイルに格納されたデータの一部のみを内部メモリを介して記録媒体の第2ファイルに転送する機能を有するデータ処理装置によって実行される転送制御プログラムであって、記録媒体から内部メモリへのデータ転送である第1データ転送を行うとき第1ファイルをオープンしかつ第2ファイルをクローズする第1ファイル制御ステップ、内部メモリから記録媒体へのデータ転送である第2データ転送を行うとき第1ファイルをクローズしかつ第2ファイルをオープンする第2ファイル制御ステップ、および第1ファイルに格納されたデータの一部のみを内部メモリを介して第2ファイルに転送する際に、データ転送態様を第1データ転送から第2データ転送に切り換えるタイミングを内部メモリの空き容量に基づいて制御するタイミング制御ステップを備える。
請求項7の発明では、記録媒体から内部メモリへのデータ転送である第1データ転送を行うときは、第1ファイル制御ステップによって第1ファイルがオープンされかつ第2ファイルがクローズされる。内部メモリから記録媒体へのデータ転送である第2データ転送を行うときは、第2ファイル制御ステップによって第1ファイルをクローズされかつ第2ファイルがオープンされる。タイミング制御ステップでは、第1ファイルに格納されたデータの一部のみを内部メモリを介して第2ファイルに転送する際に、データ転送態様を第1データ転送と第2データ転送との間で切り換えるタイミングが、内部メモリの空き容量に基づいて制御される。
第1ファイルおよび第2ファイルは選択的にオープンされるため、ファイル管理が容易になる。また、第1データ転送および第2データ転送の切り換えタイミングが内部メモリの空き容量に基づいて制御されるため、オープン/クローズに起因する処理時間の長期化を抑えることができる。
この発明によれば、第1ファイルおよび第2ファイルが選択的にオープンされるため、ファイル管理が容易になる。また、第1データ転送および第2データ転送の切り換えタイミングが内部メモリの空き容量に基づいて制御されるため、オープン/クローズに起因する処理時間の長期化を抑えることができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この実施例のディジタルカメラ10はイメージセンサ12を含む。被写界の光学像は、図示しない光学レンズを介してイメージセンサ12の受光面に照射される。
オペレータが操作パネル42に設けられたモード切換スイッチ42mdよってカメラモードを選択すると、CPU40によってスルー画像処理が実行される。イメージセンサ12は被写界の生画像信号を出力し、CDS/AGC/AD回路14は出力された生画像信号にノイズ除去,レベル調整およびA/D変換の一連の処理を実行する。CDS/AGC/AD回路14からは、ディジタル信号である生画像データが出力される。信号処理回路16は、出力された生画像データに白バランス調整,色分離,YUV変換などの信号処理を施し、これによってYUV形式の画像データが生成される。生成された画像データは、メモリ制御回路32によってSDRAM30に書き込まれる。
ビデオエンコーダ22は、SDRAM30に格納された画像データをメモリ制御回路32を通して読み出し、読み出された画像データをコンポジット画像信号に変換する。変換されたコンポジット画像信号はLCD24に与えられ、この結果、被写界のリアルタイム動画像(スルー画像)が画面に表示される。
操作パネル42に設けられたシャッタボタン42stがオペレータによって操作されると、CPU40は、JPEGコーデック34に圧縮命令を与え、信号処理回路20を能動化する。
JPEGコーデック34は、圧縮命令が与えられたとき、メモリ制御回路32を通してSDRAM30から1フレームの画像データを読み出し、読み出された画像データにJPEG圧縮を施し、そしてJPEG圧縮によって生成された圧縮画像データをメモリ制御回路32を通してSDRAM30に書き込む。信号処理回路20は、マイクロフォン18を通して入力された音声信号に所定の処理を施し、これによって得られた音声データをメモリ制御回路32を通してSDRAM30に書き込む。
シャッタボタン42stが再度押されない限り、CPU32は、JPEGコーデック34に圧縮命令を繰り返し与え、信号処理回路20を能動化し続ける。これによって、圧縮画像データおよび音声データがSDRAM30に蓄積されていく。
メモリカード38には、最初のシャッタボタン42stの操作に応答してQuickTimeファイルが新規に作成される。CPU40は、上述の圧縮処理の出力と並行して、SDRAM30に蓄積された圧縮画像データおよび音声データをメモリ制御回路32を通して読み出す。読み出された圧縮画像データおよび音声データは、I/F36を通してメモリカード38に与えられる。
SDRAM30からは15フレームの圧縮画像データおよび1秒分の音声データが交互に読み出され、読み出された圧縮画像データおよび音声データは新規に作成されたQuickTimeファイルに書き込まれる。この結果、図2に示すように、15フレーム分の圧縮画像データからなる画像チャンクおよび1秒分の音声データからなる音声チャンクが交互に形成される。なお、この実施例では、15フレームの生成画像によって1秒分の動画像が形成され、1つの画像チャンクおよびこれに続く1つの音声チャンクが互いに対応する。
シャッタボタン42stがオペレータによって操作されると、CPU40は、信号処理回路20を不能化し、JPEGコーデック34への圧縮命令の出力を中止する。これによって、圧縮画像データおよび音声データの生成が終了し、その後、メモリカード38への圧縮画像データおよび音声データの書き込みが終了する。
圧縮画像データおよび音声データの書き込みが終了すると、総ファイルサイズ、総フレーム数、総音声サイズ、フレームレートなどの情報がファイルヘッダに書き込まれる。また、各フレームの圧縮画像データの開始アドレスおよび各々の音声チャンクの開始アドレスなどのインデックス情報がファイルフッタに書き込まれる。開始アドレスは、ファイルの先頭からのオフセットによって表現される。かかるインデックス情報によって、圧縮画像データが1フレーム毎に管理され、音声データが1秒毎に管理される。
オペレータがモード切換スイッチ42mdによって再生モードを選択し、かつファイル選択キー42fsによって所望のQuickTimeファイルを選択すると、CPU40は、メモリカード38に記録された所望のQuickTimeファイルから各フレームの圧縮画像データを読み出し、JPEGコーデック34に伸長命令を繰り返し与える。読み出された圧縮画像データは、メモリ制御回路32を通してSDRAM30に書き込まれ、その後、同じメモリ制御回路32を通してJPEGコーデック34に与えられる。
圧縮画像データはJPEG伸長を施され、伸長画像データはメモリ制御回路32を通してSDRAM30に書き込まれる。ビデオエンコーダ22は、伸長画像データをメモリ制御回路32を通して読み出し、読み出された伸長画像データをコンポジット画像信号に変換し、そして変換されたコンポジット画像信号をLCD24に与える。この結果、再生動画像が画面に表示される。
なお、所望のQuickTimeファイルに収納された音声データは、音声出力端子28にスピーカ(図示せず)が接続されたときに限り、D/A変換器26を介して出力される。
オペレータがモード切換スイッチ42mdによって編集モードを選択し、かつファイル選択キー42fsによって所望のQuickTimeファイルを編集元ファイルとして選択すると、CPU40は、この編集元ファイルについて所望の2つのフレームの選択をオペレータに促す。オペレータが画面選択キー42ssによって所望の2つのフレームを選択すると、CPU40は、この選択結果に基づいてクリップ開始フレームおよびクリップ終了フレームを決定する。具体的には、CPU40は、選択された2つのフレームの一方(フレーム番号が小さいフレーム)を含む画像チャンクの先頭フレームをクリップ開始フレームとして決定し、選択された2つのフレームの他方(フレーム番号が大きいフレーム)をクリップ終了フレームとして決定する。
CPU40は続いて、編集元ファイルをオープンし、クリップ開始フレーム以降のフレームに対応する圧縮画像データおよび音声データをチャンク単位でSDRAM30に転送する。圧縮画像データおよび音声データは、I/F36を通してメモリカード38の編集元ファイルから読み出され、メモリ制御回路32を通してSDRAM30に書き込まれる。ただし、SDRAM30の容量には限界があるため、1画像チャンクおよび1音声チャンクの転送が完了する毎にSDRAM30の空き容量が判別される。編集元ファイルからSDRAM30へのデータ転送は、空き容量が閾値を下回った時点で中断される。中断に際して、編集元ファイルはクローズされる。
CPU40はその後、QuickTimeファイルをメモリカード38内に新規に作成し、かつこの新規ファイルをオープンする。SDRAM30に格納された圧縮画像データおよび音声データは、メモリ制御回路32およびI/F36を経てメモリカード38に転送され、この新規ファイルに書き込まれる。SDRAM30に格納された全てのデータの転送が完了すると、新規ファイルがクローズされる。
上述のようなデータ転送処理は、クリップ終了フレームに対応する圧縮画像データおよび音声データが新規ファイルに格納されるまで繰り返し実行される。つまり、図3を参照して、編集元ファイルからSDRAM30へのデータ転送を“第1データ転送”と定義し、SDRAM30から新規ファイルへのデータ転送を“第2データ転送”と定義すると、第1データ転送および第2データ転送は、SDRAM30の空き容量によって規定されるタイミングで交互に実行される。したがって、データ転送態様の切り換え周期は、SDRAM30の容量が大きいほど長くなる。
CPU40は、編集モードが選択されたとき、図4〜図7に示すフロー図に従う処理を実行する。なお、このフロー図に対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ44に記憶されている。
まず図4のステップS1で、メモリカード38に記録された複数のQuickTimeファイルのいずれか1つを編集元ファイルとして選択する。ステップS3では、画面選択キー42ssの操作に従って、クリップ開始フレームおよびクリップ終了フレームを決定する。つまり、画面選択キー42ssの1回目の操作によって選択されたフレームが属する画像チャンクの先頭フレームをクリップ開始フレームとして決定し、画面選択キー42ssの2回目の操作によって選択されたフレームをクリップ終了フレームとして決定する。なお、クリップ開始フレーム番号およびクリップ終了フレーム番号をそれぞれ“STRT_FRM”および“END_FRM”と定義する。
ステップS5では、編集元ファイルのヘッダからフレームレート情報を取得し、編集元ファイルのフッタからインデックス情報を取得する。
ステップS7では、ステップS3で決定されたフレーム番号STRT_FRMおよびEND_FRMとステップS5で取得されたフレームレート情報およびインデックス情報とに基づいて、新規に作成するQuickTimeファイルつまり新規ファイルのリソース情報を作成する。作成されるリソース情報もまた、フレームレート情報およびインデックス情報を含む。フレームレート情報については、取得されたフレームレート情報がそのまま採用される。インデックス情報については、フレーム番号STRT_FRMおよびEND_FRMに基づいて新規ファイルに必要な一部のインデックス情報が抽出され、抽出されたインデックス情報が示すアドレス値がフレーム番号STRT_FRMに基づいて補正される。
ステップS9では、第1データ転送が既に完了したフレーム数を示す変数trns_frmを初期化し、ステップS11では、第1データ転送が完了したかどうかを識別する第1転送完了フラグをリセットする。ステップS13では編集元ファイルをオープンし、ステップS15では第1データ転送処理を行う。ステップS15の処理によって、編集元ファイルに格納されたデータの一部がメモリカード38からSDRAM30に転送される。第1データ転送処理が1回完了すると、ステップS17で編集元ファイルをクローズする。
ステップS19では、新規ファイルが既に作成されているかどうか判断する。ここでNOであれば、ステップS21で新規ファイルの作成処理およびオープン処理を行い、ステップS23でファイルヘッダをオープンされた新規ファイル内に作成する。一方、ステップS19でYESと判断されると、ステップS25で新規ファイルをオープンする。ステップS23またはS25の処理が完了すると、ステップS27で第2データ転送処理を実行する。これによって、SDRAM30に格納されたデータがメモリ制御回路32を通して読み出され、読み出されたデータがI/Fを通してメモリカード38内の新規ファイルに書き込まれる。
ステップS29では、新規ファイルへのクリップ終了フレームの書き込みが完了したかどうか判断する。ここでNOと判断されると、ステップS31で新規ファイルをクローズしてからステップS13に戻る。YESと判断されたときはステップS33に進み、ステップS7で作成したインデックス情報を含むファイルフッタを新規ファイルの末尾に書き込む。ファイルフッタの書き込みが完了すると、ステップS35で新規ファイルをクローズしてから上階層のルーチンに復帰する。
ステップS15の第1データ転送処理は、図6および図7に示すサブルーチンに従う。まず、ステップS41で転送済みサイズを示す変数trns_sizeを初期化し、ステップS43で数1に従って転送開始フレームを決定する。なお、転送開始フレーム番号をT_strt_frmと定義する。
Figure 0004222901
ステップS45では、転送すべき画像チャンクがクリップ終了フレームを含むか否かを判別する。具体的には、数2を満足するか否かを判別する。なお、“fps”はフレームレートを示す変数であり、ステップS5で取得したフレームレート情報に従って決定される。
Figure 0004222901
数2が満足されないときは、転送すべき画像チャンクがクリップ終了フレームを含んでいないとみなし、ステップS47に進む。ステップS47では、転送すべき画像チャンクおよびこれに続く音声チャンクの合計サイズを示す変数SZvaをステップS7で作成したリソース情報とステップS43で決定した転送開始フレームとに基づいて算出する。
ステップS49ではステップS43で決定した転送開始フレームに対応する画像チャンクの先頭アドレスをシークし、ステップS59では発見されたアドレス以降に存在するかつ変数SZvaに相当するサイズのデータをSDRAM30に転送する。変数SZvaに相当するサイズのデータは、I/F36を通してメモリカード38内の編集元ファイルから読み出され、メモリ制御回路32を通してSDRAM30に書き込まれる。転送が完了すると、数3に従って変数trns_sizeを更新する。
Figure 0004222901
一方、上述の数2が満足されるときは、ステップS51で第1転送完了フラグをセットし、ステップS53で転送すべき画像チャンクのサイズを示す変数SZvをステップS7で作成したリソース情報とステップS43で決定した転送開始フレームとに基づいて算出する。ステップS55では、転送すべき音声チャンクのサイズを示す変数SZaをステップS7で作成したリソース情報に基づいて算出する。
ステップS57では、転送開始フレームに対応する画像チャンクの先頭アドレスをシークし、ステップS63では発見されたアドレス以降に存在するかつ変数SZvに相当するサイズのデータをSDRAM30に転送する。ステップS65では転送開始フレームに対応する音声チャンクの先頭アドレスをシークし、ステップS67では発見されたアドレス以降に存在するかつ変数SZaに相当するサイズのデータをSDRAM30に転送する。ステップS63およびS67のいずれにおいても、データは、I/F36を通してメモリカード38内の編集元ファイルから読み出され、メモリ制御回路32を通してSDRAM30に書き込まれる。転送が完了すると、数4に従って変数trns_sizeを更新する。
Figure 0004222901
ステップS71では、転送済みフレーム数trns_frmを数5に従って更新する。
Figure 0004222901
ステップS73では第1転送完了フラグがセットされているか否かを判断し、NOであれば、ステップS75で数6に従ってSDRAM30の現時点の空き容量Vcapを算出する。なお、“Cap”は、SDRAM30の最大容量であり、具体的な数値はフラッシュメモリ44から検出される。これによって、SDRAM30の容量が機種毎に異なるときでも、共通の制御プログラムを適用できる。
Figure 0004222901
ステップS77では、算出された空き容量Vcapが閾値を下回っているかどうかを判断する。そして、NOと判断されると、空き容量Vcapは十分に存在するとみなし、ステップS43に戻る。これによって、メモリカード38からSDRAM30へのデータ転送が再度実行される。
第1転送完了フラグがセットされるか、あるいはSDRAM30の空き容量Vcapが閾値を下回ると、上階層のルーチンに復帰する。
以上の説明から分かるように、メモリカード38からSDRAM30へのデータ転送である第1データ転送を行うときは、編集元ファイルがオープンされ(S13)、新規ファイルがクローズされる(S31)。SDRAM30からメモリカード38へのデータ転送である第2データ転送を行うときは、編集元ファイルがクローズされ(S17)、新規ファイルがオープンされる(S25)。データ転送態様を第1データ転送と第2データ転送との間で切り換えるタイミングは、SDRAMの空き容量に基づいて制御される(S77)。
このように、編集元ファイルおよび新規ファイルは交互にオープンされるため、ファイル管理が容易になる。また、第1データ転送および第2データ転送の切り換えタイミングがSDRAM30の空き容量に基づいて制御されるため、オープン/クローズに起因する処理時間の長期化を抑えることができる。
また、SDRAM30の最大容量Capはフラッシュメモリ44から検出されるため、SDRAM30の容量が互いに異なる複数の機種に共通の制御プログラムを適用することができる。さらに、第1データ転送はチャンクを単位として実行されるため、次回のデータ転送によってSDRAM30の空き容量がどの程度減少するかを容易に予測することができる。さらに、画像チャンクの先頭フレームが必ずクリップ開始フレームとされるため、チャンク毎のデータ転送が可能となり、処理速度が向上する。
なお、この実施例では記録媒体としてメモリカードのような半導体メモリを採用しているが、これに代えてディスク記録媒体を採用するようにしてもよい。また、この実施例では、ディジタルカメラを用いて説明しているが、この発明はハードディスクビデオレコーダのような据え置き型の装置にも適用できる。
この発明の一実施例を示すブロック図である。 図1実施例によって作成されるQuickTimeファイルの構造の一例を示す図解図である。 編集モードにおける図1実施例の動作の一部を示す図解図である。 編集モードにおける図1実施例の動作の一部を示すフロー図である。 編集モードにおける図1実施例の動作の他の一部を示すフロー図である。 編集モードにおける図1実施例の動作のその他の一部を示すフロー図である。 編集モードにおける図1実施例の動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。
符号の説明
10…ディジタルカメラ
12…イメージセンサ
14,20…信号処理回路
18…マイクロフォン
22…ビデオエンコーダ
30…SDRAM
32…メモリ制御回路
34…JPEGコーデック
38…メモリカード
40…CPU

Claims (7)

  1. 記録媒体の第1ファイルに格納されたデータの一部のみを内部メモリを介して前記記録媒体の第2ファイルに転送する機能を有するデータ処理装置において、
    前記記録媒体から前記内部メモリへのデータ転送である第1データ転送を行うとき前記第1ファイルをオープンしかつ前記第2ファイルをクローズする第1ファイル制御手段、
    前記内部メモリから前記記録媒体へのデータ転送である第2データ転送を行うとき前記第1ファイルをクローズしかつ前記第2ファイルをオープンする第2ファイル制御手段、および
    前記第1ファイルに格納されたデータの一部のみを前記内部メモリを介して前記第2ファイルに転送する際に、データ転送態様を前記第1データ転送から前記第2データ転送に切り換えるタイミングを前記内部メモリの空き容量に基づいて制御するタイミング制御手段を備えることを特徴とする、データ処理装置。
  2. 前記タイミング制御手段は前記内部メモリの空き容量が閾値を下回ったとき前記データ転送態様を前記第2データ転送に切り換える、請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 前記内部メモリの最大容量が記憶された不揮発性メモリ、
    前記不揮発性メモリに記憶された最大容量に基づいて前記内部メモリの空き容量を算出する算出手段をさらに備える、請求項1または2記載のデータ処理装置。
  4. 前記第1ファイルに格納されたデータは複数画面の画像データを含む画像ユニットと前記複数画面に相当する音声データを含む音声ユニットとが交互に配置された複合データである、請求項1ないし3のいずれかに記載のデータ処理装置。
  5. 前記複数画面を単位として前記第1データ転送を実行する転送実行手段をさらに備える、請求項4記載のデータ処理装置。
  6. 任意の画面の選択を受け付ける受け付け手段、および
    前記任意の画面を含む画像ユニットの先頭画面を前記第1データ転送を開始する画面として決定する決定手段をさらに備える、請求項4または5記載のデータ処理装置。
  7. 記録媒体の第1ファイルに格納されたデータの一部のみを内部メモリを介して前記記録媒体の第2ファイルに転送する機能を有するデータ処理装置によって実行される転送制御プログラムであって、
    前記記録媒体から前記内部メモリへのデータ転送である第1データ転送を行うとき前記第1ファイルをオープンしかつ前記第2ファイルをクローズする第1ファイル制御ステップ、
    前記内部メモリから前記記録媒体へのデータ転送である第2データ転送を行うとき前記第1ファイルをクローズしかつ前記第2ファイルをオープンする第2ファイル制御ステップ、および
    前記第1ファイルに格納されたデータの一部のみを前記内部メモリを介して前記第2ファイルに転送する際に、データ転送態様を前記第1データ転送から前記第2データ転送に切り換えるタイミングを前記内部メモリの空き容量に基づいて制御するタイミング制御ステップを備える、転送制御プログラム。
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