JP4220918B2 - 無線パケットシステムのスケジューリング方法及び無線基地局装置 - Google Patents

無線パケットシステムのスケジューリング方法及び無線基地局装置 Download PDF

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Description

この発明は、例えば無線LAN(Local Area Network)システムにおいて、無線基地局が複数の無線端末との間でポーリングを使用して周期的にパケットを伝送する際のスケジューリングを行う方法と、スケジューリング制御機能を備える無線基地局装置に関する。
無線LANの標準化を行っているIEEE802.11では、有線系と同等の音声や動画といった品質要求の高いサービスに対し、MACレイヤを拡張してQoS(Quality of Service)サポートを行うための標準化作業が、タスクグループE(TGe)により進められている。アクセス方式としては、自律分散制御をベースにしたEDCA(Enhanced Distributed Channel Access)と、ポーリングを用いた集中制御によるHCCA(Hybrid Coordination Function Controlled Channel Access)が検討されている。
音声トラヒックで用いられるVoIP(Voice over IP)では、帯域保証や、低遅延時間などが要求される。またVoIPは、音声データ圧縮技術であるCODEC(COmpressor/DECompressor)により、VoIPパケットが一定の伝送周期性を有している。しかし、CODECには一般にG729:ビットレート8kbpsやG711:ビットレート64kbpsに代表されるように複数種類の符号化レートがあるため、VoIPパケットの伝送周期及びパケット長は必ずしも一定ではない。無線基地局による集中制御のHCCAはVoIPを無線LANに適用した場合の、帯域保証やスケジューリングを容易に実現できる方法の一つ考えられる。
ところで、IEEE802.11規格では、周波数チャネルが4チャネル割り当てられており、無線LANの通信エリア数が増加した場合には隣接エリアで同一周波数をシェアして通信を行うことになる。この場合、各エリアのアクセスポイントが同時にポーリングフレームを送信すると、ポーリングフレームの衝突が発生する。また、VoIPのような送信間隔に周期性を持つ場合には、一度衝突が発生すると以後繰り返し衝突が発生するため、遅延量が増加して低遅延時間の要求を維持できなくなる。
そこで、このような問題を解決するために、VoIPの送信周期をベースにVoIPトラヒックのスケジューリングを行う方法が提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。しかし、このスケジューリング方法は、同一の送信周期を持つVoIPトラヒックに対してのみ大きな効果が得られるものであり、複数のCODECをサポートし、VoIPトラヒックごとに異なる複数の伝送周期性をもつシステムにあっては、適切なスケジューリングを行うことが困難である。
特願2003−311054号公報
以上述べたように、従来提案されているスケジューリング方法では、同一周波数を使用しかつ干渉が発生する複数の無線エリアを備える無線ネットワーク環境下において、符号化方式等の違いにより異なる複数の伝送周期性を有するVoIPトラヒックを効率的にスケジューリングすることは困難である。このため低遅延時間を要求するVoIPトラヒックに対して遅延増加してしまうという問題がある。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、異なる複数のポーリング周期でパケットを伝送する機能を備えた無線パケットシステムにあって、パケットの衝突を回避しつつ低遅延のパケット伝送を可能にする無線パケットシステムのスケジューリング方法及び無線基地局装置を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明は、無線基地局と複数の無線端末との間でパケットを伝送するモードとして、共通の無線周波数を使用しかつ異なる複数の周期を選択的に使用してパケットをポーリングにより周期的に伝送するモードと、自律分散制御を使用するCSMA/CAプロトコルに従い割り込みによりパケットを伝送するモードとを備える無線パケットシステムのスケジューリング方法にあって、前記異なる複数の周期の公倍数となる長さを有するスケジューリング期間を周期的に設定する。またそれと共に、前記スケジューリング期間に、前記CSMA/CAプロトコルによる割り込みのためのキャリアセンス期間より短い値に設定された単位時間長を有する複数の監視スロットを設定し、この設定された監視スロットごとにその使用状況を監視して、この監視結果に基づいて未使用の連続する複数の監視スロットを未使用ブロックとして検出する。そして、無線端末からの通信要求に応じて、前記スケジュール期間ごとに当該スケジューリング期間に設定すべきポーリングの間隔及び回数を決定し、この決定されたポーリングの間隔及び回数と、前記検出された未使用ブロックの位置に基づいて、前記パケットの送受信周期の長さに相当する数の連続する監視スロット群を前記検出された未使用ブロックの中から選択し、この選択された監視スロット群を前記パケットの伝送期間として前記要求元の無線端末に割り当てるように構成したものである。
したがってこの発明によれば、異なる複数の周期の公倍数の長さに設定されたスケジューリング期間ごとに、無線端末に対するパケット伝送期間の割り当てが行われる。このため、複数の無線端末が異なるポーリング周期でパケットを伝送しようとする場合でも、無線基地局と各無線端末との間では衝突を起こすことなく効率良くポーリングによるパケット伝送を行うことが可能となり、これにより低遅延のVoIP通信を実現できる。
しかもこの発明では、スケジュール期間に監視スロットが設定されてこの監視スロットごとにパケット伝送の有無が監視され、この監視の結果未使用と判定された期間が監視スロット単位で無線端末に割り当てられる。このため、他システムからの干渉がある場合でも、パケットの衝突を回避して効率の良い低遅延のポーリングによるパケット伝送を実現できる。
さらにこの発明によれば、監視スロットの長さをCSMA/CAプロトコルによる割り込みのためのキャリアセンス期間より短い値に設定したことにより、CSMA/CAプロトコルに従ったアクセス制御によるパケットの割り込みが発生しないようにすることができ、これによりポーリングによるパケット伝送のためのスケジューリングを効率良く行うことができる。また、無線端末への伝送帯域の割り当てを、上記キャリアセンス期間より短い値に設定した監視スロット単位に行うことにより、限られた伝送帯域を大きな余剰帯域を発生させることなく効率良く割り当てることができ、これにより同時に収容可能な伝送チャネル数を増やすことができる。
またこの発明は、検出された未使用ブロック中の時間的に最も先行する位置にある監視スロットから、上記パケットの送受信周期の長さに相当する数の監視スロットを連続して選択することも特徴とする。このようにすると、パケット伝送遅延をさらに小さくすることができ、さらにパケット送受信期間中の割り込みの発生を防止して効率の良いパケットの送受信を実現できる。
要するにこの発明では、異なる複数の周期の公倍数となる長さのスケジューリング期間を設定すると共に、このスケジューリング期間にCSMA/CAのキャリアセンス期間より短い値に設定した監視スロットを設定し、この設定された監視スロットごとにその使用状況を監視して未使用の連続する複数の監視スロットを未使用ブロックとして検出する。そして、無線端末からの通信要求に応じて、前記スケジュール期間ごとに当該スケジューリング期間に設定すべきポーリングの間隔及び回数を決定し、この決定されたポーリングの間隔及び回数と、前記検出された未使用ブロックの位置に基づいて、前記パケットの送受信周期の長さに相当する数の連続する監視スロット群を前記検出された未使用ブロックの中から選択し、この選択された監視スロット群を前記パケットの伝送期間として前記無線端末に割り当てるようにしている。
したがってこの発明によれば、異なる複数のポーリング周期でパケットを伝送する機能を備えた無線パケットシステムにあって、パケットの衝突を回避しつつ低遅延のパケット伝送を可能にした無線パケットシステムのスケジューリング方法及び無線基地局装置を提供することができる。
(第1の実施形態)
この発明の第1の実施形態は、アクセスポイントが干渉のない独立する無線エリアを有する無線LANシステムにあって、サポートする複数のポーリング周期の最小公倍数に相当する長さのスケジューリング周期を設定すると共に、このスケジューリング周期内に複数の仮想スロットを時分割に設定する。そして、アクセスポイントが上記各仮想スロットの運用を管理し、通信を要求する無線端末に対しそのポーリング周期に応じた時間位置及び数の仮想スロットを割り当てるものである。
なおここでは、アクセスポイントが、VoIP(Voice over IP)パケットをHCCA(Hybrid Coordination Function Controlled Channel Access)に従い伝送制御する場合を例にとって説明する。
図1は、この発明に係わる無線パケットシステムの第1の実施形態である無線LANシステムの概略構成図である。この無線LANシステムは、無線基地局装置としてのアクセスポイントAPと、このアクセスポイントAPが形成する通信エリアTE内で上記アクセスポイントAPとの間で無線パケット伝送を行う無線端末STA1,STA2,…とから構成される。
図2は、アクセスポイントAPの構成を示す機能ブロック図である。アクセスポイントAPは、アンテナ1と、無線ユニット2と、ベースバンドユニット3と、網インタフェースユニット4と、制御ユニット5Aとを備える。無線ユニット2は、送信パケットを無線信号に変換したのちアンテナ1から無線端末STA1,STA2,…に向け送信する。またそれと共に、アンテナ1により受信された、無線端末STA1,STA2,…から送信された無線信号を中間周波又はベースバンド周波数の信号に周波数変換したのち、ベースバンドユニット3に入力する。
ベースバンドユニット3は、変復調部と、符号復号部と、パケット生成分離部とを備える。このうち符号復号部は、符号化方式の異なる複数のコーデック31,32,…,3iを有する。使用される符号化方式としては、例えばITU-T G.711及びITU-T G.729で標準化された方式がある。パケット生成分離部は、IEEE802.11規格により規定されたフォーマットの送信VoIPパケットを生成すると共に、受信されたVoIPパケットをヘッダとペイロードとに分離する。
網インタフェースユニット4は、図示しない有線通信ネットワークとの間でデータの送受信を行う。有線通信ネットワークは、インターネットに代表されるIP網を含んでおり、プロトコルとしてはTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)が使用される。
ところで、制御ユニット5AはCPU(Central Processing Unit)及びメモリを備える。そして、IEEE802.11規格に従った通常の無線送受信制御機能に加え、この発明に係わる制御機能として仮想スロット管理機能51と、スケジューリング制御機能52とを備えている。
仮想スロット管理機能51は、システムがサポートする複数の符号化方式により決まる複数のポーリング周期の最小公倍数に相当する長さのスケジューリング周期T1を設定し、このスケジューリング周期T1内に複数の仮想スロットVS1,VS2,…,VSnを設定する。この仮想スロットVS1,VS2,…,VSnの長さT2は、サポートする全てのVoIPパケットの送受信周期のうち最も短い送受信周期より短く設定される。
例えば、符号化方式としてITU-T G.711及びITU-T G.729をサポートする場合には、図3(b)に示すようにITU-T G.711によるVoIPパケットの送信周期30msecと、ITU-T G.729によるVoIPパケットの送信周期20msecとの最小公倍数である60msecに、スケジューリング周期T1を設定する。また、仮想スロット長T2の長さは、上記ITU-T G.711によるVoIPパケットの送受信周期長とITU-T G.729によるVoIPパケットの送受信周期長のうち、短い側のITU-T G.729によるVoIPパケットの送受信周期長より短い値に設定される。
スケジューリング制御機能52は、無線端末STA1,STA2,…との間でVoIPパケット伝送を行う際に、無線端末から要求された符号化方式に応じて、スケジューリング周期T1内におけるポーリング間隔とその回数を決定する。そして、上記n個の仮想スロットVS1,VS2,…,VSnの中から、上記決定されたポーリング間隔とその回数に対応する仮想スロットを選択し、要求元の無線端末に割り当てる。
次に、以上のように構成されたシステムによるスケジューリング動作を説明する。
アクセスポイントAPは、図3に示すようにスケジューリング周期T1及び仮想スロットVS1〜VSnを設定した状態で、無線端末STA1,STA2,…からの通信要求を監視する。
さてこの状態で、いま例えば無線端末STA1から通信要求が発生したとする。そうすると、アクセスポイントAPは、要求される符号化方式に応じてスケジューリング周期T1内におけるポーリング間隔とその回数を決定する。例えば、無線端末STA1が符号化方式としてITU-T G.729を要求したとすると、ポーリング間隔は20msecに、また1スケジューリング期間T1におけるポーリング回数は“3”にそれぞれ決定される。
そしてアクセスポイントAPは、1スケジューリング期間T1における仮想スロットVS1〜VSnの中から、上記決定されたポーリング間隔20msecに相当する仮想スロットを3スロット選択し、この選択された3個の仮想スロットを要求元の無線端末STA1に割り当てる。図4(b)はその割り当て結果の一例を示すもので、以後無線端末STA1はこの割り当てられた仮想スロットVS1,VS4,VS7を使用してアクセスポイントAPとの間でポーリングによるVoIPパケットの送受信を実行する。図4(a)に、ITU-T G.711によるVoIPパケットの送受信手順を示す。
また、このように無線端末STA1がVoIPパケットを伝送している状態で、無線端末STA2からVoIPパケットの通信要求が到来したとする。そうするとアクセスポイントAPは、上記無線端末STA1の場合と同様に、要求される符号化方式に応じてスケジューリング周期T1内におけるポーリング間隔とその回数を決定する。例えば、無線端末STA2が符号化方式としてITU-T G.711を要求したとすると、ポーリング間隔は30msecに、また1スケジューリング期間T1におけるポーリング回数は“2”にそれぞれ決定される。
そしてアクセスポイントAPは、1スケジューリング期間T1における仮想スロットVS1〜VSnのうち空きの仮想スロットの中から、上記決定されたポーリング間隔30msecに相当する仮想スロットを2スロット選択し、この選択された2個の仮想スロットを要求元の無線端末STA2に割り当てる。例えば、いまは図4に示すように仮想スロットVS1,VS4,VS7以外のスロットが空きスロットであるため、アクセスポイントAPは仮想スロットVS2,VS6を選択して無線端末STA2に割り当てる。この結果、以後無線端末STA2はこの割り当てられた仮想スロットVS2,VS6を使用してアクセスポイントAPとの間でポーリングによるVoIPパケットの送受信を行う。
以上述べたように第1の実施形態では、符号化方式としてITU-T G.711及びITU-T G.729をサポートする場合に、図3に示すようにITU-T G.711によるVoIPパケットの送信周期30msecと、ITU-T G.729によるVoIPパケットの送信周期20msecとの最小公倍数である60msecにスケジューリング周期T1を設定し、この設定されたスケジューリング周期T1に、スロット長が伝送するパケットの送受信周期の最大長に設定された仮想スロットVS1〜VSnを設定する。そして、無線端末STA2からの通信要求に応じてスケジューリング周期T1内におけるポーリング間隔とその回数を決定し、スケジューリング期間T1ごとに、仮想スロットVS1〜VSnの中から上記決定されたポーリング間隔及び数に相当する仮想スロットを選択し、この選択された仮想スロットを要求元の無線端末に割り当てるようにしている。
したがってこの実施形態によれば、スケジューリング期間T1ごとに、仮想スロットVS1〜VSn単位で無線端末STA1,STA2,…に対する伝送期間の割り当てが行われる。このため、複数の無線端末STA1,STA2,…が異なるポーリング周期でパケットを伝送しようとする場合でも、アクセスポイントAPと各無線端末STA1,STA2,…との間では衝突を起こすことなく効率良くポーリングによるVoIPパケットの送受信を行うことが可能となり、これにより低遅延のVoIP通信を実現できる。
(第2の実施形態)
この発明の第2の実施形態は、相互に干渉する複数の無線エリアを有する無線LANシステムにあって、サポートする複数のポーリング周期の最小公倍数に相当する長さのスケジューリング周期を設定すると共に、このスケジューリング周期内に通信状況を監視するための複数の監視スロットを時分割に設定する。この状態で、上記監視スロットごとにパケット伝送の有無を監視して、この監視結果をもとに未使用の連続する複数の監視スロットにより構成される未使用ブロック期間を特定する。そして、通信を要求する無線端末に対し、そのポーリング周期に応じた時間位置及び数のパケット伝送期間を、上記未使用ブロック期間の中に設定するようにしたものである。
図5は、この発明に係わる無線パケットシステムの第2の実施形態である無線LANシステムの概略構成図である。この無線LANシステムは、同一の無線周波数を使用する複数のアクセスポイントAP1,AP2と、これらのアクセスポイントAP1,AP2が形成する通信エリアTE1,TE2内で上記アクセスポイントAP1,AP2との間で無線パケット伝送を行う無線端末STA1,STA2,STA3,…とから構成される。上記各通信エリアTE1,TE2の外縁には、隣接する通信エリアに対し干渉を及ぼす可能性がある干渉エリアIE1,IE2があり、これらの干渉エリアIE1,IE2が相互に重なる領域ではアクセスポイントAP1,AP2間で干渉が発生する場合がある。
図6は、上記アクセスポイントAP1,AP2の構成を示す機能ブロック図である。なお、同図において前記図2と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
制御ユニット5Bは、この発明を実現するための制御機能として、未使用ブロック検出機能53と、スケジューリング制御機能54とを備えている。
未使用ブロック検出機能53は、上記複数種の符号化方式等により決まる複数のポーリング周期の最小公倍数に相当する長さのスケジューリング周期T1を設定し、このスケジューリング周期T1内に複数の監視スロットDS1〜DSmを設定する。例えば、符号化方式としてITU-T G.711及びITU-T G.729をサポートする場合には、図7(b)に示すようにITU-T G.711によるVoIPパケットの送信周期30msecと、ITU-T G.729によるVoIPパケットの送信周期20msecとの最小公倍数である60msecに、スケジューリング周期T1を設定する。なお、監視スロットDS1〜DSmの長さT3は、自律分散制御を使用するCSMA/CAプロトコルに従ったアクセス制御によるパケットの割り込みを防ぐために十分短い時間に、つまり自律分散制御を使用するCSMA/CAプロトコルによる割り込みのためのキャリアセンス期間より短い値に設定される。
また未使用ブロック検出機能53は、上記設定された監視スロットDS1〜DSmごとにパケット伝送の有無を監視する。そして、この監視の結果、パケット伝送が行われていない連続する複数の監視スロットを未使用ブロックとして検出する。この未使用ブロックの検出はスケジューリング期間T1ごとに行われる。
スケジューリング制御機能54は、無線端末STA1,STA2,…との間でVoIPパケット伝送を行う際に、無線端末から要求された符号化方式に応じて、スケジューリング周期T1内におけるポーリング間隔とその回数を決定する。そして、上記検出された未使用ブロック期間中に、上記決定されたポーリング間隔とその回数に対応する伝送期間を設定し、要求元の無線端末に割り当てる。
次に、以上のように構成されたシステムによるスケジューリング動作を説明する。
アクセスポイントAP1,AP2は、図7(b)に示すようにITU-T G.711によるVoIPパケットの送信周期30msecと、ITU-T G.729によるVoIPパケットの送信周期20msecとの最小公倍数に相当するスケジューリング周期T1を設定した状態で、図7(a)に示すように設定した監視スロットDS1〜DSmごとにパケット伝送の有無を監視する。そして、この監視の結果、パケット伝送が行われていない連続する複数の監視スロットを未使用ブロックとして検出し保存する。
例えば、いま通信エリアTE1内で、図7(b)に示すようにITU-T G.711によるVoIPパケットの送受信と、ITU-T G.729によるVoIPパケットの送受信が行われているものとする。この場合、アクセスポイントAP1は、監視スロットDS1〜DSmごとのパケット伝送の監視により、上記各VoIPパケットが検出されない連続する複数の監視スロットの群を未使用ブロックとして認識し、保存する。
さてこの状態で、例えば無線端末STA3が通信エリアTE2から通信エリアTE1内に移動して通信要求を送信したとする。そうすると、アクセスポイントAP1は、要求された符号化方式に応じてスケジューリング周期T1内におけるポーリング間隔とその回数を決定する。例えば、無線端末STA3が符号化方式としてITU-T G.729を要求したとすると、ポーリング周期は20msecに、また1スケジューリング期間T1におけるポーリング回数は“3”にそれぞれ決定される。
そしてアクセスポイントAP1は、1スケジューリング期間T1ごとに、上記保存されている未使用ブロックの情報をもとに、当該未使用ブロック内に上記決定されたポーリング間隔20msecで3個の伝送期間を設定する。このとき、各伝送期間の設定位置はそれぞれ未使用ブロックの先頭位置に設定される。なお、伝送期間の設定は監視スロット単位で行われるため、伝送期間の長さは監視スロットの整数倍となる。図8(a),(b)はその設定例を示すもので、新規のITU-T G.729による伝送期間は、通信中のITU-T G.729による伝送期間に続く位置に設定される。
上記設定された伝送期間は、アクセスポイントAP1から要求元の無線端末STA3に通知される。したがって、以後無線端末STA1はこの割り当てられた伝送期間を使用してアクセスポイントAP1との間でポーリングによるVoIPパケットの送受信を実行する。図7(a)に、ITU-T G.711によるVoIPパケットの送受信手順と、ITU-T G.729によるVoIPパケットの送受信手順を示す。
以上述べたように第2の実施形態では、符号化方式としてITU-T G.711及びITU-T G.729をサポートする場合に、図7(b)に示すようにITU-T G.711によるVoIPパケットの送信周期30msecと、ITU-T G.729によるVoIPパケットの送信周期20msecとの最小公倍数である60msecにスケジューリング周期T1を設定する。そして、スケジューリング周期T1に監視スロットDS1〜DSmを設定して、これらの監視スロットDS1〜DSmごとにパケット伝送の有無を監視し、パケットの伝送が検出されない連続する複数の監視スロットの群を未使用ブロックと認識して保存する。そして、無線端末からの通信要求に応じてスケジューリング周期T1内におけるポーリング間隔とその数を決定し、スケジューリング期間T1ごとに、上記保存された監視スロットDS1〜DSm内に上記決定されたポーリング間隔及び数の伝送期間を設定する。
したがってこの実施形態においても、前記第1の実施形態と同様に、スケジューリング期間T1ごとに、無線端末STA1,STA2,…に対する伝送期間の割り当てが行われる。このため、複数の無線端末STA1,STA2,…が異なるポーリング周期でパケットを伝送しようとする場合でも、アクセスポイントAP1と各無線端末STA1,STA2,…との間では衝突を起こすことなく効率良くポーリングによるVoIPパケットの送受信を行うことが可能となり、これにより低遅延のVoIP通信を実現できる。
またこの実施形態では、監視スロットごとにパケット伝送の有無を監視して未使用ブロックを検出し、この未使用ブロック内に新たなVoIPパケットの伝送期間を設定している。このため、隣接する通信エリアからの干渉を含め、伝送帯域上のパケット伝送状況を正確に把握して、新規の通信要求に対し伝送期間を正確に割り当てることができる。
さらに、伝送期間の設定を監視スロット単位で行っている。このため、限られた伝送帯域を大きな余剰期間を発生させることなく効率良く割り当てることができ、これにより同時に収容可能な伝送チャネル数を増やして伝送効率を高めることができる。
さらに、未使用ブロック内に新規の伝送期間を設定する際に、未使用ブロック内の先頭位置に設定するようにしているので、VoIPパケットの伝送遅延量をさらに低減して高品質のVoIP通信を可能にすることができる。
(第3の実施形態)
この発明の第3の実施形態は、相互に干渉する複数の無線エリアを有する無線LANシステムにあって、サポートする複数のポーリング周期の最小公倍数に相当する長さのスケジューリング周期を設定すると共に、このスケジューリング周期内に複数の仮想スロットを時分割に設定する。そして、アクセスポイントが上記仮想スロットごとにその使用状況を監視して空きの仮想スロットを検出し、通信を要求する無線端末に対し、上記検出された空きの仮想スロットの中からポーリング周期に応じた仮想スロットを選択して割り当てるものである。
図9は、この発明の第3の実施形態に係わるアクセスポイントの構成を示す機能ブロック図である。なお、同図において前記図2と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。また、システム構成は図5を用いて説明を行う。
制御ユニット5Cは、この発明を実現するための制御機能として、仮想スロット使用状況検出機能55と、スケジューリング制御機能56とを備えている。
仮想スロット使用状況検出機能55は、前記第1の実施形態と同様に、システムがサポートする複数の符号化方式により決まる複数のポーリング周期の最小公倍数に相当する長さのスケジューリング周期T1を設定し、このスケジューリング周期T1ごとに複数の仮想スロットVS1,VS2,…,VSnを設定する。この仮想スロットVS1,VS2,…,VSnの長さT2は、サポートする全てのVoIPパケットの送受信周期長のうち送受信周期が短い側のVoIPパケットの送受信周期長よりも短い値に設定される。
また仮想スロット使用状況検出機能55は、上記仮想スロットVS1〜VSnごとにその使用状況を検査し、検査結果を(1)未使用と、(2)ビーコン又はポーリングと、(3)(2)以外の使用中とに分類する。そしてこの分類結果を表す情報を制御ユニット5C内のメモリに記憶する。上記使用状況の判定はスケジューリング周期ごとに行う。
スケジューリング制御機能56は、無線端末STA1,STA2,…との間でVoIPパケット伝送を行う際に、無線端末から要求された符号化方式に応じて、スケジューリング周期T1内におけるポーリング間隔とその回数を決定する。そして、上記記憶された分類結果を表す情報をもとに使用可能な仮想スロットを特定し、この特定された使用可能な仮想スロットの中から、上記決定されたポーリング間隔及び数に対応する仮想スロットを選択し、この選択された仮想スロットを要求元の無線端末に割り当てる。
次に、以上のように構成されたシステムによるスケジューリング動作を説明する。
アクセスポイントAP1,AP2は、図10(b)に示すようにITU-T G.711によるVoIPパケットの送信周期30msecと、ITU-T G.729によるVoIPパケットの送信周期20msecとの最小公倍数に相当するスケジューリング周期T1を設定した状態で、設定した仮想スロットVS1〜VSnごとにその使用状況を検査する。そして、この検査結果を(1)未使用、(2)ビーコン又はポーリング、(3)(2)以外の使用中に分類したのち制御ユニット5C内のメモリに記憶する。
例えば、いま通信エリアTE1内で、図10(b)に示すようにITU-T G.711によるVoIPパケットの送受信が2チャネルと、ITU-T G.729によるVoIPパケットの送受信が1チャネル行われているものとする。この場合、アクセスポイントAP1は、仮想スロットVS1〜VSnごとにその使用状況を検査し、この検査の結果上記(1)又は(3)に分類された仮想スロットVS4,VSn-1,VSnを使用可能な仮想スロットとして認識する。
さてこの状態で、例えば他の無線端末(図示せず)が通信エリアTE1内において通信要求を送信したとする。そうすると、アクセスポイントAP1は、要求された符号化方式に応じてスケジューリング周期T1内におけるポーリング間隔とその回数を決定する。例えば、無線端末が符号化方式としてITU-T G.711を要求したとすると、ポーリング周期は30msecに、また1スケジューリング期間T1におけるポーリング回数は“2”にそれぞれ決定される。
そしてアクセスポイントAP1は、次のスケジューリング期間T1において、例えば図11に示すように、上記使用可能な仮想スロットVS4,VSn-1,VSnの中から、上記決定されたポーリング間隔30msecで2個の仮想スロットVS4,VSn-1を選択し、要求元の無線端末に割り当てる。なお、このとき仮想スロットVSnも空きスロットであることから、この仮想スロットVSnを選択することも可能である。しかし、選択可能な仮想スロットが複数存在する場合には、時間位置が先行するスロットを選択する。このようにすると、VoIPパケットの遅延をさらに縮小できる。
以後、上記新たな無線端末は、上記割り当てられた仮想スロットを使用してアクセスポイントAP1との間でポーリングによるVoIPパケットの送受信を実行する。図10(a)に、ITU-T G.711によるVoIPパケットの送受信手順と、ITU-T G.729によるVoIPパケットの送受信手順を示す。
以上述べたように第3の実施形態では、符号化方式としてITU-T G.711及びITU-T G.729をサポートする場合に、図10(b)に示すようにITU-T G.711によるVoIPパケットの送信周期30msecと、ITU-T G.729によるVoIPパケットの送信周期20msecとの最小公倍数である60msecにスケジューリング周期T1を設定する。そして、スケジューリング周期T1に、スロット長が伝送パケットの送受信周期の最大長に設定された仮想スロットVS1〜VSnを設定し、これらの仮想スロットVS1〜VSnごとにその使用状況を検査して使用可能な仮想スロットを検出する。そして、無線端末からの新たな通信要求に応じてスケジューリング周期T1内におけるポーリング間隔とその回数を決定し、スケジューリング期間T1ごとに、上記使用可能な仮想スロットの中から上記決定されたポーリング間隔及び数に相当する仮想スロットを選択し、この選択された仮想スロットを要求元の無線端末に割り当てるようにしている。
したがって、この実施形態においても、前記第1の実施形態と同様に、スケジューリング期間T1ごとに、無線端末STA1,STA2,…に対する伝送期間の割り当てが行われる。このため、複数の無線端末STA1,STA2,…が異なるポーリング周期でパケットを伝送しようとする場合でも、アクセスポイントAP1と各無線端末STA1,STA2,…との間では衝突を起こすことなく効率良くポーリングによるVoIPパケットの送受信を行うことが可能となり、これにより低遅延のVoIP通信を実現できる。
しかも、仮想スロットVS1〜VSnごとにその使用状況を検査して使用可能な仮想スロットを検出しているので、隣接する通信エリアからの干渉を含め、伝送帯域上のパケット伝送状況を正確に把握して、新規の通信要求に対し伝送期間を正確に割り当てることができる。また、仮想スロット単位で使用状況の検査及び割り当てを行っているので、アクセスポイントAP1,AP2のスケジューリング制御を簡単化できる利点がある。
(その他の実施形態)
制御ユニットに備えられる仮想スロット管理機能、未使用ブロック検出機能、仮想スロット使用状況検出機能及びスケジューリング制御機能は、ハードウエアにより実現しても、またソフトウエアにより実現してもよい。この場合、各プログラムは制御ユニット内のメモリに記憶される。なお、このプログラムの記憶は、フレキシブルディスクなどの記録媒体から読み込むようにしてもよく、また電気通信ネットワークを介してサーバ等からダウンロードするようにしてもよい。
また、前記各実施形態ではスケジューリング周期T1をシステムがサポートする複数のポーリング周期の最小公倍数に設定したが、公倍数であれば如何なる倍数に設定してもよい。その他、アクセスポイントの構成、スケジューリング制御手順とその内容、システムの種類とその構成等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明の第1の実施形態に係わる無線LANシステムを示す概略構成図。 図1に示したシステムのアクセスポイントの機能構成を示すブロック図。 図2に示したアクセスポイントにより設定されるスケジューリング周期と仮想スロットの一例を示す図。 図2に示したアクセスポイントによるスケジューリング処理動作を説明するためのタイミング図。 この発明の第2の実施形態に係わる無線LANシステムを示す概略構成図。 図5に示したシステムのアクセスポイントの機能構成を示すブロック図。 図6に示したアクセスポイントにより設定されるスケジューリング周期と使用状態検出用スロットの一例を示す図。 図6に示したアクセスポイントによるスケジューリング動作を説明するためのタイミング図。 この発明の第3の実施形態に係わる無線LANシステムのアクセスポイントの機能構成を示すブロック図。 図9に示したアクセスポイントにより設定されるスケジューリング周期と仮想スロットの一例を示す図。 図9に示したアクセスポイントによるスケジューリング処理動作を説明するためのタイミング図。
符号の説明
AP…アクセスポイント、STA1,STA2,STA3…端末、TE,TE1,TE2…通信エリア、IE,IE1,IE2…干渉エリア、1…アンテナ、2…無線ユニット、3…ベースバンドユニット、31,32〜3i…コーデック、4…網インタフェースユニット、5A,5B,5C…制御ユニット、51…仮想スロット管理機能、52,54,56…スケジューリング制御機能、53…未使用ブロック検出機能、55…仮想スロット使用状況検出機能。

Claims (4)

  1. 無線基地局と複数の無線端末との間でパケットを伝送するモードとして、共通の無線周波数を使用しかつ異なる複数の周期を選択的に使用してパケットをポーリングにより周期的に伝送するモードと、自律分散制御を使用するCSMA/CAプロトコルに従い割り込みによりパケットを伝送するモードとを備える無線パケットシステムのスケジューリング方法であって、
    前記異なる複数の周期の公倍数となる長さを有するスケジューリング期間を周期的に設定する過程と、
    前記スケジューリング期間に、前記CSMA/CAプロトコルによる割り込みのためのキャリアセンス期間より短い値に設定された単位時間長を有する複数の監視スロットを設定する過程と、
    前記設定された監視スロットごとにその使用状況を監視し、この監視結果に基づいて未使用の連続する複数の監視スロットを未使用ブロックとして検出する過程と、
    前記無線端末からの通信要求に応じて、前記スケジュール期間ごとに、当該スケジューリング期間に設定すべきポーリングの間隔及び回数を決定する過程と、
    前記決定されたポーリングの間隔及び回数と、前記検出された未使用ブロックの位置に基づいて、前記パケットの送受信周期の長さに相当する数の連続する監視スロット群を前記検出された未使用ブロックの中から選択し、この選択された監視スロット群を前記パケットの伝送期間として前記要求元の無線端末に割り当てる過程と
    を具備することを特徴とする無線パケットシステムのスケジューリング方法。
  2. 前記監視スロット群を割り当てる過程は、前記検出された未使用ブロック中の時間的に最も先行する位置にある監視スロットから、前記パケットの送受信周期の長さに相当する数の監視スロットを連続して選択することを特徴とする請求項1記載の無線パケットシステムのスケジューリング方法。
  3. 複数の無線端末との間で、共通の無線周波数を使用しかつ異なる複数の周期を選択的に使用してパケットをポーリングにより周期的に伝送するモードと、自律分散制御を使用するCSMA/CAプロトコルに従い割り込みによりパケットを伝送するモードとを選択的に使用して、パケットを無線伝送する無線基地局装置であって、
    前記無線端末との間でパケットを無線伝送する無線ユニットと、
    前記無線伝送されるパケットの生成及び解読に係わる信号処理を行う信号処理ユニットと、
    前記パケットの無線伝送及び前記信号処理を制御する制御ユニットと
    を具備し、
    前記制御ユニットは、
    前記異なる複数の周期の公倍数となる長さを有するスケジューリング期間を周期的に設定する手段と、
    前記スケジューリング期間に、前記CSMA/CAプロトコルによる割り込みのためのキャリアセンス期間より短い値に設定された単位時間長を有する複数の監視スロットを設定する手段と、
    前記設定された監視スロットごとにその使用状況を監視し、この監視結果に基づいて未使用の連続する複数の監視スロットを未使用ブロックとして検出する手段と、
    前記無線端末からの通信要求に応じて、前記スケジュール期間ごとに、当該スケジューリング期間に設定すべきポーリングの間隔及び回数を決定する手段と、
    前記決定されたポーリングの間隔及び回数と、前記検出された未使用ブロックの位置に基づいて、前記パケットの送受信周期の長さに相当する数の連続する監視スロット群を前記検出された未使用ブロックの中から選択し、この選択された監視スロット群を前記パケットの伝送期間として前記要求元の無線端末に割り当てる手段と
    を具備することを特徴とする無線基地局装置。
  4. 前記監視スロット群を割り当てる手段は、前記検出された未使用ブロック中の時間的に最も先行する位置にある監視スロットから、前記パケットの送受信周期の長さに相当する数の監視スロットを連続して選択することを特徴とする請求項3記載の無線基地局装置。
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