JP4220169B2 - 実車の塗膜厚予測方法、実車の塗膜厚予測システムおよび記録媒体 - Google Patents

実車の塗膜厚予測方法、実車の塗膜厚予測システムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両モデルベースでの電着塗装解析を実施することなく、電着塗装による実車の塗膜厚を予測する手法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電着塗装は、高分子電解質の電気泳動現象や電気透析現象等を利用した塗装法である。この塗装は、被塗装物の表面に塗膜が均一に付着し、防食性にも優れているため、車両ボディや部品といった各種部材の下塗り塗装として広く用いられている。電着塗装により、部材表面に付着する塗装膜厚を一定の範囲に収めることは、防錆対策、塗料消費量の減少、或いは部材軽量化等の観点から重要な設計課題である。そのため、電着塗装解析による塗膜析出状態の解析・検討が重要となる。従来は、車両形状をメッシュで表現した車両モデルを用いて、電着塗装解析を行うことによって、実車の塗膜厚を予測・評価していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電着塗装解析を車両モデルベースで行う場合には、まず車両形状をメッシュで表現した解析メッシュを生成する必要がある。例えば、車両中の個々の部材の形状をメッシュで表現した部材メッシュを車両全体に重合・拡張し、全ての部材を含む実車全体の車両メッシュを生成する。この場合、車両全体に対して部材メッシュを重ね合わせていくため、複雑な車両メッシュのメッシュ数が膨大になる。また、車両全体に対する電着塗装解析に要する演算量も膨大になる。したがって、効率的なメッシュ生成と解析とを行うためにはコンピュータに高い処理能力が要求される。しかしながら、一般に普及しているパーソナルコンピュータの処理能力には限界があるため、車両モデルの解析メッシュを生成するのに、或いは、車両ベースでの塗膜量を予測するのに長時間を要するという問題がある。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両モデルベースでの電着塗装解析を実施しなくても、実車の塗膜厚を予測可能にすることである。
【0005】
また、本発明の別の目的は、実車の塗膜厚予測に要する演算量の低減を図り、実車の塗膜厚を効率的に算出可能にすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、第1の発明は、電着塗装ラインを用いて電着塗装を行おうとする対象車に関して、実車状態の塗膜厚を予測する方法を提供する。この予測方法は、コンピュータを用いて、対象車の一部を構成する構成部材を解析対象にした電着塗装解析を行い、構成部材の塗膜厚解析値を算出する第1のステップと、コンピュータが、予め用意された相関予測式に基づいて、塗膜厚解析値から、対象車に関する実車状態の塗膜厚を予測する第2のステップとを有する。相関予測式は、対象車が電着塗装を行おうとする電着塗装ラインにおいて既に電着塗装が行われた量産車に関する実車状態の塗膜厚と、量産車の一部を構成する構成部材を解析対象にした電着塗装解析より得られる構成部材の塗膜厚解析値との相関関係を規定している。その際、対象車の一部を構成する構成部材と、量産車の一部を構成する構成部材とを同一部材にすれば、塗膜厚の予測精度の向上を図ることができる。
【0007】
ここで、上記第2のステップにおいて、相関予測式として、少なくとも、構成部材の塗膜厚解析値を入力変数とした関数を用いてもよい。また、相関予測式として、少なくとも、構成部材の塗膜厚解析値を入力としたニューラルネットワークを用いてもよい。
【0008】
また、上記第2のステップは、コンピュータが、相関予測式より算出された、対象車に関する実車状態の塗膜厚に対して、電着設備条件または電着液特性を考慮した補正を行う第3のステップを含むことが好ましい。この場合、第3のステップは、少なくとも電着設備条件または電着液特性を入力としたニューラルネットワークを用いて行うことが望ましい。
【0009】
また、上記第1のステップは、構成部材に関して解析メッシュを生成するステップと、解析メッシュに対して、電着液が外部から浸入しない処理を施すステップとを含むことが好ましい。
【0010】
第2の発明は、電着塗装ラインを用いて電着塗装を行おうとする対象車に関して、実車状態の塗膜厚を予測するシステムを提供する。この予測システムは、記憶装置とコンピュータとを有する。記憶装置には、予測相関式が記憶されている。この予測相関式は、対象車が電着塗装を行おうとする電着塗装ラインにおいて既に電着塗装が行われた量産車に関する実車状態の塗膜厚と、量産車の一部を構成する構成部材を解析対象にした電着塗装解析より得られる構成部材の塗膜厚解析値との相関関係を規定している。コンピュータは、対象車の一部を構成する構成部材を解析対象にした電着塗装解析を行い、構成部材の塗膜厚解析値を算出する。また、コンピュータは、相関予測式に基づいて、塗膜厚解析値から、対象車に関する実車状態の塗膜厚を予測する。その際、対象車の一部を構成する構成部材と、量産車の一部を構成する構成部材とを同一部材にすれば、塗膜厚の予測精度の向上を図ることができる。
【0011】
第3の発明は、電着塗装ラインを用いて電着塗装を行おうとする対象車に関して、実車状態の塗膜厚を予測する方法をコンピュータに実行させるプログラムが記録された記録媒体を提供する。この記録媒体には、対象車の一部を構成する構成部材を解析対象にした電着塗装解析を行い、構成部材の塗膜厚解析値を算出する第1のステップと、コンピュータが、予め用意された相関予測式に基づいて、塗膜厚解析値から、対象車に関する実車状態の塗膜厚を予測する第2のステップとを有する塗膜厚予測方法をコンピュータに実行させるプログラムが記録されている。ここで、相関予測式は、対象車が電着塗装を行おうとする電着塗装ラインにおいて既に電着塗装が行われた量産車に関する実車状態の塗膜厚と、量産車の一部を構成する構成部材を解析対象にした電着塗装解析より得られる構成部材の塗膜厚解析値との相関関係を規定している。ここで、対象車の一部を構成する構成部材と、量産車の一部を構成する構成部材とを同一部材にすれば、塗膜厚の予測精度の向上を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
(システム構成)
図1は、本実施形態に係る実車の塗膜厚予測システムの構成図であり、このシステムを用いて、電着塗装ラインを用いて電着塗装を行おうとする実車に関して、実車状態の塗膜厚を予測する。このシステムは、コンピュータ10,キーボードやマウス等の入力装置11,CRTや液晶ディスプレイ等の表示装置12および磁気ディスク等の記憶装置13で構成されている。コンピュータ10は、CPU,RAM,ROM,入出力インターフェース等で構成された周知なものである。このコンピュータ10は、解析対象である実車(対象車)の一部を構成するある構成部材(部材単体または複数部材の組立体)の電着塗装解析を行うとともに、その解析結果(塗膜厚解析値)に基づき、この対象車に関する電着塗装ラインにおける実車レベルの塗膜厚を予測する。オペレータは、表示装置12に表示された情報に基づき、入力装置11を操作して、解析対象となる構成部材の指定や数値の入力等を行う。
【0013】
記憶装置13には、対象車の一部を構成する構成部材をメッシュで表現した部材メッシュデータ、塗装環境をメッシュ表現したバックグラウンドメッシュメッシュ等が記憶されている。これらのデータは、構成部材ベースでの電着塗装解析を行う際に用いられる。また、記憶装置13には、後述する相関予測式も記憶されており、対象車に関する実車レベルの塗膜厚は、この相関予測式を用いて、構成部材ベースの解析結果から一義的に算出される。なお、後述するコンピュータ処理の過程で生成された電着塗装の解析結果も記憶装置13に記憶される。
【0014】
図2は、実車の塗膜厚予測の手順を示すフローチャートである。まず、ステップ1において、対象車のある構成部材(部材単体または複数部材の組立体)を解析対象とし、標準塗料を用いた構成部材ベースの電着塗装解析を行う。この解析結果として、その構成部材の塗膜厚X(塗膜厚解析値)が算出される。
【0015】
図3は、構成部材ベースの電着塗装解析の一例を示すフローチャートである。この解析手順自体は周知なものであるので、概略的に説明する。まず、ステップ11では初期設定が行われる。このステップでは、注目している部位(例えば、フロントピラーやセンターピラー)の解析メッシュを入力し、境界条件や計算条件を設定する。構成部材ベースで解析を行うに際して、部材切断面から電着液が部材組立体内部に浸入するのを防ぐため、解析対象となる切出した構成部材(テストピース)に対して、計算上の詰め物や蓋等に相当する端面修正を施しておく。外部からの電着液浸入を阻止する処理を施すことにより、解析精度の向上を図る。
【0016】
ステップ12では、計算のタイムステップをΔtだけ進め、続くステップ13では、現在の時刻tにおける電極電圧等の電位境界条件を更新する。そして、有限体積法、有限要素法、或いは有限差分法等により、電位拡散方程式を解いて、電着液槽内の電位分布を計算する(ステップ14)。これにより得られた電位分布に基づいて、部材表面に吸
着している塗料の膜厚抵抗を考慮して部材表面の電流密度を求める(ステップ15)。つぎに、予め基礎実験等によって確認しておいた電流密度と塗膜厚との予測式より、電流密度から、部材表面における塗膜析出量ΔXを算出する(ステップ16)。続くステップ17において、従前の塗膜厚X(1タイムステップ前の塗膜厚)に今回算出された塗膜析出量ΔXを加えることで塗膜厚Xを更新する(現在の時刻tにおける塗膜厚に相当)。そして、ステップ18において、現在の時刻tと解析終了時刻tENDとを比較して、解析終了であるか否かを判断する。解析終了時刻tENDに到達していない場合にはステップ12に戻り、解析終了時刻tENDに到達するまでステップ12〜18の手順を繰返し実行する。やがて解析終了時刻tENDに到達すると、ステップ18からステップ19に進んで塗膜厚Xを出力し、電着塗装解析を終了する。
【0017】
図2のステップ1に続くステップ2では、構成部材ベースの電着塗装解析によって算出された塗膜厚Xから、記憶装置13中に予め設定された相関予測式に基づいて、対象車に関する実車状態の塗膜厚Yを算出する。ここで、構成部材ベースとは、対象車全体を解析対象にするのではなく、対象車の一部を構成する一構成部材を解析対象することをいう。また、この相関予測式は、「量産車」に関する実車状態の塗膜厚と、「量産車」の一部を構成する構成部材の塗膜厚解析値との相関関係を規定している。ここで、「量産車」とは、対象車が電着塗装を行おうとする電着塗装ラインにおいて既に電着塗装が行われた車であり、例えば、前型車や類似車が挙げられる。すなわち、量産車は、今回塗膜状態を予測しようとしている実車そのものではなく、同一の電着塗装ラインで電着塗装が既に行われた車である。また、量産車の構成部材に関する塗膜厚解析値は、この構成部材を解析対象に電着塗装解析を行うことにより得られる。なお、予測精度の向上を図るために、量産車の構成部材は、対象車の構成部材と同一部材であることが好ましい。
【0018】
相関予測式は、下記の手法1〜2のいずれかによって設定される。
【0019】
(手法1)
相関予測式として下式の重相関関数f(X,L,A,H,・・・)を用いる(X,L,A,Hは入力変数、C0〜C4は係数)。
【数1】
Y=C0+C1・X+C2・L+C3・A+C4・H+…
【0020】
ここで、変数Yは、量産車に関する実車状態の塗膜厚(塗膜析出量)であり、変数Xは、量産車の一部を構成する構成部材の塗膜析出量(構成部材ベースの電着塗装解析による塗膜厚)である。また、変数Lは、予測点と穴(電着穴や構造上の穴)との間の距離、変数Lは、変数Lの対象となる穴面積、変数Hは部材間距離である。例えば、図4にように、ある部材に2つの電着穴と構造上の穴とが形成されている場合、予測点から3つの穴までの距離L1,L2,L3が入力変数となり、3つの穴の面積A1,A2,A3が入力変数となる。また、図5に示すように、互いに対向した2つの部材A,B間の距離Hは、部材B側の予測点から部材Aまでの距離として特定される。
【0021】
なお、数式1において、塗膜厚Xは、必須の入力変数であるが、それ以外の変数L,A,Kに関しては、すべてを入力変数とする必要は必ずしもなく、予測精度との関係で適宜選択して適用してもよい。
【0022】
実車状態の塗膜厚Y(塗膜析出量)は、構成部材ベースの電着塗装解析により算出された構成部材の塗膜厚Xを必須の入力変数とた相関予測式に基づいて、一義的に算出される。構成部材の塗膜厚Xが厚いほど実車の塗膜厚Yも厚くなるという関係からわかるように、両変数X,Yの間には明確な相関関係がある。そこで、実験やシミュレーション等を通じて、係数C0〜C4の値を適切に設定すれば、構成部材ベースの塗膜厚Xから実車の電着塗装ライン上における実車塗膜厚Y(実車状態の塗膜厚)を予測することが可能となる。
【0023】
なお、相関予測式は数式1の重相関関数fの代わりに、入力変数X1〜X4と塗膜析出量Yとの対応関係を記述したテーブルであってもよい。また、重相関関数fを予め複数用意しておいて、個々の電着塗装のケースに応じて、適宜のものを選択して適用してもよい。
【0024】
(第2のケース)
相関予測式としてニューラルネットワークを利用する。図6は、一般的なニューラルネットワークの基本構成を示す図である。入力層、中間層および出力層からなる階層型ニューラルネットワークにおいて、それぞれの層は、同一機能を有する複数の素子で構成されている。それぞれの素子は、固有の重み係数wijで結合されている。
【0025】
図7は、素子の内部構造の説明図である。それぞれの素子は、入力データyiに対して数式2,3に示す計算を行い、その演算結果を出力データYjして出力する。ここで、wijは、i番目の素子とj番目の素子との間の重み係数であり、θjはしきい値である。
【数2】
Figure 0004220169
【数3】
Figure 0004220169
【0026】
数式3は、シグモイド関数と呼ばれ、ニューラルネットワーク素子の関数として一般的に用いられている。図8は、シグモイド関数の入出力特性図である。この特性図からわかるように、シグモイド関数は0から1まで連続的に変化し、しきい値θjが小さくなるにつれて、ステップ関数に近づいていく。
【0027】
ニューラルネットワークによる推定結果の精度向上を図るためには、重み係数wijとしきい値θjとを適切に調整する必要がある。この調整(学習ともいう)は、Back-Propagation法と呼ばれる手法を用いて行う。これは、学習するための教師用データを予め用意し、結果が教師用データと一致するように学習を進め、重み係数wijとしきい値θjとを決定する方法である。重み係数wijとしきい値θjとの初期値は、ともに乱数で与える。入力データをニューラルネットワークの入力層素子に入力し、出力層素子からの出力結果を教師用データの値と比較し、下記の数式4で表される誤差Eを算出する。ここで、Ykは、ニューラルネットワーク出力素子の出力値、Dkは望ましい出力値、nは教師用データ数である。
【数4】
Figure 0004220169
【0028】
つぎに、数式5により算出された誤差Eに対する各重み係数wij、しきい値の寄与率∂E/∂wij,∂E/∂θjを求め、数式5,6に基づき、各重み係数の変化量Δwij(t+1)、しきい値の変化量Δθj(t+1)を算出する。
【数5】
Figure 0004220169
【数6】
Figure 0004220169
【0029】
ここで、α,β,γ,εは定数であり、α=γ=0.1,β=ε=0.9とする。また、Δwij(t)は1学習前の重み係数の修正量であり、Δθj(t)は、1学習前のしきい値の修正量である。上述した重み係数wij,しきい値θjに対する修正を繰り返して学習を進める。学習回数は、1教師データ当たり500回以上とする。
【0030】
図9は、実車の塗膜厚Yを予測するニューラルネットワークの構成図である。同図に示した3層モデルのように、入力層の素子数は2つ以上必要であり、構成部材ベースの解析結果である塗膜厚X以外に、予測点と穴(電着穴や構造上の穴)との距離L、Lの対象となる穴面積A、部材間距離H等を設定する。なお、上述した手法1と同様に、距離L、穴面積A、部材間距離Hのすべてを入力とする必要は必ずしもなく、必要に応じて適宜の変数を適用すればよい。また、中間層の素子数に関しては、理論的に求める方法がないため、中間層の素子数を変えた場合に推定精度がどのように変化するかを調べた上で適切な数を設定する。出力層の素子からの出力が実車レベルの塗膜厚Y(塗膜析出量)に相当する。
【0031】
この手法2では、ステップ1の電着塗装解析で算出された部材塗膜厚Xを必須の入力とし、かつ、距離L、穴面積A、部材間距離Hを適宜入力としたニューラルネットワークを用いて、実車塗膜厚Yを求めている。非線形的な現象の予測に適したニューラルネットワークを用いることで、手法1の重相関関数fを用いる場合と比べて、実車塗膜厚Yの予測精度を向上させることができる。
【0032】
ステップ3では、ステップ2で得られた実車塗膜厚Yを必要に応じて補正する。ここでは、電圧パターンや塗料特性との差異等を考慮した多次元関数やニューラルネットワーク等により補正値を求め、この補正値を用いて塗膜厚Yを補正する。図10は、補正値算出用ニューラルネットワークの構成図である。入力としては、電着塗装の最大電圧(Max電圧)、電圧パターン、設備稼働状況等の電着設備条件と、塗料液温、塗料特性等の電着液特性とを含む。このように、電着設備条件や電着液特性等を入力としたニューラルネットワークを適用すれば、実状に適した最適な補正値を見出せ、電着設備条件や電着液が変わった場合にも適用することができる。
【0033】
また、相関予測式としてニューラルネットワークを用い、かつ、補正値用のニューラルネットワークを用いる場合、図11に示すような単一化したニューラルネットワーク構成にしてもよい。この場合、入力は、構成部材の塗膜厚X、部材間距離H、距離L、穴面積Aに、電着設備条件と塗料特性とを付加した形態になる。このような構成にすれば、予測精度の高い実車塗膜厚Yを一度に求めることができ、ステップ3の補正処理が不要になる。
【0034】
そして、ステップ3に続くステップ4において補正された実車塗膜厚Yを出力し、処理を終了する。
【0035】
本実施形態では、注目している構成部材の解析メッシュを用いて、この構成部材の電着塗装解析を行い、構成部材レベルの塗膜厚Xを算出する。構成部材レベルの塗膜厚Xと車両レベルの塗膜厚Yとは相関関係にある。したがって、実験やシミュレーション等を通じて、両者の関係を相関予測式として事前に求めておけば、車両モデルベースでの電着塗装解析を実施しなくても、実際の電着塗装ライン上における実車塗膜厚Yを効率的に予測することが可能となる。
【0036】
また、複雑な車両モデルの解析メッシュを生成する必要はなく、車両モデルベースでの電着塗装解析を行う必要もない。演算量が比較的少ない構成部材ベースでの電着塗装解析を行えば、実車レベルの塗膜厚Yを迅速に算出することができる。したがって、処理能力がそれほど高くないパーソナルコンピュータでも、実車の塗膜厚Yを効率的に予測することが可能となる。
【0037】
さらに、部材単体の電着塗装試験を実施する必要がないので、コストダウンと時間短縮とを図ることができる。特に、本実施形態では、解析対象となる対象車に先行して、同一の電着塗装ラインによって電着塗装された量産車に関して、既に蓄積されているデータを用いて、相関予測式を設定する。この相関予測式は、対象となる電着塗装ライン固有の特性(例えば、塗料の流れ、電極の位置等)を良好に反映している。したがって、先行して実際に電着塗装が行われた量産車に関する相関予測式を、それと同一の電着塗装ラインで電着塗装を行おうとする対象車に適用すれば、その対象車に関する実車状態の塗膜厚を良好に予測することができる。その際、対象車の構成部材と量産車の構成部材とを同一にすれば、塗膜厚の予測精度を一層向上させることができる。
【0038】
なお、対象車と量産車との構造上の相違は、相関予測式には反映できないため、構造上の相違に起因した塗膜厚は相関予測式自体では評価できない。しかしながら、本実施形態では、相関予測式の入力変数Xを、対象車の構成部材を解析対象にした電着塗装解析より算出している。この入力変数Xは、対象車と量産車との間における構造上の相違を反映している。これにより、異車種の蓄積データより特定された相関予測式であっても、対象車に関する実車状態の塗膜厚を精度よく検出することができる。
【0039】
なお、上述した実施形態の機能を実現するコンピュータプログラムを記録した記録媒体を、図1のような構成を有するシステムに対して供給してもよい。この場合、このシステム中のコンピュータ1が、記録媒体に格納されたコンピュータプログラムを読み取り実行することによって、本発明の目的を達成することができる。したがって、記録媒体から読み取られたコンピュータプログラム自体が本発明の新規な機能を実現するため、そのプログラムを記録した記録媒体が本発明を構成する。コンピュータプログラムを記録した記録媒体としては、例えば、CD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、メモリカード、光ディスク、DVD−ROM、DVD−RAM等が挙げられる。また、上述した実施形態の機能を実現するコンピュータプログラム自体も新規な機能を有している。
【0040】
【発明の効果】
本発明では、車両モデルベースでの電着塗装解析を行わなくても、着目している構成部材の電着塗装解析結果から実車の塗膜厚を一義的に算出する。したがって、車両モデルの解析メッシュを生成したり、車両モデルベースでの電着塗装解析を行う必要がないので、少ない演算量で実車の塗膜厚を効率的に予測することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実車の塗膜厚予測システムの構成図
【図2】実車の塗膜厚予測手順を示すフローチャート
【図3】構成部材ベースの電着塗装解析のフローチャート
【図4】相関予測式における入力変数の説明図
【図5】相関予測式における入力変数の説明図
【図6】一般的なニューラルネットワークの基本構成を示す図
【図7】素子の内部構造の説明図
【図8】シグモイド関数の入出力特性図
【図9】実車の塗膜厚を予測するニューラルネットワークの構成図
【図10】補正値算出用ニューラルネットワークの構成図
【図11】単一化したニューラルネットワークの構成図
【符号の説明】
10 コンピュータ
11 入力装置
12 表示装置
13 記憶装置

Claims (9)

  1. 電着塗装ラインを用いて電着塗装を行おうとする対象車に関して、実車状態の塗膜厚を予測する方法において、
    コンピュータを用いて、前記対象車の一部を構成する構成部材を解析対象にした電着塗装解析を行い、前記構成部材の塗膜厚解析値を算出する第1のステップと、
    コンピュータが、予め用意された相関予測式に基づいて、前記塗膜厚解析値から、前記対象車に関する実車状態の塗膜厚を予測する第2のステップとを有し、
    前記相関予測式は、前記対象車が電着塗装を行おうとする電着塗装ラインにおいて既に電着塗装が行われた量産車に関する実車状態の塗膜厚と、前記量産車の一部を構成する前記構成部材を解析対象にした電着塗装解析より得られる前記構成部材の塗膜厚解析値との相関関係を規定していることを特徴とする実車の塗膜厚予測方法。
  2. 前記対象車の一部を構成する前記構成部材は、前記量産車の一部を構成する前記構成部材と同一部材であることを特徴とする請求項1に記載された実車の塗膜厚予測方法。
  3. 上記第2のステップにおいて、前記相関予測式として、少なくとも、前記構成部材の塗膜厚解析値を入力変数とした関数を用いることを特徴とする請求項1または2に記載された実車の塗膜厚予測方法。
  4. 上記第2のステップにおいて、前記相関予測式として、少なくとも、前記構成部材の塗膜厚解析値を入力としたニューラルネットワークを用いることを特徴とする請求項1または2に記載された実車の塗膜厚予測方法。
  5. 上記第2のステップは、コンピュータが、前記相関予測式より算出された、前記対象車に関する実車状態の塗膜厚に対して、電着設備条件または電着液特性に基づいた補正を行う第3のステップを含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載された実車の塗膜厚予測方法。
  6. 上記第3のステップは、少なくとも電着設備条件または電着液特性を入力としたニューラルネットワークを用いて行うことを特徴とする請求項5に記載された実車の塗膜厚予測方法。
  7. 上記第1のステップは、
    前記構成部材に関して解析メッシュを生成するステップと、
    前記解析メッシュに対して、電着液が外部から浸入しない端面修正処理を施すステップと
    を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載された実車の塗膜厚予測方法。
  8. 電着塗装ラインを用いて電着塗装を行おうとする対象車に関して、実車状態の塗膜厚を予測するシステムにおいて、
    前記対象車が電着塗装を行おうとする電着塗装ラインにおいて既に電着塗装が行われた量産車に関する実車状態の塗膜厚と、前記量産車の一部を構成する構成部材を解析対象にした電着塗装解析より得られる前記構成部材の塗膜厚解析値との相関関係を規定した相関予測式を記憶した記憶装置と、
    前記対象車の一部を構成する構成部材を解析対象にした電着塗装解析を行い、前記構成部材の塗膜厚解析値を算出するとともに、前記相関予測式に基づいて、前記塗膜厚解析値から、前記対象車に関する実車状態の塗膜厚を予測するコンピュータと
    を有することを特徴とする実車の塗膜厚予測システム。
  9. 電着塗装ラインを用いて電着塗装を行おうとする対象車に関して、実車状態の塗膜厚を予測する方法をコンピュータに実行させるプログラムが記録された記録媒体において、
    前記対象車の一部を構成する構成部材を解析対象にした電着塗装解析を行い、前記構成部材の塗膜厚解析値を算出する第1のステップと、
    コンピュータが、予め用意された相関予測式に基づいて、前記塗膜厚解析値から、前記対象車に関する実車状態の塗膜厚を予測する第2のステップとを有し、
    前記相関予測式は、前記対象車が電着塗装を行おうとする電着塗装ラインにおいて既に電着塗装が行われた量産車に関する実車状態の塗膜厚と、前記量産車の一部を構成する前記構成部材を解析対象にした電着塗装解析より得られる前記構成部材の塗膜厚解析値との相関関係を規定していることを特徴とする実車の塗膜厚予測方法をコンピュータに実行させるプログラムが記録された記録媒体。
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