JP2003277993A - 実車の塗膜厚予測方法、実車の塗膜厚予測システムおよび記録媒体 - Google Patents
実車の塗膜厚予測方法、実車の塗膜厚予測システムおよび記録媒体Info
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Abstract
くても、実車の塗膜厚を予測可能にすることで、実車の
塗膜厚予測に要する演算量の低減を図り、実車の塗膜厚
を効率的に算出する。 【解決手段】対象車の一部を構成する構成部材を解析対
象にした電着塗装解析を行い、この構成部材の塗膜厚解
析値を算出する(ステップ1)。つぎに、予め用意され
た相関予測式に基づいて、塗膜厚解析値から、対象車に
関する実車状態の塗膜厚を予測する(ステップ2)。こ
の相関予測式は、対象車が電着塗装を行おうとする電着
塗装ラインにおいて既に電着塗装が行われた量産車に関
する実車状態の塗膜厚と、量産車の一部を構成する構成
部材を解析対象にした電着塗装解析より得られる構成部
材の塗膜厚解析値との相関関係を規定している。
Description
での電着塗装解析を実施することなく、電着塗装による
実車の塗膜厚を予測する手法に関する。
象や電気透析現象等を利用した塗装法である。この塗装
は、被塗装物の表面に塗膜が均一に付着し、防食性にも
優れているため、車両ボディや部品といった各種部材の
下塗り塗装として広く用いられている。電着塗装によ
り、部材表面に付着する塗装膜厚を一定の範囲に収める
ことは、防錆対策、塗料消費量の減少、或いは部材軽量
化等の観点から重要な設計課題である。そのため、電着
塗装解析による塗膜析出状態の解析・検討が重要とな
る。従来は、車両形状をメッシュで表現した車両モデル
を用いて、電着塗装解析を行うことによって、実車の塗
膜厚を予測・評価していた。
装解析を車両モデルベースで行う場合には、まず車両形
状をメッシュで表現した解析メッシュを生成する必要が
ある。例えば、車両中の個々の部材の形状をメッシュで
表現した部材メッシュを車両全体に重合・拡張し、全て
の部材を含む実車全体の車両メッシュを生成する。この
場合、車両全体に対して部材メッシュを重ね合わせてい
くため、複雑な車両メッシュのメッシュ数が膨大にな
る。また、車両全体に対する電着塗装解析に要する演算
量も膨大になる。したがって、効率的なメッシュ生成と
解析とを行うためにはコンピュータに高い処理能力が要
求される。しかしながら、一般に普及しているパーソナ
ルコンピュータの処理能力には限界があるため、車両モ
デルの解析メッシュを生成するのに、或いは、車両ベー
スでの塗膜量を予測するのに長時間を要するという問題
がある。
のであり、その目的は、車両モデルベースでの電着塗装
解析を実施しなくても、実車の塗膜厚を予測可能にする
ことである。
予測に要する演算量の低減を図り、実車の塗膜厚を効率
的に算出可能にすることである。
めに、第1の発明は、電着塗装ラインを用いて電着塗装
を行おうとする対象車に関して、実車状態の塗膜厚を予
測する方法を提供する。この予測方法は、コンピュータ
を用いて、対象車の一部を構成する構成部材を解析対象
にした電着塗装解析を行い、構成部材の塗膜厚解析値を
算出する第1のステップと、コンピュータが、予め用意
された相関予測式に基づいて、塗膜厚解析値から、対象
車に関する実車状態の塗膜厚を予測する第2のステップ
とを有する。相関予測式は、対象車が電着塗装を行おう
とする電着塗装ラインにおいて既に電着塗装が行われた
量産車に関する実車状態の塗膜厚と、量産車の一部を構
成する構成部材を解析対象にした電着塗装解析より得ら
れる構成部材の塗膜厚解析値との相関関係を規定してい
る。その際、量産車の一部を構成する構成部材と、量産
車の一部を構成する構成部材とを同一にすれば、塗膜厚
の予測精度の向上を図ることができる。
関予測式として、少なくとも、構成部材の塗膜厚解析値
を入力変数とした関数を用いてもよい。また、相関予測
式として、少なくとも、構成部材の塗膜厚解析値を入力
としたニューラルネットワークを用いてもよい。
タが、相関予測式より算出された、対象車に関する実車
状態の塗膜厚に対して、電着設備条件または電着液特性
を考慮した補正を行う第3のステップを含むことが好ま
しい。この場合、第3のステップは、少なくとも電着設
備条件または電着液特性を入力としたニューラルネット
ワークを用いて行うことが望ましい。
関して解析メッシュを生成するステップと、解析メッシ
ュに対して、電着液が外部から浸入しない処理を施すス
テップとを含むことが好ましい。
着塗装を行おうとする対象車に関して、実車状態の塗膜
厚を予測するシステムを提供する。この予測システム
は、記憶装置とコンピュータとを有する。記憶装置に
は、予測相関式が記憶されている。この予測相関式は、
対象車が電着塗装を行おうとする電着塗装ラインにおい
て既に電着塗装が行われた量産車に関する実車状態の塗
膜厚と、量産車の一部を構成する構成部材を解析対象に
した電着塗装解析より得られる構成部材の塗膜厚解析値
との相関関係を規定している。コンピュータは、対象車
の一部を構成する構成部材を解析対象にした電着塗装解
析を行い、構成部材の塗膜厚解析値を算出する。また、
コンピュータは、相関予測式に基づいて、塗膜厚解析値
から、対象車に関する実車状態の塗膜厚を予測する。そ
の際、量産車の一部を構成する構成部材と、量産車の一
部を構成する構成部材とを同一にすれば、塗膜厚の予測
精度の向上を図ることができる。
着塗装を行おうとする対象車に関して、実車状態の塗膜
厚を予測する方法をコンピュータに実行させるプログラ
ムが記録された記録媒体を提供する。この記録媒体に
は、対象車の一部を構成する構成部材を解析対象にした
電着塗装解析を行い、構成部材の塗膜厚解析値を算出す
る第1のステップと、コンピュータが、予め用意された
相関予測式に基づいて、塗膜厚解析値から、対象車に関
する実車状態の塗膜厚を予測する第2のステップとを有
する塗膜厚予測方法をコンピュータに実行させるプログ
ラムが記録されている。ここで、相関予測式は、対象車
が電着塗装を行おうとする電着塗装ラインにおいて既に
電着塗装が行われた量産車に関する実車状態の塗膜厚
と、量産車の一部を構成する構成部材を解析対象にした
電着塗装解析より得られる構成部材の塗膜厚解析値との
相関関係を規定している。ここで、量産車の一部を構成
する構成部材と、量産車の一部を構成する構成部材とを
同一にすれば、塗膜厚の予測精度の向上を図ることがで
きる。
形態に係る実車の塗膜厚予測システムの構成図であり、
このシステムを用いて、電着塗装ラインを用いて電着塗
装を行おうとする実車に関して、実車状態の塗膜厚を予
測する。このシステムは、コンピュータ10,キーボー
ドやマウス等の入力装置11,CRTや液晶ディスプレ
イ等の表示装置12および磁気ディスク等の記憶装置1
3で構成されている。コンピュータ10は、CPU,R
AM,ROM,入出力インターフェース等で構成された
周知なものである。このコンピュータ10は、解析対象
である実車(対象車)の一部を構成するある構成部材
(部材単体または複数部材の組立体)の電着塗装解析を
行うとともに、その解析結果(塗膜厚解析値)に基づ
き、この対象車に関する電着塗装ラインにおける実車レ
ベルの塗膜厚を予測する。オペレータは、表示装置12
に表示された情報に基づき、入力装置11を操作して、
解析対象となる構成部材の指定や数値の入力等を行う。
る構成部材をメッシュで表現した部材メッシュデータ、
塗装環境をメッシュ表現したバックグラウンドメッシュ
メッシュ等が記憶されている。これらのデータは、構成
部材ベースでの電着塗装解析を行う際に用いられる。ま
た、記憶装置13には、後述する相関予測式も記憶され
ており、対象車に関する実車レベルの塗膜厚は、この相
関予測式を用いて、構成部材ベースの解析結果から一義
的に算出される。なお、後述するコンピュータ処理の過
程で生成された電着塗装の解析結果も記憶装置13に記
憶される。
ローチャートである。まず、ステップ1において、対象
車のある構成部材(部材単体または複数部材の組立体)
を解析対象とし、標準塗料を用いた構成部材ベースの電
着塗装解析を行う。この解析結果として、その構成部材
の塗膜厚X(塗膜厚解析値)が算出される。
一例を示すフローチャートである。この解析手順自体は
周知なものであるので、概略的に説明する。まず、ステ
ップ11では初期設定が行われる。このステップでは、
注目している部位(例えば、フロントピラーやセンター
ピラー)の解析メッシュを入力し、境界条件や計算条件
を設定する。構成部材ベースで解析を行うに際して、部
材切断面から電着液が部材組立体内部に浸入するのを防
ぐため、解析対象となる切出した構成部材(テストピー
ス)に対して、計算上の詰め物や蓋等に相当する端面修
正を施しておく。外部からの電着液浸入を阻止する処理
を施すことにより、解析精度の向上を図る。
をΔtだけ進め、続くステップ13では、現在の時刻t
における電極電圧等の電位境界条件を更新する。そし
て、有限体積法、有限要素法、或いは有限差分法等によ
り、電位拡散方程式を解いて、電着液槽内の電位分布を
計算する(ステップ14)。これにより得られた電位分
布に基づいて、部材表面に吸着している塗料の膜厚抵抗
を考慮して部材表面の電流密度を求める(ステップ1
5)。つぎに、予め基礎実験等によって確認しておいた
電流密度と塗膜厚との予測式より、電流密度から、部材
表面における塗膜析出量ΔXを算出する(ステップ1
6)。続くステップ17において、従前の塗膜厚X(1
タイムステップ前の塗膜厚)に今回算出された塗膜析出
量ΔXを加えることで塗膜厚Xを更新する(現在の時刻
tにおける塗膜厚に相当)。そして、ステップ18にお
いて、現在の時刻tと解析終了時刻tENDとを比較し
て、解析終了であるか否かを判断する。解析終了時刻t
ENDに到達していない場合にはステップ12に戻り、解
析終了時刻tENDに到達するまでステップ12〜18の
手順を繰返し実行する。やがて解析終了時刻tENDに到
達すると、ステップ18からステップ19に進んで塗膜
厚Xを出力し、電着塗装解析を終了する。
構成部材ベースの電着塗装解析によって算出された塗膜
厚Xから、記憶装置13中に予め設定された相関予測式
に基づいて、対象車に関する実車状態の塗膜厚Yを算出
する。ここで、構成部材ベースとは、対象車全体を解析
対象にするのではなく、対象車の一部を構成する一構成
部材を解析対象することをいう。また、この相関予測式
は、「量産車」に関する実車状態の塗膜厚と、「量産
車」の一部を構成する構成部材の塗膜厚解析値との相関
関係を規定している。ここで、「量産車」とは、対象車
が電着塗装を行おうとする電着塗装ラインにおいて既に
電着塗装が行われた車であり、例えば、前型車や類似車
が挙げられる。すなわち、量産車は、今回塗膜状態を予
測しようとしている実車そのものではなく、同一の電着
塗装ラインで電着塗装が既に行われた車である。また、
量産車の構成部材に関する塗膜厚解析値は、この構成部
材を解析対象に電着塗装解析を行うことにより得られ
る。なお、予測精度の向上を図るために、量産車の構成
部材は、対象車の構成部材と同一部材であることが好ま
しい。
かによって設定される。
関数f(X,L,A,H,・・・)を用いる(X,L,
A,Hは入力変数、C0〜C4は係数)。
態の塗膜厚(塗膜析出量)であり、変数Xは、量産車の
一部を構成する構成部材の塗膜析出量(構成部材ベース
の電着塗装解析による塗膜厚)である。また、変数L
は、予測点と穴(電着穴や構造上の穴)との間の距離、変
数Lは、変数Lの対象となる穴面積、変数Hは部材間距
離である。例えば、図4にように、ある部材に2つの電
着穴と構造上の穴とが形成されている場合、予測点から
3つの穴までの距離L1,L2,L3が入力変数とな
り、3つの穴の面積A1,A2,A3が入力変数とな
る。また、図5に示すように、互いに対向した2つの部
材A,B間の距離Hは、部材B側の予測点から部材Aま
での距離として特定される。
の入力変数であるが、それ以外の変数L,A,Kに関し
ては、すべてを入力変数とする必要は必ずしもなく、予
測精度との関係で適宜選択して適用してもよい。
成部材ベースの電着塗装解析により算出された構成部材
の塗膜厚Xを必須の入力変数とた相関予測式に基づい
て、一義的に算出される。構成部材の塗膜厚Xが厚いほ
ど実車の塗膜厚Yも厚くなるという関係からわかるよう
に、両変数X,Yの間には明確な相関関係がある。そこ
で、実験やシミュレーション等を通じて、係数C0〜C4
の値を適切に設定すれば、構成部材ベースの塗膜厚Xか
ら実車の電着塗装ライン上における実車塗膜厚Y(実車
状態の塗膜厚)を予測することが可能となる。
の代わりに、入力変数X1〜X4と塗膜析出量Yとの対応
関係を記述したテーブルであってもよい。また、重相関
関数fを予め複数用意しておいて、個々の電着塗装のケ
ースに応じて、適宜のものを選択して適用してもよい。
ラルネットワークを利用する。図6は、一般的なニュー
ラルネットワークの基本構成を示す図である。入力層、
中間層および出力層からなる階層型ニューラルネットワ
ークにおいて、それぞれの層は、同一機能を有する複数
の素子で構成されている。それぞれの素子は、固有の重
み係数wijで結合されている。
それぞれの素子は、入力データyiに対して数式2,3
に示す計算を行い、その演算結果を出力データYjして
出力する。ここで、wijは、i番目の素子とj番目の素
子との間の重み係数であり、θjはしきい値である。
ーラルネットワーク素子の関数として一般的に用いられ
ている。図8は、シグモイド関数の入出力特性図であ
る。この特性図からわかるように、シグモイド関数は0
から1まで連続的に変化し、しきい値θjが小さくなる
につれて、ステップ関数に近づいていく。
精度向上を図るためには、重み係数wijとしきい値θj
とを適切に調整する必要がある。この調整(学習ともい
う)は、Back-Propagation法と呼ばれる手法を用いて行
う。これは、学習するための教師用データを予め用意
し、結果が教師用データと一致するように学習を進め、
重み係数wijとしきい値θjとを決定する方法である。
重み係数wijとしきい値θjとの初期値は、ともに乱数
で与える。入力データをニューラルネットワークの入力
層素子に入力し、出力層素子からの出力結果を教師用デ
ータの値と比較し、下記の数式4で表される誤差Eを算
出する。ここで、Ykは、ニューラルネットワーク出力
素子の出力値、Dkは望ましい出力値、nは教師用デー
タ数である。
対する各重み係数wij、しきい値の寄与率∂E/∂wi
j,∂E/∂θjを求め、数式5,6に基づき、各重み係
数の変化量Δwij(t+1)、しきい値の変化量Δθj(t+1)
を算出する。
=γ=0.1,β=ε=0.9とする。また、Δwij(t)は1
学習前の重み係数の修正量であり、Δθj(t)は、1学習
前のしきい値の修正量である。上述した重み係数wij,
しきい値θjに対する修正を繰り返して学習を進める。
学習回数は、1教師データ当たり500回以上とする。
ラルネットワークの構成図である。同図に示した3層モ
デルのように、入力層の素子数は2つ以上必要であり、
構成部材ベースの解析結果である塗膜厚X以外に、予測
点と穴(電着穴や構造上の穴)との距離L、Lの対象とな
る穴面積A、部材間距離H等を設定する。なお、上述し
た手法1と同様に、距離L、穴面積A、部材間距離Hの
すべてを入力とする必要は必ずしもなく、必要に応じて
適宜の変数を適用すればよい。また、中間層の素子数に
関しては、理論的に求める方法がないため、中間層の素
子数を変えた場合に推定精度がどのように変化するかを
調べた上で適切な数を設定する。出力層の素子からの出
力が実車レベルの塗膜厚Y(塗膜析出量)に相当する。
析で算出された部材塗膜厚Xを必須の入力とし、かつ、
距離L、穴面積A、部材間距離Hを適宜入力としたニュ
ーラルネットワークを用いて、実車塗膜厚Yを求めてい
る。非線形的な現象の予測に適したニューラルネットワ
ークを用いることで、手法1の重相関関数fを用いる場
合と比べて、実車塗膜厚Yの予測精度を向上させること
ができる。
車塗膜厚Yを必要に応じて補正する。ここでは、電圧パ
ターンや塗料特性との差異等を考慮した多次元関数やニ
ューラルネットワーク等により補正値を求め、この補正
値を用いて塗膜厚Yを補正する。図10は、補正値算出
用ニューラルネットワークの構成図である。入力として
は、電着塗装の最大電圧(Max電圧)、電圧パター
ン、設備稼働状況等の電着設備条件と、塗料液温、塗料
特性等の電着液特性とを含む。このように、電着設備条
件や電着液特性等を入力としたニューラルネットワーク
を適用すれば、実状に適した最適な補正値を見出せ、電
着設備条件や電着液が変わった場合にも適用することが
できる。
ワークを用い、かつ、補正値用のニューラルネットワー
クを用いる場合、図11に示すような単一化したニュー
ラルネットワーク構成にしてもよい。この場合、入力
は、構成部材の塗膜厚X、部材間距離H、距離L、穴面
積Aに、電着設備条件と塗料特性とを付加した形態にな
る。このような構成にすれば、予測精度の高い実車塗膜
厚Yを一度に求めることができ、ステップ3の補正処理
が不要になる。
いて補正された実車塗膜厚Yを出力し、処理を終了す
る。
解析メッシュを用いて、この構成部材の電着塗装解析を
行い、構成部材レベルの塗膜厚Xを算出する。構成部材
レベルの塗膜厚Xと車両レベルの塗膜厚Yとは相関関係
にある。したがって、実験やシミュレーション等を通じ
て、両者の関係を相関予測式として事前に求めておけ
ば、車両モデルベースでの電着塗装解析を実施しなくて
も、実際の電着塗装ライン上における実車塗膜厚Yを効
率的に予測することが可能となる。
生成する必要はなく、車両モデルベースでの電着塗装解
析を行う必要もない。演算量が比較的少ない構成部材ベ
ースでの電着塗装解析を行えば、実車レベルの塗膜厚Y
を迅速に算出することができる。したがって、処理能力
がそれほど高くないパーソナルコンピュータでも、実車
の塗膜厚Yを効率的に予測することが可能となる。
る必要がないので、コストダウンと時間短縮とを図るこ
とができる。特に、本実施形態では、解析対象となる対
象車に先行して、同一の電着塗装ラインによって電着塗
装された量産車に関して、既に蓄積されているデータを
用いて、相関予測式を設定する。この相関予測式は、対
象となる電着塗装ライン固有の特性(例えば、塗料の流
れ、電極の位置等)を良好に反映している。したがっ
て、先行して実際に電着塗装が行われた量産車に関する
相関予測式を、それと同一の電着塗装ラインで電着塗装
を行おうとする対象車に適用すれば、その対象車に関す
る実車状態の塗膜厚を良好に予測することができる。そ
の際、対象車の構成部材と量産車の構成部材とを同一に
すれば、塗膜厚の予測精度を一層向上させることができ
る。
は、相関予測式には反映できないため、構造上の相違に
起因した塗膜厚は相関予測式自体では評価できない。し
かしながら、本実施形態では、相関予測式の入力変数X
を、対象車の構成部材を解析対象にした電着塗装解析よ
り算出している。この入力変数Xは、対象車と量産車と
の間における構造上の相違を反映している。これによ
り、異車種の蓄積データより特定された相関予測式であ
っても、対象車に関する実車状態の塗膜厚を精度よく検
出することができる。
コンピュータプログラムを記録した記録媒体を、図1の
ような構成を有するシステムに対して供給してもよい。
この場合、このシステム中のコンピュータ1が、記録媒
体に格納されたコンピュータプログラムを読み取り実行
することによって、本発明の目的を達成することができ
る。したがって、記録媒体から読み取られたコンピュー
タプログラム自体が本発明の新規な機能を実現するた
め、そのプログラムを記録した記録媒体が本発明を構成
する。コンピュータプログラムを記録した記録媒体とし
ては、例えば、CD−ROM、フレキシブルディスク、
ハードディスク、メモリカード、光ディスク、DVD−
ROM、DVD−RAM等が挙げられる。また、上述し
た実施形態の機能を実現するコンピュータプログラム自
体も新規な機能を有している。
塗装解析を行わなくても、着目している構成部材の電着
塗装解析結果から実車の塗膜厚を一義的に算出する。し
たがって、車両モデルの解析メッシュを生成したり、車
両モデルベースでの電着塗装解析を行う必要がないの
で、少ない演算量で実車の塗膜厚を効率的に予測するこ
とが可能となる。
ト
示す図
クの構成図
図
Claims (9)
- 【請求項1】電着塗装ラインを用いて電着塗装を行おう
とする対象車に関して、実車状態の塗膜厚を予測する方
法において、 コンピュータを用いて、前記対象車の一部を構成する構
成部材を解析対象にした電着塗装解析を行い、前記構成
部材の塗膜厚解析値を算出する第1のステップと、 コンピュータが、予め用意された相関予測式に基づい
て、前記塗膜厚解析値から、前記対象車に関する実車状
態の塗膜厚を予測する第2のステップとを有し、 前記相関予測式は、前記対象車が電着塗装を行おうとす
る電着塗装ラインにおいて既に電着塗装が行われた量産
車に関する実車状態の塗膜厚と、前記量産車の一部を構
成する前記構成部材を解析対象にした電着塗装解析より
得られる前記構成部材の塗膜厚解析値との相関関係を規
定していることを特徴とする実車の塗膜厚予測方法。 - 【請求項2】前記量産車の一部を構成する前記構成部材
は、前記量産車の一部を構成する前記構成部材と同一で
あることを特徴とする請求項1に記載された実車の塗膜
厚予測方法。 - 【請求項3】上記第2のステップにおいて、前記相関予
測式として、少なくとも、前記構成部材の塗膜厚解析値
を入力変数とした関数を用いることを特徴とする請求項
1または2に記載された実車の塗膜厚予測方法。 - 【請求項4】上記第2のステップにおいて、前記相関予
測式として、少なくとも、前記構成部材の塗膜厚解析値
を入力としたニューラルネットワークを用いることを特
徴とする請求項1または2に記載された実車の塗膜厚予
測方法。 - 【請求項5】上記第2のステップは、コンピュータが、
前記相関予測式より算出された、前記対象車に関する実
車状態の塗膜厚に対して、電着設備条件または電着液特
性を考慮した補正を行う第3のステップを含むことを特
徴とする請求項1から4のいずれかに記載された実車の
塗膜厚予測方法。 - 【請求項6】上記第3のステップは、少なくとも電着設
備条件または電着液特性を入力としたニューラルネット
ワークを用いて行うことを特徴とする請求項5に記載さ
れた実車の塗膜厚予測方法。 - 【請求項7】上記第1のステップは、 前記構成部材に関して解析メッシュを生成するステップ
と、 前記解析メッシュに対して、電着液が外部から浸入しな
い処理を施すステップとを含むことを特徴とする請求項
1から6のいずれかに記載された実車の塗膜厚予測方
法。 - 【請求項8】電着塗装ラインを用いて電着塗装を行おう
とする対象車に関して、実車状態の塗膜厚を予測するシ
ステムにおいて、 前記対象車が電着塗装を行おうとする電着塗装ラインに
おいて既に電着塗装が行われた量産車に関する実車状態
の塗膜厚と、前記量産車の一部を構成する構成部材を解
析対象にした電着塗装解析より得られる前記構成部材の
塗膜厚解析値との相関関係を規定した相関予測式を記憶
した記憶装置と、 前記対象車の一部を構成する構成部材を解析対象にした
電着塗装解析を行い、前記構成部材の塗膜厚解析値を算
出するとともに、前記相関予測式に基づいて、前記塗膜
厚解析値から、前記対象車に関する実車状態の塗膜厚を
予測するコンピュータとを有することを特徴とする実車
の塗膜厚予測システム。 - 【請求項9】電着塗装ラインを用いて電着塗装を行おう
とする対象車に関して、実車状態の塗膜厚を予測する方
法をコンピュータに実行させるプログラムが記録された
記録媒体において、 前記対象車の一部を構成する構成部材を解析対象にした
電着塗装解析を行い、前記構成部材の塗膜厚解析値を算
出する第1のステップと、 コンピュータが、予め用意された相関予測式に基づい
て、前記塗膜厚解析値から、前記対象車に関する実車状
態の塗膜厚を予測する第2のステップとを有し、 前記相関予測式は、前記対象車が電着塗装を行おうとす
る電着塗装ラインにおいて既に電着塗装が行われた量産
車に関する実車状態の塗膜厚と、前記量産車の一部を構
成する前記構成部材を解析対象にした電着塗装解析より
得られる前記構成部材の塗膜厚解析値との相関関係を規
定していることを特徴とする実車の塗膜厚予測方法をコ
ンピュータに実行させるプログラムが記録された記録媒
体。
Priority Applications (3)
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