JP4219959B2 - 発泡アルコール飲料及びその製造方法 - Google Patents

発泡アルコール飲料及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4219959B2
JP4219959B2 JP2007036997A JP2007036997A JP4219959B2 JP 4219959 B2 JP4219959 B2 JP 4219959B2 JP 2007036997 A JP2007036997 A JP 2007036997A JP 2007036997 A JP2007036997 A JP 2007036997A JP 4219959 B2 JP4219959 B2 JP 4219959B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fermentation
alcoholic beverage
beer
sparkling alcoholic
foam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007036997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007125045A (ja
Inventor
秀一 石井
光彦 小田
篤毅 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sapporo Breweries Ltd
Original Assignee
Sapporo Breweries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sapporo Breweries Ltd filed Critical Sapporo Breweries Ltd
Priority to JP2007036997A priority Critical patent/JP4219959B2/ja
Publication of JP2007125045A publication Critical patent/JP2007125045A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4219959B2 publication Critical patent/JP4219959B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alcoholic Beverages (AREA)

Description

本発明は、麦芽及び麦類を使用しないビール様アルコール飲料に係り、特に、発酵効率を改善し、香味、泡品質等の諸特性の良好なビール様発泡アルコール飲料及びその製造方法に関する。
大麦麦芽を原料として使用するビール、発泡酒等の麦芽アルコール飲料では、麦芽あるいは麦芽と麦芽以外の副原料として米、大麦、小麦、コーン、スターチ等の澱粉質を用い、麦芽の活性酵素を利用(発泡酒では酵素そのものを添加する場合もある)して、麦芽あるいは麦芽と副原料の澱粉質を糖化させ、得られた糖化液にホップを加えた後に酵母を添加してアルコール発酵させる。
一方、上記麦芽アルコール飲料のように製麦工程や液化・糖化工程などの醸造工程を経ない、即ち、麦芽及び麦類を一切使用しないビール様発泡アルコール飲料(香味がビールに類似しているアルコール飲料)として、炭素源を含有するシロップ、アミノ酸含有材料などの窒素源、水、ホップの原材料を使用し、更に、必要に応じて色素、起泡・泡持ち向上物質と必要に応じて香料を添加して原料液を造り、当該原料液に通常のビール製造工程と同様にビール酵母を添加し、アルコール発酵させて造られるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
当該ビール様発泡アルコール飲料は、ビール、発泡酒に続く新たな発泡アルコール飲料として新たに開発されたもので、今後、更なる香味、泡品質等の諸特性の充実が期待されており、ビール、発泡酒に類似する香味、泡品質等の諸特性を得るために、使用する原材料、製造方法等の改良研究が進められている。
特開2001−37462号公報
したがって、本発明は、上述に鑑みてなされたものであり、ビール様発泡アルコール飲料において、発酵効率の良好な原料液を得ることにより、ビール、発泡酒に類似する香味、泡品質等の諸特性を備え、かつ、すっきり感を備えたビール様発泡アルコール飲料を提供することを課題としている。
上記課題は、本発明による以下の手段により解決される。
即ち、上記目的は、請求項1に記載されるが如く、原料として大麦、小麦及び麦芽を使用しない発泡アルコール飲料の製造方法であって、炭素源を含有するシロップ、窒素源としての大豆タンパク分解物、ホップ及び水を原料として発酵前液を製造する工程と、前記発酵前液を酵母を用いて発酵させることにより発泡アルコール飲料を得る発酵工程と、発酵工程を経た発泡アルコール飲料を濾過する濾過工程とで構成されたことを特徴とする発泡アルコール飲料の製造方法によって達成される。
請求項1に記載の発明によれば、酵母に適した栄養源を豊富に含む発酵前液を得ることが出来、発酵効率が改善され、ビール、発泡酒に類似する香味、泡品質等の諸特性を備え、かつ、すっきり感を備えたビール様発泡アルコール飲料の製造方法を提供できる。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の発明において、濾過工程前の前記各工程又は各工程間のいずれかに起泡・泡持ち向上物質を添加することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、起泡・泡持ち、即ち泡品質を向上する物質を添加することにより、泡品質を改善すると共にビール、発泡酒に類似する香味、泡品質を備え、かつ、すっきり感を備えたビール様発泡アルコール飲料の製造方法を提供できる。
請求項3にかかる発明は、請求項2に記載の発明において、前記起泡・泡持ち向上物質としてエンドウ豆から抽出して得たエンドウタンパクを使用することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記起泡・泡持ち向上物質としてエンドウ豆から抽出して得たエンドウタンパクを使用することで、泡品質を改善すると共にビール、発泡酒に類似する香味、泡品質を備え、かつ、すっきり感を備えたビール様発泡アルコール飲料の製造方法を提供できる。
請求項4にかかる発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の製造方法により製造した発泡アルコール飲料によって達成できる。
請求項4に記載の発明によれば、泡品質を改善すると共にビール、発泡酒に類似する香味、泡品質を備え、かつ、すっきり感を備えたビール様発泡アルコール飲料を提供できる。
本発明で使用されるエンドウタンパクは、エンドウ豆から抽出し、精製分離して得た植物性タンパクであり、商業的に入手可能である。
本発明によれば、原料として大麦、小麦及び麦芽を使用しない発泡アルコール飲料の製造方法であって、炭素源を含有するシロップ、大豆タンパク分解物を含む窒素源、ホップ及び水を原料として発酵前液を製造し、当該発酵前液を発酵させてビール様発泡アルコール飲料を製造することにより、酵母に適した栄養源を豊富に含む発酵前液を得ることが出来、発酵効率が改善され、ビール、発泡酒に類似する香味、泡品質を備え、かつ、すっきり感を備えたビール様発泡アルコール飲料の製造方法を得ることができる。また、製造工程あるいは各製造工程間においてエンドウタンパクを配合することにより、泡品質を改善した発泡アルコール飲料を得ることができる。
以下には本発明をより詳細に説明するために実施例を示す。
[実施例]
以下、本発明の製法に従って実施した具体例について述べる。
ここでは、適当な窒素源と泡特性を改善する原材料とを組み併せて、あるいは何れ一方を使用する場合に適用して実施した試験醸造を説明する。なお、本実施例は、400Lスケールの醸造設備において試験的に実施したものである。計21種類のビール様発泡アルコール飲料及び2種類の発泡酒を製造し、これらについて泡持ち、発酵性香味の官能比較試験を行った。実施例1乃至7は何れも原材料以外の工程条件は同じとし、最終的にアルコール5.0容量%に調整した。同様に、実施例8も何れの原材料以外の工程条件は同じとし、最終的に5.5容量%に調整した。
なお、エンドウ豆(豌豆:Pisum Sativum L)には黄色、グリーン、赤の3種類が有るが、以下の実施例に使用したエンドウ豆は黄色エンドウであり、この当該黄色エンドウ豆より抽出したエンドウタンパクを使用する。
(実施例1)
実施例1は、麦芽、窒素源を使用することなく、炭素源を含有するシロップ、ホップ、色素、・泡特性を改善する原材料及び水を原料として発酵前液を製造し、該発酵前液を酵母を使用して発酵させることによりビール様発泡アルコール飲料を製造する方法に泡特性を改善する原材料としてエンドウタンパク(オルガノローディアフード社製:エンドウタンパク、以下同じ)、大豆タンパク(昭和産業社製:昭和フレッシュ、以下同じ)を使用することにより本発明を適用した例で、以下の手順で実施した。
(1)以下の原料を使用して発酵前液を調整する。
使用原料:ビール様発泡アルコール飲料を製造するために、原料をシロップ69kg(固形分75%、シロップはDE50の製品を使い、商業的に入手可能 注:DEとはDextrose equivalentの略で、でん粉の糖化率)とした。そして泡特性を改善する原材料を使用しない(#1−1)エンドウタンパク2000g(#1−2)、大豆タンパク2000g(#1−3)として、発明の実施の形態で述べた製造工程に従って製造した。
すなわち、カラメル色素240g(池田糖化工業社製:コクヨカラメル、以下同じ),ホップペレット400gに300乃至350Lのお湯を加えて、更にシロップを加えて溶解させ、60乃至90分間煮沸する。
その後、ワールプールと呼ばれる沈殿槽でホップ粕などを除去し、10℃までプレートクーラーで冷却し、発酵前液を得る。この発酵前液にビール酵母を添加し、6乃至12℃で発酵させる(発酵日数は後述)。その後、−1℃で貯酒を行った。
発酵液は珪藻土を利用して濾過して酵母を取り除き、最終的なビール様発泡アルコール飲料を得た。
前述した様に、本実施例では、2種類の泡特性を改善する原材料を使って、ビール様発泡アルコール飲料を製造し、これらの3つの試験について泡特性について調べた。この泡特性は泡持ちNIBEM値(一般的にビール及び発泡酒などの発泡アルコール飲料の泡持ちを評価する指標値)を測定することにより行った。すなわち、NIBEM値が高い値を示せば、泡持ちが良いと評価できる。
Figure 0004219959
表1は泡持ちNIBEM値を示すものである。
表1に示したデータから、エンドウタンパクを使用した#1−2は#1−1、#1−3と比較して優れた泡特性を有することが確認された。
Figure 0004219959
評価基準:項目毎に以下の通り、3または段階評価
硫化物臭 :0(弱い)、1(やや弱い)、2(並)、3(やや強い)
エステル香 :0(弱い)、1(やや弱い)、2(並)、3(やや強い)
後味 :0(切れず)、1(やや切れず)、2(並)、3(やや切れる)
表2の官能評価は#1−1の香味を基準としている。
なお、本実施例ではいずれのサンプルとも「後味」の評価は良好とは言えなかった。これは、各サンプルの製造過程で窒素源を添加していないため、発酵が途中で止まり、所定より残存エキス分が所定よりも多いことに起因し、この残存エキス分によって、より甘味が感じられることとなり、後味に影響が現われた。しかしながら、そのような状況においても、エンドウタンパクを使用したサンプル#1−2が、他のサンプル#1−1、#1−3と比べてより硫化物臭が低減されて、エステル香や切れも明らかに上回っていた。
Figure 0004219959
表3は本実施例におけるビール様発泡アルコール飲料の製造工程において、発酵日数を比較したものである。発酵日数は、当該発酵前液のエキスが11.00%から仮性エキスで2.50%になるまでを目指したが、本実施例では、仮性エキスで4.00%まで下がらなかった。仮性エキスは発酵によって当該発酵前液中の糖から生じたアルコールと発酵されていない糖との比重から求められたエキスであり、より具体的には発酵工程中の発酵液を採取して、振動式密度計で測定した。通常の発酵日数は7乃至9日であるが、本実施例では、発酵液中に酵母が資化可能な糖があるにも関わらず、仮性エキスが4.00%で発酵は止まった。
Figure 0004219959
表4は本実施例における酵母を添加する前の当該発酵前液中の遊離アミノ態窒素の量を示している。好ましい発酵が出来なかったために、更に窒素源を補給することが望ましい。
(実施例2)
実施例2は、窒素源として麦芽を使用することなく大豆タンパクの分解物(不二製油社製:ハイニュート、以下同じ)を使用し、炭素源を含有するシロップ、窒素源、ホップ、色素、・泡特性を改善する原材料及び水を原料として発酵前液を製造し、該発酵前液を酵母を使用して発酵させることによりビール様発泡アルコール飲料を製造する方法に泡特性を改善する原材料としてエンドウタンパク、大豆タンパクを使用することにより本発明を適用した例で、以下の手順で実施した。
(1)以下の原料を使用して発酵前液を調整する。
使用原料:ビール様発泡アルコール飲料を製造するために、原料をシロップ69kg(固形分75%、シロップはDE50の製品を使い、商業的に入手可能 注:DEとはDextrose equivalentの略で、でん粉の糖化率)とした。窒素源として大豆タンパクの分解物を400g使用した。そして泡特性を改善する原材料を使用しない(#2−1)、エンドウタンパク2000g(#2−2)、大豆タンパク2000g(#2−3)として、発明の実施の形態で述べた製造工程に従って製造した。
すなわち、カラメル色素240g,ホップペレット400gに300乃至350Lのお湯を加えて、更にシロップを加えて溶解させ、60乃至90分間煮沸する。
その後、ワールプールと呼ばれる沈殿槽でホップ粕などを除去し、10℃までプレートクーラーで冷却し、発酵前液を得る。この発酵前液にビール酵母を添加し、6乃至12℃で発酵させる(発酵日数は後述)。その後、−1℃で貯酒を行った。
発酵液は珪藻土を利用して濾過して酵母を取り除き、最終的なビール様発泡アルコール飲料を得た。
以下、実施例1と同様に、泡持ち、官能評価、発酵日数、遊離アミノ酸量をそれぞれ表5乃至表8に示す。
Figure 0004219959
表5は泡持ちNIBEM値を示すものである。
表5に示したデータから、エンドウタンパクを使用した#2−2は、#2−1、#2−3と比較して優れた泡特性を有することが確認された。
Figure 0004219959
評価基準:項目毎に以下の通り、3または段階評価
硫化物臭 :0(弱い)、1(やや弱い)、2(並)、3(やや強い)
エステル香 :0(弱い)、1(やや弱い)、2(並)、3(やや強い)
後味 :0(切れず)、1(やや切れず)、2(並)、3(やや切れる)
表6の官能評価は#2−1の香味を基準としている。
10名のパネルで官能評価を行った結果、エンドウタンパクを使用した#2−2が、#2−1、#2−3と比べてより硫化物臭が低減されて、エステル香が増加し、後味で切れが増すなどビール、発泡酒などの麦芽アルコール飲料で好まれる特徴が増強された。
Figure 0004219959
表7は本実施例におけるビール様発泡アルコール飲料の製造工程において、発酵日数を比較したものである。発酵日数は、当該発酵前液のエキスが11.00%から仮性エキスで2.50%になるまでとした。仮性エキスは発酵工程中の発酵液を採取して、振動式密度計で測定した。通常の発酵日数は7乃至9日であるが、この結果からも分かる様に、#2−2が、#2−1、#2−3に比べて発酵日数が1日短縮された。
Figure 0004219959
表8は本実施例における酵母を添加する前の当該発酵前液中の遊離アミノ態窒素の量を示している。#2−1と比べて、エンドウタンパクを使った#2−2、大豆タンパクを使った#2−3で何れも値がわずかに上昇していた。
また、上記実施例1と2の結果から、窒素源として大豆タンパク分解物を使用した実施例2は、窒素源無添加の実施例1と比較して、起泡・泡持ち向上物質の種類や有無に関係なく、酵母の栄養源である遊離アミノ態窒素の含有量が増加し、発酵日数も大幅に減少しており、発酵効率が改善されていることが確認された。したがって、窒素源として大豆タンパク分解物を使用することが発酵効率の改善に寄与することが分かる。
(実施例3)
実施例3は、窒素源として麦芽を使用することなく炭素源として使用するシロップの一部に米糖化液(群栄化学社製、米の分解物、商業的に入手可能)を使用し、この米糖化液に含まれる窒素源を利用する。更にホップ、色素、・泡特性を改善する原材料及び水を原料として発酵前液を製造し、該発酵前液を酵母を使用して発酵させることによりビール様発泡アルコール飲料を製造する方法に泡特性を改善する原材料としてエンドウタンパク、大豆タンパクを使用することにより本発明を適用した例で、以下の手順で実施した。
(1)以下の原料を使用して発酵前液を調整する。
使用原料:ビール様発泡アルコール飲料を製造するために、原料をシロップ69kg(固形分75%、DE50のシロップ52.1kg、残りの6.9kgは米糖化液を使用、何れも商業的に入手可能)とした。窒素源として、前記シロップ69kgの内、6.9kgを米糖化液で置換え、この米糖化液に含まれる窒素源を利用した。そして泡特性を改善する原材料として使用しない(#3−1)エンドウタンパク2000g(#3−2)、大豆タンパク2000g(#3−3)として、発明の実施の形態で述べた製造工程に従って製造した。
すなわち、カラメル色素240g、ホップペレット400gに300乃至350Lのお湯を加えて、更にシロップを加えて溶解させ、60乃至90分間煮沸する。
その後、ワールプールと呼ばれる沈殿槽でホップ粕などを除去し、10℃までプレートクーラーで冷却し、発酵前液を得る。この発酵前液にビール酵母を添加し、6乃至12℃で発酵させる(発酵日数は後述)。その後、−1℃で貯酒を行った。
発酵液は珪藻土を利用して濾過して酵母を取り除き、最終的なビール様発泡アルコール飲料を得た。
Figure 0004219959
表9は泡持ちNIBEM値を示すものである。
表9に示したデータから、エンドウタンパクを使用した#3−2は#3−1、#3−3と比較して優れた泡特性を有することが確認された。
Figure 0004219959
評価基準:項目毎に以下の通り、3または段階評価
硫化物臭 :0(弱い)、1(やや弱い)、2(並)、3(やや強い)
エステル香 :0(弱い)、1(やや弱い)、2(並)、3(やや強い)
後味 :0(切れず)、1(やや切れず)、2(並)、3(やや切れる)
表10の官能評価は#3−1の香味を基準としている。
10名のパネルで官能評価を行った結果、エンドウタンパクを使用した#3−2が、#3−1、#3−3と比べてより硫化物臭が低減されて、エステル香が増加し、後味で切れが増すなどビール、発泡酒などの麦芽アルコール飲料で好まれる特徴が増強された。
Figure 0004219959
表11は本実施例におけるビール様発泡アルコール飲料の製造工程において、発酵日数を比較したものである。発酵日数は、当該発酵前液のエキスが11.00%から仮性エキスで2.50%になるまでとした。仮性エキスは発酵工程中の発酵液を採取して、振動式密度計で測定した。通常の発酵日数は7乃至9日であるが、この結果からも分かる様に、#3−2、#3−3が、#3−1に比べて発酵日数が1日短縮された。
Figure 0004219959
表12は本実施例における酵母を添加する前の当該発酵前液中の遊離アミノ態窒素の量を示している。#3−1と比べて、エンドウタンパクを使った#3−2、大豆タンパクを使った#3−3で何れも値がわずかに上昇していた。
(実施例4)
実施例4は、窒素源として麦芽を使用することなくコーンタンパク粉末(コーンタンパクの分解物、商業的に入手可能)を使用し、炭素源を含有するシロップ、窒素源、ホップ、色素、・泡特性を改善する原材料及び水を原料として発酵前液を製造し、該発酵前液を酵母を使用して発酵させることによりビール様発泡アルコール飲料を製造する方法に泡特性を改善する原材料としてエンドウタンパク、大豆タンパクを使用することにより本発明を適用した例で、以下の手順で実施した。
(1)以下の原料を使用して発酵前液を調整する。
使用原料:ビール様発泡アルコール飲料を製造するために、原料をシロップ69kg(固形分75%、シロップはDE50の製品を使い、何れも商業的に入手可能 、注:DEとはDextrose equivalentの略で、でん粉の糖化率)とした。窒素源としてコーンタンパク粉末を240g使用した。そして泡特性を改善する原材料を使用しない(#4−1)、エンドウタンパク2000g(#4−2)、大豆タンパク2000g(#4−3)として、発明の実施の形態で述べた製造工程に従って製造した。
すなわち、カラメル色素240g,ホップペレット400gに300乃至350Lのお湯を加えて、更にシロップを加えて溶解させ、60乃至90分間煮沸する。
その後、ワールプールと呼ばれる沈殿槽でホップ粕などを除去し、10℃までプレートクーラーで冷却し、発酵前液を得る。この発酵前液にビール酵母を添加し、6乃至12℃で発酵させる(発酵日数は後述)。その後、−1℃で貯酒を行った。
発酵液は珪藻土を利用して濾過して酵母を取り除き、最終的なビール様発泡アルコール飲料を得た。
以下、実施例3と同様に、泡持ち、官能評価、発酵日数及び遊離アミノ酸量を示す。
Figure 0004219959
表13は泡持ちNIBEM値を示すものである。
表13に示したデータから、エンドウタンパクを使用した#4−2は#4−1、#4−3と比較して優れた泡特性を有することが確認された。
Figure 0004219959
評価基準:項目毎に以下の通り、3または段階評価
硫化物臭 :0(弱い)、1(やや弱い)、2(並)、3(やや強い)
エステル香 :0(弱い)、1(やや弱い)、2(並)、3(やや強い)
後味 :0(切れず)、1(やや切れず)、2(並)、3(やや切れる)
表14の官能評価は#4−1の香味を基準としている。
10名のパネルで官能評価を行った結果、エンドウタンパクを使用した#4−2が、#4−1、#4−3と比べてより硫化物臭が低減されて、エステル香が増加し、後味で切れが増すなどビール、発泡酒などの麦芽アルコール飲料で好まれる特徴が増強された。
Figure 0004219959
表15は本実施例におけるビール様発泡アルコール飲料の製造工程において、発酵日数を比較したものである。発酵日数は、当該発酵前液のエキスが11.00%から仮性エキスで2.50%になるまでとした。仮性エキスは発酵工程中の発酵液を採取して、振動式密度計で測定した。通常の発酵日数は7乃至9日であるが、この結果からも分かる様に、#4−2が、#4−1、#4−3に比べて発酵日数が1日短縮された。
Figure 0004219959
表16は本実施例における酵母を添加する前の当該発酵前液中の遊離アミノ態窒素の量を示している。#4−1と比べて、エンドウタンパクを使った#4−2、大豆タンパクを使った#4−3で何れも値がわずかに上昇していた。
(実施例5)
実施例5は、窒素源として麦芽を使用することなくコーンタンパク粉末(コーンタンパクの分解物、商業的に入手可能)、酵母エキス(サッポロビール社製、乾燥酵母のエキス溶液、商業的入手可能)を使用し、炭素源を含有するシロップ、窒素源、ホップ、色素、・泡特性を改善する原材料及び水を原料として発酵前液を製造し、該発酵前液を酵母を使用して発酵させることによりビール様発泡アルコール飲料を製造する方法に泡特性を改善する原材料としてエンドウタンパク、大豆タンパクを使用することにより本発明を適用した例で、以下の手順で実施した。
(1)以下の原料を使用して発酵前液を調整する。
使用原料:ビール様発泡アルコール飲料を製造するために、原料をシロップ69kg(固形分75%、シロップはDE50の製品を使い、何れも商業的に入手可能 、注:DEとはDextrose equivalentの略で、でん粉の糖化率)とした。窒素源としてコーンタンパク粉末を120g、酵母エキス60g使用した。そして泡特性を改善する原材料を使用しない(#5−1)、エンドウタンパク2000g(#5−2)、大豆タンパク2000g(#5−3)として、発明の実施の形態で述べた製造工程に従って製造した。
すなわち、カラメル色素240g、ホップペレット400gに300乃至350Lのお湯を加えて、更にシロップを加えて溶解させ、60乃至90分間煮沸する。
その後、ワールプールと呼ばれる沈殿槽でホップ粕などを除去し、10℃までプレートクーラーで冷却し、発酵前液を得る。この発酵前液にビール酵母を添加し、6乃至12℃で発酵させる(発酵日数は後述)。その後、−1℃で貯酒を行った。
発酵液は珪藻土を利用して濾過して酵母を取り除き、最終的なビール様発泡アルコール飲料を得た。
以下、実施例5における、泡持ち、官能評価、発酵日数、遊離アミノ酸量を示す。
Figure 0004219959
表17は泡持ちNIBEM値を示すものである。
表17に示したデータから、エンドウタンパクを使用した#5−2は#5−1、#5−3と比較して優れた泡特性を有することが確認された。
Figure 0004219959
評価基準:項目毎に以下の通り、3または段階評価
酵母臭 :0(弱い)、1(やや弱い)、2(並)、3(やや強い)
エステル香 :0(弱い)、1(やや弱い)、2(並)、3(やや強い)
後味 :0(切れず)、1(やや切れず)、2(並)、3(やや切れる)
表18の官能評価は#5−1の香味を基準としている。
10名のパネルで官能評価を行った結果、何れの実施例も同等の酵母臭とエステル香を有した。
Figure 0004219959
表19は本実施例におけるビール様発泡アルコール飲料の製造工程において、発酵日数を比較したものである。発酵日数は、当該発酵前液のエキスが11.00%から仮性エキスで2.50%になるまでとした。仮性エキスは発酵工程中の発酵液を採取して、振動式密度計で測定した。通常の発酵日数は7乃至9日であるが、この結果からも分かる様に、#5−2が、#5−1、#5−3に比べて発酵日数が1日短縮された。
Figure 0004219959
表20は本実施例における酵母を添加する前の当該発酵前液中の遊離アミノ態窒素の量を示している。#5−1と比べて、エンドウタンパクを使った#5−2、大豆タンパクを使った#5−3で何れも値がわずかに上昇していた。
(実施例6)
実施例6は、窒素源として麦芽を使用することなくコーンタンパク粉末(コーンタンパクの分解物、商業的に入手可能)、硫酸アンモニウムを使用し、炭素源を含有するシロップ、窒素源、ホップ、色素、・泡特性を改善する原材料及び水を原料として発酵前液を製造し、該発酵前液を酵母を使用して発酵させることによりビール様発泡アルコール飲料を製造する方法に泡特性を改善する原材料としてエンドウタンパク、大豆タンパクを使用することにより本発明を適用した例で、以下の手順で実施した。
(1)以下の原料を使用して発酵前液を調整する。
使用原料:ビール様発泡アルコール飲料を製造するために、原料をシロップ69kg(固形分75%、シロップはDE50の製品を使い、何れも商業的に入手可能 、注:DEとはDextrose equivalentの略で、でん粉の糖化率)とした。窒素源としてコーンタンパク粉末を240g、硫酸アンモニウム26g使用した。そして泡特性を改善する原材料を使用しない(#6−1)、エンドウタンパク2000g(#6−2)、大豆タンパク2000g(#6−3)として、発明の実施の形態で述べた製造工程に従って製造した。
すなわち、カラメル色素240g、ホップペレット400gに300乃至350Lのお湯を加えて、更にシロップを加えて溶解させ、60乃至90分間煮沸する。
その後、ワールプールと呼ばれる沈殿槽でホップ粕などを除去し、10℃までプレートクーラーで冷却し、発酵前液を得る。この発酵前液にビール酵母を添加し、6乃至12℃で発酵させる(発酵日数は後述)。その後、−1℃で貯酒を行った。
発酵液は珪藻土を利用して濾過して酵母を取り除き、最終的なビール様発泡アルコール飲料を得た。
以下、実施例6における泡持ち、官能評価、発酵日数、遊離アミノ酸量の測定結果を示す。
Figure 0004219959
表21は泡持ちNIBEM値を示すものである。
表21に示したデータから、エンドウタンパクを使用した#6−2は、#6−1、#6−3と比較して優れた泡特性を有することが確認された。
Figure 0004219959
評価基準:項目毎に以下の通り、3または段階評価
硫化物臭 :0(弱い)、1(やや弱い)、2(並)、3(やや強い)
エステル香 :0(弱い)、1(やや弱い)、2(並)、3(やや強い)
後味 :0(切れず)、1(やや切れず)、2(並)、3(やや切れる)
表22の官能評価は#6−1の香味を基準としている。
10名のパネルで官能評価を行った結果、エンドウタンパクを使用した#6−2が、#6−1、#6−3と比べてより硫化物臭が低減されて、エステル香が増加し、後味で切れが増すなどビール、発泡酒などの麦芽アルコール飲料で好まれる特徴が増強された。
Figure 0004219959
表23は本実施例におけるビール様発泡アルコール飲料の製造工程において、発酵日数を比較したものである。発酵日数は、当該発酵前液のエキスが11.00%から仮性エキスで2.50%になるまでとした。仮性エキスは発酵工程中の発酵液を採取して、振動式密度計で測定した。通常の発酵日数は7乃至9日であるが、この結果からも分かる様に、#6−2が、#6−1、#6−3に比べて発酵日数が1日短縮された。
Figure 0004219959
表24は本実施例における酵母を添加する前の当該発酵前液中の遊離アミノ態窒素の量を示している。#6−1と比べて、エンドウタンパクを使った#6−2、大豆タンパクを使った#6−3で何れも値がわずかに上昇していた。
(実施例7)
実施例7は、窒素源として麦芽を使用することなくホワイトソルガム(日本ではこうりゃん、またはモロコシと呼ばれている、ホワイトソルガムの粉砕物、商業的に入手可能)、硫酸アンモニウムを使用し、炭素源を含有するシロップ、窒素源、ホップ、色素、・泡特性を改善する原材料及び水を原料として発酵前液を製造し、該発酵前液を酵母を使用して発酵させることによりビール様発泡アルコール飲料を製造する方法に泡特性を改善する原材料としてエンドウタンパク、大豆タンパクを使用することにより本発明を適用した例で、以下の手順で実施した。
(1)以下の原料を使用して発酵前液を調整する。
使用原料:ビール様発泡アルコール飲料を製造するために、原料をシロップ34.5kg(固形分75%、シロップはDE50の製品を使い、何れも商業的に入手可能 、注:DEとはDextrose equivalentの略で、でん粉の糖化率)とした。窒素源としてホワイトソルガムの粉砕物を34.5kg、αアミラーゼ34.5g、βアミラーゼ34.5g、プロテアーゼ34.5gを使用した。そして泡特性を改善する原材料を使用しない(#7−1)、エンドウタンパク2000g(#7−2)、大豆タンパク2000g(#7−3)として、発明の実施の形態で述べた製造工程に従って製造した。
すなわち、150乃至175Lのお湯を加えて、ホワイトソルガム粉砕物とαアミラーゼ、βアミラーゼ、プロテアーゼを加えて48℃で20分間保持した。次に65℃まで昇温して25分間保持して、75℃まで昇温した。その後、カラメル色素240g,ホップペレット400gに150乃至175Lのお湯を加えて、更にシロップを加えて溶解させ、60乃至90分間煮沸した。
その後、ワールプールと呼ばれる沈殿槽でホップ粕などを除去し、10℃までプレートクーラーで冷却し、発酵前液を得る。この発酵前液にビール酵母を添加し、6乃至12℃で発酵させる(発酵日数は後述)。その後、−1℃で貯酒を行った。
発酵液は珪藻土を利用して濾過して酵母を取り除き、最終的なビール様発泡アルコール飲料を得た。
Figure 0004219959
表25は泡持ちNIBEM値を示すものである。
表25に示したデータから、エンドウタンパクを使用した#7−2は#7−1、#7−3と比較して優れた泡特性を有することが確認された。
Figure 0004219959
評価基準:項目毎に以下の通り、3または段階評価
硫化物臭 :0(弱い)、1(やや弱い)、2(並)、3(やや強い)
エステル香 :0(弱い)、1(やや弱い)、2(並)、3(やや強い)
後味 :0(切れず)、1(やや切れず)、2(並)、3(やや切れる)
表26の官能評価は#7−1の香味を基準としている。
10名のパネルで官能評価を行った結果、エンドウタンパクを使用した#7−2と#7−3が、#7−1と比べてより硫化物臭が低減されており、さらに#7−2は#7−1、#7−3と比べてエステル香が増加したが、後味の切れは何れの実施例で同等であった。
Figure 0004219959
表27は本実施例におけるビール様発泡アルコール飲料の製造工程において、発酵日数を比較したものである。発酵日数は、当該発酵前液のエキスが11.00%から仮性エキスで2.50%になるまでとした。仮性エキスは発酵工程中の発酵液を採取して、振動式密度計で測定した。通常の発酵日数は7乃至9日であるが、この結果からも分かる様に、何れの実施例も通常の発酵日数よりもかなり短縮されて、同等の発酵日数であった。
Figure 0004219959
表28は本実施例における酵母を添加する前の当該発酵前液中の遊離アミノ態窒素の量を示している。#7−1と比べて、わずかではあるが、エンドウタンパクを使った#7−2、大豆タンパクを使った#7−3で何れも値が上昇していた。
本発明の実施例1乃至7の様な、麦芽及び麦類を使用しないアルコール飲料において、エンドウタンパクが、泡持ちに寄与するだけでなく、後味の切れのようなビール、発泡酒などの麦芽アルコール飲料で好まれる特徴が増強され、結果として好ましい香味のアルコール飲料の製造に寄与していると考えることができ、このことは上記実施例による試験結果と一致する。
更に、上記の官能評価からもわかる様に、少なくとも0.5%のエンドウタンパクを使用することで、硫化物臭や酸味のような香味が低減され、かつエステル臭、味の厚味と言ったビール、発泡酒などの麦芽アルコール飲料で好まれる特徴が増強された。
(実施例8)
本実施例は、エンドウタンパクを発泡酒仕様のアルコール飲料の製造に適用したもので以下の手順により実施した。
(1)麦芽15kgに57℃のお湯を加え糖化を行ったろ過麦汁310Lにシロップ50kgとエンドウタンパク350g、ホップペレット500gを加え、60乃至90分間煮沸する。その後、ワールプールと呼ばれる沈殿槽でホップ粕などを除去し、10℃までプレートクーラーで冷却し、発酵前液を得る。
(2)この発酵前液にビール酵母を添加し、6乃至15℃で5日乃至15日間発酵させる。その後、−1℃で貯酒を行った。発酵液は珪藻土を利用して濾過して酵母を取り除き、アルコール5.0容量%の試験発泡酒(♯8―1)を製造した。
(3)更に、比較として発酵前液の配合からエンドウタンパクだけを除いて対照の発泡酒(♯8−2)を得た。
(4)前例と同様に泡持ち試験を実施し、対照と比較した結果を、表29に示している。本実施例においても、エンドウタンパクを使用しないものと比較して泡持ちが向上していることがわかる。
Figure 0004219959
以上本発明の好ましい実施形態及び実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。より具体的には、エキス分が2.00%を切る様に上記の雑酒を濃度調整すればスピリッツになり、発酵工程以降に、フレーバーなどを添加すればリキュールへの転用も容易に可能である。

Claims (4)

  1. 原料として大麦、小麦及び麦芽を使用しない発泡アルコール飲料の製造方法であって、炭素源を含有するシロップ、窒素源としての大豆タンパク分解物、ホップ及び水を原料として発酵前液を製造する工程と、前記発酵前液を酵母を用いて発酵させることにより発泡アルコール飲料を得る発酵工程と、発酵工程を経た発泡アルコール飲料を濾過する濾過工程とで構成されたことを特徴とする発泡アルコール飲料の製造方法。
  2. 濾過工程前の前記各工程又は各工程間のいずれかに起泡・泡持ち向上物質を添加することを特徴とする請求項1に記載の発泡アルコール飲料の製造方法。
  3. 前記起泡・泡持ち向上物質としてエンドウ豆から抽出して得たエンドウタンパクを使用することを特徴とする請求項に記載の発泡アルコール飲料の製造方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の製造方法により製造した発泡アルコール飲料。
JP2007036997A 2003-07-10 2007-02-16 発泡アルコール飲料及びその製造方法 Expired - Fee Related JP4219959B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007036997A JP4219959B2 (ja) 2003-07-10 2007-02-16 発泡アルコール飲料及びその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003195202 2003-07-10
JP2004150566 2004-05-20
JP2007036997A JP4219959B2 (ja) 2003-07-10 2007-02-16 発泡アルコール飲料及びその製造方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005035262A Division JP3955604B2 (ja) 2003-07-10 2005-02-10 発泡アルコール飲料及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007125045A JP2007125045A (ja) 2007-05-24
JP4219959B2 true JP4219959B2 (ja) 2009-02-04

Family

ID=38148226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007036997A Expired - Fee Related JP4219959B2 (ja) 2003-07-10 2007-02-16 発泡アルコール飲料及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4219959B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4275170B2 (ja) * 2006-12-01 2009-06-10 アサヒビール株式会社 発泡性アルコール飲料の製造方法
JP6414808B2 (ja) * 2014-03-28 2018-10-31 アサヒビール株式会社 ビールテイスト飲料及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007125045A (ja) 2007-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4319243B2 (ja) 発泡アルコール飲料及びその製造方法
JP7462596B2 (ja) ビールテイスト飲料
JPWO2006115224A1 (ja) 発泡アルコール飲料の製造方法及びその方法を用いて製造された発泡アルコール飲料
JP2009028007A (ja) 麦芽アルコール飲料の製造方法
JP4256351B2 (ja) 発泡アルコール飲料及びその製造方法
CN103582431A (zh) 非发酵啤酒味饮料及其制造方法
JP3955604B2 (ja) 発泡アルコール飲料及びその製造方法
WO2019026490A1 (ja) ビールテイスト飲料の製造方法及びビールテイスト飲料の香味を改善する方法
JP6309181B1 (ja) ビール様アルコール飲料
CA3139911C (en) Beer-taste fermented malt beverage
WO2012077212A1 (ja) ピルビン酸含有量の高いビール様発泡性発酵飲料の製造方法
JPWO2005113737A1 (ja) 大麦、小麦及び麦芽を使用しない発泡性醸造酒の製造方法及びその製造方法によって製造された発泡性醸造酒
JP4219959B2 (ja) 発泡アルコール飲料及びその製造方法
JP4104914B2 (ja) 麦芽アルコール飲料の製造方法及び麦芽アルコール飲料
JP2005328729A (ja) 小麦を用いた発酵麦芽飲料の製造方法
JP2021191256A (ja) 発酵ビールテイストアルコール飲料およびその製造方法
JP4494123B2 (ja) 大麦、小麦及び麦芽を使用しない発泡性アルコール飲料の製造方法及びその製造方法により製造した発泡性アルコール飲料、並びに麦芽アルコール飲料の製造方法及びその製造方法により製造した麦芽アルコール飲料
RU2825472C1 (ru) Ферментированный солодовый напиток со вкусом пива
RU2816894C2 (ru) Напиток со вкусом пива
JP7137268B2 (ja) ビールテイスト飲料の製造方法及び小麦麦芽の評価方法並びにろ過性の向上方法
WO2023171157A1 (ja) 発酵ビール様発泡性飲料及びその製造方法
JP2023180387A (ja) 麦汁のビール酵母発酵液、及びその製造方法
WO2024053297A1 (ja) ビールテイストアルコール飲料
JP2024083826A (ja) 発酵ビールテイスト飲料及びその製造方法
JP2021040574A (ja) ビールテイスト飲料におけるペクチネイタス属細菌の生育抑制方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070522

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070814

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071012

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071023

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071031

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080117

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080229

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081112

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4219959

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131121

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees