JP4219867B2 - 吸気量制御モジュールおよび内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
<A−1.吸気量制御モジュールの構造>
図1は、本発明に係る内燃機関の制御装置を構成する吸気量制御モジュール12の構造を示す断面図である。
次に、本発明に係る実施の形態1の内燃機関の制御装置100の構成について、図2に示すブロック図を用いて説明する。
次に、図3および図4に示すフローチャートを用いて、内燃機関の制御装置100の動作について説明する。
まず、図2を参照しつつ、図3に基づいて吸気量制御モジュール12の詳細な動作を説明する。
処理動作が開始されると、演算部102では、空気流量測定装置13から出力される空気流量信号Vafsに基づいて吸気量Qa(=f1(Vafs))を演算する(ステップS101)。この演算については、予め測定するなどした吸気量とセンサ出力との関係をルックアップテーブルとしてマイクロコンピュータ1内に記憶させ、空気流量信号Vafsを引数としてこのルックアップテーブルを参照して吸気量Qa(検出吸気量)を算出する。
次に、図2を参照しつつ、図4に基づいて内燃機関制御モジュール25の動作について説明する。
以上説明したように、実施の形態1における内燃機関の制御装置100では、吸気量制御モジュール12においてスロットルバルブ開度信号Vthsに基づき、空気流量信号Vafsを、例えばスロットルバルブ開度Θthと吸気量Qaおよびその組み合わせ条件での流量検出誤差のマップ等により補正するので、スロットルバルブ開度による影響を内部補正により大幅に低減した補正吸気量Qasが得られ、高精度なエンジン制御が可能となるとともに、補正吸気量Qasに基づいてスロットルバルブ駆動用モータ11の制御量であるモータ駆動信号を決定できるため、吸気量制御モジュールの内部にて、吸気量に基づいたスロットルバルブ開度の制御が可能となる。
以上説明した内燃機関の制御装置100は、1つのエンジンに1つの吸気量制御モジュール12を備えた構成であったが、図5に示すように、1つのエンジンに複数の吸気量制御モジュール12を備えた内燃機関の制御装置100Aも実現可能である。
<B−1.内燃機関の制御装置の構成>
次に、本発明に係る実施の形態2の内燃機関の制御装置200の構成について、図6に示すブロック図を用いて説明する。
次に、図7、図8および図9に示すフローチャートを用いて、内燃機関の制御装置200の動作について説明する。
まず、図6を参照しつつ、図7に基づいて吸気量制御モジュール121の詳細な動作を説明する。なお、吸気量制御モジュール122〜124においても動作は同じである。
次に、図6を参照しつつ、図8および図9に基づいて内燃機関制御モジュール25の動作について説明する。なお、図8および図9は連続した処理を分割して示しており、記号(1)において互いに接続される。
以上説明したように、実施の形態2における内燃機関の制御装置200では、吸気量制御モジュール121〜124において気筒内に流入する空気の総量(積算吸気量)を算出し、これに基づいて内燃機関制御モジュール25において各気筒に供給する燃料噴射量を決定するので、内燃機関制御モジュール25の処理負荷を軽くすることができる。
図11においては、横軸に時間を、縦軸に接続ノードN2での電圧を示す。なお、接続ノードN2の電圧は一例として0V〜5Vの範囲で変化するものとし、横軸においてはトランジスタTR1およびTR2のオン、オフ状態を併記している。
以上説明した実施の形態2においては、本発明をいわゆる多連スロットルシステムに適用するした場合について説明したが、1つのエンジンに1つの吸気量制御手段を備えた構成、例えば、吸気系の集合部に1つだけ吸気量制御手段を備えるようなシステムにも適用できることは言うまでもなく、この場合も、吸気量を積算する機能を吸気量制御手段側が持つことにより、内燃機関制御モジュール側の演算負担を軽減する効果が得られる。
以上説明した実施の形態1および2においては、図1に示したように空気流量を検出することで吸気量を制御する吸気量制御モジュールを用いることを前提として説明したが、吸気量の計測装置として圧力センサを用いる吸気量制御モジュールを使用することも可能である。
図12は、吸気量の計測装置として圧力センサを用いる吸気量制御モジュール12Aの構造を示す断面図である。
次に、本発明に係る実施の形態3の内燃機関の制御装置300の構成について、図13に示すブロック図を用いて説明する。
次に、図13を参照しつつ、図14に示すフローチャートを用いて、吸気量制御モジュール12Aの動作を説明する。
以上説明したように、実施の形態3における内燃機関の制御装置300では、吸気量制御モジュール12Aにおいて、吸気量の計測装置として圧力センサを使用するが、熱式の空気流量計を吸気量の計測装置として用いる場合と同様の機能を、より低コストで実現することができる。さらにこの吸気量制御モジュールを複数個備えるシステムに適用した場合は、さらにコストダウンの効果が大きくなる。
以上説明した実施の形態1〜3においては、1つの内燃機関に複数の吸気量制御モジュールを備えるものとしていわゆる多連スロットルシステムを例に採って説明したが、これ以外に、例えばV型エンジンや水平対向エンジンのように、複数の気筒群で構成される内燃機関に対して、それぞれの気筒群に吸気量制御モジュールを備える構成に対しても適用でき、同様の効果が得られることは言うまでもない。
Claims (8)
- 内燃機関に供給する空気の吸気量を制御する吸気量制御モジュールであって、
前記内燃機関の吸気通路の一部を構成する主空気通路と、
前記主空気通路に吸入される空気の吸気量を調整する吸気量調整手段と、
前記主空気通路に吸入される空気の吸気量を検出する吸気量検出手段と、
前記吸気量制御モジュールとは別体に設けられた内燃機関制御モジュールが、少なくともアクセル操作量に基づいて算出して出力する目標吸気量と、前記吸気量検出手段における検出吸気量に基づく吸気量情報とを受けて、前記目標吸気量を達成するように前記吸気量調整手段を制御する制御手段と、を有し、
さらに、前記吸気量情報を前記内燃機関制御モジュールへ送信する機能を有することを特徴とする吸気量制御モジュール。 - 前記吸気量情報は、
前記検出吸気量に含まれる測定誤差を補正した補正吸気量である、請求項1記載の吸気量制御モジュール。 - 前記補正吸気量は、
前記吸気量調整手段の調整度合いと、前記検出吸気量と、前記吸気量検出手段よりも精度の高い測定手段で測定された更正吸気量とに基づいて予め準備されたマップを、前記調整度合いおよび前記検出吸気量を引数として参照することで取得される、請求項2記載の吸気量制御モジュール。 - 前記吸気量情報は、
前記検出吸気量を所定期間積算した積算吸気量である、請求項1記載の吸気量制御モジュール。 - 請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の吸気量制御モジュールを備えた内燃機関の制御装置であって、
前記内燃機関は複数の気筒を備え、
前記吸気量制御モジュールは前記複数の気筒のそれぞれに対応して配設され、
前記内燃機関制御モジュールは、
前記複数の吸気量制御モジュールから送られる前記吸気量情報に基づいて、気筒ごとに燃料噴射量を演算する機能を有することを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記内燃機関制御モジュールは、
前記吸気量情報が前記積算吸気量として与えられる場合、前記複数の吸気量制御モジュールのそれぞれに対して、前記積算吸気量を送信すべきタイミングを指示する送信要求信号を与える機能をさらに有する、請求項5記載の内燃機関の制御装置。 - 前記吸気量検出手段は、
前記主空気通路に吸入される空気の流量を計測する空気流量検出装置である、請求項1記載の吸気量制御モジュール。 - 前記吸気量検出手段は、
前記吸気量調整手段と前記内燃機関の吸気弁との間の気圧を計測する圧力測定装置である、請求項1記載の吸気量制御モジュール。
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