JP4217989B2 - 燃焼装置 - Google Patents
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Description
従来技術の燃焼装置100は、缶体2と風呂用熱交換器20、風呂熱動弁21、暖房循環ポンプ23、膨張タンク24によって構成されている。また缶体2の中にはバーナ6と気・液熱交換器8が内蔵されている。
燃焼装置100には高温往き口30と、低温往き口34及び暖房戻り口31が設けられている。そして燃焼装置100の内部において、暖房戻り口31が膨張タンク24に接続され、さらに暖房循環ポンプ23を経て気・液熱交換器8の入り側に接続されている。気・液熱交換器8の出側は、高温往き口30に接続されている。
気・液熱交換器8の出側と膨張タンク24の入り側との間にバイパス流路26がある。
また気・液熱交換器8の出側が分岐されて風呂用熱交換器20が取り付けられており、風呂用熱交換器20の出側は暖房戻り口31と膨張タンク24の間に接続されている。風呂用熱交換器20を通過する流路32には風呂熱動弁21が設けられている。
すなわち図23に示す燃焼装置では、ファンコンベクタ等の高温の湯を要する機器が高温往き口30と暖房戻り口31の間に接続され、燃焼装置とファンコンベクタ等との間で一連の循環路が形成される。また床暖房装置等の比較的低温の湯を要する器具が低温往き口34と暖房戻り口31の間に接続され、燃焼装置100と床暖房装置等との間で一連の循環路が形成される。
まず高温の湯の流れについて説明すると、暖房戻り口31に回収された湯は、膨張タンク24に入り、さらに暖房循環ポンプ23によって加圧されて気・液熱交換器8を流れる。そして気・液熱交換器8によって高温に加熱され、高温往き口30から排出されてファンコンベクタ等に至る。
一般にファンコンベクタ等の高温の湯を要する機器には開閉弁が内蔵されており、当該開閉弁が開いたときに限ってファンコンベクタ等に高温の湯が流れ込む。また床暖房機等の低温の湯を要する機器は燃焼装置に付属する開閉弁を介して湯が流れ込む。すなわち燃焼機器には一般に開閉弁が内蔵、又は外付けされており、当該開閉弁が開いた時に限って床暖房機等に湯が流れ込む。
そのため各配管構成を採用した場合における問題点についても全く知られていないのが現状である。
すなわち図25に示す燃焼装置102では、バイパス流路26は、第1熱交換器8の両端側だけを短絡するものであるから、低温の湯を断続するための開閉弁(燃焼装置に付属するもの等 図示せず)や、暖房器具側の開閉弁が閉じていると、第2熱交換器側10に通水されない。
特に、この種の燃焼装置や暖房器具では、開閉弁として熱動弁が採用される場合が多いが、熱動弁は、電磁弁と異なって開閉の反応が遅い。そのため運転開始直後の様に高温往き口30に繋がる熱動弁と低温往き口34に繋がる熱動弁の双方が閉じている状態の際に燃焼が開始されると、熱動弁が開く前に第2熱交換器10の加熱が開始され、前記した様な異音発生の問題が顕著となる。
しかしながら、バイパス流路26の流量を増加させると、高温往き口30に至る流量が低下すると共に、暖房循環ポンプ23の揚程が低下するので、高温往き側の揚程が低下し、暖房器具側に十分な流量の湯を送ることができないという問題が生じる。
本発明の燃焼装置における高温の湯の流れについて説明すると、本発明の燃焼装置では、戻り口から第2熱交換器、ポンプ、第1熱交換器の順に接続されて高温往き口に繋がっている。また本発明の燃焼装置では、第1熱交換器の下流側から分岐された第1バイパス流路は、第2熱交換器とポンプの間に接続されている。したがって第1熱交換器を出た高温の湯であって第1バイパス流路から上流側に流れ込んだものは、すべてポンプに吸い込まれて加圧され、すべて第1熱交換器側に流れ込み、第2熱交換器の入力側には高温の湯が流れ込まない。そのため本発明の燃焼装置は、第2熱交換器に流入する湯の温度を低く抑えることができ、第2熱交換器における熱交換効率が高い。
また本発明では、低温の湯は、ポンプと第1熱交換器の間が分岐されて取り出される。本発明では、第1熱交換器の下流側から分岐された第1バイパス流路は、第2熱交換器とポンプの間に接続されているので、第1熱交換器を出た高温の湯は、当該部分で戻った湯と混合され、ポンプによって加圧される。そのため回収された湯は第1バイパス流路から導入される高温の湯によって昇温され、さらに暖房循環ポンプによって加圧される。そして前記した様に暖房循環ポンプによって加圧された湯の一部が低温往き口に流れ、床暖房機等に至る。
また発明の燃焼装置では、ポンプの吐出側が分岐されて第2バイパス流路が設けられ、当該第2バイパス流路は、戻り口と第2熱交換器の間に接続されている。そのため本発明の燃焼装置では、低温の湯を断続するための開閉弁や、暖房器具側の開閉弁が閉じられている場合でも、第2熱交換器に最低限の通水が確保される。
そしてこの種の燃焼装置や暖房器具では、開閉弁として熱動弁が採用される場合が多いが、熱動弁は、電磁弁と異なって開閉の反応が遅いので、運転開始直後の様に高温往き口に繋がる熱動弁と低温往き口に繋がる熱動弁の双方が閉じている状態の際に燃焼が開始されると、熱動弁が開く前に第2熱交換器の加熱が開始され、前記した様な異音発生の問題が顕著となる。
そこで本発明では、風呂の追い焚き等に使用される第3熱交換器を、第2熱交換器への通水を確保するための流路として活用した。
すなわち本発明の燃焼装置では、第1熱交換器の下流側が分岐されて前記第3熱交換器が接続され、当該第3熱交換器の出側は第2熱交換器の上流側に接続され、上記第3熱交換器を通過する流路に第3熱交流路開閉弁が設けられている。したがって第3熱交流路開閉弁が開くと、第1熱交換器を出た湯は第3熱交換器を経由して第2熱交換器に流れ、第2熱交換器への通水が確保される。
しかし熱交換効率を考慮すると、第3熱交換器側に常時湯を流すことは好ましくない。そこで本発明では、燃焼手段が燃焼を開始してから一定時間以上、開いた状態を維持していることとした。すなわち前記した様に、暖房器具への通水等の断続を行う機器として熱動弁が採用され、熱動弁の反応が遅が故に、運転開始直後に高温往き口に繋がる熱動弁と低温往き口に繋がる熱動弁の双方が閉じた状態となり、第2熱交換器が通水されずに加熱される事態となる。
そこで本発明は、燃焼手段が燃焼を開始してから一定時間以上、開いた状態を維持させ、燃焼手段が燃焼を開始した直後における第2熱交換器への通水を確保した。
第3熱交換器によって熱交換を行う場合は第3熱交流路開閉弁は開いた状態が維持されるが、そうでない場合であって、且つ一定時間が経過すると第3熱交流路開閉弁が閉じる。しかし一定時間が経過すると高温往き口に繋がる熱動弁又は低温往き口に繋がる熱動弁が開くので、第2熱交換器の通水は維持される。
すなわち温往き口に繋がる熱動弁又は低温往き口に繋がる熱動弁が開くと、暖房器具側から低温の湯や熱媒体が流れ込む。そのため熱動弁が開くと、一時的に第1又は第2熱交換器の温度又はこれらの周辺温度等が低下傾向となる。そこで本発明は、この現象を利用し、第1又は第2熱交換器の温度又はこれらの周辺温度等が低下傾向となった時に温往き口に繋がる熱動弁が開いたと判断し、その後に必要な燃焼量で燃焼させることとした。
図1は、本実施形態(関連発明)の燃焼装置の配管系統図である。図2は、図1の配管系統図の要部を抜き出して簡略化した配管系統図である。図3は、図2と同一の配管系統図であり、高温の湯だけを使用する際における湯の通過経路を太線で表示したものである。図4は、図2と同一の配管系統図であり、低温の湯だけを使用する際における湯の通過経路を太線で表示したものである。図5は、図2と同一の配管系統図であり、風呂の追い焚き機能だけを使用する際における湯の通過経路を太線で表示したものである。
すなわち缶体2は、大別して加熱部3と、加熱部3において発生した燃焼ガスと湯水等や不凍液等の熱媒体(以下、これらを総称して単に湯と言う)とが熱交換を行う熱交換部4と、熱交換部4を通過した燃焼ガスを缶体2の外部に排出する排気部5とから構成されている。
また第2熱交換器10の下部にはドレン受け11が設けられている。
また燃焼装置には高温側の湯の往き口30と暖房の湯の戻り口31及び低温側の湯の往き口34が設けられている。以下、高温側の湯の往き口30を単に高温往き口30といい、暖房の湯の戻り口31を単に暖房戻り口31といい、低温側の湯の往き口34を単に低温往き口34という。
当該バイパス流路26にバイパス流路開閉弁25が設けられている。バイパス流路開閉弁25は熱動弁である。またさらにバイパス流路開閉弁25をバイパスするサブバイパス流路27が設けられている。サブバイパス流路27は、バイパス流路開閉弁25を介して流れる流路に比べて細い。したがって本実施形態では、サブバイパス流路27を通じて常時バイパス流路26が開いており、バイパス流路開閉弁25を開くと、バイパス流路26の開度が増加する。言い換えると、バイパス流路26は、サブバイパス流路27によって最低流量が確保されており、バイパス流路開閉弁25を開くと、バイパス流路26を流れる流量が増大する。
したがって高温往き口30及び暖房戻り口31からの湯の出入りは、いずれも熱動弁によって断続される。
風呂往き口35及び風呂戻り口33は、図示しない浴槽に接続される。
低温側温度センサー41は膨張タンク24の底部に設けられている。低温側温度センサー41は第2熱交換器10を出て、膨張タンク24に入った湯の温度を測定するものである。
本実施形態の燃焼装置によってファンコンベクタや床暖房等の暖房器具を使用する際には、缶体2内の下部に設けられた送風機によって缶体2内に送風しつつ、バーナ6で火炎を発生させる。また同時に暖房循環ポンプ23を動作させる(暖房循環ポンプ23は通常運転時には常時動作している)。その結果、暖房器具を経由して湯が第1及び第2熱交換器8,10に流れる。
すなわち器具側から暖房戻り口31を経て湯が戻り、最初に第2熱交換器10を流れる。
第2熱交換器10によってある程度の温度に加熱された湯は、バイパス流路26から流れ込んだ高温の湯と混合されて昇温され、膨張タンク24と暖房循環ポンプ23を経た後に第1熱交換器8側と低温往き口34側に分岐される。そして第2熱交換器10によってある程度の温度に加熱され、さらに高温の湯が混合されて昇温された湯の一部は低温往き口34から排出され、低温の湯を使用する床暖房装置等に送られる。また湯の残部は、第1熱交換器8に入り、さらに加熱される。そして第1熱交換器8を出た湯は、高温往き口30からファンコンベクタ等の高温を要する暖房器具に送られ、室内等を温める。
ただし本実施形態では、バイパス流路26にサブバイパス流路27が設けられており、バイパス流路26は、サブバイパス流路27によって最低流量が確保されているので、たとえファンコンベクタ等に付属する熱動弁や燃焼装置に付属する熱動弁が閉じられ、高温往き口30と低温往き口34の双方が閉め切り状態となっていたとしてもバイパス流路26を経由する循環経路は開いている。具体的には、高温往き口30と低温往き口34の双方が閉め切り状態となっても、サブバイパス流路27を経由して第1熱交換器8に湯が流れる。
ファンコンベクタ等の暖房器具だけに湯を送る場合には、図3の太線で示される経路を通じて高温往き口30から湯が送られる。この際には、バイパス流路開閉弁25は閉じられている。また第3熱交流路開閉弁21についても閉じられている。
床暖房装置等の暖房器具だけに湯を送る場合についても、暖房戻り口31から回収された湯は直接的に第2熱交換器10を流れる。また先と同様に第3熱交流路開閉弁21が閉じられており、第3熱交換器20を通過する配管32からの湯の混合はない。そのため暖房戻り口31から回収された温度の低い湯は、高温の湯と混じることなく、低い温度を維持したままの状態で第2熱交換器10に入る。そのため第2熱交換器10における熱交換効率は高い。
そのため第2熱交換器10によってある程度の温度に昇温された湯は、バイパス流路26から流れ込んだ高温の湯によってさらに昇温され、膨張タンク24に入る。そして上記した湯は、暖房循環ポンプ23によって加圧され、その一部が第1熱交換器8に流れ込み、残部が低温往き口34側に分岐されて床暖房装置等に送られる。
またバイパス流路26から暖房循環ポンプ23の上流側(吸い込み側)に戻される湯量が多いので、暖房循環ポンプ23から吐出される湯の量も多い。そのため低温往き口34における揚程が高い。また同様の理由から、低温往き口34からの吐出量も多い。
すなわちバイパス流路開閉弁25を閉じて、バイパス流路26から暖房循環ポンプ23の上流側(吸い込み側)に戻る湯量を絞ると、第1熱交換器8に流れ込む湯の温度が低下するが、第1熱交換器8に流れ込む湯量についても減少する。そのためバーナ6の燃焼量が大きいと第1熱交換器8の湯が沸騰する。したがってバイパス流路開閉弁25を閉じると、第1熱交換器8内における沸騰を防止するために燃焼量を抑えなければならない。逆に、バイパス流路開閉弁25を開くと、低温往き口34から大量に湯を吐出する際に燃焼装置の出力を上げることができる。
一方、第3熱交換器側20の二次側には、風呂水循環ポンプ22によって浴槽内の水が流れ込むので、第3熱交換器側20で熱交換が行われ、二次側の浴槽水が加熱される。
またさらにバイパス流路26に設けた開閉弁自体にサブバイパスが内蔵されたものであってもよい。すなわちバイパス流路26に設けた開閉弁に、常時一定のリークを許すものを採用する。
この様な機能を備えた開閉弁としては、弁を通過する主たる流路の他に、小径のサブ流路を設けたものや、弁体が弁座と当接した時に両者の間が完全密着せず、両者の間に何らかの空隙が残るものが考えられる。
図6に示す開閉弁では弁体52の表面に溝55が設けられている。そのため弁体52が弁座53に当接したとき、弁体52は弁座53を密閉せず、溝55の部分に空隙ができる。したがって図6に示す開閉弁を使用すると、弁閉時においても溝55の部分から湯がリークし、図1,2等に示すサブバイパス27と同等の機能を果たす。
また温度異常を数回繰り返した時にバイパス流路26が詰まったと判断することが望ましい。
また所定のエラー表示を行なうことが望ましい。
図7に示す制御では、高温の湯を出湯させる場合のみを使用する時、風呂の追い焚きのみを使用するとき、およびその双方を併用する時にバイパス流路開閉弁25を閉じる。したがって図7のフローによって制御される燃焼装置では、高温の湯を出湯させる場合のみを使用する時、風呂の追い焚きのみを使用するとき、およびその双方を併用する時に、サブバイパス流路27を通じてのみ湯が流れる。
図7に示すフローチャートでは、燃焼手段に点火した後、一定の時間(20秒以内)に消火温度に達するのが連続3回続くとバイパス詰まりに対する対応を行なう。
バイパス詰まりに対する対応は、具体的にはバイパス流路開閉弁25を開くべくバイパス流路開閉弁25に通電し、通電から2分後に点火を行なう。この一連の動作は、運転要求があった時に行なわれる。
またバイパス流路開閉弁25を開くことにより、バイパス流路開閉弁25に引っ掛かった異物の移動を促す動作を3回繰り返した後、通常の制御に戻す。
しかし上記した動作を行なっている際にも、さらに続いて連続3回、点火から消火に至る時間が短い場合は、もはや上記した手段によって異物を除去することが困難であるから、バイパス詰まり警報を表示する。
また異物の移動を促す動作を3回繰り返した後、通常の制御に戻したが、再度点火から消火に至る時間が短い事態が生じ、バイパス流路開閉弁25を開く等の動作を3回繰り返した後、通常の制御に戻す行為を3回連続で繰り返した場合にもバイパス詰まり警報を表示する。
なおバイパス詰まり表示は、業者がメンテナンスを行なう際に手動で解除する。
ステップ3で高温の湯の要求があった場合は、ステップ4で高温側温度センサー40の検知温度が点火温度以下であるか否かを判断する。そして高温側温度センサー40の検知温度が点火温度以下であるならば燃焼手段を燃焼させてもよい。したがって高温側温度センサー40の検知温度が点火温度以下であるならばステップ5に移行して暖房設定を高温に変更する。一方、高温側温度センサー40の検知温度が点火温度以下でないならば燃焼させるべきではないからステップ1に戻って待機する。
またステップ3、ステップ17、ステップ18のルートを通過して暖房設定を低温に変更した後、ステップ19に移行してバイパス流路開閉弁25を開く。
通常の燃焼は、燃焼装置の第1熱交換器8の出口側に設けられた高温側温度センサー40と、膨張タンク24の底部に設けられた低温側温度センサー41に基づいて行なわれ、ステップ9、ステップ10によって両センサーが監視される。すなわちステップ9、ステップ10によっていずれかのセンサーが消火温度を検知するまで燃焼が続けられる。
ここで「バイパス詰まり対応制御」とは、前記した様にバイパス流路開閉弁25に引っ掛かった異物を除去する等の目的から、バイパス流路開閉弁25を強制的に開く動作であり、「バイパス詰まり対応制御トータルカウンタ」は、所定条件下における「バイパス詰まり対応制御」の実行回数をカウントするものであり、後記するステップ24でカウントされる。ここでは説明を簡単にするためにYESであると仮定する。
ここでは前記したステップ1での前提から判定はNOであり、ステップ1に戻る。
いずれかの温度センサーが消火温度を検知すると、ステップ9又はステップ10からステップ11に移行し、先に述べたと同様に点火から消火に至った時間の長短を検討する。
そしてステップ13に移行するが、今回のケースでは、いま正に「バイパス詰まり対応制御」が行なわれている状態であるから、通常制御ではなく、ステップ13はNOと判断される。その結果、ステップ26へ飛ぶ。そしてステップ26では、ステップ12でカウントした暖房早切れカウンタを確認する。本制御の流れでは早切れカウンタは1であるから、ステップ26はNOであり、ステップ1に戻る。
このステップ20では、バイパス詰まり警報が表示されるに至った履歴があるか否かが判断される。バイパス詰まり警報が表示されていないのであればステップ20はYESとなり、ステップ21に移行する。そしてステップ21で詰まり対応制御中であるか否かが判断される。今回のケースでは、いま正に「バイパス詰まり対応制御」が行なわれている状態であるから、ステップ21はYESとなり、ステップ22に移行してバイパス詰まり対応制御通過カウンタに1が追加される。そしてステップ23に移行して、バイパス詰まり対応制御通過カウンタの数値が3以上であるか否かが判定される。この判定値がNOであるならばステップ1に戻り、前記した工程を繰り返す。そして3回に渡って消火温度に達するのに20秒以上を要した場合は、ステップ23の判定結果がYESとなり、ステップ24に移行する。ステップ24では、「バイパス詰まり対応制御」が解除される。要するに、3回に渡って「バイパス詰まり対応制御」が繰り返されたので、異物が既に除去された可能性が高い。そのため「バイパス詰まり対応制御」が解除し、以後は通常の制御を行なう。
しかしながら、前記した工程を経てもなお消火温度に達する時間が20秒未満である場合は、ステップ11〜15を3回繰り返してステップ16でバイパス詰まり対応制御が開始され、ステップ11でたまたま消火温度に達する時間が20秒以上となってステップ21〜23を行き来し、これを3回繰り返すと、ステップ24におけるバイパス詰まり対応制御トータルカウンタが3となる。
すなわち前述した燃焼装置では、バイパス流路26は、第1熱交換器8の両端側だけを短絡するものであるから、低温の湯を断続するための開閉弁や、暖房器具側の開閉弁が閉じていると、第2熱交換器10側に通水されない。
すなわち図8は、図2と同一の配管系統図であり、暖房循環ポンプ23の起動直後における湯の通過経路を太線で表示したものである。
そのためバーナ6が燃焼をしているが、高温往き口30からも低温往き口34からも出湯がされないタイミングの時には、第2熱交換器10は、通水が無い状態で加熱されることとなり、異音が発生する懸念がある。
第3熱交流路開閉弁(風呂熱動弁)21に常時開(ノーマルオープン)タイプの熱動弁を採用すると、燃焼開始の初期の段階で、第3熱交流路開閉弁21が開いているから、図5に示す風呂追い焚きの場合と同様に第3熱交換器20を経由して第2熱交換器10に湯が流れ込む。すなわち第3熱交流路開閉弁21が常時開であるならば、第3熱交換器20の一次側に湯が流れ、第3熱交換器20の一次側を経由して第1、第2熱交換器8,10に湯が循環する。すなわち第3熱交流路開閉弁21が開かれると、第1及び第2熱交換器8,10と第3熱交換器20を環状に結ぶ流路が開き、第1、第2熱交換器8,10に湯が流れる。
さらに燃焼装置の内部に湯が無い状態から燃焼を開始する場合は、通常通りの水張り作業を行なった後に、前記した制御を行なう。
ここで本実施形態では、第3熱交流路開閉弁21に常時開のものが採用されているから、暖房循環ポンプ23を起動すると、たとえ器具側の熱動弁が閉じていても、図5に示す風呂追い焚きの場合と同様に第3熱交換器20を経由して第2熱交換器10に湯が流れ込む。
またステップ7では、同時に第3熱交流路開閉弁21の閉止待ちモードが解除される。
またステップ3,4で、高温側温度センサー40及び低温側温度センサー41を監視した結果、消火温度に達した場合は、ステップ11に移行して第3熱交流路開閉弁21への通電を停止して第3熱交流路開閉弁21をノーマル開状態とし、さらに通常の制御と同様にステップ12に移行して暖房燃焼を停止する。
なお以下に説明する燃焼装置は、バイパス流路に開閉弁が不要であるという点でも実用的である。以下に説明する燃焼装置は、請求項にかかる発明の実施例である。
上記した二つのバイパス流路50,51の内、前者は、第1熱交換器8の湯の流れの下流側が分岐されたものであり、当該第1バイパス流路50は第2熱交換器10と膨張タンク24の間に接続されている。すなわち第1バイパス流路50は第2熱交換器10と暖房循環ポンプ23の間に接続されている。第1バイパス流路50には開閉弁はない。
ファンコンベクタ等の暖房器具だけに湯を送る場合は、図11の太線で示される経路を通じて高温往き口30から湯が送られる。この際には、第3熱交流路開閉弁21は閉じられている。
ファンコンベクタ等の暖房器具だけに湯を送る場合は、暖房戻り口31から回収された湯は直接的に第2熱交換器10を流れる。そして高温の湯だけを出湯させて風呂の追い焚きが行なわれない状態の時は、第3熱交流路開閉弁21が閉じられており、第3熱交換器20を通過する配管32からの湯の混合はない。
また本実施形態では、第2バイバス流路が、暖房循環ポンプ23の出側から分岐され、暖房戻り口31と第2熱交換器10の間に接続されているので、低温の湯の一部は暖房戻り口31から回収された湯と混じる。しかしながら、第2バイパス流路51は、径が細く、第2バイパス流路51を流れる湯の量はわずかである。さらに第2バイパス流路51を流れるのは低温度の湯であるから、暖房戻り口31から回収された湯の温度上昇はわずかである。そのため暖房戻り口31から回収された湯は、低い温度を維持したままの状態で第2熱交換器10に入る。そのため第2熱交換器10における熱交換効率は高い。
床暖房装置等の暖房器具だけに湯を送る場合についても、暖房戻り口31から回収された湯は低い温度を維持したままの状態で第2熱交換器10に入る。そのため第2熱交換器10における熱交換効率は高い。
風呂の追い焚きだけを行なう際には風呂水循環ポンプ22を起動し、第3熱交流路開閉弁21を開く。その結果、湯が第3熱交換器側20の一次側に流れ、同二次側には浴槽内の水が流れる。そして湯と浴槽内の水の間で熱交換が行われ、浴槽内の湯水が加熱される。
また暖房循環ポンプ23によって加圧された湯の一部は、第2バイバス流路51を経由して第2熱交換器10の湯の流れの上流側に流れ込むので、第2熱交換器10にも通水が生じる。
すなわち暖房循環ポンプ23によって加圧された湯の一部が第2バイバス流路51を経由して第2熱交換器10の湯の流れの上流側に流れ込むので、第2熱交換器10にも通水が生じる。また第1熱交換器8には、暖房循環ポンプ23によって加圧された湯の残部が供給されるので、第1熱交換器8にも湯が供給される。すなわち本実施形態では、暖房器具側が閉め切り状態となっても、第2熱交換器10は、暖房循環ポンプ23と第2バイバス流路51によって環状の流路が形成され、通水が確保される。一方、第1熱交換器8についても、暖房循環ポンプ23と第1バイバス流路50によって環状の流路が形成され、通水が確保される。
すなわち図15に示す燃焼装置は、暖房戻り口31が第2熱交換器10の入り側に接続され、第2熱交換器10の出側は膨張タンク24に接続され、暖房循環ポンプ23を経て第1熱交換器8の入り側に接続され、第1熱交換器8の出側は、高温往き口30に接続されている点で先の二つの実施形態と共通する。図15に示す燃焼装置についても、暖房戻り口31を始点として、第2熱交換器10、膨張タンク24、第1熱交換器8が順次接続され、終点たる高温往き口30に至っている。
ファンコンベクタ等の暖房器具だけに湯を送る場合は、図16の太線で示される経路を通じて高温往き口30から湯が送られる。この際には、第3熱交流路開閉弁21は閉じられている。
ファンコンベクタ等の暖房器具だけに湯を送る場合は、暖房戻り口31から回収された湯は直接的に第2熱交換器10を流れる。そして高温の湯だけを出湯させて風呂の追い焚きが行なわれない状態の時は、第3熱交流路開閉弁21が閉じられており、第3熱交換器20を通過する配管32からの湯の混合はない。
床暖房装置等の低温の湯を要する機器だけに湯を送る場合についても、高温の湯の一部は暖房戻り口31から回収された湯と混じり、第2熱交換器10に導入される湯の温度が上昇するが、低温の湯を要する機器だけに湯を送る場合は、暖房戻り口31から回収される湯の温度自体が低いので、実用上、問題が無い程度の熱交換効率を確保できる。
したがって、暖房戻り口31から回収された湯は低い温度を維持したままの状態で第2熱交換器10に入る。そのため第2熱交換器10における熱交換効率は高い。
風呂の追い焚きだけを行なう際には風呂水循環ポンプ22を起動し、第3熱交流路開閉弁21を開いて第3熱交換器20を経由する流路に湯を流す。
その結果、暖房循環ポンプ23によって加圧され、第1熱交換器8を通過した湯が、第3熱交換器側20を流れ、膨張タンク24に戻る。ここで第3熱交換器側20を通過した湯は比較的温度が高いが、本実施形態では、第3熱交換器側20を通過した湯は第2熱交換器10を流れない。そのため第2熱交換器10を流れる湯の温度は低い。
また暖房循環ポンプ23によって加圧された湯の一部は、第1熱交換器8及びバイバス流路57を経由して第2熱交換器10の湯の流れの上流側に流れ込むので、第2熱交換器10にも通水が生じる。
すなわち暖房循環ポンプ23によって加圧された湯は、第1熱交換器8及びバイバス流路57を経由して第2熱交換器10の湯の流れの上流側に流れ込むので、第1、第2熱交換器8,10の双方に通水が生じる。したがって暖房器具側が閉め切り状態となっても、第1、第2熱交換器8,10は、暖房循環ポンプ23とバイバス流路57によって環状の流路が形成され、通水が確保される。
ただし第3熱交換器20の湯の出側を第2熱交換器10の上流側(吸い込み側)に接続すると、熱交換効率が低下する傾向にあるので、図15乃至19に示す様に、第3熱交換器20の湯の出側を膨張タンク24の湯の流れの上流側(暖房循環ポンプ23の上流側)に接続することが推奨される。
すなわち第3熱交換器20の湯の出側を第2熱交換器10の上流側に接続すると、第2熱交換器10に高温の湯がより大量に流れる。そのため熱交換効率を低下させる要因となる。
すなわち本実施形態では、点火指令から一定の時間を経過した後、燃焼を開始する。そのため、燃焼が開始された時には、暖房器具側の熱動弁が開いており、図3,4、図11,12、或いは図16,17の様に第2熱交換器10への通水が確実に行なわれている。
そして暖房燃焼運転の要求から2分が経過しておれば、既に暖房器具側の熱動弁は開いていると考えられるから、燃焼を開始しても第2熱交換器10が空焚き状態(通水が無い状態での加熱)になることはない。そこで暖房燃焼運転の要求から2分が経過しておれば、ステップ4がYESとなってステップ5以下に移行し、通常の燃焼が開始される。
以下、この構成を図21に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
図21は、本発明の実施形態であって、暖房器具の熱動弁の開動作の開始と共に固定的且つ小燃焼量で燃焼を開始する構成のフローチャートである。
図21に示すように、通常の制御の場合と同様に、ステップ1で暖房燃焼運転の要求を待つ。前記した様に暖房燃焼運転の要求があることの前提として、暖房器具の熱動弁に対して開の指令が出されており、ステップ1で暖房燃焼運転の要求と同時に暖房器具の熱動弁に通電が開始される。そのため、暖房器具の熱動弁は次第に開く傾向にある。
そしてステップ4に移行し、最小の燃焼量でバーナを燃焼させる。この燃焼量は、固定的なものであり、負荷の大きさによって制御されるものではない。
そして暖房燃焼運転の要求から2分が経過しておれば、既に暖房器具側の熱動弁は開いていると考えられるから、燃焼量を増加させても第2熱交換器10が空焚き状態(通水が無い状態での加熱)になることはない。そこで暖房燃焼運転の要求から2分が経過しておれば、ステップ5がYESとなってステップ6以下に移行し、通常の燃焼が開始される。
そこで実際に暖房器具側の熱動弁が開くことを確認してから通常燃焼に移行することも有効である。
熱動弁が開いたか否かは、機械的なセンサーで検知させることも可能であるが、燃焼装置内の温度変化を観察することによっても相当の精度で検知可能である。
具体的には、第2熱交換器10等に悪影響を与えない様な小さい熱量で燃焼させ、その時の湯や熱交換器の温度変化を監視する。暖房器具側の熱動弁が閉じていれば、湯や熱交換器の温度が次第に上昇するが、熱動弁が開くと、通水が開始されるためにこれらの温度が急激に低下する。そこでこの温度変化を捕らえて、熱動弁が開いたものと判定する。
図22は、本発明の実施形態であって、暖房器具の熱動弁の開動作の開始と共に固定的且つ小燃焼量で燃焼を開始し、暖房器具の熱動弁が開いたことを確認する構成のフローチャートである。
図22に示すように、通常の制御の場合と同様に、ステップ1で暖房燃焼運転の要求を待つ。前記した様に暖房燃焼運転の要求があることの前提として、暖房器具の熱動弁に対して開の指令が出されており、ステップ1で暖房燃焼運転の要求と同時に暖房器具の熱動弁に通電が開始される。そのため、暖房器具の熱動弁は次第に開く傾向にある。
そしてステップ4に移行し、最小の燃焼量でバーナを燃焼させる。この燃焼量は、固定的なものであり、負荷の大きさによって制御されるものではない。
そしてステップ6がYESであればステップ7に移行し、測定誤差を解消するためにこの現象が一定回、続いたか否かを判定する。例えば3回続いたか否かを判定する。缶体温度の減少傾向が3回続けば、缶体の温度が低下していることが確実であるからステップ8に移行して積算を停止し、さらにステップ9に移行して通常の燃焼が開始する。すなわち缶体の温度が低下していることから暖房器具側の熱動弁が開いたと考えられるから、燃焼量を増加させても第2熱交換器10が空焚き状態(通水が無い状態での加熱)になることはない。そこで燃焼装置内の湯温や缶体温度の減少傾向が3回続けば、ステップ8で積算を停止し、さらにステップ9に移行して通常の燃焼が開始させる。
8 第1熱交換器
10 第2熱交換器
20 第2熱交換器
21 第3熱交流路開閉弁
23 暖房循環ポンプ
24 膨張タンク
25 バイパス流路開閉弁
26 バイパス流路
27 サブバイパス流路
30 高温往き口
31 暖房戻り口
34 低温往き口
50 第1バイバス流路
51 第2バイバス流路
Claims (6)
- 高温の湯又は熱媒体を出湯させる高温往き口と、前記高温往き口から出湯される湯又は熱媒体よりも低温の湯又は熱媒体を出湯させる低温往き口と、戻り口を有し、さらに燃料を燃焼する燃焼手段と、当該燃焼手段において発生した燃焼ガスと熱交換を行う第1熱交換器と、第1熱交換器よりも燃焼ガス流路の下流側に配置され第1熱交換器を通過した燃焼ガスと熱交換を行う第2熱交換器と、ポンプを備え、高温往き口又は低温往き口の少なくともいずれかと戻り口が外部の熱負荷に接続されて一連の循環回路を構成する燃焼装置において、戻り口から第2熱交換器、ポンプ、第1熱交換器の順に接続されて高温往き口に繋がり、ポンプと第1熱交換器の間が分岐されて低温往き口に繋がり、第1熱交換器の下流側が分岐されて第1バイパス流路が接続され、当該第1バイパス流路は第2熱交換器とポンプの間に接続され、さらにポンプの吐出側が分岐されて第2バイパス流路が設けられ、当該第2バイパス流路は、戻り口と第2熱交換器の間に接続されており、さらに燃焼ガスの流路外に置かれて外部に熱を移動させるための第3熱交換器を有し、第1熱交換器の下流側が分岐されて前記第3熱交換器が接続され、当該第3熱交換器の出側は第2熱交換器の上流側に接続され、上記第3熱交換器を通過する流路に第3熱交流路開閉弁が設けられており、第3熱交流路開閉弁は燃焼手段が燃焼を開始してから一定時間以上、開いた状態を維持していることを特徴とすることを特徴とする燃焼装置。
- 燃焼手段は、所定の信号の後、一定時間経過後に点火されることを特徴とする請求項1に記載の燃焼装置。
- 燃焼手段は、所定の信号の後、小発熱量で燃焼を開始し、所定の条件を満足した後、必要な燃焼量で燃焼されることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃焼装置。
- 所定の条件は、一定時間の経過であることを特徴とする請求項3に記載の燃焼装置。
- 所定の条件は、第1又は第2熱交換器の温度又はこれらの周辺温度或いは燃焼装置内の湯又は熱媒体の温度が低下傾向となることであることを特徴とする請求項3に記載の燃焼装置。
- 第2バイパス流路は、第1バイパス流路よりも細いことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の燃焼装置。
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