JP4217120B2 - 出力支援方法、出力支援プログラム及び出力支援システム - Google Patents

出力支援方法、出力支援プログラム及び出力支援システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子ファイルを出力する場合に用いる出力支援方法出力支援プログラム及び出力支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
利用者が、出力手段のない環境において電子ファイルの出力を希望する場合がある。例えば、外出先で電子ファイルの印刷を行う場合、プリントショップに設置されたパソコン端末やプリンタを使用することがある。この場合、まず、印刷対象の電子ファイルを格納した記録媒体をプリントショップに持参する。そして、プリンタに接続されたパソコン端末を用いて、電子ファイル形式(拡張子)に対応したアプリケーションプログラムを起動し、この電子ファイルを開ける。さらに、このアプリケーションプログラムを用いて印刷実行指示を行った場合、プリンタに対応したプリンタドライバによって電子ファイルから印刷データが生成される(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
また、電子ファイル形式に対応したアプリケーションプログラムがパソコン端末に備えられていない場合、変換プログラムを使用することがある。変換プログラムを用いることにより、特定の電子ファイル形式を、異なる電子ファイル形式に変換することができる。そのようにしてパソコン端末に備えられたアプリケーションプログラムで対応可能な電子ファイル形式のデータに変換した後、プリンタドライバによって印刷データを生成する場合もある。
【0004】
【非特許文献1】
日経BP社出版局編、「日経BPデジタル大辞典 2000−2001年版」、日経BP社、1998年4月、第158頁
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このようにプリントショップ等に設置される公共的なパソコン端末においては、多種多様な電子ファイルが持ち込まれる可能性がある。このため、それに応じて複数のアプリケーションプログラムを準備しておく必要がある。
【0006】
しかし、パソコン端末に複数のアプリケーションプログラムを備えるには相当のコストがかかることになる。特に、設計図などを作成するためのCAD(Computer Aided Design)用アプリケーションプログラムは高価なものが多い。さらに、特殊なアプリケーションプログラムの場合、これを操作するためのオペレータを確保する必要がある場合もある。
一方、上述した変換プログラムは汎用性が、比較的低いことがある。そのため、パソコン端末に変換プログラムを備えて対応することも効率的ではない。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、出力拠点に設置された出力手段を用いて、効率的に多種多様な電子ファイル形式に対応した出力を実現することができる出力支援方法出力支援プログラム及び出力支援システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数の出力拠点に設置された出力手段に接続されたクライアント端末と、ネットワークを介して接続可能な印刷管理サーバを用いて、クライアント端末から送信される電子ファイルの出力支援を行う出力支援方法であって、前記印刷管理サーバが、前記クライアント端末から、電子ファイル形式識別子の付された電子ファイル及び出力拠点識別子を含む出力依頼を受信する第1の段階と、前記出力拠点識別子に基づいて、前記出力拠点に設置された出力手段を特定し、前記電子ファイル形式識別子に基づいて前記電子ファイルを前記出力拠点に設置された出力手段で出力可能な出力形式データに変換する第2の段階と、前記出力形式データを前記クライアント端末に送信する第3の段階とを実行することを要旨とする。
【0011】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の出力支援方法において、前記出力手段はプリンタであり、前記出力形式データは、前記プリンタで印刷を行なうための印刷データであることを要旨とする。
【0012】
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の出力支援方法において、前記第2の段階は、前記クライアント端末に格納されたアプリケーションプログラムを特定し、前記電子ファイルを、前記アプリケーションプログラムで利用可能な出力形式データに変換することを要旨とする。
【0013】
請求項に記載の発明は、複数の出力拠点に設置された出力手段に接続されたクライアント端末と、ネットワークを介して接続可能な印刷管理サーバを用いて、クライアント端末から送信される電子ファイルの出力支援を行う出力支援プログラムであって、前記印刷管理サーバを、前記クライアント端末から、電子ファイル形式識別子の付された電子ファイル及び出力拠点識別子を含む出力依頼を受信する第1の手段、前記出力拠点識別子に基づいて、前記出力拠点に設置された出力手段を特定し、前記電子ファイル形式識別子に基づいて前記電子ファイルを前記出力拠点に設置された出力手段で出力可能な出力形式データに変換する第2の手段、前記出力形式データを前記クライアント端末に送信する第3の手段として機能させることを要旨とする。
【0016】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の出力支援プログラムにおいて、前記出力手段はプリンタであり、前記出力形式データは、前記プリンタで印刷を行なうための印刷データであることを要旨とする。
【0017】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の出力支援プログラムにおいて、前記第2の手段は、前記クライアント端末に格納されたアプリケーションプログラムを特定し、前記電子ファイルを、前記アプリケーションプログラムで利用可能な出力形式データに変換することを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、複数の出力拠点に設置された出力手段に接続されたクライアント端末と、ネットワークを介して接続可能な印刷管理サーバを用いて、クライアント端末から送信される電子ファイルの出力支援を行うシステムであって、前記印刷管理サーバが、前記クライアント端末から、電子ファイル形式識別子の付された電子ファイル及び出力拠点識別子を含む出力依頼を受信する第1の手段と、前記出力拠点識別子に基づいて、前記出力拠点に設置された出力手段を特定し、前記電子ファイル形式識別子に基づいて前記電子ファイルを前記出力拠点に設置された出力手段で出力可能な出力形式データに変換する第2の手段と、前記出力形式データを前記クライアント端末に送信する第3の手段とを含むことを要旨とする。
(作用)
請求項1、4又はに記載の発明によれば、印刷管理サーバが、クライアント端末から、電子ファイル形式識別子の付された電子ファイル及び出力拠点識別子を含む出力依頼を受信する。次に、電子ファイル形式識別子に基づいて前記電子ファイルを前記出力拠点に設置された出力手段で出力可能な出力形式データに変換する。そして、前記出力形式データを前記クライアント端末に送信する。このため、電子ファイル形式に対応するアプリケーションプログラムを出力拠点に備えていない場合においても、電子ファイルを出力することができる。
【0019】
発明によれば、前記出力依頼には、出力拠点を特定するための出力拠点識別情報を含む。このため、印刷管理サーバは、前記出力拠点識別情報に基づいて、前記出力拠点に設置された出力手段を特定し、前記電子ファイルを前記出力手段に適した出力形式データに変換することができる。
【0020】
請求項又はに記載の発明によれば、前記出力手段はプリンタであり、前記出力形式データは、前記プリンタで印刷を行なうための印刷データである。このため、利用者は出力拠点で、電子ファイルの印刷物を入手することができる。
【0021】
請求項又はに記載の発明によれば、印刷管理サーバは、前記クライアント端末に格納されたアプリケーションプログラムを特定する。このため、前記電子ファイルを、前記アプリケーションプログラムで利用可能な出力形式データに変換する。従って、クライアント端末に格納されたアプリケーションプログラムを用いて出力を行なうことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化したプリントサービスの実施形態を図1〜図6に従って説明する。本実施形態では、プリントショップ等で受け付けた多種多様な電子ファイルの印刷を行うプリントサービスを実現する場合に用いる出力支援方法出力支援プログラム及び出力支援システムとして説明する。このプリントサービスは、図1に示すように、複数のプリントショップ30を介して提供される。
【0023】
このプリントショップ30には、クライアント端末としての端末31が設置されている。そして、この端末31には、出力手段としてのプリンタ32とが接続されている。端末31は、図示しない制御手段(CPU)、記憶手段(RAM、ROM、ハードディスク等)、ディスプレイ等の表示手段、キーボード、マウス、スキャナ等の入力手段、モデム等の通信手段を備えている。端末31は、入力画面の表示や、電子ファイルの送受信を行うための印刷処理プログラム等、各種プログラムを内蔵している。
【0024】
端末31は、内蔵する印刷処理プログラムにより、印刷依頼を行うための入力画面をディスプレイに表示する。また、端末31は、受け付けた印刷依頼の内容を印刷管理サーバ20に送信するようになっている。さらに、端末31は、印刷管理サーバ20から印刷データを受信し、プリンタ32に印刷データを送信する。このため、端末31は、ネットワークとしてのインターネットIを介して印刷管理サーバ20に接続されている。
【0025】
この印刷管理サーバ20は、図1に示すように、管理コンピュータ21を備えている。管理コンピュータ21は、図示しない制御手段(CPU)、記憶手段(RAM、ROM、ハードディスク等)、通信手段等を備える。管理コンピュータ21は、多様な電子ファイル形式に対応するため、複数のアプリケーションプログラム、電子ファイルの送受信、ラスタ処理等を実行するための各種プログラムを内蔵する。例えば、この電子ファイル形式にはDWGファイル形式も含まれる。
【0026】
ここで、ラスタ処理とは、RIP(Raster Image Processor)によって画像や文字などの情報を点の集合に展開することである。ラスタ処理後のデータは、ラスターデータとしてPICTやTIFF形式等のデータとして保存される。本実施形態におけるラスタ処理とは、電子ファイルを印刷条件に基づいてラスターデータに変換し、プリンタドライバに基づいてラスターデータをプリンタに対応する印刷データに変換することをいう。
【0027】
管理コンピュータ21は、端末31からの印刷依頼データを受信すると、ラスタ処理を実行し電子ファイルから印刷データを生成し、印刷データを端末31に送信する。本実施形態では、この管理コンピュータ21が、印刷管理プログラムにより後述する処理手順(第1の段階、第2の段階、第3の段階等)を実行する。これにより、管理コンピュータ21は、第1の手段、第2の手段、第3の手段等の各手段として機能する。
【0028】
管理コンピュータ21は、ショップ情報記憶部22と、プリンタ機種情報記憶部23と、受付情報記憶部24等を管理している。
次に、各記憶部22〜24のデータ構造を説明する。
【0029】
図2に示すように、ショップ情報記憶部22には、本サービスを提供するプリントショップに関するショップ情報220が記憶されている。このショップ情報220は、プリントサービスを提供するプリントショップ30が登録された場合に記録される。本実施形態では、ショップ情報220は、プリントショップ毎に出力拠点識別子としてのショップ識別子と、プリンタ機種識別子とを含んで構成されている。
【0030】
このショップ識別子は、印刷依頼を受け付けるプリントショップ30を識別するための識別子である。ショップ識別子として、プリントショップ30のIPアドレスに関する情報が記憶される。
プリンタ機種識別子は、プリントショップ30に設置されているプリンタ32の機種を識別するための識別子である。
【0031】
図3に示すように、プリンタ機種情報記憶部23には、印刷を実行するために必要なプリンタドライバに関するプリンタ機種情報230が記憶されている。このプリンタ機種情報230は、プリンタドライバがインストールされた場合に、プリンタ機種に対応付けて登録される。本実施形態では、プリンタ機種情報230は、プリンタ機種毎にプリンタ機種識別子と、プリンタドライバとを含んで構成されている。このプリンタ機種識別子は、プリンタ機種を識別するための識別子である。プリンタドライバは、プリンタ機種に適した形式の印刷データを生成するためのプログラムである。
【0032】
図4に示すように、受付情報記憶部24には、管理コンピュータ21が受け付けた印刷依頼に関する受付情報240が記憶される。本実施形態では、受付情報記憶部24は、管理コンピュータ21が受け付けた印刷依頼毎に、受付番号、出力拠点情報としてのショップ識別子、電子ファイル形式識別子としての電子ファイルの拡張子、電子ファイル及び印刷条件を含んで構成されている。
【0033】
この受付番号は、端末31から受信した印刷依頼を識別するための識別子である。管理コンピュータ21は、複数の印刷依頼を受信したときには、受付番号を受け付けた順に付与する。
【0034】
ショップ識別子は、印刷依頼を受け付けたショップを特定するための識別子であり、ショップ情報220のショップ識別子と対応する。
電子ファイル拡張子は、端末31から受信した印刷依頼の電子ファイルの形式を識別するための識別子である。
【0035】
電子ファイルは、端末31から受信した印刷依頼に関する印刷対象の電子ファイルである。印刷条件は、端末31から受信した印刷依頼の印刷条件である。印刷依頼を受信する管理コンピュータは、印刷条件に含まれる線幅を指定する情報に基づいて、電子ファイルをラスタ処理する。また管理コンピュータは、印刷条件である出力サイズ及び尺度を付して、電子ファイルをプリンタに送信する。本実施形態では、印刷条件には、出力サイズを指定するための出力サイズ、印刷尺度を指定するための尺度及び電子ファイルの要素の線幅を指定するための線幅指定に関する条件が含まれる。
【0036】
次に、上記のように構成されたシステムにおいて、印刷管理方法に関する手順を図5に従って説明する。
まず、利用者は、プリントショップ30に出向き、電子ファイルが記憶されたMOディスクを店員に渡す。店員は、受け取ったMOディスクを端末31に備えるMOドライブに挿入する。そして、端末31の印刷処理プログラムが起動された場合、ディスプレイ上に、図6に示す入力画面40を表示する(ステップS1−1)。店員は、この入力画面40を用いて、印刷条件と印刷対象の電子ファイル名を設定する。このため、入力画面40には、出力サイズ設定欄41、尺度設定欄42、印刷対象ファイル設定欄43、印刷環境設定欄45、ペン毎指定設定ボタン46が設けられている。出力サイズ設定欄41は、印刷用紙の出力サイズを入力するための設定欄である。尺度設定欄42は、印刷用紙に対する電子ファイルの尺度を入力するための設定欄である。印刷対象ファイル設定欄43は、電子ファイルが格納されたドライブ名やフォルダ名(ディレクトリ名)を付した電子ファイル名を入力するための設定欄である。印刷環境設定欄45は、電子ファイルの要素の線幅を指定する関連ファイル名を入力するための設定欄である。ペン毎指定設定ボタン46は、電子ファイルの要素の線幅をペン毎に指定するための設定ボタンである。印刷環境設定欄45に関連ファイル名が入力された場合、ペン毎に指定するための設定ボタンは選択できないようになっている。
【0037】
この印刷対象ファイル設定欄43には、電子ファイルの名称と共にその拡張子を入力する。ここでは、DWG形式の電子ファイルの印刷を行う場合を想定する。そこで、電子ファイルの名称である「Draft」と拡張子である「dwg」とを印刷対象ファイル設定欄43に入力する。そして、店員により入力画面40に表示された送信ボタン44がクリックされた場合、端末31は印刷対象ファイル設定欄43において設定された電子ファイルをMOドライブから読み込む。
【0038】
そして、端末31は、出力依頼としての印刷依頼データを、インターネットIを介して印刷管理サーバ20に送信する(ステップS1−2)。この印刷依頼データは、電子ファイルの拡張子、印刷対象の電子ファイル及び印刷条件の他に、このプリントショップ30のショップ識別子を付加したデータから構成されている。
【0039】
印刷依頼データを受信した印刷管理サーバ20の管理コンピュータ21は、受信したデータを受付情報記憶部24に記憶する(ステップS1−3)。この場合、まず、管理コンピュータ21は、印刷依頼データに対して受付番号を付与する。そして、この受付番号と共に、受信した印刷依頼データを受付情報記憶部24に記録する。
【0040】
管理コンピュータ21は、受付情報記憶部24に記憶された印刷依頼データから、電子ファイルの電子ファイル拡張子を抽出する(ステップS1−4)。
そして、管理コンピュータ21は、抽出された電子ファイル拡張子と対応するアプリケーションプログラムを起動する(ステップS1−5)。そして、管理コンピュータ21は、印刷条件に基づいて印刷対象の電子ファイルを読み取り、電子ファイルを、起動したアプリケーションプログラム上に開く。本実施形態では、電子ファイルの拡張子は、「dwg」である。このため、管理コンピュータ21は、DWG形式に対応するアプリケーションプログラムを用いる。
【0041】
次に、管理コンピュータ21は、受付情報記憶部24に記憶された印刷依頼データから電子ファイルの印刷条件を抽出する(ステップS1−6)。印刷条件には、出力サイズ設定欄41に入力される出力サイズと、尺度設定欄42に入力される尺度との情報を含む。
【0042】
管理コンピュータ21は、ショップ識別子に基づいてプリンタ機種を特定する(ステップS1−7)。まず、管理コンピュータ21は、受付情報記憶部24に記憶された印刷依頼データに関するショップ識別子を抽出する。次に、管理コンピュータ21は、抽出したショップ識別子に対応するプリンタ機種識別子を、ショップ情報記憶部22を用いて特定する。
【0043】
次に、管理コンピュータ21はプリンタドライバを特定する(ステップS1−8)。この場合、管理コンピュータ21は、ステップ(S1−7)で特定したプリンタ機種識別子と、プリンタ機種情報記憶部23に記憶されたプリンタ機種識別子とを対応させ、プリントショップ30に備えられたプリンタ32に対応したプリンタドライバを特定する。
【0044】
次に、管理コンピュータ21は、電子ファイルに基づいて、出力形式データとしての印刷データを生成する(ステップS1−9)。管理コンピュータ21は、ステップ(S1−5)で起動させたアプリケーション上に表示される電子ファイルに対してラスタ処理を実行する。管理コンピュータ21によってラスタ処理されるDWG形式の電子ファイルは、プリンタ32に印刷可能な印刷データ(ラスターデータ)に生成される。
【0045】
管理コンピュータ21は、生成した印刷データを、インターネットIを介して端末31へ送信する(ステップS1−10)。
印刷データを受信した端末31は、受信した印刷データをプリンタ32へ送信する(ステップS1−11)。
【0046】
プリンタ32は、この印刷データに基づき印刷を実行する(ステップS1−12)。店員は、プリンタ32から出力された印刷物を回収する。そして、店員は回収した印刷物を利用者に渡す。この印刷物には、プリントショップ30に持ち込んだ電子ファイルの内容が印刷されている。以上により印刷管理サービスの提供を終了する。
【0047】
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
・ 上記実施形態では、プリントショップ30に設置された端末31は、電子ファイルの印刷依頼を受け付けると、管理コンピュータ21に送信する。管理コンピュータ21は、受信した電子ファイルを印刷データに変換し、端末31に送信する。端末31は受信した印刷データに基づいてプリンタ32に印刷を実行させる。従って、端末31が、印刷依頼を受け付けた電子ファイルに対応するアプリケーションプログラムや変換プログラム等を備えていない場合にも、プリンタ32を用いて印刷を行うことができる。従って、管理コンピュータ21が多種多様なアプリケーションプログラムや変換プログラム等を備える必要がなく、プリントショップ30は効率よくプリントサービスを提供できる。
【0048】
・ 上記実施形態では、ショップ情報記憶部22には、本サービスを提供するプリントショップに関するショップ情報220が記憶されている。このショップ情報220は、プリントショップ毎に出力拠点識別子としてのショップ識別子と、プリンタ機種識別子とを含んで構成されている。これにより、管理コンピュータ21は、プリントショップ30に設置されたプリンタ機種を特定できる。そして、プリンタ機種に適したプリンタドライバを用いて、印刷データを生成することができる。従って、プリントショップ30に多様なプリンタ32が設置されている場合にでもプリントサービスを提供することができる。
【0049】
・ 上記実施形態では、端末31は、電子ファイルの印刷条件を入力画面40から抽出し、管理コンピュータ21へ送信する。このため、端末31は、印刷条件に基づいた電子ファイルを所定の出力サイズと尺度に出力する。これにより、依頼人は、効率的に印刷をすることができる。
【0050】
なお、上記実施形態は以下の態様に変更してもよい。
・ 上記実施形態では、印刷対象の電子ファイルは、ベクタ形式の一つであるDWG形式のデータとしたが、印刷対象の電子ファイルの形式はこれに限られるものではない。例えば、TIFF形式やPICT形式等であってもよい。
【0051】
・ 上記実施形態では、電子ファイルの送受信にはインターネットIを介したが、これに限らず、例えば、LAN(Local Area Network)、公衆電話網等のネットワークを利用してもよい。
【0052】
・ 上記実施形態では、出力手段としてプリンタ32を用いる。このため、管理コンピュータ21は、DWG形式の電子ファイルをラスターデータに変換し、端末31へ送信する。出力手段はこれに限られるものではなく、ディスプレイ等を用いてもよい。この場合、管理コンピュータ21は、ラスタ処理後の電子ファイルをpdf形式等に変換し、端末31に提供する。これにより、ディスプレイ等を用いて電子ファイルのレイアウト等を確認することができる。
【0053】
・ 上記実施形態では、印刷条件は、電子ファイルとともに管理コンピュータ21へ送信され、管理コンピュータ21は、プリンタ32に対応する印刷データと、印刷データに出力サイズと尺度とを付与し、プリンタ32へ出力させる。これに代えて、端末31が管理コンピュータ21から印刷データを受信すると、該印刷データに出力サイズと尺度とを付与し、プリンタ32に出力させてもよい。
【0054】
・ 上記実施形態では、管理コンピュータ21は、ショップ識別子に基づいてプリンタ機種を特定する。これに代えて、印刷依頼データ(出力依頼)に、出力手段を特定するための出力手段識別情報を含めてもよい。この場合、管理コンピュータ21は、出力依頼に含む出力手段識別情報に基づいて、電子ファイルを出力手段に適した出力形式データに変換する。これにより、プリンタ機種情報記憶部23を設ける必要がない。従って、より効率的に本サービスを提供することができる。
【0055】
・ 上記実施形態では、ショップ識別子に基づいてプリンタ機種を特定する。
次に、管理コンピュータ21はプリンタドライバを用いて、電子ファイルを印刷データ変換する。これに代えて、管理コンピュータ21が、クライアント端末としての端末31に格納されたアプリケーションプログラムを特定し、電子ファイルを、このアプリケーションプログラムで利用可能な出力形式に変換してもよい。この場合には、ショップ情報記憶部22に、端末31において利用可能なビューアやワープロ等の出力ソフトウエア情報を記録しておく。そして、受信した電子ファイルを変換する。そして、端末31に格納されたプリンタドライバが印刷処理を行う。これにとっても、利用者は電子ファイルを閲覧したり、印刷したりすることができる。
【0056】
・ 上記実施形態では、管理コンピュータは、電子ファイルを出力する出力先を特定するために、ショップ識別子であるIPアドレスを用いる。電子ファイルの出力先を特定する手段はこれに限られるものではなく、専用ホームページを使用してもよい。この場合には、まず、利用者が、ユーザIDとパスワードで本サービスを提供する専用ホームページにアクセスする。利用者は、希望する電子ファイルを印刷管理サーバ20に送信し、印刷データを出力させるプリントショップを選択する。管理コンピュータは、ユーザID及びパスワードを利用者に送信する。この場合、管理コンピュータは、受信した電子ファイルから印刷データを生成し、印刷データにユーザID及びパスワードを付して記憶する。利用者は、印刷データを出力させるプリンタの端末を用いて、専用ホームページにアクセスする。利用者が、ユーザIDとパスワードをプリンタの端末に入力すると、プリンタから印刷データを出力させる。これにより、利用者は、印刷依頼を受け付けるプリントショップからのみでなく、他のプリントショップに設置されたプリンタに印刷を実行させることができる。
【0057】
・ 上記実施形態では、管理コンピュータは、利用者が持ち込む電子ファイルの記憶手段は、MOディスクとしたが、電子ファイルの記憶媒体はこれに限られるものではない。例えば、CD、DVDやMDのような記録媒体等であってもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、出力拠点に設置された出力手段を用いて効率的に多種多様な電子ファイル形式に対応した出力を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のシステム概略図。
【図2】ショップ情報記憶部に記憶されたデータの説明図。
【図3】プリンタ機種情報記憶部に記憶されたデータの説明図。
【図4】受付情報記憶部に記憶されたデータの説明図。
【図5】本発明の実施形態の処理手順の説明図。
【図6】端末の表示手段に表示される入力画面の説明図。
【符号の説明】
21…印刷管理サーバとしての印刷管理コンピュータ、30…出力拠点としてのプリントショップ、31…クライアント端末としての端末、32…出力手段としてのプリンタ、I…ネットワークとしてのインターネット。

Claims (7)

  1. 複数の出力拠点に設置された出力手段に接続されたクライアント端末と、ネットワークを介して接続可能な印刷管理サーバを用いて、クライアント端末から送信される電子ファイルの出力支援を行う出力支援方法であって、
    前記印刷管理サーバが、
    前記クライアント端末から、電子ファイル形式識別子の付された電子ファイル及び出力拠点識別子を含む出力依頼を受信する第1の段階と、
    前記出力拠点識別子に基づいて、前記出力拠点に設置された出力手段を特定し、前記電子ファイル形式識別子に基づいて前記電子ファイルを前記出力拠点に設置された出力手段で出力可能な出力形式データに変換する第2の段階と、
    前記出力形式データを前記クライアント端末に送信する第3の段階と
    実行することを特徴とする出力支援方法。
  2. 前記出力手段はプリンタであり、
    前記出力形式データは、前記プリンタで印刷を行なうための印刷データであることを特徴とする請求項1に記載の出力支援方法。
  3. 前記第2の段階は、
    前記クライアント端末に格納されたアプリケーションプログラムを特定し、
    前記電子ファイルを、前記アプリケーションプログラムで利用可能な出力形式データに変換することを特徴とする請求項1に記載の出力支援方法。
  4. 複数の出力拠点に設置された出力手段に接続されたクライアント端末と、ネットワークを介して接続可能な印刷管理サーバを用いて、クライアント端末から送信される電子ファイルの出力支援を行う出力支援プログラムであって、
    前記印刷管理サーバを、
    前記クライアント端末から、電子ファイル形式識別子の付された電子ファイル及び出力拠点識別子を含む出力依頼を受信する第1の手段、
    前記出力拠点識別子に基づいて、前記出力拠点に設置された出力手段を特定し、前記電子ファイル形式識別子に基づいて前記電子ファイルを前記出力拠点に設置された出力手段で出力可能な出力形式データに変換する第2の手段、
    前記出力形式データを前記クライアント端末に送信する第3の手段
    として機能させるための出力支援プログラム。
  5. 前記出力手段はプリンタであり、
    前記出力形式データは、前記プリンタで印刷を行なうための印刷データであることを特徴とする請求項4に記載の出力支援プログラム
  6. 前記第2の手段は、
    前記クライアント端末に格納されたアプリケーションプログラムを特定し、
    前記電子ファイルを、前記アプリケーションプログラムで利用可能な出力形式データに変換することを特徴とする請求項4に記載の出力支援プログラム。
  7. 複数の出力拠点に設置された出力手段に接続されたクライアント端末と、ネットワークを介して接続可能な印刷管理サーバを用いて、クライアント端末から送信される電子ファイルの出力支援を行うシステムであって、
    前記印刷管理サーバが、
    前記クライアント端末から、電子ファイル形式識別子の付された電子ファイル及び出力拠点識別子を含む出力依頼を受信する第1の手段と、
    前記出力拠点識別子に基づいて、前記出力拠点に設置された出力手段を特定し、前記電子ファイル形式識別子に基づいて前記電子ファイルを前記出力拠点に設置された出力手段で出力可能な出力形式データに変換する第2の手段と、
    前記出力形式データを前記クライアント端末に送信する第3の手段と
    を含むことを特徴とする出力支援システム。
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