JP2001344248A - 文書処理システム - Google Patents
文書処理システムInfo
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- JP2001344248A JP2001344248A JP2000164476A JP2000164476A JP2001344248A JP 2001344248 A JP2001344248 A JP 2001344248A JP 2000164476 A JP2000164476 A JP 2000164476A JP 2000164476 A JP2000164476 A JP 2000164476A JP 2001344248 A JP2001344248 A JP 2001344248A
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- processing system
- electronic
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子的文書の共有化を促進し、再利用性の向
上を図る文書処理システムを提供する。 【解決手段】 複合機２でスキャンされた紙媒体文書を
ＰＣクライアント３もしくはファイリングサーバ１で標
準フォーマットに変換し、ファイリングサーバ１に標準
ファイルとして蓄積する。ＰＣクライアント３で作成さ
れた文書データは標準フォーマットに変換され、標準フ
ァイルとしてファイリングサーバ１に蓄積される。ＰＣ
クライアント３からの閲覧要求に応じて、ファイリング
サーバ１が蓄積した標準ファイルを提供する。
上を図る文書処理システムを提供する。 【解決手段】 複合機２でスキャンされた紙媒体文書を
ＰＣクライアント３もしくはファイリングサーバ１で標
準フォーマットに変換し、ファイリングサーバ１に標準
ファイルとして蓄積する。ＰＣクライアント３で作成さ
れた文書データは標準フォーマットに変換され、標準フ
ァイルとしてファイリングサーバ１に蓄積される。ＰＣ
クライアント３からの閲覧要求に応じて、ファイリング
サーバ１が蓄積した標準ファイルを提供する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々多様の紙媒体
による文書及び業務用アプリケーションにより生成され
た文書データを電子的に管理する文書処理システムに関
する。
による文書及び業務用アプリケーションにより生成され
た文書データを電子的に管理する文書処理システムに関
する。
【０００２】
【従来の技術】近年、社内でのペーパーレス化が求めら
れているが、紙文書によるファイリングの利便性等から
ペーパーレス化が促進されない事例が多い。このような
現況から、例えば営業支援のためのデザイン画や、社外
由来のカタログなど、共有すれば閲覧や再利用に便利な
ものも共有が促進されにくい状態にある。
れているが、紙文書によるファイリングの利便性等から
ペーパーレス化が促進されない事例が多い。このような
現況から、例えば営業支援のためのデザイン画や、社外
由来のカタログなど、共有すれば閲覧や再利用に便利な
ものも共有が促進されにくい状態にある。
【０００３】一方、共有促進のため、電子的文書に変換
して蓄積しても、電子的文書を作成したアプリケーショ
ンソフトウエアが異なっていたり、同じソフトウエアが
あっても、そのバージョンが異なると、共有が促進でき
ない。
して蓄積しても、電子的文書を作成したアプリケーショ
ンソフトウエアが異なっていたり、同じソフトウエアが
あっても、そのバージョンが異なると、共有が促進でき
ない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
のシステムでは、文書共有が促進できず、再利用に供す
ることができないという問題点があった。
のシステムでは、文書共有が促進できず、再利用に供す
ることができないという問題点があった。
【０００５】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、文書共有を促進し、再利用に供することができる文
書処理システムを提供することを目的とする。
で、文書共有を促進し、再利用に供することができる文
書処理システムを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、文書処理システムにおいて、業
務遂行のために、非電子的文書を電子的文書データに変
換するスキャナ装置と、業務用アプリケーションにより
作成された電子的文書データと、前記スキャナ装置によ
り生成された電子的文書データとを所定の標準フォーマ
ットに変換し、標準ファイルを生成する変換手段と、前
記変換手段によって生成された標準ファイルを蓄積する
蓄積手段と、を具備し、前記蓄積手段に蓄積された標準
ファイルを閲覧要求に応じて提供し、業務利用に供する
ことを特徴とする。
決するための本発明は、文書処理システムにおいて、業
務遂行のために、非電子的文書を電子的文書データに変
換するスキャナ装置と、業務用アプリケーションにより
作成された電子的文書データと、前記スキャナ装置によ
り生成された電子的文書データとを所定の標準フォーマ
ットに変換し、標準ファイルを生成する変換手段と、前
記変換手段によって生成された標準ファイルを蓄積する
蓄積手段と、を具備し、前記蓄積手段に蓄積された標準
ファイルを閲覧要求に応じて提供し、業務利用に供する
ことを特徴とする。
【０００７】ここで、前記標準ファイルの元となった文
書は、社内で生成され、前記標準ファイルは、社内で共
有されるものであるのも好ましく、前記標準ファイルの
元となった文書には、社外で生成された文書を含み、前
記標準ファイルは、社内で共有されることも好ましく、
さらに、前記標準ファイルは、社内で共有され、社外に
提供する文書であることも好ましい。
書は、社内で生成され、前記標準ファイルは、社内で共
有されるものであるのも好ましく、前記標準ファイルの
元となった文書には、社外で生成された文書を含み、前
記標準ファイルは、社内で共有されることも好ましく、
さらに、前記標準ファイルは、社内で共有され、社外に
提供する文書であることも好ましい。
【０００８】本発明においては、スキャン乃至電子的文
書データから蓄積に至る一連の過程にあって、標準フォ
ーマット変換が組み込まれていることが特徴的であり、
これにより、文書共有を促進し、再利用性を高めること
ができる。
書データから蓄積に至る一連の過程にあって、標準フォ
ーマット変換が組み込まれていることが特徴的であり、
これにより、文書共有を促進し、再利用性を高めること
ができる。
【０００９】また、前記蓄積手段は、前記業務用アプリ
ケーションにより作成された対応電子データを前記標準
ファイルと関連づけて蓄積することも好適である。これ
により、元の電子的文書データへのアクセスを容易にし
て、再利用性をより高めることができる。
ケーションにより作成された対応電子データを前記標準
ファイルと関連づけて蓄積することも好適である。これ
により、元の電子的文書データへのアクセスを容易にし
て、再利用性をより高めることができる。
【００１０】さらに、前記標準ファイルに対し、付箋情
報を設定する手段と、当該標準ファイルの閲覧提供時
に、当該標準ファイルの画像に対し、付箋情報をオーバ
ーレイ表示する手段と、を備えることも好適であり、こ
こで前記付箋情報を設定する手段は、当該付箋情報の表
示色を選択可能とするのも好ましい。この表示色は、事
前に指定された所定の条件に連動して選択され、又は、
付箋情報を設定した日の曜日に連動して選択されること
が好ましい。
報を設定する手段と、当該標準ファイルの閲覧提供時
に、当該標準ファイルの画像に対し、付箋情報をオーバ
ーレイ表示する手段と、を備えることも好適であり、こ
こで前記付箋情報を設定する手段は、当該付箋情報の表
示色を選択可能とするのも好ましい。この表示色は、事
前に指定された所定の条件に連動して選択され、又は、
付箋情報を設定した日の曜日に連動して選択されること
が好ましい。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る文
書処理システムは、図１に示すように、ファイリングサ
ーバ１と、複合機２と、ＰＣクライアント３とから基本
的に構成されている。ファイリングサーバ１は、サーバ
コンピュータであり、複合機２のスキャナで読み込まれ
た画像データをＰＣクライアント３もしくはファイリン
グサーバ１で画像を含む文書要素の組み合わせからなる
複合文書に変換してファイリングサーバ１に蓄積する。
また、この画像データに基づき、ＯＣＲ（光学的文字認
識）により文書データを作成して蓄積してもよい。さら
に、このファイリングサーバ１は、ＰＣクライアント３
に例えばＬＡＮを介して接続され、蓄積した文書データ
の閲覧要求をＰＣクライアント３側から受けて、当該要
求に応じてＰＣクライアント３に対して文書データを提
供するとともに、ＰＣクライアント３から文書データに
対する編集指示の入力を受けて、いくつかの条件に基づ
くセキュリティ管理の下に文書データの編集を行わせる
こともできる。このファイリングサーバ１による文書デ
ータの編集動作については、後に詳しく説明する。
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る文
書処理システムは、図１に示すように、ファイリングサ
ーバ１と、複合機２と、ＰＣクライアント３とから基本
的に構成されている。ファイリングサーバ１は、サーバ
コンピュータであり、複合機２のスキャナで読み込まれ
た画像データをＰＣクライアント３もしくはファイリン
グサーバ１で画像を含む文書要素の組み合わせからなる
複合文書に変換してファイリングサーバ１に蓄積する。
また、この画像データに基づき、ＯＣＲ（光学的文字認
識）により文書データを作成して蓄積してもよい。さら
に、このファイリングサーバ１は、ＰＣクライアント３
に例えばＬＡＮを介して接続され、蓄積した文書データ
の閲覧要求をＰＣクライアント３側から受けて、当該要
求に応じてＰＣクライアント３に対して文書データを提
供するとともに、ＰＣクライアント３から文書データに
対する編集指示の入力を受けて、いくつかの条件に基づ
くセキュリティ管理の下に文書データの編集を行わせる
こともできる。このファイリングサーバ１による文書デ
ータの編集動作については、後に詳しく説明する。
【００１２】複合機２は、プリンタとスキャナとを備
え、複写機として単体で動作するほか、ＰＣクライアン
ト３もしくはファイリングサーバ１からの指示によりプ
リンタによる印刷を行う。また、この複合機２は、スキ
ャナにて紙媒体から読み取った画像データをＰＣクライ
アント３もしくはファイリングサーバ１に出力する。こ
の複合機２のスキャナ部分が、本発明のスキャナ装置を
具現化したものに相当する。ＰＣクライアント３は、パ
ーソナル用のコンピュータであり、ユーザからの操作に
応じて、ファイリングサーバ１に対し、標準ファイルの
閲覧要求を出力する。また、このＰＣクライアント３
は、ユーザからの操作により、ファイリングサーバ１に
対して文書データの編集指示を出力する。
え、複写機として単体で動作するほか、ＰＣクライアン
ト３もしくはファイリングサーバ１からの指示によりプ
リンタによる印刷を行う。また、この複合機２は、スキ
ャナにて紙媒体から読み取った画像データをＰＣクライ
アント３もしくはファイリングサーバ１に出力する。こ
の複合機２のスキャナ部分が、本発明のスキャナ装置を
具現化したものに相当する。ＰＣクライアント３は、パ
ーソナル用のコンピュータであり、ユーザからの操作に
応じて、ファイリングサーバ１に対し、標準ファイルの
閲覧要求を出力する。また、このＰＣクライアント３
は、ユーザからの操作により、ファイリングサーバ１に
対して文書データの編集指示を出力する。
【００１３】ここでファイリングサーバ１の編集動作に
ついて説明する。ファイリングサーバ１は、複数の文書
要素と、各文書要素間の重畳関係を表す関係データとか
らなる標準ファイルとしての複合文書データを保持して
いる。また、各複合文書データを相互に関連づけて電子
的クリップ文書とするためのクリップ関連づけ情報と、
電子的クリップ文書同士、又は電子的クリップ文書と複
合文書データとを関連づけて、電子的バインダ文書とす
るためのバインダ関連づけ情報とを保持している。
ついて説明する。ファイリングサーバ１は、複数の文書
要素と、各文書要素間の重畳関係を表す関係データとか
らなる標準ファイルとしての複合文書データを保持して
いる。また、各複合文書データを相互に関連づけて電子
的クリップ文書とするためのクリップ関連づけ情報と、
電子的クリップ文書同士、又は電子的クリップ文書と複
合文書データとを関連づけて、電子的バインダ文書とす
るためのバインダ関連づけ情報とを保持している。
【００１４】また、各複合文書データにおける文書要素
には、文字列、書式情報、画像データ、他の複合文書デ
ータや電子的クリップ文書、電子的バインダ文書、さら
にはＷｅｂページ等への参照情報（リンク）、さらには
文書要素の位置情報と、文字列や画像データ、参照情報
などの記述の情報とを含む付箋情報が関連づけられる。
には、文字列、書式情報、画像データ、他の複合文書デ
ータや電子的クリップ文書、電子的バインダ文書、さら
にはＷｅｂページ等への参照情報（リンク）、さらには
文書要素の位置情報と、文字列や画像データ、参照情報
などの記述の情報とを含む付箋情報が関連づけられる。
【００１５】この付箋情報は、複合文書データの一部を
なし、ＰＣクライアント３に対し閲覧のために提示され
るときには、図２に示すように、最上位のページに付さ
れた付箋情報（Ａ）は、全体が見えるように表示され、
より下位のページに付された付箋情報（Ｂ，Ｃ）は、そ
の一部もしくは全部が見えるように表示される。また、
付箋情報は、横向きの付箋イメージ又は縦向きの付箋イ
メージのいずれかの態様で表示される。さらに、この付
箋情報は、複合文書データの一部をなすので、当該複合
文書データのまま、電子メールに添付して送信すること
もできる。さらに、本実施の形態において特徴的なこと
は、この付箋情報に対し、付箋の色を表す情報を選択的
設定可能としていることである。この付箋の色は、ユー
ザが事前に準備された色から任意に選択してもよいし、
張り付け日の曜日を条件として、選択されてもよい。張
り付け日の曜日を条件として、選択する具体的な方法と
しては、現在の日付をＰＣクライアント３内にある時計
より読み出し、その日付から曜日を算出する。そして、
曜日と色とを対応付けたテーブルより、付箋の色を決定
するのである。また、付箋を付けた際にユーザに色を提
示することも可能であるが、その時に提示する順序を前
記テーブルを用いて決定してもよい。
なし、ＰＣクライアント３に対し閲覧のために提示され
るときには、図２に示すように、最上位のページに付さ
れた付箋情報（Ａ）は、全体が見えるように表示され、
より下位のページに付された付箋情報（Ｂ，Ｃ）は、そ
の一部もしくは全部が見えるように表示される。また、
付箋情報は、横向きの付箋イメージ又は縦向きの付箋イ
メージのいずれかの態様で表示される。さらに、この付
箋情報は、複合文書データの一部をなすので、当該複合
文書データのまま、電子メールに添付して送信すること
もできる。さらに、本実施の形態において特徴的なこと
は、この付箋情報に対し、付箋の色を表す情報を選択的
設定可能としていることである。この付箋の色は、ユー
ザが事前に準備された色から任意に選択してもよいし、
張り付け日の曜日を条件として、選択されてもよい。張
り付け日の曜日を条件として、選択する具体的な方法と
しては、現在の日付をＰＣクライアント３内にある時計
より読み出し、その日付から曜日を算出する。そして、
曜日と色とを対応付けたテーブルより、付箋の色を決定
するのである。また、付箋を付けた際にユーザに色を提
示することも可能であるが、その時に提示する順序を前
記テーブルを用いて決定してもよい。
【００１６】そして、ファイリングサーバ１もしくはＰ
Ｃクライアント３は、複合文書データに含まれる文字列
や画像データ（付箋上に記述されたものも含む）を書き
替えたり、書式情報を設定したりする編集動作を基本的
に行う。また、ファイリングサーバ１もしくはＰＣクラ
イアント３は、複数の複合文書データを相互に関連づけ
て電子的クリップ文書を作成する編集処理を行う。この
電子的クリップ文書を作成するための編集操作は、ＰＣ
クライアント３では、複数の複合文書データを選択し
て、メニューから「クリップ」を選択する操作や、既存
の電子的クリップ文書上に、他の複合文書データをドラ
ッグ・アンド・ドロップする操作として行われる。ま
た、一旦電子的クリップ文書としてまとめられた複合文
書データは、「ばらす」の操作により、電子的クリップ
文書から、元の複数の複合文書データに戻すこともでき
るようになっている。これらの操作は、あたかも紙媒体
の文書をクリップ留めしたり、それをばらしたりする操
作をコンピュータソフトウエア上で電子的に表現したも
のである。電子的バインダ文書についても同様の操作が
可能となっている。
Ｃクライアント３は、複合文書データに含まれる文字列
や画像データ（付箋上に記述されたものも含む）を書き
替えたり、書式情報を設定したりする編集動作を基本的
に行う。また、ファイリングサーバ１もしくはＰＣクラ
イアント３は、複数の複合文書データを相互に関連づけ
て電子的クリップ文書を作成する編集処理を行う。この
電子的クリップ文書を作成するための編集操作は、ＰＣ
クライアント３では、複数の複合文書データを選択し
て、メニューから「クリップ」を選択する操作や、既存
の電子的クリップ文書上に、他の複合文書データをドラ
ッグ・アンド・ドロップする操作として行われる。ま
た、一旦電子的クリップ文書としてまとめられた複合文
書データは、「ばらす」の操作により、電子的クリップ
文書から、元の複数の複合文書データに戻すこともでき
るようになっている。これらの操作は、あたかも紙媒体
の文書をクリップ留めしたり、それをばらしたりする操
作をコンピュータソフトウエア上で電子的に表現したも
のである。電子的バインダ文書についても同様の操作が
可能となっている。
【００１７】また、このファイリングサーバ１において
特徴的なことは、ＰＣクライアント３側で作成したワー
プロ文書やスプレッドシート文書等、各業務用アプリケ
ーションによって生成された電子的文書のデータを元に
して、当該電子的文書データに対するプリント処理を応
用して標準フォーマットに変換して、標準ファイルとし
ての複合文書データを生成させ、それをファイリングサ
ーバ１に保持するようにしていることである。また、こ
の標準フォーマットの標準ファイルとともに、業務用ア
プリケーション固有のフォーマットである、元になった
電子的文書を関連づけておくことも好適である。この技
術は、例えばＡｄｏｂｅ社（商標）のＡｃｒｏｂａｔ
（商標）において、ＰＤＦ（Portable Document Forma
t）をプリント処理の過程で生成するための仮想プリン
タドライバと同様の技術で実装可能である。具体的に、
このファイリングサーバ１は、特開平８−１７１５６１
号公報に開示した「文書処理装置」の技術を利用する。
特徴的なことは、ＰＣクライアント３側で作成したワー
プロ文書やスプレッドシート文書等、各業務用アプリケ
ーションによって生成された電子的文書のデータを元に
して、当該電子的文書データに対するプリント処理を応
用して標準フォーマットに変換して、標準ファイルとし
ての複合文書データを生成させ、それをファイリングサ
ーバ１に保持するようにしていることである。また、こ
の標準フォーマットの標準ファイルとともに、業務用ア
プリケーション固有のフォーマットである、元になった
電子的文書を関連づけておくことも好適である。この技
術は、例えばＡｄｏｂｅ社（商標）のＡｃｒｏｂａｔ
（商標）において、ＰＤＦ（Portable Document Forma
t）をプリント処理の過程で生成するための仮想プリン
タドライバと同様の技術で実装可能である。具体的に、
このファイリングサーバ１は、特開平８−１７１５６１
号公報に開示した「文書処理装置」の技術を利用する。
【００１８】次に、本実施の形態の文書処理システムの
動作について説明する。尚、以下の説明においては、本
実施の形態の文書処理システムを営業力の強化のための
営業用提案書の共有や再利用に供する場合について説明
する。
動作について説明する。尚、以下の説明においては、本
実施の形態の文書処理システムを営業力の強化のための
営業用提案書の共有や再利用に供する場合について説明
する。
【００１９】まず、ユーザの一人がデザイン画や構成イ
メージを作成しているとする。このようなデザイン画な
どは、紙媒体に表された情報として提供され、又は業務
用アプリケーションを利用して作成された電子データと
して提供される。そして、紙媒体で表された情報はスキ
ャナ装置としての複合機２を利用してＰＣクライアント
３もしくはファイリングサーバ１に取り込まれ、標準フ
ォーマットに変換され、標準ファイルとしてファイリン
グサーバ１に蓄積される。また、業務用アプリケーショ
ンで作成された電子文書は、ＰＣクライアント３におい
て、印刷処理を応用したドライバソフトなどにより標準
フォーマットに変換され、ＬＡＮを介してファイリング
サーバ１に送られ、ファイリングサーバ１が標準ファイ
ルとして蓄積する。ここで、当該標準ファイルが業務用
アプリケーションで作成された電子文書から変換された
ものであれば当該電子文書を関連づけて格納する。
メージを作成しているとする。このようなデザイン画な
どは、紙媒体に表された情報として提供され、又は業務
用アプリケーションを利用して作成された電子データと
して提供される。そして、紙媒体で表された情報はスキ
ャナ装置としての複合機２を利用してＰＣクライアント
３もしくはファイリングサーバ１に取り込まれ、標準フ
ォーマットに変換され、標準ファイルとしてファイリン
グサーバ１に蓄積される。また、業務用アプリケーショ
ンで作成された電子文書は、ＰＣクライアント３におい
て、印刷処理を応用したドライバソフトなどにより標準
フォーマットに変換され、ＬＡＮを介してファイリング
サーバ１に送られ、ファイリングサーバ１が標準ファイ
ルとして蓄積する。ここで、当該標準ファイルが業務用
アプリケーションで作成された電子文書から変換された
ものであれば当該電子文書を関連づけて格納する。
【００２０】そして、他のユーザは、各自のＰＣクライ
アント３からＬＡＮを介してファイリングサーバ１にア
クセスし、蓄積している標準ファイルから目的のものを
検索して見出し、取得して利用する。ここで検索のため
には、標準ファイルの蓄積を行うユーザが内容を説明す
る文字列を付加しておいてもよいし、後から利用したユ
ーザが各自検索に便利な文字列を付加してもよい。ま
た、検索の結果は、縮小イメージ（サムネール）として
表示されることが好適である。さらに、元の業務用アプ
リケーションで作成された電子文書が関連づけられてい
れば、当該電子文書を業務用アプリケーションで開いて
編集することも可能である。
アント３からＬＡＮを介してファイリングサーバ１にア
クセスし、蓄積している標準ファイルから目的のものを
検索して見出し、取得して利用する。ここで検索のため
には、標準ファイルの蓄積を行うユーザが内容を説明す
る文字列を付加しておいてもよいし、後から利用したユ
ーザが各自検索に便利な文字列を付加してもよい。ま
た、検索の結果は、縮小イメージ（サムネール）として
表示されることが好適である。さらに、元の業務用アプ
リケーションで作成された電子文書が関連づけられてい
れば、当該電子文書を業務用アプリケーションで開いて
編集することも可能である。
【００２１】また、本実施の形態の文書処理システム
は、社内外で作成され、社内利用に供されるファイルを
蓄積するのにも効果的である。具体的に、過去の仕様書
や報告書、取引先から入手したカタログなどを複合機２
によって読み取り、ファイリングサーバ１に標準ファイ
ルとして蓄積すれば、共有が促進され、再利用性が向上
できる。
は、社内外で作成され、社内利用に供されるファイルを
蓄積するのにも効果的である。具体的に、過去の仕様書
や報告書、取引先から入手したカタログなどを複合機２
によって読み取り、ファイリングサーバ１に標準ファイ
ルとして蓄積すれば、共有が促進され、再利用性が向上
できる。
【００２２】さらに、社内文書のファイリングにも効果
を発揮する。すなわち、社内規定集や内線簿、マニュア
ル類のように種々の部門からの紙媒体の情報であって
も、また、部署内のユーザが作成した文書データであっ
ても、その種類、媒体を問わず所定の標準ファイルとし
て電子化して格納され、共有が促進され、再利用性が向
上できる。
を発揮する。すなわち、社内規定集や内線簿、マニュア
ル類のように種々の部門からの紙媒体の情報であって
も、また、部署内のユーザが作成した文書データであっ
ても、その種類、媒体を問わず所定の標準ファイルとし
て電子化して格納され、共有が促進され、再利用性が向
上できる。
【００２３】また、標準ファイルとしたことで検索が容
易になり、問い合わせ回答時間を短縮でき、ファイリン
グスペースを小さくすることもできるようになる。
易になり、問い合わせ回答時間を短縮でき、ファイリン
グスペースを小さくすることもできるようになる。
【００２４】これらの目的を達成するために、本実施の
形態における複合機２は、カラードキュメントをカラー
の文書データとしてスキャンし、また文書データをカラ
ー印刷可能であることが好ましい。
形態における複合機２は、カラードキュメントをカラー
の文書データとしてスキャンし、また文書データをカラ
ー印刷可能であることが好ましい。
【００２５】さらに、ユーザは、ＰＣクライアント３を
用いてファイリングサーバ１に蓄積された標準ファイル
に対し、付箋情報を付して種々の利用に供する。特に、
標準ファイルは、電子メールなどによって、他のＰＣク
ライアント３に転送したり、インターネットを介して他
社のパーソナルコンピュータユーザに送信することもで
きる。
用いてファイリングサーバ１に蓄積された標準ファイル
に対し、付箋情報を付して種々の利用に供する。特に、
標準ファイルは、電子メールなどによって、他のＰＣク
ライアント３に転送したり、インターネットを介して他
社のパーソナルコンピュータユーザに送信することもで
きる。
【００２６】
【発明の効果】本発明によれば、スキャナ装置が、業務
遂行のために、非電子的文書を電子的文書データに変換
し、業務用アプリケーションにより作成された電子的文
書データと、スキャナ装置により生成された電子的文書
データとを所定の標準フォーマットに変換し、標準ファ
イルを生成し、変換装置によって生成された標準ファイ
ルを蓄積し、蓄積された標準ファイルを閲覧要求に応じ
て提供し、業務利用に供する文書処理システムとしてい
るので、共有が促進され、再利用性が向上できる。
遂行のために、非電子的文書を電子的文書データに変換
し、業務用アプリケーションにより作成された電子的文
書データと、スキャナ装置により生成された電子的文書
データとを所定の標準フォーマットに変換し、標準ファ
イルを生成し、変換装置によって生成された標準ファイ
ルを蓄積し、蓄積された標準ファイルを閲覧要求に応じ
て提供し、業務利用に供する文書処理システムとしてい
るので、共有が促進され、再利用性が向上できる。
【図１】 本発明の実施の形態に係る文書処理システム
の構成ブロック図である。
の構成ブロック図である。
【図２】 ＰＣクライアント３に提供される付箋情報を
含む画面の一例を表す説明図である。
含む画面の一例を表す説明図である。
１ ファイリングサーバ、２ 複合機、３ ＰＣクライ
アント。
アント。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森久保 昭玲 東京都港区赤坂二丁目17番22号 富士ゼロ ックス株式会社内 Ｆターム(参考） 5B075 ND03 PP04 UU06
Claims (9)
- 【請求項１】 業務遂行のために、非電子的文書を電子
的文書データに変換するスキャナ装置と、 業務用アプリケーションにより作成された電子的文書デ
ータと、前記スキャナ装置により生成された電子的文書
データとを所定の標準フォーマットに変換し、標準ファ
イルを生成する変換手段と、 前記変換手段によって生成された標準ファイルを蓄積す
る蓄積手段と、を具備し、 前記蓄積手段に蓄積された標準ファイルを閲覧要求に応
じて提供し、業務利用に供することを特徴とする文書処
理システム。 - 【請求項２】 業務遂行のために、非電子的文書を電子
的文書データに変換するスキャナ装置と、 業務用アプリケーションにより作成された電子的文書デ
ータと、前記スキャナ装置により生成された電子的文書
データとを所定の標準フォーマットに変換し、標準ファ
イルを生成する変換手段と、 前記変換手段によって生成された標準ファイルを蓄積す
る蓄積手段と、を具備し、 前記蓄積手段に蓄積された標準ファイルの電子文書を閲
覧要求に応じて提供し、業務利用に供する文書処理シス
テムであって、 前記標準ファイルの元となった文書は、社内で生成さ
れ、前記標準ファイルは、社内で共有されることを特徴
とする文書処理システム。 - 【請求項３】 業務遂行のために、非電子的文書を電子
的文書データに変換するスキャナ装置と、 業務用アプリケーションにより作成された電子的文書デ
ータと、前記スキャナ装置により生成された電子的文書
データとを所定の標準フォーマットに変換し、標準ファ
イルを生成する変換手段と、 前記変換手段によって生成された標準ファイルを蓄積す
る蓄積手段と、を具備し、 前記蓄積手段に蓄積された標準ファイルの電子文書を閲
覧要求に応じて提供し、業務利用に供する文書処理シス
テムであって、 前記標準ファイルの元となった文書には、社外で生成さ
れた文書を含み、前記標準ファイルは、社内で共有され
ることを特徴とする文書処理システム。 - 【請求項４】 業務遂行のために、非電子的文書を電子
的文書データに変換するスキャナ装置と、 業務用アプリケーションにより作成された電子的文書デ
ータと、前記スキャナ装置により生成された電子的文書
データとを所定の標準フォーマットに変換し、標準ファ
イルを生成する変換手段と、 前記変換手段によって生成された標準ファイルを蓄積す
る蓄積手段と、を具備し、 前記蓄積手段に蓄積された標準ファイルの電子文書を閲
覧要求に応じて提供し、業務利用に供する文書処理シス
テムであって、 前記標準ファイルは、社内で共有され、社外に提供する
文書であることを特徴とする文書処理システム。 - 【請求項５】 請求項１から４のいずれかに記載の文書
処理システムにおいて、 前記蓄積手段は、前記業務用アプリケーションにより作
成された対応電子データを前記標準ファイルと関連づけ
て蓄積することを特徴とする文書処理システム。 - 【請求項６】 請求項１から５のいずれかに記載の文書
処理システムにおいて、 前記標準ファイルに対し、付箋情報を設定する手段と、 当該標準ファイルの閲覧提供時に、当該標準ファイルの
画像に対し、付箋情報をオーバーレイ表示する手段と、 を備えたことを特徴とする文書処理システム。 - 【請求項７】 請求項６に記載の文書処理システムにお
いて、 前記付箋情報を設定する手段は、当該付箋情報の表示色
を選択可能としたことを特徴とする文書処理システム。 - 【請求項８】 請求項７に記載の文書処理システムにお
いて、 前記付箋情報の表示色は、事前に指定された所定の条件
に連動して選択されることを特徴とする文書処理システ
ム。 - 【請求項９】 請求項７に記載の文書処理システムにお
いて、 前記付箋情報の表示色は、付箋情報を設定した日の曜日
に連動して選択されることを特徴とする文書処理システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000164476A JP2001344248A (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | 文書処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000164476A JP2001344248A (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | 文書処理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001344248A true JP2001344248A (ja) | 2001-12-14 |
Family
ID=18668090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000164476A Pending JP2001344248A (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | 文書処理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001344248A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005018413A (ja) * | 2003-06-26 | 2005-01-20 | Toppan Printing Co Ltd | 商品提案システム、サーバ及び方法 |
| JP2010092383A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Keyence Corp | 電子文書ファイル検索装置、電子文書ファイル検索方法及びコンピュータプログラム |
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-
2000
- 2000-06-01 JP JP2000164476A patent/JP2001344248A/ja active Pending
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