JP2004153495A - 画像送信装置およびこれを含むコンピュータネットワーク - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ファクシミリ装置(1)は、読み取り部(11)によって原稿から画像を読み取って生成した画像データを他のファクシミリ装置(32)に送信したときに、その画像データを送信先の電話番号と共に、コンピュータネットワーク(2)上のパーソナルコンピュータ(21)に送信する。パーソナルコンピュータ(21)は、ファクシミリ装置(1)から受信した画像データを、送信先ごとに分類してハードディスク(21a)に記憶する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データを送信するファクシミリ等の画像送信装置に関し、特に、送信後の画像データの管理に関する。
【0002】
【従来の技術】
原稿から画像を読み取って画像データを生成し、生成した画像データを公衆電話回線を介して他の装置に送信するとともに、公衆電話回線を介して他の装置から画像データを受信し、受信した画像データが表す画像を紙に出力するファクシミリ装置が広範に普及している。ファクシミリ装置は、家庭で個人的に使用されるようにもなっているが、オフィスで多くの人によって使用されることが多く、オフィスでの使用においては送信先も多い。
【0003】
近年では、パーソナルコンピュータ(PC)を含むローカルエリアネットワーク(LAN)にファクシミリ装置を含めて、パーソナルコンピュータから画像データをファクシミリ装置に送信し、さらにファクシミリ装置から公衆電話回線を介して他の装置に送信するPCファクシミリも行われるようになっている(例えば、特許文献1参照)。PCファクシミリの機能を利用すると、送信する画像データをパーソナルコンピュータで作成したり、ネットワーク上の画像読み取り装置で原稿から画像を読み取って生成したりすることができる。また、公衆電話回線を介して他の装置から受信した画像データをパーソナルコンピュータに転送して、画像をパーソナルコンピュータで表示したり、ネットワーク上のプリンタで出力したりすることも可能である。
【0004】
ファクシミリ装置は、送信する画像データと受信した画像データを記憶するための記憶装置を備えるが、送信用の画像データは、送信後には他の画像データによって上書きされて、または消去されて保存されない。受信した画像データも、紙への出力やパーソナルコンピュータへの転送をした後は、保存されない。
【0005】
【特許文献1】特開平9−284462号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
送信のために画像を読み取った後の原稿は、後に送信の有無や送信内容を確認するために、保存しておくのが一般的である。特に、オフィスでファクシミリ装置を使用するときは、ほとんどの場合、送信後も原稿を保存する。この保存処理は使用者が手作業で行う。
【0007】
保存に際しては、通常、原稿を送信先ごとに分類するが、送信先が多いと原稿の分類は繁雑になる。また、同一の画像データを複数の送信先に送信することもあり、その場合、送信先ごとに原稿を分類して保存するためには、原稿のコピーを作成する必要が生じる。このような作業を軽減するために、原稿を分類することなく一括して保存するようにすると、送信の有無や送信内容を確認することが容易でなくなる。また、原稿の保存には比較的大きなスペースが必要である上、原稿は大きさが必ずしも一様でないから、整理整頓が難しい。
【0008】
PCファクシミリの機能によって送信した場合、画像データはパーソナルコンピュータに保存されるため、原稿の保存に関する上記の不都合は生じない。しかし、PCファクシミリの機能を有するパーソナルコンピュータが複数存在すると、画像データは分散して保存されることになるため、送信の有無や送信内容を確認するときに、個々のパーソナルコンピュータを検索しなければならなくなる。パーソナルコンピュータへのアクセスが制限されていれば、検索することができないという事態も生じる。
【0009】
また、原稿から画像を読み取ることにより送信用の画像データを生成することとPCファクシミリの機能とを併用する場合は、保存すべきものとして、紙である原稿と電子データである画像データという異質なものが混在することになり、送信後の管理は一層複雑である。
【0010】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、送信後は原稿を保存する必要がなく、送信した画像データの管理が容易な画像送信装置およびコンピュータネットワークを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、画像を表す画像データを指定された他の装置に送信する画像送信装置は、画像データを指定された他の装置に送信したときに、その画像データとその装置を示す情報とを、特定のパーソナルコンピュータに送信するものとする。パーソナルコンピュータは、画像送信装置から送信された画像データと装置を示す情報とを関連づけて保存することが可能であり、これにより、画像データを柔軟に管理することが可能になる。また、画像データを保存するパーソナルコンピュータを特定のものとすることで、管理を一元的に行うことができる。送信する画像データを原稿から画像を読み取ることによって生成する場合でも、原稿自体を保存する必要がなくなる。
【0012】
この画像送信装置は、原稿から画像を読み取って、読み取った画像を表す画像データを生成し、生成した画像データを他の装置に送信するもの、つまりファクシミリ装置とすることができる。
【0013】
他の装置が複数指定されて、画像データを指定された複数の他の装置に送信したときに、その画像データとそれらの複数の装置を示す情報とを、特定のパーソナルコンピュータに送信するようにしてもよい。このようにすると、パーソナルコンピュータでの画像データの管理を、送信先ごとにもれなくすることが容易になる。
【0014】
前記目的を達成するために、本発明ではまた、コンピュータネットワークは、上記の画像送信装置と、その画像送信装置から送信された画像データと装置を示す情報とを関連づけて保存するパーソナルコンピュータを含むものとする。パーソナルコンピュータでの画像データと装置を示す情報の関連づけた保存は、様々な形態で行うことが可能である。例えば、装置を示す情報を画像データのファイル名の一部とすることができる。
【0015】
パーソナルコンピュータが、装置を示す情報に基づいて、画像データを装置ごとに分類して保存するようにするとよい。このようにすると、個々の送信先についての画像データの管理が容易になる。
【0016】
上記の画像送信装置を複数含むコンピュータネットワークとすることもできる。この場合でも、各画像送信装置が送信した画像データを、特定のパーソナルコンピュータで保存するため、一元的に管理することが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態のファクシミリ装置とこれを含むコンピュータネットワークについて、図面を参照しながら説明する。本実施形態の構成を図1に模式的に示す。本実施形態のファクシミリ装置1は、読み取り部11、出力部12、圧縮解凍部13、記憶部14、操作部15、表示部16、第1の通信部17、第2の通信部18、および制御部19より成る。
【0018】
読み取り部11は原稿から画像を読み取って、読み取った画像を表す画像データを生成する。出力部12は画像データが表す画像を紙に出力する。圧縮解凍部13は画像データを圧縮し、圧縮されている画像データを解凍(圧縮の逆処理)する。記憶部14は画像データを記憶する。操作部15は、ファクシミリ送信の送信先の電話番号の入力や、動作の指示のために使用者によって操作される。表示部16は、入力された電話番号や、操作の案内のための情報を表示する。
【0019】
第1の通信部17は、交換局31を介して公衆電話回線によって他のファクシミリ装置(FAX)32に接続されて、ファクシミリ通信を行う。第2の通信部18は、パーソナルコンピュータ(PC)21、22から成るコンピュータネットワーク2にケーブルによって接続されている。このコンピュータネットワーク2には、ファクシミリ装置1、パーソナルコンピュータ21、22のほか、プリンタ23、およびスキャナ24が含まれる。
【0020】
制御部19は、第1の通信部17によるファクシミリ通信、第2の通信部18によるネットワーク通信をはじめ、ファクシミリ装置1の全体の動作を制御する。ファクシミリ送信に際して、制御部19は、読み取り部11に原稿から画像を読み取らせて、読み取り部11が生成した画像データを圧縮解凍部13に与えて圧縮させ、圧縮後の画像データを記憶部14に記憶させる。そして、操作部15から入力された電話番号と、圧縮された画像データとを第1の通信部17に与え、その電話番号のファクシミリ装置32に宛てて送信させる。
【0021】
ファクシミリ受信に際して、制御部19は、他のファクシミリ装置32から受信した画像データを第1の通信部17から受けて、記憶部14に記憶させる。そして、その画像データを読み出して圧縮解凍部13に与えて解凍させ、解凍された画像データを出力部12に与えて、その画像データが表す画像を紙に出力させる。
【0022】
ファクシミリ装置1とパーソナルコンピュータ22を含むコンピュータネットワーク2は、PCファクシミリの機能を有する。すなわち、パーソナルコンピュータ22から画像データをファクシミリ装置1に送信し、その画像データを第1の通信部17より他のファクシミリ装置32に送信することができる。その画像データは、パーソナルコンピュータ32で作成することができるし、ネットワーク2上のスキャナ24によって原稿から画像を読み取って生成することもできる。パーソナルコンピュータ32からファクシミリ装置1に送信する画像データには、送信先のファクシミリ装置32の電話番号を付加しておく。
【0023】
逆に、他のファクシミリ装置32から受信した画像データを、パーソナルコンピュータ22に転送することもできる。パーソナルコンピュータ22ではファクシミリ装置1から転送された画像データを自由に処理することが可能であり、例えば、画像データが表す画像を表示したり、画像データを編集したりすることができる。また、パーソナルコンピュータ22からネットワーク2上のプリンタ23に画像データを送信して、その画像を紙に出力することもできる。ファクシミリ装置1から転送される画像データは圧縮されているから、パーソナルコンピュータ22では、上記の処理を行う前に、画像データを解凍しておく。
【0024】
ファクシミリ装置1の制御部19は、ファクシミリ送信をしたときには、送信した画像データが読み取り部11によって生成されたものであるかパーソナルコンピュータ22から与えられたものであるかに関わらず、送信した画像データを記憶部14から読み出して、送信先のファクシミリ装置32の電話番号と共に、ネットワーク2上の特定のパーソナルコンピュータ21に送信する。これは、ファクシミリ送信した画像データをパーソナルコンピュータ21で一括して保存し、管理するためである。送信した画像データをパーソナルコンピュータ21で保存するため、画像を読み取った後の原稿は保存する必要がない。
【0025】
パーソナルコンピュータ21では、電話番号によって送信先のファクシミリ装置32を判別し、送信先に応じて画像データを分類して保存する。これにより、保存している画像データの管理が容易になる。
【0026】
管理を一層容易にするために、ファクシミリ装置1の使用者は、ファクシミリ送信を行う際に、あらかじめ与えられている識別コードを操作部15から入力する。PCファクシミリの機能でファクシミリ送信するときは、各パーソナルコンピュータ22からファクシミリ装置1に使用者の識別コードを送信しておく。制御部19は、画像データおよび電話番号に加えて、使用者の識別コードもパーソナルコンピュータ21に送信する。
【0027】
パーソナルコンピュータ21では、識別コードによって使用者を判別し、送信先に応じて分類した画像データを、さらに使用者に応じて分類して、保存する。つまり、パーソナルコンピュータ21に保存される画像データは、二重に分類される。
【0028】
画像データの記憶のために、パーソナルコンピュータ21は大容量のハードディスク(HD)21aを備えている。ハードディスク21aには、送信先の識別および使用者の識別をするための、送信先テーブルおよびユーザテーブルも記憶されている。送信先テーブルおよびユーザテーブルの構造をそれぞれ図2の(a)および(b)に模式的に示す。
【0029】
送信先テーブルには、ファクシミリ装置32の電話番号と送信先名が対応づけて記されている。送信先名は、ファクシミリ装置32の所有者の名前、例えば、会社名、会社の部署名、個人の氏名である。異なるファクシミリ装置32の所有者が同一のときは、それぞれの電話番号に対応して同じ送信先名が記される。ユーザテーブルには、使用者の識別コードとその名前が対応づけて記されている。同一の使用者が2以上の識別コードを有することも可能であり、その場合は、それぞれの識別コードに対応して同じ使用者名が記される。
【0030】
画像データは個別のファイルとしてハードディスク21aに記憶され、フォルダと呼ぶファイルに論理的に収納されているとして取り扱われる。フォルダの構造を図3に模式的に示す。全ての画像データのファイルを収納する送信管理フォルダがあり、この送信管理フォルダには、送信先ごとに設けられた送信先フォルダが収納されている。また、各送信先フォルダには、送信者つまり使用者ごとに設けられた送信者フォルダが収納されている。送信先フォルダには図2(a)の送信先名がフォルダ名として付されており、送信者フォルダには図2(b)のユーザ名がフォルダ名として付されている。このような構造により、画像データを送信先ごとに管理することができ、また、各送信先の画像データを使用者ごとに管理することができる。
【0031】
ファクシミリ装置1におけるファクシミリ送信の処理の流れを図4のフローチャートに示す。まず、操作部15によって、使用者の識別コードと送信先の電話番号の入力を受け付け(ステップ#5、#10)、次いで、読み取り部11によって、原稿から画像を読み取り(#15)、読み取った画像を表す画像データを生成する(#20)。そして、その画像データを圧縮解凍部13によって圧縮し(#25)、圧縮後の画像データを、記憶部14に記憶するとともに(#30)、第1の通信部17より、入力された電話番号に宛ててファクシミリ送信する(#35)。
【0032】
ファクシミリ送信後、制御部19が内蔵しているリアルタイムクロック(不図示)より送信日時を取得する(#40)。最後に、ファクシミリ送信した画像データを記憶部14より読み出して、送信先の電話番号、使用者の識別コード、送信したページ数(画像数)、送信日時と共に、第2の通信部18よりパーソナルコンピュータ21に送信する(#45)。ステップ#10で複数の電話番号が入力されて、ステップ#40で同一の画像データを複数の電話番号に宛てて送信したときは、ステップ#45においては、それらの電話番号を全てパーソナルコンピュータ21に送信する。
【0033】
PCファクシミリの機能によってファクシミリ送信をするときは、ステップ#5〜#20の処理に代えて、使用者の識別コード、送信先の電話番号、および画像データを、パーソナルコンピュータ22から受信する処理を行う。なお、ステップ#5、#10、および#15〜#30の処理は、この順序に限らず、任意の順序で行ってかまわない。また、送信先の電話番号を入力することに代えて、表示部16に送信先名と電話番号の組をいくつか表示して、選択するようにしてもよい。
【0034】
図4のステップ#45の送信に対応してパーソナルコンピュータ21が行う処理の流れを図5のフローチャートに示す。まず、ファクシミリ装置1から送信された画像データ、送信先の電話番号、使用者の識別コード、送信ページ数、および送信日時を受信する(ステップ#105)。受信したこれらのデータは、一時的にメモリ(不図示)に記憶しておく。次いで、図2(a)の送信先テーブルを検索して送信先の電話番号に対応する送信先名を見出し(#110)、その送信先名が付された送信先フォルダが送信管理フォルダ内にあるか否かを判定して(#115)、なければ新たに作成する(#120)。
【0035】
さらに、図2(b)のユーザテーブルを検索して識別コートに対応する使用者名を見出し(#125)、その使用者名が付された送信者フォルダが送信先フォルダ内にあるか否かを判定して(#130)、なければ新たに作成する(#135)。次いで、ステップ#105で受信した画像データをファイルとしてハードディスク21aに記憶し(#140)、最後に、そのファイルのファイル名を設定する(#145)。
【0036】
ステップ#105でファクシミリ装置1から受信したデータに複数の電話番号が含まれているときは、ステップ#110〜120の処理を各電話番号について行い、ステップ#130〜#145の処理も各電話番号について行う。これにより、送信先に対応する全ての送信先フォルダに画像データが個別に保存されて、送信先ごとの画像データの管理が容易になる。
【0037】
ステップ#145で設定する画像データのファイル名には、送信先の電話番号と送信日時を含める。例えば、「number−page−date−time.type」の形式のファイル名とする。ここで、「number」は電話番号の下4桁の数字であり、「page」は送信ページ数(画像数)、「date」は送信の年月日、「time」は送信の時分である。また、「type」は画像データのタイプ(書式)を示し、具体的には、「TIF」、「PDF」等である。このように、画像データのファイル名に電話番号を含めておくことで、ファクシミリ装置32を複数所有する相手にファクシミリ送信をしたときに、どのファクシミリ装置32に宛てた送信であったかが明確になる。また、ファイル名に送信日時を含めることで、ファクシミリ送信をいつ行ったかが明確になる。
【0038】
使用者は、パーソナルコンピュータ21を直接操作して、あるいは他のパーソナルコンピュータ22からネットワーク2を通じてアクセスして、送信管理フォルダの内容を参照し、ファイル名の一覧や各ファイルの画像データが表す画像を表示させることができる。ネットワーク2上のプリンタ23に、ファイル名の一覧や各ファイルの画像データが表す画像を出力することもできる。各ファイルに複数の画像データが含まれるとき、すなわち、1回の送信で複数のページを送信したときには、画像の表示や紙への出力に際しては、画像を縮小して(いわゆるサムネイル画像として)一覧にするとよい。このような処理はパーソナルコンピュータでは容易に行うことができる。
【0039】
セキュリティ確保のために、ファクシミリ装置1の使用を許可された者に限って、送信管理フォルダを参照できるのようにするのが望ましい。このために前述の識別コードを利用することが可能であり、パーソナルコンピュータ21は、直接の操作や他のパーソナルコンピュータ22からのアクセスに際して、使用者に識別コードの入力を求めて、正しい識別コードが入力されたときのみに送信管理フォルダの参照を許可する。
【0040】
なお、本実施形態ではファクシミリ送信した画像データを図3に示した形態で保存する例を示したが、他の形態で保存するようにしてもよい。例えば、送信者フォルダを省略して、画像データの各ファイルを直接送信先フォルダに収納するようにしてもよいし、送信先フォルダと送信者フォルダの順序を逆にして、送信者フォルダに送信先フォルダを収納するようにしてもよい。画像データの保存は、送信先の数、使用者の数等を考慮して、できるだけ容易に管理を行い得る形態でするのが好ましい。
【0041】
また、本実施形態では、コンピュータネットワークに含まれるファクシミリ装置を1つのみとしたが、2つ以上のファクシミリ装置をコンピュータネットワークに含めることも可能である。その場合でも、各ファクシミリ装置がファクシミリ送信した画像データを1つのパーソナルコンピュータで保存することで、管理を一元的に行うことができる。
【0042】
また、本発明は、ファクシミリ送信以外の画像データ送信にも適用可能である。例えば、インターネットを介して送信する電子メールに画像データを添付する場合に、その画像データの保存に適用することができる。近年では電子メールに画像データを添付する頻度が高まっており、電子メールに添付した画像データの管理においても本発明の有用性が発揮される。
【0043】
【発明の効果】
画像データを指定された他の装置に送信したときに、その画像データとその装置を示す情報とを、特定のパーソナルコンピュータに送信するようにした本発明の画像送信装置では、送信した画像データをパーソナルコンピュータで保存して、柔軟にかつ一元的に管理することができる。送信する画像データを原稿から画像を読み取ることによって生成する場合でも、原稿自体を保存する必要がなくなる。
【0044】
上記の画像送信装置と、その画像送信装置から送信された画像データと装置を示す情報とを関連づけて保存するパーソナルコンピュータを含むようにした本発明のコンピュータネットワークでは、画像データを送信先の装置ごとに容易に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるファクシミリ装置およびコンピュータネットワークの構成を模式的に示す図。
【図2】画像データを保存するパーソナルコンピュータが記憶している送信先テーブルおよびユーザテーブルの構造を模式的に示す図。
【図3】上記パーソナルコンピュータにおける画像データを保存するフォルダの構造を模式的に示す図。
【図4】上記ファクシミリ装置におけるファクシミリ送信の処理の流れを示すフローチャート。
【図5】上記パーソナルコンピュータにおけるファクシミリ装置からの受信時の処理の流れを示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置
2 コンピュータネットワーク
11 読み取り部
12 出力部
13 圧縮解凍部
14 記憶部
15 操作部
16 表示部
17 第1の通信部
18 第2の通信部
19 制御部
21 パーソナルコンピュータ
21a ハードディスク
22 パーソナルコンピュータ
23 プリンタ
24 スキャナ
31 交換局
32 ファクシミリ装置
Claims (6)
- 画像を表す画像データを指定された他の装置に送信する画像送信装置であって、
画像データを指定された他の装置に送信したときに、その画像データとその装置を示す情報とを、特定のパーソナルコンピュータに送信することを特徴とする画像送信装置。 - 原稿から画像を読み取って、読み取った画像を表す画像データを生成し、生成した画像データを他の装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の画像送信装置。
- 他の装置が複数指定されて、画像データを指定された複数の他の装置に送信したときに、その画像データとそれらの複数の装置を示す情報とを、特定のパーソナルコンピュータに送信することを特徴とする請求項1に記載の画像送信装置。
- 請求項1に記載の画像送信装置と、請求項1に記載の画像送信装置から送信された画像データと装置を示す情報とを関連づけて保存するパーソナルコンピュータを含むことを特徴とするコンピュータネットワーク。
- パーソナルコンピュータが、装置を示す情報に基づいて、画像データを装置ごとに分類して保存することを特徴とする請求項4に記載のコンピュータネットワーク。
- 請求項1に記載の画像送信装置を複数含むことを特徴とする請求項4に記載のコンピュータネットワーク。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002315415A JP2004153495A (ja) | 2002-10-30 | 2002-10-30 | 画像送信装置およびこれを含むコンピュータネットワーク |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004153495A true JP2004153495A (ja) | 2004-05-27 |
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ID=32459427
Family Applications (1)
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JP2002315415A Pending JP2004153495A (ja) | 2002-10-30 | 2002-10-30 | 画像送信装置およびこれを含むコンピュータネットワーク |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004153495A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006146606A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Ricoh Co Ltd | 文書作成装置、文書作成方法、文書作成プログラム、及び記録媒体 |
JP2019193051A (ja) * | 2018-04-24 | 2019-10-31 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 情報処理システム、情報処理装置及び画像形成装置 |
JP2020174403A (ja) * | 2020-07-20 | 2020-10-22 | キヤノン株式会社 | 画像送信装置及びその制御方法、プログラム |
-
2002
- 2002-10-30 JP JP2002315415A patent/JP2004153495A/ja active Pending
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JP7024017B2 (ja) | 2020-07-20 | 2022-02-22 | キヤノン株式会社 | 画像送信装置及びその制御方法、プログラム |
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