JP4215036B2 - 端末装置 - Google Patents
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Description
GPS受信機は、例えば、現在時刻において観測可能な4個のGPS衛星を選択し、各GPS衛星からの受信周波数を予測して各GPS衛星からの信号を受信する。そして、受信した信号に基づいて、信号が各GPS衛星から発信された時刻とGPS受信機に到達した時刻との差(以後、遅延時間と呼ぶ)によって、各GPS衛星とGPS受信機との間の距離(以後、擬似距離と呼ぶ)を求める。そして、現在時刻における各GPS衛星の位置を各GPS衛星の軌道情報(以後、エフェメリスと呼ぶ)によって算出し、各GPS衛星の軌道上の位置と、上述の擬似距離を使用して、現在位置の測位演算を行うようになっている。この測位演算によって、例えば、緯度、経度及び高度からなる測位位置を取得することができる。
上述のようなGPSを利用した測位においては、GPS受信機の局部発振器の周波数誤差を考慮して、受信周波数範囲を広く設定する場合には、GPS衛星からの信号の受信に長時間を要するという問題がある。
これに関連して、携帯電話機とGPS受信機が一体になった端末装置において、携帯電話機が基地局からの通信電波のキャリア周波数に同期していることを利用する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。このような技術によれば、携帯電話機が通信電波のキャリア周波数に同期している場合には、携帯電話機の基準信号(又は、基準クロック)を生成する局部発振器である例えば、VCO(Voltage Controlled Oscillator)の出力信号の周波数が、通信電波のキャリア周波数に準じる精度を有することを利用して、GPS受信機の動作の基準となる基準信号(又は基準クロック)の周波数誤差を算出し、GPS受信機の局部発振器の周波数誤差を補正することができる。
準信号の周波数誤差を示す情報を取得することができる端末装置を提供することを目的と
する。
そして、前記測位手段は、前記周波数誤差情報生成手段を有するから、前記補正情報に基づいて、前記測位側基準信号の前記通信信号を基準とする周波数誤差を示す周波数誤差情報を生成することができる。
ここで、前記補正情報は、前記基準信号を補正して前記同期用信号を生成するための情報である。このため、前記補正情報から、前記基準信号の前記通信信号を基準とする周波数誤差を算出することができる。
一方、前記測位側基準信号は前記基準信号に基づいて生成されているから、前記基準信号の前記通信信号を基準とする周波数誤差は、前記測位側基準信号の前記通信信号を基準とする周波数誤差を間接的に示している。
このため、前記測位手段は、前記補正情報に基づいて、前記測位側基準信号の前記通信信号を基準とする周波数誤差を示す周波数誤差情報を生成することができるのである。
これにより、前記端末装置は、前記通信手段の基準発振器の周波数を補正することなく、前記測位手段の基準信号の周波数誤差を示す情報を取得することができる。
さらに、前記測位手段は、前記探索周波数情報生成手段を有するから、前記推定受信周波数情報のみならず、前記周波数誤差情報に基づいて、前記探索周波数範囲情報を生成することができる。
ここで、前記周波数誤差情報に示される周波数範囲は、通常、前記測位側基準信号の最大誤差の範囲よりも狭い。
このため、前記探索周波数範囲情報を生成するために、前記周波数誤差情報を使用することによって、前記測位側基準信号の最大誤差を示す情報を使用する場合よりも、前記探索周波数範囲情報に示される周波数範囲を狭く絞りこむことができる。
これにより、前記測位側基準信号を補正しないにもかかわらず、前記端末装置が前記衛星信号を受信するまでの時間を短縮することができる。
補正手段によって前記測位側基準信号生成手段の前記通信信号を基準とする周波数誤差を補正することができる。
また、前記測位側基準信号を補正しないにもかかわらず、前記端末装置が前記衛星信号を受信するまでの時間を短縮することができる。
推定受信周波数情報と前記周波数誤差情報に基づいて、前記衛星信号を探索するための周波数範囲を示す探索周波数範囲情報を生成する探索周波数範囲情報生成ステップと、前記端末装置が、前記探索周波数範囲情報に示される周波数範囲を探索して、前記衛星信号を受信する衛星信号受信ステップと、を実行させることを特徴とする端末装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって達成される。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る端末20等を示す概略図である。
図1に示すように、端末20は、通信装置30を有し、通信基地局50及び専用回線網55を介して、他の端末60等と通信可能になっている。端末20は端末装置の一例であり、通信装置30は通信手段の一例である。
System)、PDA(Personal Digital Assistance)等であるが、これらに限らない。
なお、本実施の形態とは異なり、GPS衛星12a等は、3個以上5個以下でもよいし、7個以上でもよい。
図2は端末20の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図2に示すように、端末20は、コンピュータを有しており、コンピュータは、バス22を有する。
このバス22には、CPU(Central Processing Unit)24、記憶装置26等が接続されている。記憶装置26は例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等である。
また、このバス22には、時刻及び時間を計測する時計34、各種情報を表示する表示装置36が接続されている。
図3に示すように、GPS装置32は、GPSアンテナ32a、シンセサイザ32b、RF(Radio Frequency)部32c、BB(Base Band)部32dを含む。シンセサイザ32bは、後述の通信側TCXO30b(図3参照)が生成する通信側基準クロックを受信し、その通信側基準クロックに基づいて、GPS装置32の動作の基準クロック(以後、測位側基準クロックと呼ぶ)を生成する信号合成装置である。上述の通信側基準クロックは基準信号の一例である。そして、測位側基準クロックは測位側基準信号の一例であり、シンセサイザ32bは測位側基準信号生成手段の一例である。
BB部32dは、CPU(演算部とも呼ぶ)32fとデータを授受する。
通信側TCXO30bは、通信装置30の動作の基準となる通信側基準クロックを生成する発振器である。通信側基準クロックは基準信号の一例であり、通信側TCXO30bは基準信号提供手段の一例である。
通信側TCXO30bは、例えば、周波数誤差が0.3ppmという高精度の周波数を生成することができるが、その周波数誤差を補正するようには構成されていない。
通信装置30は、通信信号CSを受信すると、例えば、RF部30cで周波数をダウンコンバートし、さらに、デジタル信号に変換してBB部30dに送信する。NCO部30eは、通信側基準クロックを補正して、BB部30dが受信するデジタル信号と同期を取ることができるNCO信号を生成する。言い換えると、NCO部30eは、通信側基準クロックを補正して、BB部30dが受信するデジタル信号の周波数と等しくなるようにNCO信号を生成する。このNCO信号は、通信信号CSと同期がとられているから、その周波数の精度は、通信信号CSと同等である。
図4に示すように、NCO部30eは、例えば、16ビット(bit)、すなわち65536ステップで、プラスマイナス(±)5kHz範囲の周波数調整をするようになっている。この場合、1ステップで、0.15Hzの調整をすることができる。
NCO部30eは、NCO設定パラメータNCによって、通信側基準クロックを補正する。例えば、NCO設定パラメータNCが0の時にNCO部30eからの出力信号が100kHzであれば、NCO設定パラメータNCを1000に設定すると出力信号は100.15kHzになる。
NCO部30eは、NCO設定パラメータNCを演算部30fへ送信する。そして、演算部30fは、NCO設定パラメータNCをGPS装置32の演算部32fへ送信するようになっている。
図5は、端末20の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図5に示すように、端末20は、図2の通信装置30に対応する通信部102及び、GPS装置32に対応するGPS部104を有する。
GPS部104は、各種プログラムを格納する第1記憶部110、各種情報を格納する第2記憶部150を有する。
アルマナック152aは、すべてのGPS衛星12a等(図1参照)の概略の軌道を示
す情報である。アルマナック152aは、いずれのGPS衛星12a等の信号S1等からも、デコードして取得することができる。
エフェメリス152bは、各GPS衛星12a等(図1参照)の精密な軌道を示す情報である。例えば、GPS衛星12aのエフェメリス152bを取得するためには、GPS衛星12aからの信号S1を受信し、デコードして取得する必要がある。
また、端末20は、第2記憶部150に、測位側基準クロックの周波数誤差の最大値である最大誤差dGを示す測位側最大誤差情報158を格納している。
制御部100は、取得したNCO情報160を第2記憶部150に格納する。
NCO信号を生成するために通信側基準クロックを補正するための設定値であるから、通
信側基準クロックの通信信号CSを基準とする周波数誤差に対応している。
ここで、測位側基準クロックは、通信側TCXO30bが生成する通信側基準クロック
に基づいて生成されているから、NCO設定パラメータNCは、測位側基準クロックの通
信信号CSを基準とする周波数誤差を間接的に示す情報でもある。
そこで、制御部100は、NCO情報160に示されるNCO設定パラメータNCを周
波数に変換し、その周波数を通信側TCXO設定周波数Aで除することによって、NCO
部30eが調整した周波数割合Gn(ppm)(図示せず)を算出する。この周波数割合
Gnは、測位側基準クロックの通信信号CSを基準とする周波数誤差を示す情報でもある
。
このため、この周波数割合Gnの正負(±)の記号を逆にすることによって、測位側基
準クロックの通信信号CSに対する測位側周波数誤差G1(ppm)を算出することがで
きる。例えば、周波数割合Gnがプラス(+)0.2ppmであれば、測位側周波数誤差
G1はマイナス(−)0.2ppmである。
52aを利用して、観測可能なGPS衛星12a等を選択し、選択したGPS衛星12a等を示すサーチ対象GPS衛星情報164を生成するためのプログラムである。
例えば、制御部100は、GPS衛星12a、12b,12c及び12d(図1参照)を選択する。
なお、端末20の概略位置としては、例えば、前回測位時に生成した後述の測位位置情報170(図5参照)に示される測位位置Pを使用することができる。
制御部100は、選択したGPS衛星12a等を示すサーチ対象GPS衛星情報164を第2記憶部150に格納する。
例えば、GPS部104は、端末20の概略位置とエフェメリス152bを利用して各GPS衛星12a等からの信号S1等のドップラー偏移を算出し、信号S1等の発信周波数とドップラー偏移に基づいて、各信号S1等の受信周波数Sを算出する。
制御部100は、生成した衛星サーチ中心周波数情報166を第2記憶部150に格納する。
図6に示すように、制御部100は、受信周波数Sを中心として、測位側誤差G1及び安全係数(マージン)G2によって周波数範囲が広がる範囲を、衛星サーチ周波数範囲Dとして算出する。
すなわち、制御部100は、S−S×G1−S×G2≦D≦S+S×G1+S×G2という式1によって規定される衛星サーチ周波数範囲Dを示す衛星サーチ周波数範囲情報168を生成する。
制御部100は、生成した衛星サーチ周波数範囲情報168を第2記憶部150に格納する。
測位位置Pは、端末20の現在位置を、例えば、緯度、経度及び高度で示す情報である。
制御部100は、3個以上のGPS衛星12a等から信号S1等を受信し、信号S1等が各GPS衛星12a等から発信された時刻と端末20に到達した時刻との差である遅延時間によって、各GPS衛星12a等と端末20との間の距離である擬似距離を求める。そして、エフェメリス152bと、上述の擬似距離を使用して、現在位置の測位演算を行うようになっている。
制御部100は、生成した測位位置情報170を第2記憶部150に格納する。
上述のように、端末20のGPS装置32は、通信装置30から、NCO情報160を取得することができる。
そして、GPS装置32は、NCO情報160に基づいて、測位側誤差情報162を生成することができる。NCO情報160は、通信側基準クロックを補正して通信信号CSと同期するための同期用信号を生成するための情報である。
また、測位側基準クロックは、通信側基準クロックに基づいて生成されているから、通信側基準クロックの通信信号CSを基準とする周波数誤差は、測位側基準クロックの通信信号CSを基準とする周波数誤差を間接的に示している。このため、端末20は、NCO情報160に基づいて、測位側基準クロックの通信信号CSを基準とする周波数誤差を示す測位側誤差情報162を生成することができるのである。
これにより、端末20は、通信装置30の基準発振器の周波数を補正することなく、測位装置32の基準信号の周波数誤差を示す情報を取得することができる。
ここで、測位側誤差情報162に示される測位側誤差G1は、通常、測位側最大誤差情報158に示される最大誤差dGよりも小さい。例えば、最大誤差dGが2.0ppmであるのに対して、測位側誤差G1は0.1ppmである。
このため、衛星サーチ周波数範囲情報168を生成するために、測位側誤差情報162を使用することによって、測位側最大誤差情報158を使用する場合よりも衛星サーチ周波数範囲情報168に示される周波数範囲を狭く絞りこむことができる。
これにより、測位側基準クロックの周波数誤差を補正しないにもかかわらず、GPS装置32がGPS衛星12a等から信号S1等を受信するまでの時間を短縮することができる。
図7は、端末20の動作例を示す概略フローチャートである。
まず、端末20の通信装置30が、NCO信号を生成する(図7のステップST1)。このステップST1は、同期用信号生成ステップの一例である。
続いて、端末20の GPS装置32が、NCO情報160(図5参照)を受信する(ステップST2)。このステップST2は、補正情報取得ステップの一例である。
続いて、GPS装置32は、受信周波数S(図5参照)を算出する(ステップST5)。このステップST5は、推定受信周波数情報生成ステップの一例である。
続いて、端末20は、衛星サーチ周波数範囲D(図5参照)を算出する(ステップST6)。このステップST6は、探索周波数範囲情報生成ステップの一例である。
続いて、GPS装置32は、測位位置情報170(図5参照)を生成する(ステップST8)。
続いて、GPS装置32は、測位位置情報170を出力する(ステップST9)。
また、測位側基準クロックの周波数誤差を補正しないにもかかわらず、端末20がGPS衛星12a等から信号S1等を受信するまでの時間を短縮することができる。
次に、第2の実施の形態の端末20A(図1参照)について説明する。
第2の実施の形態の端末20Aの構成は、上記第1の実施の形態の端末20と多くの構成が共通するため共通する部分は同一の符号等とし、説明を省略し、以下、相違点を中心に説明する。
端末20Aは、端末20と異なり、NCO情報160を基礎とする情報に基づいて、シンセサイザ32b(図8参照)の通信信号CSに対する周波数誤差を補正するようになっている。
図8に示すように、GPS装置32Aの演算部32fは、後述のシンセサイザ補正情報172をシンセサイザ32bに送信するようになっている。
図9に示すように、端末20Aは、第1記憶部110に、シンセサイザ補正情報生成プログラム128を格納している。シンセサイザ補正情報生成プログラム128は、制御部100が、測位側誤差情報162に基づいて、測位側誤差G1を補正するためのシンセサイザ補正情報172を生成するためのプログラムである。このシンセサイザ補正情報172は、測位側基準信号補正情報の一例である。そして、シンセサイザ補正情報生成プログラム128と制御部100は、測位側基準信号補正情報生成手段の一例である。
シンセサイザ32bは、通信側基準クロックの周波数Tに関数f(n)を掛け合わせることによって、測位側基準クロックを生成している。関数f(n)をシンセサイザ32bのパラメータとも呼ぶ。
制御部100は、T×f(n)=G+A×G1という式2において、A×G1=0となるようなシンセサイザ補正値n1を算出する。
制御部100は、シンセサイザ補正値n1を示すシンセサイザ補正情報172を第2記憶部150に格納する。
ンセサイザ補正情報172に基づいて、測位側基準クロックの周波数誤差を補正するためのプログラムである。すなわち、シンセサイザ補正プログラム130と制御部100は、測位側基準信号補正手段の一例である。
具体的には、制御部100は、シンセサイザ補正値n1を、シンセサイザ32bのパラメータf(n)に設定する。すなわち、制御部100は、パラメータf(n)において、n=n1という設定をする。
これにより、シンセサイザ32fが生成する測位側基準クロックは、基準周波数Gと差がない状態になる。
図11に示すように、制御部100は、受信周波数Sを中心として、マージンG2によって周波数範囲が広がる範囲を、衛星サーチ周波数範囲Fとして算出する。
すなわち、制御部100は、S−S×G2≦F≦S+S×G2という式3で規定される周波数範囲Fを示す衛星サーチ周波数範囲情報168Aを生成する。
制御部100は、生成した衛星サーチ周波数範囲情報168Aを第2記憶部150に格納する。
上述のように、端末20AのGPS装置32Aは、シンセサイザ補正情報172(図9参照)を生成することができる。そして、GPS装置32Aは、そのシンセサイザ補正情報172に基づいて、シンセサイザ32bの周波数誤差を補正することができる。
そして、GPS装置32Aは、衛星サーチ中心周波数情報166及びマージンに基づいて、衛星サーチ周波数範囲情報168Aを生成することができる。
ここで、上述のように、シンセサイザ補正情報172によって、シンセサイザ32bが生成する測位側基準クロックの周波数誤差が補正されるから、端末20Aは、測位側基準クロックの周波数誤差が補正された状態で、衛星サーチ周波数範囲情報168Aを生成することができる。
このため、GPS側基準クロックの周波数誤差がない状態で、衛星サーチ周波数範囲情報168Aを生成することができるから、衛星サーチ周波数範囲情報168Aに示される周波数範囲F(図11参照)を狭く絞りこむことができる。
これにより、測位側基準クロックの周波数誤差を補正しないにもかかわらず、端末20AがGPS衛星12a等から信号S1等を受信するまでの時間をいっそう短縮することができる。
図12は、端末20Aの動作例を示す概略フローチャートである。
01)。このステップST101は、同期用信号生成ステップの一例である。
続いて、GPS装置32が、NCO情報160(図9参照)を受信する(ステップST102)。
続いて、GPS装置32が、シンセサイザ32bの周波数誤差を補正する(ステップST104)。
続いて、GPS装置32は、ステップST105乃至ステップST110を実施するが、上述のステップST4乃至ステップST9(図7参照)と同様であるから説明を省略する。
コンピュータに上述の動作例の同期用信号生成ステップと、補正情報取得ステップと、周波数誤差情報生成ステップと、推定受信周波数情報生成ステップと、探索周波数範囲情報生成ステップと、衛星信号受信ステップ等を実行させるための端末装置の制御プログラムとすることができる。
また、このような端末装置の制御プログラム等を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等とすることもできる。
Read Only Memory)、CD−R(Compact Disc−Recordable)、CD−RW(Compact Disc−Rewritable)、DVD(Digital Versatile Disc)などのパッケージメディアのみならず、プログラムが一時的若しくは永続的に格納される半導体メモリ、磁気ディスクあるいは光磁気ディスクなどで実現することができる。
Claims (1)
- 通信手段、測位手段、及び、前記通信手段と前記測位手段に基準信号を提供する基準信
号提供手段を有する端末装置であって、
前記通信手段は、
通信基地局からの通信信号と同期をとるための同期用信号となるNCO信号を、前記基
準信号の周波数を調整して生成するNCO部を有し、
前記測位手段は、
前記基準信号に基づいて、前記測位手段の動作の基準となる測位側基準信号を生成する
測位側基準信号生成手段と、
前記通信手段から、前記NCO部が前記基準信号の周波数を調整した際の調整情報を取
得する調整情報取得手段と、
前記調整情報に基づいて、調整した周波数の前記基準信号の周波数に対する割合である
周波数割合を算出する周波数割合算出手段と、
前記周波数割合の正負を逆にして、前記測位側基準信号生成手段が生成する前記測位側
基準信号に対する測位側周波数誤差割合を算出する測位側周波数誤差割合算出手段と、
測位衛星からの信号である衛星信号の受信周波数を推定することによって、推定受信周
波数を示す推定受信周波数情報を生成する推定受信周波数情報生成手段と、
前記推定受信周波数情報と前記測位側周波数誤差割合とを用いて、前記衛星信号を探索
するための周波数範囲を示す探索周波数範囲情報を生成する探索周波数範囲情報生成手段
と、
前記探索周波数範囲情報に示される周波数範囲を探索して、前記衛星信号を受信する衛
星信号受信手段と、
を有することを特徴とする端末装置。
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