JP4214047B2 - ブラシレスモータのコントローラおよびファンモータ装置 - Google Patents

ブラシレスモータのコントローラおよびファンモータ装置 Download PDF

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Description

本発明は、ブラシレスモータのコントローラおよびファンモータ装置に係り、特に、通電信号の進み角を調整可能なブラシレスモータのコントローラおよびこれを用いたファンモータ装置に関する。
従来から、車両には、エンジンのラジエータや空調装置のコンデンサなどを冷却するためのファンモータ装置が備えられている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のファンモータ装置では、冷却ファンを回転させるためにブラシレスモータが用いられている。このブラシレスモータでは、ロータと共にロータマグネットが回転するようになっており、このロータマグネットによる磁界の変化が位置検出センサにより検出されるようになっている。そして、位置検出センサから出力されるセンサ出力信号に基づいて、コントローラにおける通電信号が順次切り替えられるようになっている。
しかしながら、ロータのモータハウジングへの組み付け位置に誤差が生じたり、ロータマグネットのロータへの組み付け位置に誤差が生じたりした場合や、ロータマグネットの着磁位置に誤差が生じたり、センサ素子の取り付け位置に誤差が生じたり等した場合には、ステータへの通電のタイミングにずれが生じることとなり、ブラシレスモータの回転特性に種々の影響を及ぼすこととなる。例えば、図6は、通電信号における位相のずれと出力トルクとの関係を示す図である。図6に示すように、通電信号における位相にずれが生じると、ステータとロータとにおける界磁のバランスがくずれ、これにより出力トルクが低下することになる。
そして、このように、通電のタイミングがずれることによって出力トルクが低下すると、ロータに回転ムラが生じるなど出力特性が低下し、これによって騒音や振動が大きくなったり、ロータの回転速度が低下したり等することが一般に知られている。ここで、ロータのモータハウジングへの組み付けや、ロータマグネットのロータへの組み付けなどをし直すことも考えられるが、このようにした場合には、付け直し工数の増加に伴って、ブラシレスモータのコストが増大することになる。
そこで、ロータマグネットやセンサ素子の取付位置にずれ等が生じている場合でも、ブラシレスモータの回転時に発生する騒音や振動を抑制したり、速度低下を防止したりすることが可能な技術として、通電信号の位相を進めるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献2、特許文献3参照)。ここで、図7は、特許文献2、特許文献3に記載の実施例に倣って、通電信号の進み角を調整することができるように構成したブラシレスモータ装置100を示す図である。
図7に示す例において、コントローラ130に備えられたモータ制御回路130cには、ロータマグネット124の磁界の変化に伴って位置検出センサ125u,125v,125wから出力されるセンサ出力信号Hu’,Hv’,Hw’が、センサ出力信号入力端子131u,131v,131wを介してそれぞれ入力されるようになっており、このセンサ出力信号Hu’,Hv’,Hw’に基づいて、モータ制御回路130cにおいて通電信号Sup’〜Swn’が生成されるようになっている。このとき、通電信号Sup’〜Swn’の位相は、所定の進み角の分だけセンサ出力信号Hu’,Hv’,Hw’に対して進めることができるようになっている。
また、進み角調整情報記憶メモリ130dに記憶された進み角調整情報は、不図示の外部出力装置によって入力することができるようになっている。すなわち、コントローラ130のモード切替信号入力端子131aにモード切替信号Sa’を入力することによって、モータ制御回路130cを進み角の設定可能な状態に切り替えておき、この状態において、進み角設定信号入力端子131c,131d,131e(合計3つ)に所定の進み角設定信号Sc,Sd,Seをそれぞれ入力することにより、この進み角設定信号Sc,Sd,Seを進み角調整情報として進み角調整情報記憶メモリ130dに記憶させることができるようになっている。
そして、図7に示すブラシレスモータ装置100では、モータ制御回路130cにおいて、進み角調整情報記憶メモリ130dに記憶された進み角調整情報に基づき、通電信号Sup’〜Swn’の進み角が調整されるようになっている(なお、このように、進み角設定信号入力端子を備えたモータ制御回路としては、例えば、非特許文献1に記載のものがある)。そして、ドライバ回路130bは、上述のように進み角が調整された通電信号Sup’〜Swn’に基づいてインバータ回路130aのスイッチング素子を順次駆動させ、これにより、ブラシレスモータ120に備えられたステータ122の電機子巻線121u,121v,121wに順次電流が流れて磁界が形成され、この磁界に対してロータ123の永久磁石が吸引・反発することによってロータ123が回転するようになっている。
特開2002−61512(第3−7頁、図1) 特開2000−152681(第2−3頁、図1,図3) 特開2002−315381(第4−6頁、図1,図3) 東芝CMOS集積回路データシート、[online]、株式会社東芝セミコンダクター社、[平成15年12月1日検索]、インターネット<URL:http://www.semicon.Toshiba.co.jp/td/ja/ASSP/Automotive/20030118_TB9060FN_datasheet.pdf>
しかしながら、図7に示す例では、上述のように、進み角調整情報記憶メモリ130dには、専用の進み角設定信号入力端子131c,131d,131eを介して入力された進み角設定信号に基づいて、進み角調整情報が記憶されるようになっている。従って、コントローラ130に3つの進み角設定信号入力端子131c,131d,131eを専用に設ける必要があり、これによってコントローラ130のコストが増加するという問題がある。
本発明は、上記種々の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、進み角設定信号を入力するための構成を簡素化することができ、コストを低減することが可能なブラシレスモータのコントローラおよびファンモータ装置を提供することにある。
前記課題は、請求項1に記載のブラシレスモータ(20)のコントローラ(30)によれば、ブラシレスモータ(20)におけるロータ(23)の回転位置を検出する位置検出センサ(25u,25v,25w)から出力されたセンサ出力信号を入力するためのセンサ出力信号入力手段(31u,31v,31w)と、該センサ出力信号入力手段(31u,31v,31w)を介して入力されたセンサ出力信号(Hu,Hv,Hw)に基づいて、ブラシレスモータ(20)を回転駆動させるための通電信号(Sup〜Swn)を生成する制御手段(30c)と、通電信号(Sup〜Swn)の進み角を調整するための進み角調整情報を記憶する進み角調整情報記憶手段(30d)と、を備え、制御手段(30c)は、進み角調整情報記憶手段(30d)に記憶された進み角調整情報に基づいて、通電信号(Sup〜Swn)の進み角を調整するように構成されたブラシレスモータ(20)のコントローラ(30)において、進み角調整情報記憶手段(30d)には、センサ出力信号入力手段(31u,31v,31w)を介して入力されたセンサ出力信号(Hu,Hv,Hw)に基づいて、進み角調整情報が記憶されること、により解決される。
また、前記課題は、請求項3に記載のファンモータ装置(S)によれば、ロータ(23)を有するブラシレスモータ(20)と、ブラシレスモータ(20)を駆動制御するコントローラ(30)と、ロータ(23)の回転に伴って回転するファン(10)と、を備えてなるファンモータ装置(S)において、ブラシレスモータ(20)には、ロータ(23)の回転位置を検出する位置検出手段(25u,25v,25w)が設けられ、コントローラ(30)には、位置検出手段(25u,25v,25w)から出力されたセンサ出力信号を入力するためのセンサ出力信号入力手段(31u,31v,31w)と、センサ出力信号入力手段(31u,31v,31w)を介して入力されたセンサ出力信号(Hu,Hv,Hw)に基づいて、ブラシレスモータ(20)を回転駆動させるための通電信号(Sup〜Swn)を生成する制御手段(30c)と、通電信号(Sup〜Swn)の進み角を調整するための進み角調整情報を記憶する進み角調整情報記憶手段(30d)と、が備えられ、制御手段(30c)は、進み角調整情報記憶手段(30d)に記憶された進み角調整情報に基づいて、通電信号(Sup〜Swn)の進み角を調整するように構成され、進み角調整情報記憶手段(30d)には、センサ出力信号入力手段(31u,31v,31w)を介して入力されたセンサ出力信号(Hu,Hv,Hw)に基づいて、進み角調整情報が記憶されること、により解決される。
このように、本発明におけるブラシレスモータ(20)のコントローラ(30)およびファンモータ装置(S)では、進み角調整情報記憶手段(30d)に、専用の進み角設定信号入力端子を介して入力された進み角設定信号に基づいて進み角調整情報が記憶されるのではなく、センサ出力信号入力手段(31u,31v,31w)を介して入力されたセンサ出力信号(Hu,Hv,Hw)に基づいて、進み角調整情報が記憶されるので、進み角調整情報の入力を行うための専用の進み角設定信号入力端子を不要とすることができる。これにより、進み角設定信号を入力するための構成を簡素化することができ、コストを低減することが可能となる。
このとき、請求項2、請求項4に記載のように、制御手段(30c)は、より好適には、外部から出力されたモード切替信号(Sa)に応じて、ブラシレスモータ(20)を回転駆動させる「モータ駆動制御モード」と、進み角調整情報を設定するための「進み角調整情報設定モード」とに切り替え可能に構成されると共に、「モータ駆動制御モード」にあるときに、進み角調整情報記憶手段(30d)に記憶された進み角調整情報に基づいて、通電信号(Sup〜Swn)の進み角を調整し、「進み角調整情報設定モード」にあるときに、センサ出力信号入力手段(31u,31v,31w)を介して入力されたセンサ出力信号(Hu,Hv,Hw)に基づいて、進み角調整情報を進み角調整情報記憶手段(30d)に記憶させるように構成される。
また、請求項5に記載のように、さらに具体的には、上記ファンモータ装置(S)において、ファン(10)は、車両に配設されたラジエータを冷却させるためのラジエータ冷却用ファンで構成され、ブラシレスモータ(20)は、ラジエータ冷却用ファンを回転駆動させるために車両に配設されたファンモータで構成される。
本発明におけるブラシレスモータのコントローラおよびファンモータ装置によれば、従来のように進み角調整情報の入力を行うための専用の進み角設定信号入力端子を不要とすることができるので、進み角設定信号を入力するための構成を簡素化することができ、コストを低減することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
ここで、図1乃至図5は本発明の一実施形態を示す図で、図1はファンモータ装置の全体構成を示す図、図2はファンモータ装置において進み角調整情報を入力する様子を示す図、図3はモータ制御回路の処理の流れを示す図、図4はファンモータ装置における各信号波形を示す図、図5はセンサ出力信号と通電信号との関係を示す図である。
はじめに、図1を参照しながら、本発明の一実施形態に係るファンモータ装置の構成について説明する。図1に示す本発明の第一実施形態に係るファンモータ装置Sは、例えば、不図示の車両に配設されたエンジンのラジエータや空調装置のコンデンサ等を冷却するためのものであり、ファン10、ファンモータ20、コントローラ30、バッテリ40、上位コントローラ50等を有して構成されている。ファン10は、上記ラジエータやコンデンサ等の近傍に配設されるものであり、回転軸11と、この回転軸11に放射状に配設された複数の羽根12とを有して構成されている。このファン10は、ファンモータ20のロータ23に連結され、このファンモータ20の回転駆動に伴って回転することができるようになっている。
ファンモータ20は、U相,V相,W相の電機子巻線21u,21v,21wを備えたステータ22と、永久磁石が配設されたロータ23と、を有するブラシレスモータにより構成されている。ロータ23には、N極とS極とを1極ずつ備えたロータマグネット24が配設されており、また、ロータ23の回転軸にはファン10が連結されている。電機子巻線21u,21v,21wは星形結線されており、この電機子巻線21u、21v、21wの各末端部は、後述するコントローラ30の外部出力端子32u、32v、32wにそれぞれ接続されている。
ファンモータ20には、ロータマグネット24と対向するように、ホール素子等からなる位置検出センサ25u,25v,25wが一体に組み込まれており、この位置検出センサ25u,25v,25wの出力部は、後述するコントローラ30のセンサ出力信号入力端子31u,31v,31wにそれぞれ接続されている。そして、本実施形態に係るファンモータ装置Sでは、位置検出センサ25u,25v,25wによって、ロータ23の回転に伴うロータマグネット24の磁界の変化が検出され、ロータ23の回転位置に応じたセンサ出力信号Hu,Hv,Hwが、後述するセンサ出力信号入力端子31u,31v,31wを介してモータ制御回路30cに出力されるようになっている。なお、位置検出センサ25u,25v,25wは、ロータマグネット24のN極と対向しているときに、例えば、「Hレベル」からなるセンサ出力信号Hu,Hv,Hwを出力すると共に、ロータマグネット24のS極と対向しているときに、センサ出力信号Hu,Hv,Hwを「Lレベル」とするように構成されている。
コントローラ30は、例えば、ワンチップ化された電気回路や小型の制御装置等により構成されるものであり、バッテリ40から電力供給を受けることによってファンモータ20を回転駆動させるものである。このコントローラ30には、モード切替信号入力端子31a、制御信号入力端子31b、センサ出力信号入力手段としてのセンサ出力信号入力端子31u,31v,31w、外部出力端子32u,32v,32w、電源端子33p,33nが設けられている。モード切替信号入力端子31aは、不図示の外部出力装置(上位コントローラ50でも可)と配線接続可能となっており、制御信号入力端子31bは、信号線51を介して上位コントローラ50の出力端子と接続されている。
センサ出力信号入力端子31u,31v,31wには、位置検出センサ25u,25v,25wの出力部がそれぞれ接続されており、外部出力端子32u,32v,32wは、電機子巻線21u,21v,21wの各末端部にそれぞれ接続されている。電源端子33pは、バッテリ40の陽極端子に陽極電源線41を介して接続されており、電源端子33nは、バッテリ40の陰極端子に陰極電源線42を介して接続されている。また、本例のコントローラ30は、その内部にインバータ回路30a、ドライバ回路30b、制御手段としてのモータ制御回路30c、進み角調整情報記憶手段としての進み角調整情報記憶メモリ30d、電源IC30e、フィルタ回路30f等を有して構成されている。
インバータ回路30aは、上アームおよび下アームとがブリッジ接続されたいわゆる全波駆動回路により構成されている。すなわち、インバータ回路30aの上アームは、スイッチング素子34a,34b,34cおよびダイオード35a,35b,35cにより構成され、下アームは、スイッチング素子34d,34e,34fおよびダイオード35d,35e,35fにより構成されている。スイッチング素子34a乃至34fは、nチャンネル型のMOSFETにより構成されており、陽極電源線36と陰極電源線37との間で、u,v,wの三相にブリッジ接続されている。各ブリッジ接続部の中間部は、外部出力端子32u、32v、32wにそれぞれ配線接続されており、スイッチング素子34a乃至34fのゲートは、ドライバ回路30bにそれぞれ接続されている。
そして、スイッチング素子34a,34b,34cは、陽極電源線36から電機子巻線21u、21v、21wへの電流の供給、停止をそれぞれスイッチングすることができるようになっており、また、スイッチング素子34d,34e,34fは、電機子巻線21u、21v、21wから陰極電源線37への電流の流れをスイッチングすることができるようになっている。ダイオード35a乃至35fは、順方向にのみ電流を流すことができる整流素子で構成されており、各ブリッジ接続部において、各スイッチング素子34a乃至34fにそれぞれ並列接続されると共に、陽極電源線36から陰極電源線37への電流の流れに対して逆方向になるように配線接続されている。なお、通常、ダイオード35a乃至35fは、MOSFETからなるスイッチング素子34a乃至34fにそれぞれ内蔵されている。
ドライバ回路30bは、電源IC30eから電源供給を受けると共に、モータ制御回路30cから出力される通電信号Sup、Svp、Swp、Sun、Svn、Swnに応じてスイッチング素子34a乃至34fのゲートを駆動させて、これらスイッチング素子34a乃至34fをオン・オフさせることによってスイッチングするように構成されている。
モータ制御回路30cは、例えば、いわゆるモータコントローラICにより構成されている。モータ制御回路30cに備えられた複数の信号入力端子には、コントローラ30のモード切替信号入力端子31a、制御信号入力端子31b、センサ出力信号入力端子31u,31v,31wがそれぞれ接続されており、これら外部入力端子からの信号が入力されるようになっている。また、モータ制御回路30cに備えられた複数の信号出力端子には、ドライバ回路30bの入力端子に接続されている。さらに、モータ制御回路30cは、進み角調整情報記憶メモリ30dとの間で信号のやりとりを行うことが可能となっている。そして、本実施形態に係るモータ制御回路30cは、電源IC30eから電源供給を受けると共に、モード切替信号入力端子31aに入力された信号(以下、モード切替信号という)Saに応じて、「モータ駆動制御モード」と、「進み角調整情報設定モード」とに切り替えられるように構成されている。
すなわち、モータ制御回路30cは、例えば、モード切替信号Saが「Hレベル」の場合には、「モータ駆動制御モード」となり、モード切替信号Saが「Lレベル」の場合には、「進み角調整情報設定モード」となるように構成されている。そして、モータ制御回路30cは、「モータ駆動制御モード」となっているときに、上位コントローラ50から出力された制御信号Sbに応じて、ドライバ回路30bに通電信号Sup、Svp、Swp、Sun、Svn、Swnを出力する。このときの通電信号Sup、Svp、Swp、Sun、Svn、Swnの進み角は、後述するように、進み角調整情報記憶メモリ30dに記憶された進み角調整情報に応じて調整されるようになっている。また、モータ制御回路30cは、「進み角調整情報設定モード」となっているときに、センサ出力信号入力端子31u,31v,31wを介して入力されたセンサ出力信号Hu,Hv,Hwを読み込み、このセンサ出力信号Hu,Hv,Hwにおける各信号レベルの組み合わせによって表される情報を進み角調整情報として進み角調整情報記憶メモリ30dに記憶させるようになっている。
なお、モータ制御回路30cが「進み角調整情報設定モード」となっているときに、センサ出力信号入力端子31u,31v,31wを介して入力されるセンサ出力信号Hu,Hv,Hwは、ロータマグネット24から発せられる磁界によるものではなく、後に詳述するように、別途用意された磁界発生装置70から発せられる磁界によるものである。また、このとき、センサ出力信号入力端子31u,31v,31wを介して入力されるセンサ出力信号Hu,Hv,Hwは、いわゆるロータ23の回転位置検出情報を表すのではなく、上述の通り、各信号レベルの組み合わせによる進み角調整情報を表すものである。そして、このセンサ出力信号Hu,Hv,Hwにおける各信号レベルの組み合わせによって表される進み角調整情報には、表1に示すように、モータ制御回路30cが「モータ駆動制御モード」となっているときに出力する通電信号Sup、Svp、Swp、Sun、Svn、Swnの進み角が割り当てられ、この表1に示す割り当ては、モータ制御回路30cに組み込まれている。
Figure 0004214047
進み角調整情報記憶メモリ30dは、書き込み可能な不揮発性のRAM等により構成されており、上述のように、モータ制御回路30cから転送された進み角調整情報(表1参照)を記憶するものである。なお、進み角調整情報記憶メモリ30dに進み角調整情報を記憶させる方法については後述する。電源IC30eは、バッテリ40の12Vの電圧を5Vに降圧して、これをモータ制御回路30cに供給すると共に、バッテリ40の12Vの電圧を所定の電圧に調整(例えば24Vに昇圧)して、これをドライバ回路30bに供給するように構成されている。
フィルタ回路30fは、インダクタおよびコンデンサからなり、インバータ回路30aのスイッチングに伴って陽極電源線36および陰極電源線37に流れるノイズ電流が、バッテリ40に流れることを抑制するためのものである。本実施形態のコントローラ30では、このフィルタ回路30fにより、バッテリ40に接続された他の機器がインバータ回路30aのスイッチングノイズにより誤作動することを防止できるようになっている。バッテリ40は、車載用の直流型蓄電池で構成され、ファンモータ20やコントローラ30に所定の電力を供給することができるように構成されている。
上位コントローラ50は、CPUやメモリ等を備えた演算処理回路より構成されたものであり、不図示のラジエータの内部に配設された冷却水温度センサや、車速度センサからの出力信号等を入力して、「回転駆動指令」、「動作停止指令」を示す制御信号Sbをコントローラ30へ出力することができるようになっている。上位コントローラ50とバッテリ40とは、不図示の車両に配設されたイグニッションスイッチ64、ヒューズ65を介して接続されており、コントローラ30とバッテリ40とを接続する陽極電源線41には、過電流防止のためのヒューズ66が設けられている。
次に、図1乃至図3を参照しながら、本発明の一実施形態に係るファンモータ装置における進み角調整情報記憶メモリ30dに進み角調整情報を記憶させる方法について説明する。
本実施形態に係るファンモータ装置Sにおいて、進み角調整情報記憶メモリ30dに進み角調整情報を記憶させるためには、まず、ファンモータ20を回転駆動させながら、不図示の治具や測定機器等を用いて、センサ出力信号Hu,Hv,Hwに対する通電信号Sup、Svp、Swp、Sun、Svn、Swnの位相のずれを実際に測定する。そして、ファンモータ20が騒音や振動等を発生することなく正常に回転駆動することができる最適な進み角を決定する。
そして、図2に示すように、位置検出センサ25u,25v,25wに磁界発生装置70を近づける。磁界発生装置70は、3つの電磁石70u,70v,70wを有して構成されており、それぞれの電磁石70u,70v,70wに設けられたコイルに通電すると、この電磁石70u,70v,70wから磁界が発せられるように構成されている。また、磁界発生装置70は、コイルに流す電流の向きを任意に設定することにより、位置検出センサ25u,25v,25wに与える磁界の向きを自在に設定することができるようになっている。
例えば、図2に示す例では、位置検出センサ25uには、電磁石70uのS極が対向するようになっており、位置検出センサ25vには、電磁石70vのN極が対向するようになっている。また、位置検出センサ25wには、電磁石70wのS極が対向するようになっている。これにより、位置検出センサ25u,25v,25wからそれぞれ出力されるセンサ出力信号Hu,Hv,Hwは、「Lレベル」、「Hレベル」、「Lレベル」となり、センサ出力信号入力端子31u,31v,31wを介して、モータ制御回路30cに「0,1,0」の進み角調整情報が入力される。この「0,1,0」からなる進み角調整情報は、表1に従えば、進み角を「+3度」に設定することを表している。
また、これと同時に、モード切替信号入力端子31aに入力するモード切替信号Saを「Lレベル」とする。これにより、モータ制御回路30cが「進み角調整情報設定モード」となる。モータ制御回路30cは、「進み角調整情報設定モード」となったことにより、センサ出力信号入力端子31u,31v,31wを介して入力されたセンサ出力信号Hu,Hv,Hwを読み込み、このセンサ出力信号Hu,Hv,Hwにおける各信号レベルの組み合わせによって表される情報を進み角調整情報として進み角調整情報記憶メモリ30dに記憶させる。そして、進み角調整情報記憶メモリ30dは、モータ制御回路30cから転送された上記進み角調整情報を記憶する。このようにして、本実施形態に係るファンモータ装置Sでは、進み角調整情報記憶メモリ30dに進み角調整情報を記憶させることができるようになっている。
このように、本実施形態におけるファンモータ装置Sでは、進み角調整情報記憶メモリ30dに、従来のように専用の進み角設定信号入力端子を介して入力された進み角設定信号に基づいて進み角調整情報が記憶されるのではなく、センサ出力信号入力端子31u,31v,31wを介して入力されたセンサ出力信号Hu,Hv,Hwに基づいて、進み角調整情報が記憶されるので、進み角調整情報の入力を行うための専用の進み角設定信号入力端子を不要とすることができる。これにより、進み角設定信号を入力するための構成を簡素化することができ、コストを低減することが可能となる。
次に、図1乃至図5を参照しながら、本発明の一実施形態に係るファンモータ装置における動作について説明する。
本実施形態に係るファンモータ装置Sにおいて、ファン10を回転させるためには、コントローラ30におけるモータ制御回路30cを「モータ駆動制御モード」としておく必要がある。そこで、モード切替信号入力端子31aに入力するモード切替信号Saを「Hレベル」とする。そして、上位コントローラ50は、不図示のラジエータの内部に配設された冷却水温度センサから出力される検出信号を所定の間隔で検出し、冷却水の温度が規定値を上回っていると判断した場合には、回転駆動指令を示す制御信号Sbをコントローラ30へ出力する。
コントローラ30では、上位コントローラ50から出力された制御信号Sbが制御信号入力端子31bを介してモータ制御回路30cへ入力される。ここで、図3はモータ制御回路30cにおける処理の流れを示す図である。モータ制御回路30cは、上述のようにして制御信号Sbが入力されたことに応じて、モード切替信号Saの読み込みを行い(ステップS1)、モード切替信号Saが「進み角調整情報設定モード」を指示するものであるか否かの判断を行う(ステップS2)。そして、ステップS2において、「進み角調整情報設定モード」を指示するものであると判断した場合(ステップS2:YES)には、上述のように、センサ出力信号Hu,Hv,Hwを読み込み(ステップS3)、進み角調整情報の設定を行う(ステップS4)。
一方、ステップS2において、モード切替信号Saが「進み角調整情報設定モード」を指示するものではないと判断した場合、すなわち、モード切替信号Saが「モータ駆動制御モード」への切り替えを指示するものと判断した場合(ステップS2:NO)には、モータ制御回路30cが「モータ駆動制御モード」となり、モータ駆動制御を行う(ステップS5)。そして、モータ制御回路30cは、モータ駆動制御を行うにあたり、進み角調整情報記憶メモリ30dに記憶されている進み角調整情報の読み込みを行い、この読み込んだ進み角調整情報と表1に示す割り当てとに基づいて、通電信号Sup、Svp、Swp、Sun、Svn、Swnの進み角を決定する。図2に示す例に照らせば、進み角調整情報記憶メモリ30dには、上述の通り、「0,1,0」からなる進み角調整情報が記憶されているので、モータ制御回路30cは、この「0,1,0」からなる進み角調整情報と表1に示す割り当てとに基づいて、進み角を「+3度」に設定する。
そして、モータ制御回路30cからドライバ回路30bへ通電信号Sup,Svp,Swp,Sun,Svn,Swnが出力される。このときの通電信号Sup,Svp,Swp,Sun,Svn,Swnは、位置検出センサ25u,25v,25wから出力されるセンサ出力信号Hu,Hv,Hwに応じて順次切り替えられる。ここで、図4は、本実施形態に係るファンモータ装置Sにおける各信号波形を示す図であり、図5は、図4におけるセンサ出力信号Huと、通電信号Supとを比較した拡大図である。両図に示すように、このときの通電信号Sup、Svp、Swp、Sun、Svn、Swnは、進み角調整情報記憶メモリ30dに記憶された進み角調整情報に応じて進み角αの分だけ位相が進められている。この進み角αは、上記進み角調整情報(表1参照)に基づくものである。
そして、ドライバ回路30bに上記通電信号Sup、Svp、Swp、Sun、Svn、Swnが入力されたことに応じて、ドライバ回路30bによってスイッチング素子34a乃至34fのゲートが順次駆動されて、スイッチング素子34a乃至34fが順次スイッチングされる。このようにして、スイッチング素子34a乃至34fが順次スイッチングされると、電機子巻線21u、21v、21wに所定の順序で電流が流れ、これにより、電機子巻線21u、21v、21wのうち、電流が流れた電機子巻線から磁界が発せられる。そして、この磁界に対してロータ23の永久磁石が吸引、反発することにより、ロータ23と共にファン10が回転し、不図示のエンジンのラジエータを冷却することができる。
上記したように、本実施形態によれば、進み角調整情報記憶メモリ30dに、従来のように専用の進み角設定信号入力端子を介して入力された進み角設定信号に基づいて進み角調整情報が記憶されるのではなく、センサ出力信号入力端子31u,31v,31wを介して入力されたセンサ出力信号Hu,Hv,Hwに基づいて、進み角調整情報が記憶されるので、進み角調整情報の入力を行うための専用の進み角設定信号入力端子を不要とすることができる。これにより、進み角設定信号を入力するための構成を簡素化することができ、コストを低減することが可能となる。
なお、本発明の実施の形態は、以下のように改変することができる。
(a)上記施形態では、コントローラ30のモード切替信号入力端子31aに不図示の外部出力装置が配線接続され、この外部出力装置からモード切替信号Saが出力されるよう説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。その他にも、例えば、上位コントローラ50とコントローラ30のモード切替信号入力端子31aが接続され、上位コントローラ50からモード切替信号Saが出力される構成でも良い。また、モード切替信号入力端子31aの代わりに、切替式スイッチや押し釦が設けられ、これらを操作することによってモード切替信号Saがモータ制御回路30cに入力される構成であっても良い。
(b)上記実施形態では、ファンモータ装置Sが、ファンモータ20の回転駆動だけを行なうように説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。その他にも、ファンのモータ装置Sは、ファン10が車両の走行中に受ける走行風によって回転することによってファンモータ20が発電するように構成し、この発電によるエネルギーをバッテリ40に回生するように構成されても良い。
(c)上記実施形態では、進み角が表1に示すように、進み角調整情報に応じて、+1度、+2度、+3度、−1度、−2度、−3度、0度となるように設定されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、進み角は、ファンモータ20の性能や特性に応じて種々設定できることは勿論である。
(d)上記実施形態では、進み角調整情報記憶メモリ30dに進み角調整情報を記憶させる際に、磁界発生装置70を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。その他にも、例えば、磁界発生装置70を用いる代わりに、治具等を用いてロータ23の回転角度を調節することにより、ロータマグネット24による磁界が位置検出センサ25u,25v,25wに与えられるようにし、これによってモータ制御回路30cに予め定められたセンサ出力信号が入力されるようにしても良い。
(e)上記実施形態では、通電信号Sup、Svp、Swp、Sun、Svn、Swnの進み角を一斉に調整するように説明したが、通電信号Sup、Svp、Swp、Sun、Svn、Swnのうち、所定の通電信号についてのみ進み角を調整するようにしても良いことは勿論である。
(f)上記実施形態では、インバータ回路30aが全波駆動回路で構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。その他にも、インバータ回路30aは、半波駆動回路で構成されていても良い。
本実施形態に係るファンモータ装置の全体構成を示す図である。 本実施形態に係るファンモータ装置において進み角調整情報を入力する様子を示す図である。 本実施形態に係るモータ制御回路の処理の流れを示す図である。 本実施形態に係るファンモータ装置における各信号波形を示す図である。 本実施形態に係るセンサ出力信号と通電信号との関係を示す図である。 従来技術に係る通電信号における位相のずれと出力トルクとの関係を示す図である。 従来技術に係るブラシレスモータ装置の全体構成を示す図である。
符号の説明
10 ファン、11 回転軸、12 羽根、20,120 ファンモータ、21u,21v,21w,121u,121v,121w 電機子巻線、22,122 ステータ、23,123 ロータ、24、124 ロータマグネット、25u,25v,25w,125u,125v,125w 位置検出センサ、30,130 コントローラ、30a,130a インバータ回路、30b,130b ドライバ回路、30c,130c モータ制御回路、30d,130d 進み角調整情報記憶メモリ、30e 電源IC、30f フィルタ回路、31u,31v,31w,131u,131v,131w センサ出力信号入力端子、31a,131a モード切替信号入力端子、31b 制御信号入力端子、32u,32v,32w 外部出力端子、33p,33n 電源端子、34a,34b,34c スイッチング素子、34d,34e,34f スイッチング素子、35a,35b,35c ダイオード、35d,35e,35f ダイオード、36 陽極電源線、37 陰極電源線、40 バッテリ、41 陽極電源線、42 陰極電源線、50 上位コントローラ、51 信号線、64 イグニッションスイッチ、65,66 ヒューズ、70 磁界発生装置、70u,70v,70w 電磁石、100 ブラシレスモータ装置、131c,131d,131e 進み角設定信号入力端子

Claims (5)

  1. ブラシレスモータにおけるロータの回転位置を検出する位置検出センサから出力されたセンサ出力信号を入力するためのセンサ出力信号入力手段と、
    該センサ出力信号入力手段を介して入力されたセンサ出力信号に基づいて、前記ブラシレスモータを回転駆動させるための通電信号を生成する制御手段と、
    前記通電信号の進み角を調整するための進み角調整情報を記憶する進み角調整情報記憶手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記進み角調整情報記憶手段に記憶された進み角調整情報に基づいて、前記通電信号の進み角を調整するように構成されたブラシレスモータのコントローラにおいて、
    前記進み角調整情報記憶手段には、前記センサ出力信号入力手段を介して入力されたセンサ出力信号に基づいて、前記進み角調整情報が記憶されることを特徴とするブラシレスモータのコントローラ。
  2. 前記制御手段は、外部から出力されたモード切替信号に応じて、前記ブラシレスモータを回転駆動させるモータ駆動制御モードと、前記進み角調整情報を設定するための進み角調整情報設定モードとに切り替え可能に構成されると共に、
    前記モータ駆動制御モードにあるときに、前記進み角調整情報記憶手段に記憶された進み角調整情報に基づいて、前記通電信号の進み角を調整し、
    前記進み角調整情報設定モードにあるときに、前記センサ出力信号入力手段を介して入力されたセンサ出力信号に基づいて、前記進み角調整情報を前記進み角調整情報記憶手段に記憶させるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のブラシレスモータのコントローラ。
  3. ロータを有するブラシレスモータと、該ブラシレスモータを駆動制御するコントローラと、前記ロータの回転に伴って回転するファンと、を備えてなるファンモータ装置において、
    前記ブラシレスモータには、前記ロータの回転位置を検出する位置検出手段が設けられ、
    前記コントローラには、前記位置検出手段から出力されたセンサ出力信号を入力するためのセンサ出力信号入力手段と、
    該センサ出力信号入力手段を介して入力されたセンサ出力信号に基づいて、前記ブラシレスモータを回転駆動させるための通電信号を生成する制御手段と、
    前記通電信号の進み角を調整するための進み角調整情報を記憶する進み角調整情報記憶手段と、が備えられ、
    前記制御手段は、前記進み角調整情報記憶手段に記憶された進み角調整情報に基づいて、前記通電信号の進み角を調整するように構成され、
    前記進み角調整情報記憶手段には、前記センサ出力信号入力手段を介して入力されたセンサ出力信号に基づいて、前記進み角調整情報が記憶されることを特徴とするファンモータ装置。
  4. 前記制御手段は、外部から出力されたモード切替信号に応じて、前記ブラシレスモータを回転駆動させるモータ駆動制御モードと、前記進み角調整情報を設定するための進み角調整情報設定モードとに切り替え可能に構成されると共に、
    前記モータ駆動制御モードにあるときに、前記進み角調整情報記憶手段に記憶された進み角調整情報に基づいて、前記通電信号の進み角を調整し、
    前記進み角調整情報設定モードにあるときに、前記センサ出力信号入力手段を介して入力されたセンサ出力信号に基づいて、前記進み角調整情報を前記進み角調整情報記憶手段に記憶させるように構成されたことを特徴とする請求項3に記載のファンモータ装置。
  5. 前記ファンは、車両に配設されたラジエータを冷却させるためのラジエータ冷却用ファンで構成され、
    前記ブラシレスモータは、前記ラジエータ冷却用ファンを回転駆動させるために前記車両に配設されたファンモータで構成されたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のファンモータ装置。
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