JP4213453B2 - 配管システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は配管システムに係り、特に液体原料または液体製品を充填した複数のタンクと、液体原料に所定の処理を施す複数の処理装置と、処理装置によって製造された液体製品を容器に充填する複数の充填機を連結する配管システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
食品、化粧品、薬品等の各種製品の製造設備においては、液体原料及び/又は粉体原料をタンク内で攪拌して混合した後に処理装置により所定の処理を液体原料に施して液体状の製品(液体製品)を製造し、該液体製品を充填機により所定の容器に充填することが行われている。この場合、少品種多量製造の形態で製品を製造する設備(プラント)では、液体原料を混合するタンクと、液体原料に所定の処理を施す処理装置と、液体製品を容器に充填する充填機とを配管で連結した専用の製造ラインを並列して複数設置して複数の製品を個別に製造することが行われている。この複数の製造ラインを並列して設置したシステムは、定まった少品種のものを多量に製造する場合に適した方法である。
【0003】
一方、多品種少量製造の形態で製品を製造する設備では、複数のタンクを有し液体原料を搬入する原料搬入ステーション、複数の処理機を有し液体原料に所定の処理を施す処理ステーション、複数の充填機を有し製品を充填する充填ステーションの順に、移動槽を移動させながら製品を製造することが行われている。この方式は配管で液体を移送する代わりに槽を移動する方式であるため、パイプレスシステムと称されている。このパイプレスシステムは、多品種のものを少量製造する場合に適した方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した複数の製造ラインを並列して設置したシステムでは、多品種の製品の製造には対応できず、またパイプレスシステムは少品種のものを多量に製造する場合に対応できないという欠点があるため、両システムの利点および欠点を勘案しつつ、各プラントの仕様に応じて両システムのいずれかを採用していた。
【0005】
また複数の製品製造ラインを並列して設置したシステムにおいて、一方の製造ラインと他方の製造ラインとを切替バルブ等を備えた接続配管を介して接続することにより、多品種の製品の製造に対応しようとする試みもあるが、製造状態によって未使用機器および未使用配管部分が生じるため、設備を効率的に稼働させることができないという問題点がある。また切替バルブ等の切替作業が煩雑であるという問題点がある。
【0006】
一方、多品種の製品製造にはパイプレスシステムが採用される場合が多いが、多品種の製品製造といっても多品種少量に特化する形態もあるし、多品種少量に特化するのではなく、主力品種とレア品種(生産頻度が少ない品種)をスケジューリング(工程管理)しながら製造する形態もある。すなわち、多品種の製品製造では多様な製造パターンへの対応が製造現場での課題になっている。
【0007】
本発明は、上述の事情に鑑みなされたもので、少品種多量製造の形態、多品種少量製造の形態、主力品種とレア品種(生産頻度が少ない品種)をスケジューリング(工程管理)しながら製造する形態、等の多様な製造パターンへの対応が可能な配管システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、本発明の配管システムは、上流側の機器群と、下流側の機器群とを連結する配管システムであって、前記上流側の機器群のうち複数の機器と前記下流側の機器群のうち複数の機器とを1対1に対応させてそれぞれ個別に接続する専用配管と、環状の循環配管と、前記各専用配管と前記循環配管とを接続する切替装置とを備え、前記切替装置は、切替装置上流の専用配管と切替装置下流の専用配管とを接続し同時に切替装置上流の循環配管と切替装置下流の循環配管とを接続する機能と、切替装置上流の専用配管と切替装置下流の循環配管とを接続し同時に切替装置上流の循環配管と切替装置下流の専用配管とを接続する機能とを、切替える機能を有する切替装置からなり、前記切替装置上流の循環配管は、液体を前記切替装置に流入させる側の循環配管であり、前記切替装置下流の循環配管は、液体を前記切替装置から流出させる側の循環配管であることを特徴とするものである。
【0009】
本発明の一態様によれば、前記上流側の機器群はタンク群であり、前記下流側の機器群は処理機群または充填機群である
発明の一態様によれば、前記上流側の機器群は処理機群であり、前記下流側の機器群は充填機群または処理機群である。
本発明の一態様によれば、前記上流側の機器群はタンク群であり、前記下流側の機器群はタンク群である
【0010】
本発明の配管システムの他の態様は、液体原料を充填した複数のタンクと、液体製品を充填した複数のタンクと、液体原料に所定の処理を施す複数の処理装置と、製造された液体製品を充填する複数の充填機とを連結する配管システムであって、液体原料を充填した各タンクと各処理装置とを1対1に対応させてそれぞれ個別に接続する上流側専用配管と、液体製品を充填した各タンクと各充填機とを1対1に対応させてそれぞれ個別に接続する下流側専用配管と、環状の循環配管と、前記上流側専用配管及び前記下流側専用配管と前記循環配管とを接続する切替装置とを有し、前記切替装置は、切替装置上流の専用配管と切替装置下流の専用配管とを接続し同時に切替装置上流の循環配管と切替装置下流の循環配管とを接続する機能と、切替装置上流の専用配管と切替装置下流の循環配管とを接続し同時に切替装置上流の循環配管と切替装置下流の専用配管とを接続する機能とを、切替える機能を有する切替装置からなり、前記切替装置上流の循環配管は、液体を前記切替装置に流入させる側の循環配管であり、前記切替装置下流の循環配管は、液体を前記切替装置から流出させる側の循環配管であることを特徴とする。
本発明の配管システムの他の態様は、液体原料を充填した複数のタンクと、液体原料に所定の処理を施す複数の処理装置と、製造された液体製品を充填する複数の充填機とを連結する配管システムであって、液体原料を充填した各タンクと各処理装置とを1対1に対応させてそれぞれ個別に接続する上流側専用配管と、各処理装置と各充填機とを1対1に対応させてそれぞれ個別に接続する下流側専用配管と、環状の循環配管と、前記上流側専用配管及び前記下流側専用配管と前記循環配管とを接続する切替装置とを有し、前記切替装置は、切替装置上流の専用配管と切替装置下流の専用配管とを接続し同時に切替装置上流の循環配管と切替装置下流の循環配管とを接続する機能と、切替装置上流の専用配管と切替装置下流の循環配管とを接続し同時に切替装置上流の循環配管と切替装置下流の専用配管とを接続する機能とを、切替える機能を有する切替装置からなり、前記切替装置上流の循環配管は、液体を前記切替装置に流入させる側の循環配管であり、前記切替装置下流の循環配管は、液体を前記切替装置から流出させる側の循環配管であることを特徴とする。
【0011】
本発明の一態様によれば、前記液体原料を充填したタンク内の液体原料を前記循環配管を介して所望の処理装置に供給することを可能にした。
【0012】
本発明の一態様によれば、前記処理装置で処理後の液体製品又は前記液体製品を充填したタンク内の液体製品を前記循環配管を介して所望の充填機に供給することを可能にした。
【0013】
また、本発明の配管システムは、前記循環配管に下り勾配を設け、液体の送液方向を一定の方向にしたことを特徴とする。
【0014】
本発明によれば、少品種の製品を多量に製造したい場合には、循環配管(マルチハイウェイ)を利用することなく各々の系統設備を個別に稼働させて複数の製品を個別に製造することができる。また、循環配管を利用することにより、主力品種とレア品種(生産頻度が少ない品種)とをスケジューリング(工程管理)しながら製造することができる。すなわち、本発明によれば、循環配管より上流側の機器群と循環配管より下流側の機器群とを適宜選択して、所望の製造ラインを形成することができる。より具体的には、タンク、処理装置及び充填機を適宜選択して、所望の製造ラインを形成することができるため、多様な製造パターンへの対応が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る配管システムの一実施形態を図1乃至図7を参照して説明する。図1は本発明の配管システムを備えた製造プラントの全体構成を示す概略図である。図1に示すように、製造プラントは、液体原料を充填する第1原料タンクTG1、液体原料に所定の処理を施す第1処理機P1、処理後の液体製品を充填する第1製品タンクTS1、液体製品を所定の容器に充填する第1充填機F1を有した第1系統設備を備えている。また製造プラントは、第2原料タンクTG2、第2処理機P2、第2製品タンクTS2、第2充填機F2を有した第2系統設備および第3原料タンクTG3、第3処理機P3、第3製品タンクTS3、第3充填機F3を有した第3系統設備を備えている。図1に示す例においては、第1原料タンクTG1および第1製品タンクTS1の容量は8mであり、第2原料タンクTG2および第2製品タンクTS2の容量は4mであり、第3原料タンクTG3および第3製品タンクTS3の容量は2mである。すなわち、第1原料タンクTG1、第2原料タンクTG2、第3原料タンクTG3にいくにつれて容量が小さくなっており、また第1製品タンクTS1、第2製品タンクTS2、第3製品タンクTS3にいくにつれて容量が小さくなっている。勿論、各タンクの容量は各プラントの仕様に応じて任意に設定可能である。
【0016】
第1系統設備においては、第1原料タンクTG1と第1処理機P1とを接続する配管AP1、第1処理機P1と第1原料タンクTG1および第1製品タンクTS1とを接続する配管AP2、第1製品タンクTS1と第1充填機F1とを接続する配管AP3、第1原料タンクTG1と第1製品タンクTS1と第1充填機F1とを相互に接続する配管AP4とを備えている。
【0017】
第2系統設備においては、第2原料タンクTG2と第2処理機P2とを接続する配管BP1、第2処理機P2と第2原料タンクTG2および第2製品タンクTS2とを接続する配管BP2、第2製品タンクTS2と第2充填機F2とを接続する配管BP3、第2原料タンクTG2と第2製品タンクTS2と第2充填機F2とを相互に接続する配管BP4とを備えている。
【0018】
第3系統設備においては、第3原料タンクTG3と第3処理機P3とを接続する配管CP1、第3処理機P3と第3原料タンクTG3および第3製品タンクTS3とを接続する配管CP2、第3製品タンクTS3と第3充填機F3とを接続する配管CP3、第3原料タンクTG3と第3製品タンクTS3と第3充填機F3とを相互に接続する配管CP4とを備えている。また各タンクTG1,TG2,TG3,TS1,TS2,TS3の下流にはポンプPが設置されている。第1原料タンクTG1、第2原料タンクTG2および第3原料タンクTG3には、それぞれ異なった原料が供給されるようになっている。また、第1処理機P1、第2処理機P2および第3処理機P3は、加熱装置、ホモジナイザー(乳化装置)、遠心分離装置、濾過装置などから構成されており、各処理装置で異なった処理ができるようになっている。
【0019】
また、製造プラントはマルチハイウェイと称される環状の循環配管1を備えており、循環配管1と第1系統設備の配管AP1とは切替装置AS1を介して接続され、循環配管1と第1系統設備の配管AP3とは切替装置AS2を介して接続されている。
また、循環配管1と第2系統設備の配管BP1とは切替装置BS1を介して接続され、循環配管1と第2系統設備の配管BP3とは切替装置BS2を介して接続されている。
さらに、循環配管1と第3系統設備の配管CP1とは切替装置CS1を介して接続され、循環配管1と第3系統設備の配管CP3とは切替装置CS2を介して接続されている。
循環配管1は、液体の送液方向が一定の方向になるように下り勾配になっている。すなわち、切替装置AS1のやや上流から切替装置BS1,CS1,CS2,BS2,AS2の箇処までは下り勾配になっている。そして、AS2からAS1の間の1箇処だけ配管に立ち上がり部分が形成されている。なお、この立ち上がり部分は循環配管1のどこの位置でも1箇処あればよい。
【0020】
図2(a)および図2(b)は図1に示す切替装置AS1,AS2,BS1,BS2,CS1,CS2の詳細を示す図であり、図2(a)は循環配管1と配管AP1と切替装置AS1とを示す模式図であり、図2(b)は切替装置AS1の詳細を示す模式図である。切替装置AS1,AS2,BS1,BS2,CS1,CS2はスイングベンドと称される切替装置であり、各配管の端部に接続された4つの差込口IS1,IS2,IS3,IS4に2つのU字管状のUベンド10を差し込むことにより流路切替を行うことができる。すなわち、一方のUベンド10を差込口IS1とIS2に差し込み、ポートDとポートBとを接続し、他方のUベンド10を差込口IS3とIS4に差し込むことによりポートAとポートCとを接続することができる。これにより、第1原料タンクTG1と第1処理機P1とを接続するとともに、切替装置AS1をはさんで循環配管1の上流側と下流側を接続することができる。
【0021】
また、一方のUベンド10を差込口IS1とIS3に差し込み、ポートDとポートCとを接続し、他方のUベンド10を差込口IS2とIS4に差し込むことによりポートAとポートBとを接続することができる。これにより、第1原料タンクTG1と切替装置AS1の下流側の循環配管1とを接続するとともに、切替装置AS1の上流側の循環配管1と第1処理機P1とを接続することができる。すなわち、切替装置AS1により▲1▼A−C,D−B間接続、▲2▼A−B,D−C間接続の2つの流路切替が可能である。
切替装置AS2,BS1,BS2,CS1,CS2も全く同様の構成である。
【0022】
図3は図1に示す製造プラントの製造例を示す図であり、マルチハイウェイを構成する循環配管1を利用しない製造例を示す模式図である。図3に示す製造例は、主力品種製造時のものであり、第1系統設備と第2系統設備と第3系統設備とが個別に稼働して複数の製品が個別に製造される。すなわち、第1系統設備においては、第1原料タンクTG1において液体原料の攪拌を行って混合した後に、配管AP1を介して第1処理機P1に液体原料を供給し、第1処理機P1において加熱、乳化、濾過等の所定の処理を行う。処理後の液体製品は配管AP2を介して第1製品タンクTS1に供給された後に第1製品タンクTS1から配管AP3を介して第1充填機F1に供給される。そして、液体製品は第1充填機F1から壜、缶、ペットボトル等の容器に充填される。
【0023】
また、第2系統設備においては、第2原料タンクTG2において液体原料の攪拌を行って混合した後に、配管BP1を介して第2処理機P2に液体原料を供給し、第2処理機P2において加熱、乳化、濾過等の所定の処理を行う。処理後の液体製品は配管BP2を介して第2製品タンクTS2に供給された後に第2製品タンクTS2から配管BP3を介して第2充填機F2に供給される。そして、液体製品は第2充填機F2から壜、缶、ペットボトル等の容器に充填される。
【0024】
さらに、第3系統設備においても同様に、第3原料タンクTG3において液体原料の攪拌を行って混合した後に、配管CP1を介して第3処理機P3に液体原料を供給し、第3処理機P3において加熱、乳化、濾過等の所定の処理を行う。処理後の液体製品は配管CP2を介して第3製品タンクTS3に供給された後に第3製品タンクTS3から配管CP3を介して第3充填機F3に供給される。そして、液体製品は第3充填機F3から壜、缶、ペットボトル等の容器に充填される。
【0025】
図4および図5は図1に示す製造プラントの製造例を示す図であり、マルチハイウェイを構成する循環配管1を利用した製造例を示す模式図である。図4および図5に示す製造例は、少量品種(レア製品)製造時のものであり、製造する製品の目的に応じて処理機または充填機を選択的に使用するため、第1系統設備、第2系統設備、第3系統設備の区別なく、液体原料を所望の処理機または充填機に供給し製品が製造される。
【0026】
図4は、製造する製品の目的に応じて処理機を選択的に使用した場合の製造例を示す模式図である。
まず、第1原料タンクTG1において液体原料の攪拌を行って混合した後に、液体原料は配管AP1を介して切替装置AS1に流れ、切替装置AS1によって循環配管1へ流れる。そして、液体原料は、循環配管1を通過して切替装置BS1へ流れ、切替装置BS1によって第2処理機P2に供給され、第2処理機P2において加熱、乳化、濾過等の所定の処理のいずれかが行われる。第2処理機P2によって処理された液体製品は、配管BP2を介して第2製品タンクTS2に供給された後に、第2製品タンクTS2から配管BP3を介して切替装置BS2に流れ、切替装置BS2によって、第2充填機F2に供給される。そして、液体製品は第2充填機F2から壜、缶、ペットボトル等のうちいずれかの容器に充填される。
【0027】
この時同時に、第2原料タンクTG2において別の液体原料の攪拌を行って混合した後に、液体原料は配管BP1を介して切替装置BS1に流れ、切替装置BS1によって循環配管1へ流れる。そして、液体原料は、循環配管1を通過して切替装置CS1へ流れ、切替装置CS1によって第3処理機P3に供給され、第3処理機P3において加熱、乳化、濾過等の所定の処理のいずれかが行われる。第3処理機P3によって処理された液体製品は、配管CP2を介して第3製品タンクTS3に供給された後に、第3製品タンクTS3から配管CP3を介して切替装置CS2に流れ、切替装置CS2によって、第3充填機F3に供給される。そして、液体製品は第3充填機F3から壜、缶、ペットボトル等のうちいずれかの容器に充填される。
【0028】
さらに、この時同時に、第3原料タンクTG3において更に別の液体原料の攪拌を行って混合した後に、液体原料は配管CP1を介して切替装置CS1に流れ、切替装置CS1によって循環配管1へ流れる。そして、液体原料は、切替装置CS2、切替装置BS2、切替装置AS2を通過して切替装置AS1へ流れ、切替装置AS1によって第1処理機P1に供給され、第1処理機P1において加熱、乳化、濾過等の所定の処理のいずれかが行われる。第1処理機P1によって処理された液体製品は、配管AP2を介して第1製品タンクTS1に供給された後に、第1製品タンクTS1から配管AP3を介して切替装置AS2に流れ、切替装置AS2によって、第1充填機F1に供給される。そして、液体製品は第1充填機F1から壜、缶、ペットボトル等のうちいずれかの容器に充填される。
【0029】
図5は、製造する製品の目的に応じて充填機を選択的に使用した場合の製造例を示す模式図である。
まず、第1原料タンクTG1において液体原料の撹拌を行って混合した後に、配管AP1、切替装置AS1を介して第1処理機P1に液体原料を供給し、第1処理機P1において加熱、乳化、濾過等の所定の処理を行う。処理後の液体製品は配管AP2を介して第1製品タンクTS1に供給された後に第1製品タンクTS1から配管AP3、切替装置AS2、循環配管1、切替装置AS1、循環配管1、切替装置BS1、循環配管1、切替装置CS1、循環配管1、切替装置CS2を介して第3充填機F3に供給される。そして、液体製品は第3充填機F3から壜、缶、ペットボトル等の容器に充填される。
【0030】
この時同時に、第2原料タンクTG2において別の液体原料の撹拌を行って混合した後に、配管BP1、切替装置BS1を介して第2処理機P2に液体原料を供給し、第2処理機P2において加熱、乳化、濾過等の所定の処理を行う。処理後の液体製品は配管BP2を介して第2製品タンクTS2に供給された後に第2製品タンクTS2から配管BP3、切替装置BS2、循環配管1、切替装置AS2を介して第1充填機F1に供給される。そして、液体製品は第1充填機F1から壜、缶、ペットボトル等の容器に充填される。
【0031】
さらに、この時同時に、第3原料タンクTG3において更に別の液体原料の撹拌を行って混合した後に、配管CP1、切替装置CS1を介して第3処理機P3に液体原料を供給し、第3処理機P3において加熱、乳化、濾過等の所定の処理を行う。処理後の液体製品は配管CP2を介して第3製品タンクTS3に供給された後に第3製品タンクTS3から配管CP3、切替装置CS2、循環配管1、切替装置BS2を介して第2充填機F2に供給される。そして、液体製品は第2充填機F2から壜、缶、ペットボトル等の容器に充填される。
【0032】
図6及び図7は循環配管を使用した洗浄工程を示す模式図である。
図6においては、一例として、循環配管1を使用して第1原料タンクTG1および第2製品タンクTS2を洗浄する場合を説明する。図6に示すように、洗浄液は、第1原料タンクTG1に充填され、配管AP1を通って、切替装置AS1を介して、循環配管1に供給される。循環配管1に供給された洗浄液はポンプ等の循環手段または配管の勾配により循環され、切替装置BS1,CS1,CS2を通り、切替装置BS2を介して配管BP4を通って、第2製品タンクTS2に上から供給される。このとき、配管BP3にはバルブが設けられており、第2充填機F2へ洗浄液が供給されないようになっている。第2製品タンクTS2から出た洗浄液は、配管BP3を通って切替装置BS2を介して循環配管1に供給される。そして、洗浄液は、切替装置AS2を通り、切替装置AS1を介して配管AP2を通って、第1原料タンクTG1に戻される。
第1製品タンクTS1、第2原料タンクTG2、第3原料タンクTG3および第3製品タンクTS3は、個別に洗浄される。すなわち、第1製品タンクTS1を洗浄する場合、洗浄液は第1製品タンクTS1に供給され、配管AP3を通って、切替装置AS2を介して、配管AP4を通り、第1製品タンクTS1に戻される。第2原料タンクTG2、第3原料タンクTG3および第3製品タンクTS3の場合も同様に洗浄が行われる。なお、配管AP2,BP2,CP2,AP4,BP4,CP4の先端にスプレーボールを取り付けると、効率よく各タンクを洗浄できる。
このとき、処理機P1,P2,P3は個別に洗浄される。処理機の仕様で自動洗浄ができる場合は、配管と同時に洗浄される。
【0033】
図7は、循環配管1を使用して第1原料タンクTG1、第1製品タンクTS1、第2原料タンクTG2、第2製品タンクTS2、第3原料タンクTG3および第3製品タンクTS3を洗浄する場合を示す模式図である。洗浄液は、ポンプ等の循環手段または配管の勾配によって以下のように循環される。
第1原料タンクTG1→配管AP1→切替装置AS1→循環配管1→切替装置BS1→配管BP2→第2原料タンクTG2→配管BP1→切替装置BS1→循環配管1→切替装置CS1→配管CP2→第3原料タンクTG3→配管CP1→切替装置CS1→循環配管1→切替装置CS2→配管CP4→第3製品タンクTS3→配管CP3→切替装置CS2→循環配管1→切替装置BS2→配管BP4→第2製品タンクTS2→配管BP3→切替装置BS2→循環配管1→切替装置AS2→配管AP4→第1製品タンクTS1→配管AP3→切替装置AS2→循環配管1→切替装置AS1→配管AP2→第1原料タンクTG1
このとき、処理機P1,P2,P3は個別に洗浄される。すなわち、循環配管に洗浄液タンクとして第1原料タンクTG1を接続することによって(または、どれかのタンクをその用途にしても良い)、洗浄液を数回再使用して洗浄液を無駄なく使用することができる。本発明により、いわゆるCIPシステム(定置洗浄システム)を容易に構築することができる。
【0034】
図6および図7において、循環配管1に配管を設けて熱交換器等に接続して、洗浄液を加熱することにより、洗浄液を溜めて加熱する必要がなく循環させることができる。
また、循環配管1と配管AP1,AP3,BP1,BP3,CP1,CP3との間に切替装置AS1,AS2,BS1,BS2,CS1,CS2を設けることにより、製品製造ラインへの洗浄液の混入を防止できる。
上述したように、循環配管を使用することで、配管の組み合わせが単純になり、全ての配管を容易に洗浄することができる。また、洗浄液を循環させてタンクや配管を洗浄するので、洗浄液の損失を少なくすることができる。
【0035】
図1乃至図7に示す実施例においては、処理機P1〜P3で処理されて製品となった液体製品を製品タンクTS1〜TS3に貯留して充填機F1〜F3に供給する構成を採用したが、製品タンクTS1〜TS3を省略し、処理機P1〜P3と充填機F1〜F3とを直接に接続することもできる。この場合には、処理機P1〜P3と充填機F1〜F3との間に切替装置AS1,AS2,BS1,BS2,CS1,CS2を介して循環配管1が接続される。
【0036】
また、図1乃至図7に示す実施例においては、原料タンクTG1〜TG3に貯留された液体原料を処理機P1〜P3に供給して処理機P1〜P3で処理する構成を採用したが、図8に示すように、原料タンクTG1〜TG3を処理機P’1〜P’3に置き換え、処理機P’1〜P’3と処理機P1〜P3とを直接に接続することもできる。この場合には、処理機P’1〜P’3と処理機P1〜P3との間に切替装置AS1,BS1,CS1を介して循環配管1が接続される。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、以下に列挙する効果を奏する。
1)少品種の製品を多量に製造したい場合には、循環配管(マルチハイウェイ)を利用することなく各々の系統設備を個別に稼働させて複数の製品を個別に製造することができる。また、循環配管を利用することにより、主力品種とレア品種(生産頻度が少ない品種)とをスケジューリング(工程管理)しながら製造することができる。すなわち、本発明によれば、タンク、処理装置及び充填機を適宜選択して、所望の製造ラインを形成することができるため、多様な製造パターンへの対応が可能となる。
【0038】
2)循環配管の設置レベルの高低を最小限とし、循環配管に適切な下り勾配を設けることにより、配管系路中に液溜まりがなく、循環配管内を液体が自然流下で送液される。したがって、製品の品種の切替え時等において、循環配管中に残留する液体の大部分を処理機又は充填機に供給(又は排出)して利用することができるため、液体原料または液体製品の歩留まりの向上を図ることができる。なお、循環配管中の液体を空気又は窒素を用いて圧送することもできる。
【0039】
3)各々の系統設備ごとに洗浄液を循環させて行う系統ごとの洗浄と、循環配管を利用して所望の系統に循環させて行う循環配管系の洗浄とを組み合わせることによって、洗浄を効率的に行うことができる。すなわち、循環配管を洗浄用の配管として活用することにより、自在な洗浄ルートを選択して洗浄を効率的に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管システムを備えた製造プラントの全体構成を示す概略図である。
【図2】図1に示す切替装置の詳細を示す図である。
【図3】図1に示す製造プラントの製造例を示す図であり、マルチハイウェイを構成する循環配管を利用しない製造例を示す模式図である。
【図4】図1に示す製造プラントの製造例を示す図であり、マルチハイウェイを構成する循環配管を利用した製造例を示す模式図である。
【図5】図1に示す製造プラントの製造例を示す図であり、マルチハイウェイを構成する循環配管を利用した製造例を示す模式図である。
【図6】循環配管を使用した洗浄工程を示す模式図である。
【図7】循環配管を使用した洗浄工程を示す模式図である。
【図8】本発明の配管システムを備えた製造プラントの他の例の全体構成を示す概略図である。
【符号の説明】
1 循環配管
10 Uベンド
AP1 配管
AP2 配管
AP3 配管
AP4 配管
AS1 切替装置
AS2 切替装置
BP1 配管
BP2 配管
BP3 配管
BP4 配管
BS1 切替装置
BS2 切替装置
CP1 配管
CP2 配管
CP3 配管
CP4 配管
CS1 切替装置
CS2 切替装置
F1 第1充填機
F2 第2充填機
F3 第3充填機
P1 第1処理機
P2 第2処理機
P3 第3処理機
TG1 第1原料タンク
TG2 第2原料タンク
TG3 第3原料タンク
TS1 第1製品タンク
TS2 第2製品タンク
TS3 第3製品タンク

Claims (9)

  1. 上流側の機器群と、下流側の機器群とを連結する配管システムであって、
    前記上流側の機器群のうち複数の機器と前記下流側の機器群のうち複数の機器とを1対1に対応させてそれぞれ個別に接続する専用配管と、環状の循環配管と、前記各専用配管と前記循環配管とを接続する切替装置とを備え、
    前記切替装置は、切替装置上流の専用配管と切替装置下流の専用配管とを接続し同時に切替装置上流の循環配管と切替装置下流の循環配管とを接続する機能と、切替装置上流の専用配管と切替装置下流の循環配管とを接続し同時に切替装置上流の循環配管と切替装置下流の専用配管とを接続する機能とを、切替える機能を有する切替装置からなり、
    前記切替装置上流の循環配管は、液体を前記切替装置に流入させる側の循環配管であり、
    前記切替装置下流の循環配管は、液体を前記切替装置から流出させる側の循環配管であることを特徴とする配管システム。
  2. 前記上流側の機器群はタンク群であり、前記下流側の機器群は処理機群または充填機群であることを特徴とする請求項1記載の配管システム。
  3. 前記上流側の機器群は処理機群であり、前記下流側の機器群は充填機群または処理機群であることを特徴とする請求項1記載の配管システム。
  4. 前記上流側の機器群はタンク群であり、前記下流側の機器群はタンク群であることを特徴とする請求項1記載の配管システム。
  5. 液体原料を充填した複数のタンクと、液体製品を充填した複数のタンクと、液体原料に所定の処理を施す複数の処理装置と、製造された液体製品を充填する複数の充填機とを連結する配管システムであって、
    液体原料を充填した各タンクと各処理装置とを1対1に対応させてそれぞれ個別に接続する上流側専用配管と、液体製品を充填した各タンクと各充填機とを1対1に対応させてそれぞれ個別に接続する下流側専用配管と、環状の循環配管と、前記上流側専用配管及び前記下流側専用配管と前記循環配管とを接続する切替装置とを有し、
    前記切替装置は、切替装置上流の専用配管と切替装置下流の専用配管とを接続し同時に切替装置上流の循環配管と切替装置下流の循環配管とを接続する機能と、切替装置上流の専用配管と切替装置下流の循環配管とを接続し同時に切替装置上流の循環配管と切替装置下流の専用配管とを接続する機能とを、切替える機能を有する切替装置からなり、
    前記切替装置上流の循環配管は、液体を前記切替装置に流入させる側の循環配管であり、
    前記切替装置下流の循環配管は、液体を前記切替装置から流出させる側の循環配管であることを特徴とする配管システム。
  6. 液体原料を充填した複数のタンクと、液体原料に所定の処理を施す複数の処理装置と、製造された液体製品を充填する複数の充填機とを連結する配管システムであって、
    液体原料を充填した各タンクと各処理装置とを1対1に対応させてそれぞれ個別に接続する上流側専用配管と、各処理装置と各充填機とを1対1に対応させてそれぞれ個別に接続する下流側専用配管と、環状の循環配管と、前記上流側専用配管及び前記下流側専用配管と前記循環配管とを接続する切替装置とを有し、
    前記切替装置は、切替装置上流の専用配管と切替装置下流の専用配管とを接続し同時に切替装置上流の循環配管と切替装置下流の循環配管とを接続する機能と、切替装置上流の専用配管と切替装置下流の循環配管とを接続し同時に切替装置上流の循環配管と切替装置下流の専用配管とを接続する機能とを、切替える機能を有する切替装置からなり、
    前記切替装置上流の循環配管は、液体を前記切替装置に流入させる側の循環配管であり、
    前記切替装置下流の循環配管は、液体を前記切替装置から流出させる側の循環配管であることを特徴とする配管システム。
  7. 前記液体原料を充填したタンク内の液体原料を前記循環配管を介して所望の処理装置に供給することを可能にしたことを特徴とする請求項5または6記載の配管システム。
  8. 前記処理装置で処理後の液体製品又は前記液体製品を充填したタンク内の液体製品を前記循環配管を介して所望の充填機に供給することを可能にしたことを特徴とする請求項5または6記載の配管システム。
  9. 前記循環配管に下り勾配を設け、液体の送液方向を一定の方向にしたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の配管システム。
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