JP4213196B1 - 汎用型円形球面カッター装置 - Google Patents

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Abstract

マンホール径の大小種々の多種類のものに対応できる汎用型円形球面カッター装置であって、装置本体1にはマンホールMの直径に応じて異なる複数曲率を有する円弧状カッターを着脱自在に従動軸に装着できる駆動と、この駆動を載置できる載置板3と、前記載置板3を載置する滑車を備えた枠体とを設け、この枠体には左右の二本の腕杆9,9を設け、この腕杆9,9上に順次と径の異なる多数のマンホールに一致した中心軸上で枢支できる左右一対の軸孔10,10を設けると共に、この軸孔10,10と一致連通する枢支部15を有する長さ調節杆を、前記載置板3の挿込孔18内に着脱かつ長さ調節自在に設け、前記載置板3と枠体2間に設けた可傾調節杆20を介して、前記枢支部15で枢支される載置板3を上下の垂直方向に回動させて成ることを特徴とする汎用型円形球面カッター装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、種々のマンホールの大小に拘らず、マンホールを、マンホール周面の路面と共に一体にして除去するための汎用型円形球面カッター装置に関する。
マンホール蓋の取替交換のために、マンホールの周辺に平面円形立体曲面状の切断面を形成して、マンホール蓋枠と路面との一体化したドーナツ状の塊として除去して、新しいマンホールを設置する工法が知られている。
この際、マンホール蓋の周辺を平面円形、立体曲面状の切断面を形成できるカッター装置は種々知られている(例えば、特許文献1,特許文献2参照)。
特開2001−295216号公報 特開2004−324232号公報
ところで、マンホールは種類が多く、径が大,中,小など設置箇所によって異なる。上述したマンホール取替のカッター装置では、径の大きさに応じていずれも径が2種類の場合には、長さを2様に変化させて兼用できるが、すべての汎用型のカッター装置としては、利用できないという問題がある。
さらに、マンホールの2通りの径の大きさに変化調整させるための作業が複雑で手間が掛かり、かつカッターの中心位置とカッターを円形に回転させるためのマンホールの中心位置とが正確に一致しないという不都合がある。
本発明は、叙上の点に着目して成されたもので、常にあらゆる径の大きさの異なるマンホールに適用でき、かつ路面での切断操作も、マンホールの中心位置線上にカッターの回転中心を確保できるようにした高精度の汎用型円形球面カッター装置を提供することを目的とする。
以下に、本発明の技術内容を説明する。
(1)マンホールを修復交換のために、既設のマンホールの外周に沿って、前記マンホールの中心を軸として路面上を円形に回転させ乍ら平面円形に、かつ、立体的に球面状に路面を切断する汎用型円形球面カッター装置であって、装置本体にはマンホールの直径に応じて異なる複数曲率を有する円弧状カッターを着脱自在に従動軸に装着できる駆動と、この駆動を載置できる載置板と、前記載置板を載置する滑車を備えた枠体とを設け、この枠体には左右の二本の腕杆を設け、この腕杆上に順次と径の異なる多数のマンホールに一致した中心軸上で枢支できる左右一対の軸孔を設けると共に、この軸孔と一致連通する枢支部を有する長さ調節杆を、前記載置板の挿込孔内に着脱かつ長さ調節自在に設け、前記載置板と枠体間に設けた可傾調節杆を介して、前記枢支部で枢支される載置板を上下の垂直方向に回動させて、長さの異なる種々の径を有するマンホールの大きさに適した大きさのマンホールの外周外方の路面を水平方向に沿って載置板を回転させ乍ら切断できるようにして成ることを特徴とする汎用型円形球面カッター装置。
(2)マンホールを修復交換のために、既設のマンホールの外周に沿って、前記マンホールの中心を軸として路面上を円形に回転させ乍ら平面円形に、かつ、立体的に球面状に路面を切断する汎用型円形球面カッター装置であって、装置本体にはマンホールの直径に応じて異なる複数曲率を有する円弧状カッターを着脱自在に従動軸に装着できる駆動源と、この駆動源を載置でき、かつ最小径のマンホールの中心軸上で枢支できる左右一対の枢支部を備えた載置板と、前記載置板を載置する滑車を備えた枠体とを設け、前記枠体には左右の二本の腕杆を設け、この腕杆上に順次と径の異なる多数のマンホールに一致した中心軸上で枢支できる左右一対の軸孔を設けると共に、この軸孔と一致連通する枢支部を有する長さ調節杆を、前記載置板の挿込孔内に着脱かつ長さ調節自在に設け、前記載置板と枠体間に設けた可傾調節杆を介して、前記枢支部で枢支される載置板を上下の垂直方向に回動させて、長さの異なる種々の径を有するマンホールの大きさに適した大きさのマンホールの外周外方の路面を水平方向に沿って載置板を回転させ乍ら切断できるようにして成ることを特徴とする汎用型円形球面カッター装置。
(3)長さ調節杆は、マンホール径の900mm〜950mmの中程度の長さ調節杆と、1200mm〜2100mmの最大径の長さ調節杆の少なくとも2種類を備えて成ることを特徴とする前記(1)または(2)記載の汎用型円形球面カッター装置。
(4)駆動源のカッターを着脱交換自在に装着する従動軸は、載置板の下部中央に枢支され、かつ従動軸の軸方向はマンホール蓋の中心に向うと共に、載置板の左右一対の枢支部および左右一対の枢支部を備えた長さ調節杆の中心位置に臨まれるようにして成ることを特徴とする前記(1)または(2)記載の汎用型円形球面カッター装置。
(5)長さ調節杆は、左右の挿込片を有する平面
Figure 0004213196
として成し、この左右の挿込片を載置板の挿込孔内に調節自在に挿込み、端部に設けられる枢支部を枠体の腕杆に設けた軸孔と一致させ、軸支させることができるようにして成ることを特徴とする前記(1)または(2)記載の汎用型円形球面カッター装置。
(6)滑車は、装置本体の前部および後部に夫々2個計4個設け、かつ規板を設け、この規制板に設けた滑車係止溝に、滑車と連動する可動片を着脱自在に係止させて、滑車の回転方向を規制すると共に、前記滑車係止溝は規制板の外周に沿ってマンホールの径の異なる大きさに応じて必要数設けて成ることを特徴とする前記(1)記載の汎用型円形球面カッター装置。
(7)装置本体は、載置板の前部又は後部の中央箇所にユニバーサルの小滑車を昇降自在に配設し、装置本体の移送時のみ前部または後部の2個の滑車の接地に代わり、下降させてユニバーサルのキャスターを接地させて、後部または前部の滑車2個と計3個の滑車で好みの方向に移動させることができるようにして成ることを特徴とする前記(1)記載の汎用型円形球面カッター装置。
本発明によれば、マンホールの径の大きさに関係なく、すべてのマンホールに適用できると共に、マンホールの外周路面を切断するカッターは、その360°回転する中心は、正確にマンホール蓋中心線上に位置でき、精度よく能率的に切断でき、しかもカッターの垂直方向の軸は、
Figure 0004213196
の長さ調節杆の枢支部で二本の腕杆の軸孔と一致連通させて枢支させてあるので、確実にかつ能率よく載置板を上下に可傾回動させることができる。
さらに、円弧状カッターの回転軸は、装置本体の中心線上に位置し、その左右に対称位置を以って滑車が配設されているので、円弧状カッターの路面切断時に働く作用力はバランス良く加わり、しかも騒音、振動も静的に作業できる。
また、マンホールの大きさによって滑車の回転方向が規制板によって正しく位置決めできるので、路面の切断作用が円滑に行なえる。そして切断作業後は、円弧状カッターを取外したり上方へ退避させて置き、一方の滑車を直進位置に規制し、ユニバーサルの小滑車を接地させ、他方の滑車を杠上させて、三個の滑車により、直進ないしは直進方向に近づけて装置本体を移動させることができる。
本発明に係る汎用型円形球面カッター装置の一実施例を示す側面図 同上の正面図 同上の要部の平面図 図3の要部の拡大平面図 図4のV−V線断面図 (a),(b)は長尺な長さ調節杆および中尺な長さ調節杆の平面図 図1の最大長に長さ調節杆を枢支させて載置板を可傾させた場合の側面図 図1の載置板と枠体との回動枢支構造を示す一部の断面図 枠体に設けた滑車の取付規制構成を示すもので、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図
符号の説明
1 装置本体
2 枠体
3 載置板
4 小型エンジン(駆動源)
5 回転軸
6 従動軸
7 ベルト
8 軸受
9,9 腕杆
10,10 軸孔
11,11 杆体
12 係止孔
13 止螺子
14 係止ピン(マンホール蓋中心位置決めピン)
15 枢支部
16 軸ピン
17 長さ調節杆
17a 挿込片
18 挿込孔
19 枢支部
20 可傾調節杆
21 回転ハンドル
22 滑車
23 移動用ハンドル
24 燃料タンク
25 防護カバー
26 係止ピン
27 規制板
28 滑車係止溝(r1,r2,r3,r4,r5,r6)
28a 直進溝
29 支持軸
30 支持枠
31 支持板
32 可動片
33 止ねじ
34 バネ
35 昇降ハンドル軸
C カッター
M マンホール
R 路面
以下に、本発明の一実施例を図面と共に説明する。
1は汎用型円形球面カッター装置本体、2は装置本体1に設けられる枠体、3は、該枠体2上に配置される載置板、4は駆動源である処の小型エンジン、5は回転軸、6は従動軸で、この回転軸5との間にベルト7が、装架させてある。8は従動軸6を軸支する軸受であって、載置板3の下面において装置本体1の中央位置であって、従動軸6を装置本体1の中心線X−Xに沿って設けられ、この従動軸6の先端には大小好みの径の異なる凹面円弧状のカッターCを着脱自在に装着できるようにしてある。
9,9は、前記載置板3の左右両側に設けた中心線X−Xを挟んで等間隔に設けた腕杆であり、この腕杆9,9上には、夫々マンホールMの大きさに応じて多数の軸孔10,10・・・が、左右一対づつ並設してある。11は、前記腕杆9,9間に装架させた複数の杆体で、マンホールMの中心位置を係止できる孔12を備えた着脱可能の係止爪を備える。即ち、マンホールMを撤去する際、マンホールMの中心位置を定める中心位置決めの装置、例えば、特開平2004−44127号公報(路面用カッターの切断円芯出し装置)に示されるマンホール中心位置決めピン14を係止するための係止爪である。
15,15は、前記載置板3の下部端に左右一対に設けた枢支部で、前記腕杆9,9の最内端に設けられた左右の軸孔10,10と一致連通させて、軸ピン16,16を挿通させて、最小径、例えば900mmのマンホールMの中心位置決めピン14と係止爪の孔12を係止させることができるようになっている(図8参照)。
なお図8のように、枢支部15,15は枠体2に設けても良い。
また17は、載置板3の両側に設けられる挿込孔18,18に着脱自在に挿着できる
Figure 0004213196
の長さ調節杆であって、左右の挿込片17a,17aを用いて挿込孔18,18に対して着脱自在に挿着でき、かつ挿込長さを大小自在に調節して止螺子13により長さ調節杆17の長さを確実に固定すると共に、先端部両側には、一対の枢支部19,19を設けて、前記腕杆9,9に設けられる多数の軸孔10,10と一致連通可能としてある。
ところで、上記
Figure 0004213196
の長さ調節杆17は、マンホールMの大きさに応じて大径の場合を対象とする長尺なものと、中位径を対象とする中尺のものとを2種類用意するのが好ましく、図6(a),(b
)に示すように、具体的には(a)の長さ調節杆17は挿込片17a,17aの長さが長いものであって、マンホールMの径が1500mm〜2100mmのものを適用でき、また(b)の長さ調節杆17は、長さが中位程度のものであって、マンホールMの径が中程度の950mm〜1200mmのものに適用させることができる。
20は載置板3を枢支部15,19を中心として回転させることができる可傾調節杆、21はその回転ハンドルを示し、この回転ハンドル21を左右に回転させることにより載置板3の可傾角度を大小自在に変化させて、カッターCの路面RでマンホールMの外周位置での切断加工を行なわせることができる。22は装置本体1の下部の枠体2の所望個処に設けた回転移動用の滑車を示し、軸はユニバーサル構成とすることもできる。
23は装置本体1に設けた二本の移動用ハンドルで路面切断の際の回転移動を行なわせるための作業者の操作に用いられる。24は燃料タンク、25は円形球面カッターCの防護カバー、26は載置板3の枠体2に当接する際の係止ピンを示す。
以上の構成に基づいて、作用を説明する。
まず、取替用のマンホールMの中心位置に、例えば、特開平2004−44127号公報に示すマンホール中心位置決めピン14を配設し、図1に示すように2本の腕杆9,9に設けた係止爪の孔12を係止して載置本体1をマンホールM上に配設し、ついで、二又凹字状の長さ調節杆17の左右の挿込片17a,17aを所定の長さに保持させ、左右一対の枢支部19,19を前記2本の腕杆9,9の所望の左右の軸孔10,10と一致連通させ、軸ピン16,16を挿通掛止させて載置板3を前記軸ピン16,16を中心として可傾回動可能とする。即ち、可傾調節杆20をそのハンドル21を用いて、所望位置まで傾斜させることができる(図1,7参照)。
この可傾状態において、必要な曲率半径の円形球面カッターCを従動軸6に固着し、小型エンジン4を作動させる。
この状態において、カッターCの中心線X−Xと軸ピン16,16間を結ぶ線Y−Yは、必ず位置決めピン14の垂直線Z−Z上で交わり、交点Pを中心としてカッターCは回転することが分かる。
カッターCは、マンホールMの外周の路面Rを切断し乍らマンホールMの外周360°に亘って平面円形で、かつ立体曲面の切断面が得られる。
載置板3の枢支部15は、最小径のマンホールMの外周路面Rを360°切断を可能とし、更に中位径のマンホールMの場合は、腕杆9,9の中程度の長さの軸孔10,10と長さ調節杆17の枢支部19,19とを一致連通させて軸ピン16,16を挿通させて軸支することにより、中程度の大きさのマンホールMの外周挿通を360°切断させることができる。
さらに、径の大きなマンホールMの場合は、同様に径が1500mm〜1800mmに合致する腕杆9,9の軸孔10,10に長さ調節杆17の枢支部19,19を一致連通させて軸ピン16,16を挿入係止させて、前記したと同様にカッターCの中心軸として360°回転させて切断面を得ることができる。
この場合、載置板3のカッターCの回転軸5は、その延長線X−XがマンホールMの中心軸Z−Z上に達しており、常に枢支部15及び19は、腕杆9,9の軸孔10,10と一致連通した軸ピン16,16を中心として回動するので、両軸ピンを結ぶ線は、マンホールMの中心位置決めピン14線Z−Z上に形成されるので、カッターCの回転軸5の延長線はマンホールMの中心位置決めピン14の中心線上に保持させる。
したがって、マンホールMの大小その径の如何に関わらず、常にマンホールMの中心位置線に回転中心を確保できるので、切断跡は常にマンホールMと同心でマンホールMの外方外周に一本の線として得られる。
一般にマンホールMは、メーカー,場所などによって、その径は大きさを異にしているが、予めマンホールMの大きさに応じて左右2本の腕杆9,9の表面の軸孔10,10の設置箇所を定めて置くことにより、枢支部19を設けて一又は二の大小長さを異にした長さ調節杆17を用いて、あらゆる大きさのマンホールMの取替交換のための汎用性可能な路面切断作業に適用できる。
また本発明によれば、載置本体1の回転中心は、二本の腕杆9,9に対する
Figure 0004213196
の長さ調節杆17による左右の軸ピン16の中央箇所に設けたので、装置本体1の360°回転移動も円滑に行なえると共に、凹面円弧状カッターCへの負荷も、機構上無理なく与えられるので、長期の使用に耐えられ、短時間での切断処理が得られる効果を有する。
つぎに本発明の枠体2を支持し、かつ装置本体1を所望のマンホール径に応じた円周上で正しく回転させるための滑車22の規制構成について、図9に基づいて実施例を説明する。
この実施例は、4個の滑車22のうちの1個の滑車22の構成を示すものであるが、他の滑車22については実施例で示される構成と実質同一であり、取付位置の相違に起因する個々の構成の規制板27に設けられる各種マンホールMの径の変化に基づく滑車係止溝28,28,……の位置形状を異にするだけである。
以下に、詳細を示す。
29は滑車22の支持枠30に設けた水平方向の支持軸、31は支持枠30より外方に延長附設した支持板、32は支持板31に止ねじ33で、滑車22を水平方向に回動できる可動片を示し、可動片32を支持軸29を中心として回動させると、可動片32と連動する滑車22を同一傾斜位置に回動させることができる。
この可動片32は、前記規制板27の各種マンホールMの径の変化に基づく連続した規制板27の外周に設けた滑車係止溝28,28,……のそれぞれの位置に、バネ34の張力を介して安定した状態で係止固定させることができるようになっている。
即ち、滑車係止溝28,……は順次とマンホールMの径が900mmの時はr1、950mmの時はr2、1200mmの時はr3、1500mmの時はr4、1800mmの時はr5、2100mmの時はr6として、マンホールMの外周の路面の切断作業の際の位置決めピン14からの正確な円弧上に滑車22を傾斜させることができるものである。
4個の各滑車22は、すべて規制板27に設けた滑車係止溝28の特定のマンホールMの径に合致した回転半径を設定できるので、作業者は移動用ハンドル23で軽く押圧するだけで、常に一定の回転半径を保持して装置本体1を移動させることができる。
なお、装置本体1の後部には枠体2の中央にユニバーサルの移動用小滑車34を設け、螺杆構成の昇降ハンドル軸35によって作業時は滑車22の高さより高い位置に上昇させて置き、不使用時には路面上と当接させて後部の2個の滑車22を杠上させ、前部の2個の滑車22との3個の滑車を利用して装置本体1を直進移動させることができる。
前部の2個の滑車22は、可動片32を規制板27の直進溝28aに係入させて滑車22を直進状態に変化させて、装置本体1を直進ないしは直進に近い方向へ移動させることができる(図3参照)。

Claims (7)

  1. マンホールを修復交換のために、既設のマンホールの外周に沿って、前記マンホールの中心を軸として路面上を円形に回転させ乍ら平面円形に、かつ、立体的に球面状に路面を切断する汎用型円形球面カッター装置であって、装置本体にはマンホールの直径に応じて異なる複数曲率を有する円弧状カッターを着脱自在に従動軸に装着できる駆動と、この駆動を載置できる載置板と、前記載置板を載置する滑車を備えた枠体とを設け、この枠体には左右の二本の腕杆を設け、この腕杆上に順次と径の異なる多数のマンホールに一致した中心軸上で枢支できる左右一対の軸孔を設けると共に、この軸孔と一致連通する枢支部を有する長さ調節杆を、前記載置板の挿込孔内に着脱かつ長さ調節自在に設け、前記載置板と枠体間に設けた可傾調節杆を介して、前記枢支部で枢支される載置板を上下の垂直方向に回動させて、長さの異なる種々の径を有するマンホールの大きさに適した大きさのマンホールの外周外方の路面を水平方向に沿って載置板を回転させ乍ら切断できるようにして成ることを特徴とする汎用型円形球面カッター装置。
  2. マンホールを修復交換のために、既設のマンホールの外周に沿って、前記マンホールの中心を軸として路面上を円形に回転させ乍ら平面円形に、かつ、立体的に球面状に路面を切断する汎用型円形球面カッター装置であって、装置本体にはマンホールの直径に応じて異なる複数曲率を有する円弧状カッターを着脱自在に従動軸に装着できる駆動源と、この駆動源を載置でき、かつ最小径のマンホールの中心軸上で枢支できる左右一対の枢支部を備えた載置板と、前記載置板を載置する滑車を備えた枠体とを設け、前記枠体には左右の二本の腕杆を設け、この腕杆上に順次と径の異なる多数のマンホールに一致した中心軸上で枢支できる左右一対の軸孔を設けると共に、この軸孔と一致連通する枢支部を有する長さ調節杆を、前記載置板の挿込孔内に着脱かつ長さ調節自在に設け、前記載置板と枠体間に設けた可傾調節杆を介して、前記枢支部で枢支される載置板を上下の垂直方向に回動させて、長さの異なる種々の径を有するマンホールの大きさに適した大きさのマンホールの外周外方の路面を水平方向に沿って載置板を回転させ乍ら切断できるようにして成ることを特徴とする汎用型円形球面カッター装置。
  3. 長さ調節杆は、マンホール径の900mm〜950mmの中程度の長さ調節杆と、1200mm〜2100mmの最大径の長さ調節杆の少なくとも2種類を備えて成ることを特徴とする請求項1または2記載の汎用型円形球面カッター装置。
  4. 駆動源のカッターを着脱交換自在に装着する従動軸は、載置板の下部中央に枢支され、かつ従動軸の軸方向はマンホール蓋の中心に向うと共に、載置板の左右一対の枢支部および左右一対の枢支部を備えた長さ調節杆の中心位置に臨まれるようにして成ることを特徴とする請求項1または2記載の汎用型円形球面カッター装置。
  5. 長さ調節杆は、左右の挿込片を有する平面
    Figure 0004213196
    として成し、この左右の挿込片を載置板の挿込孔内に調節自在に挿込み、端部に設けられる枢支部を枠体の腕杆に設けた軸孔と一致させ、軸支させることができるようにして成ることを特徴とする請求項1または2記載の汎用型円形球面カッター装置。
  6. 滑車は、装置本体の前部および後部に夫々2個計4個設け、かつ規板を設け、この規制板に設けた滑車係止溝に、滑車と連動する可動片を着脱自在に係止させて、滑車の回転方向を規制すると共に、前記滑車係止溝は規制板の外周に沿ってマンホールの径の異なる大きさに応じて必要数設けて成ることを特徴とする請求項1記載の汎用型円形球面カッター装置。
  7. 装置本体は、前部又は後部の中央箇所にユニバーサルの小滑車を昇降自在に配設し、装置本体の移送時のみ前部または後部の2個の滑車の接地に代わり、下降させてユニバーサルのキャスターを接地させて、後部または前部の滑車2個と計3個の滑車で好みの方向に移動させることができるようにして成ることを特徴とする請求項1記載の汎用型円形球面カッター装置。
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