JP4213136B2 - 画像表示保持体 - Google Patents

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Description

本発明は、写真画像、印刷物、コンピュータ画像処理されたデジタル画像などの画像(本発明においては、これらの写真画像、印刷物、あるいはそれに相当する書画などの実物画像を含めて「シート状画像」と称する。)を保持して表示する画像表示保持体、特に、画像を画像表示保持体に収納する場合に、所定の収納位置に確実、且つ容易に配置出来る画像表示保持体に関する。
近年、特にデジタル写真や、コンピュータ画像処理技術の著しい発展に伴って、中高生などでもデジタル画像を容易く作成できるようになると共に、作成したデジタル写真画像の画像表示保持体(例えば、写真表示パネル)、即ち、従来絵画などの画像を収納、保持する額縁などのような画像表示保持体が要求されるようになっている。然しながら、現在、一般市場で購入できる画像表示保持体は、価格、外観、品質の点で問題があり、作品に相応する価格の写真画像用の表示保持体を一般市場で入手することが極めて困難である。
従来、台シートの上に乗せた写真などの展示物を、裏から粘着テープで止められるようにし、また、展示物のサイズや止め位置と方向に、自由性を持たせるために、「(イ)台シートに窓穴形式の位置決め部を設けて、乗せて位置させた写真等を台シートの裏面から粘着テープなどで貼りとめられるようにする。(ロ)台シートと透明シートの間に写真等を挟むものであって、台シートに窓穴形式の位置決め部を設ける。(ハ)いずれか一方が透明でなる二枚のシートを重ね、隣合う二辺を固着し、挾み込む写真等の位置決め部を複数設けた展示パネル」が知られている(特許文献1)。しかしながら、このパネル材では、接着材を使用するためにシート状装飾物および台シートが汚れる欠点があり、またその保持位置へのシート状物の正確で速やかな配置も容易に行われない欠点があった。
また、シート状画像を所定位置に保持して簡単な作業で体裁よく表示するパネル材の提供を目的とした、「透明樹脂板の裏面側の全面に、強い接着力を有する透明な接着剤層を設けるとともに、その接着剤層の表面に剥離性シート材を被着し、その剥離性シート材の端辺縁部に切れ目を入れて、剥離性シート材の端辺縁部を部分的に剥離可能とした装飾用パネル材において、前記剥離性シート材の表面の、前記切れ目が入れられた端辺縁部とは反対側の端縁部に、シート状装飾物を剥離性シート材の表面に接着させるとともに容易に引き剥がすことが可能である程度の弱い接着力を有する位置決め用の接着部を設け、その接着部により前記透明樹脂板と同等の大きさのシート状装飾物を前記剥離性シート材の表面に仮留めして透明樹脂板に対しシート状装飾物を位置決めすることを特徴とする装飾用パネル材」が知られている(特許文献2)。しかしながら、このパネル材では、前記先行技術と同様に接着材を使用するためにシート状装飾物が汚れる欠点があり、またその保持位置へのシート状物の正確で速やかな配置も容易に行われない欠点があった。
さらに、利便性が高く、汎用性の広い写真掲示パネルに関するものとして、「写真掲示装置のパネル部分に透明アクリル板若しくはガラス板を使用し、パネルの裏面に写真を配置するために必要な面積を中央部に窓抜きし、着磁強度を維持するために十分な面積を窓枠部分に残した着磁性金属箔を接着又はプラスティック成形時に裏面に溶着し、窓枠の面積を超えず且つ十分な着磁強度を維持するサイズに裁断したシート状磁石で写真を裏打ちする状態で窓枠内に固定し、窓枠とシート状磁石を着磁させ、写真を掲示する装置」が知られている(特許文献3)。しかしながら、この装置(パネル)においては、着磁性金属箔からなるシート状磁石を用いたり、さらに写真の配置部分の窓抜きという作業を要求されるなど、格別な材料と複雑な作業とを必要とし、また写真のサイズや表示位置の変更に直ちに対応することは困難であった。
特開平11−151150号公報 特開2000−335200号公報 特開2002−51886号公報
本発明は、従来観光地で販売されていた絵葉書を購入する程度の感覚で、専門家が作成した観光地の代表的風景写真画像を収納した画像表示保持体を購入し易い環境をつくることによって、近年衰えた絵葉書販売に変わって観光地の経済に寄与し、更に、購入者が帰宅後に自ら撮影したデジタル写真を素材としたデジタル写真画像を含め、自己の作品であるデジタル写真画像を購入画像と容易く所定位置に置換できる画像表示保持体を提供することを目的としている。
より具体的には、本発明は、以上のような従来の写真などの表示保持体の有する欠点を解消し、製作時間を極めて短縮でき、また組立て、分解が個人でも容易に、迅速に行うことができ、また、接着剤あるいは磁性材料などの格別な材料を要することもないシート状画像の表示保持体を提供することを課題とする。さらに、シート状画像の飾りつけも極めて容易に迅速かつ正確に所定位置に配置することができる画像表示保持体を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記目的を達成するために以下のような構成を有する。
第一の態様において、本発明は、矩形のシート状画像を表示保持する画像表示保持体であって、前記シート状画像の画像表面を覆う透明の第1矩形板状部材Aと、その透明第1矩形板状部材Aと同形、同寸であって、前記シート状画像を前記透明第1矩形板状部材Aの所定位置に位置決めさせ、前記シート状画像の裏面に配置される透明第2矩形板状部材Bと、前記透明第1矩形板状部材Aと透明第2矩形板状部材Bの間で前記シート状画像を前記所定位置に圧接保持させる圧接部材Dを含んで構成され、前記透明第2矩形板状部材Bは、前記シート状画像に圧接する平面の中心点(透明第2矩形板状部材Bの角部F1、F3およびF2、F4を結ぶ各対角線の交点)と、その中心点を通り、圧接平面の上下縁に垂直であって、前記シート状画像の上下縁より外側部分を含まない直線部分が表示されていることを特徴とする画像表示保持体に関する。
第二の態様において、本発明は、第一の態様の画像表示保持体であって、更に透明第1矩形板状部材Aと同形、同寸の基板Cを有し、矩形のシート状画像を透明第1矩形板状部材Aと透明第2矩形板状部材Bの間に保持し、且つ透明第2矩形板状部材Bの裏面に基板Cが接触した状態で、これら透明第1矩形板状部材A、透明第2矩形板状部材Bおよび基板Cが上、下、左右側縁において合致するように一体として、前記圧接部材Dによって圧接状態で組立てられることを特徴とする画像表示保持体に関する。
第三の態様において、本発明は、第二の態様の画像表示保持体であって、前記基板Cは、透明第1矩形板状部材Aと相似形であり、前記透明第1矩形板状部材A、透明第2矩形板状部材Bおよび基板Cが一体に組立てられた状態で、前記透明第2矩形板状部材Bの側縁から所定範囲で一様に外側にはみ出る大きさの矩形平板であることを特徴とする画像表示保持体に関する。
第四の態様において、本発明は、第二または第三の態様の画像表示保持体であって、前記圧接部材Dはボルトおよびナットから構成され、また前記透明第1矩形板状部材A、透明第2矩形板状部材Bおよび基板Cにより、シート状矩形画像表示保持体が一体に組立てられた状態で、前記画像表示保持体の角部F1、F3およびF2、F4を結ぶ各対角線上において、各角部突端より等距離である角部近傍であって、前記透明第1矩形板状部材A、透明第2矩形板状部材Bおよび基板Cを前記ボルトが貫通し得る位置に貫通孔Eが形成されていることを特徴とする画像表示保持体に関する。
第五の態様において、本発明は、第二〜第四のいずれかの態様の画像表示保持体であって、基板Cが一様に着色されていることを特徴とする画像表示保持体に関する。
第六の実施態様において、本発明は、第三〜第五のいずれかの態様の画像保持体であって、基板Cはシート状画像の大きさに対応する幅の着色された縁を形成することを特徴とする画像表示保持体に関する。
第七の態様において、本発明は、第一〜第六のいずれかの態様の画像表示保持体であって、画像表示保持体の背面に画像表示保持体を垂直壁面に懸垂保持する保持部材を有することを特徴とする画像表示保持体に関する。
第八の態様において、本発明は、第一〜第六のいずれかの態様の画像表示保持体であって、画像表示保持体を設置する平面に対する画像表示保持体の角度を調節可能に保持する保持部材を有することを特徴とする画像表示保持体に関する。
第九の態様において、本発明は、第一の態様の画像表示保持体において、前記透明第2矩形板状部材Bの全体に対して設けられた、前記シート状画像に圧接する平面の中心点と、その中心点を通り、圧接平面の上下縁に垂直であって、前記シート状画像の上下縁より外側部分を含まない直線部分を含む組合せ(配置基準線ユニット)が、前記透明第2矩形板状部材Bを側縁および上下縁に並行する仮想分割線により矩形に区分された矩形ユニットに対して表示されていることを特徴とする請求項1に記載の画像表示保持体に関する。
第十の態様において、本発明は、矩形のシート状画像の表面を覆う透明の第1矩形板状部材Aと、その透明第1矩形板状部材Aと同形、同寸であって、前記シート状画像を前記透明第1矩形板状部材Aの所定位置に位置決めさせ、前記シート状画像の裏面に配置される透明第2矩形板状部材Bと、前記透明第1矩形板状部材Aと透明第2矩形板状部材Bの間で前記シート状画像を前記所定位置に圧接保持させる圧接部材Dを含んで構成され、前記透明第2矩形板状部材Bは、前記シート状画像に圧接する平面の中心点(透明第2矩形板状部材Bの角部F1、F3およびF2、F4を結ぶ各対角線の交点)と、その中心点を通り、圧接平面の上下縁に垂直であって、前記シート状画像の上下縁より外側部分を含まない直線部分が表示されていることを特徴とする矩形のシート状画像を表示保持する画像表示保持体であって、前記透明第1矩形板状部材Aは前記上縁から更に上方向に前記透明第1矩形板状部材Aと同形、同寸の面積をもって延長され、少なくともこの延長部分A1の下縁部分が透明第1矩形板状部材Aの裏面と圧接触する状態で、且つ前記第1矩形板状部材Aの上縁に沿って第1矩形板状部材Aの裏面側に折曲げられ、この折曲げられた透明第1矩形板状部材Aの延長部分A1が前記圧接部材Dを形成していることを特徴とする画像表示保持体に関する。
本発明は、前記のごとき構成を有することにより、従来観光地で販売されていた絵葉書を購入する程度の感覚で、専門家が作成した観光地の代表的風景写真画像を収納した画像表示保持体を購入しやすい環境をつくることによって、近年衰えた絵葉書販売に変わって観光地の経済に寄与し更に、購入者が帰宅後に自ら撮影したデジタル写真を素材としたデジタル写真を含め、自己の作品であるデジタル写真画像を購入画像と容易く所定位置に置換できる画像表示保持体を提供できる。
本発明は、また、より具体的には、以上のように従来の画像表示保持体のように、格別な材料も複雑な作業も必要とせず、また所定位置への画像の配置も接着剤を用いて周辺を汚すこともなく、さらに始めて画像表示保持体を組立てる人にとっても極めて容易に、しかも画像を表示保持体の所定位置に迅速かつ正確に配置できるという利点を有する。さらに本発明は、製作時間を極めて短縮でき、製作コストも低減できる利点を有する。
次に本願発明の画像表示保持体について実施例により、具体的に説明するが、本発明は、この実施例に限定して解釈されるべきではなく、本発明の基本的技術思想の精神に沿って、特許請求の範囲、明細書および図面の記載に基づいて解釈されるべきである。
本発明において、最も重要な構成要素である前記透明第2矩形板状部材Bについて図3を参照して説明する。前記透明第2矩形板状部材Bに表示される配置基準線(部材Bに記載、印刷、刻印などにより表示する。また配置基準線を表示した付着性透明シートを別途用意して、それを付着することにより、配置基準線を表示してもよい。)は、前記シート状画像に圧接する透明第2矩形板状部材Bの平面の中心点H(透明第2矩形板状部材Bの角部F1、F3およびF2、F4を結ぶ各対角線の交点)と、その中心点を通り、圧接平面の上下縁に垂直であって、前記シート状画像Xの上下縁より外側部分を含まない直線部分Iである。ここで、前記シート状画像Xに圧接する透明第2矩形板状部材Bの平面の中心点、つまり透明第2矩形板状部材Bの角部F1、F3およびF2、F4を結ぶ各対角線の交点は、組立てられた状態の画像表示保持体の中心点、つまりその画像表示保持体の角を結ぶ対角線の交点でもある。図3中、正方形の破線で示されているのは、矩形のシート状画像Xの位置を示すために記載されたものであって、透明第2矩形板状部材Bに実際に表示されるものではない。E1は、詳しくは後述するが、画像表示保持体を組立てて一体化するための、図2に示すボルトD1の貫通孔を示す。組立てられた状態を確保するためには、貫通孔E(E1)内側面にボルトD1に切ったねじ山に対応するねじ溝を切ることが好ましい。
上記配置基準線の態様はさまざま考えられるが、少なくとも、中心点(透明第2矩形板状部材Bの角部F1、F3およびF2、F4を結ぶ各対角線の交点)が判明できるように表示されており(具体化手段としては、点を直線部分より大きくする、濃くする、異なった色にするなどが考えられる)、またその中心点を通り、圧接平面の上下縁に垂直であって、前記シート状画像の上下縁より外側部分を含まない直線部分(ここでは、説明を短くするために「垂直線部分」あるいは「垂直線」と称する)の一部が表示されていることが必要である。より具体的には、矩形のシート状画像を表示保持する場合に、そのシート状画像の裏面にシート状画像の中心点(画像の角を結ぶ対角線の交点)とその交点を通る垂直線部分を表示し(つまり、配置基準線を表示し)、そのシート状画像裏面の配置基準線と、透明第2矩形板状部材Bの表面に予め表示された中心点とその中心点を通る垂直線部分、つまり透明第2矩形板状部材Bの配置基準線とを一致させて、シート状画像の画像表示保持体を所定位置に配置できる目的を達成できるものであればよい。したがって、前記垂直線部分は、前記中心点を通ると規定しているが、この意味は、上記目的を達成する限り、中心点から上方のみに、あるいは下方のみに延びる垂直線部分であってもよい。また、この垂直線は、断続するものであってもよい。
さらに、配置基準線を構成する直線部分には、中心点を通る水平方向の直線部分を含んでいてもよい。また、この直線部分は、中心点を通る垂直線部分と水平線部分と並行する直線部分を複数有していてもよい。多数の直接部分の場合、たとえばマス目状であってもよい。いずれにしても、矩形のシート状画像を透明第2矩形板状部材Bに、各々の配置基準線を一致させることにより配置した場合、その第2矩形配置基準線が、矩形のシート状画像の端縁からはみ出さないようにすることが必要である。
さらに、本発明は、以下のとおり、主に一つのシート状画像に対する画像表示保持体に関して説明するが、前記の各実施形態を一つの配置ユニットとして、複数のシート状画像を配置することができる。具体的には、横長(縦長)の保持体を準備して、その透明第2矩形板状部材B(図9B参照)に関して、複数に、例えば仮想分割線Zにより2等分して、各区分B1、B2を一つのユニットの画像表示部分と考えて、図3における透明第2矩形板状部材Bの中心点Hと(対角線F1-F3と対角線F1−F3との交点)と垂直線Iの組合せ(配置基準ユニット)と同様に、各区分B1、B2に対して、中心点H1、H2と垂直線I1、I2の各々の組合せ(配置基準線ユニット)を表示する。そして、その一つのユニットに対して表示すべきシート状画像に表示する配置基準線ユニットを対応一致させて、それぞれのシート状画像X1、X2を適正に配置表示することにより、一つの画像表示保持体に対して複数のシート状画像を表示・保持することができる。この考え方に従えば、小さなユニットを一つの表示保持体に縦横複数の表示部分を設けて、新たな装飾画像表示保持体として楽しむことができる。この場合は、第2矩形板状部材Bに配置基準線ユニットを2つ以上表示する必要がある。また、異なった配置基準線ユニット表示した透明第2矩形板状部材Bをセットとして準備して交換可能とすることもできる。さらに、上記配置基準線ユニットの線に沿って目盛りを付けることもできる。また交点Hを中心として所定角度ごとに半径方向の線分を表示することもできる。
透明第2矩形板状部材に表示する配置基準線は、予め表示されているものであるが、それに対応する矩形のシート状画像の裏面に表示される配置基準線は、表示保持する際にその裏面に描画してもよいし、また予め印刷などの方法で、裏面に表示しておくこともできる。矩形のシート状画像がシート状写真、印刷物などのように多量に製作されるものの場合、その裏面に予め配置基準線を印刷などの方法で予め表示しておくことが、表示保持の迅速性、簡便性、確実性などの観点から望ましい。
また、本発明の実施形態においては、矩形のシート状画像を表示保持することについて説明したが、前記本発明の態様にそって実施できるものであれば、その形状は、多少の変形は可能である。また、それに応じて、透明第1矩形板状部材A、透明第2矩形板状部材Bおよび基板Cの形状・寸法についても同様に、本発明の目的と構成に沿った範囲で変形は許容できる。しかしながら、長方形、正方形、これらの形状に近い台形、あるいはこれらを隅取り処理をした程度のものがより好ましい。
また、基板Cと透明第2矩形板状部材Bとの間に一枚以上の介在板状部材を配置して、例えば、額縁状に画像表示保持体の周縁部分を階段状にするなどにより装飾効果を上げることもできる。階段状に形成する場合の階段のステップ幅に相当する部分、あるいは実施形態などの基板Cが透明第2矩形板状部材Bの側縁から外側にはみ出す部分は、目指す装飾効果に応じて選定できるが、一つの目安として例えば、横幅20cm程度までの保持体の場合では、3〜10mm程度の範囲で選定することができる。また、周縁部に凹凸を設けたり、また曲面を設けたりすることもできる。このような修飾を伴う場合、共通する貫通孔E(図2参照)により、透明第1矩形板状部材A、透明第2矩形板状部材B、基板Cなどの中心点が一致するように、留意することが必要である。
本発明の、透明第1矩形板状部材Aおよび透明第2矩形板状部材Bの材料は、格別限定されず、透明なプラスチック、ガラスなどが使用可能であるが、軽量で運搬および取扱いのし易さからはプラスチック材料が好ましい。透明(着色される場合も含む。但し、透明第1矩形板状部材Aは無色透明である。)なプラスチック材料としては、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル樹脂、透明塩化ビニル樹脂などが例示できる。その内、アクリル樹脂からなる透明第1矩形板状部材Aと、透明塩化ビニルからなる透明第2矩形板状部材Bの組合せが好ましい。透明アクリル樹脂板はある程度の硬度および強度があり、また透明塩化ビニル樹脂板はある程度の柔軟性、圧縮性があることから、それらを組合せることで、保持・固定と形態保持性が確保できる。また基板Cの材料としては、板状のプラスチック材料、金属材料、木材などが利用できる。軽量性およびコストの観点から少なくとも木材を利用する場合は、画像を収納表示した状態において、画像を取囲む周縁部分が一様に着色(塗装又は色紙使用)されていることが望ましい。
本発明の画像表示保持体を利用するに当たっては、例えば、矩形のシート状画像の裏面に配置基準線が表示されていない場合は、以下のようにして配置基準線を描画する(図4参照)。まず、矩形のシート状画像の裏面にそのシート状画像の角を結ぶ対角線線f1−f3および対角線f2−f3を描き、その交点hを記録・表示し、次いでその交点hを通る垂直線i(側縁f1-f2に平行し、上縁f1−f4に直交する)を記録・表示し、これを矩形のシート状画像の裏面に表示した配置基準線とする。
ここで、そのシート状画像の裏面にある配置基準線(図4の中心点hと垂直線部分i)と透明第2矩形板状部材Bに表示した配置基準線(図3の中心点Hと垂直線部分I)とを重なるように調整・配置して、その後、シート状画像の画像表面側に透明第1矩形板状部材Aを重ねて、次いで、透明第1矩形板状部材Aと透明第2矩形板状部材Bとを、あるいは状況に応じて、更に基板Cとを、それらの隅部に設けた貫通孔EにボルトD1を貫通させ、その後ナットD2により、それらを一体として、緊密に接合させることで、位置ずれのないシート状画像を組込んだ画像表示保持体Yを形成する(図1、図2、図5A、5B、図6Cおよび図9A参照)。
図1は中国の代表的景勝地Mt.Hungshanで撮影した銀塩写真を素材とし、デジタルコンピュータ画像処理によって作成した風景写真を表示保持した本発明による矩形(この場合は、矩形の内の正方形)の画像表示保持体Yの正面図である。この画像表示保持体Yは、図1および図2(図1で画像表示保持体の側縁に平行の直線I−Iに沿った断面図)に示すように、上から透明第1矩形板状部材(以下単に「第1部材」と言うことがある)A、矩形のシート状画像(以下単に「画像」ということがある。本実施例においては、矩形画像の周囲は一定幅の白色縁X0で取囲んでいる。)X、透明矩形第2矩形板状部材(以下単に「第2部材」と言うことがある。)B、基板Cの順序で立方体状に重ねられ、ボルトD1、ナットD2で構成された圧接部材Dで前記立方体を圧接固定して画像Aを表示保持した状態である。ここでボルトD1、ナットD2は、少なくとも画像表示保持体Yが矩形のシート状画像Xを所定位置に配置した状態で圧接固定されるのに必要な範囲でねじが切ってあればよい。各部材の相互のずれをより防止するためには、貫通孔E内面にボルトD1のねじに合わせて、ねじ溝を切るのがよい。
この組立て構成に使用された第2部材Bは、その片側表面に、図3に示すように、4角F1、F2、F3、F4の対応する2点を結ぶ二つの対角線F1−F3、F2−F4の交点(第2部材の表面の中心点)Hと、その交点を通り、上下縁F1−F4とF2−F3に直交する直線部分(垂線部分)Iを表示する。ここで、この直線部分Iは、矩形シート状画像Xで覆われる範囲で表示されている必要がある。画像の上下端より外側の部分が表示されると、画像表示保持体を組立てたとき、その外側にはみ出した直線部分が見られることになるからである。
前述のように、図1に示した画像表示保持体の構成部材である第1部材A、第2部材B、基板C(基板Cの接触面が薄鼠色の紙を付着して一様に着色されている)により構成された前述の立方体を締付けて固定する固定部材Dは、ボルトD1、ナットD2式の締付部材であってもよい。締付けボルトD1の貫通孔Eは、図2および図3の第2部材Bを例として説明すると、二つの対角線F1−F3およびF2−F4の各両端F1、F3およびF2、F4から対角線の交点H方向に対角線上のやや内側の等距離位置、例えば1〜3cmの範囲から選ばれた位置に、透明第2部材Bの平面に対し垂直のボルト貫通孔E(E1)をあけている。その他の部材(画像を除く)についても前記4個の貫通孔E(E1)と同寸、同形の孔を前記4個の開口位置にあわせて貫通孔E(E1)を形成させれば、これら部材を組み立てて立方体を形成させた後に前記の4つボルト貫通孔Eが形成され、これらの貫通孔Eにそれぞれ締め付けボルトD1を通してナットD2で締付けると目的とする画像表示保持体Yを形成させる結果となる。
以上述べた画像表示保持体の第1部材Aの所定位置、即ち、第1部材Aの中心点を中心として、第1部材Aの側縁に対し矩形のシート状画像X(単に「画像X」とも言う)の側縁が平行する位置(所定位置)に画像Xを保持させるには、先ずシート状画像Xの裏面(図4参照)において、画像Xの4隅(f1、f2、f3、f4)を通過する二つの対角線J1(f1−f3)、J2(f2−f4)を描き、その交点(矩形のシート状画像Xの中心点)hを表示する。次いでその中心点(交点)hを通り、画像の両側に平行する直線(つまり、画像表示保持体を立てた状態の垂直線)iを描き、第2部材B(正方形)をかさねて、両者の中心点(交点)(H、h)と垂直線部分(I、i)(それらで構成される配置基準線)を各々一致させれば、画像は第1部材Aの前記所定位置に配置させることとなる。若し前記画像Xと第1部材Aの上縁との間隔を、下縁との間隔と比較して少なめにする場合は、第2部材Bの垂直線部分Iと画像Xの垂直線部分iとを一致させた状態で、第2部材Bの中心点Hに対し画像Xの中心点hを上にずらせばこの所定位置に画像を位置させることができる。画像表示保持体を組み立てる際に第2部材Bに対するシート状画像Xの位置ずれの発生を確実に防止するには、シート状画像Xの裏面に糊などの接着剤を少し付着させておけばよい。接着剤の使用を避けたい場合、例えば第2部材Bをプラスチック材料で形成すれば、静電気作用を利用することで、シート状画像Xは第2部材Bに張り付いた状態となり、それを第1部材Aおよび基板Cと組立てている間に、シート状画像Xが移動することを避けることができる。この際、第2部材Bに垂直線部分Iの他にそれと直交する水平線(図示せず)を表示する場合には、シート状画像の裏面にそれに応じて、前記垂直線Lと直行する水平線を設けることで、表示する画像を水平方向への移動を正確で容易にすることもできる。
第1実施例で説明したシート状画像表示保持体Yは、従来の額縁とは異なった審美感を与えることから、基板Cにおいて、画像を取り囲む部分に相当する部分Y0またはY0とR(図1、図2および図5A、5B参照)を画像にあわせた色に着色したものを採用すれば画像美を引立たせることが出来、或いは額縁的効果を発揮させるに、少なくとも画像を取囲部分だけでも(勿論、全面でもよい)、額縁として審美感のある幾何学的模様をつけるなどの処置を施すことによって、大した経費を追加することなく、既存の額縁に劣らぬ画像表示保持体とすることができる。
実施例2は、本発明の第三の実施態様である基板Cの表面が第1部材Aの上下、左右側縁より外方に等幅で突出した形状を有することを特徴とする画像表示体Y(図5Aおよび図5B参照)に関して、第1実施例に採用したシート状画像Xを収納表示した画像表示体(図1および図2参照)との比較において説明する。
図1と図5A、図2と図5Bを比較すれば、明らかなように、実施例1の画像表示保持体Yと実施例2の画像表示保持体Yとの間の構成上の相違は、実施例1では、基板C、透明第1矩形部材A、透明第2矩形板状部材Bが同一寸法であるのに対して、実施例2では、基板Cが同一の幅をもって、透明第1矩形部材A、透明第2矩形板状部材Bの上下、左右縁より外方に飛び出した縁取り部Rを形成し得る寸法の大きい平板であることである。これにより周縁部に立体状の段差ができて、実施例2の画像表示保持体の外観は、従来の額縁により近くなり、画像表示保持体としての外観は向上している。
次に第1実施例と比較し、極めて製作容易な画像表示保持体としての第3実施例について、図6A、図6B、図6Cを参照して説明する。第3実施例は、基本的形態はカードスタンドのメッセージ用紙保持表示具として知られたものを利用するものであるが、従来知られた構成の保持表示具そのものでは本発明の前記各目的を達成できない。
図6Aは、発明者の一人が北海道鶴居村で撮影した丹頂鶴の写真を素材としコンピュータ画像処理によって作成したデジタル画像X(X0は、画像の周囲の白枠を表わす)を収納表示した画像表示保持体Yの正面図を示している。図6Bで明らかなように、第1部材Aと同形、同寸の延長部分A1が第1部材Aの上縁から上縁に対し垂直方向に延長され、この延長部分A1が、第1部材Aの上縁にそって、下縁方向に、両者の間の隙間A2を維持し、且つ、延長部分の下端部が第1部材Aの下端に対し圧接する条件で折曲げられる。したがって、第1部材Aと折曲げられた延長部分A1の隙間に画像Xを所定位置に保持した第2部材Bと相互の外縁を合致させた状態で上載せした基板Cを前記隙間A2(第1部材Aとその延長部分A1の間に形成された前記隙間)に挿入することによって、前記延長部分A1の下縁部分が第1部材Aの下縁に対し圧接状態で外方に変形され、この変形に対する延長部分A1の抵抗力が前記挿入物体を保持する機能を発揮する。尚、前記隙間に挿入する挿入物の厚さは、第1部材Aと延長部部分A1の折曲上部の隙間A2(図6B参照)より厚さが小さいことが第3実施例の画像表示保持体の保持機能を維持するために必要である。以上の説明から明らかなように、前記延長部分A1は、第1実施例の固定部材の機能を果たすことから、本願発明では第3実施例の固定部材を構成している。この画像表示保持体Yの下端をその幅に応じた溝を有するスタンド状保持具に挿入して机上に飾ることができる。
因みに、第3実施例でも、画像を第2部材Bの所定位置に確実に保持させる手法は第1実施例の場合と同一原理に基づくので、その説明は省略する。また、第1部材(延長部分を含む)としては、第1実施例と同様にアクリル樹脂や、再生ペット樹脂(ポリエチレンテレフタレート樹脂)による透明第2部材であるが、前述の説明からも明らかなように、極めて単純な構造であるので、第1実施例の画像表示保持体と比較して安価に供給することができるが、画像表示保持体として、上縁部分の外観が下縁と異なり、第1実施例および第2実施例の画像表示保持体と比較すれば、保持安定性、所定位置への配置確実性、審美性が劣る。
尚、画像を表示させた画像表示保持体Yを壁面に吊下げるには、第1実施例を対象として、図7Aおよび図7B(図7Aの側面図)を用いて説明すれば基板C(図5Aおよび5B参照)の上縁の両端の貫通孔E1に対応する位置に開口M1を設けた図7A(平面図)に示す保持部材Mを組合せればよい。より詳しく説明すると、この保持部材Mは二つの開口M1の中間位置に下方に向かった第2部材部M2を有し、この第2部材部M2の中間位置表面から垂直に二つの突起M3を二つの開口M1の中心軸と平行位置に形成させ、この二つの突起M3に画像表示保持体Yを壁面から突出した釘状の支持体に吊下げる紐を通す開口M4(図7B)を設けている。したがって、通常の額縁と同様に第1実施例の画像表示保持体を吊下げ表示することができる。第3実施例の場合でも前記第2部材部M2を延長部材A1の背面で上方の中央位置に固定すれば第1実施例と同一効果を得ることとなる。
又画像表示保持体Yを水平保面に対し、所定角度で保持する手段もボールジョイントなどの手段があるが、一例として、第1実施例を対象として、図8A、図8Bおよび図8Cを用いて説明すれば、基板Cの背面で中央位置に上下内面が凹面となった水平溝N1を開口させ(図8B参照)、開口溝N1に差込契合する上下面が前記凹面に対応する凸面となった差込部O1を先端部とする矩形(細長い)支脚部材Oと支脚部材Oの下方部分を滑脱自在に保持する空洞部を有する調整部材Pと前記支脚部材Oを調整部材Pに固定する固定ねじ部材Qによって構成された保持部材N(図8A参照)を使用すれば、矩形支脚部材Oと調整部材Pとの相互位置を調整することによって、画像表示保持体の水平面保持面に対する傾斜角度を調整することが容易に可能となる。第3実施例の場合でも延長部分(固定部材部分)に同様の措置をとればよい。
以上述べた三つの実施例から明らかなように、本願発明による画像表示保持体は、特に透明第2矩形板状部材Bの採用によって、表示画像(シート状画像)を使用者が望む画像表示保持体の所定位置に確実、且つ容易に保持することが可能となったばかりでなく、特に額縁的審美性を必要とする場合は基板Cを部厚くし、第1部材の価格を出来るだけ安価にするため、この部材を従来の製品に比べてより薄くすることによって、機能の割に安価とするなどの対策を適用しても、審美性、機能性を満足させた画像表示保持体を提供することが可能となり、更に、室内の装飾にこだわることが特にない場合は更に安価な第3実施例の画像表示保持体を提供することを可能とした。
本発明の他の態様として、画像表示保持体を横長の長方形として、それを二等分し、それぞれに矩形のシート状画像を表示した画像表示保持体Yの正面図を図9Aとして、またそれに使用される仮想分割線Zを中心として2等分された画像表示ユニットB1およびB2を有する透明第2矩形板状部材Bを図9Bとして記載する。各部分の記号は前記の対応部分と同様である。この実施態様では、図9Aに示されるとおり、透明第1矩形板状部材Aと透明第2矩形板状部材Bとの寸法は同じであり、基板Cはそれらより、寸法を大きくすることで、縁取りRを形成している。図9Bに示すように、この実施態様の透明第2矩形板状部材Bには、その透明第2矩形板状部材Bを側縁および上下縁に並行する仮想分割線Zにより矩形に区分された左右の矩形の画像表示ユニットB1、B2の各々に対してそれぞれの中心点H1、H2と、その中心点H1、H2を通り圧接平面の上下縁に垂直であって、前記シート状画像の上下縁より外側部分を含まない直線部分I1、I2を含む組合せ(配置基準線ユニット)が、表示されている(本実施態様では、側縁に並行する方向(垂直線)で2つに等分されている)。一つの矩形ユニットには、前記の鶴の飛翔する様を写した矩形のシート状画像X1(やや幅広の白枠X′0)が表示保持され、他方の矩形ユニットには、前記の先に示した中国の風景を写した矩形のシート状画像X2(やや幅狭の白枠X0)が表示保持されている。ここで、図9B中の仮想分割線Zは、矩形のシート状画像の外形寸法に応じた画像配置に対して応じて決められるものである。つまり、前記配置基準ユニットを透明第2矩形板状部材Bの適正位置に表示するための位置決め用の想定線であって、その第2部材Bに実際に表示されるものではない。
図1は、本発明の第一の態様に係る画像表示保持体(正方形)にシート状画像を表示保持させた状態の画像表示保持体(基板Cの寸法が透明第2矩形板状部材などと同じ)の正面図である。 図2は、図1の画像表示保持体の側縁に沿ったI−Iの断面図である。 図3は、図1の画像表示保持体を構成する透明第2矩形板状部材の正面図である。 図4は、配置基準線を描画したシート状画像(正方形)の裏面を示す平面図である。 図5Aは、シート状画像を表示した状態の本発明の第2実施例に係る画像表示保持体の正面図である。 図5Bは、図5Aに示す本発明の第2実施例に係る画像表示保持体の画像を保持した状態のII−II断面図である。 図6Aは、シート状画像を表示保持した状態の本発明の第3実施例に係る画像表示保持体の正面図である。 図6Bは、透明第2矩形板状部材のみを挿入保持した状態の本発明の第3実施例に係る画像表示保持体の側面図である。 図6Cは、シート状画像、透明第2矩形板状部材および基板を挿入保持した状態の正面図である図6Aに示す本発明の第3実施例に係る画像表示保持体の側面図である。 図7Aは、本発明の画像表示保持体を壁面に掛けるための保持部材Mの平面図である。 図7Bは、本発明の画像表示保持体を壁面に掛けるための保持部材の側面図である。 図8Aは、本発明の画像表示保持体の保持部材を画像表示保持体(一部のみ表示)に契合した状態を示す側断面図である。 図8Bは、図8Aに示した保持部材Nの先端部分を挿入する水平溝を設けた画像表示保持体を構成する基板の背面を表す(水平溝)の一部平面図である。 図8Cは、図8Aに示した保持部材Nの正面図である。 図9Aは、本発明のその他の態様に係る画像表示保持体(長方形)にシート状画像を2つ並列して表示保持させた状態の画像表示保持体(基板Cの寸法が透明第2矩形板状部材Bなどより大きい)の正面図である。 図9Bは、図9Aに示す画像表示保持体に使用する透明第2矩形板状部材Bの平面図である。
符号の説明
A 透明第1矩形板状部材
1 第2実施例の透明第1矩形板状部材Aを延長した部分で構成され、透明第1矩形板状部材Aと関連して、それらの間に挿入される透明第2矩形板状部材Bとシート状画像とを圧接し、表示保持する固定部材
2 透明第1矩形板状部材Aの上縁部分で、降り曲げられた延長部分A1との間に形成された隙間
B 透明第2矩形板状部材
1、B2 透明第2矩形板状部材を仮想分割線Zで2等分した画像表示ユニット
C 基板
D 固定部材
1、D2 固定部材Dを構成するボルトD1とそのナットD2
E、E1 透明第1矩形板状部材Aおよび透明第2矩形板状部材Bの4隅から所定距離に設けたボルトを通す貫通孔
X、X1、X2 シート状画像
0、X′0 シート状画像を構成する縁取り(写真の周囲の白枠)
Y シート状画像が表示保持された状態の画像表示保持体
0 シート状画像の外周と透明第1または第2矩形板状部材の外側縁との間の周縁部
Z 仮想分割線
1、F2、F3、F4 透明第2矩形板状部材の4隅
H 透明第2矩形板状部材Bに描いた中心点(対角線F1−F3、F2−F4の交点)
1、H2 画像表示ユニットB1、B2の中心点
I 透明第2矩形板状部材Bに描いた対角線の中心点Hを通過し、透明第2矩形板状部材Bの側縁に平行した垂直線
1、I2 画像表示ユニットB1、B2の中心点H1、H2を通る垂直線
1、f2、f3、f4 シート状画像の4隅
1、J2 シート状画像裏面の4隅を結ぶ二つの対角線
h 対角線J1、J2の交点
i 交点hを通過し画像の側縁と平行する垂直線
M 画像表示保持体の裏面に固定部材Dで固定する画像懸垂体(保持部材)
1 画像懸垂体M(保持部材)の上端(両端部)に設けた開口
2 画図懸垂体M(保持部材)の中央部に形成した第2部材部
32面から突出した一対の突起
4 前記突起に設けた孔
N 保持部材
1 保持部材Nの端部を挿入固定するための、画像表示保持体の裏面を構成する基板Cに形成した水平溝
O 画像表示保持体を支持する、保持部材を構成する矩形支脚
1 矩形支脚Oの先端部分であって、前記水平溝N1に差込む部分
P 矩形支脚Oを抜差自在に保持する空洞部分を有する画像表示保持体の傾斜調整部材
Q 画像表示保持体の傾斜調整部材O2に設けられたねじ孔を通し、矩形支脚O傾斜調整部材Pに設けた固定ねじ
R 縁取り(透明第1または第2矩形板状部材の側縁から所定範囲ではみ出た周縁部)

Claims (7)

  1. 矩形のシート状画像の画像表面を覆う透明の第1矩形板状部材Aと、その透明第1矩形板状部材Aと同形、同寸であって、前記シート状画像を前記透明第1矩形板状部材Aの所定位置に位置決めさせ、前記シート状画像の裏面に配置される透明第2矩形板状部材Bと、その透明第2矩形板状部材Bの背面に配置する基板Cと、前記透明第1矩形板状部材Aと透明第2矩形板状部材Bの間で前記シート状画像を前記所定位置に圧接保持させる圧接部材Dを含んで構成され、前記透明第2矩形板状部材Bは、前記シート状画像に圧接する平面の中心点(透明第2矩形板状部材Bの角部F1、F3およびF2、F4を結ぶ各対角線の交点)と、その中心点を通り、圧接平面の上下縁に垂直であって、前記シート状画像の上下縁より外側部分を含まない直線部分が表示されている、矩形のシート状画像を表示保持する画像表示保持体であって、前記基板Cは、透明第1矩形板状部材Aと同形、同寸であり、そして、前記圧接部材Dはボルトおよびナットから構成され、また前記透明第1矩形板状部材A、透明第2矩形板状部材Bおよび基板Cにより、シート状矩形画像表示保持体が一体に組立てられた状態で、前記画像表示保持体の角部F1、F3およびF2、F4を結ぶ各対角線上において、各角部突端より等距離である角部近傍であって、前記透明第1矩形板状部材A、透明第2矩形板状部材Bおよび基板Cを前記ボルトが貫通し得る位置に貫通孔Eが形成されており、矩形のシート状画像を透明第1矩形板状部材Aと透明第2矩形板状部材Bの間に保持し、且つ透明第2矩形板状部材Bの裏面に基板Cが接触した状態で、これら透明第1矩形板状部材A、透明第2矩形板状部材Bおよび基板Cが上、下、左右側縁において合致するように一体として、前記圧接部材Dによって圧接状態で組立てられることを特徴とする画像表示保持体。
  2. 矩形のシート状画像の画像表面を覆う透明の第1矩形板状部材Aと、その透明第1矩形板状部材Aと同形、同寸であって、前記シート状画像を前記透明第1矩形板状部材Aの所定位置に位置決めさせ、前記シート状画像の裏面に配置される透明第2矩形板状部材Bと、その透明第2矩形板状部材Bの背面に配置する基板Cと、前記透明第1矩形板状部材Aと透明第2矩形板状部材Bの間で前記シート状画像を前記所定位置に圧接保持させる圧接部材Dを含んで構成され、前記透明第2矩形板状部材Bは、前記シート状画像に圧接する平面の中心点(透明第2矩形板状部材Bの角部F1、F3およびF2、F4を結ぶ各対角線の交点)と、その中心点を通り、圧接平面の上下縁に垂直であって、前記シート状画像の上下縁より外側部分を含まない直線部分が表示されている、矩形のシート状画像を表示保持する画像表示保持体であって、前記基板Cは、透明第1矩形板状部材Aと相似形であり、前記透明第1矩形板状部材A、透明第2矩形板状部材Bおよび基板Cが一体に組立てられた状態で、前記透明第2矩形板状部材Bの側縁から所定範囲で一様に外側にはみ出る大きさの矩形平板であり、そして、前記圧接部材Dはボルトおよびナットから構成され、また前記透明第1矩形板状部材A、透明第2矩形板状部材Bおよび基板Cにより、シート状矩形画像表示保持体が一体に組立てられた状態で、前記画像表示保持体の角部F1、F3およびF2、F4を結ぶ各対角線上において、各角部突端より等距離である角部近傍であって、前記透明第1矩形板状部材A、透明第2矩形板状部材Bおよび基板Cを前記ボルトが貫通し得る位置に貫通孔Eが形成されている、ことを特徴とする画像表示保持体。
  3. 請求項1又は2に記載の画像表示保持体であって、基板Cが一様に着色されていることを特徴とする画像表示保持体。
  4. 請求項2又は3に記載の画像表示保持体であって、基板Cはシート状画像の大きさに対応する幅の着色された縁を形成することを特徴とする画像表示保持体。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載の画像表示保持体であって、画像表示保持体の背面に画像表示保持体を垂直壁面に懸垂保持する保持部材を有することを特徴とする画像表示保持体。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載の画像表示保持体であって、画像表示保持体を設置する平面に対する画像表示保持体の角度を調節可能に保持する保持部材を有することを特徴とする画像表示保持体。
  7. 請求項1に記載の画像表示保持体において、前記透明第2矩形板状部材Bの全体に対して設けられた、前記シート状画像に圧接する平面の中心点と、その中心点を通り、圧接平面の上下縁に垂直であって、前記シート状画像の上下縁より外側部分を含まない直線部分を含む組合せ(配置基準線ユニット)が、前記透明第2矩形板状部材Bを側縁および上下縁に並行する仮想分割線により矩形に区分された矩形ユニットに対して表示されていることを特徴とする画像表示保持体。
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