JP4212207B2 - 移動無線端末とその端末本体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば携帯電話端末やPHS(Personal Handyphone System)端末等の移動無線端末に係わり、特にメモリカードなどの外部記憶媒体を装着可能とした移動無線端末と、無線通信機能を備えた端末本体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話端末やPHS端末などの移動無線端末が急速に普及している。そして、最近この種の装置の中に、例えばインタネット上の各種情報サイトからダウンロードされる情報や音楽を受信する機能や、テレビジョン電話通信機能等の付加機能を備えた装置が出現している。
【0003】
この種の装置を用いれば、例えば所望の情報サイトから地図情報や音楽情報を受信して記憶し、必要に応じこれらの情報を選択的に読み出して表示或いは再生することができる。またテレビジョン電話通信機能を用いると、相手端末との間でお互いの顔画像や周囲の風景などを送受信することができ、さらに受信した顔画像を電話番号や名称に付加して記憶しておくことで顔画像付きの電話帳を構成することが可能となり、大変有用である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこの種の装置を実現するには、情報サイトからダウンロードされた情報やテレビジョン電話通信により受信した画像を記憶する大容量のメモリが必要となる。そこで、メモリカードなどの可搬性を有する外部記憶媒体を使用することが提唱されている。しかし、この種の外部記憶媒体は、回路素子の一つとして使用されているRAM等のメモリに比べると大きいため、移動無線端末に内蔵すると装置の大型化を招く欠点があった。
【0005】
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、端末本体の大型化を招くことなく外部記憶媒体を使用可能とした移動無線端末と、無線通信機能を備えた端末本体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明では、少なくとも無線通信機能を備えた端末本体と、この端末本体に対し着脱自在に装着されるカメラユニットとを具備する移動無線端末にあって、
上記カメラユニットに、外部記憶媒体が着脱自在に装着されるスロットを設けると共に、上記端末本体には、上記カメラユニットのスロットに装着された外部記憶媒体の端子に対し直接又は間接的に接続される外部記憶媒体用インタフェース端子と、この外部記憶媒体用インタフェース端子を介して上記カメラユニットの装着の有無及び当該カメラユニットに対する外部記憶媒体の装着の有無をそれぞれ判定する装着状態判定手段とを設けたものである。
また、請求項2記載の発明では、外部記憶媒体が着脱自在に装着されるスロットを備えたカメラユニットが接続可能な、無線通信機能を備えた端末本体にあって、
上記カメラユニットのスロットに装着された外部記憶媒体の端子に対し直接又は間接的に接続される外部記憶媒体用インタフェース端子と、この外部記憶媒体用インタフェース端子を介して、上記カメラユニットの接続の有無及び当該カメラユニットに対する外部記憶媒体の装着の有無をそれぞれ判定する状態判定手段とを具備するようにしたものである。
【0010】
したがってこの発明によれば、外部記憶媒体は、オプションユニットとして用意されるカメラユニットに装着されるので、端末本体には外部記憶媒体用のスロットを設ける必要がなく、これにより端末本体を小型に維持することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
この発明に係わる移動無線端末の第1の実施形態は、外付けユニットとしてバッテリパックが用意されている場合に、このバッテリパックにメモリカード装着用のスロットを設け、かつ端末本体に上記バッテリパック及びメモリカードの装着の有無を判定する手段を設ける。そして、この判定手段によりバッテリパック及びメモリカードが装着されていると判定された場合に、メモリカード・インタフェース回路をアクティブ状態に設定して、メモリカードに対する書き込み及び読み出し動作を可能とするようにしたものである。
【0012】
図1は、この第1の実施形態に係わる移動無線端末の外観を示すもので、(a)はその正面図、(b)は側面図、(c)は背面図をそれぞれ示している。
【0013】
この移動無線端末は、テレビジョン電話通信機能を有する携帯電話端末であり、その筐体前面パネルには受話器としてのスピーカ32、液晶表示器(LCD)34、キー入力部35及び送話器としてのマイクロホン31が配設されている。また筐体上部には、伸縮可能なアンテナ11及びカメラ33が取着されている。このカメラ33は、CMOS又はCCD等の固体撮像素子を採用したもので、静止画像又は動画像を撮像可能である。
【0014】
さらに筐体背面部には、バッテリパック用の装着部が設けられており、この装着部にはバッテリパック5が着脱自在に装着されるようになっている。バッテリパック5には充電可能なバッテリが内蔵されている。
【0015】
ところで、このバッテリパック5にはメモリカード装着用のスロットが設けてある。そして、このスロットには、その挿入口62からメモリカード6が着脱自在に挿入され、かつ取り出しボタン63を押すことで上記メモリカード6が排出されるようになっている。また、バッテリパック5の端末本体との装着面には、図2に示すようにバッテリ端子52と、メモリカード用端子61とが設けてある。このメモリカード用端子61は、メモリカードの記憶情報を入出力するためのインタフェース端子61aと、メモリカードの装着の有無を検出するための検出端子61bとから構成される。
【0016】
一方、このメモリカード用スロット付きのバッテリパック5が装着される移動無線端末の回路は次のように構成される。図3はその構成を示す回路ブロック図である。
この移動無線端末は、無線部1と、ベースバンド部2と、入出力部3と、電源部4と、バッテリパック5とから構成され、このうち無線部1、ベースバンド部2、入出力部3及び電源部4により端末本体を構成している。
【0017】
図示しない基地局から無線チャネルを介して到来した無線周波信号は、アンテナ11で受信されたのちアンテナ共用器(DUP)12を介して受信回路(RX)13に入力される。受信回路13は、高周波増幅器、周波数変換器及び復調器を備える。そして、上記無線信号を低雑音増幅器で低雑音増幅したのち、周波数変換器において周波数シンセサイザ(SYN)14から発生された受信局部発振信号とミキシングして受信中間周波信号又は受信ベースバンド信号に周波数変換し、その出力信号を復調器でディジタル復調する。復調方式としては、例えばQPSK方式に対応した直交復調方式が用いられる。なお、上記周波数シンセサイザ14から発生される受信局部発振信号周波数は、ベースバンド部2に設けられた主制御部21から指示される。
【0018】
上記復調器から出力された復調信号はベースバンド部2に入力される。ベースバンド部2は、主制御部21と、多重分離部22と、音声符号復号部(以後音声コーデックと呼称する)23と、マルチメディア処理部24と、LCD制御部25と、メモリカード・インタフェース部(メモリカードI/F)27とを備えている。
【0019】
上記復調信号は、主制御部21において制御情報であるかマルチメディア情報であるかが識別され、マルチメディア情報であれば多重分離部22に供給されてここで音声データと画像データとに分離される。そして、音声データは音声コーデック23に供給されてここで音声復号され、これにより再生された音声信号は入出力部3のスピーカ32から拡声出力される。これに対し画像データは、マルチメディア処理部24に供給されてここで映像復号処理され、これにより再生された映像信号はLCD制御部25を介して入出力部3のLCD34に供給され表示される。
【0020】
なお、上記受信画像データは必要に応じて主制御部21内のRAMに格納される。またLCD34には、主制御部21から出力された自装置の動作状態を表す種々情報、例えば電話帳や受信電界強度検出値、バッテリの残量なども表示される。
【0021】
一方、入出力部3のマイクロホン31から出力されたユーザの送話音声信号は、ベースバンド部3の音声コーデック23に入力され、ここで音声符号化されたのち多重分離部22に入力される。またカメラ(CAM)33から出力された映像信号は、ベースバンド部2のマルチメディア処理部24に入力され、ここで映像符号化処理が施されたのち上記多重分離部22に入力される。多重分離部22では、上記符号化された音声データと画像データとが所定のフォーマットで多重化され、この多重化された送信データは主制御部21から無線部1の送信回路(TX)15に入力される。
【0022】
送信回路15は、変調器、周波数変換器及び送信電力増幅器を備える。上記送信データは、変調器でディジタル変調されたのち、周波数変換器により周波数シンセサイザ14から発生された送信局部発振信号とミキシングされて無線周波信号に周波数変換される。変調方式としては、QPSK方式が用いられる。そして、この生成された送信無線周波信号は、送信電力増幅器で所定の送信レベルに増幅されたのち、アンテナ共用器12を介してアンテナ11に供給され、このアンテナ11から図示しない基地局に向け送信される。
【0023】
なお、電源部4には、リチウムイオン電池等のバッテリ41と、このバッテリ41を充電するための充電回路42と、電圧生成回路(PS)43とが設けられている。電圧生成回路43は、例えばDC/DCコンバータからなり、バッテリ41の出力電圧をもとに所定の電源電圧Vccを生成する。
【0024】
また入出力部4には、操作時及び通信時にLCD34及びキー入力部35を照明するための照明器36が設けられている。この照明器36は、例えばバックライト又はイルミネーションと呼ばれる。
【0025】
ところで、ベースバンド部2に設けられたメモリカードI/F27は、メモリカード6に対するインタフェース機能を備えたもので、バッテリパック5及びメモリカード6の装着状態を主制御部21に通知する装着状態通知回路を内蔵している。
【0026】
図4は、その回路構成を示すものである。同図において、バッテリパック5に設けられたバッテリ端子52の出力をもとに生成されたバッテリパック装着検出信号と、メモリカード用の検出端子61bの出力をもとに生成されたメモリカード装着検出信号は、アンドゲート27aによりゲート処理されて、メモリカードI/F接続オン・オフ制御信号として主制御部21に与えられる。また上記アンドゲート27aのゲート出力は、バッファ27dを介してメモリカード有表示信号として出力される。さらに、上記バッテリパック装着検出信号と、上記メモリカード装着検出信号をインバータ27cで論理反転した信号は、アンドゲート27bでゲート処理されたのちバッファ27eを介してメモリカード無表示信号として出力される。
【0027】
一方、上記主制御部21はマイクロプロセッサ、ROM及びRAMを備えたもので、無線チャネルの接続制御や通信リンク確立後の通信制御等、通常の制御機能に加えて、この発明に係わる制御機能として、メモリカード・インタフェース(I/F)制御手段21aと、メモリカードアクセス制御手段21bとを備えている。
【0028】
メモリカードI/F制御手段21aは、上記図4に示した装着状態通知回路から出力されるメモリカードI/F接続オン・オフ制御信号及び各表示信号に基づいて、バッテリパック5及びメモリカード6の装着状態を判定し、バッテリパック5及びメモリカード6が装着されている場合にメモリカードI/F27のドライバをアクティブ状態に設定する。
【0029】
メモリカードアクセス制御手段21bは、上記バッテリパック5に装着されたメモリカード6に対する記憶データの書き込み及び読み出しを制御するもので、例えばカメラ33により得られた画像データや、通信相手端末から伝送された画像データを保存する際に、メモリカード6をアクセスしてこれらの画像データをメモリカード6に記憶させる。
【0030】
このような構成であるから、メモリカード6の使用を希望するユーザは、先ずメモリカード用スロット付きのバッテリパック5を端末本体に装着し、このバッテリパック5のスロットに別途購入したメモリカード6を装着する。そうすると、このバッテリパック5及びメモリカード6の装着が、メモリカードI/F27を介して端末本体の主制御部21で認識され、これによりメモリカードI/F27がアクティブ状態に設定される。
【0031】
そして、この状態でユーザが、例えば受信した画像データを保存するための指示をキー入力部35において入力すると、以後受信された画像データが主制御部21からメモリカードI/F27を介してバッテリパック5内のメモリカード6に転送され、記憶される。
【0032】
また、この画像データの記憶終了後にユーザが取り出しボタン63を押すと、メモリカード6はバッテリパック5のスロットから排出される。そして、このメモリカード6を例えばパーソナル・コンピュータのスロットに装着して、画像データをパーソナル・コンピュータに取り込むことで、画像データの編集処理などが可能となる。
【0033】
以上述べたように第1の実施形態では、バッテリパック5にメモリカード装着用のスロットを設けると共に、端末本体に上記バッテリパック5及びメモリカード6の装着の有無を判定する手段を設け、この判定手段によりバッテリパック5及びメモリカード6が装着されていると判定された場合に、メモリカードI/F27をアクティブ状態に設定して、メモリカード6に対する書き込み及び読み出し動作を可能とするようにしている。
【0034】
したがって、外部記憶媒体としてのメモリカード6を、移動無線端末本体ではなくバッテリパック5に設けられたスロットに装着して使用することが可能となり、これにより移動無線端末本体の大型化を阻止することができる。したがって、メモリカード6を用いないユーザにとっては小型軽量の移動無線端末を使用することができ、これにより優れた携帯性を確保できる。
【0035】
一方、メモリカード6の使用を希望するユーザにとっては、メモリカード用スロットを備えたバッテリパック5を用意するだけで、メモリカード6を簡単に使用することができる。
【0036】
(第2の実施形態)
この発明に係わる移動無線端末の第2の実施形態は、外付けユニットとしてカメラユニットが用意されている場合に、このカメラユニットにメモリカード装着用のスロットを設け、かつ端末本体に上記カメラユニット及びメモリカードの装着の有無を判定する手段を設ける。そして、この判定手段によりカメラユニット及びメモリカードが装着されていると判定された場合に、メモリカード・インタフェース回路をアクティブ状態に設定して、メモリカードに対する書き込み及び読み出し動作を可能とするようにしたものである。
【0037】
図5及び図6は、この第2の実施形態に係わる移動無線端末の外観を示すもので、(a)はその正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は上面図をそれぞれ示している。なお、同図において前記図1と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0038】
同図において、7はメモリカード付きのカメラユニットであり、このカメラユニット7には固体撮像素子を使用したカメラ37が内蔵されている。またこのカメラユニット7には、メモリカード装着用のスロットが設けてある。このスロットには、その挿入口72からメモリカード6が着脱自在に挿入され、かつ図示しない取り出しボタンを押すことで上記メモリカード6が排出されるようになっている。
【0039】
一方、端末本体上面部には、上記カメラユニット7を着脱自在に装着するためのコネクタ28が設けてあり、このコネクタ28にカメラユニット7のコネクタ71を装着することで、端末本体に対するカメラユニット7の機械的な固定と、カメラユニット7内のカメラ37及びメモリカード6と端末本体との間の電気的接続がなされるようになっている。上記コネクタ71,28には、カメラ端子と、メモリカード用端子とが設けてある。このメモリカード用端子は、メモリカードの記憶情報を入出力するためのインタフェース端子と、メモリカードの装着の有無を検出するための検出端子とから構成される。
【0040】
一方、このメモリカード用スロット付きのカメラユニット7が装着される移動無線端末の回路は図6に示すように構成される。なお、同図において前記図3と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0041】
端末本体のベースバンド部2には、メモリカード・インタフェース部(メモリカードI/F)29が設けられている。このメモリカードI/F29は、メモリカード6に対するインタフェース機能を備えたもので、カメラユニット7及びメモリカード6の装着状態を主制御部21に通知する装着状態通知回路を内蔵している。
【0042】
図7は、その回路構成を示すものである。同図において、コネクタ71,28間の接続により発生されたカメラ装着検出信号及びカメラユニット装着検出信号と、メモリカード用の検出端子の出力をもとに生成されたメモリカード装着検出信号は、アンドゲート29aによりゲート処理されて、メモリカードI/F接続オン・オフ制御信号として主制御部21に与えられる。また上記アンドゲート29aのゲート出力は、バッファ29dを介してメモリカード有表示信号として出力される。さらに、上記カメラユニット装着検出信号と、上記メモリカード装着検出信号をインバータ29cで論理反転した信号は、アンドゲート29bでゲート処理されたのち、バッファ29eを介してメモリカード無表示信号として出力される。
【0043】
一方、上記主制御部21は、前記図3で述べた回路と同様に、この発明に係わる制御機能としてメモリカード・インタフェース(I/F)制御手段21aと、メモリカードアクセス制御手段21bとを備えている。
【0044】
メモリカードI/F制御手段21aは、上記図7に示した装着状態通知回路から出力されるメモリカードI/F接続オン・オフ制御信号及び各表示信号に基づいて、カメラユニット7及びメモリカード6の装着状態を判定し、カメラユニット7及びメモリカード6が装着されている場合にメモリカードI/F29のドライバをアクティブ状態に設定する。
【0045】
メモリカードアクセス制御手段21bは、上記カメラユニット7に装着されたメモリカード6に対する記憶データの書き込み及び読み出しを制御するもので、例えばカメラ33により得られた画像データや、通信相手端末から伝送された画像データを保存する際に、メモリカードI/F29を介してメモリカード6をアクセスして、これらの画像データをメモリカード6に記憶させる。
【0046】
このような構成であるから、メモリカード6の使用を希望するユーザは、先ず図5に示すメモリカード用スロット付きのカメラユニット7を、図8に示すように端末本体に装着し、このカメラユニット7のスロットに別途購入したメモリカード6を装着する。そうすると、このカメラユニット7及びメモリカード6の装着が、メモリカードI/F29を介して端末本体の主制御部21で認識され、これによりメモリカードI/F29がアクティブ状態に設定される。
【0047】
そして、この状態でユーザが、例えば受信した画像データを保存するための指示をキー入力部35において入力すると、以後受信された画像データが主制御部21からメモリカードI/F29を介してカメラユニット7内のメモリカード6に転送され、記憶される。
【0048】
このように第2の実施形態では、カメラユニット7にメモリカード装着用のスロットを設けると共に、端末本体に上記カメラユニット7及びメモリカード6の装着の有無を判定する手段を設け、この判定手段によりカメラユニット7及びメモリカード6が装着されていると判定された場合に、メモリカードI/F29をアクティブ状態に設定して、メモリカード6に対する書き込み及び読み出し動作を可能とするようにしている。したがって、メモリカード6を、移動無線端末本体ではなく、オプションの外付けユニットであるカメラユニット7に装着して使用することが可能となる。このため、前記第1の実施形態と同様に、移動無線端末本体の大型化を阻止することができ、この結果メモリカード6を使用しないユーザにとっては小型軽量の移動無線端末を使用することができ、これにより優れた携帯性を確保できる。
【0049】
一方、メモリカード6の使用を希望するユーザにとっては、メモリカード用スロットを備えたカメラユニット7を用意するだけで、メモリカード6を簡単に装着して使用することができる。
【0050】
(第3の実施形態)
この発明に係わる移動無線端末の第3の実施形態は、外付けユニットとしてバッテリパック及びカメラユニットが用意されている場合に、これらのバッテリパック及びカメラユニットにメモリカード装着用のスロットをそれぞれ設け、かつ端末本体に上記バッテリパック及びカメラユニットと、メモリカードの装着の有無を判定する手段を設ける。そして、この判定手段によりバッテリパック又はカメラユニットと、メモリカードが装着されていると判定された場合に、メモリカード・インタフェース回路をアクティブ状態に設定して、メモリカードに対する書き込み及び読み出し動作を可能とするようにしたものである。
【0051】
図9は、この第3の実施形態に係わる移動無線端末の外観を示すもので、(a)はその正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は上面図をそれぞれ示している。なお、同図において前記図1及び図5と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0052】
筐体背面部には、バッテリパック用の装着部が設けられており、この装着部にはバッテリパック5が着脱自在に装着されるようになっている。バッテリパック5には充電可能なバッテリが内蔵されている。また、このバッテリパック5にはメモリカード装着用のスロットが設けてある。そして、このスロットには、その挿入口62からメモリカード6が着脱自在に挿入され、かつ取り出しボタン63を押すことで上記メモリカード6が排出されるようになっている。
【0053】
また、バッテリパック5の端末本体との装着面には、図2に示したようにバッテリ端子52に加えて、メモリカードの記憶情報を入出力するためのインタフェース端子61aと、メモリカードの装着の有無を検出するための検出端子61bとからなるメモリカード用端子61が設けてある。
【0054】
一方、カメラユニット7には、固体撮像素子を使用したカメラ37が内蔵されている。またこのカメラユニット7には、メモリカード装着用のスロットが設けてある。このスロットには、その挿入口72からメモリカード6が着脱自在に挿入され、かつ図示しない取り出しボタンを押すことで上記メモリカード6が排出されるようになっている。
【0055】
一方、端末本体上面部には、図5(d)に示したように上記カメラユニット7を着脱自在に装着するためのコネクタ28が設けてあり、このコネクタ28にカメラユニット7のコネクタ71を装着することで、端末本体に対するカメラユニット7の機械的な固定と、カメラユニット7内のカメラ37及びメモリカード6と端末本体との間の電気的接続がなされるようになっている。
【0056】
上記コネクタ71,28には、カメラ端子と、メモリカード用端子とが設けてある。このメモリカード用端子は、メモリカードの記憶情報を入出力するためのインタフェース端子と、メモリカードの装着の有無を検出するための検出端子とから構成される。
【0057】
また、このメモリカード用スロット付きのバッテリパック5及びカメラユニット7が装着される移動無線端末の回路は図10に示すように構成される。なお、同図において前記図3及び図6と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0058】
端末本体のベースバンド部2には、バッテリパック5及びカメラユニット7にそれぞれ対応するメモリカード・インタフェース部(メモリカードI/F)27,29が設けられている。これらのメモリカードI/F27,29は、メモリカード6に対するインタフェース機能を備える。
【0059】
一方、上記主制御部21は、この発明に係わる制御機能としてメモリカード・インタフェース(I/F)制御手段21cと、メモリカードアクセス制御手段21dとを備えている。
【0060】
メモリカードI/F制御手段21cは、先ず上記各メモリカードI/F27,29から出力される各種検出信号に基づいて、バッテリパック5とそのスロットに装着されるメモリカード6の装着状態、及びカメラユニット7とそのスロットに装着されるメモリカード6の装着状態をそれぞれ判定する。
【0061】
図11はその判定手順を示すフローチャートである。
すなわち、主制御部21は、先ずステップ11aでメモリカード用スロット付きのバッテリパック5が装着されたか否かを監視する。そして、当該バッテリパック5の装着が検出されると、ステップ11bで当該バッテリパック5のスロットにメモリカード6bが装着されているか否かを判定する。この判定の結果、メモリカード6bが装着されていれば、ステップ11cに移行してここでバッテリパック5のメモリカードI/F接続“オン”と認識する。なお、バッテリパック5が未装着であるか、又はバッテリパック5が装着されていてもメモリカード6bが未装着の場合には、ステップ11dにおいてメモリカードI/F接続“オフ”と認識する。
【0062】
続いて主制御部21は、ステップ11eでカメラ37が装着されたか否かを監視する。そして、カメラが装着されると、ステップ11fでこのカメラがメモリカード用スロット付きのカメラユニット7であるか否かを判定する。この判定の結果、メモリカード用スロット付きのカメラユニット7であれば、続いてステップ11gで当該カメラユニット7のスロットにメモリカード6aが装着されているか否かを判定する。そして、メモリカード6aが装着されていれば、ステップ11hに移行してここでカメラ部、カメラI/F接続“オン”、メモリカードI/F接続“オン”とそれぞれ認識する。
【0063】
なお、カメラ37が接続されていない場合には、ステップ11jでカメラ部及びカメラI/F接続“オフ”、メモリカードI/F接続“オフ”とそれぞれ認識する。また、装着されているカメラがメモリカード用スロットを持たない通常のカメラ33の場合や、メモリカード用スロット付きのカメラユニット7が装着されていてもメモリカード6aが未装着の場合には、ステップ11iにおいてカメラ部及びカメラI/F接続“オン”、メモリカードI/F接続“オフ”とそれぞれ認識する。
【0064】
また、メモリカードI/F制御手段21cは、上記装着状態の判定結果に基づいて、バッテリパック5とそのスロットにメモリカード6が装着されている場合にはメモリカードI/F27のドライバをアクティブ状態に設定し、一方カメラユニット7とそのスロットにメモリカード6が装着されている場合にメモリカードI/F29のドライバをアクティブ状態に設定する。
【0065】
メモリカードアクセス制御手段21dは、上記バッテリパック5に装着されたメモリカード6及びカメラユニット7に装着されたメモリカード6に対する記憶データの書き込み及び読み出しを制御するもので、例えばカメラ37により得られた画像データや、通信相手端末から伝送された画像データを保存する際に、メモリカード6,6を選択的にアクセスしてこれらの画像データをメモリカード6,6に記憶させる。メモリカードの選択手法としては、例えば先ず一方のメモリカード6を選択してデータの記憶に供し、このメモリカード6が満杯になると他方のメモリカード6を選択してデータの記憶に供すると云った手法が考えられる。また、一方のメモリカード6から他方のメモリカード6への記憶データの転送も行う。
【0066】
このような構成であるから、メモリカード6の使用を希望するユーザは、メモリカード用スロット付きのカメラユニット7を、図8に示すように端末本体に装着し、このカメラユニット7のスロットに別途購入したメモリカード6を装着する。そうすると、このカメラユニット7及びメモリカード6の装着が、メモリカードI/F29を介して端末本体の主制御部21で認識され、これによりメモリカードI/F29がアクティブ状態に設定される。
【0067】
そして、この状態でユーザが、例えば受信した画像データを保存するための指示をキー入力部35において入力すると、以後受信された画像データが主制御部21からメモリカードI/F29を介してカメラユニット7内のメモリカード6に転送され、記憶される。
【0068】
また、上記カメラユニット7のメモリカード6だけでは、記憶容量が不足する場合には、メモリカード用スロット付きのバッテリパック5を端末本体に装着し、このバッテリパック5のスロットに別途購入したメモリカード6を装着する。そうすると、このバッテリパック5及びメモリカード6の装着が、メモリカードI/F27を介して端末本体の主制御部21で認識され、これによりメモリカードI/F27がアクティブ状態に設定される。
【0069】
そして、この状態でユーザが、例えば受信した画像データを保存するための指示をキー入力部35において入力すると、上記カメラユニット7のメモリカード6が満杯になるまでは当該メモリカード6を選択してこれに画像データを記憶する。そして、このメモリカード6が満杯になると、バッテリパック5のメモリカード6が選択され、以後受信された画像データは主制御部21からメモリカードI/F27を介してバッテリパック5内のメモリカード6に転送され、記憶される。
【0070】
したがって第3の実施形態であれば、メモリカード6を、移動無線端末本体ではなくバッテリパック5又はカメラユニット7のスロットに装着して使用することが可能となり、これにより移動無線端末本体の大型化を阻止することができる。したがって、メモリカード6を用いないユーザにとっては小型軽量の移動無線端末を使用することができ、これにより優れた携帯性を確保できる。
【0071】
一方、メモリカード6の使用を希望するユーザにとっては、メモリカード用スロットを備えたバッテリパック5又はカメラユニット7を用意するだけで、メモリカード6を簡単に装着して使用することができ、しかもバッテリパック5及びカメラユニット7の両方にメモリカードを装着することで、きわめて大容量のデータを記憶させることができる。
【0072】
(第4の実施形態)
この発明に係わる移動無線端末の第4の実施形態は、外付けユニットとして端末本体を携行するためのストラップが取り付けられる場合に、このストラップの一部にメモリカード用のスロットを設け、かつ端末本体に上記ストラップ及びそのスロットへのメモリカードの装着の有無を判定する手段を設ける。そして、この判定手段によりストラップ及びメモリカードが装着されていると判定された場合に、メモリカード・インタフェース回路をアクティブ状態に設定して、メモリカードに対する書き込み及び読み出し動作を可能とするようにしたものである。
【0073】
図12は、この第4の実施形態に係わる移動無線端末の外観を示すものである。なお、同図において前記図1と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0074】
筐体上面部には、メモリカード用スロット付きのストラップ8が取着される。このストラップ8は、第1の紐81と、ループ状をなす第2の紐82と、これら第1及び第2の各紐81,82を接続する結束帯83とを備え、上記第1の紐81の基端部が端末本体の筐体に金具等を用いて着脱可能に取着される。
【0075】
また上記結束帯83には、上記各紐81,82と共にメモリカード用の接続ケーブル84が結束されている。この接続ケーブル84の先端側84bにはメモリカード用のスロット87が接続され、このスロット87にはメモリカード6が着脱自在に装着されるようになっている。また上記接続ケーブル84の基端側84aにはコネクタ86が接続され、このコネクタ86は端末本体に設けられたコネクタに接続される。
【0076】
さらに、上記第1の紐81の長さXと、上記接続ケーブル84の基端側84aの長さYは、X<Yとなるように設定してあり、これによりストラップ8を端末本体に取着した状態で接続ケーブル84a及びコネクタ86に機械的な負荷が加わらないようにしている。
【0077】
一方、このメモリカード用スロット付きのストラップ8が接続される移動無線端末の回路は図13に示すように構成される。なお、同図において前記図4と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0078】
端末本体のベースバンド部2には、メモリカード・インタフェース部(メモリカードI/F)30が設けられている。このメモリカードI/F30は、メモリカード6に対するインタフェース機能を備えたもので、ストラップ8の接続ケーブル84及びメモリカード6の装着状態を主制御部21に通知する装着状態通知回路を内蔵している。
【0079】
主制御部21は、前記図4で述べた回路と同様に、この発明に係わる制御機能としてメモリカード・インタフェース(I/F)制御手段21aと、メモリカードアクセス制御手段21bとを備えている。
【0080】
メモリカードI/F制御手段21aは、メモリカードI/F30に設けられた装着状態通知回路から出力されるメモリカードI/F接続オン・オフ制御信号及び各表示信号に基づいて、ストラップ8の接続ケーブル84及びメモリカード6の装着状態を判定し、ストラップ8の接続ケーブル84及びメモリカード6が装着されている場合にメモリカードI/F30のドライバをアクティブ状態に設定する。
【0081】
メモリカードアクセス制御手段21bは、上記ストラップ8の接続ケーブル84に装着されたメモリカード6に対する記憶データの書き込み及び読み出しを制御するもので、例えばカメラ33により得られた画像データや、通信相手端末から伝送された画像データを保存する際に、メモリカードI/F30を介してメモリカード6をアクセスし、これによりこれらの画像データをメモリカード6に記憶させる。
【0082】
このような構成であるから、メモリカード6の使用を希望するユーザは、先ずメモリカード用スロット87を備えたストラップ8を端末本体の筐体に取着する。そして、接続ケーブル84のコネクタ86を端末本体側のコネクタに装着すると共に、スロット87にメモリカード6を装着する。すなわち、図12に示す状態にする。そうすると、この接続ケーブル84及びメモリカード6の装着が、メモリカードI/F30を介して端末本体の主制御部21で認識され、これによりメモリカードI/F30がアクティブ状態に設定される。
【0083】
そして、この状態でユーザが、例えば受信した画像データを保存するための指示をキー入力部35で入力すると、以後受信された画像データが主制御部21からメモリカードI/F30を介してストラップ8に取着されたメモリカード6に転送され、記憶される。
【0084】
したがって第4の実施形態によれば、ストラップ8の紐81,82にメモリカード装着用のスロットを有する接続ケーブル84を結束すると共に、端末本体に上記接続ケーブル84及びメモリカード6の装着の有無を判定する手段を設け、この判定手段により接続ケーブル84及びメモリカード6が装着されていると判定された場合に、メモリカードI/F30をアクティブ状態に設定して、メモリカード6に対する書き込み及び読み出し動作を可能とするようにしたことによって、メモリカード6を、移動無線端末本体ではなく、ストラップ8に結束した接続ケーブル84のスロットに装着して使用することが可能となる。このため、前記各実施形態と同様に、移動無線端末本体の大型化を阻止することができ、この結果メモリカード6を使用しないユーザにとっては小型軽量の移動無線端末を使用することができ、これにより優れた携帯性を確保できる。
【0085】
一方、メモリカード6の使用を希望するユーザにとっては、メモリカード用スロットを備えたストラップ8を用意するだけで、メモリカード6を簡単に装着して使用することができる。
【0086】
また本実施形態では、ストラップ8の第1の紐81の長さXと、接続ケーブル84の基端側84aの長さYとの関係を、X<Yとなるように設定している。このため、ストラップ8を端末本体に取着した状態で、接続ケーブル84a及びコネクタ86に機械的な負荷が加わらないようにすることができ、これにより接続ケーブル84の断線やコネクタの脱落等の発生を防止して、信頼性を高く保持することができる。
【0087】
(その他の実施形態)
なお、この発明は上記各実施形態に限定されるものではない。例えば、第1及び第3の実施形態では、移動無線端末本体に内蔵されている電源部4に対し付加して使用する増設型のバッテリパック5を例に説明したが、電源部4がユニット化されていて端末本体に対し着脱自在に構成されている場合には、この電源ユニットにメモリカード用のスロット設けてもよい。
【0088】
また、第4の実施形態ではメモリカードをむき出しの状態で使用する場合を例示したが、ストラップの紐にマスコット人形や小型の縫いぐるみ等のアクセサリを取着している場合には、これらのアクセサリ内にスロットを設け、このスロットにメモリカードを装着するように構成してもよい。この様にすると、メモリカードはアクセサリ内に収容されることになるので、使用中の損傷等から効果的に保護することができる。
【0089】
また、前記各実施形態で説明した外部記憶媒体としてのメモリカード6は、インターネットからダウンロードした画像データや、カメラで撮像した画像データ等の大容量データを記憶するために使用することが想定されるため、例えば64Mバイト以上の記憶容量を有する大容量の記憶媒体であることが望ましいが、記憶するデータ量は区々であるため、この発明は必ずしもこれに限定されるものではない。
【0090】
また、メモリカード6は、上記したように画像データの記憶用として用いることを想定すると、著作権保護の観点からしてコピープロテクト可能な記憶媒体であることが望ましいが、この点についてもこの発明は限定されない。
【0091】
さらに、前記各実施形態においては、移動無線端末やPHS端末等に代表される移動無線端末を例に挙げて説明したが、各実施形態で説明した移動無線端末としての性能を具備するPDA(Personal Data Assistants)や電子手帳等に代表される携帯情報端末にも適用することは可能である。
【0092】
その他、バッテリパックやカメラユニットにおけるスロットの設置位置や、外部記憶媒体の形状や構造(カード状以外にスティック状や球状、棒状でもよい)、外部記憶媒体用スロットを設ける外付けユニットの種類やその構造、移動無線端末の種類やその形状及び構成等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0093】
【発明の効果】
以上詳述したように請求項1記載の発明では、少なくとも無線通信機能を備えた端末本体と、この端末本体に対し着脱自在に装着されるカメラユニットとを具備する移動無線端末にあって、上記カメラユニットに、外部記憶媒体が着脱自在に装着されるスロットを設けると共に、上記端末本体には、上記カメラユニットのスロットに装着された外部記憶媒体の端子に対し直接又は間接的に接続される外部記憶媒体用インタフェース端子と、この外部記憶媒体用インタフェース端子を介して上記カメラユニットの装着の有無及び当該カメラユニットに対する外部記憶媒体の装着の有無をそれぞれ判定する装着状態判定手段とを設けたものである。
また、請求項2記載の発明では、外部記憶媒体が着脱自在に装着されるスロットを備えたカメラユニットが接続可能な、無線通信機能を備えた端末本体にあって、上記カメラユニットのスロットに装着された外部記憶媒体の端子に対し直接又は間接的に接続される外部記憶媒体用インタフェース端子と、この外部記憶媒体用インタフェース端子を介して、上記カメラユニットの接続の有無及び当該カメラユニットに対する外部記憶媒体の装着の有無をそれぞれ判定する状態判定手段とを具備するようにしたものである。
したがってこの発明によれば、端末本体の大型化を招くことなく外部記憶媒体を使用可能とした移動無線端末と、無線通信機能を備えた端末本体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる移動無線端末の第1の実施形態である移動無線端末の外観を示すもので、(a)はその正面図、(b)は側面図、(c)は背面図。
【図2】 図1に示す移動無線端末に装着されるメモリカード用スロット付きバッテリパックの構成を示す図。
【図3】 メモリカード用スロット付きのバッテリパックが装着される移動無線端末の回路ブロック図。
【図4】 装着状態通知回路の構成を示す回路図。
【図5】 この発明に係わる移動無線端末の第2の実施形態である移動無線端末の外観を示すもので、(a)はその正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は上面図。
【図6】 メモリカード用スロット付きのカメラユニットが装着される移動無線端末の回路ブロック図。
【図7】 メモリカードI/Fに設けられる装着状態通知回路の構成を示す回路図。
【図8】 図5に示す移動無線端末にカメラユニットを装着した状態を示す図。
【図9】 この発明に係わる移動無線端末の第3の実施形態である移動無線端末の外観を示すもので、(a)はその正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は上面図。
【図10】 メモリカード用スロット付きのバッテリパック及びカメラユニットが装着される移動無線端末の回路ブロック図。
【図11】 図10に示した端末による装着状態判定手順及びその内容を示すフローチャート。
【図12】 この発明に係わる移動無線端末の第4の実施形態である移動無線端末の外観を示す正面図。
【図13】 メモリカード用スロット付きのストラップが取着される移動無線端末の回路ブロック図。
【符号の説明】
1…無線部
2…ベースバンド部
3…入出力部
4…電源部
5…バッテリパック
6…メモリカード
7…カメラユニット
8…ストラップ
11…アンテナ
12…アンテナ共用器(DPX)
13…受信回路(RX)
14…周波数シンセサイザ(SYN)
15…送信回路(TX)
21…主制御部
21a,21c…メモリカードI/F制御手段
21b,21d…メモリカードアクセス制御手段
22…多重分離部
23…音声コーデック
24…マルチメディア処理部
25…LCD制御部
26,28…メモリカード用接続端子
27,29,30…メモリカード・インタフェース部(メモリカードI/F)
31…マイクロホン
32…スピーカ
33,37…カメラ
34…液晶表示器(LCD)
35…キー入力部
36…照明器
41,51…バッテリ
42…充電回路(CHG)
43…電圧生成回路(PS)
61…メモリカード用端子
61a…メモリカード用のインタフェース端子
61b…検出端子
62,72…挿入口
63…取り出しボタン
71,86…コネクタ
81…第1の紐
82…第2の紐
83…結束帯
84,84a,84b…接続ケーブル
87…スロット
Claims (2)
- 少なくとも無線通信機能を備えた端末本体と、この端末本体に対し着脱自在に装着されるカメラユニットとを具備する移動無線端末において、
前記カメラユニットは、外部記憶媒体が着脱自在に装着されるスロットを備え、
前記端末本体は、
前記カメラユニットのスロットに装着された外部記憶媒体の端子に対し直接又は間接的に接続される外部記憶媒体用インタフェース端子と、
この外部記憶媒体用インタフェース端子を介して、前記カメラユニットの装着の有無及び当該カメラユニットに対する外部記憶媒体の装着の有無をそれぞれ判定する装着状態判定手段と
を備えたことを特徴とする移動無線端末。 - 外部記憶媒体が着脱自在に装着されるスロットを備えたカメラユニットが接続可能な、無線通信機能を備えた端末本体であって、
前記カメラユニットのスロットに装着された外部記憶媒体の端子に対し直接又は間接的に接続される外部記憶媒体用インタフェース端子と、
この外部記憶媒体用インタフェース端子を介して、前記カメラユニットの接続の有無及び当該カメラユニットに対する外部記憶媒体の装着の有無をそれぞれ判定する状態判定手段と
を具備することを特徴とする移動無線端末の端末本体。
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