JP4210569B2 - コンクリートブロック - Google Patents

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本発明は、自由にそのデザインを変更することができる通気性を有するコンクリート製デザインブロックに関するものである。
ブロック塀やブロック壁に通気性と意匠性の両方を備えたコンクリートブロックとして、デザインブロックや花ブロックと呼ばれているものがある。
これらのブロックは、単に空洞を有する通常のコンクリートブロックとは異なり、デザイン性が重視され、方形のブロックに対して貫通する空洞を開け、その空洞により、空間デザインされたもの(デザインブロックを呼ぶ)や花を連想させるような模様を形成させるようにしたもの(花ブロック)などのコンクリートブロックである。
これらのデザインブロックや花ブロックを用いてブロック壁やブロック塀を建造すると、空洞により、通気性が確保されるとともに、その通気孔となる空洞により形成される美しい模様により意匠性の高い壁や塀を形成することが可能となる。最近では外壁やベランダ壁などに埋め込み、部分的なアクセントデザインとしても使用されることが多くなっている。
従来より、これらのデザインブロックや花ブロックは、さまざまな形状のものが開発されており、同じ形状のものを積み重ねて模様を形成したり、多種の形状のブロックを組み合わせてさまざまな文字や記号あるいは図形を形成させるようにしたものもある。なお、工業規格のJIS A 5406において、建築用コンクリートブロックの1形態(空洞コンクリートブロックの1種類)として規格化されている。
財団法人 日本規格協会社団法人/全国建築コンクリートブロック工業会著 「建築用コンクリートブロック(JIS A 5406:2000)」 2000年
解決しようとする問題点は、多種多様に活用できるデザインブロックあるいは花ブロックであるが、それらの各種のブロックを用いて壁や塀などを一度建造すると、デザインを変更するためには、その壁や塀を壊して作り変えなければならない点である。
本発明は、これらのデザインブロックや花ブロックにおいて、その枠部分となる枠ブロック部分と、デザイン部分である枠ブロック内部に形成する空洞デザイン部分とを分離構造とし、その内部の空洞デザイン部を着脱可能とし、交換して使用でき、デザインの変更を自由に行うことができるようにしたものである。
また、枠ブロックを円形、楕円形、多角形にし、デザインの自由度をさらに広げるものである。また、着脱自在とするために枠ブロックに空間デザイン部材を装着するためのガイド手段を設けたものであり、そのガイド手段としてガイド溝により装着しやすくしたものである。
本発明のコンクリートブロックは、空洞デザイン部分を自由に着脱できる構造とすることより、通気性や採光を確保しつつ、そのデザインを変えるために壁面や塀を作り直す必要がなく、さまざまな空洞デザインのブロック壁あるいはブロック塀に変更することができる利点がある。
また、枠ブロック部分と空洞デザイン部分とを別々に製造することができるため、製造しやすくなり、複雑な空間デザインを可能とし、また、異種材料の組み合わせも自由にでき、デザインの自由度を大幅に広げることができる。
コンクリート製の枠ブロックとその内部の空洞デザイン部材とを別々に製造し、はめ合わせて使用する構造とし、空間デザイン部材を枠ブロックに装着するためのガイド手段を設けたことで空間デザイン部材の着脱を実現した。
図1は、本発明によるコンクリートブロックの枠ブロックの一実施例を示す斜視図であり、箱型の枠ブロック1の内側の上下左右部に、図2に示すような各種の空洞デザイン部材3の端部4をはめ込むためのガイド溝2が設けられている。
該枠ブロック1は、積み重ねて壁や塀を形成するため、方形などが好ましいが、多角形や円形、異形でも良い。いずれにしても空間デザイン部材3を嵌め込み、壁や塀に取り付けるためのコンクリート製の枠部材となる枠ブロックであれば良い。
該ガイド溝2は、内部に嵌め込む空洞デザイン部材3の端部4を嵌め込むときに案内となる溝であり、この溝は途中まで形成されており、所定の位置でストップするようになっており、その位置で固定される。また、この空洞デザイン部材3は、その位置から抜けないように、図3に示すように固定ねじ5でロックされる。
本実施例では、ガイド溝2が上下左右の4箇所となっているが、適時、空洞デザイン部材3の端部4の形状に合わせて設けられれば良く、部位及び溝数は任意で良く、角部などに設けても良い。
また、ガイド溝2が枠ブロック1の反対面まで貫通して設けても良く、固定手段は、楔やピンあるいは簡易接着など、上記の固定ねじ5以外の手段でも良い。例えば、固定位置で溝が1段深くなっており、その深くなった溝に落としこんで固定するようにしても良い。また、固定位置で止まるように、止め板を枠ブロック1に埋め込むあるいは接着しておいても良い。
図2は、枠ブロック1内に着脱するための空洞デザイン部材3の実施例である。丸に十字、菱形に十字、格子状、放射形状などの空洞デザイン部材3の例である。
該空洞デザイン部材3は、枠ブロック1のガイド溝2に嵌め合う端部4が形成されていれば、いずれの形状でも良く、端部4の形状も角型以外でも良く、ガイド溝2が円形溝や尖角溝であっても良い。また、枠ブロック1は方形以外の形状であっても良く、円形や多角形でも良い。
図3は、枠ブロック1に十字形状の空洞デザイン部材3が嵌め込まれた状態での実施例を示す図であり、(1)は、全体斜視図であり、(2)は(1)のA−A部の垂直断面図である。
本実施例は、方形枠ブロック1に十字型空洞デザイン部材3を嵌め込んだコンクリートブロックであり、枠ブロック1の上下左右ブにガイド溝2が設けられたものである。該ガイド溝2が途中までとなっているため、空洞デザイン部材3が枠ブロック1の中央部で止まり、抜け落ちないように、(2)の拡大図に示すように、固定ねじ5で固定することができるようになっている。該ねじの変わりにピンや楔を使用しても良く、仮止め接着剤を使用しても良い。空間デザイン部材3の取替え時に容易に固定を解除できるものであればいずれでも良い。
このように、空間デザイン部材3を容易に交換することができるため、各種のデザインへの変更時のおいて、コンクリートブロック全体を作り直す必要がなく、経済的であり、枠ブロックと一体に作らなくても良いので、細かなデザインも可能となる。
空洞デザイン部材は、コンクリート製でなくてもよく、ガラス製や金属性や樹脂製、木製などでも良い。いずれにしても着脱自在とすることでさまざまなデザインを実現でき、オブジェや橋梁、路面、タワーなどさまざまな建造物に適用可能である。
また、空洞部分に透光性部材をはめ込んだり、片面にカラーフィルムを貼付するなどすると、採光デザインに適用することもできる。
本発明によるコンクリートブロックの枠ブロックの実施例を示す図であるである。 本発明による空洞デザイン部材の実施例を示す図である。 本発明によるコンクリートブロックの垂直断面を示す図である。
符号の説明
1 枠ブロック
2 ガイド溝
3 空洞デザイン部材
4 端部
5 固定ねじ

Claims (5)

  1. コンクリート製ブロックにおいて、貫通する空洞によるデザインが形成された空洞デザイン部材と、該空洞デザイン部材を着脱自在に支持するための枠ブロックとで構成され、該枠ブロックの内側に、該空洞デザイン部材を該枠ブロックに嵌め込むための溝によるガイド手段が設けられ、所定の位置でストップするように固定手段が設けられ、嵌め込まれた空洞デザイン部材の、手前の溝底に固定ネジが設けられ、空洞デザイン部材が抜けないようにロックされることを特徴とするコンクリートブロック。
  2. 前記の固定手段は、固定位置で止まるように、止め板が枠ブロックに設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリートブロック。
  3. 前記の枠ブロックが円形であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンクリートブロック。
  4. 前記の枠ブロックが楕円形であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンクリートブロック。
  5. 前記の枠ブロックが多角形であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンクリートブロック。
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