JP4210323B1 - 建築構造体 - Google Patents
建築構造体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4210323B1 JP4210323B1 JP2008506665A JP2008506665A JP4210323B1 JP 4210323 B1 JP4210323 B1 JP 4210323B1 JP 2008506665 A JP2008506665 A JP 2008506665A JP 2008506665 A JP2008506665 A JP 2008506665A JP 4210323 B1 JP4210323 B1 JP 4210323B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- hexagonal
- frames
- honeycomb
- triangular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B1/00—Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
- E04B1/34—Extraordinary structures, e.g. with suspended or cantilever parts supported by masts or tower-like structures enclosing elevators or stairs; Features relating to the elastic stability
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04H—BUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
- E04H9/00—Buildings, groups of buildings or shelters adapted to withstand or provide protection against abnormal external influences, e.g. war-like action, earthquake or extreme climate
- E04H9/02—Buildings, groups of buildings or shelters adapted to withstand or provide protection against abnormal external influences, e.g. war-like action, earthquake or extreme climate withstanding earthquake or sinking of ground
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B1/00—Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
- E04B1/18—Structures comprising elongated load-supporting parts, e.g. columns, girders, skeletons
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B1/00—Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
- E04B2001/0053—Buildings characterised by their shape or layout grid
- E04B2001/0084—Buildings with non right-angled horizontal layout grid, e.g. triangular or hexagonal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Emergency Management (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
第1次、...、第k−1次、第k次、...及び第n次六角形フレーム(2≦k≦n、nは2以上のいずれかの整数)からなり第k−1次六角形フレームと第k次六角形フレームとの相似比が1より大きい整数値である六角形フレーム群を用いて形成された建築構造体であって、複数の第1次六角形フレームをハニカム形状に接合し鉛直方向に立設したハニカムフレームを備え、ハニカムフレーム内に第2次〜第n次六角形フレームがそれぞれ1又は複数配置され、各第k次六角形フレームがいずれかの第k−1次六角形フレームの開口内に配置され、第k次六角形フレームのうち少なくとも1つは第k−1次六角形フレームのいずれかの頂点位置に配置されて第k−1次六角形フレームと接合される。
【選択図】図8
Description
しかしながら、ハニカム形状の架構自体についてみれば、六角形格子の頂点における曲げモーメントは、他の部分(例えば辺の中央部分)に比べて大きい。例えば、同じ太さの線状部材を接合してハニカム形状の架構を構築した場合、六角形格子の頂点部分は他の部分に比べて弱いといえる。
また、建築構造体を形成するために、少なくとも2種類の大きさの異なる六角形フレームを用いる(すなわち、nは2以上の整数)。つまり、少なくとも第1次と第2次の六角形フレームを用いる。
さらに、最大である第1次六角形フレームは、複数個用いられる。複数個の第1次六角形フレームは、二次元的拡がりをもつハニカム形状に剛接合し鉛直方向に立設したハニカム形状に剛接合され鉛直方向に立設された基本構造としてのハニカムフレームを形成する。
第2次〜第n次六角形フレームは、それぞれ1又は複数個用いられる。第2次〜第n次六角形フレームの各々は、補強構造としてハニカムフレームの内部に配置される。つまり、第2次〜第n次六角形フレームの各々は、いずれかの第1次六角形フレームの開口内に配置されることにより、ハニカムフレームの面内に収容されている。
さらに、1つの第k次六角形フレームに着目すると、第k次六角形フレームはいずれかの第k−1次六角形フレームの開口内に配置されている。第k−1次六角形フレームは、第k次六角形フレームより1段階だけ大きいフレームである。基本的には、いずれの六角形フレームも必ず、自身よりも1段階大きい六角形フレーム内に直接配置され、2段階以上大きい六角形フレーム内に直接配置されることはない(以下の形態においても同様)。
そして、第k−1次六角形フレーム内に1又は複数の第k次六角形フレームが配置された場合、少なくとも1つの第k次六角形フレームは、頂点の剛域を拡大のために第k−1次六角形フレームの6個の頂点のうちいずれかの頂点位置に配置されて第k−1次六角形フレームと剛接合されている。第k次六角形フレームと第k−1次六角形フレームは相似であるから、頂点位置において前者の外周と後者の内周とは隙間なく当接する。
六角形フレームは複数個用いられ、これらの複数の六角形フレームは、二次元的拡がりをもつハニカム形状に剛接合され鉛直方向に立設された基本構造としてのハニカムフレームを形成する。
三角形フレームは2又はそれ以上用いられる。それらのうち少なくとも2つの三角形フレームは、補強構造としていずれかの六角形フレームの開口内において、頂点の剛域拡大のためにその六角形フレームのいずれかの頂点位置に配置される。そしてこれら2つの三角形フレームと六角形フレームとが剛接合される。これら2つの三角形フレームは菱形を形成するので、六角形フレームの頂点を形成する2辺と隙間なく当接する。
六角形フレームは複数個用いられ、これらの複数の六角形フレームは、二次元的拡がりをもつハニカム形状に剛接合され鉛直方向に立設された基本構造としてのハニカムフレームを形成する。
第1次三角形フレームは2又はそれ以上、第2次〜第n次三角形フレームはそれぞれ1又は複数用いられる。これらの第1次〜第n次三角形フレームの各々は、補強構造としてハニカムフレームの内部に配置される。つまり、第1次〜第n次三角形フレームの各々は、いずれかの六角形フレームの開口内に配置されることにより、ハニカムフレームの面内に収容されている。
さらに、2又はそれ以上の第1次三角形フレームがいずれかの六角形フレームの開口内に配置される。それらのうちの少なくとも2つが、頂点の剛域拡大のために六角形フレームのいずれかの頂点位置に配置され剛接合されている。これら2つの第1次三角形フレームは菱形を形成するので、六角形フレームの頂点を形成する2辺と隙間なく当接する。
またさらに、1又は複数の第k次三角形フレームが、いずれかの第k−1次三角形フレームの開口内に配置される。それらのうちの少なくとも1つの第k次三角形フレームが第k−1次三角形フレームのいずれかの頂点位置に配置されて該第k−1次三角形フレームと接合されている。第k−1次三角形フレームは、第k次三角形フレームより1段階だけ大きいフレームである。第k次三角形フレームと第k−1次三角形フレームとは相似であるので、頂点位置において前者の外周が後者の内周に隙間なく当接する。基本的には、第2次より高次の三角形フレームは、必ず、自身よりも1段階だけ大きい三角形フレーム内に直接配置され、2段階以上大きい三角形フレーム内に直接配置されることはない。
また、ハニカムフレームにおける一部の第1次六角形フレームについては、開口内に高次の六角形フレームを配置しないものがあってもよい。
また、ハニカムフレームにおける一部の六角形フレームについては、開口内に三角形フレームを配置しないものがあってもよい。
(12)本発明による建築構造体のさらに別の形態(請求項17)は、上記いずれかの建築構造体におけるハニカムフレームを形成する複数の六角形フレームの各々が、各頂点において剛接合されていることを特徴とする。
本発明の特徴は、基本構造であるハニカムフレームに対し、さらに内部構造を付加した点である。この結果、本発明による建築構造体は、ハニカムフレームのみで形成した場合よりもさらに構造的強度を向上させることができる。
ここで、大きさが1段階だけ異なる第k−1次六角形フレームと第k次六角形フレームとの関係を分かり易く説明するために、前者を「親フレーム」と、後者を「子フレーム」と称することとする。子フレームは、必ず、親フレームの開口内に配置される。さらに、1つの親フレームの開口内に1又は複数の子フレームが配置された場合、それらの子フレームのうち少なくとも1つは親フレームのいずれかの頂点位置に配置され、互いに接合される。
このように、本発明によれば、ハニカムフレームにおいて相対的に弱い頂点近傍の剛性を、所望する程度に応じて高めることができるため、建築構造体全体の強度を向上させることができる。この結果、高層及び超高層建築物に好適な耐震性及び耐風圧性に優れた建築構造体を実現できる。
図1〜図4を参照して、本発明による建築構造体の一形態を説明する。
図1(a)は、本発明の建築構造体において面状に拡がる構造の一部のみを模式的に示した立面図である。図中の矢印で鉛直方向及び水平方向を示している。
図1(b)は、大きさが1段階だけ異なるフレームAk-1と、フレームAkとの相似比Ik-1が、1より大きいいずれかの整数値であることを示す説明図である。但し、kは、2≦k≦nの範囲の整数値である。図1の例では、フレームAk-1とフレームAkの相似比Ik-1は、全て「2」と設定している。つまり、フレームAk-1の一辺の長さは、フレームAkのそれの2倍である。しかしながら、各相似比Ik-1は、同じでなくともよい。例えば、I1を「2」とし、I2を「4」としてもよい。I2が「4」の場合、フレームA2の一辺の長さは、フレームA3のそれの4倍である。
図3(a)〜(e)の各図には、大きさの1段階だけ異なる2つのフレーム同士の相似比を示している。これらの例では、相似比は、全て1より大きい整数値である。相似比が大きいほど細かい内部構造となる。
第1の六角形フレーム群については、フレームA1内にフレームA2が配置され、フレームA2内にフレームA3が配置されている。一方、第2の六角形フレーム群については、フレームA1内にフレームA2が配置され、フレームA2内にフレームA4が配置されている。このように、異なる六角形フレーム群を混在させて用いてもよい。但し、異なる2つの群に含まれる全ての六角形フレームも、互いに相似形である。
第1の六角形フレーム群については、フレームA1内にフレームA2が配置され、フレームA2内にフレームA3が配置され、フレームA3内にフレームA4が配置されている。第2の六角形フレーム群については、フレームA1内にフレームA2が配置され、フレームA2内にフレームA3が配置されている。そして、第3の六角形フレーム群については、フレームA1内にフレームA2が配置され、フレームA2内にフレームA4が配置されている。
図5(a)は、本発明の建築構造体において面状に拡がる構造の一部のみを模式的に示した立面図である。図中の矢印で鉛直方向及び水平方向を示している。
第1次〜第n次三角形フレームについては、少なくとも第1次三角形フレームT1が存在する。従って、nは1以上のいずれかの整数である。原理的には、nは任意であるが、構造強度の必要性並びに配置の可能性を考慮して設定される。
I1が「3」(k=2)の場合、フレームT1の一辺の長さはフレームT2のそれの3倍である。また、Ik-1(k≧3)が「2」の場合、フレームTk-1の一辺の長さはフレームTkのそれの2倍である。
しかしながら、相似比I0及び各相似比Ik-1は、同じでなくともよい。例えば、I1を「2」とし、I2を「4」としてもよい。I2が「4」(k=3)の場合、フレームT2の一辺の長さはフレームT3のそれの4倍である。
図7(a)に示した六角形、四角形及び三角形は、面積Sが等しい。六角形は、ハニカムフレームの単位格子を、四角形は一般ラーメン構造の単位格子を、三角形は一般トラス構造の単位格子をイメージしたものである。符号dは辺部材の幅を示している。
S=6×(31/2/4)×Lh2=Ls2=(31/2/4)×Lt2
よって、Ls=(31/4)×(3/2)1/2×Lh≒1.61Lh、
Lt=61/2×Lh≒2.45Lh
上式から、同面積の場合の六角形、四角形及び三角形の一辺の比は、
Lh:Ls:Lt≒1:1.61:2.45
となる。つまり、六角形の一辺が最も短い。
6Lh:4Ls:3Lt≒6:6.45:7.35
となる。全周長も六角形が最も短い。
上端から9列目のフレームA1においては、一部のフレームA2内に2つ又は3つのフレームA3が配置されている。上端から10列目以下のフレームA1においては、全てのフレームA2内に3つのフレームA3が配置されている。
さらに、上端から6列目のフレームA1には2つのサブ六角形フレームAsが菱形空間に挿入されている。上端から7列目以下の全てのフレームA1には3つのサブ六角形フレームAsが菱形空間に挿入されている。
A1〜An 第1次〜第n次六角形フレーム
As、As1、As2 サブ六角形フレーム
Bp 菱形パネル
Bf 菱形フレーム
C 三角形フレーム
D 線状部材
I0、Ik 相似比
T0 基本三角形
T1〜Tn 第1次〜第n次三角形フレーム
Claims (16)
- 線状構造部材を六角形の各辺に配置して各々形成された第1次、第2次、...、第k−1次、第k次、...及び第n次六角形フレーム(2≦k≦n、nは2以上のいずれかの整数)からなり前記第k−1次六角形フレームと前記第k次六角形フレームとの相似比が1より大きい整数値である六角形フレーム群を用いて形成された建築構造体であって、
(a)複数の前記第1次六角形フレームを、二次元的拡がりをもつハニカム形状に剛接合し鉛直方向に立設した基本構造としてのハニカムフレームを備え、
(b)前記ハニカムフレーム内に補強構造としての前記第2次〜第n次六角形フレームがそれぞれ1又は複数配置され、
(c)各前記第k次六角形フレームがいずれかの前記第k−1次六角形フレームの開口内に配置され、かつ該第k次六角形フレームのうち少なくとも1つは、頂点の剛域拡大のために該第k−1次六角形フレームのいずれかの頂点位置に配置されて該第k−1次六角形フレームと剛接合されていることを特徴とする建築構造体。 - 前記第k−1次六角形フレームのいずれかの頂点を形成する2辺とその開口内に配置された2つの前記第k次六角形フレームの各1辺とにより菱形空間が形成される場合に、該菱形空間に挿入され剛接合された補強構造としての挿入部材をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の建築構造体。
- 前記挿入部材が、菱形フレーム、菱形パネル、2つの同形状の三角形フレーム及びサブ六角形フレームを含む群から選択されたいずれかであることを特徴とする請求項2に記載の建築構造体。
- 線状構造部材を六角形の各辺に配置して各々形成された第1次、第2次、...、第k−1次、第k次、...及び第n次六角形フレーム(2≦k≦n、nは2以上のいずれかの整数)からなり前記第k−1次六角形フレームと前記第k次六角形フレームとの相似比が1より大きい整数値である六角形フレーム群を用いて形成された建築構造体であって、
(a)複数の前記第1次六角形フレームを、二次元的拡がりをもつハニカム形状に剛接合し鉛直方向に立設した基本構造としてのハニカムフレームを備え、
(b)前記ハニカムフレーム内に補強構造としての前記第2次〜第n次六角形フレームがそれぞれ1又は複数配置され、
(c)2又はそれ以上の前記第k次六角形フレームがいずれかの前記第k−1次六角形フレームの開口内に配置され、かつ該第k−1次六角形フレームのいずれかの頂点を形成する2辺と少なくとも2つの該第k次六角形フレームの各一辺とにより菱形空間が形成され、
(d)頂点の剛域拡大のために前記菱形空間に挿入されて前記第k−1次六角形フレームと剛接合された補強構造としての挿入部材をさらに備えたことを特徴とする建築構造体。 - 前記挿入部材が、菱形フレーム、菱形パネル、2つの同形状の三角形フレーム及びサブ六角形フレームを含む群から選択されたいずれかであることを特徴とする請求項4に記載の建築構造体。
- 線状構造部材を六角形の各辺に配置して各々形成された第1次、第2次、...、第k−1次、第k次、...及び第n次六角形フレーム(2≦k≦n、nは2以上のいずれかの整数)からなり前記第k−1次六角形フレームと前記第k次六角形フレームとの相似比が整数値以外の1より大きい実数値である六角形フレーム群を用いて形成されたメインフレームを、鉛直方向に立設した建築構造体であって、
(a)複数の前記第1次六角形フレームを、二次元的拡がりをもつハニカム形状に剛接合し鉛直方向に立設した基本構造としてのハニカムフレームを備え、
(b)前記ハニカムフレーム内に補強構造としての前記第2次〜第n次六角形フレームがそれぞれ1又は複数配置され、
(c)各前記第k次六角形フレームがいずれかの前記第k−1次六角形フレームの開口内に配置され、かつ該第k次六角形フレームのうち少なくとも1つは、頂点の剛域拡大のために該第k−1次六角形フレームのいずれかの頂点位置に配置されて該第k−1次六角形フレームと剛接合されていることを特徴とする建築構造体。 - 線状構造部材を六角形の各辺に配置して各々形成された第1次、第2次、...、第k−1次、第k次、...及び第n次六角形フレーム(2≦k≦n、nは2以上のいずれかの整数)からなり前記第k−1次六角形フレームと前記第k次六角形フレームとの相似比が整数値以外の1より大きい実数値である六角形フレーム群を用いて形成された建築構造体であって、
(a)複数の前記第1次六角形フレームを、二次元的拡がりをもつハニカム形状に剛接合し鉛直方向に立設した基本構造としてのハニカムフレームを備え、
(b)前記ハニカムフレーム内に補強構造としての前記第2次〜前記n次六角形フレームが1又は複数配置され、
(c)各前記第k次六角形フレームがいずれかの前記第k−1次六角形フレームの開口内に配置され、かつ、頂点の剛域拡大のために該第k次六角形フレームの外周全体が該第k−1次六角形フレームの内周全体に当接し互いに剛接合されていることを特徴とする建築構造体。 - 線状構造部材を六角形の各辺に配置して形成された六角形フレームと、線状構造部材を三角形の各辺に配置して形成されかつ該六角形フレームの各辺を1辺として該六角形フレームを6分割した基本三角形に対する相似比が1より大きい整数値である三角形フレームとを用いて形成された建築構造体であって、
(a)複数の前記六角形フレームを、二次元的拡がりをもつハニカム形状に剛接合し鉛直方向に立設した基本構造としてのハニカムフレームを備え、
(b)2又はそれ以上の前記三角形フレームがいずれかの前記六角形フレームの開口内に補強構造としての配置され、かつ少なくとも2つの該三角形フレームが、頂点の剛域拡大のために該六角形フレームのいずれかの頂点位置に配置されて該六角形フレームと剛接合されていることを特徴とする建築構造体。 - 線状構造部材を六角形の各辺に配置して形成された六角形フレームと、線状構造部材を三角形の各辺に配置して各々形成された第1次、第2次、...、第k−1次、第k次、...及び第n次三角形フレーム(2≦k≦n、nは2以上のいずれかの整数)からなる三角形フレーム群とを用いて形成された建築構造体であって、
(a)前記第1次三角形フレームは前記六角形フレームの各辺を1辺として該六角形フレームを6分割した基本三角形に対する相似比が1より大きい整数値であり、かつ前記第k−1次三角形フレームと前記第k次三角形フレームとの相似比が1より大きい整数値であり、
(b)複数の前記六角形フレームを、二次元的拡がりをもつハニカム形状に剛接合し鉛直方向に立設した基本構造としてのハニカムフレームを備え、
(c)前記ハニカムフレーム内に前記第1次三角形フレームが2又はそれ以上配置され、かつ前記第2次〜第n次三角形フレームがそれぞれ1又は複数配置され、
(d)2又はそれ以上の前記第1次三角形フレームがいずれかの前記六角形フレームの開口内に補強構造として配置され、かつ少なくとも2つの該第1次三角形フレームが該六角形フレームのいずれかの頂点位置に配置されて該六角形フレームと剛接合されており、
(e)1又は複数の前記第k次三角形フレームがいずれかの前記第k−1次三角形フレームの開口内に補強構造として配置され、かつ少なくとも1つの該第k次三角形フレームが、頂点の剛域拡大のために該第k−1次三角形フレームのいずれかの頂点位置に配置されて該第k−1次三角形フレームと剛接合されていることを特徴とする建築構造体。 - 前記ハニカムフレーム内に前記第2次〜第n次六角形フレームが配置される場合に、相対的に下方に位置する前記第1次六角形フレームの開口内に配置された高次の前記六角形フレームの数が、相対的に上方に位置する前記第1次六角形フレームの開口内に配置されたそれらよりも多いことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の建築構造体。
- 前記ハニカムフレームを形成する複数の前記第1次六角形フレームの少なくとも一部が、その開口内に高次の前記六角形フレームを配置しないことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の建築構造体。
- 前記ハニカムフレーム内に前記第1次〜第n次三角形フレームが配置される場合に、相対的に下方に位置する前記六角形フレームの開口内に配置された三角形フレームの数が、相対的に上方に位置する前記六角形フレームの開口内に配置されたそれらよりも多いことを特徴とする請求項8又は9に記載の建築構造体。
- 前記ハニカムフレームを形成する複数の前記六角形フレームの少なくとも一部が、その開口内に三角形フレームを配置しないことを特徴とする請求項8又は9のいずれかに記載の建築構造体。
- 前記ハニカムフレームを形成する複数の前記六角形フレームの各々が、隣り合う六角形フレームと一辺を共有することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の建築構造体。
- 前記ハニカムフレームを形成する複数の前記六角形フレームの各々が、隣り合う六角形フレームと互いの一辺と一辺とを剛接合させることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の建築構造体。
- 請求項1〜9のいずれかの建築構造体における前記ハニカムフレーム及びその内部構造を、2種又はそれ以上、部分的に混在させて形成したことを特徴とする建築構造体。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2007/059629 WO2008139582A1 (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | 建築構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP4210323B1 true JP4210323B1 (ja) | 2009-01-14 |
JPWO2008139582A1 JPWO2008139582A1 (ja) | 2010-07-29 |
Family
ID=40001813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008506665A Expired - Fee Related JP4210323B1 (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | 建築構造体 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4210323B1 (ja) |
KR (1) | KR20100014225A (ja) |
CN (1) | CN101432491A (ja) |
TW (1) | TW200844300A (ja) |
WO (1) | WO2008139582A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010095180A1 (ja) * | 2009-02-23 | 2010-08-26 | 積水化学工業株式会社 | ハニカム建築構造体及びその点検方法 |
JP2015052248A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 株式会社竹中工務店 | 鉄骨組み上げ方法 |
JP2016029235A (ja) * | 2014-07-25 | 2016-03-03 | 宮本 忠 | 複合パネル構造体 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102458623B1 (ko) * | 2019-04-05 | 2022-10-25 | 한길토건(주) | 지오셀방식의 옹벽구조물 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63188438A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-04 | Showa Aircraft Ind Co Ltd | ハニカム材 |
JPH11210155A (ja) * | 1998-01-26 | 1999-08-03 | Haruo Akita | 構造材ブロックと構造材パネル |
JP3811708B1 (ja) * | 2005-10-25 | 2006-08-23 | 積水化学工業株式会社 | 建築構造体 |
-
2007
- 2007-05-10 WO PCT/JP2007/059629 patent/WO2008139582A1/ja active Application Filing
- 2007-05-10 KR KR1020097005510A patent/KR20100014225A/ko not_active Application Discontinuation
- 2007-05-10 CN CNA2007800011254A patent/CN101432491A/zh active Pending
- 2007-05-10 JP JP2008506665A patent/JP4210323B1/ja not_active Expired - Fee Related
- 2007-06-12 TW TW096121133A patent/TW200844300A/zh unknown
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010095180A1 (ja) * | 2009-02-23 | 2010-08-26 | 積水化学工業株式会社 | ハニカム建築構造体及びその点検方法 |
CN101883900B (zh) * | 2009-02-23 | 2012-05-30 | 积水化学工业株式会社 | 蜂巢状建筑结构体及其检查方法 |
JP2015052248A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 株式会社竹中工務店 | 鉄骨組み上げ方法 |
JP2016029235A (ja) * | 2014-07-25 | 2016-03-03 | 宮本 忠 | 複合パネル構造体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW200844300A (en) | 2008-11-16 |
KR20100014225A (ko) | 2010-02-10 |
WO2008139582A1 (ja) | 2008-11-20 |
JPWO2008139582A1 (ja) | 2010-07-29 |
CN101432491A (zh) | 2009-05-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3811708B1 (ja) | 建築構造体 | |
JP4933621B2 (ja) | 建築構造物 | |
JP4108101B2 (ja) | 立体チューブ建築構造体 | |
JP4146511B1 (ja) | ハニカム建築構造体 | |
JP6883098B2 (ja) | 鉄骨鉄筋コンクリート柱 | |
JP4210323B1 (ja) | 建築構造体 | |
WO2004053260A2 (en) | Open frames for providing structural support and related methods | |
KR100919097B1 (ko) | 건축 구조체, 구조 유닛 및 그 공법 | |
JP4733447B2 (ja) | 補強壁 | |
JP4667960B2 (ja) | ピロティ階を設けた建築物 | |
JP4964545B2 (ja) | 連結建物の制震構造 | |
RU2651852C2 (ru) | Рама для сита | |
JP5378242B2 (ja) | 建物の架構構造 | |
JP4772308B2 (ja) | ユニット建物の構築方法 | |
JP3832355B2 (ja) | 高層建物の架構構造 | |
JP7269836B2 (ja) | 建物 | |
KR101583704B1 (ko) | 다주 형식의 풍력발전타워 및 그 시공방법 | |
JP5089946B2 (ja) | 連結建物の制震構造 | |
JP2022084099A (ja) | 制振建物 | |
KR200462544Y1 (ko) | 조립식 건축 기둥 구조물 | |
JP6261955B2 (ja) | 構造物 | |
JP2010285782A (ja) | 耐震構造およびその構築方法 | |
JPH05339987A (ja) | 架構体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081014 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081024 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031 Year of fee payment: 5 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |