JP4207047B2 - 内燃機関のカムシャフト支持構造 - Google Patents

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Description

この発明は、内燃機関のカムシャフト支持構造に係り、特に、車両に搭載する内燃機関の内部でカムシャフトを支持する構造として好適なカムシャフト支持構造に関する。
従来、例えば特開平7−166956号公報に開示されるように、アッパ軸受けをヘッドカバーに一体化させたカムシャフトの支持構造が知られている。上記従来の支持構造は、アッパ軸受けと対をなすロア軸受けを備えている。アッパ軸受けと、ロア軸受けは、共に半円形状に成型されており、両者が対向した状態に固定されることにより、カムシャフトを支持する。
カムシャフトには、吸気弁或いは排気弁を開弁させるためのカムが固定されている。吸気弁や排気弁は、カムシャフトの回転に伴ってカムノーズに押されることにより開弁する。カムシャフトには、カムノーズが吸気弁や排気弁を押し開く際に、その反力が作用する。この反力は、カムシャフトをアッパ軸受けに押しつける方向に作用する。このため、アッパ軸受けには、ロア軸受けに比して高い剛性が要求される。
上記従来の支持構造によれば、ヘッドカバーと一体化することで、アッパ軸受けに高い剛性を付与することができる。このため、この剛性によれば、カムシャフトを十分に高い剛性で精度良く支持することが可能である。
特開平7−166956号公報 特開平11−173210号公報 実開平4−95643号公報
内燃機関の動弁機構、特にカムの周辺は、内燃機関が適正に作動するうえで重要な構成要素である。このため、内燃機関の組み付け時や、内燃機関の保守・点検の際には、カムが適正な状態に組み付けられているか、或いは、カムの周辺に異物が噛み込んでいないか、などが目視により確認できることが望ましい。
しかしながら、上記従来の支持構造では、アッパ軸受けがヘッドカバーと一体化されているため、カムシャフトが内燃機関の内部で適正に保持された状態を維持したままで、ヘッドカバーを取り外すことはできない。従って、この支持構造が用いられる場合、カムシャフトの保持状態を維持したままカムを目視することができない。この点、上記従来のカムシャフトの支持構造は、内燃機関の生産性、及び保守・点検の作業性の面で、必ずしも理想的なものではなかった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、アッパ軸受けをヘッドカバーに一体化した構造を用いつつ、ヘッドカバーの内側に位置するカムの目視を可能とした内燃機関のカムシャフト支持構造を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、内燃機関のカムシャフト支持構造であって、
内燃機関のシリンダヘッドと、
前記シリンダヘッドに組み込まれ、一端がラッシュアジャスタにより支持されるロッカーアームと、
前記ロッカーアームと当接するカムを備えるカムシャフトと、
前記カムシャフトを前記シリンダヘッド側から支持するロア軸受けと、
前記カムシャフトを前記ロア軸受けとは反対の側から支持するアッパ軸受けを一体に備えるヘッドカバーと、を備え、
前記ヘッドカバーは、前記カムシャフトが前記アッパ軸受けに保持された状態で、前記カムの目視を可能とする目視窓と、前記カムシャフトの軸方向に並んだ複数のアッパ軸受けと、を備え
前記アッパ軸受けは、前記カムシャフトのジャーナル部を保持する半円形状部分を有し、
前記複数のアッパ軸受けのうち少なくとも一部のアッパ軸受けは、隣接するアッパ軸受けと、少なくとも前記半円形状部分の最も凸となる部分同士で、連結されていることを特徴とする。
また、第の発明は、第の発明において、前記複数のアッパ軸受けの全てが、隣接するアッパ軸受けと、少なくとも前記半円形状部分の最も凸となる部分同士で、連結されていることを特徴とする。
また、第の発明は、第1又は第2の明において、
前記カムシャフトは、吸気弁を駆動する吸気カムを備える吸気カムシャフトと、排気弁を駆動する排気カムを備える排気カムシャフトを含み、
前記目視窓は、前記吸気カムの目視を可能とする吸気目視窓と、前記排気カムの目視を可能とする排気目視窓とを含み、
前記吸気目視窓及び前記排気目視窓は、特定の方向から内燃機関に対峙した場合に、前記吸気カム及び前記排気カムの双方が目視可能となるように設けられていることを特徴とする。
また、第の発明は、第1乃至第の発明の何れかにおいて、前記目視窓は、内燃機関が備える全てのカムが目視できるように形成されていることを特徴とする。
また、第の発明は、第1乃至第の発明の何れかにおいて、前記目視窓を塞ぐ、前記ヘッドカバーと別体の目視窓カバーを備えることを特徴とする。
また、第の発明は、第の発明において、前記目視窓カバーの内側に、前記目視窓から排出されるオイルとガスを分離するための分離室が形成されることを特徴とする。
また、第の発明は、第又は第の発明において、前記目視窓カバーは、前記シリンダヘッドの材質に比して軽い軽量材料で構成されていることを特徴とする。
また、第の発明は、第乃至第の発明の何れかにおいて、前記アッパ軸受けと前記目視窓カバーとの間に設けられ、前記カム又は前記ロッカーアームに向けて、前記目視窓を介してオイルを噴射するオイルシャワーを備えることを特徴とする。
また、第の発明は、第乃至第の発明の何れかにおいて、
内燃機関にオイルを供給するためのオイルフィラーと、
前記内燃機関が車両に搭載された状態で、当該内燃機関の内側から前記オイルフィラーに向かって飛散するオイルの進行を阻止するオイル飛散防止構造と、を備え、
前記オイルフィラー及び前記オイル飛散防止構造は、前記目視窓カバーに設けられていることを特徴とする。
第1の発明によれば、内燃機関の内部空間をシールするヘッドカバーに、アッパ軸受けを一体的に具備させることにより、アッパ軸受けに十分に高い剛性を付与することができる。また、ヘッドカバーには、目視窓が設けられているため、ヘッドカバーがシリンダヘッドに被せられた状態においても、ヘッドカバー越しにカムを目視することが可能である。
また、この発明によれば、少なくとも一部のアッパ軸受けが、隣接するアッパ軸受けと、半円形状部分の最も凸となる部分同士で連結されている。半円形状部分の最も凸となる部分は、カムシャフトが受ける反力が集中する部分であるためアッパ軸受けにおいて最も力を受ける部分である。従って、この部分同士を連結すると、アッパ軸受けの剛性を効率的に高めることができる。このため、本発明によれば、目視穴を設けつつ、アッパ軸受けに効率的に高い剛性を付与することができる。
の発明によれば、全てのアッパ軸受けが、半円形状部分の最も凸となる部分同士で連結される。このため、本発明によれば、目視窓を設けつつ、全てのアッパ軸受けに、効率的に高い剛性を付与することができる。
の発明によれば、ヘッドカバーに吸気目視窓と排気目視窓とが設けられているため、単一の視点から、吸気カム及び排気カムの双方を目視することができる。このため、本発明によれば、単一の作業者による組み付けや保守・点検を効率化することができる。
の発明によれば、全てのカムが目視できるように目視窓が設けられている。このため、本発明によれば、目視窓を介して、全てのカムの状態を、容易に確認することができる。
の発明によれば、目視窓を塞ぐ目視窓カバーを備えているため、ブローバイガスやオイルが目視窓から内燃機関の外部に飛散するのを防ぐことができる。
の発明によれば、目視窓カバーの内側を分離室とすることで、ヘッドカバーから、分離室の機能を切り離すことができる。このため、本発明によれば、ヘッドカバーの構造を簡素化することができる。
の発明によれば、目視窓カバーを軽量材料で構成することにより、内燃機関の軽量化、及び低重心化を実現することができる。
の発明によれば、カム又はロッカーアームに向けてオイルを噴射するためのオイルシャワーが、アッパ軸受けと目視窓カバーの間に配置される。このような配置によれば、目視窓カバーを外すだけでオイルシャワーの保守・点検作業を行うことができる。このため、本発明によれば、オイルシャワーの保守・点検に関して、優れた作業性を実現することができる。
の発明によれば、オイルフィラー及びオイル飛散防止構造が目視窓カバーに具備される。内燃機関にオイルを円滑に供給するためのオイルフィラーの条件や、オイルの飛散を良好に防ぐためのオイル飛散防止構造の条件は、内燃機関の形式や、内燃機関の車両搭載姿勢等に応じて変化する。本発明によれば、その変化に、目視窓カバーのみを適合させることにより所望の目的を達することができる。このため、本発明によれば、ヘッドカバー等、目視窓カバーを除く構成部材の汎用性を高めることができる。
実施の形態1.
[実施の形態1の構造]
(基本構造)
図1は、本発明の実施の形態1のカムシャフト支持構造を説明するための図である。本実施形態の支持構造は、内燃機関のシリンダヘッド10を備えている。シリンダヘッド10は、アルミ或いは鋳鉄により構成されており、吸気ポート12及び排気ポート14を備えている。
図1に示す内燃機関は、複数の気筒を備える多筒式の機関であり、気筒毎に2つの吸気ポート12及び排気ポート14を備えている。図1は、それらのうちの一つが図示されるように内燃機関を切断することで得られる断面図である。図1に示す内燃機関は、紙面に垂直な方向に、直列に配置された状態で、複数の気筒、並びに複数の吸気ポート12及び排気ポート14を備えているものとする。
図1に示すように、シリンダヘッド10には、吸気ポート12を開閉するための吸気弁16、及び排気ポート14を開閉するための排気弁18が組み込まれている。吸気弁16及び排気弁18は、何れも、図1において下方向に移動することで開弁状態となる。そして、それらは、何れも、図示しないバルブスプリングによって閉弁方向、つまり、図1における上方向に付勢されている。
吸気弁16の上端部は、吸気ロッカーアーム20の一端と接触している。吸気ロッカーアーム20の他端は、ラッシュアジャスタ22の上端に接している。つまり、吸気ロッカーアーム20は、吸気弁16とラッシュアジャスタ22の上に載置された状態となっている。
同様に、排気弁18の上端は、排気ロッカーアーム24の一端と接触している。排気ロッカーアーム24の他端は、図示しない排気側のラッシュアジャスタの上に置かれている。つまり、排気ロッカーアーム24は、排気側のラッシュアジャスタと排気弁18の上に載置された状態となっている。
図1に示す内燃機関は、吸気弁16を駆動するための吸気カムシャフト26と、排気弁18を駆動するための排気カムシャフト28を備えている。吸気カムシャフト26は、直列に配置される全ての気筒の上を延在するように設けられており、個々の吸気弁16に対応する吸気カム、より具体的には、個々の吸気弁16の上に載置されている個々の吸気ロッカーアーム20と接触する吸気カム(図示せず)を備えている。同様に、排気カムシャフト28は、個々の排気ロッカーアーム24と接触する排気カム(図示せず)を備えている。
吸気カムシャフト26が具備する吸気カムは、吸気ロッカーアーム20の位置を、その上方から規制する。また、排気カムシャフト28が具備する排気カムは、排気ロッカーアーム24の位置を、その上方から規制する。その結果、吸気ロッカーアーム20は、その下方に位置する吸気弁16及びラッシュアジャスタ22と、その上方に位置する吸気カムとの間に挟まれた状態となっている。同様に、排気ロッカーアーム24は、排気弁18及び排気側のラッシュアジャスタと、排気カムとの間に挟まれた状態となっている。
上記の状況下で吸気カム26が回転すると、吸気ロッカーアーム20には、吸気カムによる押圧力が周期的に加えられる。このような押圧力の発生及び消滅に合わせて、吸気ロッカーアーム20は、ラッシュアジャスタ22に支持された端部を回転中心として、吸気弁16を開閉させるように揺動する。その結果、吸気弁16には、吸気カムシャフト26の回転に同期した開閉が生ずる。同様の原理により、排気弁18には、排気カムシャフト28の回転に同期した開閉が生ずる。
シリンダヘッド10の上には、ヘッドカバー30が組み付けられている。ヘッドカバー30は、アルミや鋳鉄に比して軽量なマグネシウムにより構成されている。ヘッドカバー30には、アッパ軸受け32が一体的に設けられている。アッパ軸受け32は、より具体的には、個々の気筒の境界部分に位置するように、ヘッドカバー30において複数設けられている。
それぞれのアッパ軸受け32には、ロア軸受け34が組み付けられている。ロア軸受け36は、ヘッドカバー30と同様に(従ってアッパ軸受け32とも同様に)マグネシウムで構成されている。アッパ軸受け32及びロア軸受け34には、互いに対を成す半円形状部分36,38が設けられている。吸気カムシャフト26及び排気カムシャフト28は、それらの半円形部分36,38の間に、回動可能に保持されている。
(ヘッドカバーの構造)
図2は、ヘッドカバー30の斜視図である。本実施形態の支持構造は、ヘッドカバー30の構造に特徴の一部を有している。以下、その特徴部分について説明する。
ヘッドカバー30は、内燃機関の内部空間を外部空間から隔絶するためのシール部を全周に渡って備えている。すなわち、ヘッドカバー30は、その全周に渡ってフランジ部40を備えている。フランジ部40には、ボルト締結孔42が複数設けられている。ヘッドカバー30は、それらのボルト締結孔42に挿入されるボルト(図示せず)によって、シリンダヘッド10に締結される。フランジ部40には、シール部材が組み込まれている。このため、ヘッドカバー30をシリンダヘッド10に締結すると、フランジ部40とシリンダヘッド10との間に十分なシールを得ることができる。
ヘッドカバー30には、吸気目視窓44と、排気目視窓46とが設けられている。吸気目視窓44は、図1に示す吸気カムシャフト26の長手方向に沿って延在するように設けられている。また、排気目視窓46は、図1に示す排気カムシャフト28の長手方向に沿って延在するように設けられている。吸気目視窓44及び排気目視窓46は、より具体的には、以下に示す2つの条件が共に成立するように設計されている。
第1条件
吸気目視窓44は、ヘッドカバー30がシリンダヘッド10に組み付けられた状態で、吸気目視窓44越しに、吸気カムシャフト26が具備する全ての吸気カムが目視できるように設けられている。また、排気目視窓46は、ヘッドカバー30がシリンダヘッド10に組み付けられた状態で、排気目視窓46越しに、排気カムシャフト28が具備する全ての排気カムが目視できるように設けられている。本実施形態のカムシャフト支持構造は、ヘッドカバー30が、この条件を満たすように構成されている点に最も大きな特徴を有している。
特に、本実施形態において、吸気目視窓44及び排気目視窓46は、吸気カムと排気カムの双方が、単一の視点から同時に目視できるように設計されている。換言すると、吸気目視窓44及び排気目視窓46は、内燃機関の組み付けラインやメンテナンスの場面において、作業者が、特定の方向から(例えば吸気側から)内燃機関に向かいあった場合に、内燃機関に対する立ち位置を変えることなく(排気側に回り込むことなく)、吸気カムと排気カムの全てが目視できるように設けられている。
第2条件
また、吸気目視窓44及び排気目視窓46は、何れも、アッパ軸受け32の剛性を大きく低下させることのない領域に限って開口されている。すなわち、吸気カムシャフト26には、吸気カムが吸気弁16を押し下げる際に、その反力として、アッパ軸受け32に向かう大きな力が作用する。同様に、排気カムシャフト28には、排気カムが排気弁18を押し下げる際に、その反力として、アッパ軸受け32に向かう大きな力が作用する。
アッパ軸受け32に向かうこれらの反力は、主として、半円形状部分36(図1参照)の中央部分、つまり、半円形状部分36のうち、最も上に凸となっている部分の近傍に作用する。従って、アッパ軸受け32の剛性を確保するうえでは、その部分(最も凸となる部分)が、ヘッドカバー30と一体化されていること、つまり、隣接するアッパ軸受け32が、少なくとも半円形状部分36の最も凸となる部分同士で、互いに連結されていることが望ましい。
換言すると、吸気目視窓44及び排気目視窓46は、隣接するアッパ軸受け32の間において、半円形状部分36の最も凸となる部分同士の間には介入していないことが望ましい。本実施形態において、吸気目視窓44及び排気目視窓46は、上記の要求が満たされるように、半円形状部分36の直上に位置する領域とは、より具体的には、図1における半円形状部分36の中央部分の直上(カムシャフト26,28の中心の直上)となる領域とは重ならないように設計されている。
(オイルシャワーの構造)
再び図1を参照して、ヘッドカバー30の上方の構造について説明する。図1に示すように、ヘッドカバー30には、吸気オイルシャワー50と、排気オイルシャワー52が組み付けられている。内燃機関において、吸気カム及び排気カムには、それぞれ、吸気ロッカーアーム20との摺動を円滑にするため、及び排気ロッカーアーム24との摺動を円滑にするために、オイルを噴射する必要がある。
吸気オイルシャワー50は、吸気目視窓44を介して吸気カムにオイルを噴射するための構成要素である。また、排気オイルシャワー52は、排気目視窓46を介して排気カムにオイルを噴射するための構成要素である。これらは、何れも、吸気カムシャフト26及び排気カムシャフト28を支持するアッパ軸受け32に固定されている。
(目視窓カバーの基本構造)
図1に示すように、ヘッドカバー30の上には、吸気目視窓カバー54と、排気目視窓カバー56とが組み付けられている。吸気目視窓カバー54及び排気目視窓カバー56は、何れも、マグネシウムで構成されている。
吸気目視窓カバー54は、吸気目視窓44をカバーするための部材であり、吸気オイルシャワー50がその内部に収納されるように、ヘッドカバー30に組み付けられている。他方、排気目視窓カバー56は、排気目視窓46をカバーするための部材であり、排気オイルシャワー52が、その内部に収まるようにヘッドカバー30に組み付けられている。
(オイルフィラー)
排気目視窓カバー56には、オイルフィラー58が設けられている。オイルフィラー58は、内燃機関にオイルを供給するための供給孔である。オイルフィラー58の構造や形状は、内燃機関が車両に搭載された状態で、円滑なオイル供給が可能となるように、内燃機関の形式や、その内燃機関が搭載される車種等に合わせて設計されている。
内燃機関が市場において用いられる場合には、オイルの供給後に、オイルフィラー58の蓋が閉め忘れられることがある。排気目視窓カバー56には、このような状況下で内燃機関が運転された場合に、オイルフィラー58から外部に飛散するオイル量を最小限に抑えるためのオイル飛散防止構造(図示略)が設けられている。オイルの飛散を効果的に防止するための構造は、内燃機関の形式や、内燃機関の車両上での搭載姿勢に応じて、必然的に異なったものとなる。このため、オイル飛散防止構造も、オイルフィラー58と同様に、内燃機関の形式や、その内燃機関が搭載される車種等に合わせて設計されている。
(PCVルーム)
内燃機関において、シリンダヘッド10の内部には、筒内からブローバイガスが流出してくることがある。また、シリンダヘッド10の内部には、各部の潤滑に用いられるオイルが循環している。このため、ブローバイガスを換気するためには、ブローバイガスとオイルを分離するための分離室(以下、「PCVルーム」と称す)を、何れかの箇所に設けることが必要である。
一般的な構成によれば、PCVルームは、ヘッドカバーの一部を隆起させることにより形成される。これに対して、本実施形態では、吸気目視窓カバー54の内部(図1の吸気目視窓カバー54の凹部分)、及び排気目視窓カバー56の内部(図1の排気目視窓カバー56の凹部分)をPCVルームとして利用する。
図3は、吸気目視窓カバー54を、長手方向に沿って切断することにより得られる断面図である。図3に示すように、吸気目視窓カバー54の内部には、オイルの混入したブローバイガスが流通する気液分離室60が設けられている。気液分離室60の下方には、オイル滴下板62が組み込まれている。また、吸気目視窓カバー54の一端(図3中左端)には、オイル滴下板62に覆われていないガス流入領域64が形成されている。更に、吸気目視窓カバー54の他端(図3中右端)には、ガス導出孔66が設けられている。
図4は、オイル滴下板62の斜視図である。図4に示すように、オイル滴下板62には、多数のオイル滴下孔68が設けられている。また、オイル滴下板62は、複数の障害壁70を有している。オイル滴下孔68は、障害壁70にも設けられている。
図3に示す構成によれば、オイルを含んだブローバイガスは、主としてガス流入領域64から吸気目視穴カバー54の内部に流入する。流入したガスは、ガス流入領域64から気液分離室60に流れ込み、障害壁70に流れを妨げられながら、気液分離室60の中をガス導出孔66に向かって進行する。
ブローバイガスが気液分離室60の中を進行する過程で、そのガス中のオイルは、吸気目視窓カバー54の壁面や、オイル滴下板62によって捕獲される。このようにして捕獲されたオイルは、オイル滴下孔68から滴下して、吸気目視窓44を通って再びシリンダヘッド10の中に戻される。そして、オイルが分離された後のブローバイガスだけが、ガス導出孔66から換気のため導出される。
排気目視窓カバー56の内部も、吸気目視窓カバー54と同様に構成されている。このため、本実施形態のカムシャフト支持構造によれば、吸気目視窓カバー54の内部、及び排気目視窓カバー56の内部を、PCVルームとして有効に利用して、ブローバイガスの換気を効率的に行うことができる。
[実施の形態1の組み付け工程及び主たる効果]
図5は、本実施形態のカムシャフト支持構造の組み付け工程を説明するための分解斜視図である。本実施形態の支持構造を組み付ける際には、先ず、シリンダヘッド10に、吸気弁16、排気弁18、ラッシュアジャスタ22等が組み付けられる。次いで、図5に示すように、それらの上に吸気ロッカーアーム20及び排気ロッカーアーム24が載置される。
図5は、便宜上、ロッカーアーム20,24の上に、カムシャフト26,28が置かれた状態を示している。ロッカーアーム20,24は、カムシャフト26,28が図5に示すような適正位置に固定されることにより、吸排気弁16,18及びラッシュアジャスタ22の上から脱落しない状態となる。しかしながら、カムシャフト26,28が適正に組み付けられるまでは、単に吸排気弁16,18及びラッシュアジャスタ22の上に載置されているだけであり、それらの上から脱落し得る状態にある。
本実施形態の支持構造を組み付けるに当たって、カムシャフト26,28は、ロッカーアーム20,24の上に載置する前に、ヘッドカバー30のアッパ軸受け32と、ロア軸受け34との間に保持される。つまり、カムシャフト26,28は、先ず、適当に並べられた所定数のロア軸受け34の上に載せられる。その上からヘッドカバー30が被され、ヘッドカバー30とロア軸受け34とが締結される。或いは、先ず、反転させたヘッドカバー30の上に、カムシャフト26,28が適当に載置される。次いで、カムシャフト26,28が適切に保持されるように、ヘッドカバー30に対してロア軸受け34が固定される。
本実施形態の組み付け工程では、次に、カムシャフト26,28が、全てのロッカーアーム20,24の上に、適切な位置関係で載置されるように、ヘッドカバー30が、シリンダヘッド10に被せられる。この際、ロッカーアーム20,24は脱落し得る状態にあるため、ヘッドカバー30をシリンダヘッド10に被せる作業は、十分に慎重に行う必要がある。
本実施形態において、ヘッドカバー30は、上述した通り吸気目視窓44及び排気目視窓46を備えている。このため、ヘッドカバー30の組み付け工程において、作業者は、それらの目視窓44,46越しに、吸気カムシャフト20が具備する吸気カム21、及び排気カムシャフト24が具備する排気カム25を目視しながら作業を進めることができる。更に、その作業者は、ヘッドカバー30を乗せる作業が終わった後に、吸気カム21及び排気カム25の全てが適切な状態にあるか否かを、それらの目視窓44,46を介して、容易に確認することができる。
特に、本実施形態では、吸気目視窓44及び排気目視窓46が、それぞれ、単一の視点から吸気カム21と排気カム25の双方が同時に目視できるように構成されている。このため、ヘッドカバー30の組み付け工程では、吸気カム21及び排気カム25を目視しながらの組み付け作業、及び組み付け後の確認作業を、単一の作業者が容易に行うことができる。
以上の理由により、本実施形態の支持構造によれば、アッパ軸受け32をヘッドカバー30に一体化させた構成を用いつつ、組み付け工程で、ロッカーアーム20,24の脱落等の不都合が生ずるのを有効に防ぎ、また、そのような不都合が見逃されるのを有効に防ぐことができる。このため、本実施形態の支持構造によれば、アッパ軸受け32を一体に有するヘッドカバー30を用いつつ、優れた生産性を実現することができる。
ヘッドカバー52には、オイルシャワー50,52が組み付けられる。次いで、オイルシャワー50,52を内部に収納するように、目視窓カバー54,56がヘッドカバー30に固定される。これらの作業は、ヘッドカバー30をシリンダヘッド10に取り付ける前後の何れにおいて実行してもよい。
上記の工程が終わると、ヘッドカバー30の上から、気筒毎に点火プラグユニット72が組み付けられる。また、シリンダヘッド10及びヘッドカバー30の側面には、チェーンケース74が装着される。
[その他の効果]
本実施形態のカムシャフト支持構造によれば、内燃機関の組み付け完成後においても、目視窓カバー54,58を外すだけで、吸気カム21及び排気カム25を容易に目視することができる。吸気カム21及び排気カム25の目視は、車両の出荷後においても、内燃機関の保守・点検の際に求められることがある。本実施形態の構造によれば、そのような要求に容易に応えることができる。このため、本実施形態のカムシャフト支持構造によれば、内燃機関の保守・点検に関して、良好な作業性を実現することができる。
また、本実施形態のカムシャフト支持構造によれば、上述した通り、アッパ軸受け32が、少なくとも半円形状部分の最も凸となる部分同士では連結された状態となる。このため、本実施形態の構造によれば、ヘッドカバー30に吸気目視窓44及び排気目視窓46を設けつつ、また、ヘッドカバー30の材質として、アルミや鋳鉄に比して剛性の低いマグネシウムを用いつつ、アッパ軸受け32に十分な剛性を付与することができる。
また、本実施形態のカムシャフト支持構造では、ヘッドカバー30、ロア軸受け34、及び目視窓カバー54,56を、マグネシウムで構成することとしている。これらの部材は、マグネシウム化されると、それらがアルミや鋳鉄で形成される場合に比して、大幅に軽量化される。このため、本実施形態のカムシャフト支持構造によれば、内燃機関の大幅な軽量化及び低重心化を実現することができる。
また、本実施形態のカムシャフト支持構造によれば、オイルシャワー50,52が、アッパ軸受け32に直接的に固定される。このような構成によれば、オイルシャワー50,52と、吸気カム或いは排気カムとの距離を十分に短くすることができる。更に、この場合、両者の位置関係がアッパ軸受け32の精度のみによって決められる。このため、この構造によれば、オイルシャワー50,52によるオイル噴射精度を高めることができる。
また、上述したカムシャフト支持構造によれば、オイルシャワー50,52の保守・点検は、目視窓カバー54,56を外すだけで容易に行うことができる。このため、本実施形態のカムシャフト支持構造は、オイルシャワー50,52の保守・点検に関しても良好な作業性を実現することができる。
また、本実施形態のカムシャフト支持構造においては、上述した通り、オイルフィラー58と、オイル飛散防止構造とが、ヘッドカバー30ではなく、排気目視窓カバー56に設けられている。オイルフィラー58及びオイル飛散防止構造には、上述したとおり、内燃機関の形式や、内燃機関の搭載車種等に応じて、異なる設計が要求されることがある。本実施形態の構造によれば、排気目視窓56のみを作り替えることにより、シリンダヘッド30等に何らの変更を加えることなくその要求に応えることができる。このため、本実施形態のカムシャフト支持構造によれば、シリンダヘッド30等の構成要素の汎用性を高めることができる。
また、本実施形態のカムシャフト支持構造においては、上述した通り、目視窓カバー54,56の中にPCVルームを設けることとしている。このため、この構造によれば、ヘッドカバー30の構成を簡単化することができ、全体として、内燃機関の生産性を高めることができる。更に、この構造によれば、目視窓カバー54,56を変更するだけで、PCVルームの仕様を変えることができる。PCVルームの仕様は、エンジンルーム内のスペース等の制約から、車種毎に異なることがある。本実施形態の構造によれば、目視窓カバー54,56を変えるだけで、そのような要求に適切に応えることができる。このように、本実施形態のカムシャフト支持構造は、この点においても、ヘッドカバー30等の構成要素の汎用性を高めることができる。
[実施の形態1の変形例等]
ところで、上述した実施の形態1においては、全てのアッパ軸受け32を、少なくとも半円形状部分の最も凸となる部分で隣接するアッパ軸受けと連結させることとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、アッパ軸受け32の中には、半円形状部分の最も凸となる部分で隣接するアッパ軸受けに連結されていないものが含まれていてもよい。
また、上述した実施の形態1においては、目視窓カバー54,56の中に、オイル滴下板62を配置してPCVルームを構成することとしているが、PCVルームを構成するための手法はこれに限定されるものではない。例えば、PCVルームは、目視窓カバー54,56をヘッドカバー30に取り付けるだけで、オイル滴下板62を用いることなく構成することとしてもよい。
また、上述した実施の形態1においては、ヘッドカバー30、ロア軸受け34、及び目視窓カバー54,56をマグネシウムで構成することとしているが、それらの材質は、マグネシウムに限定されるものではない。すなわち、それらは、アルミや鋳鉄に比して軽量なマグネシウム合金や樹脂複合材により構成することとしてもよい。更には、それらは、シリンダヘッド10と同様に、アルミや鋳鉄で構成することとしてもよい。
また、上述した実施の形態1においては、カムシャフト26,28の組み付けが終わるまでは、ロッカーアーム20,24が、吸排気弁16,18及びラッシュアジャスタ22の上から脱落し得るものとされているが、本発明は、必ずしもこのような構成を前提とするものではない。すなわち、ロッカーアームは、ロッカー軸などにより保持されており、脱落する恐れのないものであってもよい。このような場合においても、ヘッドカバー30に目視窓44,46を有する支持構造によれば、少なくとも、車両の出荷後における保守・点検の作業性を向上させ得るという効果を得ることができる。
また、上述した実施の形態1においては、複数の部材に分割されたロア軸受け34を用いることとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、本発明においては、複数のロア軸受け34が梯子状に連結されたラダーフレーム式のロア軸受けを用いることとしてもよい。
また、上述した実施の形態1では、隣接するアッパ軸受け32が、少なくとも半円形状部分36の最も凸となる部分同士で、互いに連結されるように目視窓44,46を設けることとしているが、この条件(上記の第2条件)は、以下のように換言することも可能である。すなわち、実施の形態1において、半円形状部分36の最も凸となる部分は、吸気弁16及び排気弁18の開弁に伴う反力が最も強く作用する部分である。従って、この条件は、隣接するアッパ軸受け32が、弁体の開弁に伴う反力が最も強く作用する部分同士で互いに連結されるように目視窓44,46を設ける、と換言することができる。
本発明の実施の形態1のカムシャフト支持構造を説明するための図である。 図1に示すヘッドカバーの斜視図である。 図1に示す吸気目視窓カバーを長手方向に沿って切断することにより得られる断面図である。 図3に示すオイル滴下板の斜視図である。 本発明の実施の形態1のカムシャフト支持構造の組み付け工程を説明するための分解斜視図である。
符号の説明
10 シリンダヘッド
16 吸気弁
18 排気弁
20 吸気ロッカーアーム
21 吸気カム
24 排気ロッカーアーム
25 排気カム
26 吸気カムシャフト
28 排気カムシャフト
30 ヘッドカバー
32 アッパ軸受け
34 ロア軸受け
36,38 半円形状部分
44 吸気目視窓
46 排気目視窓
50 吸気オイルシャワー
52 排気オイルシャワー
54 吸気目視窓カバー
56 排気目視窓カバー
58 オイルフィラー
60 気液分離室
62 オイル滴下板

Claims (9)

  1. 内燃機関のシリンダヘッドと、
    前記シリンダヘッドに組み込まれ、一端がラッシュアジャスタにより支持されるロッカーアームと、
    前記ロッカーアームと当接するカムを備えるカムシャフトと、
    前記カムシャフトを前記シリンダヘッド側から支持するロア軸受けと、
    前記カムシャフトを前記ロア軸受けとは反対の側から支持するアッパ軸受けを一体に備えるヘッドカバーと、を備え、
    前記ヘッドカバーは、前記カムシャフトが前記アッパ軸受けに保持された状態で、前記カムの目視を可能とする目視窓と、前記カムシャフトの軸方向に並んだ複数のアッパ軸受けと、を備え
    前記アッパ軸受けは、前記カムシャフトのジャーナル部を保持する半円形状部分を有し、
    前記複数のアッパ軸受けのうち少なくとも一部のアッパ軸受けは、隣接するアッパ軸受けと、少なくとも前記半円形状部分の最も凸となる部分同士で、連結されていることを特徴とする内燃機関のカムシャフト支持構造。
  2. 前記複数のアッパ軸受けの全てが、隣接するアッパ軸受けと、少なくとも前記半円形状部分の最も凸となる部分同士で、連結されていることを特徴とする請求項記載の内燃機関のカムシャフト支持構造。
  3. 前記カムシャフトは、吸気弁を駆動する吸気カムを備える吸気カムシャフトと、排気弁を駆動する排気カムを備える排気カムシャフトを含み、
    前記目視窓は、前記吸気カムの目視を可能とする吸気目視窓と、前記排気カムの目視を可能とする排気目視窓とを含み、
    前記吸気目視窓及び前記排気目視窓は、特定の方向から内燃機関に対峙した場合に、前記吸気カム及び前記排気カムの双方が目視可能となるように設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の内燃機関のカムシャフト支持構造。
  4. 前記目視窓は、内燃機関が備える全てのカムが目視できるように形成されていることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項記載の内燃機関のカムシャフト支持構造。
  5. 前記目視窓を塞ぐ、前記ヘッドカバーと別体の目視窓カバーを備えることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項記載の内燃機関のカムシャフト支持構造。
  6. 前記目視窓カバーの内側に、前記目視窓から排出されるオイルとガスを分離するための分離室が形成されることを特徴とする請求項記載の内燃機関のカムシャフト支持構造。
  7. 前記目視窓カバーは、前記シリンダヘッドの材質に比して軽い軽量材料で構成されていることを特徴とする請求項又は記載の内燃機関のカムシャフト支持構造。
  8. 前記アッパ軸受けと前記目視窓カバーとの間に設けられ、前記カム又は前記ロッカーアームに向けて、前記目視窓を介してオイルを噴射するオイルシャワーを備えることを特徴とする請求項乃至の何れか1項記載の内燃機関のカムシャフト支持構造。
  9. 内燃機関にオイルを供給するためのオイルフィラーと、
    前記内燃機関が車両に搭載された状態で、当該内燃機関の内側から前記オイルフィラーに向かって飛散するオイルの進行を阻止するオイル飛散防止構造と、を備え、
    前記オイルフィラー及び前記オイル飛散防止構造は、前記目視窓カバーに設けられていることを特徴とする請求項乃至の何れか1項記載の内燃機関のカムシャフト支持構造。
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