JP4206309B2 - データ処理方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ処理方法及び装置に関し、特に、レジスタデータを基準データと比較し、この基準データ以外の入力信号の値を検出(モニタ)するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種のデータ処理方法及び装置としては、例えば、社内で製作していた装置として、図2に示される構成を開示することができる。尚、社内製作のため、特許文献等は開示していない。
【0003】
図2において、符号1で示されるものは入力信号2が入力されるA/Dコンバータであり、このA/Dコンバータ1からのA/D変換データ1aはレジスタ3に入力され、前記A/Dコンバータ1にはコントロール回路4が接続されている。
【0004】
前記レジスタ3には、CPU等からなる演算部5が接続され、レジスタ3からのレジスタデータ10が演算部5へ入力されてデータ処理されるように構成されている。
【0005】
次に、動作について説明する。まず、前述の構成において、コントロール回路4から変換開始信号6がA/Dコンバータ1に入力されることにより、入力信号2のA/D変換が開始される。
その後、A/D変換が完了すると、A/Dコンバータ1から変換完了信号7がコントロール回路4に入力され、コントロール回路4からのラッチ信号8によってA/D変換データ1aがレジスタ3に入力されてラッチされる。
すなわち、前記A/Dコンバータ1は、入力信号2を変換開始から終了まで所定の時間が必要なため、演算部5の処理時間に影響を与えることがある。
【0006】
この影響を避けるため、A/Dコンバータ1に一定周期で変換を行わせ、A/D変換データ1aはレジスタ3に一度ラッチしておき、演算部5が出力制御信号9をレジスタ3に入力することにより、レジスタデータ10がレジスタ3から演算部5に入力されてデータ処理が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のデータ処理方法及び装置は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、入力信号のA/D変換は、A/Dコンバータの最大更新周期でレジスタのデータを更新することができるが、CPU等でデータを読み込む場合、読み込み周期によっては更新されるデータを読み込めない場合があった。
【0008】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、レジスタデータを基準データと比較し、この基準データ以外の入力信号の値を検出(モニタ)することにより、入力信号の異常を監視することができるようにしたデータ処理方法及び装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によるデータ処理方法は、入力信号をA/D変換したA/D変換データをレジスタに入力して得たレジスタデータを用いて演算部でデータを読み取るようにしたデータ処理方法において、前記レジスタデータを予め設定した基準データとコンパレータで比較し、前記入力信号の中、前記基準データを越えたレベルの信号又は値があった場合に検出信号として前記演算部に入力し、前記入力信号のモニタを前記演算部にて行う方法であり、また、前記レジスタデータは、バッファを介してデータとして前記演算部へ入力されると共に、前記演算部は前記バッファに対して出力制御信号を与えることにより、前記バッファからの前記データの任意の取得を行う方法であり、また、前記A/Dコンバータに入力された前記入力信号は、コントロール回路からの変換開始信号によりA/D変換され、前記A/D変換が終了すると変換完了信号が前記コントロール回路に入力され、前記コントロール回路からのラッチ信号が前記レジスタに入力されて前記A/D変換データが前記レジスタにラッチされる方法であり、また、本発明によるデータ処理装置は、入力信号をA/D変換したA/D変換データをレジスタに入力して得たレジスタデータを用いて演算部でデータを読み取るようにしたデータ処理装置において、前記レジスタデータを予め設定した基準データと比較するためのコンパレータを有し、前記入力信号の中、前記基準データを越えたレベルの信号又は値があった場合に前記コンパレータから検出信号が前記演算部に入力され、前記入力信号のモニタが前記演算部にて行われるようにした構成であり、また、前記レジスタと演算部との間にはバッファが接続され、前記レジスタデータは前記バッファに入力され、前記演算部からの出力制御信号が前記バッファに入力されることにより、前記バッファからデータが前記演算部に入力されるようにした構成であり、また、前記A/Dコンバータにはコントロール回路が接続され、前記A/Dコンバータに入力された前記入力信号は、前記コントロール回路からの変換開始信号によりA/D変換され、前記A/D変換が終了すると前記A/Dコンバータからの変換完了信号が前記コントロール回路に入力され、前記コントロール回路からのラッチ信号が前記レジスタに入力されて前記A/D変換データが前記レジスタにラッチされるようにした構成である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明によるデータ処理方法及び装置の好適な実施の形態について説明する。尚、従来例と同一又は同等部分については同一符号を用いて説明する。また、図2の従来例と同一部分には同一符号を付しその説明は省略すると共に、図2とは異なる部分についてのみ説明する。
【0011】
前記レジスタ3からのレジスタデータ10は、バッファ20及びコンパレータ21に入力され、このコンパレータ21には基準データ22が入力されている。
前記バッファ20から読み出され前記レジスタデータ10に対応したデータ23が、出力制御信号9のバッファ20への入力によって演算部5に入力されるように構成されている。
【0012】
次に、動作について述べる。前述の構成において、前記基準データ22を、例えば、前記入力信号2の異常を監視したい場合、入力信号2の最大値に設定し、最大値を越えた入力信号2の信号又は値があった場合にコンパレータ21から検出信号24が演算部5に入力される。
【0013】
従って、前記レジスタデータ10を常時基準データ22と比較し、前記入力信号2の中、前記基準データ22を越えたレベルの信号又は値があった場合に検出信号24として演算部5に入力されてデータ処理される。
【0014】
また、前記レジスタデータ10は、バッファ20を介してデータ23として演算部5へ入力されるが、この演算部5は出力制御信号9をバッファ20に与えることにより、この出力制御信号9の内容に応じてバッファ20からデータ23を取り込むことができる。
【0015】
【発明の効果】
本発明によるデータの処理方法及び装置は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、レジスタデータを常時基準データと比較し、この基準データを越えた異常データがあると検出信号として演算部に入力することができ、従来は読み込みが不可能であった入力信号の中のレベルが極端に異なる等の異常な値を読み取る(モニタする)ことができる。
また、コンパレータをマルチチャンネルとすることにより、入力信号中の複数の値(例えば、複数の異なる電圧値)に対するモニタを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ処理方法及び装置を示すブロック図である。
【図2】従来のデータ処理方法及び装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 A/Dコンバータ
1a A/D変換データ
2 入力信号
3 レジスタ
4 コントロール回路
5 演算部
6 変換開始信号
7 変換完了信号
8 ラッチ信号
9 出力制御信号
10 レジスタデータ
20 バッファ
21 コンパレータ
22 基準データ
23 データ
24 検出信号
Claims (6)
- 入力信号(2)をA/D変換したA/D変換データ(1a)をレジスタ(3)に入力して得たレジスタデータ(10)を用いて演算部(5)でデータ(23)を読み取るようにしたデータ処理方法において、
前記レジスタデータ(10)を予め設定した基準データ(22)とコンパレータ(21)で比較し、前記入力信号(2)の中、前記基準データ(22)を越えたレベルの信号又は値があった場合に検出信号(24)として前記演算部(5)に入力し、前記入力信号(2)のモニタを前記演算部(5)にて行うことを特徴とするデータ処理方法。 - 前記レジスタデータ(10)は、バッファ(20)を介してデータ(23)として前記演算部(5)へ入力されると共に、前記演算部(5)は前記バッファ(20)に対して出力制御信号(9)を与えることにより、前記バッファ(20)からの前記データ(23)の任意の取得を行うことを特徴とする請求項1記載のデータ処理方法。
- 前記A/Dコンバータ(1)に入力された前記入力信号(2)は、コントロール回路(4)からの変換開始信号(6)によりA/D変換され、前記A/D変換が終了すると変換完了信号(7)が前記コントロール回路(4)に入力され、前記コントロール回路(4)からのラッチ信号(8)が前記レジスタ(3)に入力されて前記A/D変換データ(1a)が前記レジスタ(3)にラッチされることを特徴とする請求項1又は2記載のデータ処理方法。
- 入力信号(2)をA/D変換したA/D変換データ(1a)をレジスタ(3)に入力して得たレジスタデータ(10)を用いて演算部(5)でデータ(23)を読み取るようにしたデータ処理装置において、
前記レジスタデータ(10)を予め設定した基準データ(22)と比較するためのコンパレータ(21)を有し、前記入力信号(2)の中、前記基準データ(22)を越えたレベルの信号又は値があった場合に前記コンパレータ(21)から検出信号(24)が前記演算部(5)に入力され、前記入力信号(2)のモニタが前記演算部(5)にて行われるように構成したことを特徴とするデータ処理装置。 - 前記レジスタ(3)と演算部(5)との間にはバッファ(20)が接続され、前記レジスタデータ(10)は前記バッファ(20)に入力され、前記演算部(5)からの出力制御信号(9)が前記バッファ(20)に入力されることにより、前記バッファ(20)からデータ(23)が前記演算部(5)に入力されるように構成したことを特徴とする請求項4記載のデータ処理装置。
- 前記A/Dコンバータ(1)にはコントロール回路(4)が接続され、前記A/Dコンバータ(1)に入力された前記入力信号(2)は、前記コントロール回路(4)からの変換開始信号(6)によりA/D変換され、前記A/D変換が終了すると前記A/Dコンバータ(1)からの変換完了信号(7)が前記コントロール回路(4)に入力され、前記コントロール回路(4)からのラッチ信号(8)が前記レジスタ(3)に入力されて前記A/D変換データ(1a)が前記レジスタ(3)にラッチされるように構成したことを特徴とする請求項4又は5記載のデータ処理装置。
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