JP4206118B1 - 携帯端末 - Google Patents

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JP4206118B1
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Abstract

【課題】第2筐体を第1筐体に対して2方向に開閉自在に折り畳むことができるとともに、取付強度を確保しつつ、薄型化、小型化を図ること。
【解決手段】連結筐体140は、第1筐体110と第2筐体120とを直交する第1軸及び第2軸のそれぞれを中心に回動させて折り畳み自在に連結する。連結筐体140は、第1筐体110とは第1ヒンジ部130を介して第1軸を中心に回動自在に取り付けられている。第2筐体120とは第2軸を中心に回動する第2ヒンジ部200を介して回動自在に取り付けられている。第2ヒンジ部200は、矩形断面を有する細長板状のプレート210と、第2筐体120に取り付けられるアングル230とを第2軸で枢着する枢着部220を有する。プレート210は、連結筐体140の溝部162内に、第2軸と直交する方向に延在させ、且つ、短手方向を第2軸と平行にして固定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、折り畳み式の携帯端末に関する。
従来、携帯電話やPHS等の携帯型通信端末では、操作キーや送話で用いられるマイク等を表面(操作面)に設けた第1筐体と、表示パネルや受話で用いられるスピーカ等を設けた第2筐体とをヒンジ部を介して回動自在に連結し、操作面と、表示パネルを有する表示面とを対向させて折り畳むものが主流となっている。
このような携帯型通信端末では、折り畳まれた状態からヒンジ部を介して第1筐体に対して第2筐体を回動させて折り畳み状態を展開した際に、通話しやすいように縦長に開かれることが一般的である。
近年、携帯型通信端末における高機能化や多機能化が進み、携帯型通信端末を用いて、通話機能は勿論のこと、電子メール機能やゲーム機能、動画再生機能などを様々な機能を有するものが多くなっている。
このような携帯型通信端末では、ヒンジ部を介して第1筐体及び第2筐体を一方向に開閉して表示パネルを縦長にのみ利用しているため、ゲーム機能や動画再生機能を利用する場合、ユーザは見難く不便であった。
これに対して、例えば、特許文献1に示すように、第2筐体を第1筐体に対して長手方向以外の短手方向(幅方向)に開閉させたヒンジ装置を備える携帯電話機が知られている。
特許文献1の携帯電話機のヒンジ装置は、第1筐体の上端部の切欠部から当該第1筐体の幅方向に突出する第1シャフトと、第1筐体の切欠部と直交するように第2筐体に形成された切欠部から第1筐体の切欠部と直交する方向に突出する第2シャフトと、第1シャフト及び第2シャフトの突出する先端部分で、第1シャフト及び第2シャフトを回動可能に支持する基部とを有する。
基部は、角筒状に形成された連結部と、当該連結部の一端側の側面から突出し、挿入される第1シャフトを回動自在に支持する第1シャフト部と、連結部の他端側から第1シャフト部と直交して突出し、挿入される第2シャフトを回動自在に支持する第2シャフト部とを備えている。
このように構成されたヒンジ部によって、第2筐体は第1筐体に対して、第1シャフトを中心に長手方向に回動し、第2シャフトの2軸を中心に第1筐体の幅方向に回動自在となっている。
特開2006−233998号公報
しかしながら、従来のヒンジ装置では、第2筐体の切欠部から突出する第2シャフトは、その先端部でのみ基部内で回動自在に支持されるように取り付けられている。このため、第2筐体を第1筐体に対して閉じた状態から、第1筐体の幅方向に回動させる際に、回転方向の外力が、先端部部分に集中する恐れがある。
これについては、従来のヒンジ装置の構造では、第2シャフトを太くしたり、また基部自体を大きくしたり等、構成部品を大きくすることで、支持部分の強度を向上させることができるが、近年、携帯端末において望まれている薄型化、小型化を達成することは困難になるという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、第2筐体を第1筐体に対して2方向に開閉自在に折り畳むことができるとともに、取付強度を確保しつつ、薄型化、小型化を図ることができるヒンジ部を備える携帯端末を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末は、第1筐体と、第2筐体と、前記第1筐体と前記第2筐体とを回動自在に連結する連結筐体と、前記連結筐体と前記第1筐体とを該第1筐体の短手方向を軸心とする第1軸を中心に回動自在に取り付ける第1ヒンジ部と、前記連結筐体と前記第2筐体とを該第2筐体の長手方向を軸心とする第2軸を中心に回動自在に取り付ける第2ヒンジ部と、を備え、前記第2ヒンジ部は、前記連結筐体の長手方向に沿って該連結筐体内部に固定された板状の第1連結体と、前記第2筐体の短手方向に沿って該第2筐体内部に固定された板状の第2連結体と、前記第1連結体と前記第2連結体とを、前記第2軸を中心に回動自在に枢着する枢着部と、を有し、前記連結筐体は前記第1ヒンジ部と前記第2ヒンジ部とを連結するとともに、前記第1連結体を覆うよう構成した
また、本発明のヒンジ装置は、表示部及び操作部の一方が設けられた第1筐体と、前記表示部及び操作部の他方が設けられた第2筐体とを、直交する第1軸及び第2軸のそれぞれを中心に回動させて折り畳み自在に連結する連結筐体を備える携帯端末に用いられ、前記連結筐体と前記第2筐体とを前記第2軸を中心に回動自在に取り付けるヒンジ装置であって、前記連結筐体に、長手方向を前記第1軸方向と略平行にし、且つ、板厚方向を前記第2軸と略平行にして固定される板状の第1連結体と、前記第1連結体と直交する面部分を有し、当該面部分で前記第2筐体に取り付けられる第2連結体と、前記第1連結体と前記第2連結体とを、前記第2軸を中心に回動自在に枢着する枢着部とを有する構成を採る。
本発明によれば、第2筐体を第1筐体に対して2方向に開閉自在に折り畳むことができるとともに、取付強度を確保しつつ、薄型化、小型化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜3は、本発明の一実施の形態に係る携帯端末の構成を示す図である。なお、本実施の形態において縦、横とは、上記携帯端末を平面視した場合の上下方向、左右方向を意味し、携帯端末の厚み方向とは、縦及び横に直交する方向を意味する。
図1〜図3に示す携帯端末100は、操作部112が設けられた第1筐体110(図2及び図3参照)と、表示部を有する表示面121を備える第2筐体120と、第1ヒンジ部130及び第2ヒンジ部200を介して、第2筐体120を第1筐体110に対して折り畳み自在に連結した連結筐体140とを有する。
この携帯端末100では、第1筐体110に対して第2筐体120は、折り畳まれた状態(図1参照)から第2ヒンジ部200を介して横方向に開く(図2参照)とともに、折り畳まれた状態から連結筐体140とともに第1ヒンジ部130を介して縦方向に開く(図3参照)ように取り付けられている。
図2及び図3に示すように第1筐体110は、矩形平板状に形成され、その表面には、数字キー、発呼キー、終話キー、電子メールキー、選択キー等の操作部112が配設されている。
また、第1筐体110の表面上には、当該第1筐体110の一端辺部(上辺部)110aに沿って第1ヒンジ部130が配設され、この第1ヒンジ部130を介して、連結筐体140が、第1筐体110上において回動自在に軸着されている。
ここでは、第1ヒンジ部130は、第1筐体110の表面において一端辺部110a側から携帯端末100の厚み方向に突出し、横方向に開口する筒状の筒状軸支持部114、116と、筒状支持部114,116間に配置された連結筐体140の筒状回動部152と、連結筐体140に設けられ、筒状回転部152とで筒状支持部116を挟む有底筒状の軸端支持部154と、これら筒状軸支持部114、116、筒状回動部152及び軸端支持部154内に挿入された第1軸部132とにより形成されている(図1及び図2参照)。
この第1ヒンジ部130では、連結筐体140の筒状回動部152及び軸端支持部154が、筒状軸支持部114、116に支持された第1軸部132を中心に回動自在に取り付けられている。この回動により連結筐体140は、第1筐体110上で当該第1筐体110に対して縦方向(携帯端末の上下方向)に回動する。
連結筐体140は、第2筐体120が第1筐体110に対して折り畳まれた際に、第1筐体110上で第1筐体110の一端辺部(上辺部)110aに沿って配置されている。
連結筐体140は、第1ヒンジ部130を構成する筒状回動部152、軸端支持部154と、これら筒状回動部152、軸端支持部154に、第1軸部132の回転軸(第1軸)と直交する方向で、第1軸と平行に接合された細板状の連結本体部160とを備える。
筒状回動部152は、第1ヒンジ部130の筒状軸支持部114、116間で、第1軸部132に回動自在に嵌合されている。また、軸端支持部154は、筒状軸支持部114、116及び筒状回動部152の中空部と連通する開口部を有し、この開口部に、筒状軸支持部114、筒状回動部152及び筒状軸支持部116内に配置された第1軸部132の一端部が挿入されている。
なお、ここでは、第1軸部132は、筒状軸支持部114と筒状回動部152とを枢着する部分と、筒状軸支持部116と軸端支持部154とを枢着する部分とに分割され、これら分割部分は同一軸心上にそれぞれ配置されている。
筒状回動部152及び軸端支持部154は、連結本体部160の一方の側面(図4に示す上側面161)に一体的に固定されている。
図4は、連結筐体140に第2ヒンジ部200を介して第2筐体120が連結されている状態を示す図である。なお、図4では、便宜上、第1筐体110自体と、連結筐体140及び第2筐体120のカバー部分を取り外した状態を示す図であり、連結筐体140の筒状回動部152及び軸端支持部154内には、それぞれ第1軸部132の分割部分が挿入されている。
図4に示すように、連結本体部160には、第2ヒンジ部200の第1連結体(以下、「プレート」という)210が取り付けられている。なお、プレート210は、矩形板状をなし、ここでは、細長板状、言い換えれば、帯状の導電性部材により形成されている。
矩形板状とは、角にアールが付けられた略矩形の板状も含む。
連結本体部160は、このプレート210を備える第2ヒンジ部200を介して、縦方向で隣接配置されている第2筐体120が回動自在に連結されている。
図5は、第2ヒンジ部200が取り付けられた連結筐体140の要部構成を示す図である。なお、図5では、便宜上、連結筐体140のカバー部分を取り外すとともに、筐体140の筒状回動部152及び軸端支持部154内には、それぞれ第1軸部132の分割部分が挿入されている。また、図6は、図1におけるA−A線矢視断面図、図7は図1におけるB−B線に沿う断面図、図8は連結筐体140に取り付けられた第2ヒンジ部200の説明に供する図であり、第2ヒンジ部200の軸線を含む平面で切断した際の連結筐体140の部分断面図である。
図4及び図5に示す第2ヒンジ部200は、第2筐体120を連結筐体140に回動自在に連結するものであり、連結筐体140に取り付けた第1連結体(以下、「プレート」という)210と、枢着部220と、プレート210に枢着部220を介して回動自在に取り付けられ、第2筐体120に固定された第2連結体(以下、「アングル」という)230とを有する。
この第2ヒンジ部200は、連結本体部160を第1筐体110上に配置させた状態で、第2筐体120を、第1筐体110上において、第1筐体110の表面に対して開閉自在に可動する。なお、この第2ヒンジ部200の詳細については後述する。
図4〜図7に示すように、連結本体部160は、第2筐体120の底面と略同一平面に配置され、横方向に延在する底面部163上に、所定間隔をあけて対向する両側壁部161、164が立設されている。これら両側壁部161、164では、底面部163から立ち上がる長さよりも互いに離間する所定間隔が狭くなっている。
両側壁部161、164と底面部163とで、連結本体部160の長手方向、つまり、携帯端末100の横方向に延在する帯状の溝部162が形成されている。この溝部162は、開口幅より深さの方が長く、第1ヒンジ部130の軸心(第1軸)と平行に延在し、且つ開口幅方向を第2ヒンジ部200の軸心(第2軸)と平行にして形成されている。また、連結本体部160の基端部側には、溝部162に直交して連通し、第2筐体120側に開口する連通部167が形成されている。
連結本体部160において、溝部162内には、第2ヒンジ部200の細長板状のプレート210が厚み方向(プレート210における矩形断面の短手方向)を携帯端末100の縦方向に沿わせて配設されて固定され(図4〜図7参照)ている。言い換えれば、第2ヒンジ部200のプレート210は、連結筐体140に、プレート210の長手方向を第1ヒンジ部130の軸心(第1軸)と略平行にし、且つ、板厚方向を第2ヒンジ部200の軸心(第2軸)と略平行にした状態で固定されている。なお、プレート210における矩形断面(長方形)の短手方向は、「矩形断面の短手方向」ともいう。以下では、また、連通部167には第2ヒンジ部200の枢着部220が配置されている(図4〜図6及び図8参照)。
連結本体部160では、図7に示すように、側壁部161の内壁面は、下方に向かって対向する側壁部164側に漸次接近する傾斜面であり、溝部162の開口幅(携帯端末100における縦方向の長さ)を下方に向かって狭くしている。これにより溝部162内にプレート210を配置する際に、側壁部161の傾斜する内壁面によりプレート210を溝部162内に円滑に案内させることができる。なお、この側壁部161には、内壁面から後退し、溝部162内に配設されたプレート210のストッパ250を収容する凹部が形成されている。
図4及び図5に示すように、溝部162内に配設されるプレート210は、連結本体部160の基端側の軸端支持部154に縦方向で隣接する部位から筒状回動部152に縦方向で隣接する部位に渡るように配設されている。なお、プレート210は、側壁部161,164との間の溝部162内に配設されているため、第2筐体120の上端面に対して、側壁部164のみが介在した状態で、平行に配設されている。
また、図6に示すように、連結本体部160の溝部162内には、側壁部(ここでは側壁部164)から対向壁部(ここでは側壁部161)側に突出する係合リブ165が形成されている。係合リブ165は、筒状回動部152と第1軸と直交する方向(携帯端末100の縦方向)で隣接する部位に設けられている。
この係合リブ165には、底面部163側で、プレート210の先端部の突出片211が係合しており、当該プレート210の先端部に対して溝部162の開口側への移動を規制している。また、側壁部164には、図4及び図5に示すように、プレート210の中央部分からプレート210の厚み方向(矩形断面の短手方向)に突出する仮止め突起部216と係合した係合孔166が形成されている。
溝部162内に配設されたプレート210は、中央部分に形成された取付孔213でビスなどの止着部材156(図6では止着部材の軸部分を示す)により両側壁部161、164に止着されている。
このように連結本体部160の溝部162内に配置されたプレート210は、先端部の突出片211を係合リブ165に係合させるとともに、仮止め突起部216を係合孔166に内嵌させた状態で、止着部材156によって両側壁部161、164に止着されている。
これによりプレート210は、その先端部と中央部分とで、第2ヒンジ部200の軸と直交する平面に位置する側壁部161、164を有する連結本体部160に固定されている。このため、第2筐体120が回動する際の外力を、連結本体部160とともに回動方向に沿う断面長手方向で受けることができる。
なお、プレート210は、止着部材156により連結本体部160(具体的には、両側壁部161、164)に固定する前に、溝部162内において、先端の突出片211を係合リブ165に係合させ、仮止め突起部216を係合孔166に係合させることができる。これによりプレート210は、溝部162内に着脱自在に取り付けた状態とすることができる。
また、図4及び図5に示すように、筒状回動部152及び軸端支持部154が一体的に接合された連結本体部160では、両側壁部161、164のうち、第1筐体110に突設された筒状軸支持部114、116に隣接する部位が肉薄となっている。
連結筐体140では、連結筐体の肉薄部分のうち筒状支持部116に縦方向で隣接する部位、つまり、連結本体部160において、筒状回動部152及び軸端支持部154間の肉薄部分160aに沿ってプレート210が芯材として配置されている(図1、図4及び図5参照)。
すなわち、肉薄部分160aに携帯端末100の厚み方向の外力(具体的には、第2ヒンジ部200を介したアングル230の回転によりかかる力)を金属製のプレート210の縦長の断面で受けることができる。これにより、この肉薄部分160aは補強され、連結本体部160は、プレート210に枢着部220を介して回動自在に取り付けられたアングル230の回動による負荷がかかっても十分耐えうる構成となっている。
また、これら両側壁部161、164のうち、第2筐体120に対向する一側壁部164の外面には、爪部168(図2、図5及び図7参照)が形成されている。爪部168は、第2筐体120の端縁部120a(図2参照)に当該第2筐体120の底面側に開口して形成された爪用係合部123(図2及び図7参照)に係合する。
この爪部168により第2筐体120は、第2ヒンジ部200を介して回動させることによって連結筐体140と縦方向で重なる位置で、その回動が規制される。
このように連結筐体140の連結本体部160に、プレート210は、連結本体部160において長手方向に沿って形成された溝部162に、幅方向を嵌め込まれた状態で携帯端末100の厚み方向に沿わせた状態で嵌め込まれている。
また、当該プレート210が取り付けられた連結本体部160自体は、第2筐体120に対し、側壁部164を挟み対向するように且つ、第2筐体120の横断面の領域とほぼ同様の領域に配置されている。これにより、連結筐体140は、折り畳み状態時において、第1筐体110の表面側に、第2筐体120と略一体のように配置される。
このように、プレート210が取り付けられた連結本体部160の側壁部14に面して配置された第2筐体120には、プレート210に、当該プレート210の基端部210aの枢着部220を介して回動自在に設けられたアングル230が固定されている。
ここでは、図4及び図7に示すように、アングル230は、第2筐体120に対し、端辺部120aに沿う上辺部分に、板状のアングル本体234を、止着部材156によるプレート210の止着方向と直交する方向で止着することで固定されている。
具体的には、アングル本体234には、第2筐体120に対して、第2筐体120の厚み方向にビス等の止着部材が挿通される取付孔237が形成され、これら取付孔237に挿通された止着部材124を介して第2筐体120に対して面接触した状態で固定されている(図4参照)。
このアングル本体234は、第2筐体120のおける端辺部120a側の上端部分に横方向に(ここでは、第2筐体120の上辺部分に沿って)取り付けられている。アングル本体234は、本体234の面部分の全体を第2筐体120に接触させて強固に固定されている。
ここで、プレート210、枢着部220及びアングル230を備える第2ヒンジ部200の構成について詳細に説明する。
図9は、第2ヒンジ部200の構成を示す斜視図、図10は同第2ヒンジ部200を前方から見た分解斜視図、図11は図9に示す第2ヒンジ部200を後方から見た分解斜視図、図12は同第2ヒンジ部200の背面図、図13は、図9に示す第2ヒンジ部200において第2連結体を第1連結体に対して回動させて開いた状態を示す図、図14は、図13の第2ヒンジ部200において第2連結体を第1連結体に対して回動させて開いた状態の第2ヒンジ部200の背面図である。
図9〜図14に示す第2ヒンジ部200において、プレート210は、連結筐体140の連結本体部160の溝部162内に配設された際に、縦方向で隣接する筒状回動部152及び軸端支持部154の間を渡る長さの細長板状に形成されている(図4及び図5参照)。
プレート210では、一端部(基端部)210aに、当該プレート210の厚み方向(矩形断面の短手方向)に連通する円形の開口部212が形成され、他端部(先端部)210b側には、先端側に突出し、係合リブ165に係合する突出片211が形成されている。
また、プレート210には、先端部210bから離間する本体部分には、係合孔166と係合する仮止め突起部216が厚み方向(矩形断面の短手方向)に突出して設けられている。また、プレート210の本体部分のほぼ中央部分には止着部材156が挿入される取付孔213が穿孔されている。
さらにプレート210の裏面側(ここでは背面側)に、基端部210a側に形成された長穴214を介してストッパ(回り止め部)250が設けられ、このストッパ250は、アングル230の回動に伴い、枢着部220のフランジ242の外縁に沿って摺動する。
具体的に、ストッパ250は、ここでは、プレート210の幅方向に延在する直方体のストッパ本体252に、プレート210の幅方向に形成された長穴214に嵌合する嵌合部254が突出するように形成されている。なお、プレート210の幅方向は、プレート210は細長い矩形板状であるため、プレート210を表面又は裏面側から見た場合の短手方向に相当する。
この嵌合部254を長穴214に嵌合することによって、直方体のストッパ本体252を、プレート210に、当該プレート210の裏面から突出した状態で一体的に固定している。なお、プレート210の長穴214は、プレート210に対し、長手方向と直交する方向に延在するように形成されており、この長穴214に嵌合する嵌合部254も対応した形状をなしている。
言い換えれば、長穴214は、その長手方向をプレート210の幅方向(携帯端末100の厚み方向に相当)と平行にし、プレート210に対して回動するアングル230の回動方向に沿って延在するように形成されている。
プレート210の基端部210a側に形成された開口部212には、枢着部220の軸部240が挿入され、この枢着部220を介して、アングル230は、プレート210の延在方向に沿って配置されている。
このアングル230は、プレート210に、枢着部220を介して、当該プレート210の厚み方向(矩形断面の短手方向)に延在する軸心を中心に回動自在に取り付けられている。アングル230のプレート210に対する回動により、板状のアングル本体234は、プレート210の表園と直交状態を維持しつつ移動する。
枢着部220は、プレート210の基端部210aの開口部212に裏面側から回動自在に挿入された軸部240と、プレート210の表面側に突出する軸部240の本体部分244に外挿されたカム部223、リング224、ばね座金225及びワッシャ226とを有する。
具体的には、軸部240は、ここでは筒状をなし、一開口縁部に外方に張り出すフランジ242を備える。軸部240は、フランジ242をプレート210の裏面側の開口部縁部に当接させた状態で係止させて、筒状の本体部分244を、開口部212を介してプレート210の表面側に突出させ、プレート210に対して回動自在に配置させている。
このフランジ242の外縁には、アングル230をプレート210に対して回動させた際に、プレート210に取り付けられたストッパ250に当接して、アングル230の回動領域を規制するテーパ部242a、242bが付けられている。
テーパ部242a、242bによって、フランジ242は、プレート210を裏面側から見た際(図11及び図12参照)に、軸部240の開口部240aを挟み横方向(プレートの長手方向)で離間する部分が、プレート210の上辺部側から下辺部側に向かって接近する線状に形成されている。
これら線状部分(テーパ部242a、242bと同部位)のうち、プレートの先端側の一線状部分(テーパ部242b)に隣接してストッパ250が取り付けられている(図12参照)。
このフランジ242は、アングル230の回動に伴い、ストッパ250の外縁を摺動して、ストッパ250を、他方の線状部分(図14で示すテーパ部242a)に当接させることとなる。
図12及び図14に示すように、ストッパ250がフランジ242の外縁を摺動して、当該フランジ242の線状部分(テーパ部242a、242b)に当接することによって、ストッパ250は、プレート210に対するアングル230の可動領域を規制する。
プレート210に固定されたストッパ本体252は、プレート210の長手方向と直交する方向に延在しており、アングル230の回動方向に沿って延在するように取り付けられている。
このため、アングル230の回動によって、ストッパ250(ストッパ本体252)がフランジ242の外縁に沿って摺動し、線状部分に当接することによって、アングル230の回動を規制する際に、ストッパ250の長手方向に延在する部位で負荷を受けるとともに、嵌合部254も長辺部分で受けてプレート210に伝達させることとなる。
このようにフランジ242と、プレート210に固定されたストッパ250とによって、軸部240の本体部分244は、プレート210に対する回動範囲が規制された状態で、プレート210の開口部212に回動自在に挿入されている。
図10及び図11に示すように、プレート210の表面側から突出する軸部240の本体部分244には、カム部223、リング224、バネ座金225、ワッシャ226が外挿されている。また、本体部分244の先端部分(軸部240の先端部分240b)には、アングル230の一端部230aが軸方向と直交した状態で、かしめられることで固定されている。
カム部223と、バネ座金225、ワッシャ226、バネ座金225は、この順でプレート210の基端部210aとアングル230の一端部230aとの間に配置され、リング224により覆われている(図8参照)。
言い換えれば、第2ヒンジ部200では、プレート210とアングル230との間に介挿されたリング224の内側では、カム部223、ばね座金225、ワッシャ226及びバネ座金225が順に配置されている。
カム部223は、軸部240の本体部分244における外周部分の一部を軸方向に沿って平面状に切り欠いた平面部を有するカム配置部244aに遊嵌されている。これにより、カム部223は、カム配置部244aの平面部を摺動することで、本体部分244上を軸方向のみ移動自在となっている。
このカム部223において、プレート210の基端部210aに対向し、且つ、当接する面には、当該プレート210の当接面とともに、それぞれ係合し合う凹凸部が形成されている。なお、凹凸部については、図11では、プレート210側に形成された図示しない凹部に対応する凸部223aを示している。
これら凹凸部(図11では、凸部223aのみ示す)は、プレート210とアングル230とが対向する位置に配置された状態と、プレート210とアングル230とが軸部240を中心に所定角度開いた状態とにおいてそれぞれ嵌合するように形成されている。
ここでは、第2ヒンジ部200を介して回動する連結筐体140と第2筐体120との位置関係が、連結筐体140に対して第2筐体120が略同一平面状に位置する位置と、横開き(図3参照)にした位置にある場合に、互いの凹凸部が嵌合する。
カム部223は、プレート210の当接面と反対側の面に遊嵌されたバネ座金225、ワッシャ226、バネ座金225により当接面側に押圧され、軸部240の回動に伴い、当接面上を移動する。これにより、凸部223aは当接面の凹部に係脱自在となっている。
ワッシャ226はバネ座金225と平面視同幅の環状板材からなる。このワッシャ226を挟むバネ座金225により、アングル230は、軸部240の先端部分240bに、カム部223をプレート210の一端部側に押圧した状態で固定されている。
言い換えれば、リング224内に配設されたバネ座金225、ワッシャ226及びバネ座金225を介して、カム部223は、プレート210の基端部210a側に押圧されている。
アングル230の一端部230aは、アングル230のアーム部232の先端に形成されている。
アングル230のアーム部232は、平板状のアングル本体234の一側面から突出する連結部236から延び出した平板状をなし、アングル本体234と直交するように配置されている。
すなわち、アングル230では、アングル本体234とアーム部232とが連結部236を介して直交するように形成されており、アーム部232はプレート210と対向配置されていることから、アングル本体234は、プレート210に対して直交する平面上に配置されている。
なお、第2ヒンジ部(ヒンジ装置)200を構成する各構成要素(プレート210、枢着部220、アングル230)は、導電性を有する部材(ここでは導電性を有する金属製部材)により構成されている。枢着部220の軸部240は筒状に形成され、これにより、第2ヒンジ部200では、軸部の240を介して、プレート210及びアングル230はそれぞれ互いに対向する面と逆の面側から連通した構成となっている。
このようにプレート210及びアングル230を枢着する枢着部220の軸部240内には、第1筐体110内に収容された基板と、第2筐体に収容された基板とを電気的に接続するケーブル(例えば、複数の細線同軸)が挿通される。プレート210の裏面側に導出されたケーブルは、第1ヒンジ部130を通して、第1筐体110内まで延在させる。具体的には、ケーブルの一端側を、プレート210の裏面側に導出させて、筒状回転部152と軸端支持部154との間から、第1筐体110の本体部分内に連通する中空部分を備えるように形成した筒状支持部116内を通して、第1筐体110の本体部分内に延在させる。
このように軸部240内にケーブル(細線同軸)が挿通される場合、第2ヒンジ部200では、アングル230を介して第2筐体120)側のグランドに電気的に接続させることができるため、第2ヒンジ部200自体をグランドとして、ケーブル(特に細線同軸)から輻射するノイズを低減することができる。
次に、上述のように構成された第2ヒンジ部200の動作を、当該第2ヒンジ部200により開閉する第1筐体110に対する第2筐体120の動作とともに説明する。
図2に示すように、第2ヒンジ部200を介して第2筐体120は、第1筐体110上で連結筐体140に対して回動し、第1筐体110に対して横方向に開く。
このように第2筐体120を第1筐体110上で開くように回動する場合、第2筐体120に固定されたアングル230は、連結筐体140に固定されたプレート210に対して軸部240を軸心として回動することとなる。
アングル230を図9及び図12に示す状態から図13及び図14に示す状態に回動させると、カム部223の当接面の凸部223aは、バネ座金255によりプレート210側に押圧された状態で、プレート210の凹部との係合状態から脱する。これに伴い、フランジ242のテーパ部242bからテーパ部242a側にプレート210に固定されたストッパ250が摺動する。
ストッパ250がテーパ部242aに当接すると、カム部223の凸部223aは、プレート210の凹部に係合し、係合音を発する。
これにより、第2筐体120は、第1筐体110に対して横方向に開いた状態として保持される。
また、図2に示すように第2筐体120を第1筐体110に対して横方向に開いた状態から閉じた状態にする場合、第2筐体120を第2ヒンジ部200の軸部240を中心に第1筐体110側に回動させる。すると、第2ヒンジ部200では、アングル230に対し、アングル本体234がプレート210の先端側に移動する外力が加わる。
これにより、カム部223とプレート210の一端部210aの当接面との凹凸部(図11では凸部223aのみ示す)による係合状態が解除され、アングル本体234がプレート210と携帯端末100の縦方向で対向する位置に移動する。このとき、カム部233は、当接面と再び係合して係合音を発するとともに、ストッパ250におけるストッパ本体252の長手方向の側面と、フランジ242のテーパ部242bとが当接し、その回動が規制される。
また、第2筐体の爪用係合部123が連結筐体140の爪部168に係合して、第2筐体120の底面は連結筐体140の底面と略同一平面上に位置された状態で保持される。
このように携帯端末100では、表示部及び操作部の一方が設けられた第1筐体110と、表示部及び操作部の他方が設けられた第2筐体120と、第1筐体110と第2筐体120とを、直交する第1軸及び第2軸のそれぞれを中心に回動させて折り畳み自在に連結する連結筐体140とを有する。また、連結筐体140と第1筐体110とは第1ヒンジ部130を介して第1軸を中心に回動自在に取り付けられ、連結筐体140と第2筐体120とは第2軸を中心に回動する第2ヒンジ部200を介して回動自在に取り付けられている。第2ヒンジ部200は、連結筐体140に取り付けられ、矩形断面を有する細長板状のプレート210と、プレート210と直交するアングル本体234を有し、アングル本体234で第2筐体120に取り付けられるアングル230と、プレート210とアングル230とを、プレート210の矩形断面の短手方向で離間させて第2軸を中心に回動自在に枢着する枢着部220とを備える。連結筐体140は、第1筐体110に対して折り畳まれた第2筐体120に隣接する溝部162を有する。プレート210は、溝部162内に、第2軸と直交する方向に延在させ、且つ、短手方向を第2軸と平行にして固定されている。この構成によれば、第2ヒンジ部を介して第2筐体が回動自在に取り付けられる連結筐体では、矩形断面を有する細長板状の第1連結体が、第2軸を中心に第2筐体が回動した際の第2軸回りに加わる外力を、板状の第1連結体において長手方向及び厚み方向の双方と略直交する方向で受けて、分散させるように固定される。つまり、第1連結体は、連結筐体に、前記外力を全長及び断面の長手部分(厚み方向及び長手方向のそれぞれと直交する方向に位置する部分)で受けて分散させるように固定される。
本実施の形態によれば、第2筐体120を第1筐体110に対して2方向に開閉自在に折り畳むことができるとともに、第2ヒンジ部200の取付強度を確保しつつ、薄型化、小型化を図ることができる。
また、本実施の形態では、連結筐体140の連結本体部160に対して、プレート210の断面を縦長(回転軸に垂直)に配置して取り付けることで、プレート210とアングル230とを相対的に回転させた際に、プレート210に加わる回転軸の回転方向への外力に対する断面係数を高くしている。
このため、外力の加わったプレート210が取り付けられた連結本体部160に対して、当該連結本体部160に加わる負荷に対する強度を保持させることができる。
また、従来の構成では、ヒンジ部の強度の向上には材質の変更や、材料サイズのUP(板厚UP等)が必要となり、部品単価の増加や、金型費、加工費の増加が懸念される。
これに対して、本実施の形態によれば、プレート210の断面を縦長(回転軸に垂直)に配置して連結筐体140に取り付けられているだけであるため、加工費、金型費の安価なプレス加工部品を採用する際に、金型費や材料費の増加なしに強度確保が可能である。
つまり、ヒンジ部分を構成する板厚と材料が同じであれば、従来のヒンジ構造と比較して、回転方向に沿うように、断面を縦長(回転軸に垂直)の状態にして連結本体部160の溝部162内に取り付けられるようにした方が、よりヒンジ部を含む取付部分の強度を確保できる。
例えば、回転軸と平行に断面が横長となるようにプレート210に相当する板状部材を配置する構造と比較すると断面係数を比較して強度が高くなる。
また、本実施の形態では、プレート210において回転軸から離れた端部(ここでは先端部210b)において、回転を抑制できる位置に設けられた突出片211を、連結本体部160に設けられた係合リブ165に係合する。加えて、プレート210において、その端部よりも回転軸に近い位置に設けられた一箇所の取付孔213に、ネジ等の止着部材を挿入することによって、連結本体部160の溝部162に取り付けている。
これにより、ネジでの取り付け箇所が1箇所でも連結筐体140では、プレート210を保持する強度が確保される。
また、プレート210の断面を縦長(回転軸に垂直)に配置した際の、プレート210の取付部分との結合を簡略化し、かつ強度を保持させることができる。
さらに、ストッパ250は、断面を縦長に配置するプレート210に、当該プレート210の縦長断面の長辺と平行な長辺を有するように形成された縦長の形状の取付穴(長穴)214を介して、プレート210から回転軸と平行に突出するとともに、縦長断面の長辺方向に延在するように取り付けられている。
このため、ストッパ250によりプレート210に対するアングル230の回転を規制した際に、ストッパ250の嵌合部254と、取付穴(長穴)214の長辺に負荷が伝わるようにして、他の箇所に応力集中し難いように強度を確保することができる。
また、第2ヒンジ部200の構成によれば、連結筐体140及び第2筐体120にそれぞれ固定されるプレート210及びアングル230は、金属板を加工することにより形成される。これにより、第2ヒンジ部200自体を容易に形成することができる。
なお、上記本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り、種々の改変をなすことができ、そして本発明が該改変させたものに及ぶことは当然である。
本発明に係る携帯端末は、第2筐体を第1筐体に対して2方向に開閉自在に折り畳むことができるとともに、取付強度を確保しつつ、薄型化、小型化を図ることができるヒンジ部を備える効果を有し、携帯電話などの通信機能、動画再生、画像再生機能など多機能な無線通信端末装置として有用である。
本発明の一実施の形態に係る携帯端末の構成を示す図 本発明の一実施の形態に係る携帯端末の構成を示す図 本発明の一実施の形態に係る携帯端末の構成を示す図 連結筐体に第2ヒンジ部を介して第2筐体が連結されている状態を示す図 第2ヒンジ部が取り付けられた連結筐体の要部構成を示す図 図1におけるA−A線矢視断面図 図1におけるB−B線に沿う部分断面図 連結筐体に取り付けられた第2ヒンジ部の説明に供する図 第2ヒンジ部の構成を示す斜視図 同第2ヒンジ部を前方から見た分解斜視図 図9に示す第2ヒンジ部を後方から見た分解斜視図 同第2ヒンジ部の背面図 図9に示す第2ヒンジ部において第2連結体を第1連結体に対して回動させて開いた状態を示す図 図13の第2ヒンジ部において第2連結体を第1連結体に対して回動させて開いた状態の第2ヒンジ部の背面図
符号の説明
100 携帯端末
110 第1筐体
112 操作部
120 第2筐体
124 止着部材
130 第1ヒンジ部
132 軸部
140 連結筐体
161、164 側壁部
162 溝部
163 底面部
165 係合リブ
166 係合孔
167 連通部
200 第2ヒンジ部
210 プレート
210a 基端部
210b 先端部
211 突出片
212 開口部
213 取付孔
214 長穴
216 仮止め突起部
220 枢着部
230 アングル
232 アーム部
234 アングル本体
236 連結部
237 取付孔
240 軸部
242 フランジ
242a テーパ
242b テーパ
244 軸部の本体部分
250 ストッパ
252 ストッパ本体
254 嵌合部

Claims (8)

  1. 第1筐体と、
    第2筐体と、
    前記第1筐体と前記第2筐体とを回動自在に連結する連結筐体と、
    前記連結筐体と前記第1筐体とを該第1筐体の短手方向を軸心とする第1軸を中心に回動自在に取り付ける第1ヒンジ部と、
    前記連結筐体と前記第2筐体とを該第2筐体の長手方向を軸心とする第2軸を中心に回動自在に取り付ける第2ヒンジ部と、
    を備え、
    前記第2ヒンジ部は、
    前記連結筐体の長手方向に沿って該連結筐体内部に固定された板状の第1連結体と、
    前記第2筐体の短手方向に沿って該第2筐体内部に固定された板状の第2連結体と、
    前記第1連結体と前記第2連結体とを、前記第2軸を中心に回動自在に枢着する枢着部と、
    を有し、
    前記連結筐体は前記第1ヒンジ部と前記第2ヒンジ部とを連結するとともに、前記第1連結体を覆うよう構成したことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記第2ヒンジの前記第1連結体および前記枢着部は前記第1ヒンジと分離され、前記連結筐体に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記連結筐体は、前記第1軸と平行に延在し、且つ開口幅方向が前記第2軸と平行な溝部を有し、
    前記第1連結体は、前記溝部内に固定されていることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  4. 前記第1連結体には、前記溝部内に配置された際に、当該溝部内に形成された掛止部と掛合して開口方向への抜けを規制する被掛止部が設けられていることを特徴とする請求項記載の携帯端末。
  5. 前記枢着部は、前記第1連結体に基端部側で、前記第2軸を中心に回動自在に挿通されるとともに、先端部側で、前記第2連結体に固定された軸部を有し、
    前記軸部の基端部側には、前記第1連結体の一方の面に沿ってフランジが設けられ、前記第1連結体の前記一方の面には、凸形状のストッパが形成され、
    前記枢着部を介して第2連結体を回動させた際に、前記フランジの外縁と前記ストッパが接触し、前記2連結体の回動範囲が規制されることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  6. 前記ストッパは、前記第1連結体の短手方向に長く形成された長穴に嵌合して取り付けられたことを特徴とする請求項記載の携帯端末。
  7. 前記第1ヒンジ部は、前記第1筐体の前記第1軸方向と略平行な一端辺部に沿って配設されることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  8. 前記第1筐体は、操作部を備え、
    前記第2筐体は、表示部を備え、
    前記連結筐体は、前記第1筐体と前記第2筐体とを回動させて折り畳み自在に連結することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
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