JP4206030B2 - 仕掛け具 - Google Patents

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本発明は、魚釣り用の仕掛け具に関するものであり、特に、鮎の友釣りに使用する逆針を有する仕掛け具に関するものである。
従来より、鮎の友釣りに使用する仕掛けにおいては、逆針(サカ針、逆さ針としてもよい)が用いられる。この逆針は、通常ハリス止め及び中ハリスとともに締結されて、おとり鮎の尾側に掛止される。ハリス止めには、掛け針が碇状に設けられたハリスが結びつけられる。具体的には、図13に示すように、逆針10’とハリス止め30’とをそれぞれの基端側を重ねるとともに、中ハリスを重ねた状態として根巻き糸で巻き付けて固定する。
また、逆針とハリス止めとが別体の場合には、上記のように作業しなければならず面倒であるので、その点を解消するために、逆針とハリス止めとをハンダにより予め一体化したものが存在する。つまり、逆針とハリス止めとを図13の上側に示すように、逆針の基端側とハリス止めの先端側を平行に並べた状態で、ハンダ付けして一体化したものが存在する。
また、掛け針の針素を簡単に着脱することができ、新しい掛け針や種類の異なる掛け針に素早く取り替えることができるようにするために、釣針の軸部の基端部を小さく折り返し、かつ、折り返しの先端を立ち起こして針素の掛止部を形成したものが存在する。
実開昭63−196972号公報
しかし、上記図13に示すような方法では、逆針とハリス止めと中ハリスを重ねた状態で締結しなければならず、その作業が極めて面倒であり、熟練が必要となる。
一方、逆針とハリス止めとをハンダで一体化したものは、中ハリスを締結するのみでよいので、面倒な作業は解消されるが、高価であるという問題があった。
また、上記実開昭63−196972号公報に記載の釣針によれば、いわば逆針とハリス止めとが一体になっているので、その点では、逆針とハリス止めとを締結する必要はないが、逆針とハリス止めとが一体になっているため、逆針とハリス止めとを同一の素材にしなければならないという問題がある。つまり、逆針とハリス止めとはそれぞれその機能を発揮するために所定の素材により形成されており、逆針に用いる素材とハリス止めに用いる素材とは異なる場合が通常である。しかし、実開昭63−196972号公報に記載の釣針の場合には、逆針とハリス止めとが一体に形成されているので、同一の素材で形成せざるを得ない。
また、逆針とハリス止めとをハンダで一体化したものや、実開昭63−196972号公報に記載の釣り針においては、逆針とハリス止めとが予め一体化されていて、ハリス止めとの着脱ができないので、逆針とハリス止めを自由に組み合わせることができず、そのような組み合わせに対応しようとすると、数多くの形状のものを用意しなければならない。
そこで、本発明は、容易にハリス止めとの一体化を行うことができる安価な逆針を有する仕掛け具を提供することを目的とするものである。
本発明は上記問題点を解決するために創作されたものであって、第1には、魚釣り用の仕掛け具であって、逆針であって、先端が尖った形状を有する本体部と、該本体部の基端部から連設された突状部で、本体部の基端部の側方に突出した突状部と、を有する逆針と、該逆針に設けられた突状部を掛止可能なハリス止め部と、該逆針の基端側と該ハリス止め部の先端側とを挿通可能な筒状部と、を有することを特徴とする。
この第1の構成の仕掛け具においては、逆針の基端側、つまり、突状部が設けられている側を筒状部に挿通し、さらに、ハリス止め部を該筒状部に反対側から挿通して、この突状部をハリス止め部に掛止させることにより組み立てる。本発明の仕掛け具においては、上記のようにして仕掛け具を組み立てることができるので、逆針とハリス止め部との一体化を極めて容易に行うことができる。また、本発明の仕掛け具においては、逆針と筒状部とハリス止め部とで構成され、筒状部は円筒状のチューブを利用でき、ハリス止め部は従来からのハリス止め部を利用できるので、低コストで製造することが可能である。また、逆針は上記のような構成を有しているので、低コストで製造することが可能である。なお、突状部の形成方向としては、本体部の形成方向に対して略直角となるようにするのが好ましい。
また、第2には、第1の構成において、上記本体部が、上記突状部から連設された、直線状の棒状又は直線状の板状を呈する棒状部と、該棒状部から連設された先端部で、その先端が尖った形状を呈する先端部と、を有し、上記突状部は、棒状部の軸線方向に対して略直角(「直角」としてもよい。他においても同じ。)の方向に突出して形成されていることを特徴とする。
また、第3には、魚釣り用の仕掛け具であって、逆針であって、先端が尖った形状を有する本体部と、該本体部の基端部から連設された突状部で、該本体部の形成方向に対して略直角(「直角」としてもよい)の方向に突出して設けられた突状部と、を有する逆針と、該逆針に設けられた突状部を掛止可能なハリス止め部と、該逆針の基端側と該ハリス止め部の先端側とを挿通可能な筒状部と、を有することを特徴とする。
この第3の構成の仕掛け具においては、逆針の基端側、つまり、突状部が設けられている側を筒状部に挿通し、さらに、ハリス止め部を該筒状部に反対側から挿通して、この突状部をハリス止め部に掛止させることにより組み立てる。本発明の仕掛け具においては、上記のようにして仕掛け具を組み立てることができるので、逆針とハリス止め部との一体化を極めて容易に行うことができる。また、本発明の仕掛け具においては、逆針と筒状部とハリス止め部とで構成され、筒状部は円筒状のチューブを利用でき、ハリス止め部は従来からのハリス止め部を利用できるので、低コストで製造することが可能である。また、逆針は上記のような構成を有しているので、低コストで製造することが可能である。
また、第4には、上記第3の構成において、上記本体部の形成方向が、所定の平面に沿った方向となっていることを特徴とする。
また、第5には、上記第3又は第4の構成において、上記本体部が、上記突状部から連設された、直線状の棒状又は直線状の板状を呈する棒状部と、該棒状部から連設された先端部で、その先端が尖った形状を呈する先端部と、を有することを特徴とする。この第5の構成の逆針によれば、該棒状部が設けられているので、逆針を筒状部内に挿着しやすくなる。
なお、この第5の構成において、突状部の形成方向が棒状部に対して鋭角になるようにしてもよい。
また、第6には、上記第1から第5までのいずれかの構成において、上記突状部が棒状を呈することを特徴とする。これにより、ハリス止め部に設けられた開口部に突状部を掛止しやすくなる。
また、第には、上記第1から第6までのいずれかの構成において、上記ハリス止め部は、棒状部材を折曲又は湾曲してなる形状を呈し、上記逆針の突状部の突出方向の長さは、上記ハリス止め部を構成する棒状部材の太さと略同一の長さを有していることを特徴とする。よって、逆針の突状部を確実にハリス止め部に掛止することができるとともに、突状部がハリス止め部の側面から突出せず、この突状部が他の部材に引っかかることがない。
また、第には、上記第から第までのいずれかの構成において、上記ハリス止め部は、逆針の突状部を掛止可能な開口部を有することを特徴とする。
また、第には、上記第から第までのいずれかの構成において、上記ハリス止め部は、1本の棒状部材を折曲して構成され、一対の平行な直線状の棒状部からなる先端部と、一対の棒状部材を折曲又は湾曲して開口部が形成された開口形成部と、1本の棒状部材の折り返し部分を構成する折返し部と、を有し、上記逆針の突状部は、該開口形成部に掛止されるように構成されていることを特徴とする。また、第10には、上記第9の構成において、上記折返し部は、略U字状に折曲することによりフック形状に形成されていることを特徴とする。
また、第11には、上記第から第10までのいずれかの構成において、上記筒状部が柔軟性のある部材により形成されていることを特徴とする。よって、逆針やハリス止め部を筒状部に挿通するに際して挿通作業を容易とすることができる。
本発明に基づく仕掛け具によれば、突状部が設けられているので、この逆針の基端側、つまり、突状部が設けられている側を筒状部に挿通し、さらに、ハリス止め部を該筒状部に反対側から挿通して、この突状部をハリス止め部に掛止させることにより、逆針とハリス止め部との一体化を極めて容易に行うことができる。また、逆針は、基本的に、先端が尖った形状を有する本体部と、該本体部の基端部から連設され、本体部の基端部の側方に突出した突状部を有する構成であるので、低コストで製造することが可能である。
本発明においては、ハリス止めとの組み合わせを自由に行うことができるとともに、ハリス止めとの一体化を極めて容易に行なうことができるという目的を以下の実施例のようにして実現した。
本実施例の仕掛け具(「ハリス止め機能付き逆針」としてもよい。他においても同じ)Aは、図1〜図7に示すように構成され、逆針10と、筒状部20と、ハリス止め部30とを有している。
ここで、逆針10は、本体部12と、突状部18とを有している。この本体部12は、直線状の棒状を呈する棒状部14と、該棒状部14の端部から連設された先端部16とを有している。
ここで、該棒状部14は、直線状の棒状を呈していて、X1−X2方向に伸びている。仕掛け具Aに組み立てられた状態では、この棒状部14の大部分は、筒状部20内の空間に収容される。また、先端部16は、棒状部14のX1側の端部から連設されていて、湾曲した棒状形状を呈している。すなわち、先端部16は、X1方向に対して180度ないしはそれ以上湾曲した形状を呈していて、その先端は尖った形状となっている。なお、この本体部12は、全体に同一平面に沿って存在する形状を呈している。つまり、本体部12は、X1−X方向及びZ1−Z2方向の平面に沿って形成されていて、図7に示すように、Z1方向及びZ2方向から視認すると、直線状の棒状に視認される。
さらに、突状部18は、本体部12の端部、すなわち、X2側の端部から連設されていて、棒状部14に対して直角(略直角としてもよい)であるとともに、本体部12の形成方向(つまり、X1−X方向及びZ1−Z2方向の平面の方向)に対して直角の方向に向けて突出して形成されている。つまり、突状部18は、棒状部14のX2側の端部からY1側に向けて形成されている。このように突状部18が設けられていることによって、逆針10の基端部は略L字状に形成されている。また、この突状部18のY1−Y2方向の長さとしては、仕掛け具Aが組立て状態となっていて、突状部18がハリス止め部30の開口部35内に臨んだ状態となっている場合に、この突状部18がハリス止め部30に掛止する程度の長さであり、具体的には、逆針10をX1方向に引き抜こうとしても、この突状部18がハリス止め部30に掛止して引き抜くことができない程度で、かつ、突状部18がハリス止め部30の側方から突出しない程度の長さを有している。すなわち、この突状部18のY1−Y2方向の長さN1(図7参照)としては、例えば、少なくともハリス止め部30の厚み、すなわち、ハリス止め部30のY1−Y2方向の幅(つまり、ハリス止め部30を構成する棒状部材の太さ)と略同一(又は同一)とするのが好ましい。つまり、突状部18の長さをハリス止め部30のY1−Y2方向の幅と略同一とすることにより、ハリス止め部30の側面と突状部18の先端とは面一の状態となる。なお、突状部18がハリス止め部30の側方から突出しないので、仕掛け具Aを上方から視認した場合(つまり、Z2方向から視認した場合)には、図3に示すように、突状部18はハリス止め部30の開口部35内に隠れて視認されない。なお、突状部18の長さN1がハリス止め部30のY1−Y2方向の幅以上としてもよい。さらに、この逆針10のX2側の端部は、筒状部20内を挿通するので、この逆針10の後端、つまり、X2側の端部の幅、つまり、Y1−Y2方向の幅N2(突状部形成箇所幅)(図7参照)は、筒状部20の内径以下であることが好ましい。なお、幅N2が筒状部20の内径より小さいものとしてもよい。なお、この場合の筒状部20の内径としては、筒状部20が筒状形状の状態の場合の内径とするのが基本であるが、筒状部20を潰して平板状とした場合の最大内径としてもよい。つまり、筒状部20を潰して平板状とした場合の最大内径の方が、筒状形状の状態の場合の内径よりも大きくなるが、幅N2は、この最大内径以下(又は最大内径よりも小さい)であればよい。
また、突状部18は、本体部12の形成方向(つまり、X1−X方向及びZ1−Z2方向の平面の方向)に対して直角の方向に向けて突出して形成されているとしたが、ハリス止め部30との掛止をより確実にするために、突状部18の形成方向が本体部12の形成方向に対して略直角であるが、棒状部14に対して鋭角になるようにしてもよい。
なお、逆針10は、全体に一体に形成されていて、この突状部18についても棒状部材の端部を折曲することにより形成されるものである。なお、突状部18を他の方法により形成してもよい。
なお、上記逆針10において、棒状部14は直線状の棒状を呈しているとし、その横断面は図5では円形に表現したが、横断面が円形である場合には限られず、この棒状部14の横断面が板状となっていて、棒状部14が直線状の板状であってもよい。なお、「直線状の板状」も「直線状の棒状」の範疇に入るということもできる。
次に、筒状部20は、円筒状を呈する部材であり、塩化ビニル等の柔軟性のある素材により形成されている。この筒状部20の内側には、円柱状の空間部が設けられているが、この筒状部20の内径は、棒状部14とハリス止め部30の一対の先端部32とを平行に重ねた状態で筒状部20内に収納できるだけの大きさを有している(図5参照)。また、この筒状部20のX1−X2方向の長さは、逆針10の棒状部14の長さやハリス止め部30における先端部32の長さと略同様となっている。
次に、ハリス止め部30は、1本の金属製の針金状部材を折り返して折曲又は湾曲することにより形成されたものであり、先端部32と、開口形成部34と、折返し部36とを有している。
ここで、先端部32は、直線状の棒状を呈する棒状部材であり、一対の先端部32が設けられていて、各先端部32は略平行に配設されている。なお、一対の先端部32同士は互いに固着されてはいない。また、開口形成部34は、各先端部32から連設された部材を折曲又は湾曲させることにより形成され、この開口形成部34には開口部35が形成されている。また、折返し部36は、1本の針金状部材を折り返した形状となっている。なお、このハリス止め部30は、従来からのハリス止めを利用することもできる。
上記構成の仕掛け具Aの使用状態について説明する。まず、仕掛け具Aの組立て工程について、図8等を使用して説明する。
まず、逆針10を筒状部20に挿通する。つまり、図8のW1に示すように、逆針10の突状部18側を筒状部20内に挿通し、突状部18が筒状部20の反対側から露出するようにする。つまり、図8のW2に示す状態にする。
そして、図8のW3に示すように、ハリス止め部30の先端部32側を筒状部20に挿通して、W4に示すような状態にする。その際、ハリス止め部30を挿通する際に突状部18が邪魔にならないように、ハリス止め部30の上下方向に突状部18の方向を合わせるようにする。つまり、この場合には、逆針10は、ハリス止め部30に対して、最終的な組立て状態に対して、X1−X2方向の軸線を介して約90度回転した状態となっている。
その後、W5に示すように、逆針10を回転させて、突状部18がハリス止め部30の開口部35内に臨み、ハリス止め部30に掛止されるようにする。つまり、突状部18が開口形成部34に掛止されるようにする。以上のようにして、仕掛け具Aが組み立てられる。
以上のように組み立てられた仕掛け具Aは、従来と同様に、おとり鮎に掛止させて使用する。つまり、図10に示すように、根巻き糸150により中ハリス100の一方の端部側を仕掛け具A(特に、筒状部20)に固定するとともに、ハリス止め部30には、掛け針が碇状に設けられた針ハリス200を取り付ける。そして、図9に示すように、逆針10をおとり鮎の腹びれ当たりに掛止させる。なお、中ハリス100の他方の端部側は、鼻カン300側に締結される。なお、鼻カン300には、道糸350が固着される。
なお、仕掛け具Aにおいて、逆針10やハリス止め部30を取り替える場合には、図8に示す手順と逆の手順により仕掛け具Aを分解状態とし、逆針10やハリス止め部30を交換した上で上記と同様に組み立てればよい。
以上のように、本実施例の仕掛け具Aによれば、逆針10とハリス止め部30とを筒状部20に挿通した後に逆針10を回転させて突状部18をハリス止め部30に掛止させることにより仕掛け具Aとして一体化できるので、逆針10とハリス止め部30との一体化を極めて容易に行うことができる。つまり、逆針10を極めて容易にハリス止め部30に取り付けることが可能となる。また、逆針10は上記のような構成を有しているので、低コストで製造することが可能である。さらに、仕掛け具Aは、逆針10と筒状部20とハリス止め部30とで構成され、筒状部20は円筒状のチューブを利用でき、ハリス止め部30は従来からのハリス止め部を利用できるので、低コストで製造することが可能である。
また、上記構成の仕掛け具Aにおいては、逆針10の突状部18がハリス止め部30に掛止した状態となっているので、釣り時に逆針10が引っ張られてもハリス止め部30から容易に脱落することがない。また、逆針10とハリス止め部30とは別体に構成されるので、ハリス止め部30について異なる形状のハリス止め部を種類用意しておけば、ハリス止め部との組み合わせを自由に行うことができる。さらに、逆針10についても異なる形状のものを複数種類用意しておけば、ハリス止め部との組み合わせの数をより多くすることができる。
また、上記の説明では、ハリス止め部30は、図1〜図10に示す構成のものを使用したが、図11、図12に示す仕掛け具Bのように、フック型のハリス止め部40を使用してもよい。このハリス止め部40は、1本の金属製の針金状部材を折り返して折曲することにより形成されたものであり、先端部42や開口形成部44の形状は、上記ハリス止め部30における先端部32や開口形成部34と同様であるが、折返し側が略U字状に折曲されてフック形状に形成されてフック部(折返し部)46が形成されている。このフック型のハリス止め部40においては、針ハリスは、このフック部46に掛止して使用する。なお、開口形成部44には、上記ハリス止め部30と同様に開口部45が設けられているので、この開口部45は、上記ハリス止め部30と同様に、逆針10の突状部18の掛止に用いられる。
なお、上記に示す逆針10において、突状部18は、本体部12の形成方向に対して直角のY1方向に形成されているとしたが、Y1方向とは逆のY2方向に形成してもよい。また、棒状部14に対して直角(略直角としてもよい)の方向で、本体部12の形成方向と同一の方向(つまり、Z2方向又はZ1方向)に形成してもよい。さらに、棒状部14に対して直角(略直角としてもよい)の方向(つまり、X1−X2方向に対して直角(略直角としてもよい)の方向)であれば、いずれも方向でもよい。ただし、上記のように、本体部12の形成方向に対して直角の方向(つまり、Y1又はY2の方向)とした方が、逆針10の本体部12の形成方向とハリス止め部30の形成方向を合わせることができるので、好ましいといえる。突状部18の形成方向に関して、直角又は略直角とした点については、若干鋭角の角度としてもよい。
本発明の実施例に基づく仕掛け具の構成を示す斜視図である。 本発明の実施例に基づく仕掛け具の構成を示す正面図である。 本発明の実施例に基づく仕掛け具の構成を示す上面図である。 本発明の実施例に基づく仕掛け具の構成を示す分解斜視図である。 図1におけるP−P断面図である。 逆針の構成を示す正面図である。 逆針の構成を示す平面図である。 本発明の実施例に基づく仕掛け具の組立て状態を示す説明図である。 本発明の実施例に基づく仕掛け具の使用状態を示す説明図である。 本発明の実施例に基づく仕掛け具の使用状態を示す説明図である。 本発明の実施例に基づく仕掛け具の他の例の構成を示す斜視図である。 本発明の実施例に基づく仕掛け具の他の例の構成を示す分解斜視図である。 従来の逆針とその使用状態を示す説明図である。
符号の説明
A、B 仕掛け具
10 逆針
12 本体部
14 棒状部
16 先端部
20 筒状部
30、40 ハリス止め部
32、42 先端部
34、44 開口形成部
36 折返し部

Claims (11)

  1. 魚釣り用の仕掛け具であって、
    逆針であって、先端が尖った形状を有する本体部と、該本体部の基端部から連設された突状部で、本体部の基端部の側方に突出した突状部と、を有する逆針と、
    該逆針に設けられた突状部を掛止可能なハリス止め部と、
    該逆針の基端側と該ハリス止め部の先端側とを挿通可能な筒状部と、
    を有することを特徴とする仕掛け具。
  2. 上記本体部が、上記突状部から連設された、直線状の棒状又は直線状の板状を呈する棒状部と、該棒状部から連設された先端部で、その先端が尖った形状を呈する先端部と、を有し、上記突状部は、棒状部の軸線方向に対して略直角の方向に突出して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の仕掛け具
  3. 魚釣り用の仕掛け具であって、
    逆針であって、先端が尖った形状を有する本体部と、該本体部の基端部から連設された突状部で、該本体部の形成方向に対して略直角の方向に突出して設けられた突状部と、を有する逆針と、
    該逆針に設けられた突状部を掛止可能なハリス止め部と、
    該逆針の基端側と該ハリス止め部の先端側とを挿通可能な筒状部と、
    を有することを特徴とする仕掛け具。
  4. 上記本体部の形成方向が、所定の平面に沿った方向となっていることを特徴とする請求項3に記載の仕掛け具
  5. 上記本体部が、上記突状部から連設された、直線状の棒状又は直線状の板状を呈する棒状部と、該棒状部から連設された先端部で、その先端が尖った形状を呈する先端部と、を有することを特徴とする請求項3又は4に記載の仕掛け具
  6. 上記突状部が棒状を呈することを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5に記載の仕掛け具
  7. 上記ハリス止め部は、棒状部材を折曲又は湾曲してなる形状を呈し、上記逆針の突状部の突出方向の長さは、上記ハリス止め部を構成する棒状部材の太さと略同一の長さを有していることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6に記載の仕掛け具。
  8. 上記ハリス止め部は、逆針の突状部を掛止可能な開口部を有することを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7に記載の仕掛け具。
  9. 上記ハリス止め部は、1本の棒状部材を折曲して構成され、一対の平行な直線状の棒状部からなる先端部と、一対の棒状部材を折曲又は湾曲して開口部が形成された開口形成部と、1本の棒状部材の折り返し部分を構成する折返し部と、を有し、上記逆針の突状部は、該開口形成部に掛止されるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7に記載の仕掛け具。
  10. 上記折返し部は、略U字状に折曲することによりフック形状に形成されていることを特徴とする請求項に記載の仕掛け具。
  11. 上記筒状部が柔軟性のある部材により形成されていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9又は10に記載の仕掛け具。
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