JP4205823B2 - Icカード - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触により、外部とのデータ通信、電源供給を行うことができる非接触ICカード又は接触/非接触ICカードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ICカードは、接続端子を介してデータ通信を行う接触ICカードと、コイルを通じて電磁誘導により通信を行う非接触ICカードに分類され、接触ICカードは、主に決済用途に用いられ、非接触ICカードは、主に交通システム等のゲートアクセス管理に用いられている。また、近年、接触ICカードの機能と非接触ICカードの機能を1つのICチップで併せ持つ接触/非接触共用ICカードが開発されている。
【0003】
図11は、従来の非接触ICカード100の内部構成を示す図である。従来の非接触ICカード100は、カード基材108に少なくとも1つのコイル101と、コイル101に接続されたICチップ102とが設けられており、コイル101を通じて、図示しない外部装置であるリーダライタから送出される交流電磁波の受信を行い、電力供給及び信号送受信を行うという手法によりカード〜リーダライタ間の通信が行われている。
【0004】
また、近年、共振回路を利用した非接触ICカード110が開発されている。図12は、共振回路を利用した従来の非接触ICカードを説明する図である。
図12に示す非接触ICカード110は、カード基材118内に、外部通信用コイル111とコンデンサ113とを備えた共振回路114と、少なくともICチップ115及び内部通信用コイル116を有する非接触ICモジュール117を備え、リーダライタから送出される交流電磁波を共振回路114により効率よく受信し、共振回路114と非接触ICモジュール117との間において電磁結合により電力送信及び信号送受信を行っている。この手法を用いた場合、カード〜リーダライタ間の通信品質が良くなり、通信距離を伸ばすことが可能となる。
【0005】
上記非接触ICカード100におけるコイル101又は非接触ICカード110における共振回路114の共振周波数f1 をリーダライタ間の通信周波数fr と同等にした場合(f1 ≒fr )、リーダライタ間の通信効率は最も高くなり、通信品質及び通信可能距離を向上させることが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来の非接触ICカード100及び非接触ICカード110は、複数枚の非接触ICカードを重ねた場合には、各々の非接触ICカード内に備わるコイル間における相互インダクタンスにより各コイルの共振周波数f1 が低くなるf1 <fr ため、通信は困難となる。
また、非接触ICカード100におけるコイル101又は非接触ICカード110における共振回路114の共振周波数f1 を、リーダライタ間の通信周波数fr と比較し高くした場合(f1 >fr )、複数枚の非接触ICカードを重ねた場合においても通信は可能となるが、カード1枚時の通信品質及び通信可能距離は、共振周波数f1 を通信周波数fr と同等にした場合(f1 ≒fr )と比較し劣る。
【0007】
本発明の課題は、カードを複数枚重ねた状態であっても、通信品質がよく、通信可能範囲が広いICカードを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。すなわち、請求項1の発明は、コイル(11,21,51,61)及び電荷蓄積手段(13,23,53,63)を有する複数の共振回路(10,20,50,60)と、ICチップ(32,72)及び前記コイルとは別であって前記ICチップに電気的に接続されたICチップ接続コイル(31,71)を有するICモジュール(70,30)とを備え、前記複数の共振回路のうち少なくとも1つは、その共振周波数が外部装置との通信周波数よりも高いことを特徴とするICカード(1,2)である。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1に記載のICカードにおいて、前記複数の共振回路のうち少なくとも1つは、その共振周波数(f1 ,f2 )が外部装置との通信周波数(fr )とほぼ等しいことを特徴とするICカードである。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のICカードにおいて、前記複数の共振回路のうち少なくとも1つは、同じICカードが複数枚重なった状態において、その共振周波数が前記通信周波数とほぼ等しいこと、を特徴とするICカードである。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のICカードにおいて、前記複数の共振回路は、カード面において上下左右対称であること、を特徴とするICカードである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による非接触ICカード100の第1実施形態を説明する図である。
なお、前述した従来例と同様の機能を果たす部分は、重複する説明を適宜省略する。
非接触ICカード1は、第1の外部通信用コイル11及び第1のコンデンサ部13を有する第1の共振回路10を備え、この内側に第2の外部通信用コイル21及び第2の外部通信用コイル21に接続された第2のコンデンサ部23を有する第2の共振回路20と内部通信用コイル31及び内部通信用コイル31に接続されたICチップ32を有する非接触ICモジュール30を並べてカード基材8の外形内に配置している。
【0015】
各回路の作製は、絶縁性を有するカード基材8(PVC、150μm厚)の表裏に導体箔(銅箔18μm厚)を貼り付けた上、エッチング処理により第1及び第2の外部通信用コイル11,21、第1及び第2のコンデンサ部13,23及び内部通信用コイル31の形成を行う。
第1及び第2の共振回路10,20を作製するには、巻数を少なくとも1巻以上の外部通信用コイル11,21を形成し、その両端にコンデンサ形成用導体プレート13a,23aを設ける。このコンデンサ形成用導体プレート13a,23aの裏面に、絶縁性を有するカード基材8を介してコンデンサ形成用導体プレート13b,23bを作製することにより、第1及び第2の外部通信用コイル11,21及びコンデンサ部13,23を作製することができる。
【0016】
第1の共振回路10は、カード1枚時にリーダライタから送出される交流電磁波を最も効率良く受信するために、リーダライタの周波数fr と同程度の周波数f1 にて共振することが望ましく、外部通信用コイル11の自己インダクタンスL及びコンデンサ部13の静電容量Cを、fr ≒f1 =1/{2π√(LC)}となるように調整した。
今回は、L=3.2μH,C=22.1pFであり、共振回路の抵抗値R=0.37Ωとした。
【0017】
第2の共振回路20は、カードが複数枚重なった場合に最も効率良く通信が可能なようにリーダライタから送信される電磁波の周波数fr よりも高周波数の周波数f2 にて共振するようにコイル及びコンデンサを調整する(f2 >fr )。これにより、非接触ICカード1は、カード1枚動作時においてもカード複数枚重ね時においても効率良くリーダライタとの通信を行うことが可能となる。
【0018】
非接触ICモジュール30は、効率良く通信が可能となるために、その動作周波数f3 がリーダライタから送信される電磁波の周波数fr と同等であることが望ましい。
【0019】
また、第2の共振回路20は、複数枚の非接触カードの重ね方によらず同等の共振を取ることが可能なように、カード内において上下左右対称に配置することが望ましい。さらに、第1及び第2の共振回路10,20及び非接触ICモジュール30の相対位置は、共振回路と非接触ICモジュールとの結合度を高めるため、第1の共振回路10及び第2の共振回路20の内側に非接触ICモジュール30を配置することが望ましい。これらのことを考慮すると、各回路の配置は、図2に示すような配置が通信上は理想的である。
ただし、第1及び第2の共振回路10,20及び非接触ICモジュール30をカード内におけるエンボス・エリア、磁気ストライプエリア等の付加機能を備えるエリアに重ならないように配置し、付加機能の特性を損なうことなく付加機能を備えることが必要となる場合には、これらの配置は適宜変更される。
【0020】
このようにして得られた第1及び第2の共振回路10,20及び非接触ICモジュール30形成済みの絶縁性基材シートの上下に図示しない絶縁性基材を重ね合わせることにより、非接触ICカード1を作製した。
【0021】
以上のようにして作製した各回路のパラメータは、第1の共振回路10に関しては、L=3.2μH、C=22.1pF、R=0.37Ωであり、第2の共振回路20に関しては、L=1.7μH、C=68.0pF、R=0.25Ωとなっており、第1の共振回路10の共振周波数f1 は、18.8MHz、第2の共振回路20の共振周波数f2 は、14.7MHzとなった。また、非接触ICモジュールの共振周波数f3 は、14.2MHzとなった。
【0022】
第1実施形態による共振回路を備えた非接触ICカード1の電圧利得の周波数依存性は、図3(a)のようになり、13.9MHz及び20.8MHzにおいて受信効率が高くなった。
非接触ICカード1を2枚重ねあわせたときの電圧利得の周波数依存性は、図3(b)に示すように、12.6MHz及び18.2MHzにおいて受信効率が高くなった。
【0023】
通信が13.56MHzの交流電磁波を用いられて行われるリーダライタ及び本発明における非接触ICカード1、ICとコイルとを直接接続した従来の非接触ICカードA(共振周波数:14.0MHz)及び従来の非接触ICカードB(20.6MHz)を用いて、通信可能距離の比較を行った結果を、表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
本実施形態による非接触ICカード1は、カード1枚動作時においては、従来の非接触ICカードA(共振周波数:14MHz)と同等の通信特性を持っている。また、カード2枚重ね合わせ時においても、従来の非接触ICカードB(共振周波数:20.6MHz)と同等の通信特性を持つ非接触ICカード1が得られた。
【0026】
このように、第1実施形態によれば、従来の非接触ICカードA,Bと比較し、カード1枚動作、2枚動作ともに通信特性が良好な非接触ICカードを提供することができる。
【0027】
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態における接触/非接触ICカード2の概略を説明する図である。
非接触ICカード2は、第1の外部通信用コイル51及び第1のコンデンサ部53を有する第1の共振回路50を備え、この内側に第2の外部通信用コイル61及び第2の外部通信用コイル61に接続された第2のコンデンサ部63を有する第2の共振回路60と内部通信用コイル71及び内部通信用コイル71に接続されたICチップ72を有する接触/非接触ICモジュール70を並べてカード基材58の外形内に配置している。
【0028】
図5は、接触/非接触ICモジュール70の構成を説明するための透視図である。
接触/非接触ICモジュール70は、表面に接触端子70c、裏面にコイル71を形成したIC実装基板70dに接触機能、非接触機能をともに備えたICチップ72を実装し、ICチップ72とIC実装基板70d上に設けられた接触端子70c及びコイル端子71aとの接続を金線70aを用いて行い、第2のICチップ72、金線70a等をエポキシ樹脂にて樹脂封止してモジュール外装70bを形成し、接触/非接触ICモジュール70の作製を行う。
【0029】
図6及び図7は、接触/非接触ICカード2の構成及び作製過程を説明するための一部断面透視図である。
接触/非接触ICカード20の作製は、第1実施形態と同様にして、第1の外部通信用コイル51及び第1のコンデンサ部53を有する第1の共振回路50と、第2の外部通信用コイル61及び第2のコンデンサ部63を有する第2の共振回路60とをPVC等の絶縁性を有するカード基材70−1上に設けた上、回路パターン形成済みのカード基材70−1と少なくとも1枚のPVC等の絶縁性を有するカード基材(70−2〜6)とを熱融着又は接着剤を介して接着を行い、カード化を行う。
【0030】
第1の共振回路50及び第2の共振回路60を埋設したカードに、切削加工により接触/非接触ICモジュール70埋設用凹部58bを設け、ここに接触/非接触ICモジュール70を液状又はシート状の絶縁性接着剤を用いて接着を行う。
【0031】
このように、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、カード1枚動作、2枚動作ともに通信特性が良好である上に、接触通信も可能な非接触ICカードを提供することができる。
【0032】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
【0033】
(1)各実施形態において、第1の共振回路、第2の共振回路及びICモジュールは、図8(b)の様に配置した例を示したが、これに限らず、図8(a)〜(c)のいずれの配置でもよいし、その他の配置であってもよい。
【0034】
(2)各実施形態において、絶縁性を有するカード基材としてPVCシートを用いた例を示したが、これに限らず、例えば、PET、PET−G、ABS等、絶縁性を持つ他の基材でもよい。
【0035】
(3)各実施形態において、電荷蓄積手段であるコンデンサ部として、絶縁性を有するカード基材を介した導体プレートにより作製を行う例を示したが、これに限らず、例えば、静電容量素子(セラミック・コンデンサ等)をコイル両端に接続してもよい。また、電荷蓄積手段は、コイルを複数回巻くことにより生じる静電容量成分で十分である場合には、コンデンサを形成しなくてもよい。
【0036】
(4)各実施形態において、導体箔のエッチングにより導体パターン形成を行う例を示したが、これに限らず、例えば、導線を複数回巻くことにより作製してもよい。また、導電性ペーストを印刷することにより導体パターンを作製してもよい。
【0037】
(5)第1実施形態において、回路形成済みカード基材の上下に各々1枚の絶縁性を有するカード基材を重ね合わせた例を示したが、これに限らず、層構成は、何枚であってもよい。また、各々の基材の貼り合わせは、熱融着、接着剤塗布、接着シート等いかなる手段であってもよい。
【0038】
(6)各実施形態において、ICモジュールは、コイル及びICチップを備えた例を示したが、これに限らず、例えば、コンデンサも備えてもよい。
【0039】
(7)第2実施形態において、共振回路を埋設済みのカードに切削加工を施し、接触/非接触ICモジュール埋設用凹部を設けた例を示したが、これに限らず、例えば、射出成形等の手法を用いてカード加工段階において接触/非接触ICモジュール埋設用凹部を設けてもよい。
【0040】
(8)各実施形態において、コイルの一端は、コンデンサ接続をする例を示したが、これに限らず、例えば、図9に示すように、スルーホール201等により直接接続してもよい。この手法を用いた場合、コンデンサ形成用導体プレート203の面積を小さくすることが可能となる。
【0041】
(9)第1実施形態において、1枚のカード基材の表裏に導体パターンを設けることによりコイル、コンデンサの形成を行う例を示したが、これに限らず、例えば、図10に示すように、複数枚の絶縁性を有するカード基材214の片面のみに導体パターン(212,213等)を設けた後、各々の導体パターン形成済みのカード基材214を重ね合わせることにより形成しても構わない。
【0042】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、請求項1の発明によれば、複数の共振回路と、ICモジュールとを備えたので、カードを複数枚重ねた状態でも、通信品質がよく、通信可能範囲が広いICカードを提供することができる。また、請求項1によれば、複数の共振回路のうち少なくとも1つは、その共振周波数が通信周波数よりも高いので、カードを複数枚重ねた状態でも、通信品質がよく、通信可能範囲が広いICカードを提供できる。
【0043】
請求項2の発明によれば、複数の共振回路のうち少なくとも1つは、その共振周波数が外部装置との通信周波数とほぼ等しいので、カード1枚時における通信品質及び通信可能距離が通常のカードと同等で、カードを複数枚重ねた状態でも、通信品質がよく、通信可能範囲が広いICカードを提供することができる。
【0044】
請求項3の発明によれば、複数の共振回路のうち少なくとも1つは、同じICカードが複数枚重なった状態において、その共振周波数が通信周波数とほぼ等しいので、カードを複数枚重ねた状態の通信効率が最もよくなり、通信品質がよく、通信可能範囲が広いICカードを提供できる。
【0045】
請求項4の発明によれば、複数の共振回路は、カード面において上下左右対称であるので、カードの重ね方によらず通信特性が安定したICカードを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における非接触ICカード1を説明する図である。
【図2】本発明の第1実施形態における非接触ICカード1の、他の配置例を説明する図である。
【図3】第1実施形態によるICカード1の電圧利得の周波数依存性をカード1枚時(a)及びカード2枚時(b)において示した図である。
【図4】本発明の第2実施形態における接触/非接触ICカード2を説明する図である。
【図5】本発明の第2実施形態における接触/非接触ICモジュール70の構成を説明するための透視図である。
【図6】接触/非接触ICカード2の構成及び作製過程を説明するための一部断面透視図である。
【図7】接触/非接触ICカード2の構成及び作製過程を説明するための一部断面透視図である。
【図8】各回路の配置の変形形態を説明する図である。
【図9】コンデンサ部の変形形態を説明する図である。
【図10】コイル、コンデンサの形成方法の変形形態を説明する図である。
【図11】従来の非接触ICカード100の内部構成を示す図である。
【図12】共振回路を利用した従来の非接触ICカード110を説明する図である。
【符号の説明】
1,2 ICカード
10,50 第1の共振回路
20,60 第2の共振回路
11,51 第1の外部通信用コイル
21,61 第2の外部通信用コイル
13,53 第1のコンデンサ部
23,63 第2のコンデンサ部
30 非接触ICモジュール
31,71 内部通信用コイル
32,72 ICチップ
70 接触/非接触ICモジュール
Claims (4)
- コイル及び電荷蓄積手段を有する複数の共振回路と、
ICチップ及び前記コイルとは別であって前記ICチップに電気的に接続されたICチップ接続コイルを有するICモジュールと、を備え、
前記複数の共振回路のうち少なくとも1つは、その共振周波数が外部装置との通信周波数よりも高いこと、を特徴とするICカード。 - 請求項1に記載のICカードにおいて、
前記複数の共振回路のうち少なくとも1つは、その共振周波数が外部装置との通信周波数とほぼ等しいこと、を特徴とするICカード。 - 請求項1又は請求項2に記載のICカードにおいて、
前記複数の共振回路のうち少なくとも1つは、同じICカードが複数枚重なった状態において、その共振周波数が前記通信周波数とほぼ等しいこと、を特徴とするICカード。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のICカードにおいて、
前記複数の共振回路は、カード面において上下左右対称であること、を特徴とするICカード。
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