JP4205494B2 - タイヤの成形,加硫,仕上げ検査方法及びその装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、タイヤの成形,加硫,仕上げ検査方法及びその装置に係わり、更に詳しくは、タイヤの成形時に組付けたブラダーユニットとビードリングとのタイヤ組立て体を、タイヤ成形工程途中のタイヤ加硫工程,最終工程のタイヤの仕上げ,検査工程が終了するまでその形態を保持させた状態で一貫した連続成形を行うタイヤの成形,加硫,仕上げ検査方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、タイヤの製造方法において、タイヤの成形工程、加硫工程においては、各々の工程におけるビードリングやブラダーユニットを用いて、タイヤの成形,加硫を行っていた(例えば、特許文献1,特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭49−15776号公報(第1〜3頁、第4図)
【特許文献2】
特開昭49−55772号公報(第1〜3頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、上記のような方法は、各々の工程におけるビードリングやブラダーユニットを用いてタイヤの成形,加硫を行っていたため、タイヤ成形後にビードリングとブラダーユニットとを取外し、加硫前に再び組立てる作業が必要となり、多くの手間と時間がかかる上に、生産性が非常に悪く、また保管上の問題から未加硫タイヤの加温や高温の部材を使用することが難しく、更に加硫時間を短縮することが出来ないと言う問題があった。
【0005】
また、タイヤ成形時に中子を使用する方法もあるが、タイヤ毎に中子を準備する必要があり、そのための費用が高くなると言う問題があった。
【0006】
更に、タイヤの仕上げ検査工程においても、加硫後のタイヤをビードリングから取外し、タイヤユニフォミティーマシン等の測定用リムに組立てたり、或いはポストインフレータ用リム,トリム用リムに組立てる工程があり、仕上げ検査が簡素化されないと言う問題があった。
【0007】
この発明はかかる従来の問題点に着目し、タイヤ成形時の形態を保持した状態でタイヤ加硫及びタイヤ仕上げ,検査までを一貫して行うようにすることで、タイヤ加硫時間の短縮と生産性の向上を図ることが出来、更に安価で、簡素化された設備にすることが出来るタイヤの成形,加硫,仕上げ検査方法及びその装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記目的を達成するため、この発明のタイヤの成形,加硫,仕上げ検査方法は、未加硫タイヤの成形後、該未加硫タイヤに加硫時に使用するブラダーユニットとビードリングとを組付け、この未加硫タイヤをシェーピングにて予備成形した後、キャップトレッドを貼付けて完成タイヤの組立て体に構成し、この組立て体を加硫機にセットして加硫成形を行った後、加硫機から取外した組立て体をそのままの状態でタイヤ仕上げ,検査装置にセットし、タイヤの仕上げと、タイヤの検査とを連続的に行うことを要旨とするものである。
【0009】
ここで、前記シェーピングにて予備成形した未加硫タイヤとキャップトレッドとの少なくとも一方を加熱、或いは部材成形時の高温を維持した状態でキャップトレッドを貼付けて完成タイヤの組立て体を構成することも可能である。
【0010】
このように、タイヤ成形時の形態を保持した状態でタイヤ加硫及びタイヤ仕上げ,検査までを一貫して行うようにすることで、タイヤ加硫時間の短縮と生産性の向上を図ることが出来るものである。
【0011】
また、この発明のタイヤの成形,加硫,仕上げ検査装置は、成形した未加硫タイヤにブラダーユニットとビードリングとを組付け、この未加硫タイヤをシェーピングして予備成形品を成形する予備成形装置と、この予備成形装置の近傍に設置したキャップトレッド供給装置と、予備成形装置から取外した完成タイヤの組立て体の外周面を把持して加硫機まで搬送してセットする搬送装置と、加硫機から取外した組立て体を取外し、そのままの状態でタイヤ仕上げ,検査装置にセットするタイヤ取外し手段と、タイヤの仕上げ及びタイヤの検査を行うタイヤ仕上げ,検査装置とで構成したことを要旨とするものである。
【0012】
前記予備成形装置は、支持部材にガイド手段及び移動手段を介して一対の接近・離反可能な移動部材を配設し、この移動部材の相対向する面の同一軸線上にブラダーユニットを配設し、このブラダーユニットは、シリンダーを介して移動可能な一対のビードリングを設け、この一方のビードリングと同一軸線上に、ブラダークランプリングを備えたブラダーをブラダー中心機構を介して接近離反可能に構成するものである。
【0013】
このように、タイヤ成形時の形態を保持した状態でタイヤ加硫及びタイヤ仕上げ,検査までを一貫して行うようにするので、安価な設備で、簡素化された精度の高い設備にすることが出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。
【0015】
この発明のタイヤの成形,加硫,仕上げ検査方法を実施するための成形,加硫,仕上げ検査装置は、図1に示すような予備成形装置1と、この予備成形装置1の近傍に設置したキャップトレッド供給装置1Aと、予備成形装置1から取外した完成タイヤの組立て体Wxの外周面を把持して図2に示すような加硫機11まで搬送してセットする図示しない搬送装置と、加硫機11から取外した組立て体Wyを取外し、そのままの状態で図3に示すようなタイヤ仕上げ,検査装置30にセットする図示しないタイヤ取外し手段と、タイヤの仕上げ及びタイヤの検査を行うタイヤ仕上げ,検査装置30とで構成されている。
【0016】
前記予備成形装置1は、図1の正面図に示すように、水平に設置された支持部材2上に、ガイド手段3及び移動手段4を介して一対の接近・離反可能な移動部材5a,5bが配設してある。
【0017】
前記ガイド手段3としては、支持部材2の上面に敷設したガイドレール6a,6bと、このガイドレール6a,6bにスライド可能に係合した移動部材5a,5bのスライドカイド7とにより構成され、また移動手段4としては、支持部材2の左右に配設した支持プレート8a,8bに正転または逆転可能な駆動モータ9がそれぞれ設置され、この駆動モータ9により回転するそれぞれの送りネジ10は、前記移動部材5a,5bの図示しないナット部材等に螺嵌されている。
【0018】
従って、前記駆動モータ9が正転または逆転駆動すると、送りネジ10を介して移動部材5a,5bがガイドレール6a,6bに沿って接近・離反するように構成されている。
【0019】
前記移動部材5a,5bの相対向する面の同一軸線X−X上には、ブラダーユニット20が配設され、このブラダーユニット20は、シリンダー21a,21bを介して移動可能な一対のビードリング22a,22bを設け、図1において右側のビードリング22aと同一軸線X−X上に、左右にブラダークランプリング23a,23bを備えたブラダー24をガイドロッド等のブラダー中心機構25を介して接近離反可能に構成してある。また上下のブラダークランプリング23a,23bと一対のビードリング22a,22bとには、図示しない電熱ヒータを設けてある。
【0020】
前記ブラダー中心機構25は、一方のブラダークランプリング23bをロッド25aを介して引き寄せるシリンダー26と、ブラダー24内に予備加熱流体Qを導入する導入機構27とを備えており、この導入機構27は、装置外部に設置された予備加熱流体Qに接続されるようになっている。
【0021】
また、前記予備成形装置1の近傍には、未加硫タイヤWの予備加硫成形時に未加硫タイヤWの外周面を着脱可能に把持するリング状の開閉可能な把持手段28が設置してあり、この把持手段28は、第2段成形機との間を未加硫タイヤWを把持した状態で往復移動するものである。
【0022】
このように、予備成形装置1は、未加硫タイヤWとブラダー24及びビードリング22a,22bとをビードリング22a,22bを基準として予め組み立てる簡単な構成から成り、従って成形された未加硫タイヤWにビードリング22a,22bを基準としてブラダー24及びビードリング22a,22bとを容易に組み立てることが出来、従来の加硫装置1の金型2,5,6に対して未加硫タイヤ組み立て体を精度良く挿入できるものである。
【0023】
また、図2に示す前記加硫装置11としては、従来から使用されている加硫装置を適用したもので、この加硫装置11では、加硫装置11上で固定された下金型12上に、上述したように予め未加硫タイヤWにブラダーユニット20のブラダー24とビードリング22a,22bとを組付け、更にシェーピングにて予備成形した後、キャップトレッドWkを貼付けて完成タイヤの組立て体Wxを設置した後、上金型13及び分割金型14を閉じて従来と同様な加硫方法により加硫成形を行うものである。
【0024】
次に前記タイヤ仕上げ,検査装置30は、図3に示すように、加硫装置11で加硫されたタイヤWyをブラダー24及びブラダークランプリング22a,22b等で構成されるブラダーユニット20を取外すことなくベースプレート31上に立設した回転自在な回転主軸32に取付けて、後加硫,タイヤ仕上げ,タイヤのユニフォミティー等を測定するものである。
【0025】
即ち、前記ベースプレート31上に立設した回転主軸32の基端部には、タイヤ重量の均一測定手段33を設置し、また回転主軸32に水平に装着されたタイヤWyのサイド上下部には、タイヤWyの高さ寸法H,外径寸法Dの均一性測定手段34を設置し、更にタイヤWyの外周面近傍には、タイヤWyの表面に突出しているスピューSを除去するタイヤ仕上げ手段35と、タイヤ剛性の均一測定手段36とが設置してある。
【0026】
この発明の実施形態では、加硫装置11で加硫されたタイヤWyをブラダーユニット20のブラダー24及びブラダークランプリング22a,22bを取外すことなくベースプレート31上に立設した回転自在な回転主軸32に取付け、そしてブラダーユニット20のセンターポスト20aから再度、仕上げ加圧流体Qbを導入して後加硫を行う。
【0027】
このような状態で、タイヤ重量の均一測定手段33によりタイヤWyの重量の均一測定及び高さ寸法H,外径寸法Dの均一性測定手段34によりタイヤWyの高さ寸法Hの均一性測定を行う。更に、タイヤWyを回転主軸32により一定の速度で回転させながら、カッターやローラ等のタイヤ仕上げ手段35をタイヤWyの外周面に押圧してタイヤWyの表面に突出しているスピューSを除去すると共に、タイヤ剛性の均一測定手段36の回転ドラム37をタイヤトレッド面に押圧して、タイヤ剛性の均一測定を同時に行うものである。
【0028】
このように、タイヤ加硫成形直後の加硫済のタイヤ内部に加熱加圧流体Qaを導入して加硫を進めると同時に、タイヤWの内外表面を冷却してタイヤ内外表面の過加硫を抑え、また同時に、タイヤ重量の均一測定手段33によりタイヤWyの重量の均一測定及び高さ寸法H,外径寸法Dの均一性測定手段34によりタイヤWyの高さ寸法Hの均一性測定を行い、更にタイヤ仕上げ手段35によりスピューSを除去すると共に、タイヤ剛性の均一測定手段36でタイヤWのユニフォミティーを測定する。
【0029】
次に、図4(a)〜(f)を参照しながら、この発明の実施形態におけるタイヤの成形,加硫,仕上げ検査方法を簡単に説明する。
【0030】
先ず、図4(a)に示す未加硫タイヤWの予備成形工程では、成形された未加硫タイヤWに対して加硫時に使用するブラダーユニット20のブラダー24及びブラダークランプリング22a,22bを組付ける(図4(b)参照)。
【0031】
その後、この実施形態では、図4(b),(c)に示すように、加硫時間の短縮や生産性の向上を図るために、未加硫タイヤWのベルト層やビード部を加熱手段40等で所定の温度に加熱する一方、キャップトレッド供給装置1Aから押出し成形された直後の未加硫状態のキャップトレッドWkをシェーピングにて予備成形した未加硫タイヤWの外周面に貼付けて完成タイヤの組立て体Wxに成形する。
【0032】
そして、図4(d)で示すように、完成タイヤの組立て体Wxを、ブラダーユニット20のブラダー24及びブラダークランプリング22a,22bを取外すことなく搬送手段により加硫機11まで搬送して、図4(e)で示すように加硫機11にセットし、所定温度で所定時間、加硫成形を行った後、加硫機11から組立て体Wyを取外し、更に図示しない搬送装置により組立て体Wyをそのままの状態で、図4(f)で示すようにタイヤ仕上げ,検査装置30にセットする。
【0033】
そして、タイヤ仕上げ,検査装置30では、上述したように加硫の完了したタイヤ組立て体Wyの仕上げ(スピューSの除去作業等)と、タイヤWyの検査(タイヤの均一性等)とを連続的に行うものである。
【0034】
なお、未加硫タイヤWの予備加熱としては、シェーピングにて予備成形した未加硫タイヤWとキャップトレッドWkとの少なくとも一方(両方でも良い)を加熱し、この状態でキャップトレッドWkを貼付けて完成タイヤの組立て体を構成することも可能である。
【0035】
以上のような方法により、タイヤの成形,加硫,仕上げ検査方法の一連の作業をブラダーユニット20のブラダー24及びブラダークランプリング22a,22bを取外すことなく、タイヤ成形時の形態を保持した状態で一貫して行うことにより、タイヤ加硫時間の短縮,生産性の向上を図ることが出来ると共に、高品質のタイヤを製造することが出来るものである。
【0036】
【発明の効果】
この発明は、上記のように未加硫タイヤの成形後、該未加硫タイヤに加硫時に使用するブラダーユニットとビードリングとを組付け、この未加硫タイヤをシェーピングにて予備成形した後、キャップトレッドを貼付けて完成タイヤの組立て体に構成し、この組立て体を加硫機にセットして加硫成形を行った後、加硫機から取外した組立て体をそのままの状態でタイヤ仕上げ,検査装置にセットし、タイヤの仕上げと、タイヤの検査とを連続的に一貫して行うので、タイヤ加硫時間の短縮と生産性の向上を図ることが出来ると共に、高品質のタイヤを製造することが出来る効果がある。
【0037】
また、この発明のタイヤの成形,加硫,仕上げ検査装置は、成形した未加硫タイヤにブラダーユニットとビードリングとを組付け、この未加硫タイヤをシェーピングして予備成形品を成形する予備成形装置と、この予備成形装置の近傍に設置したキャップトレッド供給装置と、予備成形装置から取外した完成タイヤの組立て体の外周面を把持して加硫機まで搬送してセットする搬送装置と、加硫機から取外した組立て体を取外し、そのままの状態でタイヤ仕上げ,検査装置にセットするタイヤ取外し手段と、タイヤの仕上げ及びタイヤの検査を行うタイヤ仕上げ,検査装置とで構成したので、タイヤ成形時の形態を保持した状態でタイヤ加硫及びタイヤ仕上げ,検査までを一貫して行うことが出来、安価な設備で、簡素化された精度の高い設備にすることが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のタイヤの成形,加硫,仕上げ検査方法を実施するための予備成形装置の拡大正面図である。
【図2】この発明のタイヤの成形,加硫,仕上げ検査方法を実施するための加硫装置の正面図である。
【図3】この発明のタイヤの成形,加硫,仕上げ検査方法を実施するための加硫仕上げ装置の概略構成図である。
【図4】(a)〜(f)は、タイヤの成形,加硫,仕上げ検査方法の工程説明図である。
【符号の説明】
1 予備成形装置 1A キャップトレッド供給装置
2 支持部材 3 ガイド手段
4 移動手段 5a,5b 移動部材
6a,6b ガイドレール 7 スライドカイド
8a,8b 支持プレート 9 駆動モータ
10 送りネジ, 11 加硫装置
12 下金型 13 上金型
14 分割金型 20 ブラダーユニット
21a,21b シリンダー
22a,22b ビードリング
23a,23b ブラダークランプリング
24 ブラダー 25 ブラダー中心機構
25a ロッド 26 シリンダー
27 導入機構 28 把持手段
30 タイヤ仕上げ,検査装置 31 ベースプレート
32 回転主軸 33 タイヤ重量の均一測定手段
34 高さ寸法Hの均一性測定手段 35 タイヤ仕上げ手段
36 タイヤ剛性の均一測定手段 37 回転ドラム
40 加熱手段
W 未加硫タイヤ Wa ビード部
Wx 組立て体 Wy 加硫済タイヤ
Q 予備加熱流体 Qa 加熱加圧流体
S スピュー Qb 仕上げ加圧流体
Claims (4)
- 未加硫タイヤの成形後、該未加硫タイヤに加硫時に使用するブラダーユニットとビードリングとを組付け、この未加硫タイヤをシェーピングにて予備成形した後、キャップトレッドを貼付けて完成タイヤの組立て体に構成し、この組立て体を加硫機にセットして加硫成形を行った後、加硫機から取外した組立て体をそのままの状態でタイヤ仕上げ,検査装置にセットし、タイヤの仕上げと、タイヤの検査とを連続的に行うタイヤの成形,加硫,仕上げ検査方法。
- 前記シェーピングにて予備成形した未加硫タイヤとキャップトレッドとの少なくとも一方を加熱、或いは部材成形時の高温を維持した状態でキャップトレッドを貼付けて完成タイヤの組立て体を構成する請求項1に記載のタイヤの成形,加硫,仕上げ検査方法。
- 成形した未加硫タイヤにブラダーユニットとビードリングとを組付け、この未加硫タイヤをシェーピングして予備成形品を成形する予備成形装置と、この予備成形装置の近傍に設置したキャップトレッド供給装置と、予備成形装置から取外した完成タイヤの組立て体の外周面を把持して加硫機まで搬送してセットする搬送装置と、加硫機から取外した組立て体を取外し、そのままの状態でタイヤ仕上げ,検査装置にセットするタイヤ取外し手段と、タイヤの仕上げ及びタイヤの検査を行うタイヤ仕上げ,検査装置とで構成したことを特徴とするタイヤの成形,加硫,仕上げ検査装置。
- 前記予備成形装置は、支持部材にガイド手段及び移動手段を介して一対の接近・離反可能な移動部材を配設し、この移動部材の相対向する面の同一軸線上にブラダーユニットを配設し、このブラダーユニットは、シリンダーを介して移動可能な一対のビードリングを設け、この一方のビードリングと同一軸線上に、ブラダークランプリングを備えたブラダーをブラダー中心機構を介して接近離反可能に構成した請求項3に記載のタイヤの成形,加硫,仕上げ検査装置。
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