JP4204542B2 - 携帯端末装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末装置、この携帯端末装置の機能を実現するためのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。
従来の携帯電話機では、着信時には、着信音やバイブレータを動作させてその着信をユーザに知らせ、着信キーを押すか、あるいは任意のキーを押すことで着信に対して応答し通話に入るようになっている。
このような携帯電話機では、会議室や劇場等のような着信音を鳴動させるのが周囲の迷惑になるような環境下では、着信音を動作させる代わりに携帯電話機に内蔵させたバイブレータを振動させて、着信をユーザに知らせるのが一般的である。
しかし、バイブレータ機能のない携帯電話機やバイブレータ機能は内蔵されているものの携帯電話機を携帯していないような状況では着信音を鳴らさざるを得ない。
かかる状況下においては、会議室や劇場等のような環境下で、携帯電話機が鞄の中に入っているような場合には、鞄から携帯電話機を取り出した後に、着信キーを押すか、あるいは任意のキーを押すことではじめて着信音が停止する。この着信音の鳴りはじめから停止までには比較的長い時間が必要で、その間、その周囲の人は迷惑を被ることになる。
上記の問題点に対して、特許文献1では、使用者が着衣している衣服内(例えば、ポケット内)に携帯電話機がある状態の場合、人体からの赤外線及び体温を予め設定された期間以上感知しているとき、人体の近くに携帯電話機がある状態であると判断し、この状態で、スピーカから着信音が拡声され、それを聞いた使用者が手で携帯電話機を衣服内から取り出すと、赤外線及び体温が変化したことを感知して自動的に着信応答し、着信音を停止させる。また、机の上や鞄の中に携帯電話機がある状態では、使用者が携帯電話機を手に持つと、使用者の手からの赤外線及び体温を感知して、状態の変化により、着信音を停止させる。これによって、着信時の応答操作を簡単にしている。
また、特許文献2では、携帯電話機が留守番モードに設定されていない待受状態において、着信が検出されると、ブザーやバイブレータによって着信を報知するとともに、着信があることを報知するメッセージを表示させる。その後、使用者が携帯電話機本体に圧力を加えると、携帯電話機がその圧力を検知し、呼出音データの送出を中断してブザーやバイブレータを終了させて着信報知を中断する。これにより、携帯電話機の着信報知による周囲への迷惑を軽減できるようにしている。
また、特許文献3では、携帯電話機をバックの内部に収容した状態で着呼し着信報知を認識したとき、ユーザがバックの外部から間欠的に加える(バックを揺する)振動を順次検知し、その振動検知回数をカウントし、カウントした振動回数に対応して順次スピーカの鳴音レベルを着呼時の鳴音レベルに対し減少し、周囲の人に迷惑を掛けない鳴音レベルに制御することができる。これにより、ユーザは携帯電話機に触れることなく、またバックから携帯電話機を取り出すことなく鳴音レベルを減少させることができ、煩わしさがなくなる。
特開平09−139764号公報 特開平10−271189号公報 特開2004−80616号公報
しかしながら、上述したような従来の技術では、携帯電話機の振動によって周囲の人に迷惑をかけないようにはできるが、何時ユーザから振動が加えられたかを検出できるように、着信検出時以外にも常時振動センサからの入力信号をスキャンしており、無駄に電力を消費しているという問題点がある。
また、従来、外部に取り付けられたLEDを発光させて、着信があったことを知らせる携帯電話機もあるが、ユーザが確認するまで発光させているため、発光させるための電力が浪費されてしまうという問題点がある。
本発明は、上述の実情を考慮してなされたものであって、無駄な電力消費を軽減する携帯端末装置、この携帯端末装置の機能を実現するためのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の携帯端末装置は、着信音、通知音および音楽を出力する音出力部と、着信時に振動する振動出力部と、前記音出力部が動作中か否かを検出する音出力検出部と、着信の有無、着信件数または着信した相手の情報をLED、振動または音により通知する通知部と、前記振動出力部の最大振動出力値よりも高い振動値を検出する振動検出部と、前記音出力検出部および前記振動検出部の検出に応答して前記通知部または前記音出力部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、着信中に、前記音出力部が動作中であり、且つ、前記振動検出部が振動を検出した場合に音の出力を停止するか、音量を下げるか、または保留音を出力ように制御着信時以外に、前記音出力部の動作が検出されず、且つ、前記振動検出部が振動を検出した場合には、着信の有無、着信した件数または着信した相手に関する情報を前記通知部により通知するように構成する。
また、前記振動検出部は、前記所定の閾値よりも高い振動出力値が複数回連続した場合に振動を検出するようにし、誤操作を防ぐようにした。
また、本発明は、上述した構成の携帯端末装置の機能を実現させるためのプログラムまたはそのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体によっても上記課題を解決することができる。
本発明によれば、必要なときにのみ携帯端末装置の振動を検出するようにしたので、無駄な電力を消費しなくても済む。
また、携帯端末装置に振動を加えるといった簡単な操作によって、今までに着信した通話あるいは電子メールがどの程度あったかを確認することができる。
以下、図面を参照して本発明の携帯端末装置に係る好適な実施形態について説明する。
実施形態の携帯端末装置として、携帯電話機を用いて説明するが、着信したときに着信音やバイブレータ機能が動作する携帯型機器であれば同様に適用することができる。
また、以下では述べないが、この携帯端末装置における電話機能やメール機能も動作しているものとする。
<実施形態1>
図1は、本発明を適用対象とする携帯端末装置の構成を示すブロック図である。同図において、携帯端末装置は、アンテナ1、無線部2、通信方式選択部3、着信検知部4、音出力部5、振動出力部6、LED7、操作部8、振動感知部9、表示部10、記憶部11、留守応答部12、主制御部13とを含んでいる。
無線部2は、アンテナ1を介して基地局と所定の周波数帯域による電波の送受信を行って、通話および電子メール等を送受信する。通信方式選択部3は、無線部2によって送受信される電波の変復調や各種データの判定/分離等の各種処理を行う。着信検知部4は、電話やメールの着信を検知するとともに、電話やメールの着信履歴を記憶部11へ記録するとともに、主制御部13へ通知する。音出力部5は、着信音、通話音声、アラームあるいは音楽等を指示された音量によって外部に出力する。
振動出力部6は、指示された振動の強度に応じて装置本体を振動させる。LED7は、端末の状態に応じて指定された色や発光パターンにより発光させる。
操作部8は、電話番号や電子メール等の入力を行う数字キー、通話やメール等を行う各種機能キー等からなっている。表示部10は、操作部8によって入力およびその入力によって引き起こされる結果、通話や電子メールの送受信のときの状態等を表示する。
振動感知部9は、装置本体をユーザが意図的に圧力(例えば、叩く)を加えたり、ユーザが意図せずに圧力(例えば、落とす、移動中に鞄の中で揺すられる)が加えられて振動が起こった場合や振動出力部6による装置本体の振動を感知し、その振動信号を時系列として出力する。
ユーザは、操作部8で時間を指定したり、ボタンの操作で振動感知の開始(例えば、振動センサをONにする)と停止(例えば、振動センサをOFFにする)を設定することができる。この場合、振動感知部9は、指定された感知開始と停止の間だけ作動することになる。
記憶部11は、主制御部13が実行するプログラムおよびそのプログラムの実行に必要なデータ、電話帳、録音された音声データや受信した電子メール、通話着信履歴やメール着信履歴、操作部8から設定された各種設定データ等を記憶する。
留守応答部12は、無線部2で受信された音声信号を記憶部11へ録音すること、あるいは、ユーザにより録音した音声信号を音出力部5によって出力させる。
主制御部13は、通信方式選択部3によって分離された制御データ、操作部8からの各種指示、振動感知部9による振動検知に基づいた制御、着信検知部4による着信音の出力制御、振動出力部6における振動制御、表示部10における表示制御、留守応答部12における録音再生制御、LED7における発光制御等を行う。
図2は、本発明の実施形態1に係る携帯端末装置の機能構成を示すブロック図である。同図において、携帯端末装置は、制御部20、音出力検出部21、振動検出部22、通知部23、および、図1に記された構成要素も含んで構成されている。
着信検知部4は、無線部2で他の携帯端末装置から受信した通信を通信方式選択部3で分離した制御データを調べて、着信(音声通話あるいは電子メール)であるか否かを判断し、着信であった場合には、状態「着信あり」と受信データを制御部20へ渡す。また、着信でない場合には、状態「着信でない」と受信データを制御部20へ渡す。
また、着信検知部4は、着信中に着信が切断されると、着信切断信号を制御部20へ渡す。
本装置では、着信音、アラーム鳴動、音楽の再生、FMやTV等の音を出力する機能では、各機能の動作状態(ON/OFF)を記憶部11に記憶するようになっている。また、音を出力しない機能の場合には、すべての機能の記憶状態がOFF状態となっている。
音出力検出部21は、この記憶部11の各機能の動作状態を調べることによって、音出力状態を出力する。
振動検出部22は、作動させられた振動感知部9からの振動信号に応答して動作を開始し、振動信号に応じて振動があったときだけ、下記に示すような振動検出信号を制御部20へ出力し、振動がない場合には出力しない。
ここで、1回の振動を感知したときに振動があったことを出力するようにしてもよいが、振動はユーザが叩いて起こす振動ばかりではなく、バイブレータのような振動出力部6で引き起こされる振動や鞄の中で揺すられて起こる振動やうっかり触ってしまったときにおこる振動等が考えられ、振動があったからといってもユーザが意図して引き起こした振動であるとは限らない。
例えば、図3に示したように、振動感知部9が動作開始した当初は振幅が小さいが、ユーザが叩くことにより振幅が大きくなる。また、この間に、振動出力部6(バイブレータ等)によって引き起こされる振動も感知することもある。
この場合には、振動出力部6によって出力される最大の振幅より大きい振幅を閾値とし、その閾値を越えた振動に関してのみ、ユーザが叩いた振動として検出するようにする。
さらに、複数回の大きな振動を検出するようにすると、ユーザがうっかり叩いてしまうことによる誤作動を防ぐことができる。
したがって、上記のような意図しない振動による誤作動を防止するために、振動検出部22は、予め設定した時間内で、振動感知部9が感知した時系列の振動信号を取得し、この時間内で所定の閾値を越えた振動の回数と振動の平均強度を算出し、振動回数が複数回であったときにのみ振動検出信号(振動回数、振動の平均強度)を出力信号とするようにした方が望ましい。
また、誤動作の予防としては、携帯端末装置に赤外線センサを備えておき、振動の感知と一緒に体温の感知が行われたときに、振動が感知されたとするようにしてもよい。
次に、通知部23は、電話やメールの着信履歴を以下のいずれかの形態で通知する。
(1)件数を通知する場合:
通知部23は、記憶部11に記録された通話着信履歴を参照して、通話着信件数が何件あるかを調べる。また、記憶部11のメール着信履歴を参照して、メール着信件数が何件あるかを調べる。
これらの着信件数によって、例えば、通話着信件数を通知するときには、LED7の赤いLEDを通話着信件数分だけ点滅して通知する。また、メール着信件数のときには、LED7の緑色のLEDをメール着信件数分だけ点滅して通知する。通話とメールの区別は、上記のLEDの色に限定されたものではなく、適宜変更可能である。
さらに、着信件数分の点滅ではなく、件数の多少によってランク分けして、ランクに対応する回数だけ点滅するようにしてもよい。
また、通知方法は、LEDの点滅とは限らず、振動出力部6の振動あるいは音出力部5で音(ピコピコという音等)の鳴動、件数の多少によってランク分けしたLEDの色、音声案内によって通知するようにしてもよい。
(2)着信の有無のみ通知する場合:
通知部23は、記憶部11に記録された通話着信履歴を参照して、通話着信件数があるか否かを調べる。また、記憶部11のメール着信履歴を参照して、メール着信件数があるか否かを調べる。
これらの着信件数によって、例えば、通話の有無を通知するときには、LED7の赤いLEDを所定回数(使用者が確認できる程度の回数)だけ点滅して通知する。また、メールの着信の有無を通知するときには、LED7の緑色のLEDを所定回数(使用者が確認できる程度の回数)だけ点滅して通知する。通話とメールの区別は、上記のLEDの色に限定されたものではなく、適宜変更可能である。
また、通知方法は、LEDの点滅とは限らず、振動出力部6の所定回数(使用者が確認できる程度の回数)の振動あるいは音出力部5の音(ピピピという音等)の所定回数(使用者が確認できる程度の回数)の鳴動や音声案内によって通知するようにしてもよい。
(3)着信相手を通知する場合:
まず、記憶部11に格納されている電話帳には、相手先の名前、電話番号と着信通知の要否と通知方法、メールアドレスと着信通知の要否と通知方法等のデータ項目を設定し、相手先ごとに登録しておく。ここで、通知方法は、例えば、LEDの点滅回数、バイブレータの振動回数、LEDの色あるいは音(ピピピ、ピコピコピコ等)の区別等である。
通知部23は、記憶部11の通話着信履歴およびメール着信履歴をそれぞれ1つずつ参照して、以下の処理を実行する。
(A)着信の相手先が電話帳に記憶されているかを調べ、着信通知要否を確認する。通話の場合には、電話番号と比較し、電子メールの場合にはメールアドレスとを比較する。
(B)着信通知要の場合、電話帳に記録されている通知方法で着信した旨を通知する。
例えば、相手先を家族や友人や会社などで区別して、それぞれにLEDの点滅回数やバイブレータの振動回数、LEDの色あるいは音(ピピピ、ピコピコピコ等)を設定してある場合、家族に設定した赤色のLED、友人の場合には緑色のLED、会社の場合には黄色のLEDを点滅させる。
(C)ユーザがこの通知を確認して、次の着信確認に進めるキーを押すと、(A)と(B)を繰り返す。最後まで確認を進めるかあるいは確認取止キーが押されると処理を終了して、制御部20へ戻る。
次に、制御部20について説明する。
制御部20は、着信検知部4から「着信あり」の状態を受け取ると、記憶部11の機能別の動作状態、即ち、「着信音」機能の動作状態を、着信が無い状態「OFF」から、「ON」にかえて記憶し、音出力部5に指令して、ユーザに設定されている着信音と音量で出力させて、指示待ちの状態となる。
また、制御部20は、着信時に、音出力検出部21によって、音声データの再生、音楽の再生、FMあるいはTV、アラームの鳴動等のいずれかの機能の動作状態が「ON」と検出されれば、これらの機能処理を中断して、着信処理が行われる。着信処理が終わるともとの機能処理へ復帰することができる。
また、制御部20は、着信処理中に振動検出部22から振動検出信号を受信すると、音出力部5へ指令して着信音を停止させる。あるいは、ユーザに着信音の代わりに振動出力部6を作動するように設定されている場合には、振動出力部6へ指令して振動を停止させる。
あるいは、着信音の音量を小さくしたり、振動音を小さくすることによって、周囲の人の迷惑にならないようにしてもよい。また、着信したときに着信音を発生させるように設定されている場合には、着信音の代わりに振動音に切り替えて、周囲への迷惑を軽減するようにしてもよい。さらに、音声通話の場合には、着信を取って保留状態にし、相手側には発信を切らないように「少々お待ちください」という保留音を流すようにしてもよい。
その後、制御部20は、この音出力部5の着信音あるいは振動出力部6の停止処理が終了して、ユーザが着信キーを押すと、通話を開始する。
また、制御部20は、着信音を停止した後に通話することなく着信が切れた場合、あるいは、着信音を停止した後に留守応答部12が作動した場合、その旨を振動出力部6や表示部10やLED7によって通知する。
さらに、制御部20は、音出力検出部21で「着信音」機能の動作状態が「OFF」のときに、振動検出部22で振動を検出すると、通知部23を起動して、着信履歴の状態を通知するようにする。
次に、図4のフローチャートを用いて、携帯端末装置の動作制御について説明する。
無線部2で他の携帯端末装置から受信した通信を通信方式選択部3で分離した制御データを調べて、着信(音声通話あるいは電子メール)があったか否かを判断し、着信があった場合(ステップS1のYES)、記憶部11の「着信音」機能の動作状態を「ON」の状態で記憶し、音出力部5へ指令して着信音を発生させる(ステップS2)。あるいは、着信音の代わりに振動を作動するように設定されている場合には、振動出力部6へ指令して振動を発生させる。
振動検出部22から振動検出信号(振動回数や振動の平均強度)を受信すると(ステップS3のYES)、音出力部5へ指令して着信音を停止させる(ステップS4)。あるいは、着信音の代わりに振動を作動するように設定されている場合には、振動出力部6へ指令して振動を停止させる。
着信検知部4から着信切断信号を受け取ると(ステップS5のYES)、「着信音を停止した後に通話することなく着信が切れた」旨を振動出力部6や表示部10やLED7によって通知して(ステップS6)、処理を終了して次の動作待ちとなる。
一方、着信音を停止した後に留守応答部12が作動した場合(ステップS7のYES)、「発信者のメッセージが録音された」旨を振動出力部6や表示部10やLED7によって通知して(ステップS8)、処理を終了して次の動作待ちとなる。
他方、振動を検知せずにユーザが「着信キー」を押した場合(ステップS3のNO、S9のYES)、あるいは、着信音を停止した後にユーザが「着信キー」を押した場合(ステップS9のYES)には、音声通話を開始して(ステップS10)、通話終了とともに次の動作待ちとなる。
また、着信音を出力させた後、振動を感知せず、着信キーも押されなかったときには(ステップS9のNO)、振動を検出するか「着信キー」が押されるまでステップS3へ戻って待つ。
また、着信が検知されない状態で(ステップS1のNO)、振動が検出されなかった場合(ステップS15のNO)、次の動作待ちとなる。
一方、着信が検知されない状態で(ステップS1のNO)、振動が検出された場合(ステップS11のYES)、記憶部11に記録された通話着信履歴を参照して、通話着信件数が何件あるかを調べて、通話着信件数がゼロでなければ(ステップS12のYES)、LED7の赤色のLEDを通話着信件数分だけ点滅させる(ステップS13)。
また、記憶部11のメール着信履歴を参照して、メール着信件数が何件あるかを調べて、メール着信件数がゼロでなければ(ステップS14のYES)、LED7の緑色のLEDをメール着信件数分だけ点滅させ(ステップS15)、次の動作待ちとなる。
電話の着信もメールの着信もなければ(ステップS15のNO)、次の動作待ちとなる。
以上のように本実施形態1を構成することによって、ユーザや装置側で必要なときにのみ振動を検出するようにしたことにより、無駄な電力を消費しなくても済む。
また、携帯端末装置に振動を加えるといった簡単な操作によって、今までに着信した通話あるいは電子メールがどの程度あったかを確認することができる。
<実施形態2>
本実施形態2は、着信時以外では振動検知を停止して、無駄な電力を消費しないようにし、さらに、簡単な操作によって着信音を迅速に停止させて、周囲の人への迷惑を軽減するようにしたものである。
本実施形態2の機能構成は、図2と同じであるから、相違点についてのみ説明する。
制御部20では、着信検知部4から「着信あり」の状態を受け取ったときに、音出力部5に指令して、ユーザに設定されている着信音と音量で出力させるとともに、振動感知部9を作動させて、着信処理に入る。
そして、制御部20は、着信処理中に振動検出部22から振動検出信号を受信すると、音出力部5へ指令して着信音を停止させるとともに、振動感知部9の作動を停止させる。
その後、制御部20は、ユーザが着信キーを押すと通話を開始する。
また、着信音を停止した後に通話することなく着信が切れた場合、あるいは、着信音を停止した後に留守応答部12が作動した場合、その旨を振動出力部6や表示部10やLED7によって通知する。
次に、図5のフローチャートを用いて、携帯端末装置の動作制御について説明する。
無線部2で他の携帯端末装置から受信した通信を通信方式選択部3で分離した制御データを調べて、着信(音声通話あるいは電子メール)があったか否かを判断し、着信があるまで待ち、着信があった場合(ステップS21のYES)、記憶部11の「着信音」機能の動作状態を「ON」の状態で記憶し、振動感知部9を作動させる(ステップS22)。
音出力部5へ指令して着信音を発生させる(ステップS23)。あるいは、着信音の代わりに振動を作動するように設定されている場合には、振動出力部6へ指令して振動を発生させる。
振動検出部22から振動検出信号(振動回数や振動の平均強度)を受信すると(ステップS24のYES)、音出力部5へ指令して着信音を停止させる(ステップS25)。あるいは、着信音の代わりに振動を作動するように設定されている場合には、振動出力部6へ指令して振動を停止させる。
ついで、振動感知部9の動作を停止させる(ステップS26)。
着信検知部4から着信切断信号を受け取ると(ステップS27のYES)、「着信音を停止した後に通話することなく着信が切れた」旨を振動出力部6や表示部10やLED7によって通知して(ステップS28)、処理を終了して次の動作待ちとなる。
ここで、着信が切断されたときには、音出力検出部21によって着信音の停止を調べ、着信音が停止していないときには、音出力部5へ指令して着信音を停止させるとともに、振動感知部9の作動を停止させるようにする。
一方、着信音を停止した後に留守応答部12が作動した場合(ステップS29のYES)、「発信者のメッセージが録音された」旨を振動出力部6や表示部10やLED7によって通知して(ステップS30)、処理を終了して次の動作待ちとなる。
ここで、留守応答部12が動作するときには、音出力検出部21によって着信音の停止を調べ、着信音が停止していないときには、音出力部5へ指令して着信音を停止させるとともに、振動感知部9の作動を停止させるようにする。
他方、振動を検知せずにユーザが「着信キー」を押した場合(ステップS24のNO、S31のYES)、あるいは、着信音を停止した後にユーザが「着信キー」を押した場合(ステップS31のYES)には、音出力検出部21によって着信音の停止を調べ、着信音が停止していないときには、音出力部5へ指令して着信音を停止させるとともに、振動感知部9の作動を停止させてから、音声通話を開始して(ステップS32)、通話終了とともに次の動作待ちとなる。
また、着信音を出力させた後、振動を感知せず、着信キーも押されなかったときには(ステップS31のNO)、振動を検出するか「着信キー」が押されるまでステップS24へ戻って待つ。
以上のように本実施形態2を構成することによって、ユーザや装置側で必要なときにのみ振動を検出するようにしたことにより、無駄な電力を消費しなくても済む。
また、携帯端末装置に振動を加えるといった簡単な操作によって、着信音を迅速に停止させることができるので、周囲の人への迷惑を軽減することができる。
<実施形態3>
本実施形態3は、音楽等の音を出力していたときに、着信が検知されず、振動が検出された場合には、音の出力を調整するようにしたものである。
図6は、本発明の実施形態3に係る携帯端末装置の機能構成を示すブロック図である。同図において、携帯端末装置は、制御部20、音出力検出部21、振動検出部22、通知部23、音量調整部24、および、図1に記された構成要素も含んで構成されている。
図6と図2の同一部分については、同一符号を付して相違点についてのみ説明する。
制御部20は、音出力検出部21によって、「着信」機能の動作状態が「OFF」であり、「音声データの再生、音楽の再生、FMやTV等」のいずれかの機能の動作状態が「ON」であり、振動検出部22から振動検出信号(振動回数および振動の平均強度)を受けたときには、音量調整部24を起動して、振動検出信号を渡す。
音量調整部24は、渡された振動回数を判断して、音量を調整して音出力部5へ指示する。この振動回数と音量の調整量の対応は、例えば、次のようにユーザによってそれぞれ設定可能である。
・振動回数が2回の場合には、1段階音量を下げる。
・振動回数が3回の場合には、1段階音量を上げる。
・振動回数が4回の場合には、通常の音量へ戻す。
また、音量の調整は上述のように振動回数ごとに定められた量による調整ではなく、例えば、振動の強度の強弱や振動回数の大小によって、音量の上げ下げを調整するようにしてもよい。または、振動を加えることによって音量を小さくする方向、あるいは、止める方向とするならば、振動回数が多くなるほど音量を下げるように調整してもよい。
以上のように本実施形態2を構成すれば、音声データ、アラーム音、音楽の再生、FMやTV等で出力される音の音量を、簡易な操作によって調整することができる。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されたものではない。上述した実施形態の携帯端末装置を構成する各機能をそれぞれプログラム化して、予めROMのような記録媒体に書き込んでおき、この記録媒体を携帯端末装置に装着して、これらのプログラムを実行することによって、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体も本発明を構成することになる。
また、上記プログラムは、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することによって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
なお、上述した実施形態の機能を実現するプログラムは、ディスク系(例えば、磁気ディスク、光ディスク等)、カード系(例えば、メモリカード、光カード等)、半導体メモリ系(例えば、ROM、不揮発性メモリ等)、テープ系(例えば、磁気テープ、カセットテープ等)等のいずれの形態の記録媒体で提供されてもよい。あるいは、ネットワークを介して記憶装置に格納された上記プログラムをサーバコンピュータから直接供給を受けるようにしてもよい。この場合、このサーバコンピュータの記憶装置も本発明の記録媒体に含まれる。
このように、上述した実施形態の機能をプログラム化して流通させることによって、コストの低廉化、および可搬性や汎用性を向上させることができる。
本発明を適用対象とする携帯端末装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る携帯端末装置の機能構成を示すブロック図である。 振動検出部の動作を説明するための図である。 本発明の実施形態1に係る携帯端末装置の動作制御について説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る携帯端末装置の動作制御について説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る携帯端末装置の機能構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…アンテナ、2…無線部、3…通信方式選択部、4…着信検知部、5…音出力部、6…振動出力部、7…LED、8…操作部、9…振動感知部、10…表示部、11…記憶部、12…留守応答部、13…主制御部、20…制御部、21…音出力検出部、22…振動検出部、23…通知部、24…音量調整部。

Claims (4)

  1. 着信音、通知音および音楽を出力する音出力部と、着信時に振動する振動出力部と、前記音出力部が動作中か否かを検出する音出力検出部と、着信の有無、着信件数または着信した相手の情報をLED、振動または音により通知する通知部と、前記振動出力部の最大振動出力値よりも高い振動値を検出する振動検出部と、前記音出力検出部および前記振動検出部の検出に応答して前記通知部または前記音出力部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、着信中に、前記音出力部が動作中であり、且つ、前記振動検出部が振動を検出した場合に音の出力を停止するか、音量を下げるか、または保留音を出力ように制御着信時以外に、前記音出力部の動作が検出されず、且つ、前記振動検出部が振動を検出した場合には、着信の有無、着信した件数または着信した相手に関する情報を前記通知部により通知することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 請求項に記載の携帯端末装置において、前記振動検出部は、前記所定の閾値よりも高い振動出力値が複数回連続した場合に振動を検出することを特徴とする携帯端末装置。
  3. コンピュータを、請求項1または2に記載の携帯端末装置の通知部、音出力検出部、振動検出部、および制御部として機能させるためのプログラム
  4. コンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、請求項3に記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体
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