JP4204381B2 - マルチ画面表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マルチ画面表示装置に関し、特にDLPマルチ画面表示装置における輝度の経時変化補正に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のマルチ画面表示方法として、例えば、投写レンズから発光した投写光の色度及び輝度を検出する手段、次いで前記検出した光の色度情報により所望の色度に補正する手段、前記検出した輝度情報を組み合わせ使用する他の液晶プロジェクタに送信および受信する手段、前記輝度情報により輝度を補正する手段からなる液晶表示装置、更には電源投入時またはユーザー調整開始時に、上下もしくは左右からスライドさせて投写レンズから発光する投写光を検出するセンサを具備し、前記センサからの色度及び輝度情報を投写エンジンに送信し、次いで前記検出した光の色度情報により所望の色度に補正する手段、前記輝度情報により輝度を補正する手段からなる液晶表示装置があった。(例えば、特許文献1参照。)
【0003】
【特許文献1】
特開平10−90645公報(第2頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記したような従来の装置では、投写光を検出する際に、輝度センサを投写レンズとスクリーンとの間に配置しなければならず、調整時には問題ないが、実際の運用期間では輝度センサが影になるため輝度データを取得することが困難であった。従って、ランプの経時変化を検出することによって、この経時変化に自動的に追随する補正を加えることは不可能であった。
【0005】
本発明の目的は、上述のような課題を解消し、装置の運用期間中であっても、常時、輝度情報の検出に基づく輝度の補正を可能とするマルチ画面表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によるマルチ画面表示装置は、光源と、オフ光輝度検出手段と、入力した映像信号の輝度を補正した補正映像信号を出力する輝度補正手段と、光変調手段とを有する映像表示系を用いた複数のDLP表示部を組み合わせて大画面を構成するマルチ画面表示装置において、
前記映像表示系と、該映像表示系のオフ光輝度検出手段で検出されたスレーブ輝度センサー情報を通信すると共に、入力するスレーブ設定情報によって前記輝度補正手段の輝度補正量を設定するスレーブ制御手段とを含むスレーブDLP表示部と、
前記映像表示系と、該映像表示系のオフ光輝度検出手段で検出されたマスター輝度センサー情報と前記スレーブ輝度センサー情報とに基づいて、該映像表示系の輝度補正手段の輝度補正量を設定するためのマスター設定情報及び前記スレーブ設定情報を演算により算出するマスター制御手段とを含むマスターDLP表示部と
を有し、
前記光変調手段は、オンステート時に前記補正映像信号によって前記光源からの光を強度変調して投写レンズに反射し、前記映像信号の垂直同期信号周期で存在するオフステート時に前記光源からの光を前記オフ光輝度検出手段に向けて反射し、
前記マスター制御手段は、定期的に前記演算を行なって、前記マスターDLP表示部の輝度と前記スレーブDLP表示部の輝度との関係が一定に保たれるように制御し、且つ前記スレーブ輝度センサー情報及び前記マスター輝度センサー情報のうち、所定数の輝度センサー情報のレベルが所定値以下になった場合に前記制御を停止することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明による実施の形態1のDLP(Digital Light Processing)マルチ表示装置1の構成を模式的に示す正面図である。
【0008】
同図に示すように、DLPマルチ表示装置1は、マスターDLP表示部2、第1スレーブDLP表示部3、第2スレーブDLP表示部4、第3スレーブDLP表示部5がタイル状に配置され、2×2の4面からなるマルチ表示装置を構成している。また、各DLP表示部間は、RS422などの通信ケーブル6,7,8で接続される。
【0009】
図2は、マスターDLP表示部2の内部構成図であるが、この内部構成は、各スレーブDLP表示部3,4,5においても共通した構成となっているため、代表してマスターDLP表示部2の内部構成図についてのみ以下に説明する。但し、CPU16の処理内容については、後述するように、各DLP表示部で異なっている。
【0010】
光源10から出力される出力光は、ミラー11によって反射され、デジタルマイクロミラー素子(以下、DMD:Digital Micromirror Deviceと称す)12に供給される。一方、輝度補正部13は、外部より映像信号を入力し、後述する輝度補正を行った後、この補正映像信号をDMD12出力する。ここで、DMD12がオンステートの場合、DMD12は、入力した補正映像信号によってミラー11からの光を強度変調し、投写レンズ14に出力することによって映像がスクリーン(図示せず)に投写される。
【0011】
一方、DMD12がオフステートの場合、DMD12は、ミラー11からの光を、投写レンズ14ではなく輝度センサー15の方向に反射する。またこのDMD12のオフステートは、映像信号の垂直同期信号周期で必ず存在するため、輝度センサー15が、この反射光を入力することで、ほぼ常時、光源10の輝度の監視を行うことができる。CPU16は、輝度センサー15の検出情報を監視して輝度補正部13を制御すると共に、他のDLP表示部、即ち第1スレーブDLP表示部3、第2スレーブDLP表示部4、第3スレーブDLP表示部5との通信を実行する。
【0012】
尚、前記図2に示す各DLP表示部の構成において、CPU16を除く部分が映像表示系に相当し、輝度センサー15がオフ光輝度検出手段に相当し、輝度補正部13が輝度補正手段に相当し、CPU16がスレーブ制御手段及びマスター制御手段に相当する。
【0013】
図3は、本実施の形態のDLPマルチ表示装置1における、輝度補正の手順を示すフローチャートである。次にこのフローチャートを参照しながら、輝度補正の具体的な方法について説明する。
【0014】
このプログラムがスタートすると(ステップ(以下Sと記す)101)、先ず4面のDLPマルチ表示装置1の輝度調整をマニュアル或いは測定器等を用いて行う設置調整が行われる(S102)。
【0015】
ここで、マスターDLP表示部2の輝度センサー15で検出される輝度センサー値をSm、第1から第3の各スレーブDLP表示部3,4,5で同様にして検出される輝度センサー値をS1、S2、S3とする。また、ここでの初期輝度調整が完了した時点での、マスターDLP表示部2の輝度センサー値をSmi、第1から第3の各スレーブDLP表示部の輝度センサー値をS1i、S2i、S3iとする。更に、マスターDLP表示部1の輝度補正部13の係数をCmi、第1から第3の各スレーブDLP表示部で同様に設定される輝度補正部の係数をそれぞれC1i、C2i、C3iとしたとき、マスターDLP表示部2の実力評価値Emは次式(1)で表現できる。ここで、定数100は輝度補正部の係数の最大値である。
Em=(Sm/Smi)・(100/Cmi) (1)
【0016】
同様にして、第1から第3の各スレーブDLP表示部3,4,5での実力評価値E1,E2,E3は次式(2)、(3)、(4)で表現できる。
E1=(S1/S1i)・(100/C1i) (2)
E2=(S2/S2i)・(100/C2i) (3)
E3=(S3/S3i)・(100/C3i) (4)
【0017】
各係数Cmi,C1i、C2i、C3iは、設置調整時に各DLP表示部の輝度Yが等しくなるよう調整され、係数Smi、S1i、S2i、S3iと共に、その後の運転中は初期状態を示す定数として保持される。また、センサー値Sm、S1、S2、S3は、ANSIルーメン等の輝度絶対値として得られるものではなく、輝度変化を評価する相対値として得られる。
【0018】
次に、マスターDLP表示部2は、CPU16を介して定期的に第1から第3の各スレーブDLP表示部3,4,5に対して実力評価値を要求し、各スレーブDLP表示部3,4,5は、夫々のCPU16を介してマスターDLP表示部2に実力評価値E1、E2、E3を返す(S103)。マスターDLP表示部2では、CPU16において、自身の実力評価値Em及び第1から第3の各スレーブDLP表示部より得られた実力評価値E1、E2、E3の中から、最小値を求める。
【0019】
設置時の調整完了時点ではSm=Smi、S1=S1i,S2=S2i,S3=S3iであり、仮に初期調整状態がCmi=90、C1i=80、C2i=100、C3i=85となっている場合、各実力評価値はEm=1.11、E1=1.25、E2=1.0、E3=1.18となる。ちなみにこの初期状態において、全DLP表示部の中で実現し得る最大輝度が最も暗いのは、実力評価が最も低いE2=1.0となり、最も明るいのはE1=1.25となる。
【0020】
次に光源10の輝度が変化した場合を考える。運転開始後の各DLP表示部での調整は、下式(5)、(6)、(7)、(8)に基づいて、係数Gm,G1,G2,G3を変更することによって実現される。
【0021】
E´m=Em・Gm (5)
E´1=E1・G1 (6)
E´2=E2・G2 (7)
E´3=E3・G3 (8)
【0022】
ここでは簡単にするため、第2スレーブDLP表示部4の輝度Yのみが変化したと仮定する。輝度が変化した場合、式(3)におけるS2が変化する。初期の輝度センサー値S2iは設置調整完了時に固定されるため、S2/S2iはそのまま輝度Yの変化量をあらわすことになる。ここで仮にS2/S2i=0.9、即ち10%の輝度低下をした場合、E2=0.9・1.0=0.9となる。このとき、第2スレーブDLP表示部4の輝度のみが0.9Yとなり、他のDLP表示部では輝度Yのままとなっている。
【0023】
マスターDLP表示部2が、通信経由で取得する、第1から第3の各スレーブDLP表示部3,4,5の実力評価値、及び自身の実力評価値から、第2スレーブDLP表示部4の輝度0.9Yが最も低いことを検出し(S104)、補正係数を算出する(S105)。この例では、第2スレーブDLP表示部4以外のDLP表示部に対して輝度Yを0.9Yに変更するよう通信経由でマスターDLP表示部2が補正係数を転送し(S106)、マスターDLP表示部2自身、及び第1から第3の各スレーブDLP表示部3,4,5では、この補正係数に基づいて、係数Gを変更する(S107)。また、調整後は、式(5)〜(8)により算出されるE´m、E´1、E´2、E´3が新たな実力評価値として用いられる。
【0024】
以上の操作により、すべてのDLP表示部の輝度値は設置調整時より10%低下するものの同じ輝度に保つことができる。これら一連の動作を、所定時間の経過(S108)毎に行って、例えば1分程度の間隔で実行することによって、マスターDLP表示部2、及び第1から第3の各スレーブDLP表示部3,4,5の各DLP表示部間の輝度を一定に保つことが可能となる。
【0025】
従って、本実施の形態のマルチDLP表示装置1によれば、オフ光を使って夫々のDLP表示部の輝度変化をほぼ常時測定することができると共に、マスタDLP表示部2と第1から第3の各スレーブDLP表示部3,4,5間で定期的に通信を行うことにより、運用途中にランプの輝度変化があった場合でもマルチDLP表示部間の輝度バラツキを補正できる。また、設置調整完了時の輝度センサー値に対するその後のセンサー値の比に基づいて補正を行うため、輝度センサーの値については絶対値としての精度が必要なく、安価な輝度センサーを使用することができる。
【0026】
尚、上記の実施の形態では設置調整時の輝度センサー値を保存し、現在の輝度センサー値との比で輝度変化を検出したが、この方法に限定されるものではなく、例えば精度の高い輝度センサーを使用することによって、設置調整時の輝度センサー値の保存を省略するようにしてもよい。
【0027】
実施の形態2.
図4は、本発明による実施の形態2のDLPマルチ表示装置の動作の流れの一部を示すフローチャートであり、このフローチャートを参照しながら、本実施の形態のDLPマルチ表示装置の動作について、以下に説明する。
【0028】
尚、本実施の形態2の動作を実行するDLPマルチ表示装置は、構成的に前記した図1のDLPマルチ表示装置1と同一で、CPU16による動作処理の内容が異なるものであるため、同図のDLPマルチ表示装置1によって本実施の形態の動作が実行されるものとして、この図1に示すDLPマルチ表示装置1を参照しながら以下に説明する。
【0029】
一方、図5は、光源10を構成するランプの使用時間に対する発光輝度の変化を示すランプ特性図である。同図に示すように、平均的なランプの輝度変化を示す指示線aに対して、指示線bに示すように早い時間で輝度劣化が進むランプを使用する場合もありうる。このようなランプが使用されると、実施の形態1の制御ではすべてのDLP表示部が輝度劣化の早い光源を配設するDLP表示部と同じ輝度に揃ってしまう不具合を生じる。本実施の形態によるDLPマルチ表示装置は、この問題を解消するものである。
【0030】
本実施の形態によるDLPマルチ表示装置は、図4のフローチャートに示すように、前記した図3のフローチャートに対して、そのステップ104とステップ105の間に、ステップ120を追加して制御する。従って、処理ステップが図3のフローチャートと共通する部分に関してはその部分の図及び説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
【0031】
前記したように、ステップ104で最小輝度値の検出が行われると、この最小輝度値に該当する光源の輝度センサー値が、初期値の例えば50%以下であるか否かを判定する。そして、50%以下でない場合はステップ105に移って前記した補正係数の算出が行なわれ、50%以下の場合、この最小輝度値を出力したスレーブDLP表示部或いはマスターDLP表示部からの輝度データを除いて(S120)、再度ステップ104で最小輝度値の検出を実行する。
【0032】
尚、この場合、ステップ107(図3)において、ステップ120で除かれたDLP表示部の補正は実行しないようにしても良い。また、本実施の形態では、ステップ120において、初期値の例えば50%を判断基準としたが、この値はこれに限定されるものではなく、状況に応じて適宜設定されるものである。
【0033】
以上のように、本実施の形態によるDLPマルチ表示装置によれば、上記のように処理することで、例外的に発光輝度の劣化が50%を越えたランプを備えたスレーブDLP表示部からの輝度に、他のスレーブDLP表示部の輝度が揃えられて、全体が揃って暗くなってしまうのを防止することができる。
【0034】
実施の形態3.
図6は、本発明による実施の形態3のDLPマルチ表示装置の動作の流れの一部を示すフローチャートであり、このフローチャートを参照しながら、本実施の形態のDLPマルチ表示装置の動作について、以下に説明する。
【0035】
尚、本実施の形態3の動作を実行するDLPマルチ表示装置は、構成的に前記した図1のDLPマルチ表示装置1と同一で、CPU16による動作処理の内容が異なるものであるため、同図のDLPマルチ表示装置1によって本実施の形態の動作が実行されるものとして、この図1に示すDLPマルチ表示装置1を参照しながら以下に説明する。
【0036】
本実施の形態によるDLPマルチ表示装置は、図6のフローチャートに示すように、前記した図3及び図4のフローチャートに対して、そのステップ120の後にステップ121とステップ122を追加して制御する。従って、処理ステップが図3及び図4のフローチャートと共通する部分に関しては、同じステップ番号を付し、或いはその部分の図を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
【0037】
ステップ120で、その出力データが除かれる新たなスレーブDLP表示部或いはマスターDLP表示部が生ずると、このDLP表示部を含め、データを除外するDLP表示部が複数存在するか否かを判断し(S121)、単数即ち今回が初めての場合には、ステップ4で再度最小輝度値検出が行なわれ、複数存在する場合には、もはや正常な機能が行われないものと判断して全体の制御を停止する。
【0038】
以上のように、本実施の形態によるDLPマルチ表示装置によれば、上記のように処理することで、意味のない制御の続行を防ぎ、使用者にランプ交換等のメンテナンスを促すことができる。
【0039】
【発明の効果】
本発明のマルチ画面表示装置によれば、夫々のDLP表示部の輝度変化をほぼ常時測定することで、装置を運用中であってもシステムを停止することなく、マスターDLP表示部とスレーブDLP表示部との各間における、輝度のバラツキを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による実施の形態1のDLPマルチ表示装置1の構成を模式的に示す正面図である。
【図2】 マスターDLP表示部2、及び各スレーブDLP表示部3,4,5の内部構成図である。
【図3】 実施の形態1のDLPマルチ表示装置1における、輝度補正の手順を示すフローチャートである。
【図4】 本発明による実施の形態2のDLPマルチ表示装置の動作の流れの一部を示すフローチャートである。
【図5】 光源10を構成するランプの使用時間に対する発光輝度の変化を示すランプ特性図である。
【図6】 本発明による実施の形態3のDLPマルチ表示装置の動作の流れの一部を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 DLPマルチ表示装置、 2 マスタDLP表示部、 3 第1スレーブDLP表示部、 4 第2スレーブDLP表示部、 5 第3スレーブDLP表示部、 6,7,8 通信ケーブル、 10 光源、 11 ミラー、 12 DMD、 13 輝度補正部、 14 投写レンズ、 15 輝度センサー、 16 CPU。
Claims (5)
- 光源と、オフ光輝度検出手段と、入力した映像信号の輝度を補正した補正映像信号を出力する輝度補正手段と、光変調手段とを有する映像表示系を用いた複数のDLP表示部を組み合わせて大画面を構成するマルチ画面表示装置において、
前記映像表示系と、該映像表示系のオフ光輝度検出手段で検出されたスレーブ輝度センサー情報を通信すると共に、入力するスレーブ設定情報によって前記輝度補正手段の輝度補正量を設定するスレーブ制御手段とを含むスレーブDLP表示部と、
前記映像表示系と、該映像表示系のオフ光輝度検出手段で検出されたマスター輝度センサー情報と前記スレーブ輝度センサー情報とに基づいて、該映像表示系の輝度補正手段の輝度補正量を設定するためのマスター設定情報及び前記スレーブ設定情報を演算により算出するマスター制御手段とを含むマスターDLP表示部と
を有し、
前記光変調手段は、オンステート時に前記補正映像信号によって前記光源からの光を強度変調して投写レンズに反射し、前記映像信号の垂直同期信号周期で存在するオフステート時に前記光源からの光を前記オフ光輝度検出手段に向けて反射し、
前記マスター制御手段は、定期的に前記演算を行なって、前記マスターDLP表示部の輝度と前記スレーブDLP表示部の輝度との関係が一定に保たれるように制御し、且つ前記スレーブ輝度センサー情報及び前記マスター輝度センサー情報のうち、所定数の輝度センサー情報のレベルが所定値以下になった場合に前記制御を停止することを特徴とするマルチ画面表示装置。 - 前記スレーブDLP表示部が複数設けられたことを特徴とする請求項1記載のマルチ画面表示装置。
- 各輝度補正手段で補正された各々の前記補正映像信号の輝度が、最も低い補正映像信号の輝度レベルに揃うように前記各輝度補正手段を制御することを特徴とする請求項1又は2記載のマルチ画面表示装置。
- 前記スレーブ輝度センサー情報及び前記マスター輝度センサー情報のうち、レベルが所定値以下になった輝度センサー情報を除いて、前記演算を行なうことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のマルチ画面表示装置。
- 前記演算において、設置調整時のマスター輝度センサー情報及び前記スレーブ輝度センサー情報に対する現在のマスター輝度センサー情報及び前記スレーブ輝度センサー情報の各々の比を使用することを特徴とする請求項1記載のマルチ画面表示装置。
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