JP4202911B2 - 双方向弁を備えたダブルアクション単式プランジャポンプ - Google Patents

双方向弁を備えたダブルアクション単式プランジャポンプ Download PDF

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Description

本発明は、広範囲の用途を有し、他の用途のうちとりわけ本明細書に参考として組み入れられている米国特許第5,173,039号及び第5,183,396号に開示されている形式のダブルアクション単式プランジャポンプに適用可能な独特の双方向流体弁装置に関する。
上記の米国特許はいずれも、当該米国特許の図11において逆止弁66を開示しており、同じく当該米国特許の図4において双方向弁機能を提供するために逆さに配置された逆止弁66及び67を示している。これらの逆止弁66及び67は、本出願によって提供される独特の逆止弁と比較して比較的高価である。
発明の概要
本発明は、双方向流体弁装置のための改良された逆にして使用することができる逆止弁を提供し、上記米国特許’039及び’396に示されている逆止弁より優れた以下のような利点を有する。従来技術による逆止弁は、適正な機能を有していたけれども、その4つの部品が、これらの逆止弁を、本願によって教示される独特の逆止弁の少なくとも20倍以上高価なものにしていた。本発明の逆止弁は、驚くべき簡素さ、可逆性、融通性、より迅速な応答性、効率、動作の静かさを有し、更に、各々が、部材の軸線方向の動きを変化させ、そのようにすることにより、所定の流れを許容し又は弁を通過する流体の流速を変化させるために、種々の予め選択された軸線方向の長さを有する一群の弁部材を有することによって、その中を通過する流体の流速の変動を提供する適合性を特徴としている。
本発明は、広い意味で、平らなマニホルド係合面を有するヘッド部材及び平らな面を有するマニホルド部材と組み合わせて使用されるべき可逆性の双方向流体弁装置を提供する。これらの2つの部材は、当接した相対関係の平らな面にほぼ直角な同一の穴を有し、これらの穴は、軸線方向に整合されており、各々、各穴の周囲に同一の凹部を有し且つ当接面から予め選択された同じ距離だけ隔てられた軸線方向の端面を有する肩部を画成している。これらの肩部は、予め選択された等しい横方向寸法を有している。弁装置は更に、2つの軸線方向の端部を有し、同軸線方向の端部のうちの第1の端部は肩部の前記予め選択された横方向寸法よりも大きい予め選択された横方向寸法を有しており、前記平らな面が肩部のうちの一つの軸線方向端面に当接するように配置されている。弁部材は更に、その第2の軸線方向端部上において軸線方向に延びており且つ外周に沿って隔置された少なくとも2つのリブを含んでいる。これらのリブは、各々、等しい予め選択された軸線方向の長さを有し且つ端面で終端している。リブは、その端面が、他方の肩部の軸線方向端部と軸線方向において整合し且つ同軸線方向端部から予め選択された距離だけ隔てられるように配置されている。この弁装置は、更に、前記の穴と整合しており且つ2つの端部を有している前記凹部内に配置された中空のコイルばね手段を含んでいる。2つの端部は、他方の肩部と係合する大きさとされた第1の端部と、リブの上方の弁部材の第2の軸線方向端部と係合する同一の大きさの第2の端部とからなる。ばね手段は、閉成した弁機能を提供するために、弁部材の平らな面を、肩部のうちの一つの軸線方向端面へと付勢するように選択される。更に、ばねは、適用される力を受けると降伏して、前記リブの前記端面が他方の肩部の軸線方向端面と係合して所定の面積の開放弁機能を提供する位置まで弁の軸線方向の限られた距離の動きを可能にするように選択される。
更に限定された態様では、上記の弁装置は、穴、凹部、肩部及び弁部材を特徴としており、これらの部材は全て、円形断面を有しており、ばね手段は、円形断面を有する円筒形である。
更に限定された態様では、改良されたポンプを提供するために、ダブルアクションの単式プランジャポンプ装置と組み合わせた独特の弁装置が提供される。
発明の詳細な説明
図1において、参照番号10は、マニホルド12と、第1及び第2の結合されて一体化されたスタッフィングボックス及びヘッド又はブロック部材とを含んでいるダブルアクションの単式プランジャポンプを示しており、図1においては、第1及び第2のスタッフィングボックスのうちの一方18のみが図示されている。ブロック18は、各々、ポンプマニホルドと係合する面とモーター端面と係合する面とを示している2つの隔置された互いに平行な面18A及び18Bを有している。ブロック18内には、円筒形状のプランジャ20の一端を受け入れるための凹部19が設けられており、この凹部19は、円形断面と、上記した平らな平行面18A及び18Bの間でこれらの面に平行に延びている長手軸線とを有している。
上記した特許においてより詳細に説明するように、プランジャは、モーター(図示せず)からの駆動シャフト21と、プランジャ20内の切り欠き20’内に配置された軸受け23の内側レース内に収容されている偏心台22と、を含んでいる偏心構造の作用によって、その長手軸線に沿って往復動せしめられる。プランジャ20のためのガイド、潤滑及びシールを提供するために、ガイド24及びパッキング24’が設けられている。長手方向に延びている穴19の軸線方向端部は符号19’によって特定されており、穴19は、面18Aから同面に直角に延びており且つ図1に明確に示されているように端部27’で終端している垂直方向に延びている穴27に接続されている。
各ブロック部材は、一対の横方向に隔置された平行な穴を有しており、ブロック部材18の穴27の一方のみが図1に示されている。穴の各対は、以下においては、第1及び第2の横方向に隔置されたポンプ穴の“組”と称され、また、各穴は、凹部19と接続可能な関係に配置されていて、往復動プランジャ20によって圧送された流体が、以下において全てをより詳細に説明するように、前記穴内を流通するようになされている。図9は、小組立として2つの類似したブロック118及び118’を示しており、これらのブロックにおいては、4つの穴127’〜127’’’’(穴27に類似している)が、各々が同じく以下に説明する弁部材135’〜135’’’’によってこの図においては見えなくされていて点線によって示されている。従って、図9は2つの長手方向に隔置された横方向に隔置された穴の組を示している。
マニホルド12は、長手軸線と、ヘッド部材の前記ポンプのマニホルド係合面18Aが当接するようになされた底部の平らな面12Aとを有している。マニホルドは更に、第1の端部から第2の端部まで長手方向に貫通して延びている第1及び第2の横方向に隔置されたマニホルド入口/出口穴を含んでおり、これらの入口/出口穴14のうちの1つが図1に図示されており、また、上記した米国特許第5,183,396号には、一対の類似した入口/出口穴55及び66が当該米国特許における図5に示されており、同特許を参考にしても良い。マニホルドの入口/出口穴114’及び114の提示のためには本願における図10をも参照のこと。マニホルドは更に、マニホルドの入口/出口穴をマニホルドの底部の平らな面に接続している横方向に隔置された穴の第1及び第2の長手方向に隔置された組を含んでおり、これらの穴のうちの1つだけが図2に図示されているが、図10には同様の穴が4つの図示されており、これらの穴は参照番号150’〜150’’’’によって特定されている。
ブロックのポンプ穴の各々及び前記マニホルドの穴は、同心状に配置された環状の凹部、例えば、図2に示された凹部30及び45によって取り囲まれている。各凹部は、環状の肩部、例えば、図2の肩部31及び46を画成している。各環状の肩部は、各々、前記ポンプ−マニホルド係合面18A及び前記底部の平らな面12Aから予め選択された距離だけ隔てられた軸線方向の端面(例えば、図2の面31’及び46’)を有している。この予め選択された距離は、図2Aにおいて符号“d”によって特定されている。更に、肩部は、実質的に同じすなわち等しい外径、すなわち、横方向寸法を有している。
結合されたスタッフィングボックス及びヘッド部材18とマニホルド部材12とが、締結手段(図示せず)と協働する機械的ねじ13のような適当な手段を使用して係合された状態で図1に示されており、結合されたスタッフィングボックス及びヘッド部材のポンプ−マニホルド係合面18Aが、マニホルドの平らな底面12Aに当接している。結合された部材12及び18は、垂直方向(Z軸方向)に配向された穴を取り囲んでいる凹部と、図2に示されているように各々に軸線方向に整合している肩部とを有している。例えば、凹部30及び45は、図2に示されたように当接すると、弁アセンブリを収容するための結合された凹部容積を形成する。上記したように、マニホルド12がヘッド部材と共に組み立てられる前に、独特の弁部材が、組み立てられた部材によって形成された結合された凹部内にアセンブリとして配置される。より特別には、図2乃至5に示されているように、独特の弁アセンブリは、2つの軸線方向の端部36及び39を備えた円形断面を有する弁部材35と、環状肩部の外径よりも大きい直径を有しているリム37とを含んでいる。図2に示された弁部材35は、底部の平らな面36、すなわち、その第1の軸線方向端部上の平らな面と、その第2の軸線方向端部39上に設けられた少なくとも2つの軸線方向に延びており且つ外周に沿って隔置されたリブとを有している。図3に最も明確に示されているように、図示された実施形態においては、安定性のために3つのリブが設けられている。前記第1の軸線方向端部には上記のリム37が示されており、リム37の内側寄りには、以下に説明するように、コイルばね47内に嵌合するように予め選択された小さい直径のハブ又は肩部38が設けられている。外周に沿って互いに隔置され且つ各々平らな面40’、41’及び42’で終端している脚部又はリブ40、41及び42がハブ38から軸線方向に突出又は延びている。これらのリブは全て、上記の端面40’、41’及び42’で終端している予め選択された同じ軸線方向の長さを有している。弁部材35が環状の凹部内に配置されると、脚部40〜42は、マニホルド12の肩部46の軸線方向端面46’に対して軸線方向に(Z軸に沿って)整合することがわかるであろう。
部材12及び18は、整合された穴の各々の周囲に適当なガスケット又は相当材を有し、例えば、図2は、環状の“O”リング48のための環状ハウジングを形成するために、一対の整合した対向する環状の凹部48’及び48’’を示している。
各ポンプは、4つの等しい中空の円筒形のコイルばねを含んでおり、そのうちの一つ47が図1及び2に示されている。ばねは、前記穴と同心状の前記結合された環状凹部内に各々配置されている。各ばねは2つの端部を有している。すなわち、1つの端部は環状肩部のうちの一つの周囲に緩く嵌合するような大きさとされている。これは図2に示されており、図2においては、ばね47は、マニホルド12の肩部46の周囲に緩く嵌合している。ばねの第2の端部は、隔置されたリブ40〜42の周囲に緩く嵌合するような大きさとされている。これもまた図2に図示されており、より特別には、図3に最も明確に示されているようにハブ38の周囲に緩く嵌合している。
既に述べたように、弁手段は逆止弁として機能することができ、これは、ここに開示されているダブルアクションの単式プランジャポンプにおける好ましい使用方法である。より特別には、図2に示されているように、弁部材35は、休止状態で穴50内の圧力の作用によりポート27を密封している。
図2Aは、図示されているように、ポート27内の十分に高い圧力を受けて上方に移動して肩部31の面31’から離れた弁35を図示している。この圧力が予め選択されたレベルを超えると、ばね47は、弁35の下側又は第1の軸線方向端部の面36に対して作用する適用された圧力によって撓む。弁35は、図2Aに示されているように、限られた距離YYだけ上方に移動し、この上方への移動は、弁の端面40’、41’及び42’が肩部46の軸線方向端面46’に当接したときに終わる。文字F及びそれに対応する矢印によって示された流体の流れが、出口ポート27を通って上方に流れ、次いで、弁35の全ての側部上を放射状に流れ、ばね47のコイル及び脚部40〜42を通り、次いで、ポート50の中を上方へ流れることがわかる。
従って、広い意味で、図1及び2等に示された弁手段は逆止弁として機能し、これは逆止弁の動作点に取って極めて重要である。第1の臨界的な寸法は、弁の軸線方向の長さ、すなわち、弁の一方の軸線方向端部上の平らな面から同弁のリブ又は脚部の端面までの距離であり、この距離の一つの例が、図12において“XX”で示されている。第2の臨界的な寸法は、上記の当接面12A及び18Aから肩部の軸線方向端部までの距離である(図2Aの符号“d”を参照)。部材12及び18が図示されているように結合されると、対向する肩部31及び46の軸線方向端部31’と46’との間の軸線方向の距離は2dである。軸線方向長さがXXである弁部材が図2に示されたように配置されているとき、空隙又は空間“YY”は、リブの軸線方向端面と対向する肩部の軸線方向端面との間の距離として規定されている。従って、寸法YYは、図2Aに示されているように、弁に対して許容されている最大の軸線方向の移動距離である。この距離は、当業者が理解すると思われるように、極めて重要である。理想的な設計においては、“YY”は、所望の流体の流速を提供するように選択されるであろう。実際の“YY”が必要以上に大きい場合には、不必要な余分な軸線方向の移動は、流れの更なる増加を生じないで応答時間の低減、すなわち、応答のための移動距離が長くなって応答が遅くなる状態を導入するかも知れない。従って、寸法“YY”の選択は、正しい流速を得るための手段を提供し、これは、弁の設計者に強力な設計手段を提供する。
もう一つの変数は、リブの外周空間に関するリブのセクター幅である。図2Aに示されているように、流体流路Fは、ポート27を出て、結合された凹部に入り、ばね47のコイル間を横切り、次いで、リブ間を通ってマニホルドポート50へと入る。
図7は、以前と同じ逆止弁の機能及びその他の機能であるが、逆の機能を提供するために、弁部材35とそれに関連するばねとが図2及び2Aに示された位置と逆の向きにすることができる方法を図示したものである。
弁部材の好ましい形態又は実施形態が図11及び12に示されており、ここでは、弁部材全体が符号135によって特定されており、これは、環状肩部の外径よりも大きい直径の円形断面を有する円筒形状の弁部材からなる。より特定すると、弁部材135は、直径が肩部例えば肩部31の外径よりも大きいリム137と、第1の軸線方向端部136とを有している。環状の肩部138は、コイルばね47内に緩く嵌合するような予め選択された外径138Dを有している。環状の肩部138は、限られた軸線方向の大きさを有し且つ少なくとも2つの軸線方向に延びており且つ外周に沿って隔置されたリブのための取り付け部として機能する。3つのリブ140、141及び142が図示されている。弁135の第2の軸線方向端部139が図11に示されている。リブ140〜142の各々は、予め選択された同一の軸線方向の長さを有しており、端面145で終端している。環状肩部の直径、従って、外周に沿って隔置されたリブ140〜142の直径は、肩部の軸線方向端面、例えば、図2に示された肩面31’と実質的に同じであるように選択される。
ポンプヘッド、マニホルド及び弁35、135は、プラスチック又は金属のようなあらゆる適切な材料によって作ることができる。
図9においては、好ましい弁部材135のうちの4つが、ブロック118及び118’内の定位置に配置された状態で示されており且つ参照番号135’、135’’、135’’’及び135’’’’によって特定されている。より特別には、図9に示された装置の右側端部には、弁135’が、その平らな面136’を見る人の方に向けた状態で配置され、関連する横方向に隔置された弁135’’’は、リブ又は脚部と第2の軸線方向の面139’とが見る人の方を向いた状態で配置されている。
同様にして、図9に示された装置の左側端部には、弁135’’が、その平らな軸線方向の面136’’が見る人の方を向くように配置されており、横方向に隔置された弁135’’’’は、リブ又は脚部と面139’’’が見る人の方を向くように配置されている。
図10は、図8の切断線10−10に沿って見たマニホルドの平らな底面を図示している。第1及び第2の横方向に隔置されたマニホルドの入口/出口穴114’及び114’’は、第1の端部から第2の端部まで長手方向に貫通して延び且つ前記長手軸線Xに対して互いに平行であるような想像線で示されている。第1の組の横方向に隔置されたポート150’及び150’’’は、図示されているように図面の右側端部に図示されており、第2の組の横方向に隔置されたポート150’’及び150’’’’は図面の左側端部に示されている。このように、図10は、マニホルドの入口/出口穴を底部の平らな面に結合させている横方向に隔置されたポートの第1及び第2の長手方向に隔置された組を、マニホルドのために図示している。ブロックのポンプポートの各々及び前記マニホルドのポートは、同心状に配置された環状の凹部によって取り囲まれている。従って、マニホルドに対して、凹部は、各々、参照番号145’〜145’’’’によって特定されており、凹部は、各々、順に肩部146’〜146’’’’を画成している。
既に述べたように、ポート150’〜150’’’’は、図9に示されたブロック内に図示されたポート及び弁と正確に整合されるように配置されている。
図6は、図8〜10に示された装置と共に使用することができるもう一つ別の代替的な形態の弁部材を示している。同様に、ヘッド部材218は、マニホルド部材212の平らな面に当接するようになされた平らな面を有している。このヘッド部材は凹部60を有しており、マニホルド部材は凹部70を有しており、これらの凹部は、各々、ポート227及び250と同心状であり且つ各々肩部61及び71を画成しており、これらの肩部の対向する軸線方向の面62及び72は、各々、プラスチック又はゴムのような適当な材料によって作ることができる弁部材80の一方の軸線方向端部81の曲率に合うように湾曲せしめられている。図6においては、弁80が断面で示されており、弁80は、図6に示されているように肩部61の湾曲した軸線方向の端面(又は、装置が逆さの場合には、湾曲した面72)に当接するように、上記したような湾曲面81を有している。弁部材80は更に、ばね147の一端に対する受け座を提供するために、環状の溝82によって画成された軸線方向に延びている環状の肩部81’を有している。ばね147は、コイルばねとして示されており、その一端は環状凹部82内に着座しており、その他端は、図6に示されているように、凹部70の軸線方向端部又は底部に当接されている。図6に示されているように、弁80は、上方に変位せしめられた状態であり、ばね147が弁80の面81に適用された流体圧力によって撓み且つ空隙又は流通空間を提供するようにして、流体が図示されているようにポート227を通って上方に流れ、次いで、弁部材80の周囲を流れ、ばね147のコイル内を通り、ポート250を通って外方へと流れるようにする。弁80の上方への移動は、弁80上の基準線83から軸線方向に延びている1以上の軸線方向に延びている脚部84であって端部が湾曲した弁座面72及び62に当接する脚部84によって制限される。
本発明は、概して、上記した同一の穴、凹部、肩部及び肩部の軸線方向端面、と結合された独特の可逆性の弁部材を提供する。付勢ばね及び復心ばねは二重の機能を有する。これらは、弁が横方向に(X及びY軸方向に)移動しないように保持又は安定化させつつ、同時に、同弁の軸線方向の限られた量の移動を許容するばね保持部材として機能する。更に、これらのばねは、弁が当接している穴において予め選択された圧力によって撓んで上記の軸線方向の移動を許容する所望の堅牢性を有するように予め選択される。
環状の肩部もまた多機能性である。一方の対向する肩部はコイルばねの一端のための受座(従って、保持部材)として機能している際に、他方の対向する肩部は弁座として機能する。更に、これらの肩部の軸線方向の端面は、弁の軸線方向の長さXXに留意しつつ、対向する肩部の対向する軸線方向端面間の前記軸線方向寸法2dに留意しながら、弁の軸線方向の移動量を寸法YYに限定するように機能する。
既に説明したように、弁部材上のリブ又は脚部の最少の数は2個である。しかしながら、図面に示された本発明の好ましい実施形態は、ほぼ等分に隔置された3つの脚部又はリブを含んでおり、これは弁の作動の安定性を提供する。もちろん、3つ以上のリブを使用することもでき、これも本発明の範囲に含まれる。
以上、本発明の好ましい実施形態を示したけれども、本発明の概念から逸脱することなく、当業者によって種々の変形例がなされても良いことは理解できるであろう。従って、本発明は、特許請求の範囲によってのみ限定される。
一部分が断面で示されているダブルアクションの単式プランジャポンプの一部分の図である。 図1に示された独特の弁構造の拡大図である。 図2に示された逆止弁であるが、圧縮された、すなわち、流体の力に降伏してその中を流体が流れるのを可能にした状態のばね47を備えている逆止弁を示している。 本発明の独特の弁部材の例を示している等角図である。この図は、3つの互いに直角な基準軸線X、Y及びZをも示している。基準軸線X、Y及びZは、各々、ときどき長手軸線、横軸線及び垂直軸線と称されている。 破断線4−4に沿って見た図2に示された装置の図である。 破断線5−5に沿って見た図2に示された装置の図である。 弁部材の代替的な形態の図である。 図1及び図2に示された弁装置であるが、図1及び図2の装置によって制御された方向と反対の流れ方向において流体逆止弁として機能するように、逆向きにされた弁部材を有する弁装置の図である。 完成されたダブルアクションの単式プランジャポンプの外観の側面図である。 図8の線9−9に沿った第1及び第2の結合されて一体化されたスタッフィングボックスとヘッド部材との図である。 図8の線10−10に沿ったマニホルド部材の図である。 本発明の弁部材の好ましい実施形態の平面図である。 図11に示された弁部材の側面図である。

Claims (12)

  1. 双方向流体弁装置であって、
    a.平らな当接面を有するヘッド部材(18)と、
    b.平らな当接面を有するマニホルド部材(12)であって、当該平らな当接面が前記ヘッド部材の前記当接面に当接する位置関係で前記ヘッド部材に結合せしめられた前記マニホルド部材(12)とを含み、
    前記マニホルド部材と前記ヘッド部材とは、各々、前記平らな当接面にほぼ直角で互いに整合している穴(27,50)と、当該各々の穴の周囲に設けられた凹部(30,45)とを有しており且つ前記当接している平らな面から予め選択された同じ距離だけ隔てられた軸線方向の端面を有している肩部(31,46)を画成しており、同肩部は環状であって、予め選択されたほぼ等しい横方向寸法を有しており、
    更に、c.軸線方向の2つの端部を有する弁部材(35)であって、前記軸線方向の端部のうちの第1の端部に平らな面(36)を有し、同平らな面は、前記ヘッド部材の肩部(31)と前記マニホルド部材の肩部(46)とのうちの一方の肩部の前記軸線方向の端面に当接した状態に配置される当該一方の肩部の前記予め選択された横方向寸法よりも大きな予め選択された横方向寸法を有し、第2の軸線方向の端部上に軸線方向に延びており且つ外周に沿って隔置された少なくとも2つのリブ(40,41,42)を有し、当該リブの各々は、予め選択された同じ軸線方向の長さを有し且つ端面で終端しており、当該リブの前記端面は軸線方向に整合し且つ前記ヘッド部材の肩部と前記マニホルド部材の肩部とのうちの他方の肩部の前記軸線方向の端面から予め選択された距離だけ隔てられるように配置されている、前記弁部材(35)と、
    d.前記凹部内に前記穴と整合した状態で配置され且つ2つの端部を有しているコイルばね手段(47)であって、第1の端部が前記ヘッド部材の肩部と前記マニホルド部材の肩部とのうちの前記他方の肩部と係合する大きさになされており、第2の端部が、前記外周に沿って隔置された少なくとも2つのリブ及び前記弁部材の前記第2の軸線方向の端部に係合するような大きさになされており、当該ばね手段は、(i)閉成した弁機能を提供するために前記ヘッド部材の肩部と前記マニホルド部材の肩部とのうちの前記一方の肩部の前記軸線方向の端面に向けて前記弁部材の前記平らな面を付勢し、(ii)かけられた力によって撓んで、前記リブの前記端面が前記ヘッド部材の肩部と前記マニホルド部材の肩部とのうちの前記他方の肩部の軸線方向端面と係合して開放した弁機能を提供する位置へと前記弁部材が限られた距離だけ移動するのを許容するように選択された前記コイルばね手段(47)と、
    を含んでいる装置。
  2. 請求項1に記載の弁装置であって、
    前記穴、凹部、肩部及び弁部材の全てが円形の断面を有しており、前記ばね手段が円形断面を有している円筒形である、ことを特徴とする弁装置。
  3. 請求項1に記載の弁装置であって、
    前記ばね手段が、前記弁部材が横方向に移動しないように同弁部材を安定化させ且つ保持するようになされた、弁装置。
  4. 双方向流体弁装置であって、
    平らな面を有するヘッド部材(18)と、
    平らな面を有し、前記ヘッド部材に平らな面同士が当接する位置関係で結合せしめられたマニホルド部材(12)とを含み、
    前記マニホルド部材と前記ヘッド部材との各々は、前記当接している平らな面にほぼ直角で互いに整合している穴(27,50)と、当該各々の穴の周囲に設けられた凹部(30,45)とを有しており且つ前記当接している平らな面から予め選択された同じ距離だけ隔てられた軸線方向の端面を有している肩部(31,46)を画成しており、同肩部は環状であって、予め選択されたほぼ等しい横方向寸法を有しており、
    a.軸線方向の2つの端部を有する弁部材(35)であって、前記軸線方向の端部のうちの第1の端部に平らな面(36)を有し、同平らな面は、前記ヘッド部材の肩部(31)と前記マニホルド部材の肩部(46)とのうちの一方の肩部の前記軸線方向の端面に当接した状態に配置される当該肩部の前記予め選択された横方向寸法よりも大きな予め選択された横方向寸法を有し、第2の軸線方向の端部上に軸線方向に延びており且つ外周に沿って隔置された少なくとも2つのリブ(40,41,42)を有し、当該リブの各々は、予め選択された同じ軸線方向の長さを有し且つ端面で終端しており、当該リブの前記端面は軸線方向に整合し且つ前記ヘッド部材の肩部と前記マニホルド部材の肩部とのうちの他方の肩部の前記軸線方向の端面から予め選択された距離だけ隔てられるように配置されている、前記弁部材(35)と、
    b.前記凹部内に前記穴と整合した状態で配置され且つ2つの端部を有しているコイルばね手段(47)であって、第1の端部が前記ヘッド部材の肩部と前記マニホルド部材の肩部とのうちの前記他方の肩部と係合する大きさになされており、第2の端部が、前記外周に沿って隔置された少なくとも2つのリブ及び前記弁部材の前記第2の軸線方向の端部に係合するような大きさになされており、当該ばね手段は、(i)閉成した弁機能を提供するために前記ヘッド部材の肩部と前記マニホルド部材の肩部とのうちの前記一方の肩部の前記軸線方向の端面に向けて前記弁部材の前記平らな面を付勢し、(ii)かけられた力によって撓んで、前記ヘッド部材の肩部と前記マニホルド部材の肩部とのうちの前記一方の肩部の軸線方向端面から離れる方向への前記弁部材の軸線方向の移動を許容して開放した弁機能を提供するように選択された前記コイルばね手段(47)と、を更に含む弁装置。
  5. 請求項4に記載の弁装置であって、
    前記穴、凹部、肩部及び弁部材の全てが円形の断面を有しており、前記ばね手段が円形断面を有している円筒形である、ことを特徴とする弁装置。
  6. 請求項5に記載の弁装置であって、
    前記リブの前記端面と、前記ヘッド部材の肩部と前記マニホルド部材の肩部とのうちの前記他方の肩部の前記軸線方向の端面との間の前記予め選択された距離が、前記弁部材の軸線方向の移動程度を最小化しつつ理想的な流体の流速を得るように、前記弁部材の前記軸線方向の移動を制限するように選択されている、弁装置。
  7. 請求項4に記載の弁装置であって、
    前記ばね手段が、前記弁部材が横方向に移動しないように同弁部材を安定化させ且つ保持するようになされた、弁装置。
  8. ダブルアクションの単式プランジャポンプであって、
    a.平らな面を有する結合されたスタッフィングボックス及びヘッド部材(118)と、
    b.平らな面を有するマニホルド部材(112)であって、前記スタッフィングボックス及びヘッド部材に対して各々の平らな面同士が当接する位置関係で結合せしめられる前記マニホルド部材(112)と、を備え、
    前記スタッフィングボックス及びヘッド部材と前記マニホルド部材との各々は、前記当接している平らな面にほぼ直角で互いに整合している円形の穴(127’,127’’,127’’’,127’’’’;150’,150’’,150’’’,150’’’’)と、各々の穴と同心状の凹部とを有しており且つ前記当接面から予め選択された同じ距離だけ隔てられた軸線方向の端面を有している環状の肩部を画成しており、当該環状の肩部は予め選択されたほぼ等しい横方向寸法を有しており、
    更に、c.軸線方向の2つの端部を有する円筒形のポペット弁部材(135’,135’’,135’’’,135’’’’)であって、前記軸線方向の端部のうちの第1の端部に平らな面(136’,136’’,136’’’,136’’’’)を有し、同平らな面が、前記スタッフィングボックス及びヘッド部材の環状の肩部と前記マニホルド部材の環状の肩部とのうちの一方の環状の肩部の前記軸線方向の端面に当接した状態に配置される当該一方の環状の肩部の外径よりも大きな予め選択された外径を有し、第2の軸線方向の端部上に、軸線方向に延びており且つ外周に沿って隔置された少なくとも2つのリブ(140,141,142)を有し、当該リブの各々が、予め選択された同じ軸線方向の長さを有し且つ平らな端面で終端しており、当該リブの前記平らな端面は、前記スタッフィングボックス及びヘッド部材の環状の肩部と前記マニホルド部材の環状の肩部とのうちの他方の環状の肩部の前記軸線方向の端面に整合し且つ同軸線方向の端面から予め選択された距離だけ隔てられるように配置されている、前記ポペット弁部材(135’,135’’,135’’’,135’’’’)と、
    d.前記環状の凹部内に前記穴と同心状に配置された円筒形のコイルばね手段(47)であって、第1の端部が前記スタッフィングボックス及びヘッド部材の環状の肩部と前記マニホルド部材の環状の肩部とのうちの前記他方の環状の肩部の周囲に緩く嵌合する大きさになされており、第2の端部が、前記外周に沿って隔置された少なくとも2つのリブの周囲に緩く嵌合し且つ前記ポペット弁部材の前記第2の軸線方向の端部と係合するような大きさになされており、当該ばね手段は、(i)閉成した弁機能を提供するために前記ポペット弁部材の前記平らな面を前記スタッフィングボックス及びヘッド部材の環状の肩部と前記マニホルド部材の環状の肩部とのうちの前記一方の環状の肩部の前記軸線方向の端面に向けて付勢し、(ii)かけられた力によって撓んで、前記ポペット弁部材が、前記リブの前記端面が前記スタッフィングボックス及びヘッド部材の環状の肩部と前記マニホルド部材の環状の肩部とのうちの前記他方の環状肩部の軸線方向端面と係合して開放した弁機能を提供する位置へと限られた距離だけ移動するのを許容するように選択された前記円筒形のコイルばね手段と、
    を含むダブルアクションの単式プランジャポンプ。
  9. ダブルアクションの単式プランジャポンプであって、
    a.第1及び第2の結合されて一体化されたスタッフィングボックス及びヘッド部材であって、当該スタッフィングボックス及びヘッド部材の各々が、(i)各々、モーター端面及びポンプマニホルド係合面と称される2つの互いに隔置され且つ平行な面を有する一体のブロック(118,118’)と、(ii)円筒形のプランジャを受け入れるためにブロック内に設けられた凹部であって、円形の断面と、前記隔置された平行な面の間に同面と平行に延びている長手軸線とを有する凹部と、(iii)前記ブロック内に設けられた一組の第1及び第2の横方向に隔置されたポンプポートであって、各々が、前記ポンプマニホルド係合面から前記ブロック内へと延び且つ前記プランジャ収容凹部と接続された状態へと延びている一組のポンプポート(150’,150’’,150’’’,150’’’’)と、を含んでいる、前記第1及び第2の結合されて一体化されたスタッフィングボックス及びヘッド部材と、
    b.長手軸線と、前記ポンプマニホルド係合面が当接するようになされた底部の平らな面と、第1の端部から第2の端部まで長手方向に貫通して延びており且つ前記長手軸線に対して互いに平行な第1及び第2の横方向に隔置されたマニホルド入口/出口穴(114’,114’’)と、前記マニホルド入口/出口穴を前記底部の平らな面に接続している横方向に隔置されたポートの第1及び第2の長手方向に隔置されたポートの組とを含むマニホルド(112)とを含み、
    前記ブロックの前記ポンプポートと前記マニホルドポートとの各々が、同心状に配置された環状の凹部によって取り囲まれており、この同心状に配置された環状の凹部は環状の肩部を画成しており、同環状の肩部は、前記ポンプマニホルド係合面及び前記底部の平らな面から各々予め選択された距離だけ隔てられた軸線方向端面を有しており且つほぼ等しい外径を有しており、
    更に、
    c.前記スタッフィングボックス及びヘッド部材を前記マニホルドに結合し、それによって前記底部の平らな面が前記スタッフィングボックス及びヘッド部材の前記ポンプマニホルド係合面に係合するようにし、同スタッフィングボックス及びヘッド部材の第1及び第2のポンプポートの2つの組と前記取り囲んでいる凹部とが、各々、前記第1及び第2の長手方向に隔置されたポートの組及び前記マニホルド内の前記取り囲まれた凹部と整合するようにする、前記スタッフィングボックス及びヘッド部材を前記マニホルドに結合する手段と、
    d.4つの円筒形の同一の弁部材(135’,135’’,135’’’,135’’’’)であって、各々、前記環状の肩部の前記外径よりも大きな直径を有する円形断面と、第1の軸線方向端部に設けられた平らな面と、第2の軸線方向端部に設けられ、軸線方向に延び且つ外周に沿って隔置された少なくとも2つのリブ(140,141,142)であって、各々が予め選択された同じ軸線方向の長さを有し且つ端面で終端している少なくとも2つのリブとを有し、当該弁部材は、各々、当該弁部材のうちの2つの弁の前記平らな面が前記マニホルド内の前記環状の肩部の前記軸線方向の端面に当接し、前記弁部材のうちの他の2つの弁の前記平らな面が前記スタッフィングボックス及びヘッド部材内の前記環状の肩部の前記軸線方向の端面に当接するように、前記前記環状の凹部内に配置されており、前記リブの前記端面が隣接する環状の肩部の前記軸線方向の端面と整合し且つ同隣接する環状の肩部の前記軸線方向端面から予め選択された距離だけ隔てられている、前記4つの円筒形の同一の弁部材と、
    e.前記環状の凹部内に前記穴と同心状に配置され、各々が2つの端部を有する4つの円筒形のコイルばね手段(47)であって、第1の端部が前記環状肩部の周囲に緩く嵌合する大きさになされており、第2の端部が、前記少なくとも2つの外周に沿って隔置されたリブの周囲に緩く嵌合し且つ前記弁部材の前記第2の軸線方向の端部と係合するような大きさになされており、当該ばね手段は、閉成した弁機能を提供するために前記弁部材の前記平らな面を前記肩部の隣接する軸線方向の端面に向けて付勢し、開放した弁機能を提供するために、かけられた力によって撓んで前記リブの前記端面が前記肩部の隣接する軸線方向端面と係合する位置へと前記弁部材が限られた距離だけ移動するのを許容するように予め選択された特性を有する、前記円筒形のコイルばね手段と、を含むダブルアクションの単式プランジャポンプ。
  10. 双方向流体弁装置であって、
    a.平らな面を有するヘッド部材(218)と、
    b.平らな面を有するマニホルド部材(212)であって、前記ヘッド部材に平らな面同士が当接する位置関係で結合せしめられた前記マニホルド部材と、を含み、
    前記ヘッド部材と前記マニホルド部材との各々は、前記当接している平らな面にほぼ直角で互いに整合している穴(227,250)と、各々の穴の周囲に設けられた凹部(60,70)とを有しており且つ前記当接面から予め選択された同じ距離だけ隔てられた予め選択された湾曲した軸線方向の端面を有している肩部(61,71)を画成しており、同肩部は環状であって、予め選択されたほぼ等しい横方向寸法を有しており、
    更に、c.軸線方向の2つの端部を有する弁部材(80)であって、同軸線方向の端部のうちの第1の端部に予め選択された湾曲した面を有し、同湾曲した面が、前記ヘッド部材の肩部と前記マニホルド部材の肩部とのうちの一方の肩部の前記軸線方向の端面に当接した状態で配置される当該一方の肩部の前記予め選択された横方向寸法よりも大きな予め選択された横方向寸法を有し、更に、第2の軸線方向の端部上に、中間の環状の凹部(82)と、軸線方向に延びており且つ外周に沿って隔置された少なくとも2つのリブ(84)とを有し、同リブの各々が、予め選択された同じ軸線方向の長さを有し且つ端面で終端しており、同リブは、その前記端面が軸線方向に整合し且つ前記ヘッド部材の肩部と前記マニホルド部材の肩部とのうちの他方の肩部の前記軸線方向の端面から予め選択された距離だけ隔てられるように配置されている、前記弁部材と、
    d.前記凹部内に前記穴と整合した状態で配置され且つ2つの端部を有しているコイルばね手段(147)であって、第1の端部が前記ヘッド部材の肩部と前記マニホルド部材の肩部とのうちの前記他方の肩部と係合する大きさになされており、第2の端部が、前記中間の環状凹部(82)と係合するような大きさになされており、当該ばね手段は、(i)閉成した弁機能を提供するために、前記弁部材を前記ヘッド部材の肩部と前記マニホルド部材の肩部とのうちの前記一方の肩部の前記軸線方向の端面に向けて付勢し、(ii)開放した弁機能を提供するために、かけられた力によって撓んで、前記弁部材の限られた距離だけの軸線方向の移動を許容することを特徴とした、前記コイルばね手段と、
    を含む装置。
  11. 請求項10に記載の弁装置であって、
    前記穴、凹部、肩部及び弁部材の全てが円形の断面を有しており、前記ばね手段が円形断面を有している円筒形である、ことを特徴とする弁装置。
  12. 請求項10に記載の弁装置であって、
    前記ばね手段が、前記弁部材が横方向に移動しないように同弁部材を安定化させ且つ保持するようになされた、弁装置。
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