JP4202347B2 - 集塵装置用バグフィルター - Google Patents

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Description

本発明は、集塵装置用バグフィルターに関する。
従来技術としては、濾過操作中に筒状濾布体が変形して機能的に不都合となるのを防ぐ為に、別体の篭型リテーナ(形状保持器)を用いた例が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特願2005−122285号公報
しかしながら、上述の従来例では、バグフィルターと別体となる篭型リテーナを設ける場合と設けない場合とがあり、また、図4の例では、被覆布20と一緒に金属製リング50を外側から縫合した場合であり、バグフィルター10更新時の交換作業の際に発生する可燃物と不燃物との分別作業において、被覆布20や濾布などを切断する等の手間が掛かり、作業性、省力化を阻害するという問題がある。
本発明は、上述の点に着目して成されたもので、本出願人が先に出願した特許出願(特許文献1)の技術内容を種々研鑚の結果発展して発明に到ったものであり、バグフィルター更新時の交換作業の手間を省き、省力化、合理化を実現できる集塵装置用バグフィルターを提供することを目的とする。
本発明は、下記構成を備えることにより上記課題を解決できるものである。
(1)集塵装置の塵埃濾過機能を有する着脱容易且つ筒形状を保持するための形状保持具を有する筒状濾布体から構成される集塵装置用バグフィルターであって、変形可能な芯材を環状帯体の両縁部を内側に折り曲げてできる溝部に内側から見えるように嵌着して形状保持具を形成し、前記筒状濾布体の胴部内面の所定部位に芯材が変形して離脱容易な前記形状保持具を少なくとも1つ前記筒状濾布体の胴部軸方向に直交して縫合する構成とした集塵装置用バグフィルター。
(2)前記形状保持具は、柔軟材による環状帯体の円周方向の上下両縁部を内側に折り曲げて形成された環状の溝部に環状の変形可能な金属製の芯材を内側から見えるように嵌着して一体的に成形され、前記溝部は前記芯材自体が擦り抜けられる程度の溝幅を有して成る前項(1)記載の集塵装置用バグフィルター。
本発明によれば、取外し容易な芯材を有する形状保持具(環形状保持具)を芯材と共に一体的に成形した筒状濾布体から構成するようにしたことで、バグフィルター更新時の交換作業において、芯材などの不燃物を取り出す為の切断作業を無くして、作業を簡略化し、省力化、合理化を実現できる集塵装置用バグフィルターを提供することが出来る。
以下に本発明に係る集塵装置用バグフィルターの実施の形態について説明する。
図1(a)は、本実施例における形状保持具を装備したバグフィルターの要部構成を示す外観斜視図、(b)は、形状保持具(輪形状保持具)の一部破断斜視図、(c)は、環状の芯材の斜視図、(d)はA−A断面図、図2は、形状保持具を筒状濾布体に縫合した状態を示す断面図、図3は、芯材を取外す際の変形状況を示す説明図、図4は、比較対象例を示す外観斜視図、(b)は、B−B断面図である。
本発明に係る集塵装置用バグフィルターの実施例を図面に基いて以下に説明する。
集塵装置の塵埃濾過機能を有する着脱容易且つ筒形状を保持するための形状保持具2を有する筒状濾布体1から構成される集塵装置用バグフィルターであって、変形可能な芯材5を環状帯体3の両縁部3c、3cを内側に折り曲げてできる溝部4に内側から見えるように嵌着して形状保持具2を形成し、前記筒状濾布体1の胴部内面1bの所定部位に芯材5が変形して離脱容易な前記形状保持具2を少なくとも1つ、また条件に応じて複数、前記筒状濾布体1の胴部1aに所定間隔Lで前記筒状濾布体1の胴部軸方向Zに直交して縫合する構成としたことを特徴とする。
形状保持具2は、柔軟材による環状帯体3の円周方向の上下両縁部3c、3cを内側に折り曲げて形成された環状の溝部4に環状の変形可能な金属製の芯材5を内側から見えるように嵌着して一体的に成形され、前記溝部4は前記芯材5自体が擦り抜けられる程度の溝幅4aを有して成る。
図3に示すように、前述のように構成することで、芯材5を内側に押圧して変形し、容易に離脱除去することが出来る。
溝部4は、内側環状中心線3aに沿って形成された例を図示したが、溝部4は必ずしも内側環状中心線3a上に設ける必要はなく、芯材5を嵌着保持出来れば良い。
図1(a)は、本実施例における形状保持具を装備したバグフィルターの要部構成を示す斜視図であり、形状保持具2を所定間隔L(例えば、1m間隔)で縫合してある。集塵装置の規模によって筒状濾布体1の大きさ(太さ、長さ)及び本数は千差万別であり、従って形状保持具2の本数も間隔Lも種々条件に応じて決めることになる。環状の芯材5の大きさ(輪型外径、太さ)も条件に応じて異なるが、芯材5の場合は、変形させて除去することから太さ(径)Dには、自ずと限界があり、ほぼD=3〜4.5mmφ程度とするのが望ましい(図1(c)参照)。尚、芯材5はステンレススティールを含む鉄などのある程度硬質で変形可能な金属を用いるのが良い。
図1(b)は、形状保持具2の要部構成を示す一部破断斜視図であり、図1(d)に示すように、所定厚みtの濾布と同質のフェルトなどの柔軟材の両縁部3c、3cをリングの内側同方向に折り曲げ重ね合わせて裁断時の寸法H1から所定寸法Hと成し、この時対向する両縁部3c、3cで出来る溝部4の溝幅4aは芯材5の太さとほぼ同寸法となり、この芯材5を外側から押圧力Pで押し曲げ変形させて外す際に、芯材5は溝部4を擦り抜けるようにして除去することが出来る(図3参照)。
図2は、形状保持具2を筒状濾布体1に縫合した状態を示す断面図である。
筒状濾布体1の胴部内面1bに溝部4及び溝部4に嵌着した芯材5が変形離脱容易となるように内側から見えるようにして形状保持具2を胴部軸方向Zに直交して縫合した状態を示してある。1cは、形状保持具2を筒状濾布体1に縫合して固定した縫い目である。
形状保持具2は、本発明の構成としたことで、筒状濾布体1が濾過操作時に生ずる変形等の機能的障害を防止する機能を有すると共に、金属製リングからなる芯材5を筒状濾布体1の外側から、手で押しつぶすか、或いはハンマー等で叩いて変形させることで、図3に示すように、容易に筒状濾布体(バグ)1から分離して除去することが出来るようにしたことが特徴である。
比較する対象として、図4に形状保持具の別の例を示した。この場合は、筒状濾布体10の胴部10a外周に芯材50を被覆布体20で抑えるように包み込んで縫合した例であり、取付け縫製し易いが、更新時の可燃物と不燃物との分別作業では、被覆布体20またはバグを切り開いて金属製リングの芯材50を取り出さなければならず、この作業に手間が掛かり不都合である。尚、図4中、他の符号について、10bは縫い目である。
尚また、筒状濾布体の筒形状を保持するための形状保持具の芯材を金属の代りに耐熱性に支障の無い条件で、竹製のものが考えられるが、強度の点を考慮すると、10mmφ程度の太さが必要となり、実用上支障がある。
(a)本実施例における形状保持具を装備したバグフィルターの要部構成を示す外観斜視図、(b)形状保持具の一部破断斜視図、(c)環状の芯材の斜視図、(d)A−A断面図 形状保持具を筒状濾布体に縫合した状態を示す断面図 芯材を取外す際の変形状況を示す説明図 比較対象例を示す外観斜視図、(b)B−B断面図
符号の説明
1 筒状濾布体
1a 胴部
2 形状保持具(環形状保持具)
3 環状帯体
4 溝部
5 芯材
10 筒状濾布体
20 被覆布体
50 芯材

Claims (2)

  1. 集塵装置の塵埃濾過機能を有する着脱容易且つ筒形状を保持するための形状保持具を有する筒状濾布体から構成される集塵装置用バグフィルターであって、変形可能な芯材を環状帯体の両縁部を内側に折り曲げてできる溝部に内側から見えるように嵌着して形状保持具を形成し、前記筒状濾布体の胴部内面の所定部位に芯材が変形して離脱容易な前記形状保持具を少なくとも1つ前記筒状濾布体の胴部軸方向に直交して縫合する構成としたことを特徴とする集塵装置用バグフィルター。
  2. 前記形状保持具は、柔軟材による環状帯体の円周方向の上下両縁部を内側に折り曲げて形成された環状の溝部に環状の変形可能な金属製の芯材を内側から見えるように嵌着して一体的に成形され、前記溝部は前記芯材自体が擦り抜けられる程度の溝幅を有して成ることを特徴とする請求項1記載の集塵装置用バグフィルター。
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