JP4202170B2 - 空気調和装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の熱源機側熱交換器が配置されて、空気調和モードに対応して複数台の熱源機側熱交換器を分割して制御する空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和装置においては、第一の四方弁の第一路及び第二の四方弁の第一路が圧縮機の吐出側に接続され、また第一の四方弁の第二路及び第二の四方弁の第二路が圧縮機の吸入側に接続される。そして、第一の四方弁の第三路は第二の室外側二方弁及び第二の室外側二方弁と並列に配置された第一の絞り機構を介してガス管に接続され、また第二の四方弁の第三路は第一の室外側二方弁を介してガス管に接続される。
【0003】
また、第一室外側熱交換器及び第二室外側熱交換器の両者の一方は、第一の四方弁及び第二の四方弁の第四路のそれぞれと接続される。そして、上記両者の他方は第一の室外側膨張弁及び第二の室外側膨張弁のそれぞれを介して液管に接続されて構成されている。(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−341726号公報(第4頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の空気調和装置では、冷房運転及び暖房運転の場合に第一の室外側膨張弁及び第二の室外側膨張弁の両者が直列に接続されて所謂二段絞りの状態となる。このため、上記両者における中間部が液状態でないときに後段の膨張弁における冷媒流通が困難となる。したがって、低圧圧力が低下して空気調和装置の能力不足や保護停止状態が発生するという問題点があった。
【0006】
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、第一の目的は暖房運転中に室外機(熱源機)側の熱交換器を個別に除霜することにあるが、このときに通常の冷房・暖房運転において一般的なヒートポンプ式空気調和装置と同様の制御の安定性を確保できる空気調和装置を得るものである。
また、第二の目的は直列接続された室内側熱交換器において安定した能力発揮ができる空気調和装置を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る空気調和装置においては、圧縮機と、第一路が圧縮機の吐出側に連通した高圧配管に接続されて第二路は圧縮機の吸入側に連通した低圧配管に接続され、第三路が熱源機側熱交換器の一端に接続されて第四路は第一の開閉手段を介して高低圧ガス配管に接続された四方弁、熱源機側熱交換器の他端に一側が接続されて他側は中間圧配管に接続された第二の絞り装置及びこの第二の絞り装置のバイパス回路に設けられた第二の開閉手段によって構成された複数の熱源機側熱交換器ブロックと、一側が高低圧ガス配管に接続され他側は第一の絞り装置を介して中間圧配管に接続された少なくとも一台の室内機ブロックとが設けられる。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜図5は、この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は冷凍サイクルの要部回路図、図2は図1の回路における制御を説明するフローチャート、図3は図2に続く冷房運転時のフローチャート、図4は図2に続く暖房運転時のフローチャート、図5は図2に続く除霜運転時のフローチャートである。図において、第一圧縮機ブロック101に圧縮機1が設けられて、高圧側に高圧圧力センサ2が設けられ、低圧側に低圧圧力センサ3が設けられる。
【0009】
そして、高圧圧力センサ2に接続された高圧配管4が設けられ、また低圧圧力センサ3に接続された低圧配管5が設けられる。また、第一圧縮機ブロック101と同様に構成された第二圧縮機ブロック102が第一圧縮機ブロック101に隣接して設けられる。また、第一熱源機側熱交換器ブロック201に熱源機側熱交換器6が設けられると共に、四方弁7が設けられて高圧配管4に第一路が接続され、低圧配管5に第二路が接続され、第三路は熱源機側熱交換器6の一端に接続され、第四路は第一の開閉手段8を介して高低圧ガス配管9に接続される。
【0010】
また、第一熱源機側熱交換器ブロック201に、熱源機側熱交換器6の他端に一側が接続され他側は中間圧配管10に接続された第二の絞り装置11及び第二の絞り装置11と並列に配置されて熱源機側熱交換器6の他端に一側が接続され他側は中間圧配管10に接続された第二の開閉手段12が設けられる。そして、第二の開閉手段12の熱源機側熱交換器6側に第四の配管温度センサ13が設けられ、また第二の開閉手段12の中間圧配管10側に第五の配管温度センサ14が設けられる。
【0011】
また、第一熱源機側熱交換器ブロック201と同様に構成された第二熱源機側熱交換器ブロック202が第一熱源機側熱交換器ブロック201に隣接して設けられる。そして、第一室内機ブロック301に室内機側熱交換器15が設けられて一側は第三の配管温度センサ16を介して高低圧ガス配管9に接続され、また他側は第二の配管温度センサ17を介して中間圧配管10に接続される。また、第二の配管温度センサ17と中間圧配管10の間に第一の絞り装置18が設けられ、また第一の絞り装置18と中間圧配管10の間に第一の配管温度センサ19が設けられる。
【0012】
そして、第一室内機ブロック301と同様に構成された第二室内機ブロック302が第一室内機ブロック301に隣接して設けられる。また、制御器400が設けられて第一圧縮機ブロック101、第二圧縮機ブロック102、第一熱源機側熱交換器ブロック201及び第二熱源機側熱交換器ブロック202が制御される。そして、制御器400にはセンサ入力手段20、アクチュエータ出力手段21、制御手段22及び冷・暖設定手段23が設けられる。
【0013】
次ぎに、上記のように構成された空気調和装置における制御器400による空気調和運転の制御を説明する。まず、冷房運転時の冷媒の流れについて説明する。すなわち、圧縮機1から吐出された高圧ガス冷媒は、高圧配管4を経由して四方弁7に入る。また、四方弁7は高圧冷媒が熱源機側熱交換器6に流れる方向に制御されており、高圧ガス冷媒は、熱源機側熱交換器6で凝縮され、高圧液冷媒となって第二の開閉手段12にいたる。第二の開閉手段12は開路されており、並列接続された第二の絞り手段11は全開状態である。
【0014】
そして、高圧液冷媒は第二の開閉手段12を通過した後、中間圧配管10を介して室内機ブロック301,302へ行き、第一の絞り装置18で低圧二相状態になり、室内機側熱交換器15で蒸発して低圧ガスとなって高低圧ガス配管9に流れ込み、熱源機側熱交換器ブロック201,202の開路された第一の開閉手段8を通過して四方弁7を経由し低圧配管5へ流れて圧縮機1に戻る。
【0015】
なお、前述及び以下に述べる空気調和運転において圧縮機ブロック101,102、熱源機側熱交換器ブロック201,202、室内機ブロック301,302がそれぞれ複数配置された場合も並列に接続されて前述と同じ冷媒の流れとなる。
【0016】
次に、冷房時の絞り装置の制御について概略を説明する。すなわち、制御される絞り装置は室内機ブロック301,302の第一の絞り装置18だけであり、第一の絞り装置18は[第三の配管温度センサ16の検出値−第二の配管温度センサ17の検出値]により室内機側熱交換器15出口SHを演算し、その値が目標値になるように第一の絞り装置18の開度を制御する。
【0017】
次に暖房運転時の冷媒の流れを説明する。すなわち、圧縮機1から吐出された高圧ガス冷媒は、高圧配管4を経由して四方弁7に入る。また、四方弁7は高圧冷媒が第一の開閉手段8に流れる方向に制御されており、高圧ガス冷媒は高低圧ガス配管9を介して室内機ブロック301,302に流れ、室内機側熱交換器15で凝縮される。
【0018】
これにより、高圧液冷媒となって第一の絞り装置18で低圧二相状態とし、中間圧配管10を経由して第二の開閉手段12にいたる。第二の開閉手段12は開路されており、並列接続された第二の絞り手段11は全開状態である。そして、第二の開閉手段12を通った低圧二相冷媒は、熱源機側熱交換器6で蒸発して四方弁7及び低圧配管5を経由して圧縮機1に戻る。
【0019】
次に、暖房時の絞り装置の制御について概略を説明する。すなわち、制御される絞り装置は室内機ブロック301,302の第一の絞り装置18だけであり、第一の絞り装置18は[高圧圧力センサ2から演算される飽和温度−第二の配管温度センサ17の検出値]により室内機側熱交換器15出口SCを演算し、その値が目標値になるように第一の絞り装置18の開度を制御する。
【0020】
次に除霜運転時の冷媒の流れを説明する。すなわち、第二熱源機側熱交換器ブロック202は前述の暖房運転の動作をしているものして、第一熱源機側熱交換器ブロック201により特殊な動作を説明する。そして、第一熱源機側熱交換器ブロック201において四方弁7は熱源機側熱交換器6が凝縮器となるように制御され、第二の開閉手段12は閉として第二の絞り装置11により流量制御を行う。
【0021】
この冷媒は、中間圧配管10を介して蒸発器となっている第二熱源機側熱交換器ブロック202に流れて蒸発して圧縮機1へ戻っていく。すなわち、室内機ブロック301,302と並列に接続された暖房熱交換器のように動作して凝縮熱で霜を取る。なお、このとき第一の開閉手段8は閉路しており、低圧配管5と高低圧ガス配管9が接続されて第二熱源機側熱交換器ブロック202がバイパスされるのを防ぐ。
【0022】
次ぎに、前述の除霜運転時における第二の絞り装置11の制御について概略を説明する。すなわち、第二の絞り装置11は[高圧圧力センサ2から演算される飽和温度−第四の配管温度センサ13の検出値]により室内機側熱交換器15出口SCを演算し、その値が目標値になるように第一の絞り装置18の開度を制御する。
【0023】
基本的な冷媒回路動作は以上説明したようになり、前述の構成による空気調和装置における制御状況を図2〜図5に示すフローチャートによって説明する。なお、ここで熱源機側熱交換器ブロックの台数をjjとする。
先ず図2に示すフローチャートのステップS1では空気調和装置が運転していればステップS2へ進み、運転していなければステップS3へ進む。ステップS2では運転モードが冷房運転であればステップS4へ進み、運転モードが冷房運転でなければステップS5へ進む。
【0024】
そして、ステップS5では運転モードが除霜運転でなければステップS6へ進み、運転モードが除霜運転であればステップS7へ進む。
また、ステップS3では仮変数iを0クリアし、ステップS8へ進んで仮変数jを1とし、ステップS9へ進んでjj台のうちj番目の熱源機側熱交換器ブロックに対して各アクチュエータを「停止」状態に制御する。
【0025】
なお、各アクチュエータの「停止」状態では四方弁7を熱源機側熱交換器6が凝縮器になる側(高圧配管と熱交換器を連通)に制御し、第一の開閉手段8を閉路、第二の開閉手段12を閉路、第二の絞り装置11を全閉とする。次いで、ステップS10へ進んでjをj+1とし、次いでステップS11へ進みjがjjより大きければ本制御を終了し、大きくなければステップS9へ戻る。
【0026】
次に、ステップS4における冷房運転時の動作を図3に示すフローチャートによって説明する。すなわち、ステップS21では仮変数iが正であればステップS22へ進み、正でなければ(具体的には、停止・暖房から冷房に切り替わった状況)ステップS23へ進む。そして、ステップS23ではiを1とし、ステップS24へ進みんでjを1とする。
【0027】
次いで、ステップS25へ進みjj台のうちj番目の熱源機側熱交換器ブロックに対して、各アクチュエータを「冷房」状態に制御し、ステップS26へ進む。なお、「冷房」状態では、四方弁7を熱源機側熱交換器6が凝縮器になる側(高圧配管と熱交換器を連通)に制御し、第一の開閉手段8を開路、第二の開閉手段12を開路、第二の絞り装置11を全開とする。
【0028】
そして、ステップS26ではjをj+1とし、ステップS27に進んでjがjjより大きければステップS28へ進み、大きくなければステップS25に戻る。また、ステップS28ではjをj−1(jjと同じ値になる)としてステップS4の制御を終了する。
【0029】
また、ステップS22では高圧圧力(Pd)が第一の所定値より低ければステップS29へ進み、低くなければステップS30へ進む。そして、ステップS29ではjが1より大きければステップS31へ進み、大きくなければステップS32へ進む。そして、ステップS31では凝縮器として動作している熱源機側熱交換器6が複数あるという状況なので、j番目の熱源機側熱交換器6を「停止」状態に制御し、ステップS33へ進んでjをj−1としてステップS4の制御を終了する。
【0030】
また、ステップS32では、凝縮器として動作している熱源機側熱交換器6が1台しかないという状況なので、jj番目の熱源機側熱交換器6を「ダミー冷房室内機」として制御してステップS34へ進む。そして、「ダミー冷房室内機」状態では、四方弁7は熱源機側熱交換器6が蒸発器になる側(低圧配管5と熱源機側熱交換器6を連通)に制御する。
【0031】
この制御においては、第一の開閉手段8を閉路、第二の開閉手段12を閉路、第二の絞り装置11を[高圧圧力センサ2の飽和温度]−[第五の配管温度センサ14の検出値]で求められるSC(サブクール) 値が所定値となるように(詳細は省略)制御する。また、ステップS34ではjをj−1とし、ステップS4の制御を終了する。
【0032】
また、ステップS30では高圧圧力(Pd)が第二の所定値より高ければステップS35へ進み、高くなければステップS4の制御を終了する。
そして、ステップS35ではjが0であればステップS36へ進み、0でなければステップS37へ進む。
【0033】
そして、ステップS36では熱源機側熱交換器6のうち凝縮器として働いているものが1台であり、さらにjj番目の熱源機側熱交換器6がダミー冷房室内機として働いている状況であるので、jj番目の熱源機側熱交換器6を「停止」状態に制御してステップS38へ進む。そして、ステップS38ではjをj+1としてステップS4の制御を終了する。
【0034】
また、ステップS37ではjがjjより小さければステップS39へ進み、小さくなければステップS4の制御を終了する。そして、ステップS39では熱源機側熱交換器6の全数が「冷房」運転しているわけではない状態なので、j+1番目の熱源機側熱交換器6を「冷房」運転に追加してステップS40へ進む。そして、ステップS40ではjをj+1とし、ステップS4の制御を終了する。
【0035】
次に、ステップS6における暖房運転時の動作を図4に示すフローチャートによって説明する。すなわち、ステップS51では仮変数iが負であればステップS52へ進み、負でなければ(具体的には、停止・冷房から暖房に切り替わった状況)ステップS53へ進む。そして、ステップS53ではiを−1とし、ステップS54へ進んでjを1としてステップS55へ進む。
【0036】
そして、ステップS55ではjj台ののうちj番目の熱源機側熱交換器ブロックに対して、各アクチュエータを「暖房」状態に制御してステップS56へ進む。なお、「暖房」状態では、四方弁7は熱源機側熱交換器6が蒸発器になる側(低圧配管と熱交換器を連通)に制御し、第一の開閉手段8を開路、第二の開閉手段12を開路、第二の絞り装置11を全開とする。
【0037】
次いで、ステップS56に進みjをj+1とし、ステップS57に進んでjがjjより大きければステップS58へ進み、大きくなければステップS55に戻る。また、ステップS58ではjをj−1(jjと同じ値になる)としてステップS6の制御を終了する。
また、ステップS52では低圧圧力(Ps)が第三の所定値より高ければステップS59へ進み、高くなければステップS60へ進む。
【0038】
そして、ステップS59ではjが1より大きければステップS61へ進み、大きくなければステップS62へ進む。また、ステップS61では蒸発器として動作している熱源機側熱交換器6が複数あると言う状況なので、j番目の熱源機側熱交換器6を「停止」状態に制御してステップS63へ進む。そして、ステップS63ではjをj−1としてステップS6の制御を終了する。
【0039】
また、ステップS62では蒸発器として動作している熱源機側熱交換器6が1台しかないという状況なので、jj番目の熱源機側熱交換器6を「ダミー暖房室内機」として制御してステップS64へ進む。
【0040】
なお、「ダミー暖房室内機」状態では、四方弁7は熱源機側熱交換器6が凝縮器になる側(高圧配管4と熱源機側熱交換器6を連通)に制御し、第一の開閉手段8を閉路、第二の開閉手段12を閉路、第二の絞り装置11を[高圧圧力センサ2の飽和温度]−[第四の配管温度センサ13検出値]で求められるSC(サブクール) 値が所定値となるように(詳細は省略)制御する。そして、ステップS64ではjをj−1としてステップS6の制御を終了する。
【0041】
また、ステップS60では低圧圧力(PS)が第四の所定値より低ければステップS65へ進み、低くなければステップS6の制御を終了する。そして、ステップS65ではjが0であればステップS66へ進み、0でなければステップS67へ進む。そして、ステップS67ではjがjjより小さければステップS68へ進み、小さくなければステップS6の制御を終了する。
【0042】
そして、ステップS66では熱源機側熱交換器6のうち蒸発器として働いているものが1台であり、さらにjj番目の熱源機側熱交換器6がダミー暖房室内機として働いている状況であるので、jj番目の熱源機側熱交換器6を「停止」状態に制御してステップS69へ進む。ステップS69ではjをj+1としてステップS6の制御を終了する。
【0043】
また、ステップS68では、熱源機側熱交換器6の全数が「暖房」運転しているわけではない状態なので、j+1番目の熱源機側熱交換器6を「暖房」運転に追加してステップS70へ進む。そして、ステップS70ではjをj+1としステップS6の制御を終了する。
【0044】
次に、ステップS7における除霜運転時の動作を図5に示すフローチャートによって説明する。すなわち、ステップS81では仮変数Kにj値を代入してステップS82へ進む。そして、ステップS82ではKが1であればステップS83へ進み、1でなければステップS84へ進む。そして、ステップS84では複数の熱源機側熱交換器6が同時に「暖房」状態であり、各々に霜が付いていることが想定されるので、K番目の熱源機側熱交換器6を「除霜」状態としてステップS85へ進む。
【0045】
なお、ステップS84におけるK番目の熱源機側熱交換器6の「除霜」状態では、前述の「ダミー冷房室内機」と同じ制御状態とする。
ステップS85ではKがjより小さければステップS86へ進み、小さくなければステップS87へ進む。また、ステップS86ではK+1番目の熱源機側熱交換器6を「暖房」状態に戻ししステップS87へ進む。
【0046】
また、ステップS87ではKをK−1としてステップS88へ進む。そして、ステップS88ではK+1番目の熱源機側熱交換器6の除霜時間確保のために所定時間計時して計時後ステップS89へ進む。ステップS89ではKが1より小さければステップS90へ進み、1より小さくなければステップS84へ戻る。また、ステップS90では1番目の熱源機側熱交換器6を「暖房」状態に戻してステップS7の制御を終了する。
【0047】
また、前述のステップS83では熱源機側熱交換器6が1台のみ「暖房」状態であるので、K(=1)番目の熱源機側熱交換器を「除霜」状態としてステップS91へ進む。そして、ステップS91ではjj番目の熱源機側熱交換器6をK番目の変わりに「暖房」状態としてステップS92へ進む。ステップS92ではK台目の熱源機側熱交換器の除霜時間確保のために所定時間計時して計時後ステップS93へ進む。
【0048】
そして、ステップS93ではK番目の熱源機側熱交換器6を「暖房」状態に戻してステップS94へ進む。ステップS94ではjj番目の熱源機側熱交換器を「停止」状態としてステップS7の制御を終了する。ここで、jj番目の熱源機側熱交換器6の除霜に付いては、停止状態で熱源機側熱交換器6が凝縮器側に接続されているため暖められており、徐々に除霜動作が進行するので特に除霜運転を設けなくとも問題にならない。
【0049】
また、ステップS84〜ステップS90の制御の流れの中でもステップS83、ステップS91〜ステップS94のような停止熱交換器の活用による除霜運転も可能であることは言うまでもないが、今回の説明では省略する。
また、ステップS7の制御部は説明の簡略化のため、待機時間も含めて長時間制御を占有する記載方法で説明したが、タイマ割り込み処理などにより複数の制御を並列で実施する形態をとっても良い。
【0050】
逆に、前述のステップS1〜ステップS11の制御における全体の概略フローにおいては、待機時間の考え方を明記しなかったが、本制御の繰り返しにおいて、前述のタイマ割り込みなどにより定期的な動作を想定しているものである。
【0051】
以上説明したように制御することによって以下の効果が得られる。すなわち、熱源機側熱交換器6を複数に分割することで、空気調和装置のその時々の冷・ 暖房運転状態に最適な熱交換器容量を台数制御をすることで実現できる。
そして、冷房低温小容量のように、熱源機側熱交換器6を最小としても、まだ過大である運転状況において、熱源機側熱交換器6をダミーの冷房室内機として運転することで冷凍サイクルとして安定した運転を実現できる。
【0052】
また、暖房運転において、熱源機側熱交換器6に付着する霜・氷を空気調和装置全体として暖房運転を確保しながら除去する除霜運転が可能である。そして、前述のダミー室内機、除霜の運転状態以外においては、熱源機側熱交換器6部の第二の絞り装置11を冷媒が流れない第二の開閉手段12からなるバイパス回路を有していることにより、冷媒の二段絞り状態の発生はなく、冷凍サイクルの安定した制御が可能である。
【0053】
また、第一圧縮機ブロック101、第二圧縮機ブロック102、第一熱源機側熱交換器ブロック201、第二熱源機側熱交換器ブロック202、第一室内機ブロック301、第二室内機ブロック302が機能分離できており、後からの増設に対応することが容易である。
なお、図1〜図5の実施の形態を空気調和装置の他、適宜な他の冷凍サイクル装置に容易に応用することができ、このような装置においても、図1〜図5の実施の形態における作用を得ることができる。
【0054】
また、第一熱源機側熱交換器ブロック201、第二熱源機側熱交換器ブロック202をそれぞれ独立構造体として形成することによって、熱源機側熱交換器ブロック容量の変更、すなわち熱源機側熱交換器ブロック数の変化に容易に対応することができる。これにより、異なる規模の空気調和装置の計画に容易に対応でき、また空気調和装置の生産性を向上することができる。
【0055】
実施の形態2.
図6〜図10は、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図6は冷凍サイクルの要部回路図、図7は図6の回路における制御を説明するフローチャート、図8は図7に続く冷房運転時のフローチャート、図9は図7に続く暖房運転時のフローチャート、図10は図7に続く除霜運転時のフローチャートである。図において、前述の図1〜図5と同符号は相当部分を示す。
【0056】
第一熱源機側熱交換器ブロック201に主熱源機側熱交換器61及び副熱源機側熱交換器62が設けられると共に、四方弁7が設けられて高圧配管4に第一路が接続され、低圧配管5に第二路が接続され、第三路は主熱源機側熱交換器61の一端に接続され、第四路は副熱源機側熱交換器62の一端に接続される。
【0057】
また、第一熱源機側熱交換器ブロック201に、主熱源機側熱交換器61の他端に一側が接続され他側は中間圧配管10に接続された第二の絞り装置11及び第二の絞り装置11と並列に配置されて主熱源機側熱交換器6の他端に一側が接続され他側は中間圧配管10に接続された第二の開閉手段12が設けられる。そして、第二の開閉手段12の主熱源機側熱交換器61側に第四の配管温度センサ13が設けられ、また第二の開閉手段12の中間圧配管10側に第五の配管温度センサ14が設けられる。
【0058】
そして、四方弁7の第四路と副熱源機側熱交換器62の他端との間に副熱交換器側絞り装置24が設けられ、副熱源機側熱交換器62の他端が第一の開閉手段8を介して高低圧ガス配管9に接続される。また、副熱源機側熱交換器62の他端と第一の開閉手段8の間に第六の配管温度センサ25が設けられる。
【0059】
また、第一室内機ブロック301が高低圧ガス配管9と中間圧配管10の間に配置されて、室内機側熱交換器15及び室内機側熱交換器15と並列に配置された室内機バイパス手段26が設けられている。そして、第一室内機ブロック301と同様に構成された第二室内機ブロック302が第一室内機ブロック301と直列に配置されている。
【0060】
次ぎに、上記のように構成された空気調和装置における制御器400による空気調和運転の制御を説明する。まず、冷房運転時の冷媒の流れについて説明する。すなわち、圧縮機1から吐出された高圧ガス冷媒は、高圧配管4を経由して四方弁7に入る。四方弁7は、高圧冷媒が主熱源機側熱交換器61に流れる方向に制御されており、高圧ガス冷媒は、主熱源機側熱交換器61で凝縮され、高圧液冷媒となって第二の開閉手段12にいたる。
【0061】
そして、第二の開閉手段12は閉路されており、並列接続された第二の絞り手段11は開度制御する。ここで絞られた低圧二相冷媒は中間圧配管10を介して第一室内機ブロック301等へ行き、利用室内機であれば室内機側熱交換器15を流れて蒸発し、未利用室内機であれば室内機バイパス手段26を通って高低圧ガス配管9に流れ込む。
【0062】
また、低圧二相冷媒は熱源機側熱交換器ブロック201等の開路された第一の開閉手段8を通過して副熱源機側熱交換器62と副熱交換器側絞り装置24に分流しつつ四方弁7を経由し低圧配管5へ流れて圧縮機1に戻る。
なお、前述及び以下に述べる空気調和運転において圧縮機ブロック101,102、熱源機側熱交換器ブロック201,202、室内機ブロック301,302がそれぞれ複数配置された場合、圧縮機ブロック101,102、熱源機側熱交換器ブロック201,202は並列で、室内機ブロック301,302は直列で同じ冷媒の流れとなる。
【0063】
次に、冷房時の絞り装置の制御について概略を説明する。すなわち、制御される絞り装置は熱源機側熱交換器ブロックの第二の絞り装置11及び副熱交換器側絞り装置24である。第二の絞り手段11は[高圧圧力センサ2の飽和温度]−「第四の配管温度センサ13の検出値」で計算される熱源機側熱交換器出口SC(サブクール)を所定値に制御するように開度調整する。
【0064】
また、副熱交換器側絞り装置24は、[低圧圧力センサ3の飽和温度]−[第六の配管温度センサ25の検出温度]がほぼ0の目標値になるように、すなわち当該部分の冷媒が二相状態となるように制御される。これは室内機ブロック301,302を流れる冷媒をすべて二相状態とし、主熱源機側熱交換器61等の能力を充分に発揮させるためである。
【0065】
また、次に暖房運転時の冷媒の流れについて説明する。すなわち、圧縮機1から吐出された高圧ガス冷媒は、高圧配管4を経由して四方弁7に入る。四方弁7は、高圧冷媒が副熱源機側熱交換器62及び副熱交換器側絞り装置24を経由して第一の開閉手段8に流れる方向に制御されており、副熱源機側熱交換器62の作用で二相となった高圧冷媒は、高低圧ガス配管9を介して室内機ブロック301,302に流れる。
【0066】
そして、利用室内機では室内機側熱交換器15で凝縮され、未利用室内機では室内機バイパス手段26でバイパスされ、中間圧配管10を経由して第二の開閉手段12にいたる。第二の開閉手段12は閉路されており、並列接続された第二の絞り装置11は開度制御される。そして、第二の絞り装置11を通った低圧二相冷媒は、主熱源機側熱交換器61等で蒸発し、四方弁7を経由して低圧配管5経由で圧縮機1に戻る。
【0067】
また、次に暖房時の絞り装置の制御について概略を説明する。すなわち、制御される絞り装置は熱源機側熱交換器ブロック201等の第二の絞り装置11及び副熱交換器側絞り装置24である。そして、第二の絞り装置11は[高圧圧力センサ2から演算される飽和温度]−[第五の配管温度センサ14の検出値]により絞り装置入り口SCを演算しその値がほぼ0の目標値になるように、すなわち当該部分の冷媒が二相状態からギリギリ液状態になるように開度を制御する。
【0068】
また、副熱交換器側絞り装置24は、「高圧圧力センサ2から演算される飽和温度]−[第六の配管温度センサ25の検出値]により副熱源機側熱交換器62出口SHを演算しその値がほぼ0の目標値になるように、すなわち当該部分の冷媒が二相状態になるように開度を制御する。
これは、室内機ブロック301等を流れる冷媒をすべて二相状態とし、室内機側熱交換器15の能力を充分に発揮させるためである。
【0069】
そして、次に除霜運転時の冷媒の流れを説明する。すなわち、第一熱源機側熱交換器ブロック201、第二熱源機側熱交換器ブロック202の二台があるものとし、第二熱源機側熱交換器ブロック202は前述の暖房運転の動作をし、第一熱源機側熱交換器ブロック201により特殊な動作を行うものとする。
【0070】
すなわち、第一熱源機側熱交換器ブロック201において、四方弁7は主熱源機側熱交換器61が凝縮器となるように制御され、第二の開閉手段8は開として、第二の絞り装置11は全開とする。この高圧冷媒は中間圧配管10を介して蒸発器となっている第二熱源機側熱交換器ブロック202に流れ、蒸発して圧縮機1へ戻る。
【0071】
すなわち、室内機ブロック301等と並列に接続された暖房熱交換器のように動作し、凝縮熱で霜を取る。なお、このとき第一の開閉手段8は閉路しており、低圧配管5と高低圧ガス配管9が接続され、第二熱源機側熱交換器ブロック202がバイパスされるのを防ぐ。また、副熱交換器側絞り装置24は全閉としておく。
【0072】
基本的な冷媒回路動作は以上説明したようになり、前述の構成による空気調和装置における制御状況を図7〜図10に示すフローチャートによって説明する。なお、ここで熱源機側熱交換器ブロックの台数をjjとする。
先ず図7に示すフローチャートのステップS101では、空気調和装置が運転していればステップS102へ進み、運転していなければステップS103へ進む。
【0073】
そして、ステップS102では運転モードが冷房であればステップS104へ進み、冷房でなければステップS105へ進む。そして、ステップS105では運転モードが除霜でなければステップS106へ進み、除霜であればステップS107へ進む。また、ステップS103では仮変数iを0クリアしてステップS108へ進み、仮変数jを1としてステップS109へ進んで、j番目の熱源機側熱交換器ブロックに対して、各アクチュエータを「停止」状態に制御してステップS110へ進む。
【0074】
なお、各アクチュエータの「停止」状態では、四方弁7は熱源機側熱交換器が凝縮器になる側(高圧配管4と熱源機側熱交換器を連通)に制御し、第一の開閉手段8を閉路、第二の開閉手段12を閉路、第二の絞り装置11を全閉、副熱交換器側絞り装置24を全閉とする。そして、ステップS110ではjをj+1としてステップS111へ進みjがjjより大きければこの制御を終了し、大きくなければステップS109へ戻る。
【0075】
次に、ステップS104における冷房運転時の動作を図8に示すフローチャートによって説明する。すなわち、ステップS121では仮変数iが正であればステップS122へ進み、正でなければ(具体的には、停止・暖房から冷房に切り替わった状況)ステップS123へ進む。そして、ステップS123ではiを1としてステップS124へ進む。
【0076】
また、ステップS124ではjを1とし、ステップS125へ進みj番目の熱源機側熱交換器ブロックに対して、各アクチュエータを「冷房」状態に制御してステップS126へ進む。
なお、各アクチュエータの「冷房」状態では、四方弁7は熱源機側熱交換器が凝縮器になる側(高圧配管4と熱源機側熱交換器を連通)に制御し、第一の開閉手段8を開路、第二の開閉手段12を閉路とし、第二の絞り装置11及び副熱交換器側絞り装置24を前記の制御状態とする。
【0077】
そして、ステップS126ではjをj+1としてステップS127に進み、jがjjより大きければステップS128へ進み、大きくなければステップS125に戻る。また、ステップS128ではjをj−1(jjと同じ値になる)としてステップS104の制御を終了する。
【0078】
そして、前述のステップS122では高圧圧力(Pd)が第1の所定値よりも低ければステップS129へ進み、低くなければステップS130へ進む。そして、ステップS129ではjが1より大きければステップS131へ進み、大きくなければステップS132へ進む。
【0079】
ステップS131では凝縮器として動作している熱源機側熱交換器が複数あると言う状況なので、j番目の熱源機側熱交換器を「停止」状態に制御してステップS133へ進む。ステップS133ではjをj−1とし、ステップS104の制御を終了する。
【0080】
また、ステップS132では凝縮器として動作している熱源機側熱交換器が1台しかないという状況なので、jj番目の熱源機側熱交換器を「ダミー冷房室内機」として制御し、この「ダミー冷房室内機」状態では四方弁7は熱源機側熱交換器が蒸発器になる側(低圧配管5と熱源機側熱交換器を連通)に制御し、第一の開閉手段8を閉路、第二の開閉手段12を開路、第二の絞り装置11を全開、副熱交換器側絞り装置24を全閉とする。
【0081】
次いで、ステップS134へ進んでjをj−1とし、ステップS104の制御を終了する。
そして、ステップS130では高圧圧力(Pd)が第二の所定値よりも高ければステップS135へ進み、また高くなければステップS104の制御を終了する。
【0082】
そして、ステップS135ではjが0であればステップS136へ進み、0でなければステップS137へ進む。ステップS137ではjがjjより小さければステップS138へ進んで、小さくなければステップS104の制御を終了する。
【0083】
また、ステップS136では熱源機側熱交換器のうち凝縮器として働いているものが1台であり、さらにjj番目の熱源機側熱交換器がダミー冷房室内機として働いている状況であるので、jj番目の熱源機側熱交換器を「停止」状態に制御し、ステップS139へ進んでjをj+1としてステップS104の制御を終了する。
【0084】
そして、ステップS138では熱源機側熱交換器の全数が「冷房」運転しているわけではない状態なので、j+1番目の熱源機側熱交換器を「冷房」運転に追加し、ステップS140へ進んでjをj+1としてステップS109の制御を終了する。
【0085】
次に、ステップS106における暖房運転時の動作を図9に示すフローチャートによって説明する。すなわち、ステップS151では仮変数iが負であればステップS153へ進み、負でなければ(具体的には、停止・冷房から暖房に切り替わった状況)ステップS153へ進んでiを−1としてステップS154へ進む。
【0086】
そして、ステップS154ではjを1とし、ステップS155へ進んでj番目の熱源機側熱交換器ブロックに対して、各アクチュエータを「暖房」状態に制御する。各アクチュエータの「暖房」状態では、四方弁7は熱源機側熱交換器が蒸発器になる側(低圧配管5と熱源機側熱交換器を連通)に制御し、第一の開閉手段8を開路、第二の開閉手段12を閉路とし、第二の絞り装置11及び副熱交換器側絞り装置24を前述のように制御とする。
【0087】
次いで、ステップS156に進みjをj+1とし、ステップS157に進んでjがjjより大きければステップS157へ進み、大きくなければステップS155に戻る。そして、ステップS158ではjをj−1(jjと同じ値になる)してステップS106の制御を終了する。
【0088】
また、前述のステップS152では低圧圧力(Ps)が第三の所定値より高ければステップS159へ進み、高くなければステップS160へ進む。そして、ステップS159ではjが1より大きければステップS161へ進み、大きくなければステップS162へ進む。
【0089】
そして、ステップS161では蒸発器として動作している熱源機側熱交換器が複数あると言う状況なので、j番目の熱源機側熱交換器を「停止」状態に制御し、ステップS163へ進みjをj−1としてステップ106の制御を終了する。また、ステップS162では蒸発器として動作している熱源機側熱交換器が1台しかないという状況なので、jj番目の熱源機側熱交換器を「ダミー暖房室内機」として制御する。
【0090】
また、jj番目の熱源機側熱交換器が「ダミー暖房室内機」状態では、四方弁7は熱源機側熱交換器が凝縮器になる側(高圧配管4と熱源機側熱交換器を連通)に制御し、第一の開閉手段8を閉路、第二の開閉手段12を開路、第二の絞り装置11を全開、副熱交換器側絞り装置24を全閉とする。次いで、ステップS164に進んでjをj−1としてステップS106の制御を終了する。
【0091】
また、ステップS160では低圧圧力(PS)が第四の所定値より低ければステップS165へ進み、低くなければステップS106の制御を終了する。
そして、ステップS165ではjが0であればステップS166へ進み、0でなければステップS167へ進む。また、ステップS167ではjがjjより小さければステップS168へ進み、小さくなければステップS106の制御を終了する。
【0092】
そして、ステップS166では熱源機側熱交換器のうち蒸発器として働いているものが1台であり、さらにjj番目の熱源機側熱交換器がダミー暖房室内機として働いている状況であるので、jj番目の熱源機側熱交換器を「停止」状態に制御してステップS169へ進む。ステップS169ではjをj+1とし、ステップS106の制御を終了する。
【0093】
また、ステップS168では熱源機側熱交換器の全数が「暖房」運転しているわけではない状態なので、j+1番目の熱源機側熱交換器を「暖房」運転に追加し、ステップS170へ進む。そして、ステップS170ではjをj+1としてステップS106の制御を終了する。
【0094】
次に、ステップS107における除霜運転時の動作を図10に示すフローチャートによって説明する。すなわち、ステップS181では仮変数Kにj値を代入し、ステップS182へ進んでKが1であればステップS183へ進み、1でなければステップS184へ進む。ステップS184では複数の熱源機側熱交換器が同時に「暖房」状態であり、各々に霜が付いていることが想定されるので、K番目の熱源機側熱交換器を「除霜」状態とし、この「除霜」状態では上記「ダミー冷房室内機」と同じ制御状態とする。
【0095】
次いで、ステップS185に進みKがjより小さければステップS186へ進み、また小さくなければステップS187へ進む。そして、ステップS186ではK+1番目の熱源機側熱交換器を「暖房」状態に戻してステップS187へ進んでKをK−1とし、ステップS188へ進んでK+1番目の熱源機側熱交換器の除霜時間確保のために所定時間計時して計時後ステップS189へ進む。
【0096】
そして、ステップS189ではKが1より小さいければステップS190へ進み、また小さくなければステップS184へ戻る。また、ステップS190では1番目の熱源機側熱交換器を「暖房」状態に戻してステップS107の制御を終了する。
【0097】
また、前述のステップS183では熱源機側熱交換器が1台のみ「暖房」状態であるので、K(=1)番目の熱源機側熱交換器を「除霜」状態としてステップS191へ進む。ステップS191ではjj番目の熱源機側熱交換器をK番目の変わりに「暖房」状態とし、ステップS192へ進んでK台目の熱源機側熱交換器の除霜時間確保のために所定時間計時して計時後ステップS193へ進む。
【0098】
そして、ステップS193ではK番目の熱源機側熱交換器を「暖房」状態に戻し、ステップS194へ進む。ステップS194ではjj番目の熱源機側熱交換器を「停止」状態としてステップS107の制御を終了する。
ここで、jj番目の熱源機側熱交換器の除霜に付いては停止状態で熱源機側熱交換器が凝縮器側に接続されているため暖められており、徐々に除霜動作が進行するので特に除霜運転は設けなくても問題にならない。
【0099】
なお、ステップS184〜ステップS190の制御の流れの中でもステップS183、ステップS191〜ステップS194のような停止熱交換器の活用による除霜運転も可能であることは言うまでもないが今回の説明では省略した。
また、ステップS107の制御部は簡単のため、待機時間も含めて長時間制御を占有する記載方法で説明したが、タイマ割り込み処理などにより複数の制御を並列で実施する形態をとることも可能である。
【0100】
逆に、前述のステップS101〜ステップS111の全体の概略フローにおいては待機時間の考え方を明記しなかったが、この制御の繰り返しにおいて前述のタイマ割り込みなどにより定期的な動作を想定しているものである。
【0101】
以上説明したように制御することによって以下のような効果が得られる。すなわち、熱源機側熱交換器を、主熱源機側熱交換器61及び副熱源機側熱交換器62の複数に分割することで、空気調和装置のその時々の冷・ 暖房運転状態に最適な熱交換器容量の台数を制御をすることが実現できる。また、冷房低温小容量のように熱源機側熱交換器を最小としてもまだ過大な運転状況において、熱源機側熱交換器をダミーの冷房室内機として運転することで冷凍サイクルとして安定した運転を実現できる。
【0102】
また、暖房運転において熱源機側熱交換器に付着する霜・氷を空気調和装置全体として暖房運転を確保しながら除去する除霜運転が可能である。
なお、前述のダミー室内機、除霜の運転状態以外においては、副熱交換器側絞り装置24を冷媒が流れないバイパス回路に配置することにより、冷媒の二段絞り状態の発生はなく、冷凍サイクルの安定した制御が可能である。
【0103】
また、二相流冷媒による直列接続熱交換器構成の室内機において、終端(熱源機側熱交換器ブロックに近い)室内機でも、ガスまたは液冷媒の流入により室内機側熱交換器の有効領域が減り能力が発揮できないという状況を回避できる。また、圧縮機ブロック101,102、熱源機側熱交換器ブロック201,202、室内機ブロック301,302が機能分離できており、後からの増設に容易に対応することができる。
【0104】
なお、図6〜図10の実施の形態を空気調和装置の他、適宜な冷凍サイクル装置に容易に応用することができ、このような装置においても図6〜図10の実施の形態における作用を得ることができる。
【0105】
また、第一熱源機側熱交換器ブロック201、第二熱源機側熱交換器ブロック202を、主熱源機側熱交換器61及び副熱源機側熱交換器62の両者の一方が構造体の上部に配置され、上記両者の他方が同じ構造体の下部に配置されたものとする。これにより、第一熱源機側熱交換器ブロック201等をまとまった小形の形態とすることができ、空気調和装置のレイアウトの自由度を向上することができる。
【0106】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、圧縮機と、第一路が圧縮機の吐出側に連通した高圧配管に接続されて第二路は圧縮機の吸入側に連通した低圧配管に接続され、第三路が熱源機側熱交換器の一端に接続されて第四路は第一の開閉手段を介して高低圧ガス配管に接続された四方弁、熱源機側熱交換器の他端に一側が接続されて他側は中間圧配管に接続された第二の絞り装置及びこの第二の絞り装置のバイパス回路に設けられた第二の開閉手段によって構成された複数の熱源機側熱交換器ブロックと、一側が高低圧ガス配管に接続され他側は第一の絞り装置を介して中間圧配管に接続された少なくとも一台の室内機ブロックとを設けたものである。
【0107】
これによって、複数の熱源機側熱交換器ブロックを別個に制御することによって、空気調和装置のその時々の冷・ 暖房運転状態に最適な熱交換器容量を台数制御をすることができる。そして、冷房低温小容量のように熱源機側熱交換器を最小としてもまだ過大な運転状況において、熱源機側熱交換器をダミーの冷房室内機として運転することで冷凍サイクルとして安定した運転を実現する効果がある。また、暖房運転において熱源機側熱交換器に付着する霜・氷を空気調和装置全体として暖房運転を確保しながら除去する除霜運転が可能である。そして、ダミー室内機、除霜の運転状態以外においては、熱源機側熱交換器の第二の絞り装置を冷媒が流れない第二の開閉手段からなるバイパス回路を有していることによって、冷媒の二段絞り状態の発生がなく冷凍サイクルの制御を安定化する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図であり、冷凍サイクルの要部回路図。
【図2】 図1の回路における制御を説明するフローチャート。
【図3】 図2に続く冷房運転時のフローチャート。
【図4】 図2に続く暖房運転時のフローチャート。
【図5】 図2に続く除霜運転時のフローチャート。
【図6】 この発明の実施の形態2を示す図であり、冷凍サイクルの要部回路図。
【図7】 図6の回路における制御を説明するフローチャート。
【図8】 図7に続く冷房運転時のフローチャート。
【図9】 図7に続く暖房運転時のフローチャート。
【図10】 図7に続く除霜運転時のフローチャート。
【符号の説明】
1 圧縮機、201 第一熱源機側熱交換器ブロック、202 第二熱源機側熱交換器ブロック、301 第一室内機ブロック、302 第二室内機ブロック、400 制御器、4 高圧配管、5 低圧配管、6 熱源機側熱交換器、61主熱源機側熱交換器、62 副熱源機側熱交換器、7 四方弁、8 第一の開閉手段、9 高低圧ガス配管、10 中間圧配管、11 第二の絞り装置、12第二の開閉手段、15 室内機側熱交換器、18 第一の絞り装置、24 副熱交換器側絞り装置、26 室内機バイパス手段。
Claims (9)
- 圧縮機と、第一路が上記圧縮機の吐出側に連通した高圧配管に接続されて第二路は上記圧縮機の吸入側に連通した低圧配管に接続され、第三路が熱源機側熱交換器の一端に接続されて第四路は第一の開閉手段を介して高低圧ガス配管に接続された四方弁、上記熱源機側熱交換器の他端に一側が接続されて他側は中間圧配管に接続された第二の絞り装置及びこの第二の絞り装置のバイパス回路に設けられた第二の開閉手段によって構成された複数の熱源機側熱交換器ブロックと、一側が上記高低圧ガス配管に接続され他側は第一の絞り装置を介して上記中間圧配管に接続された少なくとも一台の室内機ブロックとを備えた空気調和装置。
- 圧縮機と、主熱源機側熱交換器及び副熱源機側熱交換器を有する熱源機側熱交換器ブロックと、この熱源機側熱交換器ブロックに設けられて第一路が上記圧縮機の吐出側に連通した高圧配管に接続され第二路は上記圧縮機の吸入側に連通した低圧配管に接続されて、第三路が上記主熱源機側熱交換器の一端に接続され第四路は上記副熱源機側熱交換器の一端に接続された四方弁と、上記熱源機側熱交換器ブロックに設けられて、上記主熱源機側熱交換器の他端に一側が接続され他側は中間圧配管に接続された第二の絞り装置及びこの第二の絞り装置のバイパス回路に設けられた第二の開閉手段並びに一側が上記副熱源機側熱交換器の一端に他側は上記副熱源機側熱交換器の他端に接続された副熱交換器側絞り装置及び一端が上記副熱交換器側絞り装置の他側に他端は高低圧ガス配管に接続された第一の開閉手段と、上記中間圧配管及び高低圧ガス配管を結ぶ配管に設けられた少なくとも一台の室内機ブロック並びにこの室内機ブロックのバイパス回路を形成する室内機バイパス手段とを備えた空気調和装置。
- 冷房運転時に熱源機側熱交換器ブロックの四方弁を熱源機側熱交換器が凝縮器となる側に切り替えると共に第一の開閉手段及び第二の開閉手段を開路し、また暖房運転時に上記四方弁を熱源機側熱交換器が蒸発器となる側に切り替えると共に上記第一の開閉手段及び第二の開閉手段を開路し、さらに暖房運転において上記熱源機側熱交換器ブロックのうち霜取を実施する熱源機側熱交換器ブロックの四方弁のみを冷房側に切替え、上記第一の開閉手段及び第二の開閉手段を閉路すると共に第二の絞り装置を流量制御する制御器を備えたことを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
- 冷房運転時に熱源機側熱交換器ブロックの四方弁を熱源機側熱交換器が凝縮器となる側に切り替えると共に第一の開閉手段を開路、第二の開閉手段を閉路し、第二の絞り装置及び副熱交換器側絞り装置を流量制御し、また暖房運転時に上記四方弁を熱源機側熱交換器が蒸発器となる側に切り替えると共に上記第一の開閉手段を開路し、上記第二の開閉手段を閉路し、上記第二の絞り装置及び副熱交換器側絞り装置を流量制御し、さらに暖房運転において上記熱源機側熱交換器ブロックのうち霜取を実施する熱源機側熱交換器ブロックの四方弁のみを冷房側に切替え上記第一の開閉手段を閉路すると共に上記第二の開閉手段を閉路する制御器を備えたことを特徴とする請求項2記載の空気調和装置。
- 制御器を、副熱交換器側絞り装置の流量を制御し、第一の開閉手段箇所を湿り状態に制御するものとしたことを特徴とする請求項4記載の空気調和装置。
- 制御器を、冷房運転及び暖房運転において室内機ブロックの室内機側熱交換器の容量が小さい場合、熱源機側熱交換器ブロックの一部の四方弁を上記熱源機側熱交換器が凝縮器となる側に切り替えると共に、第一の開閉手段及び第二の開閉手段を閉路し、第二の絞り装置を閉路するものとしたことを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか一つに記載の空気調和装置。
- 熱源機側熱交換器ブロックを、構造体の上部に主熱源機側熱交換器及び副熱源機側熱交換器の両者の一方が配置され、上記構造体の下部に上記両者の他方が配置されたものとしたことを特徴とする請求項2記載の空気調和装置。
- 熱源機側熱交換器ブロックを、独立構造体によって形成されたものとしたことを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか一つに記載の空気調和装置。
- 制御器を、冷房運転において室内機ブロックの室内機側熱交換器の容量が小さい場合、熱源機側熱交換器ブロックの一部の四方弁を上記熱源機側熱交換器が蒸発器となる側に切り替えると共に、第一の開閉手段を開路し、第二の開閉手段を閉路し、第二の絞り装置の流量を制御するものとし、また暖房運転において室内機ブロックの室内機側熱交換器の容量が小さい場合、熱源機側熱交換器ブロックの一部の四方弁を上記熱源機側熱交換器が凝縮器となる側に切り替えると共に、第一の開閉手段を開路し、第二の開閉手段を閉路し、第二の絞り装置の流量を制御するものとしたことを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか一つに記載の空気調和装置。
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