JP4201439B2 - 静止画キャプチャー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビ放送やカメラ入力等の動画像を静止画像として記録する静止画キャプチャー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビ放送中に表示画面にプレゼントの宛先や料理のレシピ等が表示されたときにわざわざメモを準備しなくてもよいように、ユーザがキャプチャーボタンを押すと、その時点で表示されているフレームの画像データを記憶装置に記憶するように構成した静止画キャプチャー装置が考案されている。しかし、このような静止画キャプチャー装置では、ユーザがキャプチャーボタンを押すタイミングがずれたり、そのフレームを記憶装置に記憶させるための処理が遅れたりする等の原因で、本来ユーザがキャプチャーしたいと望むフレームの画像が正確にキャプチャーされないおそれがある。
【0003】
そこで、この問題を解決するために、例えば特開平11−98452号公報には、表示部に表示されているフレームの画像から数フレーム前までの画像を遅延メモリに保持させ、キャプチャーボタンが押されたときにそれらの遅延メモリに格納されている画像を全てハードディスクに取り込む方法が開示されている。この方法についてさらに詳しく説明すると、現在表示部に表示されているフレームの画像データを一時的に記憶するフレームバッファ、およびフレームバッファに記憶されている画像データと遅延メモリに前回格納された画像データとの差分量を算出する算出手段を設けて、算出された差分量が所定量よりも大きいときにフレームバッファに記憶されている画像データを遅延メモリに書き込む。また、ユーザによる操作に基づいて取り込み指令が入力されたときに、遅延メモリに格納されている全ての画像データを記憶装置に取り込む。この方法において、遅延メモリに今回格納される画像データは、遅延メモリに前回格納された画像データとの差分量が所定量より大きい画像データである。従って、フレームバッファに記憶されている画像データは、遅延メモリに前回格納された画像データとの差分量が所定量より大きくなければ遅延メモリに格納されず、記憶装置に取り込むこともできない。このため、以下のような問題が生じる。
【0004】
例えば、図8のようなテレビ映像が放送されており、宛先住所が表示されているフレーム3の画像をユーザが取り込みたい場合について考える。前回遅延メモリに記憶されたフレームがフレーム1であったとすると、フレーム3が遅延メモリに記憶されるためには、フレーム1とフレーム3の差分量を算出してその算出量が所定量よりも大きい必要がある。以下、遅延メモリに記憶させることを「キャプチャーする」と表現することにする。
【0005】
ここで、フレーム1とフレーム3との差分量をA1、フレーム1とフレーム5との差分量をA2、所定量をCとする。もし、A1>Cであれば、フレーム3は遅延メモリに格納されてキャプチャーされる。しかし、A1<C、かつ、A2>Cであれば、フレーム3は遅延メモリに格納されずにフレーム5が遅延メモリに格納されるので、フレーム3はキャプチャーされない。従って、所定量Cをどのような値とするかによって、ユーザがキャプチャーしたいと望む画面がキャプチャーされたり、キャプチャーされなかったりすることになり、ユーザにとって都合が悪い。これを防ぐために、所定量Cをユーザが調節および設定して、キャプチャーしたいと望む映像を確実にキャプチャーする方法が考えられるが、このような所定量Cをユーザが調節および設定するのは困難である。
【0006】
この問題を解決するために、キャプチャーを一定時間間隔で常に行うという方法が提案されている。例えば、デジタルカメラを用いて人物を撮っている場合、シャッターを切った瞬間に人物が目をつむってしまうということが良く起こる。このような場合に人物が目をつむった瞬間が写真として残ってしまわないように、図9に示すようなデジタルカメラが提案されている。このデジタルカメラは、表示窓1106aに映っている映像を一定時間間隔で常にバッファメモリ1103に記憶させておき、シャッター1104が切られたらバッファメモリ1103に記憶させるのを止める。そして、バッファメモリ1103に記憶されている映像(シャッターを切った瞬間からその少し前までの映像)を表示窓1106aに表示して、ユーザに写真として残したい映像を選択させるものである。例えば、図10に示すように、表示窓1106aに表示されている被写物体を常に0.01秒間隔で3枚分、バッファメモリ1103に格納しておき、シャッター1104が切られたらバッファメモリ1103に格納されている3枚の映像を表示窓1106aに表示する。
【0007】
このデジタルカメラについて、図11を参照しながらもう少し詳しく説明を行う。このデジタルカメラは、カメラ本体1101、スイッチ1102、バッファメモリ1103、シャッター1104、表示制御手段1105、表示装置1106および記憶装置1107を備えている。カメラ本体1101は被写物体の映像をデジタル映像に変換する役割を有しており、スイッチ1102がON状態の間はデジタル化された映像を静止画像としてバッファメモリ1103に何ミリセカンドかの間隔で記録している。バッファメモリ1103の容量は静止画像を3枚分だけ記憶できる容量に設定してあり、静止画像の格納方式はFIFO(First In First Out)方式で行っている。シャッター1104が押されるとスイッチ1102がOFF状態になり、バッファメモリ1103への静止画像の記録を中止する。そして、バッファメモリ1103に記録されている3枚の静止画像は、表示制御手段1105によって表示装置1106(表示窓1106a)に表示され、ユーザが写真として残したい静止画像を選択する。選択された静止画像は記憶装置1107に記憶される。その後、再度スイッチを押すことによりON状態になる。
【0008】
この装置(デジタルカメラ)において、シャッターを切ったときに何枚の画像を表示させるかということ、および表示窓に表示されている被写物体をどれくらいの一定時間間隔でバッファメモリに保存するかということは、予め決められている。例えば、図10の場合には、シャッターを切ったときに3枚の画像を表示させ、表示窓に表示されている被写物体を常に0.01秒間隔でバッファメモリに格納するように決まっている。この装置はデジタルカメラなので、バッファメモリの容量はある程度限られており、それほど多くはない。また、被写物体をバッファメモリに格納する時間間隔はせいぜいミリセカンド秒であり、この値は単にカメラの撮像周期に過ぎない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記デジタルカメラを動画像の静止画キャプチャーに応用しようとした場合、(1)バッファメモリが限られていること、および(2)キャプチャー間隔がミリセカンド秒であることから、ユーザが本当に記録したい動画像データをキャプチャーできないおそれがある。
【0010】
さらに、上記デジタルカメラは、シャッターを押すとバッファメモリ1103に静止画像を格納する動作を終了してしまう。ここで、動画像の静止画キャプチャー装置では、シャッターを押すという動作はキャプチャーボタンを押すという動作に相当する。しかし、キャプチャーボタンを押すと静止画像をメモリに格納する動作を終了してしまうと、キャプチャーボタンを押した直後に再びキャプチャーしたい映像が表示された場合に、この映像をキャプチャーすることができなくなる。
【0011】
これらの理由から、上記デジタルカメラの装置構成を動画像の静止画キャプチャー装置に応用することは困難である。
【0012】
本発明はこのような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、ユーザがキャプチャーしたいと望む画像データを確実にキャプチャーすることが可能な静止画キャプチャー装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の静止画キャプチャー装置は、入力された動画データを静止画として取り込む静止画キャプチャー装置であって、 入力される動画データを構成する画像フレームを所定数分FIFO方式で一時記憶するフレーム一時格納部と、ユーザによるキャプチャー操作毎に、前記フレーム一時格納部に一時記憶された画像フレームを格納する表示用フレーム格納部と、ユーザによるキャプチャー表示操作に基づいて、前記表示用フレーム格納部に格納された画像フレームを表示装置にキャプチャー操作単位に一覧出力する出力部とを備え、前記表示装置に表示された複数の画像フレームのうち、ユーザによって選択された画像フレームを保存するフレーム格納部をさらに備えている。そのことにより上記目的が達成される。
本発明の他の静止画キャプチャー装置は、入力された動画データを静止画として取り込む静止画キャプチャー装置であって、 入力される動画データを構成する画像フレームを所定数分FIFO方式で一時記憶するフレーム一時格納部と、ユーザによるキャプチャー操作毎に、前記フレーム一時格納部に一時記憶された画像フレームを格納する表示用フレーム格納部と、ユーザによるキャプチャー表示操作に基づいて、前記表示用フレーム格納部に格納された画像フレームを表示装置にキャプチャー操作単位に一覧出力する出力部とを備え、前記フレーム一時格納部が動画データを構成するフレームを取り込む一定時間間隔、および動画データを構成するフレームから一時記憶するフレーム数のうちの少なくとも一方を、ユーザが指定可能とされており、前記表示装置に表示された複数の画像フレームのうち、ユーザによって選択された画像フレームを保存するフレーム格納部をさらに備えている。そのことにより上記目的が達成される。
【0017】
以下、本発明の作用について説明する。
【0018】
アナログ情報をデジタル化する際には必ず何らかの時間周期にて展開されるが、この周期のことをデジタル化周期と称する。例えば、従来技術のデジタルカメラでは、カメラの撮像周期がこれに相当する。また、MPEG形式でデジタル化された放送の場合には、動画像の1フレーム間隔、またはGOP単位(通常、0.5秒程度の映像がグループ化された単位)を意味する。いずれにせよ、この周期は非常に短いため、テレビ放送においてスーパー表示されたものの再確認等を行うことはできず、または、大容量のバッファリングが必要となる。そこで、本発明にあっては、放送またはカメラ入力等により動画像データが入力されて表示部に表示されているときに、そのデジタル化周期よりも大きい一定時間間隔で常に、静止画像として一時取得部に一時記憶する。よって、大容量のバッファリングを必要とせず、しかもスーバー表示されたものの再確認等を行うのに充分なフレームを一時記憶することが可能である。そして、キャプチャー指示部への入力により、一時記憶されている複数の静止画像を表示用の格納部に転送するので、ユーザがキャプチャーボタン(キャプチャー指示部)を選択するタイミングがずれても、キャプチャーしたいと望む映像をキャプチャー可能である。
【0019】
この一定時間間隔および一時取得部の記憶容量(フレーム数)のうちの少なくとも一方は、ユーザが指定することができるので、従来のデジタルカメラのようにバッファメモリやキャプチャー間隔が限定されていない。ユーザは時間間隔や記憶容量を所望の値に設定することができるので、ユーザがキャプチャーしたいと望む映像を確実にキャプチャーすることが可能である。
【0020】
さらに、ユーザがキャプチャーボタンを押すと、一時取得部が一時記憶した静止画像を格納部へ転送するが、その後も、動画像データを静止画像として一時記憶する処理を継続可能である。ユーザは表示部に映像が表示されている間は何回でもキャプチャーボタンを選択可能であり、その回数に比例して格納部に画像フレームが蓄積される。よって、キャプチャーボタンを押した直後に再びキャプチャーしたい映像が表示された場合でも、従来のデジタルカメラのようにその映像をキャプチャーできないということは生じない。
【0021】
格納部に蓄積された画像フレームは、番組が終了したとき等にユーザがキャプチャーフレーム表示ボタン(キャプチャー表示指示部)を選択することにより見ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態では、テレビ放送をPC(パーソナルコンピューター)を代表とするテレビチューナー付きのコンピューターシステムで受信して静止画キャプチャーする例について説明する。但し、これは一実施形態であり、本発明は通常のテレビで受信してキャプチャーする場合にも適用可能である。また、カメラ入力についても、映像読み込み装置から入力される映像がテレビ映像ではなくユーザが撮影した動画となるだけで、同様に適用可能である。
【0023】
図1は本実施形態の静止画キャプチャー装置について、全体の外観を示す図である。この静止画キャプチャー装置は、表示装置21、キャプチャーボタン221、電源ONボタン222、キャプチャー枚数指定画面表示ボタン223、テンキー224、キャプチャー間隔指定画面表示ボタン225、キャプチャーフレーム表示ボタン226、十字キー227、外部記憶保存ボタン228およびスピーカー23を備えている。このテンキー224は、図1(b)に示すように数字を入力することができる入力装置であり、十字キー227は、図1(c)に示すように上下左右にフォーカスを移動させることができる入力装置である。なお、本実施形態では各入力ボタン221〜228を静止画キャプチャー装置に付加しているが、これらの入力ボタンは別途リモコンに設けたり、表示部分をタッチパネル式とした表示装置21に設けたり、マウスポインタで操作可能なディスプレイに設けてもよい。
【0024】
図2は本実施形態の静止画キャプチャー装置の構成を示す図である。ここでは、入力手段22として、図1に示したキャプチャーボタン221、電源ONボタン222、キャプチャー枚数指定画面表示ボタン223、テンキー224、キャプチャー間隔指定画面表示ボタン225、キャプチャーフレーム表示ボタン226、十字キー227、外部記憶保存ボタン228を備えている。さらに、受信したテレビ放送を表示する表示装置21、各装置の演算を司る中央処理装置20、テレビチューナーに代表される映像読み込み装置24、時間計測部25、ROMで構成される第1記憶装置26、RAMに代表される第2記憶装置27、ハードディスクやCD−Rに代表される外部記憶装置である第3記憶装置28および映像読み込み装置24で受信されたテレビ映像の音を出力するスピーカー23を備えている。第1記憶装置26は、電源ON処理部261、フレーム取得部262、フレーム一時格納部容量確保手段263、表示用フレーム格納手段264および外部記憶格納手段265から構成されている。第2記憶装置27は、フレーム一時格納部271および表示用フレーム格納部272から構成されている。第3記憶装置28は、フレーム格納部281から構成されている。各構成要素の詳細な機能については後述する。
【0025】
以下に、静止画キャプチャー装置の電源をON状態にしたときの処理フローについて図3を参照しながら説明する。
【0026】
まず、図3のステップS1において、ユーザが電源ONボタン222を選択したことを認識すると、電源ON処理部261が起動する。そして、ユーザがキャプチャー枚数指定画面表示ボタン223を選択したかどうかを判断して、選択している場合にはステップS3に進み、選択していない場合にはステップS5に進む。
【0027】
ステップS3では、ユーザがキャプチャー枚数指定画面表示ボタン223を選択したことを認識すると、図5に示すようなキャプチャー枚数指定画面を表示装置21に表示する。そして、ステップS4において、そのキャプチャー枚数指定画面にユーザがテンキー224を用いて入力したキャプチャー枚数を変数Kにセットする。一方、ユーザがキャプチャー枚数指定画面表示ボタン223を選択していない場合には、ステップS5において変数Kに一例として5をセットする。
【0028】
次に、ステップS6において、ユーザがキャプチャー間隔指定画面表示ボタン225を選択したかどうかを判断して、選択している場合にはステップS7に進み、選択していない場合にはステップS9に進む。
【0029】
ステップS7では、ユーザがキャプチャー間隔指定画面表示ボタン225を選択したことを認識すると、図6に示すようなキャプチャー間隔指定画面を表示装置21に表示する。そして、ステップS8において、そのキャプチャー間隔指定画面にユーザがテンキー224を用いて入力したキャプチャー間隔を変数Rにセットする。一方、ユーザがキャプチャー間隔指定画面表示ボタン225を選択していない場合には、ステップS9において変数Rにデジタル周期よりも大きい周期、例えば1.0をセットする。
【0030】
次に、ステップS10において、ステップS1で起動した電源ON処理部261は、フレーム一時格納部容量確保手段263を起動させる。そして、起動したフレーム一時格納部容量確保手段263は、ステップS11において、静止画フレームをK枚分格納可能な記憶容量を有するフレーム一時格納部271を確保する。
【0031】
次に、ステップS12において、ステップS1で起動した電源ON処理部261は、映像読み込み装置24を起動させる。そして、起動した映像読み込み装置24は、ステップS13において、表示装置21に受信したテレビ放送電波の映像を表示する。
【0032】
次に、ステップS14において、ステップS1で起動した電源ON処理部261は、フレーム取得部262を起動させる。そして、起動したフレーム取得部262は、ステップS15において、現在表示装置21に表示されているフレームをフレーム一時格納部271に格納する。
【0033】
次に、ステップS16において、フレーム取得部262は時間計測部25を起動させ、起動した時間計測部25はR秒間計測する。そして、時間計測部25がR秒間計測している間に、ユーザがキャプチャーボタン221を選択すれば、ステップS18に進み、選択しなければステップS20に進む。
【0034】
ステップS18では、ユーザがキャプチャーボタン221を選択したら表示用フレーム格納手段264が起動する。そして、起動した表示用フレーム格納手段264は、ステップS19において、現在フレーム一時格納部271に格納されているフレームを全て表示用フレーム格納部272に格納する。
【0035】
ステップS20では、時間計測部25がR秒間計測したかどうか判断し、R秒間経過していればステップS15に戻り、経過していなければステップS17に戻る。ステップS15に戻ると、再び表示装置21に表示されているフレームをフレーム一時格納部271に格納する処理を継続する。これにより、R秒おきに表示装置21に表示されているフレームをフレーム一時格納部271に格納することができる。但し、フレーム一時格納部271は、ステップS11で処理したようにK枚分のフレームを格納するだけの記憶容量しか持っていないので、新たなフレームを格納しようとするときにフレーム一時格納部271に全てフレームが格納されていれば、時間的に最も早く格納されたフレームが消去されてそこに新たなフレームが格納される。すなわち、フレームの格納方式は先入れ先出し(First In First Out)方式で行われる。なお、この格納方式についてはここでは詳述しないが、例えば特開平11−98452号公報に記載されているようにして行うことができる。
【0036】
この処理をまとめると、以下のようになる。フレーム取得部262は、常に、図6においてユーザが設定した時間間隔で、表示装置21に表示されているフレームをフレーム一時格納部271に格納する。このとき、フレーム一時格納部271は図5においてユーザが設定した枚数分のフレームを格納する容量しか持っていないので、先入れ先出し方式でフレームの格納を行う。そして、ユーザがキャプチャーボタン221を選択すると、その時点でフレーム一時格納部271に格納されているフレームが全て表示用フレーム格納部272に格納される。
【0037】
この図3から明らかなように、テレビ放送を受信しているときには、常に、時間一定間隔でフレームをフレーム一時格納部271に格納しており、何回でもキャプチャーボタン221を選択することができる。そして、キャプチャーボタン271を選択すると、そのときにフレーム一時格納部271に格納されているフレームが全て表示用フレーム格納部272に格納される。このとき、表示用フレーム格納部には(電源ONボタン222を選択してからキャプチャーボタン271を押した回数)×(変数Kの値)枚分のフレームが格納されていることになる。
【0038】
以下に、ユーザがキャプチャーフレーム表示ボタン226を選択したときの処理フローについて図4を参照しながら説明する。なお、キャプチャーフレーム表示ボタン226を選択すると、これまで一定時間間隔で行っていた、表示装置21に表示されているフレームをフレーム取得部262がフレーム一時格納部271に格納するというキャプチャー処理が終了してしまう。よって、キャプチャーフレーム表示ボタン226を押すタイミングとしては、ユーザが見たいテレビ番組が終了したとき等が考えられる。
【0039】
まず、図4のステップS1において、ユーザがキャプチャーフレーム表示ボタン226を選択すると、起動していたフレーム取得部262が終了する。そして、ステップS2において、起動していた時間計測部25が終了する。
【0040】
次に、ステップS3において、表示用フレーム格納部272に格納されているフレームを表示装置21に表示する。このときに表示されるイメージは、例えば図7に示すようなものになる。この図7は、ユーザが指定キャプチャー枚数を6枚と設定し、ある番組中にキャプチャーボタン221を4回選択した場合を示す。キャプチャー枚数を6枚と指定しているので、フレーム一時格納部271にはフレームを6枚分格納できる記憶容量が確保され、テレビ放送受信中は常に、ユーザが指定した一定時間間隔(例えば1秒間)でフレーム一時格納部271にフレームが格納される。ユーザはテレビ放送受信中にキャプチャーボタン221を4回選択しているので、キャプチャーボタン221を1回目から4回目まで各々選択したときに、フレーム一時格納部271に格納されていたフレームが表示用フレーム格納部272に格納され、格納されていたフレームが表示される。
【0041】
次に、ステップS4では、ユーザが図7のように表示されたフレームの中から外部記憶である第3記憶装置28に保存したいフレームを十字キー227を利用して選択する。その後、ユーザが外部記憶保存ボタン228を選択すると、ステップS5において外部記憶格納手段265が起動する。そして、ステップS6において、起動した外部記憶格納手段265は、ステップS4でユーザが保存したいと選択したフレームをフレーム格納部281に格納する。
【0042】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、表示画面に表示されている画像を一時的な記憶装置(一時取得部)に記憶させる時間間隔や、その記憶装置の容量をユーザが設定することができるので、ユーザがキャプチャーしたいと望む映像を確実にキャプチャーすることができる。
【0043】
さらに、一時的な記憶装置に記憶されている静止画像を表示用記憶装置(格納部)に格納した後も、一時的な記憶装置に画像フレームを記憶する処理を終了せずに継続することができるので、ユーザがキャプチャーボタンを押した後にキャプチャーしたい映像が表示されたときにキャプチャーできないという問題は生じない。また、表示用記憶装置に蓄積された画像フレームは、番組が終了した後などに見ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である静止画キャプチャー装置について、全体の外観を示す図である。
【図2】実施形態の静止画キャプチャー装置の構成を示す図である。
【図3】実施形態の静止画キャプチャー装置において、電源ON処理時のフローを示す図である。
【図4】実施形態の静止画キャプチャー装置において、キャプチャーフレーム表示ボタン選択時のフローを示す図である。
【図5】実施形態の静止画キャプチャー装置における、キャプチャー枚数指定画面を示す図である。
【図6】実施形態の静止画キャプチャー装置における、キャプチャー間隔指定画面を示す図である。
【図7】実施形態の静止画キャプチャー装置における、キャプチャーフレーム表示時のイメージを示す図である。
【図8】従来の静止画キャプチャー装置について、キャプチャー処理を説明するための図である。
【図9】従来のデジタルカメラについて、キャプチャー処理を説明するための図である。
【図10】従来のデジタルカメラについて、シャッターを切った後の状態を示す図である。
【図11】従来のデジタルカメラの構成を示す図である。
【符号の説明】
20 中央処理装置
21 表示装置
22 入力手段
23 スピーカー
24 映像読み込み装置
25 時間計測部
26 第1記憶装置
27 第2記憶装置
28 第3記憶装置
221 キャプチャーボタン
222 電源ONボタン
223 キャプチャー枚数指定画面表示ボタン
224 テンキー
225 キャプチャー間隔指定画面表示ボタン
226 キャプチャーフレーム表示ボタン
227 十字キー
228 外部記憶保存ボタン
261 電源ON処理部
262 フレーム取得部
263 フレーム一時格納部容量確保手段
264 表示用フレーム格納手段
265 外部記憶格納手段
271 フレーム一時格納部
272 表示用フレーム格納部
281 フレーム格納部

Claims (2)

  1. 入力された動画データを静止画として取り込む静止画キャプチャー装置であって、
    入力される動画データを構成する画像フレームを所定数分FIFO方式で一時記憶するフレーム一時格納部と、
    ユーザによるキャプチャー操作毎に、前記フレーム一時格納部に一時記憶された画像フレームを格納する表示用フレーム格納部と、
    ユーザによるキャプチャー表示操作に基づいて、前記表示用フレーム格納部に格納された画像フレームを表示装置にキャプチャー操作単位に一覧出力する出力部とを備え、
    前記表示装置に表示された複数の画像フレームのうち、ユーザによって選択された画像フレームを保存するフレーム格納部をさらに備えている静止画キャプチャー装置。
  2. 入力された動画データを静止画として取り込む静止画キャプチャー装置であって、
    入力される動画データを構成する画像フレームを所定数分FIFO方式で一時記憶するフレーム一時格納部と、
    ユーザによるキャプチャー操作毎に、前記フレーム一時格納部に一時記憶された画像フレームを格納する表示用フレーム格納部と、
    ユーザによるキャプチャー表示操作に基づいて、前記表示用フレーム格納部に格納された画像フレームを表示装置にキャプチャー操作単位に一覧出力する出力部とを備え、
    前記フレーム一時格納部が動画データを構成するフレームを取り込む一定時間間隔、および動画データを構成するフレームから一時記憶するフレーム数のうちの少なくとも一方を、ユーザが指定可能とされており、
    前記表示装置に表示された複数の画像フレームのうち、ユーザによって選択された画像フレームを保存するフレーム格納部をさらに備えている静止画キャプチャー装置。
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