JP4200231B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、図柄変動を保留可能な遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技機の一つであるパチンコ機には、パチンコ球が始動口に入賞すると液晶表示装置で図柄変動を始め、例えば「777」等のような大当たり図柄が表示されると「大当たり」として大当たり遊技を行うものがある。ここで「図柄変動」は後述するように図柄群を用いた変動であり、「大当たり遊技」は大入賞口を例えば15回開閉して入賞機会を与える遊技である。始動口入賞によって始めた図柄変動を終えるには時間がかかるため、変動途中に別個のパチンコ球が始動口に入賞することがある。この例ではすぐに図柄変動を始められないので、現在実行中の図柄変動を終えた後に次回の図柄変動を実行するべく保留機能を備える。
【0003】
ところで従来のパチンコ機の中には、図柄変動による抽選結果が「大当たり」になる確率の状態について、高確率状態と低確率状態とを取り得るものがある。例えば、上述した大当たり図柄のうちで特定の図柄パターン(「111」や「333」等)が表示されると、高確率状態にするタイプが多い。もし高確率状態になれば「大当たり」になり易くなるので、遊技者は賞球を得る機会も高まる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、実際に遊技してみると高確率状態は時間的に偏在しやすい傾向にあり、ほとんどの遊技時間は低確率状態である。このように高確率状態が時間的に偏在すると射倖性が高くなってしまうので、長時間続く低確率状態に耐えられない遊技者は遊技を止めてしまう。したがって、高確率状態の偏在はパチンコ機の稼働率が低下する要因の一つとなっていた。
本発明はこのような点に鑑みてなしたものであり、高確率状態を従来よりも時間的に分散させて、遊技機の稼働率を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段1】
課題を解決するための手段1は、請求項1に記載した通りである。
ここで、請求項1に記載した用語については以下のように解釈する。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明についても同様である。
(1)「図柄変動」は、図柄群を用いて変動を行うことを意味する。当該図柄群はほぼ同じ図柄または異なる図柄を任意に複数個で構成したものであり、「図柄」は文字(英数字や漢字等),記号,符号,図形(キャラクタ等),映像などからなる特別図柄,普通図柄,装飾図柄(背景図柄)等が該当し、静止画であってもよく、アニメーション等の動画であってもよい。
(2)「第1保留数」は、図柄変動を開始不能な期間中(例えば図柄変動中や大当たり遊技中等)において、検出器が遊技球を検出することを契機として保留された図柄変動の数を意味する。
(3)「所要条件」は図柄変動の終了を除く任意の条件であって、遊技機の種類,日時,遊技状態等に応じて適切に設定する。当該所要条件の内容は、不変としてもよく、遊技中等に変化させてもよい。
【0006】
当該手段1によれば図1に模式的に示すように、検出器1が遊技球Bを検出したことを契機として表示装置2で図柄変動を開始し、図柄変動を開始不能な期間中に検出器1が遊技球Bを検出すると図柄変動を保留し、当該図柄変動を終えると保留していた図柄変動を消化し、表示装置2で所定の表示態様(大当たり図柄を含む所定の図柄パターン)になると遊技者に有利な遊技状態にするように構成する。さらに、保留した図柄変動について第1保留数3として計数し当該第1保留数3が特定数(例えば4)を超える分については第2保留数4として計数する計数手段5と、図柄変動を終えると第1保留数3の範囲内で図柄変動を順次消化し図柄変動の終了を除く所要条件が成立することを条件に第2保留数4の範囲内で図柄変動を順次消化する変動実行手段6と、所要条件が成立することを条件に所定の表示態様になる確率(以下「抽選確率」と呼ぶ。)を変更する確率変更手段7を備える。
第1保留数3については従来通りに図柄変動の終了を契機として図柄変動を消化するが、第2保留数4については所要条件を満たさなければ図柄変動を消化しない。保留数が増えたとしても第2保留数4の分については所要条件を満たさなければ図柄変動が行われないので、遊技者は当該所要条件を満たそうとして遊技する。その一方で所要条件が成立すると、変動実行手段6によって図柄変動を消化するとともに、確率変更手段7によって当該図柄変動にかかる抽選確率を変更する。抽選確率が変われば高確率状態になる機会も従来より増えるので、当該高確率状態を従来よりも時間的に分散させることができる。したがって、遊技機の稼働率を従来よりも向上させることができる。
【0008】
また、当該手段によれば、変動実行手段6は、所要条件が成立した場合でも、確率変更手段7によって変更する確率が前回の確率状態よりも低ければ図柄変動を消化しない。抽選確率が低くなるような図柄変動を回避するので、高確率状態になる機会が従来よりも増える。よって高確率状態を従来よりも時間的に分散させることができるので、遊技機の稼働率を従来よりも向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態は遊技機の一つであるパチンコ機に本発明を適用した例であって、図2〜図8を参照しながら説明する。
【0011】
まず図2には、カードユニット10(CRユニット)およびパチンコ機12の外観を正面図で示す。カードユニット10は、記録媒体(例えば磁気カードやICカード等)に記録された残高情報(有価情報)が入出力であって、当該残高情報の範囲内で遊技者が望む金額分に対応するパチンコ球の貸し出しが指示可能に構成されている。なお、カードユニット10の具体的な構成や作動等については周知の構成と同様であるので、図示および説明を省略する。
【0012】
パチンコ機12の遊技盤14には、パチンコ球を検出するゲートセンサ50を有するゲート52、パチンコ球を検出する始動口センサ46を有する始動口24、ソレノイド44で開閉可能な開閉蓋28およびパチンコ球を検出可能な入賞センサ57,特定領域センサ58等を有する大入賞口26、液晶表示器22や保留数表示器19,48,54等を有する複合役物装置16、所要の遊技情報(例えば大当たり等の有無や期待度など)を報知するべく複数の発光体を有する報知表示器20、その他に一般の入賞口や風車,障害釘などを適宜に配置している。
ここで、特別図柄の図柄変動等を表示する液晶表示器22は表示装置2に相当する。保留数表示器19は例えば7セグメントLEDを用い、特別保留数(第2保留数4)を表示する。保留数表示器48,54は、ともに例えば所定数(例えば4個)からなる発光体を有する。保留数表示器48は通常保留数(第1保留数3)を表示し、保留数表示器54は普通図柄の図柄変動の保留にかかる普通保留数を表示する。なお発光体としては、例えば電球,ランプ,LED,7セグメント素子,液晶表示器,プラズマ表示器等のいずれかを任意に用いる。
【0013】
遊技盤14の下方には、パチンコ機12に対して所要の指示を行うための操作スイッチ41(操作部)や、タバコの吸い殻等を入れる灰皿38、賞球を含むパチンコ球を一時的に貯留する下皿36、遊技者が接触しているか否かを検出するタッチセンサ34を有するハンドル32、上皿30の内部に設けられて音(音声,音楽,効果音等)を出すスピーカ40(音響装置)などを備える。遊技領域の周囲等には、遊技状態等に応じて発光する発光体からなるランプ類18を備える。上皿30の上方には、球貸しを指示する球貸ボタン42、残高情報等を表示する残高表示器56、記録媒体の返却を指示する返却ボタン60等を備える。
【0014】
次に、パチンコ機12によるパチンコ遊技を実現するために接続構成をした各種基板の一例について図3を参照しながら説明する。CPU(プロセッサ)122を中心に構成したメイン制御基板120は、遊技制御プログラムや所要のデータ等を格納するROM124、各種乱数,特別保留数,通常保留数,上限数,下限数,各基準数等の一時的データを格納するRAM126等を備える。CPU122はROM124に格納した遊技制御プログラムを実行してパチンコ機12による遊技を実現するが、当該遊技制御プログラムには後述する始動口処理,保留処理,消化処理,条件判別処理等の手続きを実現するプログラムを含む。ROM124にはEPROMを用い、RAM126にはDRAMを用いるが、他種のメモリ(例えばEEPROM,SRAM,フラッシュメモリ等)を任意に用いてもよい。なお、メイン制御基板120の具体的な構成や他の構成要素あるいは作動等については周知と同等であるので、図示および説明を省略する。
【0015】
メイン制御基板120には、タッチセンサ34や払出制御基板112からの信号を受けて発射用のモータ100を駆動制御する発射制御基板110、駆動センサ104や計数センサ106等からの信号を受けて払い出し用のモータ102を駆動制御する払出制御基板112、カードユニット10や払出制御基板112と接続しデータの送受信や残高表示器56の表示を制御するインタフェース基板114(図3では「I/F基板」と示す)、液晶表示器22に表示する図柄を制御する図柄制御基板130、スピーカ40から出す音を制御する音声制御基板132、ランプ類18や報知表示器20の表示を制御するランプ制御基板134などを接続する。これらの各基板はメイン制御基板120と同様にCPUを中心に構成する。駆動センサ104はモータ102やパチンコ球を払い出す払出装置等の駆動状態を監視する。計数センサ106は、実際に払い出したパチンコ球の個数をカウントする。これらの駆動センサ104,計数センサ106,ゲートセンサ50,始動口センサ46,入賞センサ57,特定領域センサ58等には、接触型センサ(例えばリードスイッチ,マイクロスイッチ,圧力センサ等)や、非接触型センサ(例えば近接センサ,光センサ,赤外線センサ等)を用いる。
【0016】
またメイン制御基板120には、上述した始動口センサ46等のほかに、パチンコ機12の外部装置に信号(例えば大当たり,図柄確定,確変中等の遊技情報を含む)を伝達可能な外部端子板136や、保留数表示器48,54などを直接に接続する。さらに、メイン制御基板120から離れた位置に備えた装置(例えばゲートセンサ50,入賞センサ57,特定領域センサ58,ソレノイド44等)は信号中継用の中継端子板138を介して接続する。
【0017】
上述のように構成したパチンコ機12において、本発明を実現するべくメイン制御基板120で実行する手続きについて図4〜図7を参照しながら説明する。ここで図4には始動口24へのパチンコ球の入賞判別を実現する始動口処理の手続きを、図5には変動不能等のときに図柄変動を保留する保留処理の手続きを、図6には変動可能のときに保留数を消化する消化処理の手続きを、図7には特別保留数の消化を行うか否かの条件を判別する条件判別処理の手続きを、それぞれフローチャートで示す。これらの手続きのうち、図5の保留処理は計数手段5を具体化した処理であり、図6の消化処理,図7の条件判別処理および図4のステップS22は変動実行手段6を具体化した処理である。
【0018】
図4に示す始動口処理では、まず始動口24(検出器1)にパチンコ球が入賞したか否かを判別する〔ステップS10〕。例えば図2,図3に示す始動口センサ46からの検出信号があれば入賞した(YES)と判別し、当該検出信号がなければ入賞していない(NO)と判別する。もし始動口24にパチンコ球が入賞すると(YES)、当該入賞ごとに対応して各種乱数を読み込んでRAM126に記憶する〔ステップS12〕。ステップS12で読み込む乱数は、カウンタ等を用いたソフトウェア乱数と、発振器等を用いたハードウェア乱数とのいずれか一方または双方を用いる。RAM126に記憶する乱数は、例えば大当たりか否かを決定する大当たり判定用乱数RAや、その大当たり判定用乱数RAに基づいて大当たりを決定した場合に表示する大当たり図柄を特定する大当たり図柄用乱数RB、図柄変動の開始から停止までの表示パターン等を特定する図柄表示用乱数RC、リーチか否かを決定するリーチ判定用乱数RDなどが該当する。
【0019】
各種乱数をRAM126に記憶すると、入賞に対応する個数の賞球を払い出すべく払出制御基板112に対して払出コマンドを送信し〔ステップS14〕、保留数の増減等を処理するために保留処理を実行する〔ステップS16〕。ここで保留処理の具体的な手続きについて、図5を参照しながら説明する。
【0020】
図5に示す保留処理では、まず現在の通常保留数がRAM126に予め記憶した第1基準数(例えば4や50等)に達したか否かを判別する〔ステップS30〕。もし通常保留数が第1基準数に達していないときは(通常保留数<第1基準数;YES)、当該通常保留数を増やすとともに計数結果を保留数表示器48に表示し〔ステップS32〕、保留処理を終了する。
その一方、ステップS30で通常保留数が第1基準数に達したと判断したときは(通常保留数≧第1基準数;NO)、特別保留数がRAM126に予め記憶した上限数(例えば10や100等)に達したか否かを判別する〔ステップS34〕。もし特別保留数が上限数に達していないときは(特別保留数<上限数;YES)、当該特別保留数を増やすとともに計数結果を保留数表示器19に表示し〔ステップS36〕、保留処理を終了する。その一方、特別保留数が上限数に達していたときは(特別保留数≧上限数;NO)、そのまま保留処理を終了する。
よって図5に示す例の保留処理では、保留した図柄変動について通常は通常保留数として計数するが、通常保留数が第1基準数を超える分については特別保留数として計数していることになる。
【0021】
上述した保留処理を終えて図4に戻ると、変動不能か否か、あるいは保留数(通常保留数および特別保留数の双方)が0か否かを判別する〔ステップS18〕。すなわち現在の遊技状態が図柄変動中であるときや大当たり遊技中であるとき等は変動不能と判別し、そのいずれの状態でもないときは変動可能と判別する。また保留数が0であれば、既に保留球にかかる図柄変動を全て終えている。
もし図柄変動が可能な時期であって保留数>0ならば(ステップS18のNO)、今後の処理に備えて保留数を減らすべく消化処理を行う〔ステップS20〕。ここで消化処理の具体的な手続きについて、図6を参照しながら説明する。
【0022】
図6に示す消化処理では、まず現在の通常保留数が第1基準数に達したか否かを判別する〔ステップS40〕。もし通常保留数が第1基準数に達したときは(通常保留数≧第1基準数;YES)、通常保留数を優先的に消化するため通常保留数を減らすとともに計数結果を保留数表示器48に表示し〔ステップS62〕、抽選確率を通常遊技の確率に設定した上で(元の確率に戻した上で)〔ステップS64〕、さらに変動パターン(一または二以上の組み合わせ)を決定してから〔ステップS66〕、消化処理を終了する。なおステップS60の判別では通常保留数が第1基準数に達しているので、当然YESとしてステップS62,S64,S66の処理を行う。またステップS66で決定する変動パターンは、ROM124等に予め記憶しておいた通常保留数用の変動パターン(複数パターン)の中から抽選等によって選択する。この場合において、通常保留数が多くなるにつれて変動期間が短くなるように変動パターンを決定すると、通常保留数をより速く少なくすることができる。
【0023】
その一方、通常保留数が第1基準数には達しないが(ステップS40のNO)、特別保留数が1以上のときは(特別保留数>0;ステップS42のYES)、遊技者による操作スイッチ41が操作されているか確認する(ステップS43)。また、特別保留数が0以下のとき(ステップS42のNO)は、ステップS60に飛び通常保留の消化処理を行う。ステップS43で遊技者による操作スイッチ41がオンされていなかった場合(ステップS43のNO)、特別保留数の図柄変動を行うか否かの条件判別を行うべく条件判別処理を実行する〔ステップS44〕。当該条件判別処理は一定の条件下で特別保留数を消化するために行う処理であって、具体的な手続きについては図7を参照しながら説明する。
【0024】
図7に示す条件判別処理では、まず現在の特別保留数が第2基準数(≦上限数;例えば5)に達したならば(第1条件;ステップS72のYES)、特別保留数の消化を可能にするべく条件フラグをオンにし〔ステップS82〕、条件判別処理を終了する。同様にして、液晶表示器22に特定の図柄(例えば図柄「776」等)が表示されたときや(第2条件;ステップS74のYES)、特定のセンサ(例えばゲートセンサ50等)がパチンコ球を検出したとき(第3条件;ステップS76のYES)、あるいは現在の通常保留数が第3基準数(≦第1基準数;例えば2)を下回ったときは(第4条件;ステップS78のYES)、いずれも条件フラグをオンにし〔ステップS82〕、条件判別処理を終了する。
【0025】
これに対して上述した第1条件から第4条件のいずれも満たさないときは、特別保留数を維持するべく条件フラグをオフにし〔ステップS80〕、条件判別処理を終了する。なお本例では一例として第1条件から第4条件を示したが、他の条件を満たすときに条件フラグをオンにしたり、二以上の条件を同時に満たすときに限って条件フラグをオンにする構成としてもよい。当該他の条件としては、例えば始動口24への入賞時に読み込む乱数(大当たり判定用乱数RA等)が所定値になったことや、一定時間(例えば1分間)内に始動口24やゲートセンサ50等に一定数(例えば5個)以上のパチンコ球が入賞や通過したことなどが該当する。また、遊技中に任意のタイミングで条件を追加したり、抹消したりしてもよい。よって、遊技状態等に応じて特別保留数の消化を最適に行える。
【0026】
条件判別処理を終えると図6に戻って、特別保留数を消化するための変更条件が成立したか否かを判別する〔ステップS46〕。具体的には、上記図7のステップS80,S82で設定した条件フラグのオン/オフによって判別する。もし変更条件が成立し(条件フラグがオン;YES)ているときは、抽選確率を変更するべく確率変更処理を実行する〔ステップS50〕。当該確率変更処理の具体的な手続きについて、図8を参照しながら説明する。
【0027】
なお、ステップS43で遊技者による操作スイッチ41がオンされていた場合(ステップS43のYES)、これは遊技者の意思により強制的に特別保留数を通常確率(低確率)で消化するものと判定し、ステップS49において抽選確立を元に(通常確立に)戻し、ステップS54の処理に移る。
図8の確率変更処理において、通常は抽選確率を高確率に変更して〔ステップS90〕、処理を終える。この変更によれば「大当たり」になり易くなるので、遊技者は賞球を得る機会が高まる。なおパチンコ機12の機種や遊技状態等に応じて、次のように抽選確率を変更(設定)する構成としてもよい。
【0028】
(a1)ステップS90で変更する抽選確率は、変更後に行われる一回の図柄変動にのみ適用する。この形態に代えて、複数回(二回以上最大回数)の図柄変動や、所定期間(例えば5分間等)内に行われる図柄変動などのように適用範囲を広めてもよい。こうすれば高確率で抽選が行われるチャンスが増えるので、遊技者は賞球を獲得する機会もさらに高まる。
(a2)抽選確率そのものを抽選等で決定する〔ステップS92〕。具体的な決定方法としては、複数種類(例えば低確率,中確率,高確率等)の中から抽選によって選択したり、確率の算術式(例えば{所定期間内の入賞個数}×{定数})を用いて求めるなどが該当する。こうすれば偶然性によって抽選確率が高くなったり低くなるので、遊技者は高確率になることを期待して遊技できる。
【0029】
(a3)現在の遊技状態が確率変動状態のときにのみ(ステップS94のYES)、中確率または高確率に変更する〔ステップS96〕。よって現在の遊技状態が通常遊技状態であれば(ステップS94のNO)、確率を変更しない。こうすれば確率変動状態であっても一時的に抽選確率が低くなることもあるので、遊技者は次回以降の抽選に期待を持って遊技するようになる。
(a4)遊技全体を通して抽選確率を物理的に調整する構成としてもよい。例えば、障害釘を甘くしたり渋くする方法や、始動口24の入賞容易な位置に配置したり入賞困難な位置に配置する方法などが該当する。この場合、障害釘の角度調整や始動口24の開度調整・開口長調整等を駆動体(モータやソレノイド等)によって制御可能に構成するとなお確率の調整が行いやすい。
【0030】
確率変更処理を終えると再び図6に戻り、ステップS50で変更した抽選確率が前回の抽選確率よりも高ければ(ステップS52のYES)、特別保留数を減らすとともに計数結果を保留数表示器19に表示し〔ステップS54〕、変動パターンを決定し〔ステップS56〕、消化処理を終了する。ここで、ステップS56で決定する変動パターンは、ROM124等に予め記憶しておいた特別保留数用の変動パターン(複数パターン)の中から抽選等によって選択する。この場合において、特別保留数が多くなるにつれて変動期間が短くなるように変動パターンを決定すると、特別保留数をより速く少なくすることができる。
【0031】
その一方、ステップS46で変更条件が成立していなければ(条件フラグがオフ;NO)、あるいはステップS50で変更した抽選確率が前回の抽選確率よりも低ければ(ステップS52のNO)、通常保留数が1以上であることを条件として(通常保留数>0;ステップS60のYES)、通常保留数を減らすとともに計数結果を保留数表示器48に表示する〔ステップS62〕。さらに抽選確率を通常遊技の確率に設定した上で(元の確率に戻した上で)〔ステップS64〕、変動パターンを決定し〔ステップS66〕、消化処理を終了する。
【0032】
こうして保留数の消化処理を終えると再び図4に戻って、液晶表示器22で図柄変動を始める〔ステップS22〕。すなわち図6のステップS56,S64で決定した変動パターンを含む表示コマンドを図柄制御基板130に送信することで、図柄変動を実現する。こうして始めた図柄変動を終えるのには所定の表示期間(例えば30秒間等)を要するので、その表示期間中はステップS24,S26の実行を待機する必要がある。なお、通常保留数が0のときは(図6のステップS60でNO)、変動パターンを決定していないので図柄変動を行うことができない。
【0033】
図柄変動を停止するタイミングまで待機した後、今回の抽選の結果が大当たりか否かを判別する〔ステップS24〕。大当たりか否かについては、図6のステップS56やステップS66で変動パターンを決定する際にステップS12で記憶した大当たり判定用乱数RAによって決定されている。もし大当たりならば(YES)、大当たり遊技を実現して賞球を得る機会を遊技者に与えるべく大当たり処理を実行する〔ステップS26〕。当該大当たり処理は、例えば大入賞口26の開閉蓋28を一定期間(一例として30秒間)だけ開放し、当該大入賞口26等に入賞したパチンコ球の数に応じて賞球を払い出す等を行う。当該大当たり処理の具体的な手続きは周知であるので、その説明および図示を省略する。一方、ステップS18で変動不能または保留数が0のとき(YES)、ステップS24でハズレのときは(NO)、そのまま始動口処理を終了する。
【0034】
なお、必要に応じて液晶表示器22に停止して表示された確定図柄(特別図柄)が大当たり図柄と一致するか否かによって大当たりか否かを判別してもよく、ステップS24の判別を行わずにステップS26の大当たり処理を実行してもよい。また大当たり処理の前後には、必要に応じて次回以降の抽選であって大当たりになるまでの間における抽選確率(期待度)を変更する確率変動処理を実行してもよい〔ステップS28〕。こうすれば、次回以降の大当たりを期待する遊技者の期待感や、抽選確率が高まる期待感を向上させることができる。
【0035】
次に、図4〜図8に示す各処理を実行して抽選確率を変更する例について、図9のタイムチャートを参照しながら説明する。当該図9では上から順番に、始動口センサ46,通常保留数,特別保留数,条件判別,液晶表示器22の表示内容,抽選確率にかかる時系列的な変化をそれぞれ示す(図面左側から右側へ移行する)。なお本例では、第1基準数を4と仮定し、図7の条件判別処理を行なった結果として条件フラグがオン(「○」で図示)の場合を示す。
【0036】
図9のタイムチャートにおいて、9個のパチンコ球が時刻t10,t12,t14,t16,t18,t22,t30,t32,t34にそれぞれ始動口24に入賞したため、各入賞を検出した始動口センサ46が信号を出力している。
このうち1個目のパチンコ球が時刻t10に始動口24に入賞したのを受けて、時刻t10から時刻t20まで液晶表示器22で図柄変動z1を行なっている{図4のステップS22}。同様に、時刻t12に入賞した2個目のパチンコ球を受けて時刻t24から時刻t26まで図柄変動z2を行い、時刻t14に入賞した3個目のパチンコ球を受けて時刻t28以降に図柄変動z3を行なっている{図4のステップS22}。
【0037】
図柄変動z1の表示中に発生した入賞(時刻t12,t14,t16,t18)については、通常保留数が次第に増えてゆく{図5のステップS32}。しかし、当該通常保留数が4になった後に発生した入賞(時刻t22)については、第1基準数に達しているので特別保留数が増えている{図5のステップS36}。このことは図柄変動z3の表示中に発生した入賞(時刻t32,t34)についても同様であり、特別保留数が増えている{図5のステップS36}。図柄変動z2の表示中には始動口24への入賞がなかったため、通常保留数および特別保留数の値は変化していない。
【0038】
そして、時刻t28から開始する図柄変動z3に備えて実行した条件判別処理によって条件フラグがオンになり{図6のステップS46でYES}、図8の確率変更処理を実行して前回よりも抽選確率が高くなったので{図6のステップS52でYES}、特別保留数が減っている{図6のステップS54}。したがって抽選確率については、図柄変動z1,z2については通常確率で行われるのに対して、図柄変動z3については高確率で行われる。そのため、図柄変動z3では「大当たり」になる可能性が高く、遊技者は賞球を獲得する機会も高まる。
なお遊技者が操作スイッチ41を操作してオンにした場合でも特別保留数は減るが{図6のステップS48,S54}、抽選確率は前回より低くなる{図6のステップS49}。この場合は特別保留数を積極的に減らして、早期に遊技を終わらせることが可能になる。
【0039】
上記実施の形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(b1)保留した図柄変動について通常保留数(第1保留数3)として計数し、当該通常保留数が第1基準数(特定数)を超える分については特別保留数(第2保留数4)として計数した{計数手段5;図5を参照}。図柄変動を終えると通常保留数の範囲内で図柄変動を順次消化し、変更条件(所要条件;図柄変動の終了を除く)が成立すると特別保留数の範囲内で図柄変動を順次消化した{変動実行手段6;図4のステップS22、図6のステップS54を参照}。そして変更条件が成立したときには、抽選確率を変更した{確率変更手段7;図6のステップS50、図8を参照}。こうして抽選確率が変われば高確率状態になる機会も従来より増えるので、当該高確率状態を従来よりも時間的に分散させることができる。よってパチンコ機12の稼働率は従来よりも向上し得る。
【0040】
(b2)変更条件が成立すると(図6のステップS46でYES)、前回の確率状態よりも確率を高めた{確率変更手段7;図8のステップS90を参照}。抽選確率が高まれば高確率状態になる機会も従来より増えるので、当該高確率状態を従来よりも時間的に分散させることができる。したがって、パチンコ機12の稼働率を従来よりも向上させることができる。
【0041】
(b3)変更条件が成立しても(図6のステップS46でYES)、変更する確率が前回の確率状態よりも低ければ図柄変動を消化しない構成とした{変動実行手段6;図6のステップS52を参照}。こうすれば抽選確率が低くなるような図柄変動を回避するので、高確率状態になる機会が従来よりも増える。よって高確率状態を従来よりも時間的に分散させることができるので、パチンコ機12の稼働率を従来よりも向上させることができる。
【0042】
(b4)遊技者の意思によって操作スイッチ41が操作されると(遊技者の意思に基づいて)、抽選確率を変更せずに、特別保留数の範囲内で図柄変動を順次消化する構成とした{図6のステップS48,S54,S56を参照}。こうすれば遊技者の意思によって遊技を続けるか止めるかを選択できるので、パチンコ機12の稼働率を従来よりもさらに向上させることができる。
【0043】
〔他の実施の形態〕
上述したパチンコ機12(遊技機)において、他の部分の構造,形状,大きさ,材質,配置および動作条件等については、上記実施の形態に限定されるものでない。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
(c1)上記実施の形態では、パチンコ機12に本発明を適用した。この形態に代えて、パチンコ機以外の他の遊技機(例えばアレンジボール機,雀球遊技機,テレビゲーム機等)であって、図柄変動の保留と消化が可能に構成したものにも同様に本発明を適用することができる。当該他の遊技機であっても、遊技者の遊技意欲を向上させ、かつ遊技場側に過度の不利益とならない範囲で上限値を超える保留数について図柄変動を行うことができる。
【0044】
(c2)上記実施の形態では、図柄変動の保留を通常保留数(第1保留数3)と特別保留数(第2保留数4)とに分けて管理した{図5等を参照}。この形態に代えて(あるいは加えて)、当該通常保留数および特別保留数を一元に管理する構成としてもよい。すなわち一の保留数で図柄変動の保留と消化を行うが、通常保留数に相当する通常範囲(例えば1〜4)と特別保留数に相当する特別範囲(例えば5〜100)とを定める必要がある。ただし、消化の際には通常保留数の特別保留数の区分はないので、単に減らすだけである。よって本例では、4以下のときは通常保留数のみとなり、5以上のときは通常保留数と特別保留数の合計になる。このように保留数の形態を代えたとしても、上記実施の形態と同様の作用および効果を得ることが可能である。
【0045】
(c3)上記実施の形態では、特別図柄の図柄変動について本発明を適用した{図4〜図8を参照}。この形態に代えて(あるいは加えて)、普通図柄の図柄変動について本発明を適用してもよい。すなわち、普通保留数について通常保留数および特別保留数と同様の処理を行う。こうすれば、普通図柄の図柄変動についても遊技者の遊技意欲を向上させ、かつ遊技場側に過度の不利益とならない範囲で上限値を超える保留数について図柄変動を行うことができるようになる。
【0046】
(c4)上記実施の形態では、遊技者の意思を明確にする手段として操作スイッチ41を用いた{図6のステップS48}。この形態に代えて(あるいは加えて)、遊技状態を用いた意思表示手段を適用してもよい。遊技状態を用いた意思表示手段としては、例えば▲1▼遊技球の発射を停止してから第1所定期間(30秒間等)経過したこと,▲2▼第1保留数が特定数(0等)になってから第2所定期間(30秒間等)経過したことなどが該当する。こうすれば遊技者の意思に反して第2保留数が通常確率で消化されることを防ぐべく遊技者が遊技を行うので、遊技機の稼働率を向上させることができる。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、遊技者の遊技意欲を向上させ、かつ遊技場側に過度の不利益とならない範囲で上限値を超える保留数について図柄変動を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を模式的に示す図である。
【図2】パチンコ機の外観を示す正面図である。
【図3】各種基板と各種装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】始動口処理の手続きを示すフローチャートである。
【図5】保留処理の手続きを示すフローチャートである。
【図6】消化処理の手続きを示すフローチャートである。
【図7】条件判別処理の手続きを示すフローチャートである。
【図8】抽選変更処理の手続きを示すフローチャートである。
【図9】抽選確率の変更例を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 検出器
2 表示装置
3 第1保留数
4 第2保留数
5 計数手段
6 変動実行手段
7 確率変更手段
B 遊技球
10 カードユニット
12 パチンコ機(遊技機)
19 保留数表示器(特別保留数,第2保留数)
22 液晶表示器(表示装置)
24 始動口(検出器)
41 操作スイッチ(操作部)
50 ゲートセンサ(検出器)
48 保留数表示器(通常保留数,第1保留数)
54 保留数表示器(普通保留数)
110 発射制御基板
112 払出制御基板
114 インタフェース基板
120 メイン制御基板(計数手段,変動実行手段,確率変更手段)
122 CPU
124 ROM(記憶媒体)
126 RAM(記憶媒体)
130 図柄制御基板
132 音声制御基板
134 ランプ制御基板
z1,z2,z3 図柄変動

Claims (2)

  1. 遊技盤に表示装置と検出器を備え、該検出器が遊技球を検出したことを契機として前記表示装置で図柄変動を開始し、当該図柄変動を開始不能な遊技期間中に前記検出器が遊技球を検出すると前記表示装置の図柄変動を保留し、実行中の当該表示装置が図柄変動を終えると前記保留していた図柄変動を消化し、前記表示装置で所定の表示態様になると遊技者に有利な遊技状態にするように構成した遊技機において、
    前記表示装置が図柄変動を開始不能な遊技期間中に検出器が遊技球を検出して、保留した前記図柄変動について第1保留数として計数し、前記第1保留数が特定数を超える分について第2保留数として計数する計数手段と、
    前記表示装置の図柄変動を終えると前記第1保留数の範囲内で前記図柄変動を順次消化し、前記図柄変動の終了を除く所要条件が成立することを条件に前記第2保留数の範囲内で前記図柄変動を順次消化する変動実行手段と、
    前記所要条件が成立することを条件に前記所定の表示態様になる確率を変更する確率変更手段と、を有
    前記確率変更手段は、前記表示装置が所定の表示態様になる確率を通常確率である低確率と、確率変動状態である中確率および高確率との複数種類の確率に設定し、前記所要条件が成立した際には、複数種類の確率の中から抽選によって抽選確率を選択して、且つ、前記変動実行手段は、前記確率変更手段により選択された抽選確率と前回の図柄変動を終えた確率とを比較し、当該選択された抽選確率が前回の確率よりも低い場合には、前記第2保留数にかかわる当該表示装置の図柄変動を消化しないように構成したことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載した遊技機において、前記所要条件は、前記表示装置の図柄変動における前記第1保留数に係わる通常保留数が、予め設定された第3基準数を下回ったことである遊技機。
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