JP4200062B2 - 畳表折曲装置 - Google Patents

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本発明は、合成樹脂製の畳表を畳床の側縁に沿って審美性よく折り曲げる畳表折曲装置に関する。
畳表を畳床の側縁に沿って審美性よく折り曲げるには、畳床の側縁に沿った筋を畳床に付けるとよい。特許文献1の畳表折曲装置は、縁無畳の畳表の折曲位置を畳床の全長にわたって一度で決めるため、畳表面に垂直な板バネ状位置決板とこの位置決め板の昇降装置とを備え、縁無畳の畳表の折曲を畳床の全長にわたって一様にするため、折曲板とこの折曲板の昇降装置とを備えている。また、畳表の折曲後における畳床端の畳表の膨らみを補正する畳表横押し装置や、前記畳表の横押しに際して畳全体を移動させない床ストッパや、畳表の膨らみ自体の発生を抑制する昇降可能な床押えについても提案している。
特許文献2の畳表折曲装置は、縁無畳製造過程において畳の長辺に沿って畳表を畳表の織り目に直角に折り曲げるため、畳を載置して上下に昇降可能なテーブルと、このテーブルに載置された畳の移動を防ぐ畳押さえ手段と、畳表の折り曲げ位置を決めるための昇降可能な位置決め手段と、このテーブルが下降する際に畳表のはみ出し部の畳の上角を畳の側縁に沿って折り曲げる折り曲げ手段とを有する構成である。
特許文献3の畳表折曲装置は、縁無畳製造過程において畳の長辺に沿って畳表を畳表の織り目に直角に折り曲げるため、畳を載置して上下に昇降可能なテーブルと、このテーブルに載置された畳の移動を防ぐ畳押さえ手段と、畳の幅中央において畳床の裏面側が凸になるように曲げる床曲げ機と、畳表の折り曲げ位置を決めるための昇降可能な位置決め手段と、このテーブルが下降する際に畳表のはみ出し部の畳の上角を畳の側縁に沿って折り曲げる折り曲げ手段と、畳表を畳床の長辺の下角に沿って折り曲げる手段を有する構成である。
特開2001-227143号公報(2〜3頁、図2〜9) 特開2001-317190号公報(2〜4頁、図2〜7) 特開2002-070295号公報(2〜4頁、図2〜9)
縁布を有する通常の畳(以下、通常畳と呼ぶ)はもちろんであるが、特に縁布のない縁無畳は、審美性を高めるため、畳床の側縁に沿って畳表を奇麗に折り曲げることが重要となる。従前のい草製の畳表は、筋付板等を押し付けるだけで奇麗な折り曲げを助ける筋をしっかりと付けることができるが、近年利用され始めた合成樹脂製の畳表は。単に筋付板を押し付けるだけでは十分な筋付けを実現することが難しい。これは、合成樹脂が備える弾性、とりわけ自己復元性によるもので、畳表として奇麗な折り曲げを実現するには、筋付けに際して前記弾性又は自己復元性を抑制又は防止する必要がある。そこで、審美性に優れた通常畳、特に縁無畳を効率よく生産するため、合成樹脂製の畳表を奇麗に折り曲げることのできる畳表折曲装置を開発するため、検討した。
検討の結果、合成樹脂製の畳表を畳床の側縁に沿って折り曲げる畳表折曲装置において、畳床の側縁に沿って畳表に焼き筋を形成する筋付手段を設けた畳表折曲装置を開発した。畳表折曲装置全体は、畳表を下にして畳床を載せるテーブルと、テーブルに載せた畳床をこのテーブルに押さえ付ける畳床固定手段と、畳床の側縁から突出する畳表に前記畳床の側縁に沿った焼き筋を付ける筋付手段と、畳床の側縁から突出する畳表をこの畳床に向けて折り曲げる折曲手段とからなる構成である。この場合、具体的な筋付手段は、畳表に上方から下縁を押しつける筋付板と、前記筋付板を畳表に対して昇降させる筋付板昇降手段と、少なくとも筋付板の下縁を所定温度に加熱する加熱手段とからなる構成となる。
本発明の畳表折曲装置は、畳表を下にして畳床をテーブル上に位置固定しながら、畳床の側縁から突出する畳表を下から上へと折り返し、畳床の裏面に対して前記畳表を折り曲げる。本発明では、筋付手段の筋付板に加熱手段を設け、合成樹脂製の畳表をわずかに溶かして断面凹溝の焼き筋を形成し、この焼き筋を内側として畳表を審美性よく折り曲げることを可能にする。筋付板は、畳床の側縁に沿って延びる長尺な板状体で、少なくとも下縁を、好ましくは全体を金属材料で構成する。前記金属材料は、伝熱性に優れた金属であれば特に制限はないが、加工の容易性の観点から、砲金製、真鍮製、アルミ製又は銅製が好ましい。ここで、筋付板により畳表を焼き切らないように、前記断面凹溝の焼き筋の深さは、テーブルに当接するストッパを筋付板に付設し、畳表の厚みの1/2程度に制限するとよい。また、焼き筋の幅は1mm前後とする。
具体的な加熱手段は、筋付板の延在方向に貫設した電熱線用孔に収納した電熱線からなり、この電熱線からの熱伝導により下縁を所定温度に加熱する構成を例示できる。電熱線は、筋付板内部から加熱するので、電熱線の熱エネルギーを無駄なく筋付板に伝えることができる。下縁のみを金属材料とした場合、電熱線と下縁とを熱伝導体で結ぶとよい。筋付板全体が金属材料であれば、電熱線の熱は筋付板自体を熱伝導体として伝達される。ここで、筋付板の加熱は、筋付板の延在方向に均一であることが望ましいが、電熱線は始端及び終端より中央付近の温度が相対的に高くなりやすい。そこで、筋付板の延在方向に貫設した電熱線用孔に、この筋付板中央付近のピッチが広く、同筋付板両端付近のピッチが狭い螺旋状の電熱線を加熱手段として収納し、この電熱線からの熱伝導により下縁を所定温度に加熱するとよい。前記螺旋状の電熱線は、ピッチ間隔の広狭の差に従って、筋付板両端付近の加熱温度を相対的に高く、逆に筋付板中央付近の加熱温度を相対的に低くできる。
また、近年の普及し始めている薄畳では、厚みが薄いため、畳床表面及び側縁と側縁及び畳床裏面との各境界それぞれに平行な2条の焼き筋を付けることが望ましい。こうした平行な2条の焼き筋を付ける筋付手段は、この筋付板と平行で、かつこの筋付板の下縁と同時に畳表に接する副筋付板を筋付板へ着脱自在に取り付けて構成する。この構成では、筋付板の加熱手段からの熱伝導により筋付板及び副筋付板を所定温度に加熱する。これにより、通常は筋付板のみで1条の焼き筋を付け、必要に応じて副筋付板を取り付ければ2条の平行な焼き筋を付けることができる。
本発明により、合成樹脂製の畳表を奇麗に折り曲げるための焼き筋を容易に付けることができるようになるため、側縁における審美性に優れた通常畳又は縁無畳を効率よく生産できるようになる。また、本発明に基づく畳表折曲装置は、重量物である金属製の筋付板を畳表に押し付けることから、加熱手段を使用しなければ、い草製の畳表に従来同様の筋を付けることもできる。更に、筋付板に副筋付板を取り付ければ、薄畳に適した平行な2状の焼き筋を合成樹脂製の畳表に容易に形成できる。このように、本発明に基づく畳表折曲装置は、従来のい草製の畳表、合成樹脂製の畳表について、それぞれ1条又は2条の焼き筋を付けることができ、およそあらゆる畳の審美性を高める効果を有する。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。図1は本発明に基づく畳表折曲装置の正面図、図2は同畳表折曲装置の側面図、図3は筋付板13を表した斜視図、図4は畳表3に1条の焼き筋27を付ける筋付板13を表した部分拡大側面図、図5は1条の焼き筋27に従って畳表3を折り曲げた状態を表した通常畳の部分拡大側面図、図6は畳表3に平行な2条の焼き筋27,27を付ける筋付板13及び副筋付板28を表した部分拡大側面図であり、図7は平行な2条の焼き筋27,27に従って畳表3を折り曲げた状態を表した薄畳の部分拡大側面図である。本例に示す各畳表3は、いずれも合成樹脂製である。
まず、本例の畳表折曲装置の全体構成について説明する。本例の畳表折曲装置は、図1及び図2に見られるように、フレーム4に対し、テーブル1、畳床固定手段、畳表引張手段、筋付手段、隅折込手段、上縁折曲手段及び下縁折曲手段を備えた構成である。テーブル1は、畳表3を下にして畳床2を載せる作業基準であり、本発明では位置固定されている(上下動しない)。畳表3を下にして畳床2をテーブル1に載せることから、各図示の上下方向と畳床2の上下とは逆になる。すなわち、畳床2は、テーブル1に対して側縁上縁5を接地させ、各図中側縁下縁6が上に位置している。
畳床固定手段は、テーブル1に載せた畳床2をこのテーブル1に押さえ付ける押え板7を押えシリンダ8で昇降させる構成で、下縁折曲手段を設けている。畳表引張手段は、本発明の構成に必須ではないが、審美性に優れた畳表3の折曲には設けることが好ましい。この畳表引張手段は、畳床2の四辺中最初の辺のタッカ止めに際しては用いず、残る三辺の畳表を折り曲げる際に用いる。具体的には、揺動自在なクランク状の支持フレーム9,9間に架設した開閉自在な上下の挟持板10,10からなる。支持フレーム9は、揺動シリンダ11によりテーブル1端から突出する畳表3に向けて挟持板10,10を接近離反させる。挟持板10,10は支持フレーム9に取り付けた開閉シリンダ12により開閉する。
筋付手段は、審美性よく畳表3を折り曲げるため、畳床2の側縁から突出する畳表3に前記畳床2の側縁上縁5に沿って焼き筋27(図4参照)を付ける筋付板13を、筋付板昇降手段である筋付板昇降シリンダ14により昇降させ、筋付板平行移動手段である筋付板平行シリンダ15により畳表3に下縁26を押さえつけた状態で平行移動させる構成である。筋付板昇降シリンダ14はフレーム4に固着して垂下し、下端に筋付板平行シリンダ15を取り付けており、この筋付板平行シリンダ15で筋付板13を支持している。
本例の筋付板13は、図3及び図4に見られるように、伝熱性に優れた砲金からなる断面楔状の剛性板から構成しており、延在方向に貫設した電熱線用孔31に螺旋状の電熱線23(カートリッジヒータ)を内蔵している。本例では、電熱線23による筋付板23の加熱温度を調整するため、前記電熱線用孔31と平行に貫設したセンサ用孔3に温度センサ24を収納している。電熱線23及び温度センサ24はそれぞれ温度コントローラ(図示略)に接続しており、温度センサ24が検知した筋付板13の計測温度が加熱温度を超えれば温度コントローラが電熱線23の通電を停止し、前記計測温度が加熱温度を下回れば温度コントローラが電熱線23の通電を再開する。
こうして所定温度に加熱された筋付板13は、下縁26を畳表3に押し当て、この畳表3に対して平行で、畳床2の側縁に沿った方向に左右動させ、畳表3に焼き筋27を形成する。このとき、畳表3を焼き切らないように、筋付板13左右には突出量が調節自在なストッパ25,25を配設しており、筋付板13を下降させた際、前記ストッパ25下端がテーブル1に当接することで、筋付板13の下縁26がテーブル1から少し離れるようにしている。本例では、畳表の厚みをt0としたとき、下縁26のテーブル1に対する離隔量t1は、t1≒1/2×t0としている。
本例では、筋付手段の作動に合わせ、折り曲げる畳表3の隅部を左右外側から内側に折り込む一対の隅折込手段を有している。本例の隅折込手段は、畳表3に左右外側から押しつけて畳表の隅部を内側に折り込む一対の折込板16,16と、前記各折込板16を畳表3に対して平行に畳床2の側縁に沿った方向に個々独立に左右動させる折込板平行移動手段である折込板平行シリンダ17,17とからなる。折込平行シリンダ17は、フレーム4に固着している。本例の各折込板16は、上記筋付板の左右動の範囲を規制する一対の規制手段も兼ねており、折込手段とは別に規制手段を設ける場合は筋付板に各折込板を付設してもよい。筋付板13は、両端を折込板16,16に当接する範囲で左右動する。
上縁折曲手段は、畳表3の突出するテーブル1の側縁下方からせり上がり、畳床2の側縁から突出する畳表3をこの畳床2の側縁上縁5に向けて折り曲げる上縁折曲板18を、フレーム4に軸着した上縁折曲板押上シリンダ19で支持した構成である。この上縁折曲手段は、通常畳又は薄畳の別なく使用する。下縁折曲手段は、前記上縁折曲板18により畳床2の側縁上縁5に向けて折り曲げた畳表3をこの畳床2の側縁下縁6に向けて折り曲げる下縁折曲板20を、上述の押え板7両端に支持した下縁折曲板平行シリンダ21,21間へ架設した構成である。押え板7の昇降に際しては下縁折曲板20が邪魔となるため、各下縁折曲板平行シリンダ21はそれぞれ回動シリンダ22に支持され、通常は下縁折曲板20を跳ね上げている。この下縁折曲手段は、畳表3を畳床裏面にまで折り返す場合、特に薄畳の製造に際して利用する。
次に、本例の畳表折曲装置による畳表3の筋付手順について説明する。まず、図1及び図2に見られるように、テーブル1に畳表3を下にして畳床2を載せる。このとき、筋付板13等を有するテーブル1端に畳床2の側縁を揃えることが望ましく、できる限りテーブル1端と畳床2の側縁とを揃えるため、畳表3を折り曲げる畳床2の側縁以外の側縁を添わせる突起又はラインからなる畳床ガイドをテーブル1上に設けておくとよい(図示略)。
こうしてテーブル1端に側縁を揃えてテーブル1に載せた畳床2は、押えシリンダ8を伸長して押え板7を降ろし、畳床2をテーブル1に対して押し付けて位置固定する。同時に、折込板平行シリンダ17,17を伸長し、折込板16,16を畳床2に当接するまで移動させ、畳表3の隅部を左右から内側に折り込む。これにより、一対の折込板16,16の間隔は、必然的に畳床2の側縁の長さに一致し、各折込板16,16の範囲で前後動する筋付板13は、畳表3の範囲だけで左右動し、畳表3の範囲の筋付を実行する。
ここで、畳表3の筋付に先行し、揺動シリンダ11の伸長により挟持板10,10を引き起こし、開閉シリンダ12を伸長することでテーブル1端から突出する畳表3を前記挟持板10,10で挟持した後、前記揺動シリンダ11を少し縮退させて、畳表3を引っ張る。これにより、畳床2の表面(各図中テーブル1に接面している面)に対して畳表3が緊張した状態となり、続く畳表3の筋付、折曲を奇麗に実行することができる。
そして、開閉シリンダ12を縮退させて挟持板10,10から畳表3を解放し、次いで揺動シリンダ11を縮退させて挟持板10,10を待避させてから、筋付板昇降シリンダ14を伸長させて筋付板13を畳表3まで降ろす。それから、筋付板平行シリンダ15の伸長及び縮退によって筋付板13を畳表3に対して平行に畳床2の側縁に沿った方向に左右動させて、焼き筋27の形成、すなわち筋付をする。電熱線23による筋付板13の加熱には時間を要するので、予め電熱線23に通電し、筋付板13を十分に加熱させておくとよい。加熱温度は目安を200℃とし、合成樹脂製の畳表の素材の種類や厚みに応じて、150〜250℃、好ましくは175〜225℃の範囲で設定する。前記加熱温度は、温度センサ24により所定温度に保たれる。こうして加熱した筋付板13は、数回程度左右動することにより、一定の深さで均一な焼き筋27の形成ができる。
ここで、薄畳の場合、畳表3は畳床裏面にまで折り返すことになるため、図6に見られるように、筋付板13に副筋付板28を付設して、平行な2条の焼き筋27,27を形成する。副筋付板28の加熱は、筋付板13からの電熱に頼るため、筋付板13に副筋付板28を十分に密着させることが望ましい。このため、副筋付板28は、筋付板13に対してボルト締め等によりしっかり固着する。
筋付完了後、筋付板昇降シリンダ14を縮退させて筋付板13を引き上げると共に、各折込板平行シリンダ17,17を縮退させ、折込板16,16を待避させる。そして、上縁折曲板押上シリンダ19を伸長し、畳表3の突出するテーブル1の側縁下方から上縁折曲板18をせり上げて、畳床2の側縁から突出する畳表3をこの畳床2の側縁上縁5に向けて折り曲げる。こうして、通常畳の場合、図5に見られるように、1条の焼き筋27に従って奇麗な折り目をつけ、畳表3を畳床2の側縁に接面させた状態で折り曲げることができる。
また、薄畳の場合、前記上縁折曲板18で畳表3を畳床2の側縁上縁5に折り曲げて押し付けた状態を維持しながら、回動シリンダ22により下縁折曲板平行シリンダ21及び下縁折曲板20を一体に降ろし、前記下縁折曲板平行シリンダ21を縮退させることで、下縁折曲板20により畳表3を畳床2の側縁下縁6に向けて折り曲げる。こうして、薄畳の場合、図7に見られるように、平行な2条の焼き筋27,27に従って奇麗な折り目をつけ、畳表3を畳床29の側縁及び裏面に接面させた状態で折り曲げることができる。
仕上げとして、折り曲げた畳表3を畳床2の側縁(通常畳の場合)又は畳床29の裏面(薄畳の場合)にタッカ止めする。このタッカ止めも自動化することは可能であるが、装置の製造コストと作業の柔軟性との関係から、本例では作業者が自らタッカを持ってタッカ止めさせるようにしている。タッカ止めを終えた後は、上縁折曲板18、下縁折曲板20、そして押え板7を待避させれば、畳表3の折曲を終えた畳床2又は畳床29を解放できる。
本発明に基づく畳表折曲装置の正面図である。 同畳表折曲装置の側面図である。 筋付板を表した斜視図である。 畳表に1条の焼き筋を付ける筋付板を表した部分拡大側面図である。 1条の焼き筋に従って畳表を折り曲げた状態を表した通常畳の部分拡大側面図である。 畳表に平行な2条の筋を付ける筋付板及び副筋付板を表した部分拡大側面図である。 平行な2条の焼き筋に従って畳表を折り曲げた状態を表した薄畳の部分拡大側面図である。
符号の説明
1 テーブル
2 通常の畳の畳床
3 畳表
4 フレーム
7 押え板
8 押えシリンダ
9 支持フレーム
13 筋付板
14 筋付板昇降シリンダ
15 筋付板平行シリンダ
16 折込板
17 折込板平行シリンダ
18 上縁折曲板
19 上縁折曲板押上シリンダ
20 下縁折曲板
21 下縁折曲板平行シリンダ
22 回動シリンダ
23 電熱線
24 温度センサ
25 ストッパ
26 筋付板の下縁
27 焼き筋
28 副筋付板
29 薄畳の畳床
30 副筋付板の下縁
31 電熱線用孔
32 センサ用孔

Claims (1)

  1. 合成樹脂製の畳表を畳床の側縁に沿って畳表に焼き筋を形成する筋付手段を、畳表に上方から下縁を押しつける筋付板と、前記筋付板を畳表に対して昇降させる筋付板昇降手段と、少なくとも筋付板の下縁を所定温度に加熱する加熱手段とから構成してなる畳表折曲装置において、筋付手段は、筋付板と平行で、かつ筋付板の下縁と同時に畳表に接する副筋付板を筋付板へ着脱自在に取り付け、筋付板の加熱手段からの熱伝導により筋付板及び副筋付板を所定温度に加熱してなることを特徴とする畳表折曲装置。
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