JP4199278B2 - パケット中継システムおよびパケット中継装置 - Google Patents

パケット中継システムおよびパケット中継装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4199278B2
JP4199278B2 JP2006517882A JP2006517882A JP4199278B2 JP 4199278 B2 JP4199278 B2 JP 4199278B2 JP 2006517882 A JP2006517882 A JP 2006517882A JP 2006517882 A JP2006517882 A JP 2006517882A JP 4199278 B2 JP4199278 B2 JP 4199278B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
relay device
relay
communication
bridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006517882A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2006092844A1 (ja
Inventor
湯本勝之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hewlett Packard Development Co LP
Original Assignee
Hewlett Packard Development Co LP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hewlett Packard Development Co LP filed Critical Hewlett Packard Development Co LP
Publication of JPWO2006092844A1 publication Critical patent/JPWO2006092844A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4199278B2 publication Critical patent/JP4199278B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/46Interconnection of networks
    • H04L12/4604LAN interconnection over a backbone network, e.g. Internet, Frame Relay
    • H04L12/462LAN interconnection over a bridge based backbone
    • H04L12/4625Single bridge functionality, e.g. connection of two networks over a single bridge
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/48Routing tree calculation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

本発明は、OSI(Open Systems Interconnection)第2層におけるMACブリッジを利用するパケット中継システムおよびパケット中継装置に関し、特に、スパニングツリープロトコルを用いるパケット中継システムおよびパケット中継装置に関する。
例えば、特許文献1は、標準や勧告等に準拠した既存の装置と相互接続性を確保してパケットを転送する方法を開示する。
例えば、特許文献2は、第1のネットワークに接続された機器と第2のネットワークに接続された機器との間のデータの授受を中継する方法を開示する。
しかしながら、これらの文献のいずれにおいても、既存のネットワーク環境に影響を与えずに、機器の冗長構成を実現することは考慮されていない。
特開2004−128805 特開2004−274477 ANSI/IEEE 802.1D,1993 Edition,MAC Bridges Section 4.The Spanning Tree Algorithm and Protocol
本発明は、上述した背景からなされたものであり、既存のネットワーク環境に影響を与えずに、冗長構成を採って、スパニングツリーを利用することができるパケット中継システムおよびパケット中継装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかる信号中継システムは、複数の通信ノードを有し、前記複数の通信ノードは、複数の中継装置を含み、任意の前記通信ノードの間には、1つ以上の前記通信ノードを経由して信号を中継する複数の通信経路が存在しうる信号中継システムであって、前記中継装置それぞれは、他の前記通信ノードから第1の信号を受けて、この第1の信号を含み、前記他の通信ノードによる通信経路の選択に用いられない第2の信号を生成し、他の通信ノードに対して送信する送信手段と、他の前記通信ノードから前記第2の信号を受けて、この第2の信号に含まれる前記第1の信号に従って、前記複数の通信経路のうち1つの通信経路を選択する選択手段とを有する。
また、本発明にかかる中継装置は、複数の通信ノードが接続されて、任意の前記通信ノードの間には、1つ以上の前記通信ノードを経由して信号を中継する複数の通信経路が存在しうるネットワークに接続される中継装置であって、他の前記通信ノードから第1の信号を受けて、この第1の信号を含み、前記他の通信ノードによる通信経路の選択に用いられない第2の信号を生成し、他の通信ノードに対して送信する送信手段と、他の前記通信ノードから前記第2の信号を受けて、この第2の信号に含まれる前記第1の信号に従って、前記複数の通信経路のうち1つの通信経路を選択する選択手段とを有する。
好適には、前記信号は、パケットであり、前記送信手段は、前記第1の信号をラップして、この第1の信号をデータの一部として含むパケットを生成し、他の通信ノードに対して送信する。
好適には、前記第1の信号は、スパニングツリープロトコルに従って、前記通信ノードの間で送受信されるハローパケットである。
好適には、前記選択手段は、任意の前記通信ノードにより送受信される信号が、1つの通信ノードを2回以上経由しないで中継されうる通信経路を選択する。
好適には、信号の入力および出力を行う2つ以上の入出力手段をさらに有し、前記選択手段は、スパニングツリープロトコルに従って、前記入出力手段それぞれに対して、信号の入力および出力を許可するか否かを決定し、2つ以上の前記入出力手段が信号の入力および出力を許可された場合に、信号が中継されうる。
好適には、前記入出力手段は、2つ以上のグループのうちいずれかのグループに含まれ、2つ以上のグループが、信号の入力および出力を許可された前記入出力手段を含む場合に、信号が中継されうる。
好適には、所定の優先順を示す優先度を記憶する優先度記憶手段をさらに有し、前記送信手段は、前記記憶されている優先度をさらに含む第2の信号を生成し、他の通信ノードに対して送信し、前記選択手段は、他の前記通信ノードから受けた前記第2の信号に含まれる優先度と、前記記憶されている優先度とに応じて、前記複数の通信経路のうち1つの通信経路を選択する。
好適には、前記選択手段は、他の前記通信ノードから受けた前記第2の信号に含まれる優先度が、前記記憶されている優先度より高い場合には、前記第2の信号を廃棄する。
好適には、前記選択手段は、他の前記通信ノードから受けた前記第2の信号に含まれる優先度が、前記記憶されている優先度より低い場合には、前記第2の信号を通過させる。
好適には、前記選択手段は、他の前記通信ノードから受けた前記第2の信号に含まれる優先度と、前記記憶されている優先度とが同一である場合には、前記複数の通信経路のうち1つの通信経路を選択する。
また、本発明にかかる中継方法は、複数の通信ノードが接続されて、任意の前記通信ノードの間には、1つ以上の前記通信ノードを経由して信号を中継する複数の通信経路が存在しうるネットワークに接続される中継装置において、他の前記通信ノードから第1の信号を受けて、この第1の信号を含み、前記他の通信ノードによる通信経路の選択に用いられない第2の信号を生成し、他の通信ノードに対して送信し、他の前記通信ノードから前記第2の信号を受けて、この第2の信号に含まれる前記第1の信号に従って、前記複数の通信経路のうち1つの通信経路を選択する。
また、本発明にかかるプログラ厶は、複数の通信ノードが接続されて、任意の前記通信ノードの間には、1つ以上の前記通信ノードを経由して信号を中継する複数の通信経路が存在しうるネットワークに接続され、コンピュータを含む中継装置において、他の前記通信ノードから第1の信号を受けて、この第1の信号を含み、前記他の通信ノードによる通信経路の選択に用いられない第2の信号を生成し、他の通信ノードに対して送信する送信ステップと、他の前記通信ノードから前記第2の信号を受けて、この第2の信号に含まれる前記第1の信号に従って、前記複数の通信経路のうち1つの通信経路を選択する選択ステップとを前記コンピュータに実行させる。
本発明によれば、既存のネットワーク環境に影響を与えずに、冗長構成を採って、スパニングツリーを利用することができる。
[図1]所定のパケット加工機能を有するネットワークフィルタ型ブリッジの冗長構成を例示する図であり、図1(a)は、直列型冗長構成を示し、図1(b)は、並列型冗長構成を示す。
[図2]冗長化された2つのNWフィルタ型ブリッジと、スパニングツリー機能を有する3つのブリッジとにより構成されたネットワークを示す図である。
[図3]本発明の第1の実施形態にかかるパケット中継システム1の構成を示す図である。
[図4]図3に示した各ノードにおいて用いられるコンピュータのハードウェア構成を例示する図である。
[図5]図3に示したNWフィルタ型ブリッジ2上で実行される局所スパニングツリープログラム200の構成を示す図である。
[図6]局所スパニングツリープログラム200によりラップされたパケットのデータ構造を示す図である。
[図7]局所スパニングツリープログラム200によって実行される受信処理(S10)を示すフローチャートである。
[図8]局所スパニングツリープログラム200によって実行される送信処理(S20)を示すフローチャートである。
[図9]パケット中継システム1における局所スパニングツリーの動作(S30)を示す図である。
[図10]本発明の第2の実施形態にかかるパケット中継システム3の構成を示す図である。
[図11]NWフィルタ型ブリッジ4の通信IF40を示す図である。
[図12]NWフィルタ型ブリッジ4が、活性化状態となるか非活性化状態となるかを決定する活性化処理を示すフローチャート(S40)である。
[図13]パケット中継システム3における局所スパニングツリーの動作(S50)を示す図である。
[図14]本発明の第3の実施形態にかかるパケット中継システム5の構成を示す図である。
[図15]図14に示したNWフィルタ型ブリッジ6上で実行される局所スパニングツリープログラム600の構成を示す図である。
[図16]局所スパニングツリープログラム600によりラップされたパケットのデータ構造を示す図である。
[図17]局所スパニングツリープログラム600による優先度判断処理(S60)を示すフローチャートである。
[図18]パケット中継システム5における局所スパニングツリーの動作(S70)を示す図である。
[本発明の背景]
本発明の理解を容易にするために、まず、本発明がなされるに至った背景を説明する。
図1は、所定のパケット加工機能を有するネットワーク(NW)フィルタ型ブリッジの冗長構成を例示する図であり、図1(a)は、直列型冗長構成を示し、図1(b)は、並列型冗長構成を示す。
図1(a)および図1(b)に示すように、NWフィルタ型ブリッジは、サーバまたは端末装置から送信されたパケットを受け付け、パケットに含まれるデータの一部を修正するなどの加工をして、加工されたパケットを出力する。
直列型冗長構成においては、2つのNWフィルタ型ブリッジは、直列に接続され、ブリッジを介して、端末装置またはサーバに対して接続される。
また、NWフィルタ型ブリッジは、複数のインターフェイスを有し、このインターフェイスを介して、ブリッジなどに接続される。
ハードウェア障害、ソフトウェア障害などの障害が、いずれかのNWフィルタ型ブリッジにおいて発生すると、障害が発生したNWフィルタ型ブリッジは、2つのインターフェイスを短絡する。
2つのインターフェイスが短絡されると、障害が発生していない他方のNWフィルタ型ブリッジが、所定のパケット加工処理を行う。
このように、NWフィルタ型ブリッジが直列冗長構成を採ることにより、いずれか一方のNWフィルタ型ブリッジにおいて障害が発生した場合でも、パケット加工処理は継続されるので、サーバは、端末装置に対して、サービスを提供し続けることができる。
しかしながら、2つのNWフィルタ型ブリッジの間の配線、または、NWフィルタ型ブリッジとブリッジとの間の配線に障害が発生すると、接続は物理的に切断されるので、サーバは、サービスを提供し続けることはできない。
並列型冗長構成においては、2つのNWフィルタ型ブリッジそれぞれが、ブリッジを介して、端末装置およびサーバに対して接続される。
2つのNWフィルタ型ブリッジの間には、所定の配線が設けられ、2つのNWフィルタ型ブリッジは、この配線を用いて、相互に監視して生存確認を行う。
2つのNWフィルタ型ブリッジが、生存確認を行うことにより、いずれか一方のNWフィルタ型ブリッジが活性化され、他方のNWフィルタ型ブリッジが非活性化されるので、双方のNWフィルタ型ブリッジが活性化されることが防がれる。
パケット加工処理は、活性化されているNWフィルタ型ブリッジによりなされる。
障害が活性化されているNWフィルタ型ブリッジにおいて発生すると、他方のNWフィルタ型ブリッジが活性化され、このNWフィルタ型ブリッジがパケット加工処理を継続する。
しかしながら、相互監視用の接続に障害が発生し、NWフィルタ型ブリッジが互いに監視できなくなると、双方のNWフィルタ型ブリッジが活性化されてしまい、サーバによるサービスの提供が継続されなくなってしまう場合がある。
図2は、冗長化された2つのNWフィルタ型ブリッジと、スパニングツリー機能を有する3つのブリッジとにより構成されたネットワークを示す図である。
図2に示すように、NWフィルタ型ブリッジは、相互監視を行うことなく冗長化されうる。
サーバ12および端末装置10−1、10−2は、いずれかのブリッジを介してネットワークに接続される。
サーバ12は、NWフィルタ型ブリッジを介することなく、端末装置10−1に対してサービスを提供する一方、端末装置10−2に対しては、NWフィルタ型ブリッジを介してパケット加工処理を行った上で、サービスを提供する。
ネットワークは、ループ上に形成されているので、3つのブリッジは、スパニングツリー機能を用いてパケットが通過する経路を決定し、ネットワークループを回避する。
ここで、スパニングツリープロトコルを以下に示す。
1.BPDU(Bridge Protocol Data Unit)が、ブリッジにより交換され、1つのルートブリッジが選択される。
2.ルートポート(RP;Rootポート;ブリッジから、ルートブリッジへの最短経路となるインターフェイス)が選択される。
3.指定ポート(DP;Designatedポート)、ブロックポート(BP;Blockedポート)が選択される。
パケットは、RPおよびDPにおいて送受信され、BPにおいては送受信されない。
BPは、所定のアルゴリズムで選択される。
図2に示されるネットワークにおいて、点AがBPとして選択されると、サーバ12と端末装置10−1との間で送受信されるパケットは、経路1を通って中継される。
一方、点BがBPとして選択されると、パケットは、経路2を通って中継される。
この場合、パケットが、NWフィルタ型ブリッジにより、加工されてしまうと、サーバ12は、端末装置10−1に対して、サービスを適切に提供しえないことがある。
[第1実施形態]
図3は、本発明にかかる第1のパケット中継システム1の構成を示す図である。
図3に示すように、パケット中継システム1は、NWフィルタ型ブリッジ(パケット中継装置)2−1,2−2、端末装置10−1,10−2、サーバ12およびブリッジ14−1〜14−3を有する。
NWフィルタ型ブリッジ2−1,2−2とブリッジ14−1〜14−3とにより、ループ上のネットワークが形成され、端末装置10−1、サーバ12および端末装置10−2はそれぞれ、ブリッジ14−1〜14−3を介して、ループ上のネットワークに接続される。
なお、以下、これらのサーバなどを総称して、ノードとも記す。
また、NWフィルタ型ブリッジ2−1、2−2など、複数ある構成部分のいずれかを特定せずに示すときには、単にNWフィルタ型ブリッジ2などと略記することがある。
NWフィルタ型ブリッジ2−1,2−2は、冗長構成を採っており、いずれか一方のNWフィルタ型ブリッジが、活性化されて、パケット加工処理およびパケット中継処理を行う。
NWフィルタ型ブリッジ2およびブリッジ14は、スパニングツリー機能を有し、スパニングツリープロトコルに従って、所定の処理を行う。
[ハードウェア]
以下、各ノードのハードウェアを説明する。
図4は、図3に示した各ノードにおいて用いられるコンピュータのハードウェア構成を例示する図である。
図4に示すように、各ノードのコンピュータは、CPU104およびメモリ106などを含む装置本体108、キーボードおよびディスプレイなどを含む表示・入力装置110、他のノードと通信するための通信インターフェイス(IF)112、および、記録媒体116に対してデータを記録・再生したりする記憶装置114を含む。
つまり、各ノードのコンピュータは、プログラムの実行による情報処理、および、ネットワークを介して他のノードとの間の通信が可能なコンピュータとしての構成部分を有している。
[ソフトウェア]
以下、NWフィルタ型ブリッジ2において実行されるプログラムおよびこのプログラ厶により用いられるデータ構造を説明する。
[局所スパニングツリープログラム200]
図5は、図3に示したNWフィルタ型ブリッジ2上で実行される局所スパニングツリープログラム200の構成を示す図である。
図5に示すように、局所スパニングツリープログラム200は、ユーザインターフェイス(UI)部202、通信処理部204、制御部206、ラップ部208および取出し部210を有する。
局所スパニングツリープログラム200は、これらの構成部分により、ブリッジ14−1〜14−3とは独立して、局所的にスパニングツリーを形成する。
局所スパニングツリープログラム200は、例えば、記録媒体116(図4)などを介してNWフィルタ型ブリッジ2に供給され、メモリ106にロードされて、OS上で実行される。
なお、以下の各プログラムについても、同様に各ノードに供給されて実行される。
局所スパニングツリープログラム200において、UI部202は、表示・入力装置110(図4)に対するユーザの操作などに応じて、局所スパニングツリープログラム200の各構成部分の動作を制御する。
また、UI部202は、局所スパニングツリープログラム200の各構成部分により作成されたデータおよび各構成部分の処理内容などを、表示・入力装置110に表示し、あるいは、記憶装置114に記憶する。
通信処理部204は、各ノードとの間の通信に必要とされる通信処理を行う。
より具体的には、通信処理部204は、国際標準化機構(ISO;International Organization for Standardization)により制定されたOSI参照モデルに従って、OSI第2層(データリンク層)における通信処理を行う。
制御部206は、スパニングツリーアルゴリズム(プロトコル)に従って、ルートブリッジの選択し、通信IF112(図4)のインターフェイスそれぞれに対して、RP、DPあるいはBPを設定する。
制御部206は、これらを設定することにより、通常時にパケットを中継する経路(第1の経路)、および、第1の経路に障害が発生した場合にパケットを中継する経路(第2の経路)を設定する。
より具体的には、制御部206は、入力されたパケットが、スパニングツリープロトコルのハローパケット(動作を開始する前に送信側から受信側に送られるパケット)であるBPDUである場合には、このBPDUを廃棄する。
制御部206は、BPDUを送信する場合には、所定のフォーマットのBPDUを生成し、後述するラップ部208を制御して、BPDUをラップして別のパケット(局所BPDU;後述)にさせ、このラップされたパケットを、通信IF112を介してブロードキャストする。
つまり、制御部206およびラップ部208は、BPDUをデータの一部として含む局所BPDUを生成し、他の通信ノードに対して送信する送信手段を構成する。
制御部206は、入力されたパケットが、ラップされたパケット(局所BPDU)である場合には、後述する取出し部210を制御して、このパケットからBPDUを取り出させる。
制御部206は、スパニングツリープロトコルに従って、取出されたBPDUを処理する。
つまり、制御部206および取出し部210は、他の通信ノードから局所BPDUを受けて、この局所BPDUに含まれるBPDUに従って、ネットワークループが起こらない通信経路を選択する選択手段を構成する。
また、制御部206は、パケットに含まれるデータの一部を修正するなど、パケットに含まれるデータに対して、所定の加工処理を行う。
ラップ部208は、BPDUをラップして、BPDUとは異なるフォーマットのパケットとする。
図6は、局所スパニングツリープログラム200によりラップされたパケットのデータ構造を示す図である。
図6に示すように、ラップされたパケット(局所BPDU)は、DA、SA、タイプ、LSTPマジック、LSTPバージョンおよびBPDUを含む。
局所BPDUにおいて、DAは、ブロードキャストアドレスを示す。
SAは、パケットを出力するインターフェイスのMACアドレスを示す。
タイプは、このパケットの型を示し、任意の値(例えばOx88ff)が設定される。
LSTP(Local Spanning Tree Protocol)マジックは、2オクテットの任意の値(例えばOx1cd9)である。
LSTPバージョンは、2オクテットの任意の値(例えばOx1)である。
BPDUは、ラップされる対象となった元のBPDU(MACヘッダを含むパケット)である。
入力されたBPDUは、ラップ部208によりラップされ、局所BPDUとして、制御部206に対して出力される。
取出し部210(図5)は、制御部206から局所BPDUを受け取り、局所BPDUからBPDUを取り出し、このBPDUを制御部206に対して出力する。
このように、局所スパニングツリープログラム200は、通常のBPDUを一度受け取ると、このBPDUを通過させず、このBPDUがラップされたパケット(局所BPDU)をブロードキャストすることにより、スパニングツリー機能を有する他のブリッジ14に影響を与えることなく、局所的に、スパニングツリーを構成する。
NWフィルタ型ブリッジ2は、通常のBPDUを通過させず、これにより、ブリッジ14は、BPDUを交換しえないので、ブリッジ14は、パケット中継システム1(図3)に含まれるネットワークはループ状ではないと認識する。
つまり、ブリッジ14は、BPを設定しないので、パケットは、ブリッジ14により遮断されない。
[局所スパニングツリープログラム200の受信処理]
図7は、局所スパニングツリープログラム200(図5)によって実行される受信処理(S10)を示すフローチャートである。
図7に示すように、ステップ100(S100)において、局所スパニングツリープログラム200の制御部206は、通信IF112から入力されたBPDUまたは局所BPDUを、通信処理部204を介して受け取る。
ステップ102(S102)において、制御部206は、受け取ったパケットがBPDUであるか局所BPDUであるかを判断する。
局所スパニングツリープログラム200は、受け取ったパケットがBDPUである場合には、S104の処理に進み、受け取ったパケットが局所BPDUである場合には、S108の処理に進む。
ステップ104(S104)において、制御部206は、受け取ったBPDUを廃棄する。
ステップ106(S106)において、制御部206は、局所BPDUを取出し部210に対して出力する。
取出し部210は、局所BPDUから元のBPDUを取り出し、このBPDUを制御部206に対して出力する。
ステップ108(S108)において、制御部206は、スパニングツリープロトコルに従って、BPDUを処理する。
具体的には、ルートブリッジを選択し、通信IF112のインターフェイスそれぞれに対して、RP、DPあるいはBPを設定する。
BPなどが設定されると、ネットワークにおいて通常時においてパケットを中継する経路(第1の経路)とこの第1の経路とは異なる第2の経路とが設定される。
このようにして、局所スパニングツリープログラム200は、通常のBPDUを受け取った場合にはBPDUを廃棄し、局所BPDUを受け取った場合には局所的にスパニングツリーを構成する。
[局所スパニングツリープログラム200の送信処理]
図8は、局所スパニングツリープログラム200(図5)によって実行される送信処理(S20)を示すフローチャートである。
図8に示すように、ステップ200(S200)において、局所スパニングツリープログラム200の制御部206は、所定のフォーマットである通常のBPDUを生成する。
ステップ202(S202)において、制御部206は、BPDUをラップ部208に対して出力する。
ラップ部208は、BPDUを、局所BPDU(図6)のフォーマットにラップし、制御部206に対して出力する。
ステップ204(S204)において、制御部206は、局所BPDUを通信IF112からブロードキャストする。
このようにして、局所スパニングツリープログラム200は、通常のスパニングツリー機能を有する他のブリッジ14に影響を与えることなく、他のNWフィルタ型ブリッジ2上で起動されている局所スパニングツリープログラム200と、局所BPDUを交換する。
[パケット中継システム1における局所スパニングツリー動作]
図9は、パケット中継システム1における局所スパニングツリーの動作(S30)を示す図である。
図9に示すように、ステップ300(S300)において、ブリッジ14−1は、BPDUをブロードキャストして、スパニングツリープロトコル(STP;Spanning Tree Protocol)が稼働(enable)状態であるブリッジと、BPDUを互いに交換する。
ステップ302(S302)において、NWフィルタ型ブリッジ2−1は、ブロードキャストされたBPDUを入力する。
NWフィルタ型ブリッジ2−1は、受け取ったBPDUが通常のBPDUであるので、このBPDUを廃棄する。
さらに、NWフィルタ型ブリッジ2−1は、BPDUを新たに生成し、このBPDUを局所BPDUのフォーマットにラップして、ブロードキャストする。
また、NWフィルタ型ブリッジ2−2もまた、ブリッジ14−2によりブロードキャストされたBPDUを入力し、このBPDUを廃棄し、新たに生成したBPDUを局所BPDUのフォーマットにラップして、ブロードキャストする。
ステップ304(S304)において、NWフィルタ型ブリッジ2−2は、NWフィルタ型ブリッジ2−1によりラップされた局所BPDUを入力し、局所BPDUに含まれる元のBPDUのデータを取り出す。
また、NWフィルタ型ブリッジ2−1もまた、NWフィルタ型ブリッジ2−1によりラップされた局所BPDUを入力し、局所BPDUに含まれる元のBPDUのデータを取り出す。
ステップ306(S306)において、NWフィルタ型ブリッジ2−1、2−2は、局所BPDUを互いに交換して、局所スパニングツリーを形成する。
ステップ308(S308)において、NWフィルタ型ブリッジ2−1、2−2は、スパニングツリープロトコルに従って、NWフィルタ型ブリッジ2−1,2−2の通信IF112のインターフェイスそれぞれに対して、RP、DPあるいはBPを設定する。
つまり、NWフィルタ型ブリッジ2−1、2−2に含まれる少なくとも1つのインターフェイスは、BPとして設定される。
このようにして、サーバ12が、業務装置10−1に対してサービスを提供する場合には、サーバ12と業務装置10−1との間で送受信されるパケットは、ブリッジ14−1、14−2を介して送受信される。
パケットは、NWフィルタ型ブリッジ2−1、2−2のいずれも通過しないので、NWフィルタ型ブリッジ2−1、2−2により、加工処理がなされることが防がれうる。
サーバ12が、業務装置10−2に対してサービスを提供する場合には、サーバ12と業務装置10−2との間で送受信されるパケットは、NWフィルタ型ブリッジ2−1,2−1のいずれかを介して送受信され、パケット加工処理がなされる。
一方のNWフィルタ型ブリッジにおいて、障害が発生した場合には、他方のNWフィルタ型ブリッジにおいて、パケット加工処理は継続されうる。
したがって、NWフィルタ型ブリッジ2−1,2−2は、局所スパニングツリーを利用するので、既存のネットワーク環境に影響を与えずに、冗長構成を採ることができる。
[第2実施形態]
図10は、本発明にかかる第2のパケット中継システム3の構成を示す図である。
図10に示すように、パケット中継システム3は、NWフィルタ型ブリッジ4−1,4−2、端末装置10−1,10−2、サーバ12およびブリッジ14−1〜14−4を有する。
NWフィルタ型ブリッジ4−1,4−2は、ブリッジ14−1〜14−4に接続され、NWフィルタ型ブリッジ4−1,4−2とブリッジ14−1〜14−3とにより、ループ上の複数のネットワークが形成される。
端末装置10−1、サーバ12および端末装置10−2はそれぞれ、ブリッジ14−1〜14−3を介してネットワークに接続される。
[ハードウェア]
図11は、NWフィルタ型ブリッジ4の通信IF40を示す図である。
図11に示すように、NWフィルタ型ブリッジ4は、インターフェイス42−1〜42−4およびスイッチ44を含む。
インターフェイス42−1〜42−4は、グループ1またはグループ2に分けられ、グループ1は、インターフェイス42−1,42−2を含み、グループ2は、インターフェイス42−3,42−4を含む。
インターフェイス42−1〜42−4はスイッチ44に接続され、スイッチ44が2つのインターフェイスを接続することにより、2つのインターフェイス間でパケットが通信される。
[NWフィルタ型ブリッジ4の活性化処理]
NWフィルタ型ブリッジ4は、活性化(アクティブ)状態および非活性化(非アクティブ)状態のいずれかの状態を取りうる。
2つのNWフィルタ型ブリッジ4が冗長構成を採った場合、一方のNWフィルタ型ブリッジ4は、活性化状態になってパケットを中継し、他方のNWフィルタ型ブリッジ4は、非活性化状態になってパケットを中継しない。
ここで、スパニングツリープロトコルでは、インターフェイス42は、RPまたはDPを設定された場合には、パケットを中継する「中継(Forwarding)」状態とされる。
また、インターフェイス42は、BPを設定された場合には、パケットを中継しない「ブロック(Block)」状態とされる。
第2のパケット中継システム3において、局所スパニングツリープログラム200(図5)の制御部206は、NWフィルタ型ブリッジ4が活性化状態となるか非活性化状態となるかを判断する。
制御部206は、中継状態であるインターフェイス42を2つ以上含む場合に、NWフィルタ型ブリッジ4を活性化状態にする。
また、制御部206は、中継状態であるインターフェイス42を1つ以下しか含まない場合に、NWフィルタ型ブリッジ4を非活性化状態にする。
好適には、制御部206は、グループ1およびグループ2の双方が、中継状態であるインターフェイスを含む場合に、NWフィルタ型ブリッジ4を活性化状態にする。
また、制御部206は、グループ1およびグループ2の少なくともいずれか一方が、中継状態であるインターフェイスを含まない場合に、NWフィルタ型ブリッジ4を非活性化状態にする。
図12は、NWフィルタ型ブリッジ4が、活性化状態となるか非活性化状態となるかを決定する活性化処理を示すフローチャート(S40)である。
図12に示すように、局所スパニングツリーにおける受信処理(S10;図7)および送信処理(S20;図8)がなされると、NWフィルタ型ブリッジ4の通信IF40に含まれるインターフェイス42それぞれは、RP、DPまたはBPとして設定される。
ステップ400(S400)において、制御部206は、通信IF40においてグループ1およびグループ2の双方が、中継状態であるインターフェイス42を含むか否かを判断する。
グループ1およびグループ2の双方が、中継状態であるインターフェイス42を含む場合には、S402の処理に進み、そうでない場合には、S404の処理に進む。
ステップ402(S402)において、制御部206は、NWフィルタ型ブリッジ4を活性化状態にし、NWフィルタ型ブリッジ4は、パケットを中継できる状態になる。
ステップ404(S404)において、制御部206は、NWフィルタ型ブリッジ4を非活性化状態にして、NWフィルタ型ブリッジ4は、パケットを中継できない状態になる。
このようにして、NWフィルタ型ブリッジ4が活性化状態になるか非活性化状態になるかが決定される。
[パケット中継システム3における局所スパニングツリー動作]
図13は、パケット中継システム3における局所スパニングツリーの動作(S50)を示す図である。
図13に示すように、ステップ500(S500)において、NWフィルタ型ブリッジ4−1,4−2の間で、局所BPDUが交換されると、局所スパニングツリーが形成される。
ステップ502(S502)において、NWフィルタ型ブリッジ4−1,4−2の通信IF40に含まれるインターフェイス42それぞれは、RP、DPまたはBPを設定される。
RPまたはDPが設定されると、インターフェイス42は、中継状態(図13に示す「F」)になる。
BPが設定されると、インターフェイス42は、ブロック状態(図13に示す「B」)になる。
ステップ504(S504)において、NWフィルタ型ブリッジ4−1で動作する局所スパニングツリープログラム200の制御部206が、NWフィルタ型ブリッジ4−1を活性化状態とするか非活性化状態とするかを決定する。
NWフィルタ型ブリッジ4−1は、双方のグループが中継状態であるインターフェイス42を含むので、活性化状態とされる。
ステップ506(S506)において、NWフィルタ型ブリッジ4−2においても同様にして、NWフィルタ型ブリッジ4−2が活性化状態とされるかが決定される。
NWフィルタ型ブリッジ4−2は、一方のグループしか中継状態であるインターフェイス42を含まないので、非活性化状態とされる。
このようにして、NWフィルタ型ブリッジ4−1のみが、パケットを中継しうる状態になる。
サーバ12が、業務装置10−2に対してサービスを提供する場合には、サーバ12と業務装置10−2との間で送受信されるパケットは、NWフィルタ型ブリッジ4−1を介して送受信され、パケット加工処理がなされる。
NWフィルタ型ブリッジ4−1,4−2は、局所スパニングツリーを利用し、双方のグループが中継状態であるインターフェイス42を含む場合のみ活性化されるので、既存のネットワーク環境に影響を与えずに、柔軟な冗長構成を採ることができる。
[第3実施形態]
図14は、本発明にかかる第3のパケット中継システム5の構成を示す図である。
図14に示すように、パケット中継システム5は、NWフィルタ型ブリッジ6−1〜6−4、端末装置10−1,10−2、サーバ12およびスパニングツリーを形成するネットワークであるスパニングツリー16−1,16−2を有する。
NWフィルタ型ブリッジ6−1〜6−4は、スパニングツリー16−1,16−2に接続される。
端末装置10−1およびサーバ12は、スパニングツリー16−1を介してNWフィルタ型ブリッジ6−1〜6−4に接続され、端末装置10−2は、スパニングツリー16−2を介してNWフィルタ型ブリッジ6−1〜6−4に接続される。
[ソフトウェア]
以下、NWフィルタ型ブリッジ6において実行されるプログラムおよびこのプログラムにより用いられるデータ構造を説明する。
[局所スパニングツリープログラム600]
図15は、図14に示したNWフィルタ型ブリッジ6上で実行される局所スパニングツリープログラム600の構成を示す図である。
図15に示すように、局所スパニングツリープログラム600は、ユーザインターフェイス(UI)部202、通信処理部204、制御部606、ラップ部608、取出し部210および優先度記憶部612を有する。
なお、図15に示された各構成のうち、図5に示された構成と実質的に同一のものには同一の符号が付されている。
局所スパニングツリープログラム600は、これらの構成部分により、優先度に応じた局所スパニングツリーを形成する。
局所スパニングツリープログラム600において、優先度記憶部612は、局所スパニングツリーの優先順を示す優先度を記憶する。
優先度は、NWフィルタ型ブリッジ6の表示・入力装置110(図4)などを用いてあらかじめ入力され、優先度記憶部612に記憶される。
優先度は、複数の局所スパニングツリーがネットワークに含まれる場合に考慮されうる。
ラップ部608は、BPDUをラップして、BPDUとは異なるフォーマットのパケットとする。
図16は、局所スパニングツリープログラム600によりラップされたパケットのデータ構造を示す図である。
図16に示すように、ラップされたパケット(局所BPDU)は、DA、SA、タイプ、LSTPマジック、LSTPバージョン、LSTIDおよびBPDUを含む。
局所BPDUにおいて、LSTIDは、優先度を示し、例えば0ではない2オクテットの正の整数である。
制御部606(図15)は、入力したパケットが局所BPDUである場合に、優先度記憶部612により記憶されている優先度と、入力した局所BPDUに含まれる優先度とに応じた所定の制御を行う。
より具体的には、以下の規則に基づいて、BPDUを制御する。
1.入力した局所BPDUに含まれる優先度が、記憶されている優先度より高い場合には、制御部606は、入力した局所BPDUを廃棄する。
2.入力した局所BPDUに含まれる優先度が、記憶されている優先度より低い場合には、制御部606は、入力した局所BPDUを通過させる。
3.入力した局所BPDUに含まれる優先度と、記憶されている優先度とが同一である場合には、制御部606は、取出し部210にBPDUを取り出させ、スパニングツリープロトコルに従って、取り出されたBPDUを用いる。
図17は、局所スパニングツリープログラム600による優先度判断処理(S60)を示すフローチャートである。
図17に示すように、ステップ600(S600)において、局所スパニングツリープログラム600の制御部606は、入力した局所BPDUに含まれる優先度が、記憶されている優先度より低いか否かを判断し、低い場合には、S602の処理に進み、そうでない場合には、S604の処理に進む。
ステップ602(S602)において、制御部606は、入力した局所BPDUを通信IF112からブロードキャストして、通過させる。
ステップ604(S604)において、制御部606は、入力した局所BPDUに含まれる優先度が、記憶されている優先度より高いか否かを判断し、高い場合には、S606の処理に進み、そうでない場合には、S608の処理に進む。
ステップ606(S606)において、制御部606は、入力した局所BPDUを廃棄する。
つまり、局所BPDUは、局所スパニングツリープログラ厶600が動作するNWフィルタ型ブリッジ6を通過しない。
ステップ608(S608)において、制御部606は、局所BPDUを取出し部210に対して出力し、取出し部210は、局所BPDUから元のBPDUを取り出し、このBPDUを制御部606に対して出力する。
制御部606は、スパニングツリープロトコルに従って、取り出されたBPDUを処理して、通信IF112のインターフェイスそれぞれに対して、RP、DPあるいはBPを設定する。
このように、低い優先度を記憶するNWフィルタ型ブリッジ6は、より高い優先度を含む局所BPDUを通過させず、高い優先度を記憶するNWフィルタ型ブリッジ6は、より低い優先度を含む局所BPDUを通過させるので、より低い優先度を記憶するNWフィルタ型ブリッジ6は、自らがブロードキャストした局所BPDUを再び入力する。
したがって、より低い優先度の局所スパニングツリーが、ループ状のネットワークにおいて形成されうる。
NWフィルタ型ブリッジ6が、形成された局所スパニングツリーに含まれると、このNWフィルタ型ブリッジ6において、通信IF112のインターフェイスのいずれかは、BPを設定される。
NWフィルタ型ブリッジ6は、BPを設定されると、このインターフェイスを用いてパケットを中継しない。
このようにして、複数の局所スパニングツリーが、同一ネットワークに含まれる場合には、パケットは、より高い優先度を有するNWフィルタ型ブリッジ6を介して送受信されうる。
[パケット中継システム5における局所スパニングツリー動作]
図18は、パケット中継システム5における局所スパニングツリーの動作(S70)を示す図である。
図18において、局所スパニングツリー60−1は、局所スパニングツリー60−2より高い優先度を有する。
図18に示すように、ステップ700(S700)において、NWフィルタ型ブリッジ6−1は、スパニングツリー16−1を形成するブリッジなどからブロードキャストされたBPDUを受け取ると、このBPDUを廃棄する。
さらに、NWフィルタ型ブリッジ6−1は、BPDUを新たに生成し、この生成されたBPDUをラップして、ラップ済みBPDU(局所BPDU)をブロードキャストする。
他のNWフィルタ型ブリッジ6−2〜6−4もまた、通常のBPDUを廃棄し、新たに生成されたBPDUをラップして、局所BPDUをブロードキャストする。
ステップ702(S702)において、NWフィルタ型ブリッジ6−3は、局所スパニングツリー60−1に含まれるNWフィルタ型ブリッジ(例えば、NWフィルタ型ブリッジ6−1)からブロードキャストされ、より高い優先度を含む局所BPDUを廃棄する。
ステップ704(S704)において、NWフィルタ型ブリッジ6−1は、局所スパニングツリー60−2に含まれるNWフィルタ型ブリッジ(例えば、NWフィルタ型ブリッジ6−3)からブロードキャストされ、より低い優先度を含む局所BPDUを通過させる。
つまり、NWフィルタ型ブリッジ6−3,6−4は、自らがブロードキャストした局所BPDUを入力する。
ステップ706(S706)において、NWフィルタ型ブリッジ6−1〜6−4は、RP、DPおよびBPを決定する。
ここで、局所スパニングツリー60−1に含まれるNWフィルタ型ブリツジ6−1は、NWフィルタ型ブリッジ6−2と局所BPDUを交換するのみであり、自らがブロードキャストした局所BPDUを入力しない。
したがって、NWフィルタ型ブリッジ6−1,6−2のいずれか一方にしか、BPは設定されない。
局所スパニングツリー60−2に含まれるNWフィルタ型ブリッジ6−3は、NWフィルタ型ブリッジ6−4と局所BPDUを交換するとともに、自らがブロードキャストした局所BPDUを入力する。
したがって、NWフィルタ型ブリッジ6−3,6−4の双方において、BPが設定されるので、優先度の低い局所スパニングツリーに含まれるNWフィルタ型ブリッジは、パケットを中継しない。
このようにして、複数の局所スパニングツリーが、同一のネットワークに含まれる場合においても、NWフィルタ型ブリッジ6が、局所スパニングツリー優先度に応じて局所BPDUを制御するので、サーバ12と業務装置10−2との間で送受信されるパケットは、所定のNWフィルタ型ブリッジを介して送受信されることができ、NWフィルタ型ブリッジ6は、柔軟な冗長構成を採ることができる。
優先度を考慮した局所スパニングツリー(図15〜図17)について、パケット中継システム1(図3)の構成における実施例を説明する。
局所スパニングツリープログラム600は、OS上で動作し、このOSは、GNU/LINUX(linux−2.6based)(“LINUX”は登録商標)である。
実装方針は、以下の通りである。
1.ブリッジモジュールに含まれているネットフィルタフック他が利用され、パッチはブリンジモジュールに当てられない。
2.単一のカーネルモジュールが、BPDUの局所BPDU化、局所BPDUからのBPDUの取り出し、および、通常のBPDUのフィルタを行う。
3.モジュールの制御は、ebtablesユーティリティを利用して行われる。
カーネルモジュールの仕様は、以下の通りである。
1.LSTIDは、sysctl経由で設定可能とする。
2.ブリッジモジュールのスパニングツリープロトコルは、当初は、禁止状態とする。
3.局所スパニングツリーモジュールにおいて、LSTIDは、モジュールがロードされた直後には、0であり、局所スパニングツリーの機能は、すべて禁止状態とする。
4.BPDU送出部のネットフィルタフックが利用されるので、“lstp”という名称のターゲットが、ebtablesにより、フィルタテーブルの出力チェインに設定される。
5.上記4を行った上で、LSTIDが、1〜65535の範囲で設定されると、局所スパニングツリーの機能が有効になる。
6.ブリッジモジュールのスパニングツリーが有効にされる。
上記2〜6は、この順序で設定される必要がある。
なお、上記4は、ブリッジモジュールのBPDU出力部のネットフィルタフックを利用するために必要となる制約事項である。
実装が上記仕様に基づいてなされた上で、LSTIDが2に設定されると、パケット中継システム1(図3)の構成のネットワークにおいて、局所スパニングツリーが形成されたことが確認された。
本発明は、パケット中継システムおよびパケット中継装置に利用可能である。

Claims (13)

  1. 複数の通信ノードと、複数の第1の中継装置と、複数の第2の中継装置とが互いに接続された信号中継システムであって、
    任意の前記通信ノード、前記第1の中継装置および前記第2の中継装置またはこれらの1つ以上の間には、前記複数の通信ノード、前記複数の第1の中継装置および前記複数の第2の中継装置の1つ以上を経由して信号を中継する複数の通信経路が存在しうる信号中継システムであって、
    前記第2の中継装置それぞれは、
    前記第1の中継装置それぞれから受けた第1の信号に対応する新たな第1の信号を含めて、前記第1の中継装置による通信経路の選択に用いられる信号以外の第2の信号を生成し、前記通信ノードと、前記第1の中継装置と、他の前記第2の中継装置とに対して送信する送信手段と、
    他の前記第2の中継装置から前記第2の信号を受けて、この第2の信号に含まれる前記第1の信号に従って、前記複数の通信経路のうち1つの通信経路を選択する選択手段と
    を有する信号中継システム。
  2. 複数の通信ノードと、複数のブリッジ中継装置および複数のネットワーク中継装置とが互いに接続された信号中継システムの前記ネットワーク中継装置であって、任意の前記通信ノード、前記ブリッジ中継装置および前記ネットワーク中継装置またはこれらの1つ以上の間には、前記複数の通信ノード、前記複数のブリッジ中継装置および前記複数のネットワーク中継装置の1つ以上を経由して信号を中継する複数の通信経路が存在し、
    前記ネットワーク中継装置は、
    前記ブリッジ中継装置それぞれから受けた第1の信号に対応する新たな第1の信号を含めて、前記ブリッジ中継装置による通信経路の選択に用いられる信号以外の第2の信号を生成し、前記通信ノードと、前記ブリッジ中継装置と、他の前記ネットワーク中継装置とに対して送信する送信手段と、
    他の前記ネットワーク中継装置から前記第2の信号を受けて、この第2の信号に含まれる前記第1の信号に従って、前記複数の通信経路のうち1つの通信経路を選択する選択手段と
    を有するネットワーク中継装置
  3. 前記信号は、パケットであり、
    前記送信手段は、前記第1の信号をラップして、この第1の信号をデータの一部として含むパケットを生成し、前記通信ノードと、前記ブリッジ中継装置と、他の前記ネットワーク中継装置とに対して送信する
    請求項2に記載のネットワーク中継装置
  4. 前記第1の信号は、スパニングツリープロトコルに従って、前記通信ノード、前記ブリッジ中継装置および前記ネットワーク中継装置の間で送受信されるハローパケットである
    請求項2に記載のネットワーク中継装置
  5. 前記選択手段は、任意の前記通信ノード、前記第1の中継装置および前記第2の中継装置またはこれらの1つ以上の間で送受信される信号が、1つの通信ノード、ブリッジ中継装置およびネットワーク中継装置を 1 回だけ経由して中継されうる通信経路を選択する
    請求項2に記載のネットワーク中継装置
  6. 信号の入力および出力を行う2つ以上の入出力手段
    をさらに有し、
    前記選択手段は、スパニングツリープロトコルに従って、前記入出力手段それぞれに対して、信号の入力および出力を許可するか否かを決定し、
    2つ以上の前記入出力手段が信号の入力および出力を許可された場合に、信号が中継されうる
    請求項2に記載のネットワーク中継装置
  7. 前記入出力手段は、2つ以上のグループのうちいずれかのグループに含まれ、
    2つ以上のグループが、信号の入力および出力を許可された前記入出力手段を含む場合に、信号が中継されうる
    請求項6に記載のネットワーク中継装置
  8. 所定の優先順を示す優先度を記憶する優先度記憶手段
    をさらに有し、
    前記送信手段は、前記記憶されている優先度をさらに含む第2の信号を生成し、前記通信ノードと、前記ブリッジ中継装置と、他の前記ネットワーク中継装置とに対して送信し、
    前記選択手段は、他の前記ネットワーク中継装置から受けた前記第2の信号に含まれる優先度と、前記記憶されている優先度とに応じて、前記複数の通信経路のうち1つの通信経路を選択する
    請求項2に記載のネットワーク中継装置
  9. 前記選択手段は、他の前記ネットワーク中継装置から受けた前記第2の信号に含まれる優先度が、前記記憶されている優先度より高い場合には、前記第2の信号を廃棄する
    請求項8に記載のネットワーク中継装置
  10. 前記選択手段は、他の前記ネットワーク中継装置から受けた前記第2の信号に含まれる優先度が、前記記憶されている優先度より低い場合には、前記第2の信号を通過させる
    請求項8に記載のネットワーク中継装置
  11. 前記選択手段は、他の前記ネットワーク中継装置から受けた前記第2の信号に含まれる優先度と、前記記憶されている優先度とが同一である場合には、前記複数の通信経路のうち1つの通信経路を選択する
    請求項8に記載のネットワーク中継装置
  12. 複数の通信ノードと、複数の第1の中継装置と、複数の第2の中継装置とが互いに接続された信号中継システムの中継方法であって、任意の前記通信ノード、前記第1の中継装置および前記第2の中継装置またはこれらの1つ以上の間には、前記複数の通信ノード、前記複数の第1の中継装置および前記複数の第2の中継装置の1つ以上を中継する複数の通信経路が存在し、
    前記第2の中継装置は、
    前記第1の中継装置それぞれから受けた第1の信号に対応する新たな第1の信号を含めて、前記第1の中継装置による通信経路の選択に用いられる信号以外の第2の信号を生成し、前記通信ノードと、前記第1の中継装置と、他の前記第2の中継装置とに対して送信し、
    他の前記第2の中継装置から前記第2の信号を受けて、この第2の信号に含まれる前記第1の信号に従って、前記複数の通信経路のうち1つの通信経路を選択する
    中継方法。
  13. 複数の通信ノードと、複数の第1の中継装置と、複数のコンピュータを含む第2の中継装置とが互いに接続された信号中継システムの前記第2の中継装置のプログラムであって、
    任意の前記通信ノード、前記第1の中継装置および前記第2の中継装置またはこれらの1つ以上の間には、前記複数の通信ノード、前記複数の第1の中継装置および前記複数の第2の中継装置の1つ以上を経由して信号を中継する複数の通信経路が存在し、
    前記第1の中継装置それぞれから受けた第1の信号に対応する新たな第1の信号を含めて、前記第1の中継装置による通信経路の選択に用いられる信号以外の第2の信号を生成し、前記通信ノードと、前記第1の中継装置と、他の前記第2の中継装置とに対して送信する送信ステップと、
    他の前記第2の中継装置から前記第2の信号を受けて、この第2の信号に含まれる前記第1の信号に従って、前記複数の通信経路のうち1つの通信経路を選択する選択ステップと
    を前記コンピュータに実行させるプログラム。
JP2006517882A 2005-03-01 2005-03-01 パケット中継システムおよびパケット中継装置 Expired - Fee Related JP4199278B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2005/003361 WO2006092844A1 (ja) 2005-03-01 2005-03-01 パケット中継システムおよびパケット中継装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2006092844A1 JPWO2006092844A1 (ja) 2008-10-23
JP4199278B2 true JP4199278B2 (ja) 2008-12-17

Family

ID=36940890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006517882A Expired - Fee Related JP4199278B2 (ja) 2005-03-01 2005-03-01 パケット中継システムおよびパケット中継装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8170034B2 (ja)
JP (1) JP4199278B2 (ja)
GB (1) GB2438546B (ja)
WO (1) WO2006092844A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090240801A1 (en) * 2008-03-22 2009-09-24 Jonathan Rhoads Computer data network filter
US9160564B2 (en) * 2012-06-25 2015-10-13 Qualcomm Incorporated Spanning tree protocol for hybrid networks
JP2014120907A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Hitachi Ltd 転送装置および構築方法
US9602334B2 (en) * 2013-01-22 2017-03-21 International Business Machines Corporation Independent network interfaces for virtual network environments
KR102543905B1 (ko) * 2018-08-13 2023-06-15 삼성전자 주식회사 5G Ethernet service를 제공하는 방법 및 장치
CN114124836B (zh) * 2022-01-25 2022-11-25 北京天维信通科技有限公司 基于uCPE内置清洗软件的流量清洗系统和清洗方法

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE326103T1 (de) * 1995-11-15 2006-06-15 Enterasys Networks Inc Verteilte verbindungsorientierte dienste für vermittelte fernmeldenetz
JPH10336226A (ja) * 1997-05-28 1998-12-18 Hitachi Cable Ltd 仮想lan環境におけるスパニングツリープロトコルの実装方式
US6785274B2 (en) * 1998-10-07 2004-08-31 Cisco Technology, Inc. Efficient network multicast switching apparatus and methods
US7283476B2 (en) * 1999-01-11 2007-10-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Identity negotiation switch protocols
US6724734B1 (en) * 1999-06-15 2004-04-20 Avaya Communication Israel, Ltd. Creating a spanning tree of a network including clusters
US6735198B1 (en) * 1999-12-21 2004-05-11 Cisco Technology, Inc. Method and apparatus for updating and synchronizing forwarding tables in a distributed network switch
US20030208601A1 (en) * 2001-10-25 2003-11-06 Campbell Edward P. System and method for session control in a mobile internet protocol network
JP2003244192A (ja) * 2002-02-21 2003-08-29 Nec Commun Syst Ltd ネットワーク接続装置の冗長構成方法及び冗長システム
JP2003318933A (ja) * 2002-04-22 2003-11-07 Hitachi Ltd 冗長ポートの有効利用方法
JP2004064490A (ja) * 2002-07-30 2004-02-26 Fujitsu Ltd データ通信システム
JP3911223B2 (ja) 2002-10-01 2007-05-09 日本電信電話株式会社 パケット転送装置
US7606229B1 (en) * 2002-11-08 2009-10-20 Cisco Technology, Inc. Generic bridge packet tunneling
US20040225725A1 (en) * 2003-02-19 2004-11-11 Nec Corporation Network system, learning bridge node, learning method and its program
JP2004274477A (ja) 2003-03-10 2004-09-30 Fujitsu Ltd ネットワーク間通信方法、ネットワーク間通信プログラムおよび通信ブリッジ装置
CA2422258A1 (en) * 2003-03-14 2004-09-14 Alcatel Canada Inc. Ethernet route trace
JP4137728B2 (ja) * 2003-07-09 2008-08-20 エスアイアイ・ネットワーク・システムズ株式会社 ブリッジ装置、及び該装置のブリッジ処理方法
US20050254440A1 (en) * 2004-05-05 2005-11-17 Sorrell John D Private multimedia network

Also Published As

Publication number Publication date
GB2438546B (en) 2009-06-17
WO2006092844A1 (ja) 2006-09-08
GB2438546A (en) 2007-11-28
JPWO2006092844A1 (ja) 2008-10-23
GB0716388D0 (en) 2007-10-03
US20090022167A1 (en) 2009-01-22
US8170034B2 (en) 2012-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9954800B2 (en) Multi-path network with fault detection and dynamic adjustments
US7903586B2 (en) Ring rapid multiple spanning tree protocol system and method
JP4370999B2 (ja) ネットワークシステム、ノード及びノード制御プログラム、ネットワーク制御方法
JP4199278B2 (ja) パケット中継システムおよびパケット中継装置
US7864666B2 (en) Communication control apparatus, method and program thereof
JP5765623B2 (ja) ネットワークシステム
US20100110884A1 (en) Method for reconfiguring a communications network
WO2006004823A1 (en) Method and apparatus for detecting support for a protocol defining supplemental headers
US20110022726A1 (en) Method and apparatus for traffic forwarding in a stacking apparatus
US8687523B2 (en) System and method for integrating ring-protocol-compatible devices into network configurations that also include non-ring-protocol compatible devices
JP2008167315A (ja) 回線冗長接続方法および広域通信網ノード装置
CN111886834B (zh) 用于网段间通信的系统、方法和设备
US8493844B2 (en) Method for the reconfiguration of a communications network
KR20120004461A (ko) 트래픽의 장애 복구형 전파를 제공하기 위한 방법, 제 1 노드 및 컴퓨터 판독 가능 저장 매체
JP5089363B2 (ja) 通信システムおよびリングノード装置
US10644989B2 (en) Method for running a computer network
TWI396408B (zh) 具串接連網能力的設備之備援系統及其方法
JP3990196B2 (ja) スパニングツリー構成再構築に伴う通信断回避方法
JP2006140874A (ja) 通信システム
JP2009004854A (ja) 通信システム
JP2002314543A (ja) トポロジ修正方法および通信ノード
JP2006311037A (ja) 通信装置
JP2001186164A (ja) データ中継装置
JP2007318314A (ja) メッシュ型無線ネットワーク用端末
JP2010206757A (ja) ノードおよびネットワーク制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080926

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081002

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131010

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350