JP2006311037A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の通信媒体を同時に用いる通信ネットワークにおいて、複数の通信媒体を同時に用いることにより生じる信号のループの発生を防ぐ。
【解決手段】ネットワーク上の各端末の媒体別端末識別情報を記憶する識別情報対応記憶部105と転送可否決定部106を有し、データ受信時に該データの識別情報と該データの送信元端末の識別情報を識別情報対応記憶部105において記憶し、また、応答信号受信時に応答信号の宛先端末の識別情報と送信元端末の識別情報とその応答信号によって肯定応答されたデータの識別情報を識別情報対応記憶部105において記憶する。さらに、データの転送時に、転送可否決定部106が、転送先端末の識別情報と、識別情報対応記憶部105に記憶している識別情報に基づいて、転送するか否を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の通信媒体、例えば電灯線と無線を用いて信号を伝送する通信装置に係わり、特に、複数の通信媒体を効率良く利用し、データ伝送の信頼性と高速性を高める手段を有する通信装置に関するものである。
一般的な通信ネットワークにおいては、ネットワークのトポロジーや各媒体の通信経路によっては複数の通信媒体を用いることにより信号のループが発生してしまう。ネットワーク上にループ伝送経路が形成されると、ループ伝送経路上の各端末で同一のパケットの転送が繰り返され、ネットワークのトラヒックが増大してしまう。図5は、ループ伝送経路が形成されるネットワークの例であり、当該ネットワーク上で通信可能な端末501と端末502と、他ネットワークと接続するブリッジ機能を有する端末503、端末504、端末505、端末506から構成される。図5において、端末501がブロードキャスト送信する場合を考える。図中の実線で示した矢印は送信元端末501からブロードキャスト送信されたデータの転送を示すものであり、点線で示した矢印はループを発生させる不要なデータ転送を示すものである。端末501からブロードキャスト送信されたデータは経路511を介して端末504に受信される。端末504はブリッジ機能を有しており、ブリッジはブロードキャストされたデータを受信すると、受信したポート以外の全てのポートに対してデータの転送を行うことから、端末504はデータを受信したポート以外のポート、つまり経路513にデータを転送する。同様に、経路513を介してデータを受信した端末503もブリッジ機能により、経路514に転送する。さらに、経路514を介してデータを受信した端末505は、ブリッジ機能により、データを受信したポート以外のポート、つまり経路515を介して端末506にデータを転送する。同様に、経路515を介してデータを受信した端末506は、ブリッジ機能により経路512にデータ転送を行う。これにより、端末504が一度転送したデータを再び受け取ってしまい、再度経路513を介して該データを端末503に転送する。このようにして、一度送信、あるいは転送されたデータが再び同じ端末に戻ってくることとなり、このようなデータは永久にネットワーク上を転送され続けることになる。
従来の一般的な通信ネットワークでは、このようなループ発生を防ぐために、図14に示す、ループ伝送経路の発生を検出し、該ループ伝送経路の論理ポートを少なくとも一つ切断しループ伝送経路を絶つ、スパニングツリープロトコルが用いられている。図6は図5に対してスパニングツリープロトコルを適用することでループ伝送経路の発生が防止される例を表している。スパニングツリープロトコルを適応時においては、データの転送を行う各端末がBPDU(Bridge Protocol Data Unit)と呼ばれるパケットを交換することにより、各端末のプライオリティ値とMACアドレスを組み合わせた固有情報をお互い認識し、その固有情報に基づいて各端末の中からルートブリッジを決定する(図14(a))。図6では、ルートブリッジが端末604と決定した場合を示している。端末604がルートブリッジに決定されると、次に、各ブリッジ(ブリッジ機能を有する端末)間のリンク毎に、1つのDesignated Port(以下DP)が決定される(図14(b))。各リンクにおいて、リンクを形成するポートの内、ルートブリッジから一番近い、つまり、ルートブリッジから各ポートまでに経由するリンク数とブリッジ数、また、それらが同一の場合には、経由するブリッジが有するルートパスコストという値の一番小さいポートがDPに決定される。このことから、端末604と端末603間のリンクにおいては、ルートブリッジ自体のポートであるポート611がDPとなり、端末604と端末606間のリンクにおいても、ルートブリッジのポートであるポート612がDPに決定される。次に、端末603と端末605間のリンクにおいては、ポート614とポート615を比較すると、ルートブリッジから経由リンク数がポート614は1であり、ポート615は2であることから、ポート614がDPと決定される。端末605と端末606間のリンクについても同様に、ポート617がDPに決定される。DPの決定の次に、Root Port(以下RP)が決定される(図14(c))。RPはルートブリッジ以外の各ブリッジが有するポートの内、一番ルートブリッジに近い、つまり、ルートブリッジから各ブリッジのポートまでに経由するリンク数とブリッジ数の小さいポート、また、それらが同一の場合には、経由するブリッジが有するルートパスコストという値の小さいポートをRPに決定する。端末603については、ポート613とポート614を比較し、ルートブリッジからの経由ブリッジ数が小さいポート613がRPに決定される。端末606についても同様にして、ポート616がRPに決定される。端末605については、ポート615とポート618を比較すると、ルートブリッジからそれぞれのポートまでの経由リンク数とブリッジ数は同じである。この時、端末603のルートパスコストが10、端末606のルートパスコストが20であるとすると、経由ブリッジが有するルートパスコストが小さいポート615がRPに決定される。そして、ポート615をRPとした場合にDPにもRPにも決められなかった残りのポート618が切断されるポートとなる(図14(d))。この場合について、図5の場合と同じく端末604から端末601へのデータ転送経路を順に追ってみる。端末604は、ポート611を通してデータを転送する。送信されたデータは、端末603のポート613から受信される。データを受信した端末603は、受信したポートとは異なるポート614からデータを転送し、端末605がポート615を通してこれを受信する。しかし、端末605ではポート618が切断されているため、端末605と端末606間でのデータ送受信が不可能となる。このため、端末605が端末603から転送されたデータを端末606に対して転送することが無くなるので、上述したデータのループが発生しなくなる。
「マスタリングTCP/IP 入門編」オーム社、平成14年2月25日、P103
しかしながら、複数の通信媒体を用いる端末で構築される通信ネットワークにおいては、複数の通信媒体を用いることによるループの発生を防ぐために上述したスパニングツリーを適用すると、スパニングツリープロトコルによりある特定のリンクが切断され、そのリンクが切断された端末間では切断されたリンクの媒体を利用しての通信ができなくなってしまう。その結果、複数の通信媒体を同時に用いたデータ通信ができなくなってしまう。
以下、複数の通信媒体を用いて通信を行う通信ネットワークにおける課題を、図を用いて説明する。
図7は、受信に用いた通信媒体に関わらず、受信したデータを二種類の通信媒体を用いてデータ転送を行う、端末701、端末702、および端末703の3つの通信装置によって構成される通信ネットワークを表している。ここで、端末701から端末702にデータを送信する際の経路として、第一通信媒体における通信経路として端末701から端末702への経路711を利用する経路が、第二通信媒体における通信経路として端末701から端末703への経路713と端末703から端末702への経路714を利用する通信経路が、それぞれ設定されているとする。同様に、端末703からの端末702へデータを送信する際の経路として、第一通信媒体における通信経路として端末703から端末701への経路712と端末701から端末702への経路711を用いる経路が、第二通信媒体における通信経路として端末703から端末702への経路714が、それぞれ設定されているとする。この場合に、端末701から端末702へデータを転送するために、端末701が第二通信媒体を用いて端末703にデータを転送したとする。第二通信媒体によってデータを受信した端末703は、当該データを、第二通信媒体を用いて端末702に転送するが、受信に用いた通信媒体に関わらず、受信データを両媒体を用いて転送を行うことから、第一通信媒体を用いて端末701へも転送する。これにより、端末701は自らが送信したデータを受信してしまい、該データに対しても両通信媒体を用いて転送を行うことから、再度第一通信媒体を用いて端末702へ、第二通信媒体を用いて端末703にデータ転送を行う。同様に、該データを受信した端末703は、先に同じデータを受信した際と同じく、該データを、第二通信媒体を用いて端末702に、第一通信媒体を用いて端末701に転送する。このため、端末701と端末703間で信号のループが発生してしまう。
以下、このような複数の通信媒体を用いて通信を行う通信ネットワークにおいて、上述したスパニングツリープロトコルを適応した場合について説明する。
図8は、図7のネットワークに対してスパニングツリーを適用した場合の例である。図8においては、上記のスパニングツリープロトコルにより、ルートブリッジが端末802に設定され、ルートブリッジに設定された端末802から一番遠い端末803の第一通信媒体におけるポートが切断、つまり、端末801と端末803間の第一通信媒体のリンクである経路812が切断される。これにより、端末801から端末802にデータを送信する際に、端末801と端末803間での信号のループは発生しなくなる。しかしながら、端末803から端末801にデータを送信する際、スパニングツリープロトコルにより経路812が切断されているため、端末803から第一通信媒体を用いた端末801へのデータ送信ができなくなってしまう。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、複数の通信媒体を用いる端末で構築される通信ネットワークにおいて、有用なリンクの切断を伴わずに、信号のループを防止することが可能な通信装置を適用することを目的とする。
そこで本発明では、図7で示したような複数の通信媒体を用いることにより生じるループの発生を防ぐために、以下の手段を用いる。
第一に、通信ネットワークを構成する各端末は、当該通信ネットワークを構成する他の端末が各通信媒体に関して有する識別情報を図10に示すように記憶することで、データ転送時において、用いられた媒体に関わらず転送元の端末に何れの媒体を用いた転送も行わないようにする。その際、前記対応づけに対して転送した各データの識別情報を記憶しておいてもよい。また、前記各通信媒体に関して有する識別情報とは、特徴的にはMACアドレスであると考えてよい。
第二に、データ通信において一般的に利用される、データの受信もしくは受信失敗に関する情報をデータ送信元に返送するための応答信号を利用する。通信ネットワークを構成する各端末は、その宛先や送信に用いられた通信媒体に関わらず伝送路上に送信された応答信号を受信して、図11に示すような、前記該応答信号の宛先端末(すなわち、応答信号に対応するデータ信号の送信元端末)の識別情報と、当該応答信号の送信元端末(すなわち、応答信号に対応するデータ信号の宛先端末)の識別情報とのそれぞれと、前記応答信号において肯定応答されたデータの識別情報を記憶し、記憶した識別情報を有するデータを再度受信した場合に、対応する記憶の宛先端末および送信元端末のいずれに対しても、どの通信媒体を用いてのデータ転送も行わないようにする。
なお、データ受信後に送信元端末に対して応答信号を送信する際に、データ送信に用いられた通信媒体に関わらず、利用可能なすべての通信媒体を用いて応答信号を返送することで、上記発明をさらに効果的に用いることが可能である。
以上説明したように、本発明の通信装置によれば、複数の通信媒体を用いてデータ通信を行う通信装置におけるデータ転送時の際、用いられた通信媒体に関わらず当該データの転送元の端末に対して何れの通信媒体を用いた転送も行わず、また、受信した応答信号の宛先端末と送信元端末に対して、当該応答信号において肯定応答されたデータの転送を行わないことにより、複数の通信媒体を用いてデータ転送を行うような通信装置で構成される通信ネットワークにおいても、信号のループが発生しない。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明を行う。
本書の実施の形態では、データ通信に用いる複数の通信媒体の一例として、電灯線と無線を利用する場合を例として説明する。
図1は実施の形態における通信装置の構成例を示している。実施の形態において使用する通信装置111は、電灯線によるデータ送信制御を行う電灯線送信部101と、電灯線を介したデータの受信制御を行う電灯線受信部102と、無線によるデータ送信制御を行う無線送信部103と、無線を介したデータの受信制御を行う無線受信部104と、実施の形態1と実施の形態2の場合には、図10に示すように、電灯線と無線のうち少なくとも一つの媒体によって接続される全端末に関して、各端末において利用可能な各媒体における識別情報を記憶し、実施の形態3、実施の形態4および実施の形態5の場合には、図10に示すような、電灯線と無線のうち少なくとも一つの媒体によって接続される全端末に関して、各媒体において利用可能な各媒体における識別情報と、図11に示すような、応答信号の受信時に得る応答信号の宛先端末の識別情報と送信元端末の識別情報とのそれぞれとその応答信号によって肯定応答されたデータの対応を記憶する、識別情報対応記憶部105と、識別情報対応記憶部105に記憶されている情報に基づいて受信したデータを、電灯線と無線の両媒体、またはどちらか一方の媒体で転送するか否かを決定する転送可否決定部106とを有する。
(実施の形態1)
本実施の形態では、図2は電灯線と無線を通信媒体とする図1で示した端末で構成された通信ネットワークの一例である。図2では、電灯線と無線の2つの通信媒体を用いて通信を行う端末201、端末202、および端末203によって通信ネットワークが構成されており、各端末は電灯線通信と無線通信のネットワーク上における識別情報(識別子)を有し、端末201の電灯線通信ネットワーク上の識別情報はA1であり、無線通信ネットワーク上の識別情報はA2、端末202の電灯線通信ネットワーク上の識別情報はB1であり、無線通信ネットワーク上の識別情報はB2、端末203の電灯線通信ネットワーク上の識別情報はC1であり、無線通信ネットワーク上の識別情報はC2とする。また、端末201、端末202、端末203のそれぞれの識別情報対応記憶部105には、図10で示したような各端末の通信媒体別の識別情報が記憶されている。具体例として、端末203の識別情報対応記憶部105において記憶されている通信媒体別の識別情報を図16に示す。図2における実線矢印と破線矢印は、それぞれ各端末間の電灯線と無線の通信経路を示している。ここで、各端末間の通信経路として、端末202から端末201への電灯線による通信経路を経路211、端末203から端末202への電灯線による通信経路を経路213、端末202から端末203への無線による通信経路を経路214、さらに、端末203から端末201への無線による通信経路を経路212と定義する。これらを用いて、端末202においては、端末202から端末201への経路として、電灯線を用いる場合は経路211が、無線を用いる場合は経路214から経路212を経る経路が、それぞれ設定されているとする。また、同様に端末203においては、端末203から端末201への経路として、電灯線を用いる場合には経路213から経路211を経る経路が、無線を用いる場合には経路212を利用する経路が、それぞれ設定されているとする。なお、端末201から他の端末への通信経路なども実際には存在するべきであるが、ここで簡単のため省略している。
図2の通信ネットワークにおいて、端末202から端末201に電灯線と無線の両媒体を用いて同じデータを送る場合について考える。端末202から端末201に対して電灯線を用いてデータ転送を行う経路は経路211を利用すると設定されているため、端末202は経路211によって電灯線を用いてデータを転送する。また、端末202には、端末202から端末201に向かう無線の経路として経路214から経路212を経る経路が設定されているため、先の電灯線によるデータ転送と同時に、端末202は無線を用いて端末203にデータ転送を行う。この時、端末202から端末203に送信されたデータは、図30(a)に示すようなフォーマットであり、そのデータの発生元の端末(最初に該データを送信した端末)の識別情報として端末202の無線における識別情報、即ちB2と、そのデータの最終的な宛先端末の識別情報として端末201の無線における識別情報、即ちA2と、そのデータを現在送信している送信元端末202の無線における識別情報、即ちB2と、そのデータの宛先端末203の無線における識別情報、即ちC2が付加されている。端末203は、このデータを受信し、このデータの最終的な宛先が端末201であることを認識して、最終的な宛先である端末201への経路として、電灯線を用いる場合には経路213から経路211を経る経路と、無線を用いる場合には経路212を利用する経路が設定されていることから、電灯線を用いて端末202に、無線を用いて直接端末201にデータの転送を行おうとする。
端末203が無線を用いて端末201にデータを送信する際のフォーマットを図30(b)に示す。この場合、最終的な宛先端末の識別情報、即ちA2と、最初の送信元端末の識別情報、即ちB2は図30(a)と同一であるが、端末202から端末201宛のデータを端末203が中継して端末201に送信するため、転送元端末の識別情報は端末203の無線通信ネットワーク上の識別情報、即ちC2となり、転送先端末の識別情報は端末201の無線ネットワーク上の識別情報、即ちA2となる。
端末203が電灯線を用いて端末202にデータを送信する場合のフォーマットを図30(c)に示す。この場合、転送元端末の識別情報は端末203の電灯線ネットワーク上の識別情報、即ちC1となり、転送先端末の識別情報は端末202の電灯線ネットワーク上の識別情報、即ちB1となる。
当該データを電灯線を用いて端末202に転送するに際し、端末203は、転送先端末の電灯線における識別情報B1を認識している。また、端末203は、当該データを経路214を介して無線により受信した際、そのデータの送信元端末の無線における識別情報がB2であることを認識している。さらに、端末203は、識別情報対応記憶部105において、図16に示すように、各端末の通信媒体別の識別情報を記憶していることから、電灯線における識別情報B1を有する端末と、無線における識別情報B2を有する端末が、同一の端末であることを認識できる。従って、図16に示す情報により、端末203の転送可否決定部106は、転送先端末である識別情報B1を有する端末が、当該データを自端末に送信した識別情報B2を有する送信元端末と同一の端末であると判断し、電灯線を用いた端末202へのデータ転送を行わないようにする。
このように、本実施の形態によれば、受信したデータの送信元端末へはデータ転送を行わないようにすることで、端末202から無線により端末203に送信されたデータが端末203から電灯線により端末202に送信され、端末202が再び同じデータを転送することを防止することができ、端末202と端末203の間でのループの発生を防ぐことができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、宛先端末への送信データの転送を行う際に他の端末を中継して転送する経路において、中継する端末の数は1つであり、最初の送信元端末から最終的な宛先端末への送信データを中継した際に、そのデータを再び最初の送信元端末に転送しないようにすることによって、ループの発生を防ぐ方法について説明した。本実施の形態では、2つ以上の宛先端末以外の端末を中継して転送する経路が規定されている場合に、他の端末が中継して自端末に転送してきた送信データを再び最初の送信元端末に転送しないようにすることによって、ループの発生を防ぐ方法について説明する。
図9は電灯線と無線を通信媒体とする図1で示した端末で構成された通信ネットワークの一例である。図9では、電灯線と無線の2つの通信媒体を用いて通信を行う端末901、端末902、端末903、端末904、および端末905によって通信ネットワークが構成されており、各端末は図17に示すように、電灯線通信と無線通信の各ネットワーク上における識別情報(識別子)を有するものとする。例えば、端末901の電灯線通信ネットワーク上の識別情報はD1であり、無線通信ネットワーク上の識別情報はD2であるとする。また、端末901、端末902、端末903、端末904、及び端末905のそれぞれの識別情報対応記憶部105には、図10で示したような各端末の通信媒体別の識別情報が記憶されている。具体例として、端末903の識別情報対応記憶部105において記憶されている通信媒体別の識別情報を図19に示す。図9における実線矢印と破線矢印は、それぞれ各端末間の電灯線と無線の通信経路を示している。ここで、各端末間の通信経路として、端末902から端末901への電灯線による通信経路を経路911、端末903から端末905への無線による通信経路を経路912、端末903から端末902への電灯線による通信経路を経路913、端末902から端末903への無線による通信経路を経路914、端末905から端末901への無線による通信経路を経路915、端末905から端末904への電灯線による通信経路を経路916、端末904から端末905への無線による通信経路を経路917、端末904から端末903への電灯線による通信経路を918と定義する。これらを用いて、端末902においては、端末902から端末901へのデータ伝送時の設定通信経路として、電灯線を用いる場合は経路911が、無線を用いる場合は経路914から経路912と経路915を経る経路が、それぞれ設定されているとする。また、同様に端末903においては、端末903から端末901への設定通信経路として、電灯線を用いる場合には経路913から経路911を経る経路が、無線を用いる場合には経路912から経路915を経る経路が、それぞれ設定されているとする。また、同様に端末905においては、端末905から端末901への設定通信経路として、電灯線を用いる場合には経路916から経路918、経路913、そして経路911が利用され、無線を用いる場合には経路915を利用する経路が設定されており、さらに、端末904においては、端末904から端末901へのデータ伝送時の設定通信経路として、電灯線を用いる場合には経路918から経路913、そして経路911による通信経路が利用され、無線を用いる場合には経路917から経路915を利用する通信経路が設定されているとする。なお、図9で示している通信経路以外の通信経路も実際には存在するべきであるが、ここで簡単のため省略している。
図9の通信ネットワークにおいて、端末902から端末901に電灯線と無線の両媒体を用いて同じデータを送る場合について考える。端末902から端末901に対して電灯線を用いてデータ転送を行う経路は経路911を利用すると設定されているため、端末902は経路911によって電灯線を用いてデータを転送する。また、端末902には、端末902から端末901に向かう無線の経路として経路914から経路912と経路915を経る経路が設定されているため、先の電灯線によるデータ転送と同時に、端末902は無線を用いて端末903にデータ転送を行う。この時、端末902から無線を用いて送信されたデータは図15に示すようなフォーマットであり、データに該データの発生した端末であり最初に該データを送信した端末である端末902の無線における識別情報E2、該データの最終的な宛先端末の無線における識別情報D2、該データを現在送信している転送元端末である端末902の無線における識別情報E2、該データの転送先端末である端末903の無線における識別情報F2が付加されている。このデータを無線で受信した端末903では、識別情報対応記憶部105において、図12に示すように、当該受信データの識別情報と当該データの転送元端末である端末902の無線における識別情報(E2)との対応を記憶する。そして、端末903には、最終的な宛先である端末901への無線を用いた経路として、経路912を利用する経路が設定されているため、端末902から経路914を経て受信したデータを、無線を用いて経路912で端末905に転送を行う。この時端末903から無線を用いて送信されたデータは、図18に示すようなフォーマットであり、データに該データの本来の送信元端末である端末902の無線における識別情報E2、該データの最終的な宛先端末の無線における識別情報D2、該データを現在送信している転送元端末である端末903の無線における識別情報F2、該データの転送先端末である端末905の無線における識別情報H2が付加されている。
次に、端末905においては、図18で示したデータを受信することにより、最終的なデータの宛先が端末901であることを認識する。そして、最終的なデータの宛先である端末901への無線を用いた経路としては、経路915を利用する経路が設定されており、また、端末901への電灯線を用いた経路としては、経路916を利用する経路が設定されているため、端末903から無線を用いて転送されたデータを、無線を用いて経路915を経て宛先端末である端末901に転送し、同時に電灯線を用いて経路916を経て端末904に転送する。
端末904は端末905からの電灯線を用いて転送されたデータを受信すると、端末904から最終的な宛先端末である端末901への電灯線を用いた経路として、経路918を利用する経路が設定されているため、電灯線を用いて経路918を経て端末903にデータ転送を行う。
経路918を経てデータを受信した端末903は、そのデータの最終的な宛先が端末901であることから、電灯線を用いて経路913を経て端末902にそのデータを転送しようとする。端末903が端末904から受信したデータを端末902に電灯線を用いて転送する際のデータのフォーマットは図32に示すようなフォーマットであり、該データに該データの最初の送信元の無線における識別情報E2と、該データの最終的な宛先端末の無線における識別情報D2と、該データの転送元端末である端末903の電灯線における識別情報F1と、該データの転送先端末である端末902の電灯線における識別情報E1が付加されている。この時端末903は、電灯線による転送先端末である端末902の電灯線における識別情報E1と転送データの識別情報を認識している。また、識別情報対応記憶部105において記憶している図19に示す各端末の通信媒体別の識別情報により、電灯線における識別情報がE1である端末と無線における識別情報がE2である端末は同一の端末(端末902)であることを認識できる。これにより、電灯線の識別情報E1を有する端末と、無線における識別情報E2を有する端末が同一の端末であることを認識できる。
さらに、端末903は、端末904から経路918を介して受信したデータの識別情報と同一の識別情報を、識別情報対応記憶部105において図12に示すように記憶していることを認識し、図12に示す情報から、端末904から経路918を介して受信したデータと同一のデータを無線における識別情報がE2である端末902から受信したことがあることを認識する。以上のことより、端末903の転送可否決定部106は、電灯線を用いてデータを転送しようとしている転送先の端末が、以前にその転送データと同一のデータを自端末903に送信した端末であると判断し、端末902へのデータの電灯線による転送を行わないようにする。
このように、本実施の形態によれば、2つ以上の端末を中継した経路でデータを送信する場合に、他の端末が中継して自端末に転送してきた送信データを再び最初の送信元端末に転送しないようにすることによって、ループを防ぐことが出来る。
(実施の形態3)
実施の形態2では、受信した送信データを識別する情報と、当該データの最初の送信元端末の識別子とを各端末が記憶することにより、2つ以上の端末を中継した経路において、受信した送信データを再び最初の送信元端末に転送しないようにしてループの発生を防ぐ方法を説明した。本実施の形態では、送信データを受信した端末が当該送信データを転送した端末(最初の送信元端末或いは中継した端末)に対して送信した応答信号をキャプチャし、応答信号に付加されている識別情報を記憶することによって、最初の送信元端末以外の端末の間で発生するループを防ぐ方法について説明する。
図3は電灯線と無線を通信媒体とする図1で示した端末で構成された通信ネットワークの一例である。図3では、電灯線と無線の2つの通信媒体を用いて通信を行う端末301、端末302、端末303、端末304、および端末305によって通信ネットワークが構成されており、各端末は図20に示すように、電灯線通信と無線通信の各ネットワーク上における識別情報(識別子)を有するものとする。例えば、端末301の電灯線通信ネットワーク上の識別情報はI1であり、無線通信ネットワーク上の識別情報はI2であるとする。また、端末301、端末302、端末303、端末304、及び端末305のそれぞれの識別情報対応記憶部105には、図10で示したような各端末の通信媒体別の識別情報が記憶されている。具体例として、端末303の識別情報対応記憶部105において記憶されている通信媒体別の識別情報を図21に、端末304の識別情報対応記憶部105において記憶されている通信媒体別の識別情報を図22に示す。
ここで、各端末間の通信経路として、端末302から端末305への電灯線による通信経路を経路311、端末302から端末303への無線による通信経路を経路312、端末304から端末303への無線による通信経路を経路313、端末303から端末301への無線による通信経路を経路314、端末305から端末301への電灯線による通信経路を経路315、端末303から端末305への電灯線による通信経路を経路316、端末305から端末304への無線による通信経路を経路317、端末304から端末305への電灯線による通信経路を318と定義する。これらを用いて、端末302においては、端末302から端末301へのデータ伝送時の設定通信経路として、電灯線を用いる場合は経路311から経路315を経る経路が設定されており、無線を用いる場合は経路312から経路314を経る経路が設定されているとする。また、同様に端末303においては、端末303から端末301への設定通信経路として、電灯線を用いる場合には経路316から経路315を経る経路が、無線を用いる場合には経路314が設定されているとする。また、同様に端末305においては、端末305から端末301への設定通信経路として、電灯線を用いる場合には経路315が利用され、無線を用いる場合には経路317から経路313を通り、経路314を利用する経路が設定されており、さらに、端末304においては、端末304から端末301へのデータ伝送時の設定通信経路として、電灯線を用いる場合には経路318から経路315が利用され、無線を用いる場合には経路313から経路314を利用する経路が設定されているとする。なお、図3で示している通信経路以外の通信経路も実際には存在するべきであるが、ここで簡単のため省略している。
図3のような、電灯線と無線の両媒体を用いて通信を行う端末で構成された通信ネットワークにおいて、端末302から端末301に電灯線と無線の両媒体を用いて同じデータを送る場合には、端末302は電灯線を用いて端末305に、無線を用いて端末303にデータを送信する。この時端末305の電灯線送信部101と無線送信部103は端末302からのデータに対する応答信号を端末302に対して電灯線と無線の両媒体を用いて送信する。つまり、端末305の電灯線送信部101が電灯線を用いて端末302に応答信号を送信し、端末305の無線送信部103が無線を用いて端末302に応答信号を送信する。この両媒体を用いて送信された応答信号を受信できるネットワーク内の全端末(端末301、302、303、304)は、この応答信号を受信することにより、図13に示すように、応答信号の宛先端末である端末302の各媒体における識別情報(J1とJ2)と送信元端末である端末305の各媒体における識別情報(M1とM2)とのそれぞれとその応答信号によって肯定応答されたデータの識別情報(N1とする)の対応を識別情報対応記憶部105において記憶する。同様に、端末303から端末302への両媒体を用いて送信された応答信号に対しても、この両媒体を用いて送信された応答信号を受信できるネットワーク内の全端末(端末301、302、305、304)がこの応答信号を受信することにより、応答信号の宛先端末である端末302の各媒体における識別情報(J1とJ2)と送信元端末である端末303の各媒体における識別情報(K1とK2)とのそれぞれとその応答信号によって肯定応答されたデータの識別情報(N1)の対応を識別情報対応記憶部105において図23に示すように記憶する。
端末305は、最終的な宛先端末である端末301への電灯線を用いた経路として、経路315を利用する経路が設定されているため電灯線を用いて端末301にデータを転送する。また、端末301への無線を用いた経路として、経路317を利用する経路が設定されているため、無線を用いて端末304にデータを転送する。
一方、端末303は、最終的な宛先端末である端末301への電灯線を用いた経路として、経路316を利用する経路が設定されているため電灯線を用いて端末305にデータを転送する。また、端末301への無線を用いた経路として、経路314を利用する経路が設定されているため、無線を用いて端末301にデータを転送しようとする。
識別情報N1を有するデータを端末302から無線を介して受信した端末303は、電灯線を用いて端末305にデータ転送を行う際、転送先端末305の電灯線における識別情報M1と転送するデータの識別情報N1を認識している。また、上述したように端末305から端末302への応答信号の受信時に、応答信号の送信元端末である端末305の各媒体における識別情報(M1とM2)と肯定応答されたデータの識別情報N1の対応を識別情報対応記憶部105において図13に示すように記憶している。図13に示す情報により、転送しようとしているデータの識別情報N1と転送先端末305の電灯線における識別情報M1が、肯定応答されたデータの識別情報と、応答信号の送信元端末の電灯線における識別情報として記憶されていることを認識できることから、端末305の転送可否決定部106は、転送先端末305は端末303が転送しようとしているデータと同一のデータを受信して肯定応答したことがあると判断し、電灯線を用いた端末305へのデータ転送を行わずそのデータを破棄する。
また、無線を用いた端末301へのデータ転送に関しては、端末303が端末301に無線を用いてデータを転送する前に、端末305が端末301に電灯線を用いてデータの転送を行った場合、当該データに対する端末301からの応答信号を端末303が受信する。それにより、端末303は、無線による端末301への転送前に応答信号の送信元端末である端末301の各媒体における識別情報(I1とI2)と、応答信号の宛先端末である端末305の各媒体における識別情報(M1とM2)と、その応答信号によって肯定応答されたデータの識別情報N1との対応を識別情報対応記憶部105において図24に示すように記憶している。
この場合には、端末303は、無線を用いて端末301に転送しようとしているデータの識別情報がN1であり、また転送先端末301の無線における識別情報がI2であることを認識しており、その転送データの識別情報N1と転送先端末301の無線における識別情報I2が識別情報対応記憶部105において図24に示すように、転送データの識別情報N1は肯定応答されたデータの識別情報として、転送先端末の無線における識別情報I2は応答信号の送信元端末の無線における識別情報として記憶されていることを認識できる。従って、図24に示す情報から、端末303の転送可否決定部106は、転送先端末である端末301が、端末303が転送しようとしているデータを受信し肯定応答したことがあると判断し、無線を用いた端末301へのデータ転送を行わず、該データを破棄する。
そして、端末305から無線によってデータ転送された端末304は、最終的な宛先端末である端末301への電灯線を用いた経路として、経路318を利用する経路が設定されているため電灯線を用いて端末305にデータを転送しようとする。また、端末301への無線を用いた経路として、経路313を利用する経路が設定されているため、無線を用いて端末303にデータを転送しようとする。
端末304が電灯線を用いて端末305にデータを転送しようとする際、端末304は転送先端末305の電灯線における識別情報M1を認識している。また、端末304は経路318を介して受信したデータの転送元端末305の無線における識別情報M2を認識している。さらに、端末304は、識別情報対応記憶部105において、図22に示すような各端末の通信媒体別の識別情報を記憶していることから、この図22に示した情報から、電灯線における識別情報がM1である端末と、無線における識別情報がM2である端末は、同一の端末であることを認識できる。従って、端末304の転送可否決定部106は、電灯線を用いたデータ転送の転送先端末が、転送データを自端末304に転送した転送データの転送元端末である判断し、電灯線による端末305へのデータ転送を行わない。
また、端末304が無線を用いて端末303にデータを転送しようとする際、端末304は、無線による転送先端末303の無線における識別情報K2と転送データの識別情報N1を認識している。また、端末304は、端末303が両媒体を用いて送信した端末302からのデータに対する応答信号を受信したことにより、端末303が応答肯定したデータの識別情報N1と、応答信号の送信元端末である端末303の各媒体における識別情報(K1とK2)と、応答信号の宛先端末である端末302の各媒体における識別情報(J1とJ2)を、識別情報対応記憶部105において、図23に示すように記憶しており、無線を用いて端末303に転送しようとしているデータの識別情報N1と転送先の端末303の無線における識別情報K2が、識別情報対応記憶部105において、図23に示すように、転送データの識別情報N1が肯定応答されたデータの識別情報として、転送先端末の無線における識別情報K2が応答信号の送信元端末の無線における識別情報として記憶されていることを認識できる。従って図23の情報により、端末304の転送可否決定部106は、転送先端末303が、端末304が転送しようとしているデータと同一のデータを受信し肯定応答したことがあると判断し、無線を用いた端末303へのデータ伝送を行わず、該データを破棄する。
このように、本実施の形態によれば、その宛先に関わらず、両媒体で送信された応答信号を受信した場合には、応答信号の宛先端末の各通信媒体における識別情報と送信元端末の各通信媒体における識別情報とのそれぞれと肯定応答されたデータの識別情報との対応を識別情報対応記憶部105において記憶し、データ転送時に記憶している識別情報対応を参照することにより、図3に示すような、転送元への転送を行わないことだけでは信号のループが発生してしまうようなトポロジーの通信ネットワークにおいても、信号のループの発生を防ぐことができる。
(実施の形態4)
実施の形態3では、全ての端末が電灯線通信と無線通信の両方を通信媒体として使用可能である場合に、最初の送信元の端末以外で発生するループを防ぐ方法について説明した。本実施の形態では、複数の通信媒体のうちの一部の通信媒体のみ使用可能な端末が存在した場合に、最初の送信元の端末以外で発生するループを防ぐ方法について説明する。
図4は電灯線と無線を通信媒体とする図1で示した端末と無線のみ通信媒体とする端末とで構成された通信ネットワークの一例である。図4では、電灯線と無線の2つの通信媒体を用いて通信を行う端末401、端末402、端末403、および端末404と、通信媒体として無線のみを用いる端末405によって通信ネットワークが構成されており、各端末は図25に示すように、電灯線通信と無線通信のネットワーク上における識別情報(識別子)を有するものとする。例えば、端末401の電灯線通信ネットワーク上の識別情報はP1であり、無線通信ネットワーク上の識別情報はP2であり、通信媒体として無線のみを用いる端末405の電灯線通信ネットワーク上の識別情報はなく、無線通信ネットワーク上の識別情報はT2とする。また、端末401、端末402、端末403、端末404、及び端末405のそれぞれの識別情報対応記憶部105には、図10で示したような各端末の通信媒体別の識別情報が記憶されている。具体例として、端末403の識別情報対応記憶部105において記憶されている通信媒体別の識別情報を図31に示す。
ここで、各端末間の通信経路として、端末402から端末401への電灯線による通信経路を経路411、端末402から端末403への無線による通信経路を経路412、端末401から端末403への電灯線による通信経路を経路413、端末403から端末405への無線による通信経路を経路414、端末405から端末401への無線による通信経路を経路415、端末403から端末404への電灯線による通信経路を経路416、端末401から端末404への無線による通信経路を経路417と定義する。これらを用いて、端末402においては、端末402から端末404へのデータ伝送時の設定通信経路として、電灯線を用いる場合は経路411から経路413と経路416を経る経路が設定されており、無線を用いる場合は経路412から経路414と経路415と経路417を経る経路が設定されているとする。また、同様に、端末403においては、端末403から端末404へのデータ伝送時の設定通信経路として、電灯線を用いる場合は経路416を経る経路が設定されており、無線を用いる場合には経路414から経路415と経路417を利用する経路が設定されているとする。端末401においては、端末401から端末404へのデータ伝送時の設定通信経路として、電灯線を用いる場合には経路413から経路416を利用する経路が設定されており、無線を用いる場合には、経路417を利用する経路が設定されているとする。通信媒体として無線のみを用いる端末405においては、端末405から端末404へのデータ伝送時の設定通信経路としては、経路415から経路417を経る経路が設定されているとする。
図4のような、電灯線と無線の両媒体を用いて通信を行う端末と、無線のみを通信媒体としてデータ通信に用いるというような、通信媒体を一つのみ用いる端末(端末405)とで構成された通信ネットワークにおいて、端末402から端末404に電灯線と無線の両媒体を用いて同じデータを送る場合について考える。
端末402は、最終的な宛先端末である端末404への電灯線を用いた経路として、経路411を利用する経路が設定されており、無線を用いた経路として、経路412を利用する経路が設定されているため、電灯線を用いて端末401に、無線を用いて端末403にデータを送信する。そして、端末401の電灯線送信部101と無線送信部103は端末402からの電灯線を介して受信したデータに対する応答信号をそれぞれの通信媒体を用いて端末402に対して送信する。つまり、端末401の電灯線送信部101は電灯線を用いて応答信号を端末402に対して送信し、端末401の無線送信部103は無線を用いて応答信号を端末402に対して送信する。この端末401から電灯線と無線の両媒体を用いて送信された応答信号を少なくとも一方の通信媒体により受信できるネットワーク内の全端末(端末402、403、404、405)は、この応答信号を受信することにより応答信号の宛先端末である端末402の各通信媒体の識別情報(Q1とQ2)と送信元端末である端末401の各通信媒体における識別情報(P1とP2)とのそれぞれとその応答信号によって肯定応答されたデータの識別情報(U1とする)との対応を識別情報対応記憶部105において記憶する。例えば、端末401から両媒体を用いて送信された応答信号を受信することができる端末402、端末403、端末404は、識別情報対応記憶部105において、図26に示すように記憶する。通信媒体として無線のみを用いる端末405は、端末401から両媒体を用いて送信された応答信号の内、無線を用いて送信された応答信号のみを受信することから、その受信した応答信号から得られる識別情報は識別情報対応記憶部105において、図27に示すように記憶されている。同様に、端末403から端末402へ電灯線と無線の両媒体を用いて応答信号が送信され、この両媒体で送信された応答信号に対しても、この応答信号を少なくとも一方の通信媒体で受信できるネットワーク内の全端末(端末402、401、404、405)がこの応答信号を受信することにより応答信号の宛先端末である端末402の各通信媒体における識別情報(Q1とQ2)と送信元端末である端末403の識別情報(R1とR2)とのそれぞれとその応答信号によって肯定応答されたデータの識別情報(U1)の対応を識別情報対応記憶部105において記憶する。そして、端末403は、経路412を介して受信したデータを無線を用いて端末405に転送する。端末403から経路414を介してデータを受信した端末405は、最終的な宛先である端末404への無線を用いる通信経路として、経路415を利用して無線における識別情報P2を有する端末401に転送する経路が設定されていることから、その受信データを、無線を用いて端末401に転送しようとする。その際、端末405は、転送データの識別情報U1と、転送先端末の無線における識別情報P2を認識している。また、端末405は、端末401が両媒体を用いて送信した端末402から受信したデータに対する応答信号の内、無線を用いて送信された応答信号を受信したことにより、その応答信号の宛先端末である端末402の無線における識別情報(Q2)と、応答信号の送信元端末である端末401の無線における識別情報(P2)と、その応答信号により肯定応答されたデータの識別情報(U1)を、識別情報対応記憶部105において、図27のように記憶している。これにより、端末405は、転送しようとしているデータの識別情報U1と転送先端末の無線における識別情報P2が、識別情報対応記憶部105において、図27に示すように、転送データの識別情報U1が肯定応答されたデータの識別情報として、転送先端末の無線における識別情報P2が応答信号の送信元端末の無線における識別情報として記憶されていることを認識できる。従って、端末405の転送可否決定部106は、図27に示す情報により、転送先端末である端末401が、自端末405が転送しようとしているデータと同一のデータを受信し、肯定応答したことがあると判断し、無線を用いた端末401へのデータ転送を行わず、該データを破棄する。
以下では、本実施の形態において、各端末がデータ受信を行った通信媒体でのみ該データに対する応答信号を返信する場合では、不要なデータ転送が起こってしまうことを説明する。端末402から端末404に電灯線と無線の両媒体を用いて同じデータを送る場合について考える。端末402は、電灯線を用いて端末401に、無線を用いて端末403にデータを送信する。この時、端末401は端末402からの電灯線を介して受信したデータに対する応答信号を端末402に対して電灯線のみを用いて送信する。この電灯線を用いて送信された応答信号を受信できるネットワーク内の全端末(端末402、403、404)は、この応答信号を受信することにより応答信号の宛先端末である端末402の電灯線における識別情報Q1と送信元端末である端末401の電灯線における識別情報P1とのそれぞれとその応答信号によって肯定応答されたデータの識別情報U1との対応を識別情報対応記憶部105において、図28に示すように記憶する。同様に、端末403から端末402へ無線のみ用いて応答信号が送信され、この無線で送信された応答信号に対しても、この応答信号を受信できるネットワーク内の全端末(端末402、401、404、405)がこの応答信号を受信することにより応答信号の宛先端末である端末402の無線における識別情報Q2と送信元端末である端末403の無線における識別情報R2とのそれぞれとその応答信号によって肯定応答されたデータの識別情報U1との対応を識別情報対応記憶部105において、図29に示すように記憶する。そして、端末403は、端末402から受信したデータを、電灯線を用いて端末404に、無線を用いて端末405に転送する。端末405は、経路414を介してデータを受信し、そのデータを無線を用いて端末401に転送しようとする。その際、通信媒体として無線のみを用いる端末405は、転送しようとしているデータの識別情報U1と、転送先端末の無線における識別情報P2を認識している。そして、そのデータの識別情報U1と、転送先の端末の無線における識別情報P2が、識別情報対応記憶部105において記憶されているか検索を行う。端末405は、通信媒体として無線のみを用いることから、端末401から端末402に電灯線のみを用いて送信された応答信号を受信することができず、端末403から端末402に無線により送信された応答信号のみを受信している。このことから、端末405の識別情報対応記憶部105において記憶されている識別情報は、図29に示すように、端末403から無線により送信された応答信号から得られる識別情報である。従って、図29に示す情報により、転送データの識別情報U1は肯定応答された識別情報として記憶されているものの、転送先端末401の無線における識別情報P2は、識別情報対応記憶部105において、応答信号の宛先端末や送信元端末の各通信媒体における識別情報として記憶されていないことから、端末405は、識別情報P2を有する端末401は、転送しようとしているデータを受信したことがないと判断し、無線を用いて端末401にデータ転送を行ってしまう。しかしながら、実際には、端末401は端末405が転送したデータと同一のデータを端末402から経路411を介して受信し肯定応答したことが あることから、端末405のデータ転送は不要な転送となってしまう。
このように、本実施の形態において、データ受信後に送信元端末に対して応答信号を送信する際に、データ受信に用いた通信媒体に関わらず、利用可能なすべての通信媒体を用いて応答信号を返送することにより、一つの通信媒体のみを用いてデータ通信を行う端末405は、端末401が電灯線と無線の両媒体を用いて送信した端末402からの電灯線を介して受信したデータに対する応答信号の受信が可能で、端末401に対して、端末401が一度受信したデータと同一のデータを転送することを防ぐことができ、データ受信を行った通信媒体でのみ該データに対する応答信号を返信する場合に比べ、ループの発生の要因となる不要なデータの転送を迅速に防止し、ループ発生を早く防ぐことができる。
なお、本実施の形態においては、端末405は無線のみを用いる端末としたが、電灯線のみを用いる端末であっても良い。
(実施の形態5)
本実施の形態では、識別情報対応記憶部105において記憶している識別情報にタイムアウト時間を設けることにより、使用されない情報が長期間記憶され、記憶領域に無駄に使用されることを防ぐ方法について説明する。
図2の通信ネットワークにおいて、端末202から端末201に電灯線と無線の両媒体を用いて同じデータを送る場合について考える。設定通信経路は、実施の形態1と同じ設定通信経路であるとする。端末202から端末201に対して電灯線を用いてデータ転送を行う経路は経路211を利用すると設定されているため、端末202は経路211によって電灯線を用いてデータを転送する。また、端末202には、端末202から端末201に向かう無線の経路として経路214から経路212を経る経路が設定されているため、先の電灯線によるデータ転送と同時に、端末202は無線を用いて端末203にデータ転送を行う。このデータを無線により受信した端末203では、当該受信データの送信元端末である端末202の無線における識別情報と当該受信データの識別情報との対応を図1の識別情報対応記憶部105において記憶する。端末203は、前記対応を記憶した後、当該受信データと同一の識別情報を有するデータを一定時間受信しなかった場合には、識別情報対応記憶部105において記憶している、前記当受信データの送信元端末である端末202の無線における識別情報と当該受信データの識別情報との対応の記憶を、識別情報対応記憶部105から消去する。
このように、本実施の形態において、識別対応記憶部105において記憶しているデータの識別情報と同一の識別情報を有するデータを一定時間受信しなかった場合に、該データに関して記憶している全ての対応を、識別情報対応記憶部105から消去することにより、識別情報対応記憶部105の記憶容量を効率良く利用することができる。
本発明にかかる通信装置は、複数の通信媒体を利用する通信装置に対して通信経路のループ発生を防止することができる仕組みを持たせたものであり、例えば、電灯線と無線や同軸線通信などの複数媒体を使用する有線ブリッジ、同じく複数媒体を使用する通信モジュールを内蔵したコンピュータ、プリンタ、各種ネットワーク家電製品等に有用である。
本発明の通信装置を示すブロック図 本発明の通信装置で構成されるネットワークの一例を示す図 本発明の通信装置で構成されるネットワークの一例を示す図 本発明の通信装置で構成されるネットワークの一例を示す図 ループが発生するネットワークの一例を示す図 スパニングツリーを適用したネットワークの一例を示す図 複数の通信媒体を用いる端末で構成されたネットワークの一例を示す図 スパニングツリーを適用した場合のネットワークの一例を示す図 本発明の通信装置で構成されるネットワークの一例を示す図 識別情報対応記憶部で記憶する接続端末の各通信媒体に関する識別情報の対応を示す図 識別情報対応記憶部で記憶する肯定応答されたデータの識別情報と該応答信号の宛先端末と送信元端末の識別情報の対応を示す図 端末903が記憶している、受信データの識別情報と該受信データの送信元端末の無線に関する識別情報の対応を示す図 端末305からの応答信号受信により識別情報対応記憶部で記憶する各識別情報の対応を示す図 スパニングツリープロトコルを示す図 データ転送時のフレームフォーマットの一例を示す図 本発明の実施の形態1における図10の識別情報の対応の具体例を示す図 本発明の実施の形態2における各端末が有する各通信媒体における識別情報の一例を示す図 本発明の実施の形態2における端末903が無線を用いて送信したデータのフォーマット図 本発明の実施の形態2における端末903が記憶している通信媒体別の識別情報を示す図 本発明の実施の形態3における各端末が有する各通信媒体における識別情報の一例を示す図 本発明の実施の形態3における端末303が記憶している通信媒体別の識別情報を示す図 本発明の実施の形態3における端末304が記憶している通信媒体別の識別情報を示す図 本発明の実施の形態3における応答信号受信により記憶する識別情報の一例を示す図 本発明の実施の形態3における応答信号受信により記憶する識別情報の一例を示す図 本発明の実施の形態4における各端末が有する各通信媒体における識別情報の一例を示す図 本発明の実施の形態4における応答信号受信により記憶する識別情報の一例を示す図 本発明の実施の形態4における応答信号受信により記憶する識別情報の一例を示す図 本発明の実施の形態4における応答信号受信により記憶する識別情報の一例を示す図 本発明の実施の形態4における応答信号受信により記憶する識別情報の一例を示す図 本発明の実施の形態1におけるデータフォーマット図の一例を示す図 本発明の実施の形態4における端末403が記憶している通信媒体別の識別情報を示す図 本発明の実施の形態2におけるデータフォーマット図の一例を示す図
符号の説明
101 電灯線送信部
102 電灯線受信部
103 無線送信部
104 無線受信部
105 識別情報記憶部
106 転送可否決定部
111 本発明の通信装置
201 端末
202 端末
203 端末
211 経路
212 経路
213 経路
214 経路
301 端末
302 端末
303 端末
304 端末
305 端末
311 経路
312 経路
313 経路
314 経路
315 経路
316 経路
317 経路
318 経路
401 端末
402 端末
403 端末
404 端末
405 端末
411 経路
412 経路
413 経路
414 経路
415 経路
416 経路
417 経路
501 端末
502 端末
503 端末
504 端末
505 端末
506 端末
511 経路
512 経路
513 経路
514 経路
515 経路
601 端末
602 端末
603 端末
604 端末
605 端末
606 端末
611 ポート
612 ポート
613 ポート
614 ポート
615 ポート
616 ポート
617 ポート
618 ポート
701 端末
702 端末
703 端末
711 経路
712 経路
713 経路
714 経路
801 端末
802 端末
803 端末
811 経路
812 経路
813 経路
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901 端末
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905 端末
911 経路
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913 経路
914 経路
915 経路
916 経路
917 経路
918 経路

Claims (7)

  1. 複数の通信媒体を使用して他の端末と通信可能な通信装置であって、
    前記複数の通信媒体を用いた送信を行う送信部と、
    前記複数の通信媒体を用いた受信を行う受信部と、
    前記複数の通信媒体のうちの少なくとも一つの通信媒体を用いて前記通信装置と通信可能な前記他の端末を、前記通信媒体上で識別するための媒体別端末識別情報を記憶する識別情報対応記憶部と、
    前記媒体別端末識別情報と、送信データの送信元端末の識別情報と、前記通信装置が前記送信データを転送する送信先端末の識別情報とを用いて、前記送信データを前記送信先端末に送信するか否かを決定する転送可否決定部
    とを有する、通信装置。
  2. 宛先端末と通信するための前記通信媒体を用いた通信路として、前記通信装置と前記宛先端末とを直接接続する通信路又は、前記宛先端末以外の端末を経由して前記宛先端末と接続する通信路が規定されており、
    前記転送可否決定部は、前記規定された通信路を介して前記送信データを送信するにあたり、前記送信元端末と、前記送信先端末とが一致する場合には、前記送信データを前記送信先端末に送信しないことを決定する、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記識別情報対応記憶部は、更に、前記送信データの識別情報と前記送信データの送信元端末の識別情報を記憶し、
    前記転送可否決定部は、前記送信データの識別情報と前記送信データの送信先端末の識別情報が、前記識別情報対応記憶部で記憶している前記送信データの識別情報と前記送信データの送信元端末の識別情報と一致する場合には、前記送信データを前記送信先端末に送信しないことを決定する、請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記送信部は、前記送信データを受信した際に、前記送信元端末に対して応答信号を返送する機能を更に有し、
    前記識別情報対応記憶部は、更に、受信した前記応答信号の宛先端末の識別情報と、前記応答信号の送信元端末の識別情報と、前記応答信号によって肯定応答された前記送信データの識別情報を記憶し、
    前記転送可否決定部は、前記送信データの識別情報が前記応答信号によって肯定応答された前記送信データの識別情報と一致し、前記送信データの宛先端末の識別情報が前記応答信号の宛先端末又は、送信元端末の識別情報と一致する場合には、前記送信データを前記送信元端末に送信しないことを決定する、請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記送信部は、前記送信データ受信後に、前記送信データの送信元端末に対して応答信号を送信するにあたり、前記送信データの受信に用いた通信媒体に関わらず、利用可能な全ての通信媒体を用いて前記応答信号を前記送信元端末に送信する機能を有する、請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記複数の通信媒体が、電灯線と無線である、請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の通信装置。
  7. 前記端末の識別情報が、MACアドレスである、請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011013782A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Toshiba Corp 中継装置

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